王おう念ねん孙

王おう念ねん孫まご
	; 《清しん代だい學者がくしゃ像ぞう傳でん》第だい一集之王念孫像
	大だい清光せいこう祿ろく大夫たいふ直ちょく隸永定てい河かわ道どう
籍せき貫ぬき	江蘇ちぁんすー省しょう揚あげ州しゅう府ふ高こう郵州
族ぞく裔	漢かん族ぞく
字じ號ごう	字じ懷ふところ祖そ，號ごう石せき臞
出生しゅっしょう	乾いぬい隆たかし九きゅう年ねん（1744年ねん）;
逝世	道みち光こう十じゅう二に年ねん（1832年ねん）;
親おや屬ぞく	（父ちち）王おう安國やすくに; （子こ）王おう引之
出身しゅっしん
	乾いぬい隆三りゅうぞう十じゅう年ねん欽賜舉人; 乾いぬい隆たかし四よん十じゅう年ねん乙未おとみ科か進士しんし出身しゅっしん;

王おう念ねん孙（1744年ねん—1832年ねん），字じ怀祖，号ごう石いし臞。江蘇こうそ高こう郵州（今いま高こう郵市）人にん。清しん代だい學者がくしゃ、音韻おんいん學がく、訓詁くんこ學がく、校勘こうかん學がく家か、官員かんいん，是ぜ乾いぬい嘉よしみ学派がくは的てき代表だいひょう人物じんぶつ。曾任给事中ちゅう，与あずか钱大昕、卢文弨、邵晋涵、刘台拱有ゆう“五ご君子くんし”之の称しょう。

生平おいだいら[编辑]

父ちち王おう安國やすくに，雍正二に年ねん（1724年ねん）榜眼。王おう念ねん孙生於乾いぬい隆たかし九きゅう年ねん（1744年ねん），八はち歲さい讀完十じゅう三さん經けい，早年そうねん從したがえ學がく於戴震^[1]。乾いぬい隆三りゅうぞう十じゅう年ねん（1765年ねん）高こう宗はじめ南みなみ巡じゅん，欽賜舉人。乾いぬい隆たかし四よん十じゅう年ねん（1775年ねん）中ちゅう進士しんし，選せん翰林院かんりんいん庶吉士し，散ち館かん改あらため工こう部ぶ主事しゅじ。升ます郎ろう中ちゅう，擢監かん察御史し，轉てん吏科給きゅう事ごと中ちゅう。

嘉よしみ慶けい四よん年ねん（1799年ねん），仁ひとし宗そう親政しんせい，白蓮びゃくれん教きょう戰せん事ごと正せい酣たけなわ，念ねん孫まご上陳かみじん剿賊六ろく事こと，彈劾だんがい國くに相しょう和かず珅，直ちょく聲こえ震ふるえ朝野ちょうや。同年どうねん，授直ちょく隶永えい定じょう河かわ道どう。嘉よしみ庆六ろく年ねん（1801年ねん），河かわ道どう决口，赔两万まん七なな千せん两^[2]，特旨とくし留任りゅうにん督とく辦河工こう。事こと竣，賞しょう主事しゅじ銜。河南かなん衡家樓ろう段だん黃河こうが決けつ口こう，奉たてまつ命いのち前ぜん往勘查，又また趕赴臺だい莊そう治ち理り河かわ務つとむ。不ふ久ひさ，授山東ひがし運河うんが道どう，在任ざいにん六ろく年ねん，又また調しらべ永えい定じょう河かわ道どう。後來こうらい永えい定じょう河かわ再さい次つぎ漲みなぎ水みず決けつ口こう，王おう念ねん孫まご引罪，得とく旨むね休きゅう致。道みち光こう五ご年ねん（1825年ねん），重じゅう赴鹿しか鳴な宴うたげ。道みち光こう十じゅう二に年ねん（1832年ねん）卒そつ，年ねん八はち十じゅう九きゅう。《清史きよし稿こう》有ゆう傳でん。^[3]

著述ちょじゅつ[编辑]

王おう念ねん孙精熟じゅく水利すいり書籍しょせき，在ざい工こう部ぶ任にん職しょく期間きかん，著ちょ《導しるべ河かわ議ぎ》上下じょうげ篇へん。後來こうらい奉たてまつ旨むね纂《河かわ源げん紀き略りゃく》。

罷やめ官かん之これ後ご，專心せんしん著述ちょじゅつ。花はな費ひ10年ねん时间，搜さがせ集しゅう汉魏たかし以前いぜん的てき古こ训，詳しょう加か考こう证，写うつし成なり《广雅疏证》，为训诂学がく研究けんきゅう贡献颇大。著ちょ有ゆう《广雅疏证》、《释大》、《读书杂志》、《王おう石せき臞先生せんせい文集ぶんしゅう》，其中《读书杂志》八十二卷并余编上下二卷，分ふん别含《逸いっ周しゅう书》、《战国策さく》、《史ふみ记》、《汉书》、《管かん子こ》、《晏子春秋しゅんじゅう》、《墨ぼく子こ》、《荀子》、《淮南ワイナン子こ内ない篇へん》、《汉隶拾じつ遗》十じゅう种并《后きさき汉书》、《老子ろうし》、《庄子しょうこ》、《吕氏春秋しゅんじゅう》、《韩子》、《法ほう言げん》和かず《楚すわえ辞じ》、《文ぶん选》。

後世こうせい[编辑]

其子王おう引之也是一いち位い语文学ぶんがく家か，人称にんしょう“高こう邮二王におう”，又また與あずか戴震、段だん玉だま裁さい称しょう为“段だん戴二王おう之の学がく”。阮元稱しょう：“高こう邮王氏し一家いっか之の学まなべ，海内かいだい无匹。”^[4]

延伸えんしん阅读[编辑]

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

在ざい维基文ぶん库阅读此作者しゃ作品さくひん

《清史きよし稿こう/卷まき481》，出自しゅつじ趙ちょう爾なんじ巽たつみ《清史きよし稿こう》

參考さんこう文獻ぶんけん[编辑]

注釋ちゅうしゃく[编辑]

^ 《清史きよし稿こう》有ゆう记载：“初はつ从休宁戴震ふるえ受声音おん文字もじ训诂，其于经，熟じゅく于汉学がく之の门户，手て编诗三さん百ひゃく篇へん、九きゅう经、楚すわえ辞じ之の韵，分ふん古音こおん为二に十じゅう一部いちぶ。于支、脂あぶら、之これ三さん部ぶ之の分ぶん，段だん玉だま裁さい《六ろく书韵表ひょう》亦また见及此，其分至いたり、祭まつり、盍、辑为四よん部ぶ，则段书所未み及也。念ねん孙以段だん书先出で，遂とげ辍作。”
^ 刘建臻《王おう念ねん孙赔款始末しまつ》
^ 《清史きよし稿こう·列傳れつでん481卷かん》：王おう念ねん孫まご，字じ懷ふところ祖そ，高こう郵州人じん。父ちち安國やすくに，官吏かんり部ぶ尚書しょうしょ，諡おくりな文ぶん肅，自じ有ゆう傳でん。八歲讀十三經畢，旁つくり涉わたる史し鑑かん。高こう宗はじめ南みなみ巡じゅん，以大臣子しんし迎むかえ鑾，獻けんじ文ぶん冊さつ，賜たまもの舉人。乾いぬい隆たかし四よん十じゅう年ねん進士しんし，選せん翰林院かんりんいん庶吉士し，散ち館かん，改あらため工こう部ぶ主事しゅじ。升ます郎ろう中ちゅう，擢陝西道さいどう御ご史し，轉てん吏科給きゅう事ごと中ちゅう。嘉よしみ慶けい四よん年ねん，仁ひとし宗そう親政しんせい，時じ川かわ、楚すわえ教きょう匪猖獗しょうけつ，念ねん孫まご陳ひね剿賊六ろく事こと，首しゅ劾大學士がくし和わ珅，疏語援據經けい義よし，大だい契ちぎり聖心せいしん。是ぜ年ねん授直隸永定てい河かわ道どう。六ろく年ねん，以河隄漫口こう罷やめ，特旨とくし留とめ督とく辦河工こう。工こう竣，賞しょう主事しゅじ銜。河南かなん衡家樓ろう河かわ決けつ，命いのち往查勘かん，又また命いのち馳はせ赴臺莊そう治ち河かわ務つとむ。尋ひろ授山東さんとう運河うんが道どう，在任ざいにん六ろく年ねん，調しらべ永えい定じょう河かわ道どう。會かい東ひがし河かわ總督そうとく與あずか山東さんどう巡じゅん撫なで以引黃き利運りうん異議いぎ，召入都と決けつ其是非ぜひ。念ねん孫まご奏そう引黃入いり湖こ，不能ふのう不ふ少しょう淤，然しか暫行無害むがい，詔みことのり許もと之の。已やめ而永定てい河水こうすい復ふく異い漲みなぎ，如六ろく年ねん之の隘，念ねん孫まご自じ引罪，得とく旨むね休きゅう致。道みち光こう五ご年ねん，重じゅう宴えん鹿しか鳴な，卒そつ，年ねん八はち十じゅう有ゆう九きゅう。
^ 《揅经室しつ续集》卷まき二に《王おう石せき臞先生せんせい墓ぼ志こころざし铭》

書目しょもく[编辑]

《清史きよし稿こう》，中華ちゅうか書しょ局きょく點てん校本こうほん

[1] 《清史きよし稿こう》有ゆう记载：“初はつ从休宁戴震ふるえ受声音おん文字もじ训诂，其于经，熟じゅく于汉学がく之の门户，手て编诗三さん百ひゃく篇へん、九きゅう经、楚すわえ辞じ之の韵，分ふん古音こおん为二に十じゅう一部いちぶ。于支、脂あぶら、之これ三さん部ぶ之の分ぶん，段だん玉だま裁さい《六ろく书韵表ひょう》亦また见及此，其分至いたり、祭まつり、盍、辑为四よん部ぶ，则段书所未み及也。念ねん孙以段だん书先出で，遂とげ辍作。”

[2] 刘建臻《王おう念ねん孙赔款始末しまつ》

[3] 《清史きよし稿こう·列傳れつでん481卷かん》：王おう念ねん孫まご，字じ懷ふところ祖そ，高こう郵州人じん。父ちち安國やすくに，官吏かんり部ぶ尚書しょうしょ，諡おくりな文ぶん肅，自じ有ゆう傳でん。八歲讀十三經畢，旁つくり涉わたる史し鑑かん。高こう宗はじめ南みなみ巡じゅん，以大臣子しんし迎むかえ鑾，獻けんじ文ぶん冊さつ，賜たまもの舉人。乾いぬい隆たかし四よん十じゅう年ねん進士しんし，選せん翰林院かんりんいん庶吉士し，散ち館かん，改あらため工こう部ぶ主事しゅじ。升ます郎ろう中ちゅう，擢陝西道さいどう御ご史し，轉てん吏科給きゅう事ごと中ちゅう。嘉よしみ慶けい四よん年ねん，仁ひとし宗そう親政しんせい，時じ川かわ、楚すわえ教きょう匪猖獗しょうけつ，念ねん孫まご陳ひね剿賊六ろく事こと，首しゅ劾大學士がくし和わ珅，疏語援據經けい義よし，大だい契ちぎり聖心せいしん。是ぜ年ねん授直隸永定てい河かわ道どう。六ろく年ねん，以河隄漫口こう罷やめ，特旨とくし留とめ督とく辦河工こう。工こう竣，賞しょう主事しゅじ銜。河南かなん衡家樓ろう河かわ決けつ，命いのち往查勘かん，又また命いのち馳はせ赴臺莊そう治ち河かわ務つとむ。尋ひろ授山東さんとう運河うんが道どう，在任ざいにん六ろく年ねん，調しらべ永えい定じょう河かわ道どう。會かい東ひがし河かわ總督そうとく與あずか山東さんどう巡じゅん撫なで以引黃き利運りうん異議いぎ，召入都と決けつ其是非ぜひ。念ねん孫まご奏そう引黃入いり湖こ，不能ふのう不ふ少しょう淤，然しか暫行無害むがい，詔みことのり許もと之の。已やめ而永定てい河水こうすい復ふく異い漲みなぎ，如六ろく年ねん之の隘，念ねん孫まご自じ引罪，得とく旨むね休きゅう致。道みち光こう五ご年ねん，重じゅう宴えん鹿しか鳴な，卒そつ，年ねん八はち十じゅう有ゆう九きゅう。

[4] 《揅经室しつ续集》卷まき二に《王おう石せき臞先生せんせい墓ぼ志こころざし铭》

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