李り渔

李り漁りょう
文学ぶんがく家か、戏剧家か
日本にっぽん《唐土とうど奇談きだん》中ちゅう的てき李り漁りょう畫像がぞう
國家こっか	明朝みょうちょう、清朝せいちょう
時代じだい	明あきら末清すえきよ初はつ
姓名せいめい	李り漁りょう
字じ	笠りゅう鴻ひろし
號ごう	笠りゅう翁おう
籍せき貫ぬき	浙江せっこう蘭らん溪けい
其他名號みょうごう	笠りゅう道人みちひと、隨ずい庵主あんしゅ人じん、湖上こじょう笠かさ翁おう、覺さとし世よ稗ひえ官かん、覺さとし道人どうじん、十郎じゅうろう
出生しゅっしょう	(1611-09-13)1611年ねん9月がつ13日にち（明神みょうじん宗むね万まん历39年ねん8月がつ7日にち） 大明だいめい南みなみ直ただし隸揚あげ州しゅう府ふ泰たい州しゅう如皋縣けん
逝世	1680年ねん2月がつ12日にち(1680歲さい—02—12)（68歲さい）（清せい聖きよし祖そ康かん熙19年ねん1月がつ13日にち）（虛きょ歲とし：70） 大だい清きよし浙江せっこう省しょう杭州こうしゅう府ふ
親おや屬ぞく 父親ちちおや 李り如松 妻つま 徐じょ氏し 兄弟きょうだい 李り名めい茂しげる 子こ 李り將すすむ舒、李り將すすむ開ひらく 女おんな 李り淑よし昭あきら、李り淑よし慧とし
出身しゅっしん
生なま員いん
著作ちょさく
《笠かさ翁おきな十じゅう種しゅ曲きょく》、《無聲むせい戲おどけ》、《十じゅう二に樓ろう》、《閑情偶寄》

李り漁りょう（1611年ねん9月がつ13日にち—1680年ねん2月がつ12日にち），原名げんめい仙せん侣，號ごう天てん徒と，字じ謫凡，於1646年ねん自じ名な漁りょう，取と號ごう笠りゅう翁おう，字じ笠りゅう鴻ひろし。又また號ごう笠りゅう道人みちひと、隨ずい庵主あんしゅ人じん、湖上こじょう笠かさ翁おきな、覺さとし世よ稗ひえ官かん、覺さとし道人どうじん、十郎じゅうろう等ひとし，浙江せっこう蘭らん溪けい人ひと。李り漁りょう多才たさい多藝たげい，富とみ於創業そうぎょう精神せいしん，集しゅう學者がくしゃ、作家さっか、出版しゅっぱん商しょう於一身いっしん，出身しゅっしん於醫術じゅつ世よ家か，年ねん輕けい時じ中ちゅう秀才しゅうさい，入にゅう清きよし後退こうたい隱かくれ不ふ仕つかまつ，放棄ほうき科か舉考試こころみ，先後せんご居きょ於杭州こうしゅう和わ南京なんきん，與あずか高官こうかん顯要けんよう交往密みつ切きり，寫うつし作さく維生，著作ちょさく甚豐。李り漁りょう撰せん有ゆう戲曲ぎきょく十じゅう齣こま，皆みな為ため南方なんぽう傳奇でんき傳統でんとう的てき昆こん曲きょく形式けいしき，情じょう節ぶし佈局、人物じんぶつ性格せいかく塑造、賓まろうど白しろ技巧ぎこう上じょう皆みな突於前人ぜんじん，通俗つうぞく而平易へいい明瞭めいりょう，旨むね在ざい娛樂ごらく，以《風ふう箏そう誤あやま》最さい為ため膾炙かいしゃ人口じんこう。小說しょうせつ方面ほうめん，李り漁りょう撰せん有ゆう短篇たんぺん小說しょうせつ集しゅう《無聲むせい戲おどけ》及《十じゅう二に樓ろう》，措辭そじ優雅ゆうが精しらげ準なずらえ，故事こじ結構けっこう明晰めいせき，敘事方式ほうしき富有ふゆう創意そうい，以幽默だま諷刺ふうし與あずか豐富ほうふ想像そうぞう力りょく見長みなが，代表だいひょう作為さくい《夏なつ宜よろし樓ろう》、《拂はらい雲くも樓ろう》，世せい傳でん又また撰えらべ有ゆう色情しきじょう小說しょうせつ《肉にく蒲團ぶとん》。李り漁りょう文集ぶんしゅう《閑情偶寄》立たて意い新しん穎富有ふゆう個性こせい，討論とうろん生活せいかつ情趣じょうしゅ，範圍はんい廣こう泛。李り漁りょう也是戲おどけ劇げき批評ひひょう家か，詳しょう論ろん戲曲ぎきょく的てき寫うつし法ほう直ちょく至いたり實際じっさい表ひょう演えんじ之これ事ごと，其戲曲きょく之これ論ろん乃建立こんりゅう於經驗けいけん基礎きそ。李り漁りょう在世ざいせい時じ作品さくひん甚為流行りゅうこう，婦ふ孺皆知ち、老ろう嫗おうな能のう解かい。其後多た部ぶ著作ちょさく被ひ清朝せいちょう列れつ為ため禁書きんしょ，逐漸為ため人じん淡あわ忘；然しか於20世紀せいき初はつ之の新しん文學ぶんがく運動うんどう中なか，李り漁りょう被ひ重じゅう新しん「發現はつげん」，其戲曲きょく方面ほうめん的てき成就じょうじゅ受學術がくじゅつ界かい一致いっち好評こうひょう。

生平おいだいら

幼年ようねん至いたり壯年そうねん

李り漁りょう生せい於江蘇こうそ如皋，李り家か在ざい當地とうち經營けいえい藥品やくひん買かい賣うり，開ひらく有ゆう藥鋪やくほ，世せい代行だいこう醫い，父親ちちおや李り如松、伯父おじ李り如椿均ひとし在ざい如皋行ぎょう醫い。李り漁りょう從したがえ小しょう就背誦詩歌か，聰さとし慧とし出で眾，成なり為ため李り家族かぞく人中ひとなか舉出仕しゅっし的てき希望きぼう。李り漁りょう一家いっか後來こうらい搬返故鄉こきょう蘭らん溪けい，1629年ねん父親ちちおや李り如松過か世よ，但ただし家いえ境さかい尚ひさし未み受影響えいきょう。1635年ねん，李り漁りょう赴婺州（金きむ華はな）應おう童子どうじ試ためし，即そく中なか生なま員いん（秀才しゅうさい），受到主ぬし考こう官かん許もと豸特別とくべつ拔舉，試ためし卷まき被ひ印しるし出來でき，在ざい當地とうち文人ぶんじん流傳りゅうでん。日にち後ご李り漁りょう一直感懷許豸的賞識。李り漁りょう中ちゅう秀才しゅうさい之これ後ご，在ざい宗むね祠ほこら所在しょざい的てき伊山いやま買かい地ち，並なみ在ざい小しょう丘上おかうえ修おさむ建けん居所きょしょ，名めい為ため「伊い園えん」。他た在ざい1636年ねん及1639年ねん參加さんか鄉きょう試こころみ，但ただし皆みな落榜，頗受打擊だげき。其後三さん年ねん李り漁りょう在鄉ざいきょう間あいだ隱居いんきょ，生活せいかつ快樂かいらく暇ひま逸いっ。1642年ねん，李り漁りょう赴省城じょう考試こうし，在ざい蘭らん溪けい東北とうほく途中とちゅう因いん軍事ぐんじ警戒けいかい而被迫はさま返かえし回かい。同年どうねん母親ははおや逝世，李り漁りょう開始かいし自主じしゅ為ため家庭かてい負ふ責せめ。這時家か境さかい趨於窘困，李り漁りょう只ただ好こう辭去じきょ僕ぼく人にん，遣や散ち親戚しんせき。1643年ねん，李り漁りょう遷到金華きんか府ふ治ち婺州，這是因いん為ため要よう參加さんか舉人考試こうし，生なま員いん每年まいとし尚なお須通過つうか一いち次じ考試こうし，住じゅう在ざい婺州較為方便ほうべん。1644年初ねんしょ，金華きんか府ふ爆發ばくはつ許もと都と之これ亂みだれ，李り漁りょう在ざい造反ぞうはん者しゃ佔領婺州之の前ぜん逃避とうひ到いた附近ふきん山間さんかん。不ふ久ひさ官軍かんぐん收おさむ復ふく婺州，許もと都と被ひ殺ころせ，李り漁りょう遂とげ搬回婺州。

1644年ねん5月がつ清きよし兵へい入いれ關せき，翌年よくねん6月がつ進入しんにゅう南京なんきん，弘光ひろみつ政權せいけん結束けっそく。明朝みんちょう敗軍はいぐん由ゆかり方ほう國安くにやす率りつ領りょう，攻擊こうげき婺州，李り漁りょう又また再さい逃離府ふ城じょう，之これ後方こうほう國こく安在あんざい明あきら魯王朱しゅ以海命令めいれい下か撤軍，李り漁りょう才ざい回かい到いた婺州，發現はつげん房子ふさこ已やめ被ひ燒やき燬，書籍しょせき、手て稿こう、財產ざいさん都と付づけ諸しょ一いち炬，無む家いえ可か歸き。這時金きむ華はな府ふ同どう知ち許もと檄げき彩いろどり收納しゅうのう李り漁りょう入幕にゅうまく下か，李り漁りょう得とく以在官ざいかん署しょ避難ひなん，受到善ぜん待まち並なみ獲え贈おく曹氏為ため妾わらわ。1646年ねん，清しん軍ぐん進入しんにゅう浙東，攻おさむ陷おちい與あずか洗あらい劫こう金華きんか城じょう，李り漁りょう事ごと先さき逃入山中さんちゅう。後こう因よし金華きんか城じょう毀於戰火せんか，他た回かい到いた故鄉こきょう蘭らん溪けい，於1647年ねん剃髮ていはつ以示臣服しんぷく滿まん清きよし。戰亂せんらん和わ旱ひでり災わざわい下か，李り漁りょう難なん以養家か糊口ここう，遂とげ賣うり去さ蘭らん溪けい伊い園えん土地とち，移うつり居きょ杭州こうしゅう。但ただし李り漁りょう不ふ肯為清朝せいちょう服務ふくむ，不參加ふさんか清朝せいちょう科か舉考試こころみ，不ふ求もとめ官職かんしょく而做隱逸いんいつ文人ぶんじん。從したがえ1648至いたり1657年ねん，李り漁りょう居住きょじゅう杭州こうしゅう十じゅう年ねん，成なり為ため職業しょくぎょう作家さっか，靠もたれ寫うつし作さく維生，寫うつし成なり多た篇へん小說しょうせつ和わ六ろく部ぶ戲おどけ劇げき，戲曲ぎきょく很受歡迎かんげい，得とく到いた好評こうひょう，結ゆい交了不ふ少しょう當地とうち名流めいりゅう顯要けんよう。短篇たんぺん白話はくわ小說しょうせつ於1654年ねん和わ1658年ねん分別ふんべつ結集けっしゅう出版しゅっぱん，題だい為ため《無聲むせい戲おどけ一いち集しゅう》和かず《無聲むせい戲おどけ二に集しゅう》，都みやこ是ただし由ゆかり浙江せっこう布ぬの政せい使し張ちょう縉彦印行いんこう。李り漁りょう在ざい杭州こうしゅう也寫了りょう12篇へん中ちゅう短篇たんぺん小說しょうせつ合ごう集しゅう《十じゅう二に樓ろう》。在ざい杭州こうしゅう最後さいご幾いく年ねん，李り漁りょう開始かいし鑽研吏治，收集しゅうしゅう有ゆう關せき經世けいせい文ぶん論ろん，編成へんせい《資し治ち新書しんしょ》。

中年ちゅうねん及老年ねん

南京なんきん老ろう门东重じゅう建けん的てき芥子からし园

1657年ねん，李り漁りょう離はなれ開ひらき杭州こうしゅう遷居南京なんきん，據よりどころ說せつ是ぜ因いん為ため著作ちょさく遭到蘇そ杭くい的てき書しょ商しょう盜ぬすめ印しるし，故こ移うつり居きょ南京なんきん要求ようきゅう當局とうきょく制止せいし盜ぬすめ版ばん行為こうい。李り漁りょう在ざい南京なんきん建立こんりゅう自己じこ的てき印しるし書しょ館かん，出版しゅっぱん書籍しょせき，開ひらき辦書店てん，盡力じんりょく償還しょうかん債務さいむ。除じょ了りょう賣うり書しょ，他た還かえ設計せっけい了りょう一些箋簡出售。從したがえ1657至いたり1677年ねん，李り漁りょう居住きょじゅう南京なんきん約やく20年ねん，成なり為ため成功せいこう的てき商人しょうにん，生活せいかつ豐ゆたか足あし，交遊こうゆう廣闊こうかつ，由ゆかり自己じこ的てき出版しゅっぱん社しゃ「芥子からし園えん」來らい印刷いんさつ、宣傳せんでん和わ發行はっこう他た本人ほんにん的てき作品さくひん，也是成功せいこう的てき職業しょくぎょう作家さっか。他た最終さいしゅう完成かんせい小說しょうせつ集しゅう《十じゅう二に樓ろう》，還かえ寫うつし了りょう四よん部ぶ傳奇でんき。他た出版しゅっぱん了りょう有ゆう關せき政府せいふ管理かんり的てき文集ぶんしゅう《資し治ち新書しんしょ》15卷かん，共きょう收入しゅうにゅう652篇へん文章ぶんしょう，包括ほうかつ李り漁りょう自己じこ所作しょさ有ゆう關せき司法しほう的てき六ろく篇へん長文ちょうぶん。李り漁りょう有ゆう些朋友和ともかず資し助人すけっと擔任たんにん高官こうかん，如龔鼎孳、索さく額がく圖ず，范承謨、陳ちん啟あきら泰たい、張ちょう勇いさむ、賈漢復ふく、劉りゅう斗と等とう，他た們欣賞しょう李り漁りょう的てき多才たさい多藝たげい，十分じゅうぶん尊重そんちょう他た，出で手しゅ慷慨こうがい。李り漁りょう在ざい他た們的邀請下か得とく以多次じ旅行りょこう，足跡あしあと遍へん及大半はん個こ中國ちゅうごく。1669年ねん，他た在ざい南京なんきん建造けんぞう庭園ていえん「芥子からし園えん」，坐すわ落在正せい陽ひ門もん附近ふきん的てき小山こやま上じょう，他た的てき印しるし書しょ館かん也命名めいめい為ため芥子からし園えん。李り漁りょう曾為賈漢復ふく在ざい北京ぺきん設計せっけい庭園ていえん「半はん畝うね園えん」，並なみ出で遊ゆう四方しほう尋ひろ找資助人すけっと，在ざい1666和わ1673年ねん兩次りょうじ到いた京きょう城じょう，1666到いた1667年ねん，他た到いた過か山西さんせい、陝西せんせい和わ甘肅かんせい，1668年ねん到いた廣東かんとん，1670年ねん到いた福建ふっけん，1672年ねん到いた湖北こほく。

李り漁りょう的てき另一收入來自他的家庭戲班，他た常つね帶たい自家じか戲おどけ班はん到いた其他城市じょうし演出えんしゅつ，戲おどけ班はん主要しゅよう成員せいいん有ゆう他た的てき兩りょう位い愛妾あいしょう：喬たかし復ふく生せい與あずか王おう再來さいらい。 1674年ねん，李り漁りょう造づくり訪おとずれ杭州こうしゅう，次じ年ねん準備じゅんび搬回杭州こうしゅう。1675年ねん，他た帶おび十じゅう五歲的長子李將舒和十四歲的次子李將開回到故鄉浙江せっこう參加さんか科か舉童わらわ試ためし。他た對たい於兒子こ參加さんか科か舉一事深感矛盾和羞愧。1676年ねん，他た買かい下か西湖さいこ東ひがし南岸なんがん雲居くもい山東さんとう一塊ひとかたまり土地とち，建造けんぞう住宅じゅうたく，名めい之の為ため「層そう園えん」，在ざい南京なんきん賣うり掉他的てき書店しょてん和わ芥子からし園えん等ひとし，償還しょうかん債務さいむ。1677年ねん李り家か離はなれ開ひらき南京なんきん搬到杭州こうしゅう。1679年ねん，李り漁りょう修訂しゅうてい和重かずえ編へん陳ひね百ひゃく峰ほう《女史じょし》，完成かんせい《千古せんこ奇き文ぶん》，這是一部いちぶ女子じょし模範もはん行為こうい故事こじ集しゅう。同年どうねん女婿じょせい沈心友しんゆう向むかい李り漁りょう介かい紹由王おう概がい所ところ編へん，帶おび有ゆう插圖そうず的てき畫が傳でん，李り漁りょう對たい此書愛あい不ふ釋しゃく手しゅ，將はた其出版しゅっぱん，即そく《芥子からし園えん畫が傳でん》第だい一部いちぶ，並なみ叫さけべ沈心友しんゆう準備じゅんび出版しゅっぱん續ぞく集しゅう。1680年ねん2月がつ12日にち李り漁りょう逝世於層園えん，享年きょうねん七なな十じゅう。

家庭かてい

李り漁りょう家庭かてい生活せいかつ幸福こうふく和わ諧，他た和わ妻子さいし徐じょ氏し關係かんけい十じゅう分ふん融とおる洽ひろし。徐じょ氏し充滿じゅうまん愛あい心こころ，善ぜん解かい人じん意い，為ため李り漁りょう盛もり讚たたえ。在ざい戰亂せんらん期間きかん，徐じょ氏し與あずか妾わらわ侍曹じそう氏し忍受にんじゅ苦難くなん，並無ならびな怨言えんげん，互相憐愛，十分じゅうぶん愛慕あいぼ李り漁りょう。晚年ばんねん時じ李り漁りょう有ゆう一いち妻つま數すう妾わらわ，七なな兒じ三さん女じょ，兩個りゃんこ女婿じょせい，兩個りゃんこ兒じ媳和五ご個こ孫まご子孫しそん女おんな。此外，李り家か有ゆう十じゅう餘よ個こ僕ぼく人にん。李り漁りょう要よう養やしなえ活かつ一家的人口總共約有40個こ。愛妾あいしょう之の一いち喬たかし復ふく生せい，由ゆかり朋友ほうゆう贈與ぞうよ李り漁りょう，是ぜ天生あもう的てき歌唱かしょう能のう手しゅ，正因まさより為ため有ゆう了りょう她李漁りょう才ざい組織そしき戲おどけ班はん。李り漁りょう十分欣賞她的表演天才，僱用一位老優教她歌曲，歌うた藝げい突飛とっぴ猛進もうしん，並なみ能のう教導きょうどう李り漁りょう其他妾わらわ侍さむらい唱曲。1667年ねん，李り漁りょう又また獲え贈おく王おう再來さいらい，她也學習がくしゅう唱歌しょうか，善ぜん於扮演えんじ男おとこ角かく。李り漁りょう單獨たんどく出で行ぎょう時じ，也有やゆう買かい女おんな僕ぼく做伴的てき習慣しゅうかん。1660年ねん，長子ちょうし李り將すすむ舒出世しゅっせ，次じ年ねん二に子し李り將すすむ開ひらき出世しゅっせ，1662年ねん三さん子し、四よん子し相しょう繼つぎ出世しゅっせ，李り漁りょう大だい家庭かてい的てき經濟けいざい負擔ふたん加重かじゅう。李り漁りょう長女ちょうじょ李り淑よし昭和しょうわ女婿じょせい沈心友しんゆう是ぜ李り漁りょう生せい意い上じょう的てき好こう幫手，李り漁りょう出で門もん時じ，由ゆかり他た們負責せめ經營けいえい生せい意い和わ安やす排はい家か務つとむ。李り漁りょう跟長女おんな李り淑よし昭あきら與あずか二女李淑慧關係親密，教きょう她們讀書どくしょ識字しきじ，一起かずき填はま詞し，李り漁りょう尤ゆう其喜愛あい長女ちょうじょ，她做事ごと盡つき心しん盡力じんりょく，並無ならびな怨言えんげん。女婿じょせい沈心友しんゆう為ため李り漁りょう採と購、經けい商しょう，有ゆう時じ隨ずい他出たしゅつ行ぎょう。1672年ねん，喬たかし復ふく生死せいし於肺病びょう，李り漁りょう十じゅう分ふん痛心つうしん。1674年初ねんしょ，王おう再來さいらい亦また因いん病やめ去ざ世よ，二人ふたり都と尚なお不滿ふまん十じゅう九きゅう歲さい。她們在ざい生せい時じ與あずか家人かじん相しょう處しょ融とおる洽ひろし，尊とうと老ろう愛あい幼よう，善ぜん待まち僕ぼく人にん。1677年ねん，李り漁りょう妻子さいし逝世。

文學ぶんがく

戲曲ぎきょく

李り漁りょう戲曲ぎきょく《奈何いかん天てん》書しょ影かげ

李り漁りょう著ちょ有ゆう10部ぶ戲曲ぎきょく，稱しょう《笠かさ翁おきな十じゅう種しゅ曲きょく》，分別ふんべつ為ため《憐香伴とも》、《意中いちゅう緣えん》、《蜃中樓ろう》、《風ふう箏そう誤あやま》、《玉たま搔頭》、《奈何いかん天てん》、《比目魚ひらめ》、《慎まき鸞交》、《凰求鳳おおとり》、《巧たくみ團だん圓えん》，前ぜん六ろく齣こま先後せんご在ざい杭州こうしゅう寫うつし成なり。其戲曲まがり都と是ぜ南方なんぽう傳奇でんき傳統でんとう的てき昆こん曲きょく形式けいしき，部ぶ份為家庭かてい戲おどけ班はん搬演的てき腳本。十齣戲中有四齣改編自他自己的小說：《巧たくみ團だん圓えん》出自しゅつじ《生なま我が樓ろう》、《比目魚ひらめ》出自しゅつじ《譚たん楚すわえ玉だま戲おどけ裏うら傳でん情じょう》、《凰求鳳おおとり》來らい自じ《寡婦かふ設計せっけい贅ぜい新郎しんろう》、《奈何いかん天てん》來らい自じ《醜みにく郎ろう君くん怕嬌偏へん得とく艷つや》。李り漁りょう通過つうか角かく色しょく之の口說くぜつ出作しゅつさく者しゃ的てき評論ひょうろん，部ぶ份戲劇げき情じょう節ぶし顛覆てんぷく社會しゃかい陳ちん規ただし或ある習俗しゅうぞく，例れい如《憐香伴とも》強調きょうちょう女人にょにん彼此ひし之の間あいだ的てき愛情あいじょう，《凰求鳳おおとり》顛覆てんぷく了りょう傳統でんとう的てき求愛きゅうあい模も式しき：三個女子為了得到英俊而有才華的年輕男子，展開てんかい惡意あくい競爭きょうそう。戲おどけ劇げき中ちゅう，讀書どくしょ人じん和わ低層ていそう人物じんぶつ都と追求ついきゅう自身じしん利益りえき，而讀書どくしょ人じん講こう道德どうとく，不ふ傷害しょうがい別人べつじん，而低層そう人物じんぶつ則そく經常けいじょう不ふ講こう道德どうとく。李り漁りょう善ぜん於描繪え婦女ふじょ形象けいしょう，作品さくひん中ちゅう的てき女人にょにん是ぜ自己じこ命運めいうん的てき主人しゅじん，她們積極せっきょく求愛きゅうあい，大膽だいたん而堅定じょう，冷靜れいせい籌劃而足智さとし多た謀はかりごと，超越ちょうえつ其他劇げき作家さっか所しょ創造そうぞう的てき人物じんぶつ。如《憐香伴とも》中ちゅう，崔ちぇ小しょう姐あね的てき丈夫じょうふ消極しょうきょく被ひ動どう，她則大膽だいたん策動さくどう計けい劃；《意中いちゅう緣えん》中ちゅう，兩個りゃんこ女おんな畫家がか設しつらえ法ほう下か藥やく，最終さいしゅう淹死威い脅おびえ她們的てき惡あく棍和尚ひさし；《凰求鳳おおとり》中ちゅう，三位女性全是有膽色魄力的，男子だんし呂りょ哉生則そく很少做事，僅是她們鬥爭的てき戰利せんり品ひん。

李り漁りょう創作そうさく的てき目的もくてき單たん求もとめ娛樂ごらく，曲きょく詞し不ふ如湯ゆ顯あらわ祖そ那な樣さま富とみ於詩意しい與あずか想像そうぞう崇高すうこう，但ただし在ざい情じょう節ぶし佈局、人物じんぶつ性格せいかく塑造和わ賓まろうど白しろ技巧ぎこう上じょう則のり突過前人ぜんじん。他た不ふ屑くず襲用しゅうよう歷史れきし與あずか文學ぶんがく中ちゅう的てき舊きゅう題材だいざい，而是從したがえ日常にちじょう生活せいかつ中ちゅう構思獨創どくそう的てき劇げき情じょう，喜き歡讓角かく色しょく從したがえ難がた堪こらえ可か笑わらい的てき處しょ境さかい中ちゅう脫だつ身み出來でき。其喜劇げき情じょう節ぶし曲折きょくせつ複雜ふくざつ，情じょう境さかい緊張きんちょう，《風ふう箏そう誤あやま》、《凰求鳳おおとり》、《慎まき鸞交》、《比目魚ひらめ》、《奈何いかん天てん》等とう都と是ぜ愛情あいじょう喜劇きげき，故こ事情じじょう節ぶし有ゆう趣おもむき，舞台ぶたい效果こうか良好りょうこう，語ご言げん情じょう節ぶし富とみ娛樂ごらく性せい，場面ばめん新奇しんき突出とっしゅつ而有趣おもむき，出で乎意料りょう，劇げき情じょう富とみ於變化へんか，構思新しん穎而不ふ落俗套，獨どく具ぐ新しん意い。李り漁りょう戲おどけ劇げき詞し曲きょく賓まろうど白しろ通俗つうぞく而平易へいい明瞭めいりょう，意い在ざい娛樂ごらく，並なみ不ふ崇たかし尚なお高雅こうが，所作しょさ多おお為ため輕佻けいちょう的てき滑稽こっけい劇げき，被ひ譏そし為ため膚はだ淺あさ；內容相當そうとう滑稽こっけい，有ゆう猥褻わいせつ言語げんご與あずか粗そ俗ぞく的てき幽かそけ默だま。如《憐香伴とも》中ちゅう，「淨きよし」角すみ周あまね公おおやけ夢ゆめ科か場じょう作さく弊へい，把わ範はん文ぶん卷まき起おこり塞ふさが進すすむ肛門こうもん帶たい入試にゅうし場じょう，範はん文ぶん卻因放屁ほうひ而被噴出ふんしゅつ來らい。《意中いちゅう緣えん》中ちゅう，主要しゅよう醜みにく角すみ是ただし黃き天てん監かん，他た既すんで自負じふ又また愚ぐ蠢，是ぜ供人ともびと娛樂ごらく和わ諷刺ふうし的てき對象たいしょう。

《奈何いかん天てん》為ため李り漁りょう第だい一いち傑作けっさく，是ぜ他た最さい成功せいこう的てき戲おどけ劇げき，結合けつごう幽かそけ默だま、嘲あざけ諷、哀あい婉與奇想きそう等とう元素げんそ，情じょう節ぶし結構けっこう精密せいみつ，節奏せっそう明快めいかい，富とみ於奇想おもえ與あずか諷刺ふうし，情じょう節ぶし前後ぜんこう照應しょうおう，引人入にゅう勝かち而頗具ぐ巧たくみ思おもえ，但ただし曲きょく辭じ對たい白はく有ゆう露骨ろこつ鄙猥ひわい之これ語ご。《奈何いかん天てん》屬ぞく戲おどけ劇げき史上しじょう首くび次じ由ゆかり「丑うし」（滑稽こっけい角かく色しょく）擔當たんとう主ぬし角かく，主しゅ角書つのがき生せい闕素封そほう慷慨こうがい富有ふゆう卻奇醜みにく，新婚しんこん之の夜よる，新しん娘むすめ對たい他た極きょく具ぐ厭いや惡わる，索さく性せい躲進書房しょぼう，剃髮ていはつ為ため尼あま，割わり斷だん婚姻こんいん關係かんけい。第だい二個新娘則以醉酒來嚴拒行房，後來こうらい也躲到書房しょぼう遁入空そら門もん。第だい三次婚姻以未婚妻自殺而告終。第だい四個妻子也威脅要自殺，闕素封そほう唯ただ有ゆう允許いんきょ她出家か為ため尼あま。三個女子在庵堂掛上題為「奈何いかん天てん」的てき匾額，把わ不幸ふこう命運めいうん歸結きけつ為ため天意てんい安やす排はい。這時官軍かんぐん與あずか叛軍はんぐん發生はっせい戰爭せんそう，闕素封そほう給きゅう官軍かんぐん送おく上大かみおお量りょう糧食りょうしょく，使つかい官軍かんぐん反はん敗はい為ため勝しょう。闕素封そほう立りつ功こう受皇帝こうてい褒封，當とう他た洗あらい沐一番いちばん準備じゅんび受勳じゅくん時じ，忽ゆるがせ然しか由ゆかり於神恩おん而變成へんせい俊男としお，三さん個こ女子じょし於是還俗げんぞく，開始かいし為ため丈夫じょうぶ和わ家中いえじゅう地位ちい而爭風ふう。

李り漁りょう十じゅう種しゅ戲おどけ中ちゅう以《風ふう箏そう誤あやま》最さい膾炙かいしゃ人口じんこう，民みん國こく初年しょねん時じ尚なお有ゆう上演じょうえん，其他已やめ不ふ再さい流行りゅうこう。《風ふう箏そう誤あやま》情じょう節ぶし錯綜さくそう複雜ふくざつ，講述こうじゅつ詹承武たけ大だい女おんな愛あい娟醜陋才劣れつ，二女淑娟貌美而多才。鄰居韓かん世よ勳くん因いん取と回かい斷線だんせん風ふう箏そう一事いちじ，知道ともみち淑よし娟貌美び而有才ざい學がく，再さい放ひ斷線だんせん風ふう箏そう到いた詹家，但ただし這次風ふう箏そう為ため愛あい娟所獲え，透過とうか乳母うば夜間やかん私わたし會かい韓かん世よ勳くん，韓かん世よ勳くん一見愛娟貌醜，狼狽ろうばい逃歸にげかえ。不ふ久ひさ韓かん世よ勳くん高だか中ちゅう，到いた討伐とうばつ外がい族ぞく之の詹武承うけたまわ幕下まくした做事，建立こんりゅう大功たいこう。另一方面ほうめん，愛あい娟承父母ちちはは之の命いのち嫁よめ與あずか韓かん世よ勳くん同どう窗まど戚施，戚施得知とくち愛あい娟曾與男おとこ人じん私わたし會かい，大だい怒いか，要求ようきゅう蓄妾ちくしょう，愛あい娟欲牽合其夫與あずか淑よし娟，安やす排はい二に人にん單獨たんどく共ども處しょ，戚施乘じょう機き調ちょう戲おどけ淑よし娟，但ただし淑よし娟手執と利劍りけん抗拒こうきょ。韓かん世よ勳くん回かい到いた故こ里さと，奉たてまつ恩人おんじん戚施父親ちちおや之の命めいじ，與あずか淑よし娟結婚けっこん，但ただし他た因いん上じょう次じ私わたし會かい而誤會かい淑よし娟是醜女しこめ，不ふ肯圓房ぼう，後見こうけん到いた淑よし娟相貌才驚おどろき覺さとし娘むすめ子こ是ぜ美人びじん，遂とげ夫妻ふさい二に人にん生活せいかつ美び滿まん。青木あおき正兒まさる批評ひひょう此劇主意しゅい兒戲じぎ，低級ていきゅう趣味しゅみ，曲きょく辭やめ有ゆう露骨ろこつ穢けがれ褻け之の語かたり，有ゆう損そん雅みやび意い。《蜃中樓ろう》則のり取材しゅざい於文學ぶんがく作品さくひん，融合ゆうごう了りょう元もと人ひと尚なお仲なか賢けん《柳やなぎ毅あつし傳書でんしょ》與あずか李り好古よしふる《張ちょう生なま煮に海うみ》兩部りょうぶ雜劇ざつげき的てき素材そざい，而《柳やなぎ毅あつし傳書でんしょ》又また以唐から傳奇でんき《柳やなぎ毅あつし傳でん》為ため基礎きそ，劇げき情じょう講述こうじゅつ龍りゅう女おんな與あずか人類じんるい的てき戀愛れんあい，情じょう節ぶし以柳毅あつし為ため主ぬし，張ちょう羽はね為ため副ふく，巧たくみ為ため融合ゆうごう二に事こと，頗見機智きち。

《意中いちゅう緣えん》講述こうじゅつ晚ばん明あかり藝術げいじゅつ家か董ただし其昌與あずか陳ちん繼つぎ儒二人ふたり，因よし收おさむ到いた大量たいりょう創作そうさく書畫しょが的てき請求せいきゅう而深感かん煩惱ぼんのう，正せい在ざい尋ひろ找能僱來摹擬其風格ふうかく的てき畫家がか。正せい巧たくみ楊雲友とも及林はやし天たかし素もと兩りょう位い女おんな畫家がか正せい分別ふんべつ倣製董ただし其昌與あずか陳ひね繼つぎ儒二に人的じんてき畫が作さく，藉以維生。歷れき經けい許多きょた變遷へんせん，兩りょう位い女子じょし終おわり於各自かくじ與あずか董ただし其昌與あずか陳ひね繼つぎ儒結合けつごう。《玉たま搔頭》取材しゅざい自じ明あきら武たけ宗はじめ與あずか太ふとし原はら歌うた伎劉倩倩之の間あいだ的てき私情しじょう。明あきら武たけ宗將むねのぶ政權せいけん托たく付づけ太ふとし監かん和わ高官こうかん，微ほろ服ふく尋ひろ訪おとずれ美貌びぼう多才たさい的てき女子じょし，與あずか劉りゅう倩倩立りつ下か誓言せいげん，卻沒有ゆう透とおる露ろ自己じこ的てき身み份，回かい京きょう途中とちゅう弄ろう丟了她給自己じこ的てき定てい情じょう信しん物ぶつ玉だま搔頭，玉たま搔頭給きゅう一個外貌很像劉倩倩的姑娘拾獲。經過けいか一連いちれん串くし的てき假裝かそう、欺騙、誤あやま會かい、巧たくみ合あい之これ後ご，皇帝こうてい終おわり於迎娶めと了りょう劉りゅう倩倩與外貌がいぼう相似そうじ的てき姑娘くーにゃん。《比目魚ひらめ》講述こうじゅつ一いち對たい婚姻こんいん不ふ遂とげ，投とう河かわ自盡じじん的てき一いち對たい情じょう侶，為ため河かわ神所こうどころ救すくい，變成へんせい一いち對比たいひ目め魚ぎょ，後來こうらい獲え救すくい上岸かみきし，恢復かいふく人形にんぎょう，白首しらくび偕老。《巧たくみ團だん圓えん》是ぜ李り漁りょう最後さいご一部いちぶ戲おどけ劇げき，劇げき情じょう以主角かく反覆はんぷく夢見ゆめみ其童年ねん時じ的てき房ぼう間あいだ開始かいし，以其回かい到いた此屋並やなみ認みとめ出で那な就是夢中むちゅう情じょう境さかい作さく結ゆい，講述こうじゅつ明あかり末まつ國こく變へん後ご家庭かてい團だん圓えん的てき故事こじ，比ひ起おこり小說しょうせつ《生なま我が樓ろう》，劇げき中ちゅう曹小姐あね更さら敢作敢為かんい，處處しょしょ表明ひょうめい並なみ暢とおる論ろん，女子じょし欲ほし在ざい亂世らんせい中ちゅう生存せいぞん自じ潔きよし，則のり不能ふのう依よ常軌じょうき行事ぎょうじ。李り漁りょう也改編へん過か一些著名的戲劇，包括ほうかつ《琵琶びわ記き》、《明あきら珠たま記き》、《南西なんせい廂ひさし記き》、《玉たま簪かんざし記き》及《幽かそけ閨ねや記き》等とう。

小說しょうせつ

中ちゅう短篇たんぺん小說しょうせつ

李り漁りょう小說しょうせつ集しゅう《無聲むせい戲おどけ》插圖そうず

1650年代ねんだい，李り漁りょう先後せんご出版しゅっぱん白話はくわ小說しょうせつ集しゅう《無聲むせい戲おどけ》及《無聲むせい戲おどけ二に集しゅう》，前者ぜんしゃ包含ほうがん12個こ故事こじ，後者こうしゃ包含ほうがん6篇へん中篇ちゅうへん小說しょうせつ；第だい三さん部ぶ小說しょうせつ集しゅう《十じゅう二に樓ろう》則のり有ゆう12篇へん故事こじ。文言もんごん小說しょうせつ李り漁りょう只ただ寫うつし過か一いち篇へん《秦はた淮健兒じ傳でん》，故事こじ以晚明あきら宋そう懋澄《劉りゅう東山とうざん》為ため基礎きそ。李り漁りょう小說しょうせつ措辭そじ優雅ゆうが準じゅん確かく，故事こじ結構けっこう明晰めいせき，敘事方式ほうしき富有ふゆう創意そうい，觀點かんてん新しん穎，超脫ちょうだつ世俗せぞく，以幽默だま諷刺ふうし與あずか豐富ほうふ想像そうぞう力りょく見長みなが，其輕鬆す語調ごちょう，有ゆう時じ是ぜ黑くろ暗くら背景はいけい的てき反はん襯。小說しょうせつ製作せいさく精せい心しん，思想しそう新奇しんき，令れい人じん驚おどろき奇き與あずか震撼しんかん。故事こじ充滿じゅうまん對話たいわ與あずか獨白どくはく，並なみ且即使し在ざい恐怖きょうふ的てき瞬間しゅんかん，都みやこ是ただし喜劇きげき場面ばめん，敘事詼諧簡潔かんけつ，對話たいわ流暢りゅうちょう，為ため了りょう達たち致滑稽こっけい效果こうか，有ゆう時じ濫用らんよう引語和わ老生ろうせい常談じょうだん。小說しょうせつ開場かいじょう白しろ時じ常つね採取さいしゅ小品文しょうひんぶん的てき形式けいしき，有ゆう時じ也包含ほうがん個人こじん軼事いつじ，就像是ぜ隨筆ずいひつ。故事こじ邏輯緊謹，結局けっきょく不ふ會かい不ふ了りょう了りょう之これ。敘事有ゆう時じ集中しゅうちゅう在ざい主人公しゅじんこう身上しんじょう，使つかい這一人物控制了自始至終的情節發展，更さら常見つねみ的てき是ぜ，故事こじ圍繞いじょう一いち個こ中心ちゅうしん主題しゅだい展開てんかい，如妒忌き、卜ぼく算さん之の不可ふか信しんじ、賭博とばく或ある吝嗇りんしょく。他た筆ふで下か的てき藝術げいじゅつ家か總そう是ぜ拮據，充滿じゅうまん才ざい華はな，代表だいひょう人性じんせい美好みよし的てき一いち面めん；反面はんめん人物じんぶつ則そく是ぜ庸いさお俗ぞく商人しょうにん和わ官吏かんり，而藝術げいじゅつ家か終おわり將しょう戰勝せんしょう粗そ俗ぞく卑鄙的てき商人しょうにん，如《三さん與あずか樓ろう》中ちゅう，以貧窮きゅう的てき藝術げいじゅつ家か勝かち過か無む知的ちてき富とみ人じん而告終おわり。李り漁りょう融合ゆうごう現實げんじつ主義しゅぎ與あずか理想りそう主義しゅぎ的てき手法しゅほう，並なみ不ふ否認ひにん藝術げいじゅつ家か的てき窘境和わ悲愴ひそう，同時どうじ也美化か艱難かんなん的てき時世じせい，描繪出で理想りそう的てき圖畫ずが。

李り漁りょう以開放かいほう的てき態度たいど處理しょり有ゆう關せき性的せいてき話題わだい，如閹割わり、月經げっけい、沒ぼつ有ゆう陰かげ道どう的てき女人にょにん、同性どうせい戀こい等とう，會かい用よう浪漫ろうまん幽かそけ默だま的てき譬たとえ喻將美少年びしょうねん的てき屁へ股また大書たいしょ特とく書しょ。其小說せつ開ひらき創そう同性どうせい戀こい這一主題しゅだい的てき新天地しんてんち，一面描寫他們遭受歧視和侮辱，一面將傳統價值觀顛倒過來。《男おとこ孟母もうぼ教きょう合あい三さん遷》是ぜ男おとこ同性どうせい戀こい的てき故事こじ，講述こうじゅつ許もと秀才しゅうさい與あずか男おとこ童わらわ龍りゅう瑞みずほ郎ろう相愛そうあい，龍りゅう瑞みずほ郎ろう自じ閹以確保かくほ二に人にん的てき「婚姻こんいん」可か以恒久こうきゅう圓滿えんまん，但ただし其自閹惹來らい官かん非ひ，有人ゆうじん誣蔑許もと秀才しゅうさい應對おうたい此負責せめ，許もと秀才しゅうさい被ひ刑けい杖つえ至いたり死し，龍りゅう瑞みずほ郎ろう立りつ刻こく冒おかせ充たかし作さく女人にょにん，照あきら顧許秀才しゅうさい的てき兒じ子こ，像ぞう孟母もうぼ三遷一樣遷居到其他城市以教導孩兒，使つかい他た長大ちょうだい後ご考かんがえ取ど功名こうみょう。《萃雅樓ろう》寫うつし的てき是ぜ嚴いむ世よ蕃しげる暴政ぼうせい時じ三さん個こ同性どうせい戀こい者しゃ的てき故事こじ，這三人在京城開古董店，嚴いむ世よ藩はん得知とくち三人中最年輕的那位年少貌美，想そう霸佔為ため自己じこ的てき孌童，卻被青年せいねん所しょ拒絕きょぜつ。嚴いむ世よ藩はん恨極，假かり手て太ふとし監かん把わ青年せいねん騙かた來らい權けん醉よい後ご閹割了りょう，終おわり於霸佔到手しゅ。青年せいねん切きり齒ぱ痛恨つうこん，力ちから圖ず報ほう仇かたき，最さい後向うしろむき皇帝こうてい參さん奏そう嚴げん世よ藩はん的てき罪ざい行ぎょう，使つかい嚴げん世よ藩はん伏ふく法ほう。

《無聲むせい戲おどけ》故事こじ特徵とくちょう之の一いち，是ぜ結語けつご冗長じょうちょう。例れい如在《醜みにく郎ろう君くん怕嬌偏へん得とく艷つや》，最後さいご作者さくしゃ詳細しょうさい忠告ちゅうこく「美よし妻つま配はい醜みにく夫おっと例れい是ぜ理之まさゆき常つね，才子さいし配はい佳人かじん反はん是ぜ理之まさゆき變へん」的てき道理どうり。《無聲むせい戲おどけ》中ちゅう最優秀さいゆうしゅう的てき浪漫ろうまん喜劇きげき，是ぜ《譚たん楚すわえ玉だま戲おどけ裏うら傳でん情じょう》，講述こうじゅつ主人公しゅじんこう譚たん楚すわえ玉だま加入かにゅう戲おどけ班はん，迷戀上じょう一いち位い女おんな旦だん，但ただし限かぎり於戲班はん內男女だんじょ不能ふのう有ゆう私情しじょう的てき禁令きんれい，他た只ただ能のう在ざい戲おどけ台だい上じょう假かり戲おどけ真ま做對她宣示しめせ愛あい意い。一次他們二人先到達要演出酬神的寺廟，得とく到いた交歡こうかん的てき機會きかい，並なみ許もと下か愛あい的てき誓言せいげん。女おんな旦だん的てき母親ははおや卻因貪むさぼ財ざい，答とう應おう在ざい第だい二年把女兒嫁給一名富翁作妾。女おんな旦だん反對はんたい這頭親おや事ごと無效むこう，翌年よくねん臨出嫁よめ前ぜん再さい次つぎ酬むくい神しん演えんじ戲おどけ時じ，女おんな旦だん在ざい演出えんしゅつ中ちゅう自殺じさつ投とう江こう，譚たん楚すわえ玉だま也同樣どうよう投とう河かわ殉情じゅんじょう。二人ふたり為ため廟びょう神所こうどころ救すくい，被ひ漁夫ぎょふ網もう起おこり，成なり親おや並なみ回かい到いた譚たん楚すわえ玉だま的てき故鄉こきょう。譚たん楚すわえ玉だま刻苦こっく力學りきがく，後來こうらい高だか中ちゅう科か舉，在ざい戲おどけ班はん回かい到いた寺てら廟びょう再さい次つぎ酬むくい神しん演出えんしゅつ時じ，女おんな旦だん與あずか母親ははおや相しょう認みとめ，原はら恕じょ了りょう母親ははおや。譚たん楚すわえ玉だま夫婦ふうふ二に人にん在ざい為ため官かん一任いちにん後ご，就退隱かくれ山林さんりん。《美男びなん子こ避惑反はん生なま疑うたぐ》則のり寫うつし了りょう一いち件けん錯判案あん，那な判ばん案あん的てき是清これきよ官かん，對たい自己じこ盲目もうもく自信じしん。作者さくしゃ說せつ出で了りょう自己じこ的てき反論はんろん，認みとめ為ため清きよし官かん不ふ受責難なん，這正是ぜ害がい事ごと的てき地方ちほう，表現ひょうげん了りょう才能さいのう高だか於道德どうとく的てき看み法ほう。在ざい《女おんな陳平ちんぺい計けい生せい七なな出で》中ちゅう，一個文盲農婦有其聰明才智，在ざい叛軍はんぐん突擊とつげき村莊そんそう，搶走所有しょゆう女人にょにん後ご，她不但ただし使つかい計けい保ほ住じゅう了りょう貞潔ていけつ，還かえ設しつらえ法ほう獲え取ど了りょう部ぶ份叛軍ぐん的てき戰利せんり品ひん；她和丈夫じょうぶ後來こうらい購置了りょう自己じこ的てき土地とち，錢ぜに財ざい來らい源げん卻一直ちょく保ほ密みつ。

《十じゅう二に樓ろう》又また名な《覺さとし世よ明言めいげん》，小說しょうせつ是ぜ多た章あきら回かい的てき，最長さいちょう的てき達たち六ろく回かい，可か以處理しょり比較ひかく複雜ふくざつ的てき情じょう節ぶし。其情節ぶし富有ふゆう創意そうい，主題しゅだい新しん穎出奇き，語ご言げん簡練嫻熟，其成書しょ表明ひょうめい李り漁りょう在ざい情じょう節ぶし、人物じんぶつ、主題しゅだい和わ敘述方式ほうしき等とう小說しょうせつ創作そうさく藝術げいじゅつ方面かたも都と臻成熟せいじゅく。《十じゅう二に樓ろう》追求ついきゅう喜劇きげき效果こうか，貫之つらゆき以吊詭修辭やめ，貌似道どう貌岸然しか，同時どうじ卻機趣おもむき橫よこ生せい，施ほどこせ之の以嘲諷揶揄やゆ。各かく篇へん小說しょうせつ的てき共同きょうどう特徵とくちょう是ぜ，情じょう節ぶし的てき開ひらき展てん猶なお如起承うけたまわ轉うたて合ごう，常常つねづね是ぜ無事ぶじ生せい非ひ，波瀾はらん突起とっき，又また千せん轉てん百ひゃく回かい，驚喜きょうき不ふ已やめ。《生なま我が樓ろう》中ちゅう尹いん小しょう樓ろう尋ひろ妻つま與あずか義父ぎふ失しつ散ち，《萃雅樓ろう》中ちゅう權けん汝なんじ修おさむ被ひ騙かた而遭閹割，這些情じょう節ぶし都と在ざい正文せいぶん鋪しき陳ひね之の後こう如異峰ほう突起とっき。相そう比ひ《無聲むせい戲おどけ》，《十じゅう二に樓ろう》有ゆう更さら多た關せき於士人的じんてき故事こじ，稍やや過か正式せいしき而稍欠かけ生動せいどう。《夏なつ宜よろし樓ろう》也許是ぜ李り漁りょう最さい成功せいこう的てき一いち篇へん小說しょうせつ，故事こじ充滿じゅうまん靈感れいかん與あずか活力かつりょく，觀念かんねん新奇しんき，結構けっこう精巧せいこう，有性ゆうせい感かん的てき描寫びょうしゃ，是これ個こ私わたし訂てい終生しゅうせい的てき戀愛れんあい故事こじ，男女だんじょ主ぬし角かく瞿吉人じん和わ詹嫻嫻串通どおり一氣いっき，唬弄欺瞞ぎまん了りょう家長かちょう而終成なり眷屬けんぞく。促成そくせい好事こうじ的てき是ぜ一いち只ただ望遠鏡ぼうえんきょう。瞿吉人買ひとかい來らい一いち西洋せいよう望遠鏡ぼうえんきょう，從したがえ中ちゅう看み到いた詹嫻嫻的家居かきょ生活せいかつ及所作詩さくし，遂とげ附ふ上じょう和わ詩し托たく媒なかだち上じょう門かど求もとむ親おや。詹公要求ようきゅう求もとめ親おや者しゃ高だか中ちゅう，結果けっか瞿吉人じん與あずか兩りょう位い同鄉どうきょう都と高だか中ちゅう同どう榜，詹公要よう女兒じょじ抽籤ちゅうせん決定けってい，結果けっか抽中的てき不ふ是ぜ瞿吉人じん，詹嫻嫻卻謊稱亡ほろび母はは曾託夢ゆめ於她，只ただ嫁よめ姓せい瞿。瞿吉人じん從したがえ望遠鏡ぼうえんきょう看み到いた詹公為ため亡妻ぼうさい所しょ寫うつし的てき疏文，及時將はた內容報知ほうち嫻嫻，使つかい她能背せ出で疏文，裝そう神かみ弄ろう鬼おに，詹公遂とげ相しょう信しん其說，准じゅん許もと二に人にん成なり親おや。

《合ごう影かげ樓ろう》既すんで諷刺ふうし道學どうがく先生せんせい也諷刺ふうし風流ふうりゅう才子さいし，一面袒護青年男女對愛情自由的追求。《拂はらい雲くも樓ろう》是ぜ浪漫ろうまん喜劇きげき，敘事生動せいどう活かつ潑。女おんな主ぬし角かく侍女じじょ能のう紅べに由よし《西にし廂ひさし記き》中ちゅう紅娘てんとうむし的てき角かく色しょく衍生，對たい待まち男おとこ主ぬし角かく頤使いし氣き指ゆび，顛覆てんぷく了りょう男女だんじょ尊卑そんぴ秩序ちつじょ，其婢女おんな形象けいしょう具ぐ開ひらき創意そうい義よし。她使計けい精せい心こころ撮つまみ合あい裴七郎與自己的小姐，並なみ在ざい婚前こんぜん向こう裴七なな郎ろう提出ていしゅつ要求ようきゅう，小しょう姐あね嫁よめ入いれ後ご自己じこ也要做「二に夫人ふじん」，不ふ是ぜ婢女。新婚しんこん洞ほら房ぼう之の夜よる，裴七郎先與能紅交歡而撇下新娘子，之これ後ご能のう紅べに與あずか裴七郎弄計使小姐同意夫君娶第二房妻子，能のう紅べに得とく以名正せい言げん順じゅん嫁よめ入にゅう裴家。《歸かえり正せい樓ろう》講述こうじゅつ一個騙子有時會劫富濟貧，是これ個こ雙そう性せい變へん的てき酒色しゅしょく之の徒と，玩弄がんろう過か最さい好このみ的てき妓女ぎじょ和わ孌童；後來こうらい他た得とく遇ぐう一個被丈夫賣出的妓女，她表示ひょうじ有意ゆうい出家しゅっけ為ため尼あま，騙かた子こ替がえ她贖身み後ご，自己じこ也退休きゅう不ふ幹みき，決定けってい改あらため做道士し。《三さん與あずか樓ろう》和かず《聞過樓ろう》最さい富とみ於作者しゃ的てき傳記でんき成なり份，尤ゆう其是《三さん與あずか樓ろう》中ちゅう的てき虞おそれ素もと臣しん，「絕ぜっ意い功名こうみょう，寄よせ情じょう詩し酒しゅ」，「只ただ喜き歡構造園ぞうえん亭てい」，簡直是ぜ李り漁りょう的てき自我じが寫うつし照あきら。

長篇ちょうへん小說しょうせつ

《肉にく蒲團ぶとん》1894年ねん版木はんぎ刻こく插圖そうず

《肉にく蒲團ぶとん》世よ傳でん為ため李り漁りょう所作しょさ，馬うま漢かん茂しげる、莫宜佳けい、司馬しば濤（Thomas Zimmer）、李り惠めぐみ儀ぎ、《清しん代だい名めい人傳ひとづて略りゃく》、陳ちん建華けんか、韓かん南みなみ都と相しょう信しん為ため李り漁りょう所しょ撰せん，約やく於1657年ねん問とい世よ，而柳やなぎ無む忌き、張ちょう春樹はるき則そく認みとめ為ため並なみ非ひ李り漁りょう所作しょさ。《肉にく蒲團ぶとん》描寫びょうしゃ性欲せいよく寫うつし得とく新奇しんき、直じき率りつ、幽かそけ默だま與あずか充滿じゅうまん想像そうぞう，語ご言げん樸しらき素もと，對話たいわ豐富ほうふ，突出とっしゅつ因果いんが報ほう應おう的てき主題しゅだい，情じょう節ぶし從したがえ淫いん縱たて到いた報ほう應おう悟道ごどう，是ぜ明あきら清しん小說しょうせつ的てき熟じゅく套。主人公しゅじんこう未央みお生せい娶めと了りょう道學どうがく先生せんせい鐵扇てっせん道人どうじん的てき女兒じょじ玉だま香が，用よう春宮とうぐう圖ず和わ色情しきじょう小說しょうせつ調教ちょうきょう她，使つかい她懂得とく享受きょうじゅ性愛せいあい。未央みお生せい對たい岳父がくふ鐵扇てっせん道人どうじん的てき管かん教きょう感かん到いた惱火，決心けっしん外がい出獵しゅつりょう艷つや，卻被神しん偷賽昆こん侖直斥其陽ひ具ぐ太たい小しょう，無法むほう誘惑ゆうわく女性じょせい。未央みお生得しょうとく到いた術じゅつ士し的てき幫助，將はた狗いぬ的てき生殖せいしょく器き移植いしょく到いた自己じこ身上しんじょう，陽ひ具ぐ達たち到いた能のう勾引こういん婦女ふじょ的てき大小だいしょう。他た先さき與あずか賣うれ絲いと綢的艷つや芳よし通どおり奸和私わたし奔，不ふ久ひさ她懷孕了，未央みお生なま改あらため而與三さん個こ美麗びれい的てき表ひょう姊妹，以及她們寡居的てき姑しゅうと媽通奸，一起かずき雜交ざっこう。另一方面ほうめん，艷つや芳よし的てき丈夫じょうふ權けん老實ろうじつ為ため了りょう報復ほうふく，作為さくい佣人混入こんにゅう未央みお生せい的てき家か，誘さそえ奸未央ひさし生せい的てき妻子さいし玉だま香が。玉たま香が懷ふところ孕後，與あずか權けん老實ろうじつ私わたし奔，卻被賣うり進しん了りょう妓ぎ院いん，成なり為ため京きょう城じょう的てき名妓めいぎ。未央みお生なま不知ふち其事，反はん而因鐵扇てっせん道人どうじん的てき瞞騙而以為ため妻子さいし病死びょうし了りょう。他た上京じょうきょう尋ひろ訪おとずれ名妓めいぎ，玉たま香が首くび先さき看み到いた他ほか，畏かしこ罪ざい而自盡じじん，未央みお生なま由よし此而明白めいはく因果いんが報ほう應おう：被ひ他た戴綠帽ぼう的てき權けん老實ろうじつ回かい敬たかし他た以綠帽ぼう，三個表姊妹的丈夫亦碰巧跟玉香睡了。未央みお生なま向こう和尚おしょう孤こ峰ほう長老ちょうろう請求せいきゅう指ゆび點てん迷津，發はつ過か一場與表姊妹及其姑媽交歡的春夢後，自我じが閹割。《肉にく蒲團ぶとん》渲染主人公しゅじんこう無窮むきゅう的てき性能せいのう力りょく，描繪其以精せい湛たたえ房ぼう中ちゅう術じゅつ駕が馭性伴侶はんりょ，誇張こちょう描寫びょうしゃ陽ひ具ぐ粗大そだい，抽動次數じすう成なり千せん上じょう百ひゃく，床上ゆかうえ姿勢しせい變化へんか多端たたん。

1679年ねん終おわり，李り漁りょう得とく見み毛げ綸、毛もう宗はじめ崗父子ふし新編しんぺん的てき《三國志さんごくし演義えんぎ》， 1680年初ねんしょ李り漁りょう為ため《三國志さんごくし演義えんぎ》寫うつし了りょう長ちょう序じょ，將はた它列為ため四よん大だい奇書きしょ之これ首しゅ。李り漁りょう欣賞毛もう宗はじめ崗本的てき評語ひょうご，但ただし不滿ふまん意い毛げ氏し對たい羅ら貫中かんちゅう本ほん的てき改あらため寫うつし，遂とげ編へん訂てい《李り笠りゅう翁おう批閱三國志さんごくし》，以李り卓たく吾われ評ひょう本ほん《三國志さんごくし演義えんぎ》為ため底本ていほん，偶爾參考さんこう毛もう宗はじめ崗本修訂しゅうてい而成的てき。而李漁りょう本中ほんなか的てき批語，一部份是來自毛宗崗本的批語，一部份是李漁自己創作的。李り漁りょう指出さしで《三國志さんごくし演義えんぎ》是ぜ當とう之の無む愧的第だい一いち才子さいし書しょ，想そう用よう他た的てき新しん版本はんぽん與あずか毛もう宗はじめ崗本競爭きょうそう，但ただし李り漁りょう本ほん終おわり歸き被ひ埋沒まいぼつ，毛もう本ほん成なり為ため《三國志さんごくし演義えんぎ》的てき範はん本ほん。

散文さんぶん

李り漁りょう博學はくがく多才たさい，除じょ了りょう小說しょうせつ戲曲ぎきょく，還かえ寫うつし有ゆう專せん文ぶん談論だんろん建築けんちく、家居かきょ和わ家具かぐ、飲食いんしょく、衛生えいせい、娛樂ごらく、園藝えんげい、舞台ぶたい表ひょう演えんじ，理財りざい等とう等とう。文集ぶんしゅう《閑情偶寄》於1671年ねん出版しゅっぱん，全書ぜんしょ以八大だい主題しゅだい編へん排はい：詞し曲きょく、演習えんしゅう、聲こえ容よう、居室きょしつ、器うつわ玩、飲いん膳ぜん、種たね植うえ、頤養，風格ふうかく生動せいどう而富有ふゆう個性こせい，立たて意い新しん穎富有ふゆう情趣じょうしゅ，討論とうろん範圍はんい廣こう泛，反映はんえい李り漁りょう觀察かんさつ入にゅう徵ちょう，重視じゅうし生活せいかつ的てき藝術げいじゅつ。文章ぶんしょう討論とうろん生活せいかつ情趣じょうしゅ，表面ひょうめん上じょう類似るいじ晚ばん明あかり的てき隨筆ずいひつ，但ただし筆ふで調ちょう比較ひかく舒緩、風趣ふうしゅ、自嘲じちょう，精粹せいすい在ざい表ひょう達たち詼諧，觀點かんてん新奇しんき，常常つねづね顛覆てんぷく傳統でんとう，思想しそう新しん穎。李り漁りょう受到晚ばん明あきら袁宏道どう思想しそう和わ小品文しょうひんぶん運動うんどう的てき影響えいきょう，相そう比ひ於表現ひょうげん自我じが感情かんじょう，李り漁りょう更さら關心かんしん創造そうぞう與あずか分析ぶんせき能力のうりょく，小品文しょうひんぶん具有ぐゆう清しん晰的邏輯結構けっこう，語ご言げん簡潔かんけつ，生動せいどう幽かそけ默だま，結構けっこう美妙びみょう而手法ほう熟練じゅくれん，辯論べんろん迂回うかい曲折きょくせつ而妙語ご如珠。顧彬稱讚しょうさん《閑情偶寄》是これ小品文しょうひんぶん藝術げいじゅつ的てき典範てんぱん，文章ぶんしょう語調ごちょう輕けい鬆す，李り漁りょう寫うつし了りょう幾いく篇へん「中ちゅう文ぶん裏うら最さい美的びてき個人こじん散文さんぶん」。李り漁りょう散文さんぶん有ゆう時じ採用さいよう辯論べんろん或ある致詞的てき方式ほうしき，《回かい煞辯》是ぜ青年せいねん李り漁りょう與あずか風水ふうすい先生せんせい的てき一場いちじょう辯論べんろん，《瘗犬文ぶん》反駁はんばく訪客ほうきゃく，其斷言だんげん李り漁りょう對たい家か犬いぬ之の死し過度かど悲傷ひしょう。《賣うれ山やま券けん》包含ほうがん李り漁りょう對たい其伊山やま別業べつぎょう買かい家か的てき預言よげん，《逐貓文ぶん》則のり是ぜ對たい母はは貓和小しょう貓的講話こうわ，訓示くんじ貓必須抓老ろう鼠ねずみ，文筆ぶんぴつ幽かそけ默だま。《行樂こうらく》一文いちぶん悲嘆ひたん「造物ぞうぶつ」罕有讓ゆずる人じん活かつ過か百ひゃく歲さい，即そく使つかい年ねん過か百ひゃく歲さい，在ざい憂ゆう傷きず困苦こんく以外いがい，剩餘じょうよ時間じかん已やめ極ごく其短暫。

李り漁りょう散文さんぶん清きよし晰簡潔かんけつ而又充滿じゅうまん文ぶん采さい，關せき於花草くさ園藝えんげい，他た列れつ舉了71種しゅ花はな草くさ樹木じゅもく，有ゆう關せき短文たんぶん共ども64篇へん，可算かさん是ぜ他た最さい精彩せいさい最さい有ゆう新しん意い的てき散文さんぶん。《金錢きんせん》一文有多個隱喻，將しょう一年中連續盛開的鮮花比作「天工てんこう一部いちぶ全ぜん稿こう」。李り漁りょう談論だんろん美味びみ可か口こう的てき鱉肉，述じゅつ說せつ死し裏うら逃生的てき三さん次じ經歷けいれき，談だん述じゅつ將はた鮮花放ひ到いた床ゆか帳ちょう裏うら的てき主意しゅい，暢とおる談だん其喜歡吃的てき螃蟹，有ゆう滋しげる有ゆう味あじ地ち記錄きろく在ざい異こと地ち遇ぐう到いた的てき奇異きい食物しょくもつ與あずか水みず果はて，描述寫うつし作さく與あずか想像そうぞう的てき樂らく趣おもむき：「我欲がよく作さく人間にんげん才子さいし，即そく為ため杜もり甫はじめ、李白りはく之これ後身こうしん」。在ざい「聲こえ容よう」章節しょうせつ，他た論述ろんじゅつ如何いか選擇せんたく、訓練くんれん和わ對たい待まち妾わらわ侍さむらい；與あずか妻子さいし不ふ一いち樣よう，妾わらわ侍さむらい是ぜ丈夫じょうぶ自己じこ所しょ選擇せんたく的てき。李り漁りょう細ほそ致地寫うつし下か庭園ていえん建築けんちく的てき理論りろん和わ經驗けいけん，關せき注ちゅう自然しぜん與あずか人工じんこう如何いか湊みなと合あい。《閑情偶寄》描寫びょうしゃ娛己娛人的てき湖みずうみ舫「便びん面めん」，窗まど戶ど取と形かたち扇子せんす，於是舟ふね外がい湖光こうこう山色さんしょく、往來おうらい遊ゆう人じん攝と入舟いりふね中ちゅう，變成へんせい天然てんねん國こく畫が；舟ぶね中ちゅう人じん物見ものみ於窗外がい，也備往來おうらい遊ゆう人じん玩賞，李り漁りょう名めい之の為ため「取と景けい在ざい借か」。李り漁りょう散文さんぶん的てき論據ろんきょ，往往おうおう訴諸個人こじん經驗けいけん。《沐浴もくよく》一文いちぶん先さき指出さしで，一些道教養生家反對沐浴，認みとめ為ため有ゆう損そん元氣げんき，然しか後こう提出ていしゅつ反對はんたい論據ろんきょ：根據こんきょ類推るいすい，雨露うろ對たい植物しょくぶつ有益ゆうえき，沐浴もくよく對人たいじん不ふ會かい有害ゆうがい；其次，李り漁りょう自己じこ已やめ經けい測はか試ためし其效果こうか。

文學ぶんがく批評ひひょう

李り漁りょう文集ぶんしゅう《閑情偶寄》書しょ影かげ

李り漁りょう的てき文學ぶんがく思想しそう可分かぶん為ため四よん項こう原則げんそく。首くび先さき，他た相しょう信しん文學ぶんがく不ふ應おう墨守ぼくしゅ成なり規ぶんまわし、摹倣抄しょう襲かさね，重視じゅうし創作そうさく和わ破やぶ舊きゅう立だて新しん。其次，他た相しょう信しん每ごと一時期的文學都有自己的流行風格和獨特品質，例れい如漢史し、唐詩とうし、宋そう詞し、元もと曲きょく，都みやこ是ただし正統せいとう文學ぶんがく。第だい三さん，小說しょうせつ戲曲ぎきょく的てき語ご言げん應おう顯あらわ淺あさ易えき懂，通俗つうぞく流暢りゅうちょう，須引起おこり共鳴きょうめい，使つかい讀者どくしゃ能のう產さん生せい同情どうじょう之の心しん；戲曲ぎきょく應おう回かい到いた元もと曲きょく的てき顯あらわ淺あさ傳統でんとう，明代あきよ戲曲ぎきょく的てき書しょ本氣ほんき是ぜ不可ふか取的とりてき。第だい四よん，李り漁りょう著ちょ重じゅう現實げんじつ主義しゅぎ，作家さっか應おう寫うつし其耳聞睹之の事こと，取材しゅざい於日常にちじょう生活せいかつ經歷けいれき。李り漁りょう被ひ譽ほまれ為ため「中國ちゅうごく首くび屈こごめ一指的戲劇批評家」，《閑情偶寄》中有ちゅうう「詞し曲きょく」和かず「演習えんしゅう」二に部ぶ，詳しょう論ろん戲曲ぎきょく的てき寫うつし法ほう直ちょく至いたり實際じっさい表ひょう演えんじ之これ事ごと，這樣的てき著作ちょさく在ざい清しん代だい只ただ有ゆう這一部いちぶ。其戲曲きょく之これ論ろん是ぜ建立こんりゅう在ざい經驗けいけん基礎きそ上じょう的てき內行之これ論ろん。李り漁りょう批評ひひょう當時とうじ的てき新しん戲おどけ劇げき本ほん製作せいさく馬ば虎とら，隨ずい便びん掇拾拼湊，僅人物じんぶつ角かく色しょく名字みょうじ是ぜ新しん的てき，內容缺乏けつぼう創意そうい，無む甚娛樂らく價か值。他た主張しゅちょう戲おどけ劇げき要よう使つかい觀かん眾感到いた新奇しんき，「想そう不ふ到いた，猜不著ちょ」，反對はんたい常人じょうじん所謂いわゆる在ざい文學ぶんがく和わ藝術げいじゅつ中ちゅう舊きゅう主題しゅだい已やめ被ひ用よう盡つき的てき說法せっぽう。

李り漁りょう認みとめ為ため作家さっか猶なお如裁縫さいほう和わ建築けんちく工匠こうしょう，下した筆ひつ前まえ先さき要よう詳しょう盡つき構思，劇げき作家さっか應おう設しつらえ身み處しょ地ち將はた自己じこ放ひ在ざい角かく色しょく的てき位置いち，才能さいのう妙みょう筆ひつ生花せいか。戲おどけ劇げき結構けっこう方面ほうめん，他た提出ていしゅつ創作そうさく戲おどけ劇的げきてき三さん個こ原則げんそく：立たて主しゅ腦のう、減げん頭あたま緒いとぐち、密みつ針はり線せん。立たて主しゅ腦のう是ぜ指ゆび戲おどけ刻こく應おう以主角かく或ある主題しゅだい為ため中心ちゅうしん，貫つらぬけ穿ほじ始終しじゅう，使つかい枝えだ節ぶし皆みな從屬じゅうぞく於它，例れい如《西にし廂ひさし記き》中ちゅう「白馬はくば解かい圍かこえ」、《琵琶びわ記き》中ちゅう「重婚じゅうこん牛うし府ふ」，皆みな為ため主ぬし腦のう。減げん頭あたま緒いとぐち是ぜ指ゆび其他次じ要よう主題しゅだい應おう服務ふくむ於「主しゅ腦のう」的てき需要じゅよう。密みつ針はり線せん是ぜ指ゆび各かく細ほそ節ぶし場景じょうけい應おう緊密きんみつ地ち環たまき環たまき相しょう扣，事件じけん前後ぜんこう應おう嚴密げんみつ聯れん繫和照應しょうおう，李り漁りょう批評ひひょう《琵琶びわ記き》的てき「剪髮」情じょう節ぶし，即そく貞女ていじょ趙ちょう五娘為籌措埋葬舅姑費用而剪髮的一場戲，張ちょう太ふとし公おおやけ仗義疏財而坐視し不ふ理り，並なみ不合理ふごうり。李り漁りょう又また提出ていしゅつ「審しん虛實きょじつ」，論述ろんじゅつ素材そざい中ちゅう事實じじつ與あずか虛構きょこう的てき處理しょり方法ほうほう，主張しゅちょう「虛きょ則のり虛むなし到底とうてい」，而「實則さねつね實じつ到底とうてい」，不可ふか捏造ねつぞう人物じんぶつ或ある事件じけん。

李り漁りょう主張しゅちょう戲おどけ劇げき語ご言げん要よう淺あさ近きん易えき懂，避免用よう典てん，少しょう用よう方言ほうげん，主張しゅちょう顯あらわ淺あさ，但ただし並なみ不ふ意味いみ容よう許もと粗そ俗ぞく，否いや則のり不ふ成なり其為「文人ぶんじん之の筆ふで」。戲曲ぎきょく須「雅俗がぞく同どう歡，智さとし愚ぐ共ども賞しょう」，當とう忌き「書しょ本氣ほんき」，應おう以元人じん雜劇ざつげき作為さくい範はん本ほん。戲曲ぎきょく曲きょく詞し應おう「重機じゅうき趣おもむき」，文脈ぶんみゃく必須ひっす一貫いっかん，力ちから戒刻板ばん和わ迂闊うかつ陳腐ちんぷ。他た指出さしで歷れき來らい戲曲ぎきょく輕視けいし賓まろうど白しろ之の誤あやま，強調きょうちょう對たい白しろ的てき重要じゅうよう性せい，尤ゆう其是新しん戲おどけ，觀かん眾不熟じゅく悉劇情じょう，以賓白しろ交代こうたい情じょう節ぶし更さら為ため重要じゅうよう。他た又また指出さしで賓まろうど白しろ應おう慎まき防ぼう前後ぜんこう矛盾むじゅん，如《玉たま簪かんざし記き》的てき陳ちん妙たえ常つね是ぜ道どう姑しゅうと而非尼あま姑しゅうと，對たい白しろ卻有「姑娘くーにゃん在ざい禪堂ぜんどう打だ坐すわ」的てき疏漏。李り漁りょう認みとめ為ため插科打だ諢也很重要じゅうよう，可か使つかい人じん聚精會かい神しん看み戲おどけ，使つかい觀かん眾保持ほじ清しん醒。科か諢應隨ずい機き應變おうへん地ち脫だつ口くち而出，不ふ宜むべ太ふとし著ちょ跡あと。李り漁りょう自己じこ寫うつし作さく優雅ゆうが的てき昆こん曲きょく，討厭當時とうじ流行りゅうこう的てき弋陽、四よん平たいら等とう腔。他た抨擊李り日にち華はな改あらため《西にし廂ひさし記き》為ため南みなみ曲きょく《南西なんせい廂ひさし記き》，認みとめ為ため其破壞はかい音律おんりつ。李り漁りょう雖常談だん元もと曲きょく，卻似乎沒有ゆう認みとめ真ま看過かんか《元もと曲きょく選せん》之これ類るい，混こん同どう了りょう「正名まさな」和かず「楔くさび子こ」兩りょう事こと。

思想しそう

李り漁りょう對たい女性じょせい有ゆう較開放かいほう的てき觀點かんてん，承認しょうにん才女さいじょ的てき平等びょうどう地位ちい，相そう信しんじ教育きょういく應おう當とう普及ふきゅう。他た懷疑かいぎ「女子じょし無才むさい便びん是ぜ德とく」的てき說法せっぽう，認みとめ為ため女子じょし應おう當とう「習技」，學習がくしゅう讀書どくしょ習字しゅうじ、文學ぶんがく、書法しょほう繪畫かいが、音樂おんがく歌舞かぶ，以及日常にちじょう生活せいかつ中ちゅう的てき實用じつよう藝術げいじゅつ。不ふ過か，李り漁りょう仍主張しゅちょう一夫多妻いっぷたさい制せい，認みとめ為男ためお人じん可か以有一個正室和多個妾侍，女じょ人間にんげん不ふ應おう心しん存そん妒忌。女人にょにん在ざい智力ちりょく上じょう專業せんぎょう上じょう可か以和男おとこ人じん不ふ相上あいあげ下か，但ただし夫妻ふさい關係かんけい則そく是ぜ不平等ふびょうどう的てき，女人にょにん得とく忍受にんじゅ和かず忠ただし於丈夫じょうふ。李り漁りょう的てき生活せいかつ哲學てつがく是ぜ不要ふよう存そん有ゆう太ふと高こう期待きたい，應おう居きょ安やす思おもえ危，不ふ指ゆび望もち上天じょうてん眷顧けんこ。一個人若想到其他還要糟的境況，他た自己じこ的てき痛苦つうく就可減少げんしょう。「我わが以為貧ひん，更さら有ゆう貧ひん於我者しゃ；我わが以為賤，更さら有ゆう賤於我が者しゃ」，這樣想そう就能心こころ態たい平衡へいこう。如要過か健康けんこう愉快ゆかい的てき生活せいかつ，必須ひっす承認しょうにん人性じんせい的てき需要じゅよう，不ふ應おう受到自じ待まち或ある道德どうとく觀念かんねん的てき束縛そくばく，也不應おう盲目もうもく使用しよう藥物やくぶつ。生活せいかつ上じょう李り漁りょう是ぜ享樂きょうらく主義しゅぎ者もの，寫うつし文章ぶんしょう詳述しょうじゅつ世俗せぞく的てき快樂かいらく和わ美食びしょく。對たい李り漁りょう影響えいきょう最大さいだい的てき，是これ晚ばん明あきら李り贄にえ開ひらき創そう，為ため袁宏道どう繼承けいしょう的てき美學びがく原則げんそく。《閑情偶寄》強調きょうちょう簡樸節儉せっけん的てき生活せいかつ，樸しらき素す指ゆび品ひん味上みかみ的てき雅みやび淡あわ，李り漁りょう認みとめ為ため文人ぶんじん在ざい壁間へきかん掛かけ滿まん書畫しょが是ぜ庸いさお俗ぞく的てき；在ざい建築けんちく和わ家具かぐ方面ほうめん，他た崇たかし尚なお節儉せっけん而忌諱きき奢おご靡，選擇せんたく樸しらき素す而捐棄浮華はな。

李り漁りょう宣せん稱しょう自己じこ是ぜ儒家じゅか，反對はんたい佛教ぶっきょう、道教どうきょう與あずか儒家じゅか並列へいれつ。李り漁りょう拒絕きょぜつ道士どうし養生ようじょう家か的てき藥石やくせき和わ導しるべ引，亦また不ふ接受せつじゅ沉思冥めい想そう法ほう，原因げんいん是ぜ他た自認じにん太ふと懶ものぐさ散ち，不ふ願ねがい服從ふくじゅう道士どうし的てき清規しんぎ戒律かいりつ。他た對たい民間みんかん迷信めいしん持じ批判ひはん態度たいど，顯示けんじ其理性せい思おもえ維。他た批評ひひょう在ざい做媒時じ靠もたれ八はち字じ推算すいさん，也質疑しつぎ家鄉かきょう當地とうち「回かい煞」的てき習俗しゅうぞく，即そく人死ひとじに了りょう，活かつ人じん要よう從したがえ住宅じゅうたく搬出はんしゅつ，讓ゆずる死者ししゃ鬼おに魂たましい回かい來らい一趟後再永久離開。他た也批評ひひょう百姓設祭敬神的習俗，認みとめ為ため設しつらえ宴えん、演えんじ戲おどけ等とう慶祝けいしゅく活動かつどう過か於浪費ろうひ。超ちょう自然しぜん或ある神靈しんれい的てき力量りきりょう是ぜ心理しんり作用さよう，實際じっさい上じょう是ぜ人じん創造そうぞう出來でき的てき。李り漁りょう思想しそう開放かいほう，懷ふところ有理ゆうり性せい主義しゅぎ與あずか實證じっしょう主義しゅぎ，帶おび著ちょ懸念けねん去さ衡量人類じんるい的てき知識ちしき、直覺ちょっかく與あずか宗教しゅうきょう。李り漁りょう賞しょう識西方せいほう傳でん教きょう士し帶たい到いた中國ちゅうごく的てき發明はつめい，其《夏なつ宜よろし樓ろう》中ちゅう說明せつめい了りょう望遠鏡ぼうえんきょう和わ顯微鏡けんびきょう。他た相しょう信しん現代げんだい產品さんぴん優ゆう於古代だい，現代げんだい道德どうとく也並不ふ比ひ古代こだい的てき差さ。公おおやけ堂どう審しん訊方面めん，李り漁りょう希望きぼう縣けん官かん嚴格げんかく限げん制せい用よう刑けい範圍はんい，刑けい訊應視し為ため非常ひじょう的てき終極しゅうきょく手段しゅだん，而不是ぜ尋常じんじょう的てき搜さがせ證しょう方法ほうほう；最さい好このみ的てき情況じょうきょう是ぜ，公おおやけ堂上どうじょう展示てんじ刑けい具ぐ時とき，犯人はんにん已やめ嚇得乖乖供きょう認みとめ，而不必勞煩うるさ真正しんせい用よう刑けい。

史學しがく

1664年ねん，李り漁りょう完成かんせい《論ろん古いにしえ》一いち書しょ，含有がんゆう133則のり歷史れきし故事こじ，按年代だい順序じゅんじょ，截至元朝がんちょう初期しょき，故こ事大じだい多選たせん自じ朱しゅ熹《資し治ち通どおり鑑かん綱目こうもく》，隨ずい後ご是ぜ李り漁りょう的てき道德どうとく上じょう的てき闡釋。書中しょちゅう李り漁りょう讚たたえ賞しょう文ぶん天てん祥さち是ぜ忠臣ちゅうしん義士ぎし的てき典範てんぱん，也欣賞しょう忽ゆるがせ必烈豁達大度たいど善ぜん待まち文ぶん天てん祥さち的てき態度たいど。他た敬重けいちょう文ぶん天てん祥之よしゆき死し，但ただし認みとめ為ため這等同どう自殺じさつ，因いん為ため忽ゆるがせ必烈實際じっさい上じょう已やめ赦免しゃめん了りょう他た。李り漁りょう懷疑かいぎ古こ文獻ぶんけん的てき記載きさい，認みとめ為當ためとう中許なかゆるし多た人物じんぶつ都と是ぜ虛構きょこう的てき。李り漁りょう又また編纂へんさん了りょう一部いちぶ通史つうし《古今ここん史し略りゃく》，從したがえ盤ばん古いにしえ講こう起おこり，終おわり至いたり明あかり亡ほろび清きよし兵へい入京にゅうきょう，結構けっこう嚴いむ謹，夾入生動せいどう軼事いつじ與あずか故事こじ，評注ひょうちゅう均ひとし在ざい文中ぶんちゅう，但ただし用よう小字こあざ雙そう行ぎょう。其文體ぶんたい遵循當時とうじ流行りゅうこう的てき「綱つな鑑かん」體裁ていさい，書中しょちゅう很多章節しょうせつ就是對たい《史論しろん》作事さくじ實じつ說明せつめい。韓かん南みなみ則のり認みとめ為ため《古今ここん史し略りゃく》是ぜ假かり冒おかせ之これ作さく。

建築けんちく

李り漁りょう在ざい蘭らん溪けい倡導水利すいり，為ため村民そんみん親おや自じ設計せっけい督とく工こう興きょう建けん水利すいり設しつらえ施ほどこせ，為ため農のう田た灌溉而築壩挖渠みぞ，世人せじん把わ堰せき壩稱為ため「李り漁りょう壩」以示紀き念ねん。園えん林りん方面ほうめん，李り漁りょう自稱じしょう「遍あまね覽らん名園めいえん」。他た建造けんぞう的てき庭園ていえん至いたり少しょう有ゆう四よん座ざ。一是他在故鄉蘭溪建造的「伊い園えん」，有ゆう一座いちざ精美せいび的てき別墅べっしょ。二に是ぜ他た定てい居きょ金きむ陵りょう時どき所しょ造づくり的てき「芥子からし園えん」，園えん址し在ざい南京なんきん韓かん家か潭，佔地不滿ふまん三さん畝うね，屋や宇與山石やまいし各かく佔三さん份一，以小勝大かつおお，含蓄がんちく有餘ゆうよ。三さん是ぜ為ため賈漢復ふく在ざい北京ぺきん弓弦ゆづる胡同ふーとん設計せっけい的てき庭園ていえん「半はん畝うね園えん」，該園的てき房ぼう舍しゃ庭樹ていじゅ、山石やまいし水みず池ち安やす排はい得とく緊湊而不覺ふかく侷促，佔地不ふ多た，豐滿ほうまん舒暢，清秀きよひで恬靜。四よん是ぜ在ざい杭州こうしゅう西湖さいこ畔ほとり雲居くもい山やま所しょ建けん的てき「層そう園えん」，地ち處ところ西湖さいこ邊べ上じょう，借景しゃっけい於西湖みずうみ山水さんすい，依よ山やま勢ぜい高低こうてい而設計けい營造えいぞう，錯落さくらく有ゆう致，層そう層そう入にゅう勝かち。李り漁りょう指出さしで，建造けんぞう園えん林はやし和かず建築けんちく庭にわ院いん住宅じゅうたく，都と必須ひっす因いん地ち制せい宜むべ，妙みょう在高ありだか下か錯落さくらく，虛實きょじつ相しょう映うつ，曲折きょくせつ有ゆう致。有ゆう關せき疊石たたみいし造山つくりやま，李り漁りょう批評ひひょう當時とうじ園えん林りん的てき假かり山やま「補綴ほてつ穿鑿せんさく」，因よし用石もちいし過多かた，奇矯ききょう而不自然しぜん，望もち之の不ふ似に真山まやま。他た提ひさげ倡以土ど帶たい石せき及土石せき相しょう間あいだ的てき方法ほうほう，增加ぞうか使用しよう泥土でいど。

評價ひょうか與あずか地位ちい

清しん代だい

李り漁りょう生前せいぜん就婦孺皆曉あかつき，大だい受歡迎かんげい。在ざい17世紀せいき下か半はん葉よう，李り漁りょう的てき小說しょうせつ、戲曲ぎきょく和わ雜文ざつぶん筆記ひっき受廣泛閱讀或搬上舞台ぶたい，十分じゅうぶん流行りゅうこう。他た是ぜ當時とうじ最さい受歡迎かんげい的てき劇げき作家さっか和わ小說しょうせつ家か，也受到錢せん謙けん益えき、賈漢復ふく、吳ご偉業いぎょう、尤ゆう侗、宋そう琬、施ほどこせ閏うるう章あきら等とう名士めいし的てき賞しょう識。錢せん謙けん益えき把わ李り漁りょう的てき小說しょうせつ戲曲ぎきょく的てき地位ちい，與あずか《水みず滸傳》、《金瓶かなかめ梅うめ》及湯ゆ顯あらわ祖そ的てき傳奇でんき相あい提ひさげ並なみ論ろん，讚たたえ揚あげ李り漁りょう革新かくしん戲曲ぎきょく。清きよし初はつ高こう弈認為ため李り漁りょう戲曲ぎきょく具有ぐゆう創意そうい，劉りゅう中ちゅう柱ばしら把わ李り漁りょう列れつ為ため清きよし初はつ偉大いだい的てき戲曲ぎきょく家か，李り調ちょう元もと稱讚しょうさん其戲曲きょく的てき出色しゅっしょく韻律いんりつ和わ音樂おんがく感かん，梁りょう廷枏推崇其戲曲きょく語ご言げん流暢りゅうちょう嫻熟，楊恩壽ことぶき讚たたえ揚あげ李り漁りょう的てき戲曲ぎきょく創作そうさく和わ劇評げきひょう。李り漁りょう朋友ほうゆう把わ他た比作ひっつくり擅長諷諫的てき東方とうほう朔ついたち和わ打破だは舊習きゅうしゅう的てき李り贄にえ。李り漁りょう做事標しるべ新立しんだて異こと，與あずか儒家じゅか正統せいとう觀念かんねん大だい相しょう徑庭けいてい，在ざい當時とうじ的てき道學どうがく家か眼中がんちゅう是ぜ個こ放蕩ほうとう才子さいし、淫いん穢けがれ作家さっか、戲おどけ子こ，對たい他た有ゆう根深ねぶか蒂固的てき偏見へんけん。清しん初はつ董ただし含說せつ李り漁りょう有ゆう傷きず風化ふうか；世よ傳でん李り漁りょう寫うつし出で色情しきじょう小說しょうせつ《肉にく蒲團ぶとん》，反映はんえい他た本人ほんにん道德どうとく低下ていか而放縱たて。

李り漁りょう很快被ひ人ひと遺忘いぼう，在ざい隨ずい後ご的てき清きよし代だい文學ぶんがく界かい沒ぼつ有ゆう得え到いた尊重そんちょう。清しん代だい中期ちゅうき，隨ずい著ちょ儒家じゅか正統せいとう思想しそう進しん一いち步ほ強化きょうか，對たい李り漁りょう戲曲ぎきょく的てき褒獎有ゆう所しょ保留ほりゅう，其小說しょうせつ則そく被ひ斥為公開こうかい散ち毒どく，以致被ひ禁止きんし。乾いぬい隆たかし時じ（1736—1796），李り漁りょう《一家言いっかげん》和かず《閑情偶寄》受命じゅめい被ひ全部ぜんぶ銷毀，《十じゅう種しゅ曲きょく》和かず《古今ここん史し略りゃく》列れつ為ため禁書きんしょ；《十じゅう二に樓ろう》則のり在ざい同どう治ち年間ねんかん（1862—1874）被ひ列れつ為ため禁書きんしょ。李り漁りょう及其作品さくひん都と漸やや漸やや被ひ人ひと遺忘いぼう，直ちょく至いたり20世紀せいき在ざい新しん文學ぶんがく運動うんどう中ちゅう被ひ人ひと重おも新しん發現はつげん。

現代げんだい中國ちゅうごく

20世紀せいき中國ちゅうごく學術がくじゅつ界かい對たい李り漁りょう褒中帶たい貶，或ある謂いい他た敏捷びんしょう調ちょう侃ただし而流於輕薄うす，或ある責せめ其白描はくびょう色欲しきよく而不免めん淫いん褻け，或ある惋惜他た對たい時勢じせい動どう蕩とろけ關せき注ちゅう太ふと少すくな。新しん文學ぶんがく運動うんどう後ご，李り漁りょう被ひ重じゅう新しん發現はつげん，逐漸得え到いた承認しょうにん，被ひ視し為ため傑出けっしゅつ文學ぶんがく家か。其戲曲きょく批評ひひょう和わ戲曲ぎきょく作品さくひん在ざい1920年代ねんだい末期まっき都と得え到いた肯定こうてい，其白話ばなし小說しょうせつ也得到いた大部たいぶ份學者しゃ的てき讚たたえ賞しょう，但ただし亦また有ゆう部ぶ份學者しゃ指ゆび責せめ李り漁りょう的てき小說しょうせつ「有毒ゆうどく」。現代げんだい學者がくしゃ承認しょうにん李り漁りょう戲曲ぎきょく文言もんごん造詣ぞうけい精せい湛たたえ，口語こうご運用うんよう嫻熟，舞台ぶたい藝術げいじゅつ真實しんじつ生動せいどう，對たい他た在ざい戲曲ぎきょく及戲劇評げきひょう論ろん的てき貢獻こうけん大だい致予以肯定こうてい；對たい李り漁りょう小說しょうせつ的てき評價ひょうか則そく褒貶ほうへん不一ふいつ。朱しゅ東あずま潤じゅん強調きょうちょう李り漁りょう是ぜ中國ちゅうごく最さい偉大いだい的てき戲おどけ劇げき評論ひょうろん家か，因いん為ため他た有ゆう作為さくい舞台ぶたい編へん導しるべ和わ戲おどけ班はん製作せいさく人的じんてき親身しんみ經驗けいけん，這是其他如金きむ聖きよし歎等とう劇評げきひょう家か所しょ不ふ具備ぐび的てき。周しゅう貽白提出ていしゅつ李り漁りょう是清これきよ代だい最さい卓越たくえつ的てき劇げき作家さっか，這觀點てん大だい致受後來こうらい的てき中國ちゅうごく學者がくしゃ所しょ接受せつじゅ。小說しょうせつ創作そうさく方面ほうめん，鄭てい振ふ鐸、范煙橋きょう、孫まご楷第都と對たい李り漁りょう加か以肯定こうてい，但ただし許多きょた學者がくしゃ仍對李り漁りょう存そん有ゆう傳統でんとう偏見へんけん，並なみ不ふ提ひさげ及李漁りょう小說しょうせつ的てき成就じょうじゅ，偶爾提ひっさげ到いた李り漁りょう的てき小說しょうせつ，也是被ひ批判ひはん為ため「反はん革命かくめい」和かず「淫いん書しょ」。1980年代ねんだい，李り漁りょう在ざい小說しょうせつ創作そうさく的てき貢獻こうけん一いち度ど受到重視じゅうし，而批評ひひょう則そく仍集中在なかざい道德どうとく方面ほうめん。

國外こくがい

李り漁りょう的てき小說しょうせつ戲曲ぎきょく在ざい日本にっぽん和わ歐おう洲しゅう獲得かくとく重視じゅうし，受高度こうど讚たたえ賞しょう。李り漁りょう戲曲ぎきょく流入りゅうにゅう日本にっぽん，江戶えど時代じだい（1603—1868）談だん到いた中國ちゅうごく戲曲ぎきょく，無む不ふ提ひっさげ到いた李り漁りょう，其戲曲きょく家か的てき大名だいみょう為ため人じん熟知じゅくち。在ざい元祿げんろく時期じき（1688—1704），李り漁りょう的てき小說しょうせつ戲曲ぎきょく在ざい日本にっぽん都と銷路甚佳。李り漁りょう被ひ日本にっぽん學者がくしゃ看み作さく中國ちゅうごく歷史れきし上じょう一いち位い偉大いだい的てき文學ぶんがく家か，佔有特殊とくしゅ地位ちい。學者がくしゃ笹川ささかわ種たね郎ろう讚たたえ賞しょう李り漁りょう的てき戲おどけ劇げき和わ小說しょうせつ《十じゅう二に樓ろう》的てき情じょう節ぶし、主題しゅだい，以及其通俗つうぞく流暢りゅうちょう、明晰めいせき生動せいどう的てき語ご言げん，認みとめ為ため李り漁りょう是清これきよ代だい最さい有ゆう成就じょうじゅ的てき四よん大名だいみょう士し之の士し，與あずか曹雪芹せり、金きむ聖きよし歎、孔あな尚なお任にん並列へいれつ齊ひとし名めい。鹽谷しおや溫あつし讚たたえ揚あげ李り漁りょう的てき戲曲ぎきょく藝術げいじゅつ，將はた《十じゅう二に樓ろう》列れつ為ため清朝せいちょう最さい受歡迎かんげい的てき七なな部ぶ小說しょうせつ之の一いち。李り漁りょう的てき文學ぶんがく也受歐おう洲しゅう學者がくしゃ重視じゅうし和わ青あお睞，在ざい19世紀せいき，《十じゅう二に樓ろう》許多きょた篇へん小說しょうせつ都と譯やく為ため歐おう洲しゅう語ご言げん。莫宜佳けい認みとめ為ため「李り漁りょう是ぜ與あずか蒲かば松まつ齡よわい並なみ駕が齊ひとし驅か的てき重要じゅうよう清しん代だい小說しょうせつ家か」；張ちょう春樹はるき讚たたえ賞しょう李り漁りょう是ぜ17世紀せいき最さい出色しゅっしょく的てき白話はくわ文ぶん作家さっか之の一いち，也是清これきよ代だい最さい有ゆう創造そうぞう力りょく的てき白話はくわ小說しょうせつ家か。

延伸えんしん閱讀

• 許もと暉あきら林りん. 《〈比目魚ひらめ〉的てき政治せいじ意い涵：李り漁りょう改編かいへん實踐じっせん的てき一いち個こ案あん例れい研究けんきゅう》. 《政せい大中だいなか文學ぶんがく報ほう》. 2015, 23: 207–240 [2023-08-28] （中ちゅう文ぶん（繁しげる體からだ））. 
• 高こう美華みか. 《李り漁りょう的てき戲曲ぎきょく評點ひょうてん》. 《戲曲ぎきょく學がく報ほう》. 2017, 16: 39–78 [2023-08-28] （中ちゅう文ぶん（繁しげる體からだ））. 
• 汪ひろし詩し珮. 《圖像ずぞう、敘事、讀者どくしゃ反應はんのう：論ろん李り漁りょう的てき〈譚たん楚すわえ玉だま〉與あずか〈比目魚ひらめ〉》. 《中正ちゅうせい大學だいがく中ちゅう文學ぶんがく術じゅつ年刊ねんかん》. 2010, 15: 111–150 [2023-08-28] （中ちゅう文ぶん（繁しげる體からだ））.