江こう彬あきら (明朝みんちょう)

江こう彬あきら（15世せい纪—1521年ねん），又また名な朱しゅ彬あきら，明朝みょうちょう邊あたり將はた，北きた直ちょく隶宣せん府ふ（在ざい今いま河北かほく省しょう张家口こう市し宣せん化か区く）人にん，明あきら武たけ宗はじめ的てき义子。

初はつ為ため正せい四品蔚州衛指揮僉事，曾隨軍ぐん與あずか韃靼だったん作戰さくせん，善ぜん察言觀かん色しょく。後來こうらい成なり為ため明あきら武たけ宗はじめ的てき義子ぎし，賜たまもの姓せい朱しゅ，封ふう為ため宣せん府ふ、大同だいどう、遼東りゃおとん、延のべ綏四よん鎮的統帥とうすい^[1]，返かえし京きょう後任こうにん錦にしき衣ころも衛まもる指揮しき使し。正德まさのり十じゅう三さん年ねん（1518年ねん）封ふう平ひら虜とりこ伯はく。

明あきら武たけ宗はじめ建立こんりゅう豹ひょう房ぼう，江こう彬あきら百ひゃく般奉承うけたまわ，為ため皇帝こうてい物色ぶっしょく民間みんかん美女びじょ，充たかし斥其中ちゅう，供きょう皇帝こうてい淫樂いんらく之これ用よう。又また在ざい武たけ宗はじめ面前めんぜん讚たたえ揚あげ革かわ职军官かん馬うま昂のぼる之の妹いもうと马姬美よし若わか天仙てんせん，又また嫻熟騎射きしゃ，能のう歌か善ぜん舞まい，会かい说外语。武たけ宗はじめ不ふ顧她已やめ有ゆう身み孕，命いのち她進入しんにゅう豹ひょう房ぼう^[2]。

正德しょうとく十じゅう六ろく年ねん（1521年ねん）三さん月がつ十じゅう三さん日にち，明あきら武たけ宗はじめ死し于豹房ぼう。皇太后こうたいごう降くだ旨むね逮捕たいほ江こう彬あきら，不ふ久ひさ江こう彬あきら被ひ抄しょう家か，本人ほんにん磔はりつけ死し于闹市し，家いえ有ゆう黄金おうごん七なな十じゅう柜，每まい柜一千せん五ご百ひゃく兩りょう；白銀はくぎん二に千せん二に百ひゃく柜，每まい柜二に千せん兩りょう（合計ごうけい黃金おうごん十じゅう萬まん五ご千せん兩りょう，白銀はくぎん四よん百ひゃく四よん十じゅう萬まん兩りょう）。子こ江こう勳いさお、江こう杰、江こう鰲、江こう熙等都と处斩，绘制处决图，榜示ほうじ天下でんか，幼子おさなご江え然しか及妻、女おんな发功臣こうしん家か为奴。当とう时，连久旱ひでり的てき京きょう城じょう都下とか了りょう大雨おおあめ。

注ちゅう释[编辑]

^ 《明あかり史し列れつ传一百ひゃく九きゅう十じゅう五ご佞幸》八年命许泰领敢勇营，彬あきら领神威しんい营。改あらため太平たいへい仓为镇国府こくふ，处边兵へい。建けん西にし官かん厅于奋武营。赐彬、泰たい国こく姓せい。越えつ二に年ねん，迁都督とく佥事。彬あきら荐万全都指挥李琮、陕西都と指ゆび挥神周しゅう勇いさむ略りゃく，并召侍さむらい豹ひょう房ぼう，同どう赐姓，为义儿。毁积庆、鸣玉二に坊ぼう民みん居い，造みやつこ皇すめらぎ店てん酒しゅ肆，建けん义子府ふ。
^ 《明あかり史し列れつ传一百ひゃく九きゅう十じゅう五ご佞幸》彬あきら数すう言げん宣せん府ふ乐工，多美たみ妇人，且可观边畔ほとり，瞬まどか息いき驰千里せんり，何なに鬱うつ鬱うつ居きょ大内おおうち，为廷臣ていしん所しょ制せい。帝みかど然しか之これ。十じゅう二に年ねん八はち月がつ，急きゅう装そう微ほろ服ふく出で幸さいわい昌平しょうへい，至いたり居きょ庸いさお关，为御史し张钦所しょ遮さえぎ，乃还。数日すうじつ，复夜出で。先さき令れい太ふとし监谷大用おおゆう代だい钦，止とめ廷臣ていしん追つい谏者。因いん度ど居きょ庸いさお，幸こう宣せん府ふ。彬あきら为建镇国府こくふ第だい，悉辇豹ひょう房ぼう珍ちん玩、女御にょうご实其中ちゅう。彬あきら从帝，数すう夜や入いれ人家じんか，索さく妇女。帝みかど大だい乐之，忘归，称しょう曰“家いえ里さと”。未み几，幸こう阳和。迤北五ご万まん骑入寇にゅうこう，诸将王おう勋等力りょく战。至いたり应州，寇引去さ。斩首十じゅう六ろく级，官かん军死数すう百ひゃく人にん，以捷闻京师。帝みかど自称じしょう“威武いぶ大将たいしょう军朱寿ことぶき”，又また自称じしょう镇国公こう，所しょ驻跸称しょう军门。中ちゅう外事がいじ无大小しょう，白はく彬あきら乃奏，或ある壅格至いたり二に三さん岁。廷臣ていしん前ぜん后きさき切きり谏，悉置不ふ省しょう。初はつ，延のべ绥总兵へい官かん马昂罢免，有ゆう女おんな弟おとうと善ぜん歌か，能のう骑射，解かい外国がいこく语，嫁よめ指ゆび挥毕春はる，有ゆう娠矣。昂のぼる因よし彬あきら夺归，进于帝みかど，召入豹ひょう房ぼう，大だい宠。

官かん衔
大明だいめい錦にしき衣ころも衛まもる指揮しき使し
前任ぜんにん：錢せん寧やすし	江こう彬あきら	繼つぎ任にん：朱しゅ宸

[1] 《明あかり史し列れつ传一百ひゃく九きゅう十じゅう五ご佞幸》八年命许泰领敢勇营，彬あきら领神威しんい营。改あらため太平たいへい仓为镇国府こくふ，处边兵へい。建けん西にし官かん厅于奋武营。赐彬、泰たい国こく姓せい。越えつ二に年ねん，迁都督とく佥事。彬あきら荐万全都指挥李琮、陕西都と指ゆび挥神周しゅう勇いさむ略りゃく，并召侍さむらい豹ひょう房ぼう，同どう赐姓，为义儿。毁积庆、鸣玉二に坊ぼう民みん居い，造みやつこ皇すめらぎ店てん酒しゅ肆，建けん义子府ふ。

[2] 《明あかり史し列れつ传一百ひゃく九きゅう十じゅう五ご佞幸》彬あきら数すう言げん宣せん府ふ乐工，多美たみ妇人，且可观边畔ほとり，瞬まどか息いき驰千里せんり，何なに鬱うつ鬱うつ居きょ大内おおうち，为廷臣ていしん所しょ制せい。帝みかど然しか之これ。十じゅう二に年ねん八はち月がつ，急きゅう装そう微ほろ服ふく出で幸さいわい昌平しょうへい，至いたり居きょ庸いさお关，为御史し张钦所しょ遮さえぎ，乃还。数日すうじつ，复夜出で。先さき令れい太ふとし监谷大用おおゆう代だい钦，止とめ廷臣ていしん追つい谏者。因いん度ど居きょ庸いさお，幸こう宣せん府ふ。彬あきら为建镇国府こくふ第だい，悉辇豹ひょう房ぼう珍ちん玩、女御にょうご实其中ちゅう。彬あきら从帝，数すう夜や入いれ人家じんか，索さく妇女。帝みかど大だい乐之，忘归，称しょう曰“家いえ里さと”。未み几，幸こう阳和。迤北五ご万まん骑入寇にゅうこう，诸将王おう勋等力りょく战。至いたり应州，寇引去さ。斩首十じゅう六ろく级，官かん军死数すう百ひゃく人にん，以捷闻京师。帝みかど自称じしょう“威武いぶ大将たいしょう军朱寿ことぶき”，又また自称じしょう镇国公こう，所しょ驻跸称しょう军门。中ちゅう外事がいじ无大小しょう，白はく彬あきら乃奏，或ある壅格至いたり二に三さん岁。廷臣ていしん前ぜん后きさき切きり谏，悉置不ふ省しょう。初はつ，延のべ绥总兵へい官かん马昂罢免，有ゆう女おんな弟おとうと善ぜん歌か，能のう骑射，解かい外国がいこく语，嫁よめ指ゆび挥毕春はる，有ゆう娠矣。昂のぼる因よし彬あきら夺归，进于帝みかど，召入豹ひょう房ぼう，大だい宠。

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