阮廌

阮廌
越こし南みなみ政治せいじ家か、儒學じゅがく者しゃ及文學ぶんがく家か
阮廌
丞相じょうしょう（追つい封ふう金きん紫むらさき榮さかえ祿ろく大夫たいふ）
國家こっか	大越おおこし
時代じだい	陳ひね朝あさ、後こう黎はじむ朝あさ
姓せい	阮、黎はじむ
姓名せいめい	阮廌
號ごう	抑そもそも齋とき
位階いかい	正せい一品いっぴん
封ふう爵	冠かんむり服ふく侯ほう
出生しゅっしょう	1380年ねん
逝世	1442年ねん
親おや屬ぞく 父親ちちおや 阮飛卿きょう 母親ははおや 陳ちん氏し太ふと 側室そくしつ 阮氏路ろ
著作ちょさく
《藍あい山やま實錄じつろく》 《军中词命集しゅう》 《平ひら吳ご大だい誥》 《抑そもそも斋诗集しゅう》 《抑そもそも斋舆地ち考こう》

阮廌（zhì）（越えつ南みなみ语：Nguyễn Trãi／阮廌，1380年ねん—1442年ねん），號ごう抑そもそも齋とき，藍あい山起やまおこし義よし勝利しょうり後ご受後黎はじむ皇室こうしつ賜たまもの姓せい，故こ又また名な「黎はじむ廌」，是ぜ越こし南みなみ後こう黎はじむ朝あさ開國かいこく君主くんしゅ黎はじむ太ふとし祖そ黎はじむ利り的てき策士さくし與あずか摯友，也是越えつ南みなみ著名ちょめい的てき政治せいじ家か、儒學じゅがく者しゃ以及文學ぶんがく家か，亦また通つう漢文かんぶん。他た輔佐ほさ黎はじむ利り成功せいこう脫だつ離はなれ中國ちゅうごく明朝みょうちょう的てき統治とうち，使つかい越えつ南みなみ取得しゅとく再度さいど獨立どくりつ，是ぜ後ご黎はじむ朝ちょう的てき主要しゅよう開國かいこく功臣こうしん。

生平おいだいら

阮廌祖そ籍せき鳳おおとり山縣やまがた支ささえ碍社（今こん屬ぞく北江きたえ市し），生なま于上福ふく縣けん蕊しべ溪けい社しゃ（今いま河かわ內市常信つねのぶ縣けん）一いち官僚かんりょう家庭かてい，是ぜ榜眼阮飛卿きょう的てき儿子。阮廌为陈元旦がんたん的まと外がい孙，因いん而与后きさき黎はじむ朝ちょう另一いち位い开国功臣こうしん陳ちん元もと扞有ゆう亲谊。1400年ねん，阮廌通どおり过科か举考こう试，成なり为胡えびす朝あさ的てき一いち名めい进士。

1407年ねん，明成めいせい祖そ以平いたいら討陳ちん氏し叛臣之の名な，派遣はけん八はち十じゅう萬まん明あかり軍ぐん南下なんか攻おさむ滅めつ胡えびす朝あさ，其父阮飛卿きょう被ひ明あかり軍ぐん俘虏，押往金きむ陵りょう。阮廌送其父至いたり南關なんかん隘口（今いま友誼ゆうぎ關せき）时恸哭不愿すなお返かえし回かい，其父劝其回かい去さ，要よう他た将来しょうらい为父报仇、为国雪ゆき恨，因いん而阮廌返回かい昇龍しょうりゅう，日夜にちや思おもえ虑反明あかり复国之の事こと，遭到明あかり軍ぐん逮捕たいほ並なみ軟禁なんきん多年たねん。1418年ねん投とう奔黎利り參加さんか藍あい山起やまおこし義よし，在ざい戰爭せんそう中ちゅう建たて功いさお甚多，並なみ向むかい黎はじむ利り主張しゅちょう不ふ殺ころせ明あきら俘、避實擊げき虛むなし，阮廌協きょう助じょ黎はじむ利とぎ整齊せいせい號令ごうれい，嚴いむ明あきら軍紀ぐんき，成功せいこう獲得かくとく越えつ南みなみ百姓ひゃくしょう的てき支持しじ。

1427年ねん，明あきら交州總そう兵へい王おう通とおる困こま守もり昇龍しょうりゅう，明朝みんちょう派は柳やなぎ升ます、沐晟领10萬兵まんひょう分ぶん兩りょう路みち来援らいえん，阮廌主張しゅちょう圍かこえ而不打だ，在ざい援军必经之の地ち支ささえ棱（位い於今諒りょう山やま省しょう）设伏。东路的てき柳やなぎ升ます果然かぜん中ちゅう伏ふく，在ざい馬鞍まぐら山さん（今いま諒りょう山やま省しょう同どう登のぼり市し鎮）戰死せんし，西にし路ろ沐晟连夜经老ろう街まち逃回にげまわ云うん南みなみ。後こう明あかり軍ぐん十じゅう萬まん再さい攻おさむ，向むかい昌江まさえ進發しんぱつ，又また被ひ黎はじむ利り軍ぐん大敗たいはい，潰つぶせ不ふ成なり軍ぐん。王おう通とおる被ひ迫せり議ぎ和わ，黎はじむ利り軍ぐん最終さいしゅう在ざい長ちょう達たち十年的抗明戰爭中獲勝，使つかい越こし南みなみ再さい次つぎ恢復かいふく獨立どくりつ。

1428年ねん黎はじむ利り稱しょう帝みかど後ご被ひ任にん為ため丞相じょうしょう，黎はじむ太ふとし祖そ賜たまもの其國姓せい，並なみ封ふう為ため冠かんむり服ふく侯こう，阮廌完成かんせい《平ひら吳ご大だい誥》，以記擊げき敗はい明朝みょうちょう之の功こう，在任ざいにん內制定せいてい了りょう後ご黎はじむ朝ちょう的てき典章てんしょう制度せいど，並なみ致力恢復かいふく與あずか明朝みょうちょう的てき外交がいこう關係かんけい，使つかい明朝みんちょう正式せいしき確認かくにん越えつ南みなみ的てき獨立どくりつ。黎はじむ太ふとし祖そ死し后きさき，曾辞官かん回かい昆こん山やま清きよし虚きょ洞ほら隐居，后きさき又また被ひ重じゅう新しん启用。1442年ねん七なな月がつ，黎はじむ太ふとし宗むね閱兵到いた至いたり靈れい縣けん（今いま海うみ阳省至いたり靈れい市し），顺路前ぜん往探望もち阮廌宅たく邸てい，见其妻つま（或ある稱しょう小しょう妾わらわ）阮氏路ろ有ゆう姿すがた色しょく，令れい随ずい驾伺候しこう。不ふ料りょう太ふとし宗むね突然とつぜん暴斃，阮廌受诬陷遭到处死，並なみ被ひ誅三族ぞく。黎はじむ圣宗时冤案あん得とく以昭雪ゆき，被ひ追つい封ふう為ため金きん紫むらさき榮さかえ祿ろく大夫たいふ。

阮廌的てき汉文作品さくひん有ゆう《藍あい山やま實錄じつろく》三さん卷かん、《军中词命集しゅう》、《平ひら吳ご大だい誥》、《抑そもそも斋诗集しゅう》、《抑そもそも斋舆地ち考こう》等とう。他た编选的てき《国くに音おん诗集》收入しゅうにゅう字じ喃诗254首しゅ，是ぜ越えつ南みなみ现存第だい一部完整的喃字诗歌集，作品さくひん全部ぜんぶ用よう唐とう律りつ诗体からだ写うつし成なり，在ざい形式けいしき上じょう，唐から律りつ体たい到いた了りょう阮廌的てき筆ふで下か有ゆう了りょう创新。他た追求ついきゅう脱だつ离唐律りつ诗体严格的てき韵律规定，创造出で了りょう有ゆう别于中国ちゅうごく的てき民族みんぞく诗体。他た的てき创新明しんめい显地表ひょう现于诗人在ざい唐から律りつ体たい的てき七言诗中插入一句或多句六言和首尾吟。阮廌诗歌的てき特とく點てん被ひ後世こうせい越えつ南みなみ诗人陆续采さい用よう。

封ふう號ごう

阮廌生前せいぜん因いん功こう受封亞あ大智たいち字じ冠かんむり服ふく侯こう（李り陳ちん至いたる黎はじむ初はつ的てき爵位しゃくい制度せいど），後こう因いん黎はじむ太ふとし宗むね遇ぐう刺とげ，奪だつ爵族誅。黎はじむ聖ひじり宗はじめ為ため其平反はん，追つい封ふう贊さん疇伯。襄じょう翼つばさ帝みかど洪ひろし順じゅん四よん年ねん（1512年ねん），加か封ふう濟ずみ文ぶん侯こう。顯宗けんそう景けい興きょう初年しょねん，加か封ふう太ふとし保ほ溪けい郡ぐん公おおやけ。

歷代れきだい累加るいか大王だいおう字じ號ごう，為ため應おう義ぎ建けん謀はかりごと濟ずみ艱定難なん宣せん猷迪德とく匡ただし弱じゃく弼辟贊さん聖せい翊運顯あらわ功こう揚あげ烈れつ大王だいおう。景けい興きょう二に十じゅう八はち年ねん（1767年ねん），加か宣せん靈れい延のべ慶けい四よん字じ。景けい興きょう四よん十じゅう年ねん（1779年ねん），加か佐治さじ迪すすむ猷四よん字じ，為ため應おう義ぎ建けん謀はかりごと濟ずみ艱定難なん宣せん猷迪德とく匡ただし弱じゃく弼辟贊さん聖せい翊運顯あらわ功こう揚あげ烈れつ宣せん靈れい延のべ慶けい佐治さじ迪すすむ猷大王おう。

阮朝嗣德六ろく年ねん，加か封ふう贈おく為ため俊しゅん邁剛忠ちゅう中等ちゅうとう神しん。

子女しじょ

據よりどころ黎はじむ貴き惇あつし《全ぜん越えつ詩集ししゅう·黎はじむ廌》，阮廌有ゆう一いち子し。

• 子こ阮鸚鵡おうむ，貢みつぎ生せい出身しゅっしん，官かん至いたり同どう知ち州しゅう
  • 長ちょう孫まご阮祖鑒，進士しんし出身しゅっしん，官かん安あん邦くに承うけたまわ政せい使し

參まいり見み

• 黎はじむ太ふとし祖そ
• 大越おおこし史記しき全書ぜんしょ
• 平ひら吳ご大だい誥

參考さんこう資料しりょう

• （越えつ南みなみ文ぶん）（中ちゅう文ぶん）从胡春香はるか喃字唐から律りつ诗看中越なかこし文学ぶんがく交流こうりゅう. 
• （中ちゅう文ぶん）越えつ南みなみ簡史（明朝みんちょう出兵しゅっぺい越えつ南みなみ）. 
• （英文えいぶん）阮廌生平おいだいら事跡じせき略述りゃくじゅつ. （原始げんし内容ないよう存そん档于2008-09-28）.