古こ無む正せい齒音しおん

古こ纽研究けんきゅう结论
古こ无轻唇くちびる
古こ无舌上じょう
古こ無む正せい齒は
娘むすめ日び归泥
喻三さん歸き匣くしげ
喻四歸き定じょう
照二しょうじ歸き精せい
照三てるぞう歸き知ち
古こ無む邪よこしま紐ひも

古こ無む正せい齒音しおん是これ漢語かんご音韻おんいん學がく中なか錢ぜに大だい昕研究所けんきゅうじょ得とく的てき一いち個こ理論りろん，即そく上古じょうこ漢語かんご中ちゅう沒ぼつ有ゆう正せい齒音しおん（照あきら組ぐみ）聲こえ母はは。中古ちゅうこ漢語かんご前期ぜんき存在そんざい兩りょう組くみ正せい齒音しおん聲ごえ母はは，在ざい等とう韻いん學がく中分なかぶん別稱べっしょう作さく「照二しょうじ」「照三てるぞう」。「照二しょうじ」是ぜ莊そう系けい，即そく莊そう、初はつ、床ゆか、疏四よん個こ聲ごえ母はは；「照三てるぞう」是ぜ章あきら系けい，即そく章あきら、昌あきら、船ふね、書しょ、禪ぜん五ご個こ聲ごえ母はは。故こ而出現しゅつげん「照三てるぞう歸き端はし」、「照二しょうじ歸き精せい」二に說せつ。

黃き侃ただし（1886年ねん－1936年ねん）在ざい《黃き侃ただし論ろん學がく雜ざつ著ちょ·聲ごえ韻いん略說りゃくせつ》指出さしで「由ゆかり精せい而變者しゃ，曰莊；由よし清きよし而變者しゃ，曰初；由よし從したがえ而變者しゃ，曰床；由よし心こころ而變者しゃ，曰邪，曰疏。」即そく是ぜ「照二しょうじ歸き精せい」之これ說せつ，中古ちゅうこ前期ぜんき出現しゅつげん的てき莊そう、初はつ、床ゆか、疏四個聲母上古時歸於精、清きよし、從したがえ、心しん四よん個こ聲ごえ母はは。

錢ぜに大だい昕（1728年ねん－1804年ねん）在ざい《十駕齋養新錄·卷まき五ご·舌した音おん類るい隔へだた之これ說せつ不可ふか信しん》指出さしで「古人こじん多た舌した音おん，後代こうだい多おお變へん為ため齒音しおん，不ふ獨どく『知ち徹とおる澄きよし』三母為然也。」由ゆかり於不同ふどう的てき上古じょうこ聲ごえ母はは，隨ずい著ちょ時代じだい的てき演えんじ變へん，會かい出現しゅつげん不同ふどう的てき聲こえ母はは。正せい齒音しおん「章あきら」「昌あきら」「船ふね」「書しょ」「禪ぜん」，即そく屬ぞく「章あきら」系けい的てき聲こえ母はは在ざい中古ちゅうこ前期ぜんき出現しゅつげん，上古じょうこ時じ這些正せい齒音しおん接近せっきん舌頭ぜっとう音おん「端はし」「透とおる」「定じょう」。《水みず滸傳. 武松たけまつ打だ虎とら》一文いちぶん「武松たけまつ讀了どくりょう印しるし信しん榜文，方ほう知とも端はし有ゆう虎とら。」黃き岳だけ洲しゅう在ざい《文言もんごん虛字きょじ聲ごえ類るい義ぎ訓くん》中指なかゆび出で，「端はし的てき有ゆう虎とら」便びん是ぜ「真しん的てき有ゆう虎とら」，「端はし」在ざい「端はし」母はは，「真しん」在ざい「章あきら」母はは。「真しん」便びん是ぜ「端はし」，可か見み「古こ無む正せい齒音しおん」的てき證據しょうこ可か在ざい古典こてん文學ぶんがく著作ちょさく中ちゅう找到。