北海道ほっかいどう

北海道ほっかいどう在ざい日本にっぽん之これ至いたり北きた，西にし臨日本海にほんかい、東あずま望のぞむ太平洋たいへいよう、北きた接せっ鄂霍次じ克かつ海うみ間あいだ，兼けん轄北方ほっぽう四よん島とう（今いま為ため俄にわか國こく所ところ據よりどころ）。治ち在ざい札幌さっぽろ。北きた以稚内わっかない，南みなみ以函館はこだて。方八ほうはっ百ひゃく三さん十じゅう萬まん公里くり。有ゆう石狩川いしかりがわ，天鹽川てしおがわ。古來こらい阿おもね伊い努つとむ人じん棲此。産さん薯いも，甜菜てんさい，小麥こむぎ，牛乳ぎゅうにゅう，米べい。口くち五ご百ひゃく五ご十じゅう萬まん有餘ゆうよ^[一いち]。地ち廣こう而人稀まれ，日本にっぽん他た地ち皆みな稠焉。

沿革えんかく

古こ蝦夷えぞ地ち。齊ひとし明あきら帝みかど四よん年ねん，阿倍比羅夫あべのひらふ初はつ征せい蝦夷えぞ。鐮倉之これ世せい，置おけ蝦夷えぞ管領かんりょう，以其地ち處しょ邊べ徼，流人るにん多た徙此。復ふく以安藤あんどう氏し（即そく後世こうせい安東あんどう氏し、秋田あきた氏し）領りょう之の。室町むろまち世よ，蠣崎かきざき季き繁しげる遠とお渡わたり至いたる此，屬ぞく安東あんどう氏し，居きょ花澤はなざわ館かん。子孫しそん相しょう襲かさね，至いたり後ご奈良なら帝みかど天文てんもん中ちゅう，蠣崎かきざき季き廣ひろ臣しん蝦夷えぞ，子こ慶けい廣こう屬ぞく德川とくがわ氏し，封ふう松前まさき藩はん主おも。安政あんせい六ろく年ねん，箱はこ館かん開港かいこう。明治めいじ元年がんねん，江戶えど開城かいじょう，海軍かいぐん奉行ぶぎょう榎本えのもと武揚ぶよう引新選しんせん組ぐみ北きた渡わたる及此，立だて蝦夷えぞ共和きょうわ國こく。旋爲天皇てんのう所しょ滅めつ。二に年ねん，置おけ開拓かいたく使し，改稱かいしょう北海道ほっかいどう，領りょう十じゅう一いち國こく、八はち十じゅう六ろく郡ぐん。十じゅう五ご年ねん，廢はい開拓かいたく使し，置おけ函館はこだて、札幌さっぽろ、根室ねむろ三さん縣けん。十じゅう九きゅう年ねん，省三しょうぞう縣けん而置北海道廳ほっかいどうちょう。三さん十じゅう年ねん，置おけ十じゅう九きゅう支廳しちょう。^[二に] 平成へいせい二に十じゅう二に年ねん，廢はい支廳しちょう，置おけ振興しんこう局きょく。

政せい區く

道みち轄九總合そうごう振興しんこう局きょく，五ご振興しんこう局きょく，凡十じゅう四よん政せい區く。^[三さん]

它典

北海道ほっかいどう政府せいふ

攷

↑ 《北海道ほっかいどうの生活せいかつ－人口じんこう・生活せいかつ》
↑ 《北海道ほっかいどうのすがた-あゆみ》
↑ [一いち] １４総合そうごう振興しんこう局きょく・振興しんこう局きょくの一覧いちらん

[1] 《北海道ほっかいどうの生活せいかつ－人口じんこう・生活せいかつ》

[2] 《北海道ほっかいどうのすがた-あゆみ》

[3] [一いち] １４総合そうごう振興しんこう局きょく・振興しんこう局きょくの一覧いちらん

[一いち]

[二に]

[三さん]