李り任つとむ

李り任つとむ（？—1427年ねん），浙江せっこう承うけたまわ宣布せんぷ政せい使し司し金華きんか府ふ永えい康やすし縣けん（今いま浙江せっこう省しょう永えい康やすし縣けん）人にん，明朝みんちょう軍事ぐんじ人物じんぶつ。

李り任つとむ以燕つばめ山さん衛まもる指揮しき僉事跟隨朱しゅ棣起おこり兵へい，因いん靖やすし難なん之の役やく功勞こうろう任にん都と指揮しき同どう知ち。宣せん德とく元年がんねん，跟從征討せいとう交趾，并鎮守ちんじゅ昌江まさえ。黎はじむ利り認みとめ為ため昌江まさえ是ぜ官軍かんぐん往來おうらい要路ようろ，於是全力ぜんりょく進攻しんこう。當時とうじ都みやこ督ただし蔡福被ひ逮，安やす南みなみ軍ぐん以其命いのち李り任つとむ投降とうこう。李り任つとむ在ざい城上じょうかみ大だい罵ののし蔡福：“你是大將たいしょう，不能ふのう殺ころせ賊ぞく，卻被賊ぞく用よう，連れん豬狗都と不ふ會かい啃你的てき尸しかばね首くび。”於是命いのち城中じょうちゅう發はつ炮進攻しんこう，於是安やす南みなみ軍ぐん帶たい著ちょ蔡福逃跑，之これ後ご雲集うんしゅう兵へい象ぞう飛車ひしゃ進行しんこう攻おさむ城じょう。李り任つとむ與あずか指揮しき顧福帥そち精せい騎き出城でしろ掩擊襲擊しゅうげき。安やす南みなみ軍ぐん又また設置せっち土ど城じょう射しゃ箭や，并鑿地道じみち入城にゅうじょう。李り任つとむ、顧福鎮守ちんじゅ昌江まさえ長ちょう達たち九きゅう月がつ，前後ぜんご三さん十じゅう餘よ次じ會戰かいせん。后きさき安やす南みなみ軍ぐん聽聞ちょうもん征せい夷えびす將軍しょうぐん柳やなぎ升ます兵へい將はた至いたり，更さら加か進攻しんこう。次つぎ年ねん四よん月がつ，攻おさむ破やぶ城しろ牆，李り任つとむ仍帥部隊ぶたい三さん次じ擊げき敗はい進攻しんこう，之これ後ご不能ふのう支ささえ撐，於是李り任つとむ、顧福均ひとし拔劍ばっけん自じ剄。內官馮智、指揮しき劉りゅう順じゅん均ひとし自盡じじん。