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弘光ひろみつ帝みかど

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弘光ひろみつ帝みかど
南明なんめい皇帝こうてい
統治とうち1644年ねん6月がつ19日にち－1645年ねん6月がつ15日にち（361天てん）
前任ぜんにん崇たかし禎ただし帝みかど（明朝みんちょう）
繼つぎ任にん隆りゅう武たけし帝みかど
出生しゅっしょう明あきら万まん历三さん十じゅう五ご年ねん七なな月がつ乙おつ巳み日び
(1607-09-05)1607年ねん9月がつ5日にち
明朝みょうちょう順じゅん天てん府ふ
逝世清きよし顺治三さん年ねん五ご月がつ甲子きのえね日び
1646年ねん7月がつ1日にち(1646歲さい—07—01)（38歲さい） 處決
清朝せいちょう順じゅん天てん府ふ菜さい市し口こう
安やす葬そう
河南かなん孟はじめ津つ县东山やま头村
年號ねんごう
弘光ひろみつ
尊号そんごう
聖ひじり安やすし皇帝こうてい（隆りゅう武たけし帝みかど遙はるか尊たかし）
谥号
赧皇帝こうてい（监国鲁王初はつ谥）
安やす皇帝こうてい（监国鲁王改あらため谥）
奉天ほうてん遵道宽和静せい穆きよし修おさむ文ぶん布ぬの武たけ溫あつし恭きょう仁孝にんこう簡皇帝こうてい（永えい曆れき帝みかど谥）
庙号
质宗（监国鲁王尊みこと上じょう）
安あん宗はじめ（永えい曆れき帝みかど尊みこと上じょう）
政せい权南明なんめい
父親ちちおや福ぶく忠ちゅう王おう朱しゅ常つね洵まこと
母親ははおや孝こう誠まこと恭きょう皇后こうごう（追つい尊みこと）

弘光ひろみつ帝みかど朱しゅ由ゆかり崧（1607年ねん9月がつ5日にち—1646年ねん7月がつ1日にち），為ため南明なんめい首位しゅい皇帝こうてい，即位そくい前原まえはら為ため明朝みょうちょう福ぶく王おう。其為明神みょうじん宗むね朱しゅ翊钧之の孙、福ぶく忠ちゅう王おう朱しゅ常つね洵まこと之子ゆきこ、明あかり熹宗朱しゅ由ゆかり校こう、明あかり思おもえ宗むね朱しゅ由ゆかり檢けん之の堂どう兄弟きょうだい。思おもえ宗そう殉国じゅんこく後ご，朱しゅ由ゆかり崧在南京なんきん即位そくい，改元かいげん弘光ひろみつ，當年とうねん清きよし军隨即そく南みなみ攻おさむ，朱しゅ由ゆかり崧被俘，押往北京ぺきん，翌年よくねん被ひ處決しょけつ，在位ざいい僅有一いち年ねん。南明なんめい永えい历帝为其上じょう庙号「安あん宗はじめ」，諡号しごう奉天ほうてん遵道宽和静せい穆きよし修おさむ文ぶん布ぬの武たけ溫あつし恭きょう仁孝にんこう簡皇帝こうてい。

生平おいだいら[编辑]

身み世よ[编辑]

朱しゅ由ゆかり崧小字こあざ福ぶく八はち，明神みょうじん宗むね孙，福ぶく忠ちゅう王おう朱しゅ常つね洵まこと嫡长子こ。万まん历三さん十じゅう五ご年ねん（1607年ねん）七月乙巳生于福王府邸，生母せいぼ姚氏。万まん历四十じゅう二に年ねん（1614年ねん）随ずい福ぶく王おう朱しゅ常つね洵まこと就藩于洛らく阳。万まん历四十じゅう八はち年ねん（1620年ねん）七なな月がつ甲かぶと辰たつ，封ふう德とく昌あきら王おう，后きさき进封福ぶく王おう世子せいし。

崇たかし祯十じゅう四よん年ねん（1641年ねん）正月しょうがつ，农民军首领李り自じ成なり攻おさむ克かつ洛らく阳，福ぶく王おう朱しゅ常つね洵まこと缒城出で，藏匿ぞうとく于迎むかい恩おん寺てら，后きさき被ひ搜さがせ出で，遇ぐう害がい。朱しゅ由ゆかり崧缒城じょう逃脱，前ぜん往怀庆避难，崇たかし祯十じゅう六ろく年ねん五ご月がつ袭封福ぶく王おう。崇たかし祯帝手しゅ择宫中玉なかたま带，遣や内うち使つかい赐之。

崇たかし祯十じゅう七なな年ねん正月しょうがつ，怀庆闻警，朱しゅ由ゆかり崧逃亡とうぼう卫辉，投とう奔潞王朱しゅ常つね淓。三さん月がつ初はつ四よん卫辉闻警，朱しゅ由ゆかり崧随潞王逃往淮安，与あずか南みなみ逃的周しゅう王おう朱しゅ恭きょう枵、崇たかし王おう朱しゅ慈爚四よん位い藩はん王おう的てき80余よ艘そう船せん同日どうじつ抵达淮安相しょう会かい，漕こげ运总督とく路みち振ふ飞、淮安镇总兵へい刘泽清きよし迎接げいせつ，出で于安全ぜん考こう虑，安やす排はい四よん王おう一同いちどう寓居ぐうきょ于河下かわしも西湖さいこ嘴くちばし舟ぶね中ちゅう。三月さんがつ十じゅう一いち日にち，年ねん已やめ六ろく十じゅう五岁的周王薨于舟上，三さん月がつ十じゅう八はち日にち，福ぶく王おう等とう三さん王おう上岸かみきし，住じゅう在ざい山西さんせい太ふとし原げん盐商杜もり光こう绍的绾秀园中[1][2] 。三月さんがつ十じゅう九日李自成陷北京，崇たかし禎ただし帝みかど自じ縊，是ぜ為ため甲きのえ申さる之の變へん。廿にじゅう九きゅう日にち，消息しょうそく传至淮安。

四よん月がつ崇たかし祯帝自盡じじん的てき消息しょうそく，传至南京なんきん，北京ぺきん沦陷後ご，南京なんきん以及南方なんぽう各省かくしょう仍在明朝みょうちょう的てき控ひかえ制せい之の下した。南京なんきん诸臣皆みな認みとめ為國ためくに不可ふか一いち日にち無む君くん，议立新帝しんてい。但ただし對たい大寶たいほう誰だれ屬ぞく，則のり有ゆう一番いちばん論戰ろんせん。

从血统上来らい说，崇たかし祯帝殉国じゅんこく，其子太子たいし朱しゅ慈烺及永王おう朱しゅ慈炤、定てい王おう朱しゅ慈炯陷おちい入にゅう清きよし军之手しゅ，而崇禎ただし帝みかど已やめ無む在世ざいせい兄弟きょうだい，而崇禎ただし兄あに長ちょう天啟てんけい帝みかど無む子こ，其他兄弟きょうだい皆みな在ざい未成年みせいねん之の前ぜん已やめ死し而無後ご，而故应从崇たかし禎ただし帝みかど父親ちちおや明光めいこう宗むね诸弟中ちゅう选择。福ぶく王おう朱しゅ常つね洵まこと为光宗そう諸しょ弟おとうと中居なかい长，雖於崇たかし禎ただし十じゅう四年被李自成殺害，但ただし朱しゅ由ゆかり崧为朱しゅ常つね洵まこと长子，因いん此在崇たかし祯太子たいし及定、永えい二王无法至南京继位的情况下，福ぶく王おう本ほん为第一いち順位じゅんい。東ひがし林りん黨とう人ひと則そく持じ相反あいはん意見いけん，他た們恐朱しゅ由ゆかり崧即位そくい后きさき追究ついきゅう昔日せきじつ“三さん案あん”及國本こくほん之の爭そう攻おさむ讦郑贵妃ひ（朱しゅ由ゆかり崧祖母はは）之の事こと，主しゅ张立明神みょうじん宗之むねゆき侄潞王朱しゅ常つね淓。史ふみ可か法ほう并称福ぶく王おう“在ざい藩はん不忠ふちゅう不孝ふこう，恐おそれ难主天下でんか”[3]。四よん月がつ二に十じゅう六ろく日にち，张慎言ごと、高こう弘ひろし图、姜きょう曰广、李り沾、郭かく维经、诚意伯はく刘孔昭あきら、司つかさ礼あや太ふとし监韩赞周等とう在朝ざいちょう中ちゅう会かい议，李り沾、刘孔昭あきら、韩赞周しゅう议立福ぶく王おう，议遂定てい以福王おう继统，告つげ庙并修武英たけひで殿どの[3]。鳳おおとり陽よう總督そうとく馬うま士し英えい與あずか江北こうほく四よん鎮黃き得とく功こう、高こう傑すぐる、劉りゅう良りょう佐さ、劉りゅう澤さわ清きよし等とう人前ひとまえ往淮安迎接げいせつ朱しゅ由ゆかり崧。四よん月がつ二に十じゅう七なな日にち甲かぶと申さる，南京なんきん礼れい部ぶ率りつ百司迎福王于儀ぎ真しん。

即位そくい[编辑]

崇たかし祯十じゅう七なな年ねん四よん月がつ二に十じゅう八はち日にち乙おつ酉とり，朱しゅ由ゆかり崧至浦口うらぐち，魏ぎ国こく公おおやけ徐じょ弘ひろし基もと等とう渡江とのえ迎接げいせつ。翌日よくじつ舟ふね泊はく观音门燕つばめ子こ矶。四よん月がつ三さん十じゅう日にち丁ちょう亥い，南京なんきん百官迎见朱由崧于龙江关舟中，请其為ため監かん國こく。朱しゅ由ゆかり崧身穿ほじ角かく巾はば葛かずら衣ころも，坐すわ于卧榻之上じょう，推说自己じこ未み携宫眷一いち人にん，准じゅん备避难浙东。众臣力りょく劝，朱しゅ由ゆかり崧乃同意どうい。

五月ごがつ初はつ一いち戊子ぼし，朱しゅ由ゆかり崧骑马自三さん山やま门环城而东，拜はい谒孝こう陵りょう和わ懿文太子たいし陵りょう，随ずい后きさき经朝あさ阳门入いれ东华门，谒奉たてまつ先さき殿どの，出いずる西にし华门，以南いなん京きょう内ない守もり备府为行宫。五月初二群臣至行宫劝进，朱しゅ由ゆかり崧以太子たいし及定王おう、永なが王おう不知ふち下落げらく，且瑞王おう、惠めぐみ王おう、桂かつら王おう均ひとし为叔父おじ行ぎょう，应择贤迎立りつ。诸臣再三さいさん劝进，乃依明代あきよ宗むね故事こじ监国。五月ごがつ初はつ三さん·庚かのえ寅とら（1644年ねん6月がつ7日にち），自大じだい明あかり门入大内おおうち，至いたり武英たけひで殿どの行ぎょう监国礼れい。是ぜ日び吴三桂かつら引清摄政王おう多た尔衮入にゅう北京ぺきん。

崇たかし祯十じゅう七なな年ねん五ご月がつ十じゅう五ご·壬みずのえ寅とら（1644年ねん6月がつ19日にち），朱しゅ由ゆかり崧即皇帝こうてい位い于武英たけひで殿どの，以次年ねん为弘光ひろみつ元年がんねん。其国号ごう依よ旧きゅう为“大明だいめい”，史し称しょう“南明なんめい”。

朱しゅ由ゆかり崧即位そくい后きさき，于六月戊午追封祖母郑贵妃为孝宁太皇太后，父ちち福ぶく忠ちゅう王おう朱しゅ常つね洵まこと为贞纯肃哲圣敬仁じん毅あつし恭きょう皇帝こうてい（后きさき改あらため谥孝皇帝こうてい），立たて庙于南京なんきん，墓はか园称熙陵。[4]上うえ嫡母ちゃくぼ邹氏尊号そんごう为恪つとむ贞仁寿ことぶき皇太后こうたいごう，生母せいぼ姚氏为孝こう诚端惠めぐみ慈顺贞穆皇太后こうたいごう。追つい封ふう洛らく阳城陷おちい时遇害がい的てき胞弟颍上王おう朱しゅ由ゆかり榘为颍王おう，谥曰冲。六月辛酉上崇祯帝庙号为思おもえ宗むね，谥号烈れつ皇帝こうてい。七月己丑追复懿文太子たいし帝みかど号ごう，追つい崇たかし建けん文ぶん帝みかど、景けい泰たい帝みかど庙号谥号[5]。

政治せいじ[编辑]

东林党人とうじん编撰的てき史し书说朱しゅ由ゆかり崧生性せい暗弱あんじゃく，不忠ふちゅう不孝ふこう，荒淫こういん无耻，政事せいじ则悉委い于马士英えい、阮大铖。马、阮二人日以卖官鬻爵、报撼私わたし仇かたき为事，导致南明なんめい政事せいじ萎靡いび，不断ふだん发生内ない讧；而名臣しん李り清きよし则力为弘光こう辩冤，说这些记载都是ぜ谣言[6]，又また说弘光こう帝みかど很少接近せっきん女色じょしょく[7]。在外ざいがい以史可か法ほう督とく师江北きた，设淮、扬、凤、庐四よん镇，以黄き得とく功こう、刘良佐さ、刘泽清きよし、高こう杰为总兵へい统领，南明なんめい出で现军阀化か的てき趋势。前線ぜんせん將領しょうりょう不ふ但ただし因よし爭そう權けん而互相しょう攻擊こうげき，也有やゆう掠奪りゃくだつ平民へいみん的てき行為こうい。[8]

朱しゅ由ゆかり崧即位そくい后きさき，下した令れい选淑女おんな入にゅう宫，派は宦官かんがん于南京なんきん城中じょうちゅう四よん出で搜さがせ巷ちまた，凡是有ゆう女おんな之の家いえ，必以黄き纸贴额，持じ之の而去，南京なんきん城中じょうちゅう骚动。朱しゅ由ゆかり崧又下か令れい修おさむ西にし宫西一路为慈禧殿，以安置あんち继母邹太后きさき。当年とうねん八月邹太后自河南至南京，八はち月がつ十じゅう四よん日にち谕户、兵へい、工こう三さん部ぶ“太ふとし后きさき光こう临，限げん三さん日にち内ない搜さがせ括くく万金まんきん，以备赏赐”。八月十六日御用监又令造龙凤床座、床ゆか顶架、宫殿陈设金玉きんぎょく等とう项，越えつ数すう十じゅう万まん两[9]。造みやつこ皇后こうごう冠かんむり，命いのち内ない臣しん采さい购猫ねこ眼め石せき、祖母そぼ绿及大珠たま重じゅう一钱以上者百余颗[10]。崇たかし祯十じゅう七なな年ねん除じょ夕ゆう，弘光ひろみつ帝みかど独坐どくざ兴宁宫中，愀然不ふ乐。太ふとし监韩赞周问道：“宫殿新しん落成らくせい，皇すめらぎ上じょう应当欢喜，而闷闷不乐，是ぜ思念しねん皇すめらぎ兄けい吗？”弘光ひろみつ帝みかど不ふ应，继而回答かいとう说：“梨なし园殊少しょう佳けい者しゃ”[10]。弘光ひろみつ元年がんねん（1645年ねん）正月しょうがつ，弘光ひろみつ帝みかど又また下した令れい修おさむ南京なんきん奉たてまつ先せん殿しんがり、午うま门及左右さゆう掖わき门，并派太ふとし监田成なり至いたり杭州こうしゅう、嘉よしみ兴二に府ふ选淑女おんな。

崇たかし祯十じゅう七なな年ねん九きゅう月がつ初はつ三さん，弘光ひろみつ帝みかど下か令れい为北京ぺきん殉难诸臣上じょう谥号，计文臣しん二に十じゅう一いち人にん、勋臣二に人にん、戚臣一いち人にん。随ずい后きさき又また给郢国こく公おおやけ冯国用よう、宋そう国こく公おおやけ冯胜、济国公こう丁ちょう德いさお兴、德とく庆侯廖永忠ただし、长兴侯こう耿炳文ぶん等とう开国功臣こうしん追おい上じょう谥号；给方ほう孝たかし孺、齐泰、黄き子こ澄きよし、陈迪、景けい清きよし、卓たく敬けい、练子宁等とう建けん文ぶん朝あさ死し难诸臣しん，蒋钦、陆震等とう正德しょうとく朝ちょう死し谏诸臣しん，左ひだり光こう斗と、周しゅう朝ちょう瑞みず、周しゅう宗そう建けん、袁化中ちゅう、顾大章あきら、周しゅう起おこり元もと等とう天てん启朝死し閹黨诸臣上じょう谥号。

弘光ひろみつ元年がんねん三さん月がつ初はつ一いち甲かぶと申さる，有ゆう自称じしょう崇たかし祯太子たいし朱しゅ慈烺者もの至いたり南京なんきん，朱しゅ由ゆかり崧命令れい将はた其关入いれ兵へい马司监狱，后きさき命いのち百官ひゃっかん审「北きた来き太子たいし」于午门外，终裁断さいだん为伪太子たいし王おう之の明あきら(驸马王おう昺之これ侄孙)，是ぜ為ため「崇たかし禎ただし太子たいし案あん」、「南都なんと太子たいし案あん」。三月さんがつ庚申こうしん，宁南侯こう左ひだり良りょう玉だま乃举兵へい于武たけ昌あきら，以「救すくい太子たいし、诛士英えい」为名顺流而下，黄き得とく功こう、阮大铖率兵へい御ご之これ，南明なんめい发生内ない讧。正せい值此时，清きよし军在豫よ王おう多た铎率りつ领下大だい举南下なんか，攻おさむ陷おちい归德、颍州、太ふとし和わ、泗州等地とうち。

弘光ひろみつ元年がんねん四よん月がつ辛からし未み，清きよし军围攻おさむ江北こうほく重じゅう镇扬州。督とく師し江北こうほく的てき兵部ひょうぶ尚書しょうしょ史ふみ可か法ほう率りつ城中じょうちゅう百姓抵御清军，清きよし军围困百ひゃく日にち，损失惨むご重おも。史し可か法ほう急きゅう忙せわし向こう朝廷ちょうてい求もとめ援，但ただし卻因為ため鎮將們個個ここ擁よう兵へい自重じちょう、意圖いと觀望かんぼう，最終さいしゅう揚あげ州しゅう在ざい被ひ围五天てん后きさき沦陷。清きよし军攻破やぶ扬州之の後こう进行了りょう十天屠杀，史し称しょう「扬州十じゅう日にち」。四よん月がつ甲子きのえね，弘光ひろみつ帝みかど在ざい南京なんきん贡院选淑女おんな，七なな十じゅう人にん中ちゅう选中一いち人にん，即そく阮大铖的侄女。四よん月がつ壬みずのえ戌いぬ，杭州こうしゅう送おく来らい淑女しゅくじょ五ご十じゅう人にん，弘光ひろみつ帝みかど选中周しゅう姓せい一いち人にん，王おう姓せい一いち人にん[11]。

弘光ひろみつ元年がんねん五ご月がつ初はつ八はち己おのれ丑うし，清きよし军自瓜ふり洲しゅう渡江とのえ，镇江巡めぐ抚杨文骢逃奔苏州，靖やすし虏伯郑鸿逵逃入東海とうかい，总兵蒋云台だい投降とうこう。南京なんきん闭城门。五月ごがつ初はつ十じゅう辛からし卯う，朱しゅ由ゆかり崧传旨むね放ひ归所选淑女おんな，当とう天てん午うま夜よる尤ゆう召梨なし园入にゅう宫演剧。翌日よくじつ凌しのげ晨二漏も时，朱しゅ由ゆかり崧率内ない官かん四五十人骑马出通济门，莫知所しょ踪。天てん亮あきら后きさき百官ひゃっかん入朝にゅうちょう，见宫女おんな、内うち臣しん、优伶杂沓逃奔西にし华门外がい，方ほう知弘ともひろ光こう帝みかど已やめ出で逃。南京なんきん城内きうち大だい哗，马士英えい携邹太后きさき出奔しゅっぽん，市民しみん救すくい北きた来き太子たいし出で狱，扶其入にゅう宫，在ざい武英たけひで殿どの即位そくい[11]。五月ごがつ十じゅう二に日にち癸巳きし，朱しゅ由ゆかり崧至太平おうひら府ふ，以按察院为行宫，寻即移うつり驾芜湖こ，投とう奔靖国こく公おおやけ黄き得とく功こう军营。五月ごがつ十じゅう五ご日にち丙へい申さる，清きよし军入南京なんきん，魏ぎ国こく公おおやけ徐じょ胤たね爵、保ほ国こく公おおやけ朱しゅ国こく弼、灵璧侯こう汤国祚、定てい远侯邓文郁いく，及尚书钱谦益えき、大だい学士がくし王おう铎、都と御ご史し唐から世よ济等とう人ひと剃髮ていはつ降くだ清きよし。

清きよし军攻克かつ南京なんきん后きさき，多た铎命降くだ将はた刘良佐さ带清兵へい追つい击弘光こう帝みかど。五月ごがつ二に十じゅう二に日にち癸みずのと卯う，总兵田た雄ゆう、马得功こう、丘おか钺、张杰、黄き名めい、陈献策けんさく冲上御舟みふね，劫こう持もち弘光ひろみつ帝みかど，将はた其献给清军。豫よ王おう多た铎命去さ锁链，以红绳捆绑。五月ごがつ二に十じゅう五ご日にち丙午ひのえうま，朱しゅ由ゆかり崧乘无幔小しょう轿入南京なんきん聚宝门，头蒙缁素帕，身み衣ころも蓝布袍ほう，以油扇おうぎ掩面，两妃乘じょう驴随后きさき，夹路百姓ひゃくしょう唾つば骂，有ゆう投とう瓦かわら砾者。多た铎在灵璧侯こう府ふ设宴，命いのち朱しゅ由ゆかり崧居于北来き太子たいし之の下した[12]。宴うたげ罢，拘かかわ弘光ひろみつ帝みかど于江宁县署しょ。

被害ひがい[编辑]

南明なんめい弘光ひろみつ元年がんねん（1645年ねん）闰六ろく月がつ，唐王とうのう朱しゅ聿鍵即位そくい于福ふく州しゅう，改元かいげん隆りゅう武たけし，遥はるか上のぼる朱しゅ由ゆかり崧尊号ごう为「圣安皇帝こうてい」。同年どうねん九きゅう月がつ甲きのえ寅とら，朱しゅ由ゆかり崧与皇太后こうたいごう邹氏、潞王朱しゅ常つね淓等とう人ひと被ひ押送おうそう至いたり北京ぺきん，由ゆかり清朝せいちょう太ふとし医院いいん安置あんち居住きょじゅう，日にち时馈宴えん，朱しゅ由ゆかり崧酣饮极乐。

清きよし顺治三さん年ねん（1646年ねん）四よん月がつ九きゅう日にち，有人ゆうじん向むかい清きよし摄政王おう多た尔衮告つげ发，称しょう居住きょじゅう北京ぺきん的てき前ぜん明あきら衡王朱しゅ由ゆかり棷、荆王朱しゅ慈煃欲よく谋反。同年どうねん五ご月がつ甲子きのえね，弘光ひろみつ帝みかど与あずか秦しん王おう朱しゅ存そん極きょく、晋すすむ王おう朱しゅ審しん烜、潞王朱しゅ常つね淓、荆王朱しゅ慈煃、徳王とくおう朱しゅ由ゆかり栎、衡王朱しゅ由ゆかり棷等とう十じゅう七なな人にん被かむ斬首ざんしゅ於菜さい市し口こう（一说弘光帝以弓弦絞しぼ死し）。

陵墓りょうぼ[编辑]

朱しゅ由ゆかり崧王妃ひ黄き氏し之の弟おとうと黄き調ちょう鼎かなえ购得棺かん木き，与あずか黄き妃ひ合ごう葬そう于河南みなみ孟はじめ津つ县东山やま头村。

追つい谥[编辑]

弘光ひろみつ帝みかど凶きょう讯南传后，监国魯王朱しゅ以海上うえ谥号为赧皇帝こうてい，不ふ久ひさ又また上うえ庙谥为质宗安やす皇帝こうてい。[13][14]永えい曆れき帝みかど立だて，于永历十じゅう一年四月改弘光帝廟號曰安あん宗はじめ，谥号奉天ほうてん遵道宽和静せい穆きよし修おさむ文ぶん布ぬの武たけ溫あつし恭きょう仁孝にんこう簡皇帝こうてい。[15]

評價ひょうか爭議そうぎ[编辑]

根ね据すえ明あきら末すえ清きよし初はつ笔记记载，朱しゅ由ゆかり崧是个十じゅう分ふん昏庸腐朽ふきゅう的てき君主くんしゅ，整せい日び只ただ知ち吃ども喝かつ玩乐，沉湎于酒色しょく之の中なか，不ふ理り朝政ちょうせい。崇たかし禎ただし十じゅう七なな年ねん（1644年ねん）除じょ夕ゆう，當とう清しん軍ぐん南下なんか之の際さい，朱しゅ由ゆかり崧卻在ざい群臣ぐんしん面前めんぜん感嘆かんたん“后きさき宮みや寥落，旦だん新春しんしゅん南都なんと無む新しん聲こえ”，下した令れい廣ひろ選せん美女びじょ。由よし於縱欲ほし無む度ど，還かえ命いのち人じん替かえ他た捉蛤蟆ぶと配はい制せい春はる藥やく，金きむ陵りょう的てき百姓ひゃくしょう叫さけべ他た“蛤はまぐり蟆ぶと天子てんし”。

在ざい其即位そくい之の前まえ，史ふみ可か法ほう曾寫信しん給きゅう馬うま士し英えい說明せつめい「福ぶく王おう七なな不可ふか立りつ」──貪むさぼ、淫いん、酗酒、不孝ふこう、虐しいたげ下か、無む知和ちわ專橫せんおう。由よし史し可か法ほう、張ちょう慎まこと言げん、高こう弘ひろし圖ず等とう17人にん簽名送おく與あずか馬うま士し英えい。後人こうじん称しょう其为明朝みょうちょう及南明なんめい最さい昏庸的てき帝王ていおう，唯ただ知ち享樂きょうらく，不問ふもん政事せいじ，沉湎酒色しゅしょく，荒淫こういん透とおる頂いただき。然しか而有學者がくしゃ認みとめ為ため細ほそ檢けん史籍しせき傳聞でんぶん難なん據よりどころ，並なみ認みとめ為ため其緣由えんゆ多おお為ため東ひがし林りん黨とう人ひと因いん國本こくほん之の爭そう對たい福ぶく王おう藩はん一系的成見所致，而其本來ほんらい的てき經歷けいれき顯現けんげん的てき是ぜ並なみ非ひ昏庸且頗有ゆう個性こせい的てき政治せいじ家か形象けいしょう；如曾任にん弘光ひろみつ朝ちょう給きゅう事ごと中ちゅう李り清きよし《三さん垣かき筆記ひっき》、《南みなみ渡わたり錄ろく》及《甲きのえ申さる日記にっき》對たい荒淫こういん縱たて欲ほっ之の事こと，且加辯べん誣[16]。此外，朱しゅ由ゆかり崧為靖やすし難なん之の變へん殉難じゅんなん的てき明惠あきえ帝みかど一系いっけい君臣くんしん平ひらた反はん，並なみ貶抑事ごと發はつ當時とうじ擴大かくだい迫害はくがい的てき陳ちん瑛あきら及轉投とう迎むかえ附ふ的てき胡えびす廣ひろ，還かえ彙整受到明太めんたい祖そ忌憚きたん的てき開國かいこく名めい臣しん以及明朝みんちょう各かく代だい的てき能のう臣しん以作補ほ諡おくりな[17]。因よし此其政治せいじ得失とくしつ尚ひさし有ゆう爭議そうぎ。

钱海岳だけ《南明なんめい史し》评价弘光ひろみつ帝みかど“北京ぺきん颠覆，上うえ膺鼎籙，丰芑奠磐，徵用ちょうよう俊しゅん耆。卷まき阿おもね翙羽，相そう得とく益えき彰あきら。故こ初はつ政せい有ゆう客きゃく观者。性せい素もと宽厚，马、阮欲よく以《三朝みささ要かなめ典てん》起おこり大だい狱，屡しばしば请不允まこと。观其谕解良りょう玉だま，委任いにん继咸，词婉处当；拒こばめ纳银赎罪之の议，禁きん武臣ぶしん罔利之の非ひ，皆みな非ひ武たけ、熹昏騃之これ比ひ。顾少读书，章しょう奏かなで未み能のう亲裁，政事せいじ一いち出で士し英えい，不ふ从中制せい，坐すわ是ぜ狐きつね鸣虎噬，咆哮ほうこう恣ほしいまま睢，纪纲倒たおせ持じ。及大铖得志こころざし，众正去さ朝あさ，罗罻高だか张，党とう祸益烈れつ。上うえ燕つばめ居きょ神功しんこう，辄顿足あし谓士英えい误我，而太阿おもね旁つくり落，无可如何いか，遂とげ日び饮火酒しゅ，亲伶官かん优人为乐，卒そつ至いたり触さわ蛮之争そう，清きよし收おさむ渔利。时未一いち朞，柱はしら折おり维缺。故こ虽遗爱足以感其遗民みん，而卒不能ふのう保ほ社稷しゃしょく云うん。”

家庭かてい[编辑]

弘光ひろみつ帝みかど家族かぞく
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
高祖父こうそふ：世よ宗むね肃皇帝こうてい朱しゅ厚あつし熜
 
 
 
 
 
 
 
曾祖父そうそふ：穆きよし宗そう莊そう皇帝こうてい朱しゅ载坖
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
高祖母こうそぼ：（追つい尊みこと）孝こう恪つとむ皇后こうごう杜氏とうじ
 
 
 
 
 
 
 
祖父そふ：神かみ宗はじめ显皇帝こうてい朱しゅ翊钧
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
外そと高祖父こうそふ：武たけ清きよし伯はく李り伟
 
 
 
 
 
 
 
曾祖母そうそぼ：孝こう定てい皇太后こうたいごう李り氏し
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
外そと高祖母こうそぼ：武たけ清きよし伯はく夫人ふじん
 
 
 
 
 
 
 
父ちち：（追つい尊みこと）恭きょう宗孝むねたか皇帝こうてい朱しゅ常つね洵まこと
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
外そと曾祖父そうそふ：都みやこ督ただし同どう知ち郑承宪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
祖母そぼ：（追つい尊みこと）孝こう宁太皇太后こうたいごう郑氏
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
安あん宗はじめ简皇帝こうてい朱しゅ由ゆかり崧
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母はは：（追つい尊みこと）孝こう誠まこと恭きょう皇后こうごう姚氏
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

后妃こうひ[编辑]

皇后こうごう[编辑]

妃ひ[编辑]

  • 金きむ貴たか妃ひ，洛陽らくよう人じん，本ほん為ため鄒太后きさき侍女じじょ，弘光ひろみつ帝みかど即位そくい後ご入にゅう宮みや；其後弘光ひろみつ帝みかど被ひ清きよし军拘拿在江あるえ宁县，邹太后きさき与あずか金かね妃ひ同居どうきょ一いち室しつ，之これ後ご被ひ清きよし军驱赶北渡わたり[18]，渡わたり淮河时，乘じょう间隙投とう水すい而死。
  • 童わらわ妃ひ，存疑そんぎ，見み童わらわ妃ひ案あん
  • 陳ひね妃ひ，淮陽妓女ぎじょ，被ひ清きよし军拘拿[19]
  • 汪ひろし妃ひ，淮陽妓女ぎじょ，被ひ清きよし军拘拿[19]
  • 淑女しゅくじょ黃き氏し[19]
  • 淑女しゅくじょ郭かく氏し[19]
  • 選せん侍さむらい某ぼう，南京なんきん失陷しっかん後ご出家しゅっけ，法名ほうみょう真ま修おさむ[20]
  • 張ちょう宮人みやびと，南京なんきん失陷しっかん後ご投とう水すい自殺じさつ[21]
  • 王宮おうきゅう人じん，南京なんきん失陷しっかん後ご出家しゅっけ[22]
  • 葉子ようこ眉まゆ[23]
  • 宮人みやびと徐じょ淑よし秀しゅう，南京なんきん失陷しっかん後ご再嫁さいか邵某，號ごう「昭あきら陽ひ遺子いし」[24]

兄弟きょうだい[编辑]

  1. 潁冲王おう 朱しゅ由ゆかり榘，原はら封ふう潁上郡ぐん王おう
  2. 德とく懷ふところ王おう 朱しゅ由ゆかり樺かば

子女しじょ[编辑]

子こ[编辑]

女おんな[编辑]

  1. （夭折ようせつ）

影かげ視し形象けいしょう[编辑]

電でん影かげ[编辑]

年とし份 地區ちく 作品さくひん 演えんじ員いん
1988年ねん 中國ちゅうごく 《傳つて國こく密みつ詔みことのり》 黃き達たち亮あきら

電でん視し劇げき[编辑]

年とし份 地區ちく 作品さくひん 演えんじ員いん
1981年ねん 韓國かんこく 《大命たいめい》 李り根ね熙
1987年ねん 香港ほんこん 《鄭てい成功せいこう》 張ちょう英才えいさい
2001年ねん 中國ちゅうごく 《魂たましい断だん秦しん淮》 李り甫はじめ春はる
2003年ねん 香港ほんこん 《帝みかど女おんな花はな》 黃き德とく斌あきら
2008年ねん 中國ちゅうごく 《秦はた淮悲歌か》 徐じょ敏さとし
2014年ねん 中國ちゅうごく 《金玉きんぎょく良りょう緣えん》 張ちょう天たかし陽ひ

参考さんこう文献ぶんけん[编辑]

  1. ^ 《淮安盐商》. 北京ぺきん: 中国ちゅうごく文ぶん史し出版しゅっぱん社しゃ. 2023年ねん: 133. ISBN 978-7-5205-3979-1. 
  2. ^ 张璞. 明あかり末まつ诸藩王おう的てき避难所しょ——绾秀园. 2016/5/3. 
  3. ^ 3.0 3.1 《明あかり季き南みなみ略りゃく》卷まき三さん
  4. ^ 永えい历帝即位そくい后きさき，加か上じょう朱しゅ常つね洵まこと庙号恭きょう宗むね，谥号慕天敷じき道どう贞纯肃哲修おさむ文ぶん显武圣敬仁じん毅あつし孝こう皇帝こうてい。
  5. ^ 追つい复懿文ぶん太子たいし之の庙号兴宗，谥号孝康たかやす皇帝こうてい，妃ひ吕氏孝康たかやす皇后こうごう。追つい上うえ建けん文ぶん帝みかど庙号惠めぐみ宗むね，谥号嗣天章道しょうどう诚懿渊功观文扬武克仁かつひと笃孝让皇帝こうてい，建けん文ぶん后きさき马氏为孝愍温贞哲睿肃烈れつ襄じょう天てん弼圣让皇后こうごう。追つい上うえ景けい泰たい帝みかど庙号代だい宗むね，谥号符ふ天てん建けん道どう恭きょう仁ひとし康かん定じょう隆文たかふみ布ぬの武たけ显德崇たかし孝こう景けい皇帝こうてい，景けい泰たい后きさき汪ひろし氏し为孝渊肃懿贞惠めぐみ安和あわ辅天恭きょう圣景皇后こうごう。
  6. ^ 《南みなみ渡わたる录》卷まき5：“谓娈童わらわ季き女おんな，死者ししゃ接せっ踵かかと，内外ないがい喧やかまし谤罔辨べん也。及国亡ほろび，宫女皆みな奔入民家みんか，历历吐状，始はじめ得とく其实。”
  7. ^ 《南みなみ渡わたる录》卷まき5：“燕つばめ居きょ深ふか宫，每まい徘徊はいかい诧叹，谓诸臣しん无肯为我用よう者しゃ，于声色しょく罕近也。”
  8. ^ "明あかり史し新編しんぺん 第だい十じゅう二に章しょう 第だい二に節せつ 南明なんめい政權せいけん的てき曇くもり花はな一いち現げん" by 楊國楨, 傅でん衣ころも凌りょう, and 陳ひね支ささえ平ひらた
  9. ^ 《明あきら季き南みなみ略りゃく》卷一けんいち：太ふとし后きさき至いたり自じ河南かなん
  10. ^ 10.0 10.1 吴伟业《鹿しか樵きこり纪闻》“福ぶく王おう”·上じょう
  11. ^ 11.0 11.1 吴伟业《鹿しか樵きこり纪闻》“福ぶく王おう”·下か
  12. ^ 陆圻《纤言》记载了りょう朱しゅ由ゆかり崧被俘入金きむ陵りょう的てき情じょう况:“丙午ひのえうま，帝みかど乘じょう无幔小しょう轝入城にゅうじょう，首しゅ蒙こうむ缁素帕，身み衣ころも蓝布袍ほう，以油箑掩面めん，两妃乘じょう驴随后きさき，夹路百姓ひゃくしょう唾つば骂，有ゆう投とう瓦かわら砾者。……帝みかど嘻笑自若じじゃく，但ただし问马士し英えい奸臣かんしん何なん处尔。”
  13. ^ 钱海岳だけ.《南明なんめい史し·本ほん纪第一いち》：“鲁王监国，上うえ谥曰赧皇帝こうてい。及幸舟山ふなやま，上うえ庙谥曰质宗安むねやす皇帝こうてい。”
  14. ^ 《明あきら季き南みなみ略りゃく·卷まき之の一いち·南都なんと甲乙こうおつ纪》：浙东鲁藩监国，谥为赧皇帝こうてい；及闽中ちゅう唐から王立おうりつ，遥はるか上うえ尊号そんごう为圣安やす皇帝こうてい；永えい明あきら王立おうりつ，谥为安やす宗むね简皇帝こうてい。而我朝あさ则削其年号ごう，止とめ称しょう福ぶく藩はん而已。
  15. ^ 钱海岳だけ《南明なんめい史し·本ほん纪第一いち》中ちゅう华书局きょく 2006版はん，ISBN 7-101-04429-8
  16. ^ 南みなみ明弘あきひろ光こう帝みかど「失しつ德とく」駁議，張ちょう玉たま興きょう《文化ぶんか學がく刊かん》
  17. ^ 黃き宗むね羲《弘光ひろみつ實錄じつろく鈔》卷まき2、李り天たかし根ね《爝火錄ろく》卷まき6
  18. ^ 錢ぜに海うみ岳だけ《南明なんめい史し·卷まき二に十じゅう五ご·列傳れつでん第だい一いち》：金きむ妃ひ，雒陽人じん。鄒太后きさき侍女じじょ，姿容しよう端麗たんれい。上うえ即位そくい後ご入にゅう宮みや，從したがえ狩かり蕪かぶら湖みずうみ。
  19. ^ 19.0 19.1 19.2 19.3 錢ぜに海うみ岳だけ《南明なんめい史し·卷まき二に十じゅう五ご·列傳れつでん第だい一いち》：陳ちん、汪ひろし二に妃ひ．不知ふち何なん許もと人じん。本ほん淮陽妓ぎ。上うえ初はつ幸こう淮上，納おさめ之の。及即位そくい，又また選せん淑女しゅくじょ黃き、郭かく入にゅう宮みや。及蒙塵もうじん，二に妃ひ從したがえ之これ。清しん日にち給きゅう醇あつし酒しゅ二に十じゅう斤きん、餚核二に十じゅう品ひん，以竹筒とう納おさめ上じょう臂ひじ，二に妃ひ進しん食しょく，然しか酒さけ餚皆為ため清きよし兵へい所しょ掠かすめ，僅空器き而已。後こう不知ふち所しょ終おわり。
  20. ^ 錢ぜに海うみ岳だけ《南明なんめい史し·卷まき二に十じゅう五ご·列傳れつでん第だい一いち》：又また宮みや嬪某，本選ほんせん侍さむらい。南京なんきん亡ほろび，執と至いたり清江きよえ，會かい病びょう棄去，隨ずい中ちゅう官かん徐じょ小しょう九きゅう至いたり蘇州そしゅう，為ため尼あま淡あわ齋とき庵あん，名めい真しん修おさむ。時とき為ため人じん古こ言げん南京なんきん北きた來き太子たいし事ごと。
  21. ^ 錢ぜに海うみ岳だけ《南明なんめい史し·卷まき二に十じゅう五ご·列傳れつでん第だい一いち》：張ちょう宮人みやびと，江こう都みやこ人じん。弘光ひろみつ初はつ入いれ宮みや。南京なんきん亡ほろび，被ひ執と。過か崇たかし德とく，題詩だいし壁かべ上じょう，投とう水死すいし。
  22. ^ 錢ぜに海うみ岳だけ《南明なんめい史し·卷まき二に十じゅう五ご·列傳れつでん第だい一いち》：王宮おうきゅう人じん，南京なんきん亡ほろび，流落ながれおち為ため尼あま。
  23. ^ 錢ぜに海うみ岳だけ《南明なんめい史し·卷まき二に十じゅう五ご·列傳れつでん第だい一いち》：葉子ようこ眉まゆ，江こう都みやこ人じん。南京なんきん亡ほろび被ひ執と，經けい靈れい壁かべ虞おそれ姬ひめ墓ぼ，題詩だいし。
  24. ^ 錢ぜに海うみ岳だけ《南明なんめい史し·卷まき二に十じゅう五ご·列傳れつでん第だい一いち》：宮人みやびと徐じょ淑よし秀しゅう，南京なんきん亡ほろび後ご，嫁よめ泰たい州しゅう邵甲，自じ號ごう昭あきら陽ひ遺子いし。詩し抑そもそも塞ふさが哀あい憤いきどお，讀者どくしゃ多おお為ため泣下。

参まいり见[编辑]

国くに际
各地かくち
人物じんぶつ
弘光ひろみつ帝みかど

前任ぜんにん：
明朝みょうちょう：崇たかし禎ただし帝みかど 南明なんめい皇帝こうてい
1644年ねん6月がつ19日にち－1645年ねん6月がつ15日にち 繼つぎ任にん：
隆りゅう武たけし帝みかど 前任ぜんにん：
父ちち亲福忠ちゅう王おう朱しゅ常つね洵まこと 明朝みょうちょう福ぶく王おう
1643年ねん－1644年ねん 繼承けいしょう大だい統すべ，福ぶく藩はん併入皇位こうい

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