吕氏春秋しゅんじゅう

吕氏春秋しゅんじゅう
	全ぜん名な：《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》
	Lüshi Chunqiu, Qing dynasty, Hunan Museum.jpg
其他名称めいしょう	《呂りょ览》
编者	秦はた国こく相国しょうこく吕不韦及其門人もんじん集しゅう體からだ編纂へんさん
类型	杂家
语言	中ちゅう文ぶん; 文字もじ：汉语
成なり书年代だい	秦はた王政おうせい六ろく年ねん（公おおやけ元もと前まえ241年ねん）
连载状じょう态	原書げんしょ篇へん數すう：160篇へん; 卷數かんすう：26卷かん
出版しゅっぱん地點ちてん	中国ちゅうごく
系列けいれつ作品さくひん

《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》，又また稱たたえ《呂りょ览》，战國時代じだい末期まっき的てき一部いちぶ政治せいじ理り论散文さんぶん的てき彙編，共きょう26卷かん，160篇へん，完成かんせい於秦はた王政おうせい六ろく年ねん（公おおやけ元もと前まえ241年ねん），為ため秦はた国こく相国しょうこく吕不韦主持しゅうもち，召集しょうしゅう門もん客きゃく各派かくは學者がくしゃ編纂へんさん而成^[1]。

《吕氏春秋しゅんじゅう》内容ないよう涉わたる及甚广，以道家みちや黃き老ろう思想しそう为主，兼けん收おさむ儒、名な、法ほう、墨すみ、农和わ阴阳各かく先さき秦しん諸子しょし百ひゃく家いえ言論げんろん，是ぜ杂家的てき代表だいひょう作さく^[2]，也是中国ちゅうごく古代こだい类书的てき起源きげん^[3]。

內容

全ぜん书共分ぶん十じゅう二に纪、八はち览、六ろく论三さん大だい部分ぶぶん。每まい篇へん又また有ゆう一いち些子篇へん。十じゅう二に紀き按四季しき、十二月じゅうにがつ份排列はいれつ，每まい一紀有紀首一篇和論文四篇共五篇，十じゅう二紀共計六十子篇。八覽各覽有論文八篇，《有ゆう始はじめ覽らん》缺かけ一いち篇へん，共きょう計けい六ろく十じゅう三さん子し篇へん。六ろく論ろん每ごと論ろん有ゆう六ろく篇へん，共きょう計けい三さん十じゅう六ろく子し篇へん。加か上じょう十じゅう二に紀き末まつ的てき《序じょ意い》一いち篇へん，全書ぜんしょ計けい有子ゆうこ篇へん一いち百ひゃく六ろく十じゅう篇へん。二に十じゅう餘あまり萬言まんげん。^[4]

《吕氏春秋しゅんじゅう》的てき论证方式ほうしき具ぐ有明ありあけ显的实证主ぬし义特とく征せい，以“实然”为出发点，而非以“应然”为依据すえ。^[5]

贵生

《吕氏春秋しゅんじゅう》中主ちゅうず张，人にん应量力りょく而行，一切いっさい以“利生りしょう”为原则，在ざい确保自己じこ生命せいめい健康けんこう的てき情じょう况下参与さんよ国家こっか大事だいじ，“只ただ有ゆう不ふ因いん享有きょうゆう天下でんか而危害きがい自己じこ生命せいめい的てき人じん，才さい可か以托付づけ天下でんか。”^[6]^[7]^[8]

自然しぜん之の道みち

吕不韦在ざい《吕氏春秋しゅんじゅう》中ちゅう不ふ是ぜ简单提ひさげ倡遵循自然しぜん之の道みち，而是从自然しぜん之の道中どうちゅう寻找统治的てき合法ごうほう性せい与あずか正当せいとう性せい。天道てんとう不ふ像ぞう老子ろうし说得那な么“不可ふか捉摸”，而是“清清せいせい楚楚そそ地ち摆在那な里さと”。《吕氏春秋しゅんじゅう》的てき自然しぜん法ほう思想しそう得え到いた历朝历代重じゅう视，以天道どう为先さき验准じゅん则，以情境さかい为选择依据すえ。^[9]

与あずか儒家じゅか、墨ぼく家か关系

《吕氏春秋しゅんじゅう》认同儒家じゅか的てき仁じん义思想おもえ，认为德治とくじ是ぜ国家こっか的てき根本こんぽん。《吕氏春秋しゅんじゅう》反はん对墨家か的てき偃兵观，指出さしで战争从人类诞生せい之の初はつ起おこり就存在そんざい，因いん此军队必不可ふか少しょう。《吕氏春秋しゅんじゅう》提出ていしゅつ义兵观，即そく有ゆう权讨伐き不ふ遵循天道てんとう、压迫人民じんみん的てき“不ふ义之君くん”。^[9]

反はん对禁欲きんよく主ぬし义

《吕氏春秋しゅんじゅう》反はん对压制欲望よくぼう，主しゅ张顺导情欲ほっ。^[10]

国家こっか起源きげん与あずか目的もくてき

《吕氏春秋しゅんじゅう》认为，国家こっか起源きげん于人们聚集しゅう在ざい一起抵抗严寒野兽的需要，故こ而需要よう秩序ちつじょ。设置君主くんしゅ不ふ是ぜ让君主くんしゅ谋取私利しり，设置天子てんし不ふ是ぜ让天子てんし谋取私利しり，设置官かん长也不ふ是ぜ让官长谋取私利しり。^[11]

反はん对诉诸动机つくえ

《吕氏春秋しゅんじゅう》中ちゅう记载了りょう多た个寓言ぐうげん故事こじ，说明诉诸动机中なか的てき逻辑谬误。^[12]

部分ぶぶん段落だんらく

知ち不知ふち，上うえ矣。过者之の患，不知ふち而自以为知ち。——《吕氏春秋しゅんじゅう·论·似に顺论》
凡事之の本ほん，必先治ち身み——《吕氏春秋しゅんじゅう·纪·季春きしゅん纪》
古いにしえ之の得道とくどう者しゃ，穷亦乐，达亦乐，所しょ乐非穷达也。——《吕氏春秋しゅんじゅう·览·孝行こうこう览》
见乐则淫侈，见忧则诤治ち，此人之の道也みちや。——《吕氏春秋しゅんじゅう·论·似に顺论》
天下てんか大乱たいらん，无有安国やすくに；一いち国こく尽つき乱みだれ，无有安家あつか；一家いっか尽つき乱みだれ，无有安やす身み。——《吕氏春秋しゅんじゅう·论·士し容よう论》
东面望もち者しゃ不ふ见西墙，南みなみ乡视者しゃ不ふ睹北方ほっぽう——《吕氏春秋しゅんじゅう·览·有ゆう始はじめ览》
甘露かんろ时雨，不ふ私わたし一物いちもつ；万民ばんみん之の主おも，不ふ阿おもね一人ひとり。——《吕氏春秋しゅんじゅう·纪·孟春もうしゅん纪》
类同相しょう召，气同则合，声こえ比ひ则应。——《吕氏春秋しゅんじゅう·览·恃君览》
任にん力りょく者しゃ故こ劳，任にん人じん者しゃ故こ逸いっ。——《吕氏春秋しゅんじゅう·论·开春论》
知之ともゆき盛者じょうしゃ，莫大ばくだい於成身み，成なり身み莫大ばくだい於学。——《吕氏春秋しゅんじゅう·纪·孟夏もうか纪》
尺しゃく之の木き必有节目，寸すん之の玉たま必有瑕きず适。——《吕氏春秋しゅんじゅう·览·离俗览》
辞じ多た类非而是，多た类是而非。是非ぜひ之の经，不可ふか不ふ分ぶん。——《吕氏春秋しゅんじゅう·论·慎まき行こう论》

后きさき续

此書完かん稿こう後ご，呂りょ不ふ韋將其公佈在秦しん首都しゅと咸陽的てき城門じょうもん上じょう，公告こうこく天下でんか，只ただ要よう有人ゆうじん能のう在ざい書中しょちゅう增ぞう刪一いち字じ，就賞賜しょうし千金せんきん。這是“一字千金いちじせんきん”的てき典故てんこ。其编纂目的もくてき在ざい于为秦しん帝みかど统一天下でんか、治ち理り国家こっか提供ていきょう参考さんこう。

漢かん代だい学者がくしゃ高こう诱认为，《吕氏春秋しゅんじゅう》不可能ふかのう沒ぼつ錯誤さくご，但ただし當時とうじ無人むじん能のう改あらため一いち字じ，他た指出さしで這是因いん為ため“时人非ひ不能ふのう也，盖惮相国しょうこく，畏かしこ其势耳みみ。”^[13]

評價ひょうか

《四よん库全书总目め》說せつ：“不ふ韋固小人こども，而是书较诸子之これ言げん独どく为醇正ただし。大抵たいてい以儒為ため主ぬし，而参以道家か、墨ぼく家か。故こ多た引六ろく籍せき之これ文典ぶんてん与あずか孔子こうし、曾子之これ言げん；其他如论音おん则引《乐记》，论铸剑则引《考こう工こう记》，虽不著ちょ篇へん名めい，而其文ぶん可か案あん。所ところ引莊そう、列れつ之これ言げん，皆みな不ふ取と放ひ诞恣肆者；墨ぼく翟之これ言げん，不ふ取と其《非ひ儒》、《明あきら鬼おに》者しゃ；而纵横之これ术、刑けい名めい之これ说，一いち無む及焉；其持论颇为不苟。”
清しん代だい学者がくしゃ李り慈铭认为，《吕氏春秋しゅんじゅう》除じょ了りょう对既有ゆう的てき儒、墨すみ、道みち、法ほう、刑けい、名な、兵へい各かく家いえ进行阐发之の外そと，本身ほんみ並なみ没ぼつ有ゆう任にん何なん新しん的てき思想しそう和わ創見そうけん。最大さいだい貢獻こうけん還かえ在ざい於“殷いん周しゅう佚说，赖以谨存，尤ゆう可か宝たから贵。”^[14]
熊くま培つちかえ云うん在ざい《自由じゆう在高ありだか处》一いち书中评价，《吕氏春秋しゅんじゅう》“蕴含着ぎ非常ひじょう丰富的てき现代性せい，比ひ如对财产权和わ人身じんしん权的てき重じゅう视，对生命いのち和わ自然しぜん秩序ちつじょ的てき敬けい畏かしこ，对地方ちほう自治じち和わ包つつみ产到户的てき肯定こうてい，对言げん论自由じゆう和かず精神せいしん独立どくりつ的てき颂扬，对种族平等びょうどう、人ひと权高于主权的てき推崇”。^[15]

校こう注釋ちゅうしゃく作さく

東ひがし漢かん高こう誘さそえ著ちょ《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう注ちゅう》。清しん代だい畢沅有ゆう《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう新しん校正こうせい》，另外還かえ有ゆう刘咸炘《〈吕氏春秋しゅんじゅう〉发微》、《〈吕氏春秋しゅんじゅう〉疏》、宋そう慈袌《〈吕氏春秋しゅんじゅう〉补正》、刘文典ぶんてん《〈吕氏春秋しゅんじゅう〉斠补》、孙人和わ《〈吕氏春秋しゅんじゅう〉举正》、谭戒甫はじめ《吕子辑校补正》等とう。近きん人ひと許もと維遹有ゆう《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう集しゅう釋しゃく》，是ぜ继东汉高诱《〈吕氏春秋しゅんじゅう〉注ちゅう》、清しん代だい毕沅《〈吕氏春秋しゅんじゅう〉新しん校正こうせい》之これ後ご的てき一いち次じ總そう整理せいり。

注釋ちゅうしゃく

^ 呂りょ不ふ韋《序じょ意い》篇へん云うん：“维秦八はち年ねん，歲さい在ざい裙滩，秋あき甲子きのえね朔ついたち，朔ついたち之これ日にち，良人りょうじん請問十じゅう二に紀き。”高こう誘さそえ注ちゅう曰：“八はち年ねん，秦はた始はじめ皇すめらぎ即位そくい之の八はち年ねん也。”清きよし孙星衍《問とい字じ堂どう集しゅう·太ふと阴考》中ちゅう认为成なり書しょ於秦王おう嬴政六ろく年ねん，“考こう庄しょう襄じょう王おう灭国后きさき二年癸丑岁至始皇六年，共ども八はち年ねん，适得庚申こうしん岁，申さる为‘涒滩’，吕不韦指谓是年ねん。高こう诱注误以秦はた始はじめ皇すめらぎ即位そくい八はち年ねん，则当云うん‘大だい渊献’也。”
^ 汪ひろし中ちゅう《述じゅつ学がく吕氏春秋しゅんじゅう附ふ考こう》指出さしで：“《吕氏春秋しゅんじゅう》出で，则诸子こ之の说兼有けんゆう之の。故こ《劝学》、《尊みこと师》、《诬徒》、《善ぜん学がく》四よん篇へん，皆みな教学きょうがく之これ方かた，与あずか《学がく记》表おもて里さと；《大だい乐》、《侈乐》、《适音》、《古こ乐》、《音律おんりつ》、《制せい乐》，皆みな论乐，凡此诸篇，则六艺之遗文也；《十じゅう二に纪》发明明あかり堂どう礼れい，则明堂どう阴阳之の学まなべ也；《贵生》、《情欲じょうよく》、《尽つき数すう》、《审分》、《君きみ守もり》五ご篇へん，尚なお清せい静しず养生之の术，则道家か流りゅう也；《荡兵》、《振ふ乱らん》、《禁きん塞ふさが》、《怀宠》、《论威》、《简述》、《决胜》、《爱士》八はち篇へん。皆みな论兵，则兵权谋，形かたち势二家か也；《上じょう农》、《任地にんち》、《辨べん土ど》三さん篇へん，皆みな农桑树艺之の事こと，则农家か者しゃ流りゅう也；其有抵牾もどき者しゃ：《振ふ乱らん》、《禁きん塞ふさが》、《大だい乐》各かく三さん篇へん，以墨子こ《非ひ攻おさむ》、《救すくい守もり》及《非ひ乐》为过。而《当とう染しみ篇へん》全ぜん取と墨ぼく子こ，《应言篇へん》司つかさ马喜事ごと，则深重じゅう墨すみ氏し之の学がく。”
^ 金きむ常つね政せい. 百科ひゃっか全ぜん书的故事こじ. 北京ぺきん: 北京ぺきん图书馆出版しゅっぱん社しゃ. 2005-03: 5. ISBN 7501326231.
^ 《史ふみ记·吕不韦列传》记载：“秦しん王おう年少ねんしょう……当とう是ぜ时，魏ぎ有信ありのぶ陵りょう君くん，楚すわえ有春ありはる申さる君くん，赵有平原ひらはら君くん，齐有孟はじめ尝君，皆みな下士かし喜き宾客以相倾。吕不韦以秦しん之の强つよ，羞不如……乃使其客人人ひとびと著ちょ所しょ闻，集しゅう论以为八览、六ろく论、十じゅう二に纪、二に十じゅう余あまり万言まんげん。以为备天地ち万物ばんぶつ古今ここん之の事こと，号ごう曰《吕氏春秋しゅんじゅう》。布ぬの咸阳市し门，悬千金きん其上，延のべ诸侯游ゆう士し宾客有能ゆうのう增ぞう损一いち字じ者しゃ予よ千金せんきん。”
^ 王おう海うみ滨. 《吕氏春秋しゅんじゅう》的てき国家こっか间政治せいじ思想しそう (PDF). 国くに际政治せいじ科学かがく. 2009-01, (17): 59-78 [2022-10-25]. （原始げんし内容ないよう存そん档 (PDF)于2022-10-25）.
^ “圣人深ふか虑天下か，莫贵于生。夫おっと耳みみ目鼻めはな口こう，生なま之これ役やく也。耳みみ虽欲声ごえ，目もく虽欲色しょく，鼻はな虽欲芬香，口くち虽欲滋味じみ，害がい于生则止。在ざい四よん官かん者しゃ不ふ欲よく，利り于生者しゃ[则为之の，不利ふり于生者しゃ]则弗为。由よし此观之の，耳みみ目鼻めはな口こう，不ふ得とく擅行，必有所しょ制せい。譬たとえ之の若わか官かん职，不ふ得とく擅为，必有所しょ制せい。此贵生せい之の术也。”
^ “尧以天下でんか让于子こ州しゅう支ささえ父ちち。子こ州しゅう支ささえ父ちち对曰：“以我为天子てんし犹可也かなり。虽然，我わが适有幽かそけ忧之病びょう，方ぽう将はた治之はるゆき，未み暇ひま在天ざいてん下か也。”天下てんか，重じゅう物ぶつ也，而不以害其生，又また况于它物乎？惟おもんみ不ふ以天下か害がい其生者しゃ也，可か以托天下でんか。”
^ “故こ曰：道之みちゆき真ま以持身み，其绪余あまり以为国家こっか，其土苴以治ち天下でんか。由よし此观之の，帝王ていおう之の功こう，圣人之の余事よじ也，非ひ所以ゆえん完かん身み养生之の道也みちや。今こん世俗せぞく之の君子くんし，危身弃生以徇物ぶつ，彼かれ且奚以此之の也？彼かれ且奚以此为也？”
^ ^9.0 ^9.1 刘文瑞みず. 《吕氏春秋しゅんじゅう》管理かんり思想しそう综览. 管理かんり学がく家か: 实践版ばん. 2013, (1): 68-83.
^ 张鼓应. 从《吕氏春秋しゅんじゅう》看み秦はた道家どうか思想しそう特とく点てん. 中国ちゅうごく哲学てつがく史し. 2001, (1): 86-93 [2022-10-27]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2022-10-28）.
^ “其民麋おうしか鹿しか禽兽，少しょう者しゃ使し长，长者畏かしこ壮たけし，有力ゆうりょく者しゃ贤……置おけ君きみ非ひ以阿君くん也，置おけ天子てんし非ひ以阿天子てんし也，置おけ官かん长非以阿官かん长也。”——《吕氏春秋しゅんじゅう》恃君览
^ “邻父有ゆう与あずか人ひと邻者，有ゆう梧桐あおぎり树，其邻之の父ちち言げん梧树之の不善ふぜん也，邻人遽伐之の。邻父因いん请而以为薪たきぎ。其人不ふ说曰：‘邻者若わか此其险也，岂可为之邻哉?’此有所しょ宥なだめ也。夫おっと请以为薪与あずか弗どる请，此不可ふか以疑枯梧树之善ぜん与あずか不善ふぜん也。”
^ 高こう誘さそえ，〈《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》序じょ〉，高こう誘さそえ注ちゅう，清きよし畢沅校こう刻こく，《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》，第だい 1 冊さつ，序じょ，頁ぺーじ 2
^ 李り慈铭：《越えつ缦堂日び记》第だい十じゅう册さつ
^ 熊くま培つちかえ云うん. 自由じゆう在高ありだか处. 新星しんせい出版しゅっぱん社しゃ. 2015: 363.

参まいり见

延伸えんしん阅读

呂りょ不ふ韋門客きゃく著ちょ. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう. 諸子しょし集成しゅうせい. 中華ちゅうか書しょ局きょく（北京ぺきん）. 1954.
夏なつ緯ぬき瑛あきら. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう上じょう農のう等とう四よん篇へん校こう釋しゃく. 農業のうぎょう出版しゅっぱん社しゃ. 1956.
尹いん仲なか容よう. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう校こう釋しゃく. 國立こくりつ編へん譯やく館かん. 1958.
吉よし聯れん抗こう. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう中ちゅう的てき音樂おんがく史料しりょう. 上海しゃんはい文藝ぶんげい出版しゅっぱん社しゃ. 1978.
王おう利器りき疏証; 王おう貞さだ民みん整理せいり; 邱龐同どう譯注やくちゅう. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう·本ほん味あじ篇へん. 中國ちゅうごく烹飪古こ籍せき叢くさむら刊かん（德とく语：Buchreihe_von_Meisterwerken_der_alten_chinesischen_Kochkunst）. 中國ちゅうごく商業しょうぎょう出版しゅっぱん社しゃ. 1984.
賀が凌しのげ虛きょ. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう的てき政治せいじ理論りろん. 商務しょうむ印しるし書しょ館かん（台灣たいわん）. 1970.
王おう范之. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう選せん注ちゅう. 中華ちゅうか書しょ局きょく. 1981.
吳ご福相ふくそう. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう八はち覽らん研究けんきゅう. 文ぶん史し哲あきら出版しゅっぱん社しゃ. 1984.
林はやし品ひん石せき. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう今いま注ちゅう今いま譯やく. 商務しょうむ印しるし書しょ館かん（台灣たいわん）. 1985.
田た鳳おおとり台だい. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう探さがせ微ほろ. 學生がくせい書しょ局きょく（台灣たいわん）. 1985.
中ちゅう法ほう漢學かんがく研究所けんきゅうじょ. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう通どおり檢けん. 上海しゃんはい古こ籍せき出版しゅっぱん社しゃ. 1986.
管かん敏さと義よし譯注やくちゅう; 陳ちん奇き猷審定じょう. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう譯注やくちゅう. 寧やすし夏なつ人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 1988.
張ちょう雙そう棣. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう詞し匯研究けんきゅう. 山東さんとう教育きょういく出版しゅっぱん社しゃ. 1989.
張ちょう自じ文ぶん. 呂りょ不ふ韋的99種しゅ智慧ちえ. 浙江せっこう人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 1991.
暴拯群ぐん; 李り科か. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう箴言しんげん錄ろく. 北京ぺきん廣こう播出版しゅっぱん社しゃ. 1992.
張ちょう雙そう棣等. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう譯注やくちゅう. 北京ぺきん大學だいがく出版しゅっぱん社しゃ. 1993.
張ちょう雙そう棣等. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう詞し典てん. 山東さんとう教育きょういく出版しゅっぱん社しゃ. 1993.
劉りゅう殿どの爵; 陳ちん方正ほうせい. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう逐字ちくじ索引さくいん. 商務しょうむ印しるし書しょ館かん（香港ほんこん）. 1994.
何なに科か根ね. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう韻語いんご研究けんきゅう. 廣東かんとん人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 1996.
梁はり一いち群ぐん. 經世けいせい大だい覽らん——呂りょ氏し春秋しゅんじゅう一いち日にち一いち語ご. 浙江せっこう人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 1996.
沼尻ぬまじり正隆まさたか. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅうの思想しそう的てき研究けんきゅう. 汲古書院しょいん. 平成へいせい九きゅう年ねん（1997）.
殷いん國光こっこう. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう詞し類るい研究けんきゅう. 華はな夏なつ出版しゅっぱん社しゃ. 1997.
關せき賢けん柱ばしら; 廖進碧あお; 鐘かね雪せつ麗うらら. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう全譯ぜんやく. 貴き州しゅう人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 1997.
蕭しょう鳳おおとり. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう養生ようじょう精せい要よう. 宗教しゅうきょう文化ぶんか出版しゅっぱん社しゃ. 1998.
王おう雙そう. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう與あずか現代げんだい企業きぎょう領りょう導しるべ. 廣西ひろせ人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 1999.
許もと維遹. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう集しゅう釋しゃく. 中華ちゅうか書しょ局きょく. 2009.
張ちょう富とみ祥さち. 王政おうせい全書ぜんしょ：呂りょ氏し春秋しゅんじゅう與あずか中國ちゅうごく文化ぶんか. 河南かなん大學だいがく出版しゅっぱん社しゃ. 2001.
史ふみ義軍ぎぐん; 張ちょう榮さかえ慶けい. 絕ぜっ代だい雄ゆう魁さきがけ呂りょ不ふ韋與呂りょ氏し春秋しゅんじゅう七なな九きゅう個こ經略けいりゃく. 2001.
陳ちん學まなぶ良りょう. 呂りょ子こ答こたえ客きゃく問とい. 上海しゃんはい人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 2002.
王おう利器りき. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう注疏ちゅうそ. 巴ともえ蜀しょく書しょ社しゃ. 2002.
張ちょう雙そう棣. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう索引さくいん. 山東さんとう教育きょういく出版しゅっぱん社しゃ. 2002.
張ちょう玉たま春はる等とう. 二に十じゅう二に子し詳しょう注ちゅう全譯ぜんやく——呂りょ氏し春秋しゅんじゅう譯注やくちゅう. 黑龍江こくりゅうこう人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 2003.
廖名春はる; 陳ちん興きょう安やす. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう全譯ぜんやく. 巴ともえ蜀しょく書しょ社しゃ. 2004.
陳ひね偉えら光こう. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう的てき領りょう導しるべ智慧ちえ. 中ちゅう文ぶん大學だいがく出版しゅっぱん社しゃ. 2006.
王おう啟あきら才ざい. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう研究けんきゅう. 學苑がくえん出版しゅっぱん社しゃ. 2007.
吳ご蘇そ林りん. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう的てき教育きょういく智慧ちえ. 新しん疆青少年しょうねん出版しゅっぱん社しゃ. 2009.
許もと富とみ宏ひろし. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう：四季しき的てき演えんじ講こう. 上海しゃんはい古こ籍せき出版しゅっぱん社しゃ. 2009.
王おう曉あきら明あかり. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう通どおり詮かい. 江西えにし人民じんみん出版しゅっぱん社しゃ. 2010.
曾國華こっか. 《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう·十じゅう二に紀き》紀きの首くび、《淮南ワイナン字じ·時じ則のり訓くん》及《禮れい記き·月がつ令れい》之の比較ひかく研究けんきゅう. 花はな木蘭もくれん出版しゅっぱん社しゃ. 2010.
殷いん國光こっこう. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう思想しそう新しん探さがせ. 天津てんしん古こ籍せき出版しゅっぱん社しゃ. 2011.
何なに志こころざし華はな. 呂りょ氏し春秋しゅんじゅう管かん窺. 中華ちゅうか書しょ局きょく（香港ほんこん）. 2015.

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《吕氏春秋しゅんじゅう (四よん庫こ全書ぜんしょ本ほん)》

《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう (四よん部ぶ叢くさむら刊本かんぽん)》

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《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》全文ぜんぶん（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）
顧史考こう：〈論ろん《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》的てき雜ざつ入いれ統すべ出で與あずか博はく古いにしえ通どおり今いま（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）〉。
佐藤さとう將之まさゆき：〈「雜ざつ家か」和かず「綜合そうごう」之の思想しそう意義いぎ--中日ちゅうにち學者がくしゃ對たい《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》與あずか《呂りょ》-《荀》關係かんけい之の研究けんきゅう評ひょう述じゅつ（页面存そん档备份，存そん于互联网档案あん馆）〉。

[1] 呂りょ不ふ韋《序じょ意い》篇へん云うん：“维秦八はち年ねん，歲さい在ざい裙滩，秋あき甲子きのえね朔ついたち，朔ついたち之これ日にち，良人りょうじん請問十じゅう二に紀き。”高こう誘さそえ注ちゅう曰：“八はち年ねん，秦はた始はじめ皇すめらぎ即位そくい之の八はち年ねん也。”清きよし孙星衍《問とい字じ堂どう集しゅう·太ふと阴考》中ちゅう认为成なり書しょ於秦王おう嬴政六ろく年ねん，“考こう庄しょう襄じょう王おう灭国后きさき二年癸丑岁至始皇六年，共ども八はち年ねん，适得庚申こうしん岁，申さる为‘涒滩’，吕不韦指谓是年ねん。高こう诱注误以秦はた始はじめ皇すめらぎ即位そくい八はち年ねん，则当云うん‘大だい渊献’也。”

[2] 汪ひろし中ちゅう《述じゅつ学がく吕氏春秋しゅんじゅう附ふ考こう》指出さしで：“《吕氏春秋しゅんじゅう》出で，则诸子こ之の说兼有けんゆう之の。故こ《劝学》、《尊みこと师》、《诬徒》、《善ぜん学がく》四よん篇へん，皆みな教学きょうがく之これ方かた，与あずか《学がく记》表おもて里さと；《大だい乐》、《侈乐》、《适音》、《古こ乐》、《音律おんりつ》、《制せい乐》，皆みな论乐，凡此诸篇，则六艺之遗文也；《十じゅう二に纪》发明明あかり堂どう礼れい，则明堂どう阴阳之の学まなべ也；《贵生》、《情欲じょうよく》、《尽つき数すう》、《审分》、《君きみ守もり》五ご篇へん，尚なお清せい静しず养生之の术，则道家か流りゅう也；《荡兵》、《振ふ乱らん》、《禁きん塞ふさが》、《怀宠》、《论威》、《简述》、《决胜》、《爱士》八はち篇へん。皆みな论兵，则兵权谋，形かたち势二家か也；《上じょう农》、《任地にんち》、《辨べん土ど》三さん篇へん，皆みな农桑树艺之の事こと，则农家か者しゃ流りゅう也；其有抵牾もどき者しゃ：《振ふ乱らん》、《禁きん塞ふさが》、《大だい乐》各かく三さん篇へん，以墨子こ《非ひ攻おさむ》、《救すくい守もり》及《非ひ乐》为过。而《当とう染しみ篇へん》全ぜん取と墨ぼく子こ，《应言篇へん》司つかさ马喜事ごと，则深重じゅう墨すみ氏し之の学がく。”

[3] 金きむ常つね政せい. 百科ひゃっか全ぜん书的故事こじ. 北京ぺきん: 北京ぺきん图书馆出版しゅっぱん社しゃ. 2005-03: 5. ISBN 7501326231.

[4] 《史ふみ记·吕不韦列传》记载：“秦しん王おう年少ねんしょう……当とう是ぜ时，魏ぎ有信ありのぶ陵りょう君くん，楚すわえ有春ありはる申さる君くん，赵有平原ひらはら君くん，齐有孟はじめ尝君，皆みな下士かし喜き宾客以相倾。吕不韦以秦しん之の强つよ，羞不如……乃使其客人人ひとびと著ちょ所しょ闻，集しゅう论以为八览、六ろく论、十じゅう二に纪、二に十じゅう余あまり万言まんげん。以为备天地ち万物ばんぶつ古今ここん之の事こと，号ごう曰《吕氏春秋しゅんじゅう》。布ぬの咸阳市し门，悬千金きん其上，延のべ诸侯游ゆう士し宾客有能ゆうのう增ぞう损一いち字じ者しゃ予よ千金せんきん。”

[5] 王おう海うみ滨. 《吕氏春秋しゅんじゅう》的てき国家こっか间政治せいじ思想しそう (PDF). 国くに际政治せいじ科学かがく. 2009-01, (17): 59-78 [2022-10-25]. （原始げんし内容ないよう存そん档 (PDF)于2022-10-25）.

[6] “圣人深ふか虑天下か，莫贵于生。夫おっと耳みみ目鼻めはな口こう，生なま之これ役やく也。耳みみ虽欲声ごえ，目もく虽欲色しょく，鼻はな虽欲芬香，口くち虽欲滋味じみ，害がい于生则止。在ざい四よん官かん者しゃ不ふ欲よく，利り于生者しゃ[则为之の，不利ふり于生者しゃ]则弗为。由よし此观之の，耳みみ目鼻めはな口こう，不ふ得とく擅行，必有所しょ制せい。譬たとえ之の若わか官かん职，不ふ得とく擅为，必有所しょ制せい。此贵生せい之の术也。”

[7] “尧以天下でんか让于子こ州しゅう支ささえ父ちち。子こ州しゅう支ささえ父ちち对曰：“以我为天子てんし犹可也かなり。虽然，我わが适有幽かそけ忧之病びょう，方ぽう将はた治之はるゆき，未み暇ひま在天ざいてん下か也。”天下てんか，重じゅう物ぶつ也，而不以害其生，又また况于它物乎？惟おもんみ不ふ以天下か害がい其生者しゃ也，可か以托天下でんか。”

[8] “故こ曰：道之みちゆき真ま以持身み，其绪余あまり以为国家こっか，其土苴以治ち天下でんか。由よし此观之の，帝王ていおう之の功こう，圣人之の余事よじ也，非ひ所以ゆえん完かん身み养生之の道也みちや。今こん世俗せぞく之の君子くんし，危身弃生以徇物ぶつ，彼かれ且奚以此之の也？彼かれ且奚以此为也？”

[:0-9] 9.0 ^9.1 刘文瑞みず. 《吕氏春秋しゅんじゅう》管理かんり思想しそう综览. 管理かんり学がく家か: 实践版ばん. 2013, (1): 68-83.

[10] 张鼓应. 从《吕氏春秋しゅんじゅう》看み秦はた道家どうか思想しそう特とく点てん. 中国ちゅうごく哲学てつがく史し. 2001, (1): 86-93 [2022-10-27]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2022-10-28）.

[11] “其民麋おうしか鹿しか禽兽，少しょう者しゃ使し长，长者畏かしこ壮たけし，有力ゆうりょく者しゃ贤……置おけ君きみ非ひ以阿君くん也，置おけ天子てんし非ひ以阿天子てんし也，置おけ官かん长非以阿官かん长也。”——《吕氏春秋しゅんじゅう》恃君览

[12] “邻父有ゆう与あずか人ひと邻者，有ゆう梧桐あおぎり树，其邻之の父ちち言げん梧树之の不善ふぜん也，邻人遽伐之の。邻父因いん请而以为薪たきぎ。其人不ふ说曰：‘邻者若わか此其险也，岂可为之邻哉?’此有所しょ宥なだめ也。夫おっと请以为薪与あずか弗どる请，此不可ふか以疑枯梧树之善ぜん与あずか不善ふぜん也。”

[13] 高こう誘さそえ，〈《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》序じょ〉，高こう誘さそえ注ちゅう，清きよし畢沅校こう刻こく，《呂りょ氏し春秋しゅんじゅう》，第だい 1 冊さつ，序じょ，頁ぺーじ 2

[14] 李り慈铭：《越えつ缦堂日び记》第だい十じゅう册さつ

[15] 熊くま培つちかえ云うん. 自由じゆう在高ありだか处. 新星しんせい出版しゅっぱん社しゃ. 2015: 363.

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