費ひ宏ひろし

費ひ宏ひろし
	; 費ひ宏ひろし賜たまもの服ふく像ぞう
	大明だいめい誥授光こう禄ろく大夫たいふ柱ばしら國こく少しょう師し兼けん太子たいし太ふとし師し吏部尚書しょうしょ華はな蓋ぶた殿どの大だい學士がくし
籍せき貫ぬき	江西えにし鉛山なまりやま縣けん（今いま河口かこう鎮柴しば家村いえむら）
族ぞく裔	漢かん族ぞく
字じ號ごう	字じ子こ充たかし，號ごう健けん齋とき，又また號ごう鵝湖，晚ばん號ごう湖東ことう野老ところ
諡號しごう	文ぶん憲けん
出生しゅっしょう	成なり化か四よん年ねん（1468年ねん）; 江西えにし鉛山なまりやま縣けん（今いま河口かこう鎮柴しば家村いえむら）
逝世	嘉よしみ靖やすし十じゅう四よん年ねん（1535年ねん）; 江西えにし鉛山なまりやま縣けん（今いま河口かこう鎮柴しば家村いえむら）
墓はか葬そう	費ひ宏ひろし墓はか
親おや屬ぞく	（伯父おじ）費ひ瑄; （子こ）費ひ懋賢
出身しゅっしん
	成なり化か二に十じゅう二年丁未科一甲第一名進士及第（狀じょう元もと）;
著作ちょさく
	《费文宪集选要》;

費ひ宏ひろし（1468年ねん—1535年ねん），字じ子こ充たかし，號ごう健けん齋とき，又また號ごう鵝湖，晚ばん號ごう湖東ことう野老ところ，江西えにし鉛山なまりやま縣けん横林よこばやし（今いま河口かこう鎮柴しば家村いえむら）人にん^[1]，祖そ籍せき湖みずうみ廣ひろ永興りょうご（今いま湖北こほく陽ひ新しん）^[2]^[3]，明朝みょうちょう政治せいじ人物じんぶつ、狀じょう元もと。

生平おいだいら

成なり化か十じゅう六ろく年ねん（1480年ねん）中ちゅう廣信ひろのぶ府ふ童子どうじ試ためし文ぶん元もと。成なり化か十じゅう九きゅう年ねん（1483年ねん）中ちゅう江西えにし鄉さと試ためし舉人。成なり化か二に十じゅう三さん年ねん（1487年ねん）登とう丁未ていみ科か狀じょう元もと，年ねん僅十じゅう九きゅう歲さい，為ため翰林院かんりんいん修おさむ撰せん，成なり為ため明代あきよ最さい年とし輕けい的てき狀じょう元もと翰林かんりん，八はち月がつ，參まいり修おさむ《憲けん宗そう實錄じつろく》，进左ひだり贊さん善ぜん，直じき講こう東宮とうぐう，進しん左ひだり諭さとし德とく^[4]。明あきら武たけ宗はじめ继位后きさき，升しょう为太ふと常つね寺てら少しょう卿きょう，兼けん翰林院かんりんいん侍讀じどく，参与さんよ修おさむ撰せん《孝こう宗むね实录》，充たかし日にち講こう官かん。正德まさのり二に年ねん（1507年ねん）升ます爲ため禮れい部ぶ右みぎ侍さむらい郎ろう，后きさき轉てん為ため左ひだり侍さむらい郎ろう。正德まさのり五ご年ねん（1510年ねん）為ため禮れい部ぶ尚書しょうしょ，次じ年ねん兼けん文淵ぶんえん閣かく大だい學士がくし，參さん預あずか機き務つとむ，官かん至いたり太子たいし太ふとし保ほ、武英たけひで殿どの大だい學士がくし，進しん為ため戶部とべ尚書しょうしょ^[5]。

寧やすし王おう朱しゅ宸濠蓄意謀反ぼうほん，對たい費ひ宏ひろし“以綵幣ぬさ珍ちん玩”相あい饋贈，費ひ宏ひろし拒絕きょぜつ，道みち：“聞寧王おう輦金入かねいれ京きょう，謀はかりごと复護衛ごえい，若わか聽他所為しょい，我わが江西えにし人じん必無噍類，我わが在ざい閣かく一いち日にち，必不允まこと行ぎょう。”遭攻訐，被ひ迫せり辭じ歸き^[6]。明世あきよ宗むね即位そくい后きさき，重じゅう新しん起用きよう，加か少しょう保ほ，進入しんにゅう內閣，與あずか楊廷和わ、蔣冕、毛もう紀おさむ等とう一同いちどう輔政、幫助革かわ除じょ武たけ宗はじめ弊政へいせい。楊廷和わ辭職じしょく后きさき，費ひ宏ひろし擔任たんにん首くび辅，加か少しょう师兼けん太子たいし太ふとし师、吏部尚なお书、谨身殿どの大だい学士がくし^[7]。大禮たいれい議ぎ中なか，其为张璁、桂かつら萼がく所ところ陷おちい害がい，嘉よしみ靖やすし六ろく年ねん（1527年ねん）二に次じ致仕ちし^[8]。嘉よしみ靖やすし十じゅう四よん年ねん（1535年ねん）再度さいど复官，世せい宗そう赐“旧きゅう辅元臣しん”银章。不ふ久ひさ即そく卒そつ，贈おく太ふとし保ほ，諡おくりな文ぶん憲けん^[9]。著ちょ有ゆう《费文宪集选要》等とう。

家族かぞく

鉛山なまりやま費ひ氏し在ざい明代あきよ人才じんさい輩出はいしゅつ。曾祖そうそ費ひ榮さかえ祖そ、祖父そふ費ひ應おう麒、贈おく工こう部ぶ主事しゅじ、父ちち費ひ璠、母はは余あまり氏し^[10]。

費ひ宏ひろし伯父おじ費ひ瑄，成なり化か十じゅう一いち年ねん（1475年ねん）登のぼり乙未おとみ科か進士しんし，弘治こうじ年間ねんかん擔任たんにん兵部ひょうぶ員いん外郎ういろう，官かん至いたり貴き州しゅう參議さんぎ。費ひ宏ひろし從弟じゅうてい費ひ寀正德まさのり六ろく年ねん（1511年ねん）登とう辛からし未み科か進士しんし，以進士しんし任つとむ贊さん善ぜん，從したがえ子こ費ひ懋中為ため正德まさのり十じゅう六ろく年ねん（1521年ねん）辛からし巳み科か探さがせ花はな，授編修へんしゅう，而長子ちょうし費ひ懋賢也於嘉よしみ靖やすし五ご年ねん（1526年ねん）登とう丙へい戌いぬ科か進士しんし，改あらため庶吉士し。一時いちじ之の間あいだ，父子ふし兄弟きょうだい並列へいれつ宮みや禁きん，被ひ傳つて為ため佳話かわ^[11]。

註釋ちゅうしゃく

^ 文ぶん宪公生平おいだいら简介_费宏研究けんきゅう会かい_新しん浪なみ博はく客きゃく. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-08-18）.
^ 谱派は本ほん系けい_费宏研究けんきゅう会かい_新しん浪なみ博はく客きゃく. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-08-18）.
^ 湖北こほく鄂东南みなみ蕲春县，黄梅おうばい县，阳新县三地ち费氏 - 费氏家族かぞく网. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2018-05-14）.
^ 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“費ひ宏ひろし，字じ子こ充たかし，鉛山なまりやま人じん。甫はじめ冠かんむり，舉成化か二に十じゅう三さん年ねん進士しんし第だい一いち，授修撰せん。弘治こうじ中ちゅう，遷左贊さん善ぜん，直じき講こう東宮とうぐう，進しん左ひだり諭さとし德とく。”
^ 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“武たけ宗はじめ立りつ，擢太常つね少しょう卿きょう，兼けん侍さむらい講讀こうどく。預あずか修おさむ孝こう宗むね實錄じつろく。充たかし日にち講こう官かん。正德しょうとく二年拜禮部右侍郎，尋ひろ轉てん左ひだり。五ご年ねん進すすむ尚書しょうしょ。帝みかど耽ふけ於逸樂いつらく，早朝そうちょう日にち講こう俱廢。宏ひろし請勤政せい、務つとむ學がく、納おさめ諫，報ほう聞。魯府ふ鄒平王子おうじ當とう潩當襲かさね父ちち爵，為ため弟おとうと當とう涼りょう所しょ奪だつ且數すう年ねん矣。宏ひろし因いん當とう潩奏辨べん，據よりどころ法ほう正之まさゆき。當とう涼りょう怒いか，誣宏受賂，宏ひろし不為ふため動どう。明年みょうねん冬ふゆ十じゅう二月命宏兼文淵閣大學士參預機務。尋ひろ加か太子たいし太ふとし保たもて、武英たけひで殿どの大だい學士がくし，進しん戶部とべ尚書しょうしょ。”
^ 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“倖臣錢せん寧やすし陰かげ黨とう宸濠，欲よく交歡こうかん宏ひろし，餽綵幣ぬさ及他珍ちん玩。拒こばめ卻之，寧やすし慚且恚。宸濠謀はかりごと復ふく護衞ごえい、屯田とんでん，輦白金きん鉅萬，徧賂朝あさ貴とうと，寧やすし及兵部ぶ尚書しょうしょ陸りく完かん主ぬし之の。宏ひろし從弟じゅうてい編修へんしゅう寀，其妻與あずか濠ほり妻つま，兄弟きょうだい也，知之ともゆき以告宏ひろし。宏ひろし入朝にゅうちょう，完かん迎むかえ問とい曰：「寧やすし王おう求もとむ護衞ごえい，可か復ふく乎？」宏ひろし曰：「不知ふち當日とうじつ革かわ之これ者しゃ何故なにゆえ。」完かん曰：「今いま恐こわ不能ふのう不ふ予よ。」宏ひろし峻たかし卻之。及中官かん持じ奏そう至いたり閣かく，宏ひろし極言きょくげん不當ふとう予よ，詔みことのり卒そつ予よ之の。於是宸濠與あずか寧やすし合ごう，而恚宏ひろし。寧やすし數すう偵宏事ごと無む所得しょとく。以御史し余あまり珊嘗劾寀不當ふとう留とめ翰林かんりん，即そく指ゆび為ため宏ひろし罪ざい。中ちゅう旨むね責せめ陳ひね狀じょう，宏ひろし乞休。命いのち幷寀致仕ちし。寧やすし遣や騎き伺宏後ご，抵臨清きよし，焚其舟ぶね，資し裝そう盡つき燬。宏ひろし歸き，杜もり門もん謝しゃ客きゃく。宸濠復ふく求もとめ與あずか通どおり，宏ひろし謝絕しゃぜつ之の，益えき怒いか。會かい宏ひろし族ぞく人じん與あずか邑奸人じん李り鎮等訟，宸濠陰かげ令れい鎮賊宏ひろし。鎮等遂とげ據よりどころ險けん作さく亂みだれ，率りつ眾攻費ひ氏し。索さく宏ひろし不ふ得え，執と所與しょよ訟者支ささえ解かい之の，發はつ宏ひろし先人せんじん塚づか，毀其家か，劫掠ごうりゃく遠近えんきん，眾至三さん千せん人にん。宏ひろし馳はせ使し愬於朝あさ。下した巡じゅん撫なで孫まご燧ひうち按狀，始はじめ遣や兵へい剿滅そうめつ。”
^ 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“宸濠敗はい，言げん者しゃ爭そう請召宏ひろし。世よ宗むね即位そくい，遣や行人こうじん即そく家か起おこり宏ひろし，加か少しょう保たもて，入にゅう輔政。宏ひろし持じ重じゅう識大體だいたい，明あきら習國家こっか故事こじ。與あずか楊廷和わ、蔣冕、毛もう紀おさむ同心どうしん協贊きょうさん，數かず勸すすむ帝みかど革かわ武たけ宗はじめ弊政へいせい。「大禮たいれい」之の議ぎ，諸しょ臣しん力りょく與あずか帝みかど爭そう，帝みかど不能ふのう堪こらえ。宏ひろし頗揣知ち帝みかど旨むね，第だい署名しょめい公こう疏，未み嘗特諫，以是帝みかど心こころ善之よしゆき。及廷和わ等とう去さ位くらい，宏ひろし為ため首くび輔。加か少しょう師し兼けん太子たいし太ふとし師し、吏部尚書しょうしょ、謹身殿どの大だい學士がくし，委任いにん甚至。”
^ 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“宏ひろし為ため人じん和わ易えき，好こう推轂後進こうしん。其於「大禮たいれい」不能ふのう強きょう諫，亦また未み嘗附離はなれ。而是時じ席書せきがき、張ちょう璁、桂かつら萼がく用事ようじ。書しょ弟おとうと檢討けんとう春はる，故由ゆえよし他た曹改用よう。及武宗むね實錄じつろく成なり，宏ひろし議ぎ出で為ため僉事，書しょ由よし是ぜ憾宏。璁、萼がく由郎よしろう署しょ入にゅう翰林かんりん，驟至詹事，舉朝惡あく其人，宏ひろし每まい示しめせ裁さい抑そもそも，璁、萼がく亦また大だい怨。帝みかど嘗御平臺ひらだい，特とく賜たまもの御製ぎょせい七なな言こと一いち章しょう，命いのち輯倡和わ詩集ししゅう，署しょ其銜曰「內閣掌てのひら參さん機き務つとむ輔導ほどう首くび臣しん」。其見尊みこと禮れい，前ぜん此未有ゆう也。璁、萼がく滋しげる害がい宏ひろし寵ちょう，萼がく言ごと：「詩文しぶん小しょう技わざ，不ふ足勞そくろう聖心せいしん，且使宏ひろし得とく馮寵靈れい，凌しのげ壓あつ朝あさ士し。」帝みかど置おけ不ふ省しょう。萼がく遂とげ與あずか璁毀宏ひろし於帝，言こと宏ひろし納おさめ郎ろう中ちゅう陳ひね九川所盜天方貢玉，受尚書しょ鄧璋賕謀起用きよう，幷及其居鄉きょう事ごと。宏ひろし上書うわがき乞休，略りゃく曰：「萼がく、璁挾私怨しえん臣しん屢矣。不ふ與あずか經けい筵むしろ講こう官かん則そく怨，不ふ與あずか修おさむ獻けんじ皇帝こうてい實錄じつろく則そく怨，不為ふため兩りょう京きょう鄉きょう試ためし考こう官かん則そく怨，不為ふため教習きょうしゅう則そく又また怨。萼がく、璁疑內閣事ごと屬ぞく臣しん操縱そうじゅう，抑そもそも知ち臣下しんか采さい物ぶつ望もち，上うえ稟聖裁さい，非ひ可か專せん擅。萼がく、璁日攘袂搤掔，覬覦臣しん位い。臣しん安やす能のう與あずか小しょう人相にんそう齮齕，祈いのり賜たまもの骸骨がいこつ。」不ふ允まこと。及璁居きょ兵部ひょうぶ，宏ひろし欲よく用よう新しん寧やすし伯はく譚たん綸掌奮武營，璁遂劾宏劫こう制せい府ふ部ぶ。無む何なに，又また因よし宏子ひろこ懋良坐すわ罪つみ下か吏，攻おさむ之の益えき力りょく，復ふく錄ろく前後ぜんこう劾疏上之うえの。不ふ得とく請，則のり力りょく求もとめ罷やめ，詆宏尤ゆう切きり，章しょう數すう上じょう。宏ひろし亦また連れん疏乞休きゅう，帝みかど輒下優ゆう詔みことのり慰留いりゅう，然しか終おわ不ふ以譴璁、萼がく。於是奸人王おう邦くに奇き承うけたまわ璁、萼がく指ゆび，上書うわがき汙故大だい學士がくし廷和等とう，幷誣宏ひろし。宏ひろし竟致仕ちし去さ。時とき六ろく年ねん二に月がつ也。十じゅう月がつ，璁遂以尚書しょ、大だい學士がくし入いれ直ちょく內閣，間あいだ一歲萼亦入矣。”
^ 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“十じゅう四よん年ねん，萼がく既すんで前まえ死し，璁亦去さ位くらい，帝みかど始はじめ追つい念ねん宏ひろし。四月再遣行人即家起官如故。七なな月がつ至いたり京師けいし。使つかい中ちゅう使つかい勞ろう以上いじょう尊とうと御ご饌，面めん諭さとし曰：「與あずか卿きょう別べつ久ひさ，卿きょう康かん健けん無む恙，宜むべ悉心輔導ほどう稱しょう朕ちん意い。」宏ひろし頓首とんしゅ謝しゃ。自じ是ぜ眷遇益えき厚あつ。偕李時じ召入無む逸いっ殿どの，與あずか周しゅう覽らん殿どの廬いおり，從容しょうよう笑わらい語ご，移うつり時じ始はじめ出で。賜たまもの銀ぎん章あきら曰「舊きゅう輔元臣しん」。數かず有ゆう咨問，宏ひろし亦また竭誠無む隱かくれ。承うけたまわ璁、萼がく操みさお切せつな之これ後ご，易えき以寬和わ，朝ちょう士し皆みな慕樂之の。未み幾いく卒そつ，年ねん六ろく十じゅう有ゆう八はち。帝みかど嗟悼，賻卹加か等とう，贈おく太ふと保たもて，諡おくりな文ぶん憲けん。”
^ 龚延明主めいしゅ编. 天てん一阁藏明代科举录选刊登とう科か录点てん校本こうほん. 宁波: 宁波出版しゅっぱん社しゃ. 2016. ISBN 978-7-5526-2320-8. 《天てん一閣藏明代科舉錄選刊.登とう科か錄ろく》之の《成なり化か二に十じゅう三さん年ねん進士しんし登のぼる科か錄ろく》
^ 《鉛山なまりやま縣けん志しむら·卷まき十じゅう二に·選せん舉志》

延伸えんしん阅读

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在ざい维基文ぶん库阅读此作者しゃ作品さくひん

《國くに朝あさ獻けんじ徵ちょう錄ろく·卷まき之の十じゅう五ご》，出自しゅつじ焦こげ竑《國くに朝あさ獻けんじ徵ちょう錄ろく》

《明あかり史し卷まき一いち百ひゃく九きゅう十じゅう三さん》，出自しゅつじ《明あかり史し》

參考さんこう文獻ぶんけん

張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》，中華ちゅうか書しょ局きょく點てん校本こうほん
（中國ちゅうごく國家こっか圖書館としょかん藏ぞう）張ちょう廷珩、華はな祝しゅく三さん. 《鉛山なまりやま縣けん誌し》. 清きよし同どう治ち十じゅう二に年ねん（1873年ねん）刻こく本ほん.
《费宏年ねん谱》，费正忠ちゅう，线装书局，2011年ねん，ISBN 9787512002876

官かん衔
前任ぜんにん：毛もう紀おさむ	明朝みんちょう内ない阁首くび輔嘉よしみ靖やすし三さん年ねん－嘉よしみ靖やすし五ご年ねん（1524年ねん－1526年ねん）	繼つぎ任にん：楊一清きよし
前任ぜんにん：楊一清きよし	明朝みんちょう内ない阁首くび輔嘉よしみ靖やすし五ご年ねん－嘉よしみ靖やすし六ろく年ねん（1526年ねん－1527年ねん）	繼つぎ任にん：楊一清きよし

[1] 文ぶん宪公生平おいだいら简介_费宏研究けんきゅう会かい_新しん浪なみ博はく客きゃく. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-08-18）.

[2] 谱派は本ほん系けい_费宏研究けんきゅう会かい_新しん浪なみ博はく客きゃく. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2020-08-18）.

[3] 湖北こほく鄂东南みなみ蕲春县，黄梅おうばい县，阳新县三地ち费氏 - 费氏家族かぞく网. [2018-05-13]. （原始げんし内容ないよう存そん档于2018-05-14）.

[4] 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“費ひ宏ひろし，字じ子こ充たかし，鉛山なまりやま人じん。甫はじめ冠かんむり，舉成化か二に十じゅう三さん年ねん進士しんし第だい一いち，授修撰せん。弘治こうじ中ちゅう，遷左贊さん善ぜん，直じき講こう東宮とうぐう，進しん左ひだり諭さとし德とく。”

[5] 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“武たけ宗はじめ立りつ，擢太常つね少しょう卿きょう，兼けん侍さむらい講讀こうどく。預あずか修おさむ孝こう宗むね實錄じつろく。充たかし日にち講こう官かん。正德しょうとく二年拜禮部右侍郎，尋ひろ轉てん左ひだり。五ご年ねん進すすむ尚書しょうしょ。帝みかど耽ふけ於逸樂いつらく，早朝そうちょう日にち講こう俱廢。宏ひろし請勤政せい、務つとむ學がく、納おさめ諫，報ほう聞。魯府ふ鄒平王子おうじ當とう潩當襲かさね父ちち爵，為ため弟おとうと當とう涼りょう所しょ奪だつ且數すう年ねん矣。宏ひろし因いん當とう潩奏辨べん，據よりどころ法ほう正之まさゆき。當とう涼りょう怒いか，誣宏受賂，宏ひろし不為ふため動どう。明年みょうねん冬ふゆ十じゅう二月命宏兼文淵閣大學士參預機務。尋ひろ加か太子たいし太ふとし保たもて、武英たけひで殿どの大だい學士がくし，進しん戶部とべ尚書しょうしょ。”

[6] 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“倖臣錢せん寧やすし陰かげ黨とう宸濠，欲よく交歡こうかん宏ひろし，餽綵幣ぬさ及他珍ちん玩。拒こばめ卻之，寧やすし慚且恚。宸濠謀はかりごと復ふく護衞ごえい、屯田とんでん，輦白金きん鉅萬，徧賂朝あさ貴とうと，寧やすし及兵部ぶ尚書しょうしょ陸りく完かん主ぬし之の。宏ひろし從弟じゅうてい編修へんしゅう寀，其妻與あずか濠ほり妻つま，兄弟きょうだい也，知之ともゆき以告宏ひろし。宏ひろし入朝にゅうちょう，完かん迎むかえ問とい曰：「寧やすし王おう求もとむ護衞ごえい，可か復ふく乎？」宏ひろし曰：「不知ふち當日とうじつ革かわ之これ者しゃ何故なにゆえ。」完かん曰：「今いま恐こわ不能ふのう不ふ予よ。」宏ひろし峻たかし卻之。及中官かん持じ奏そう至いたり閣かく，宏ひろし極言きょくげん不當ふとう予よ，詔みことのり卒そつ予よ之の。於是宸濠與あずか寧やすし合ごう，而恚宏ひろし。寧やすし數すう偵宏事ごと無む所得しょとく。以御史し余あまり珊嘗劾寀不當ふとう留とめ翰林かんりん，即そく指ゆび為ため宏ひろし罪ざい。中ちゅう旨むね責せめ陳ひね狀じょう，宏ひろし乞休。命いのち幷寀致仕ちし。寧やすし遣や騎き伺宏後ご，抵臨清きよし，焚其舟ぶね，資し裝そう盡つき燬。宏ひろし歸き，杜もり門もん謝しゃ客きゃく。宸濠復ふく求もとめ與あずか通どおり，宏ひろし謝絕しゃぜつ之の，益えき怒いか。會かい宏ひろし族ぞく人じん與あずか邑奸人じん李り鎮等訟，宸濠陰かげ令れい鎮賊宏ひろし。鎮等遂とげ據よりどころ險けん作さく亂みだれ，率りつ眾攻費ひ氏し。索さく宏ひろし不ふ得え，執と所與しょよ訟者支ささえ解かい之の，發はつ宏ひろし先人せんじん塚づか，毀其家か，劫掠ごうりゃく遠近えんきん，眾至三さん千せん人にん。宏ひろし馳はせ使し愬於朝あさ。下した巡じゅん撫なで孫まご燧ひうち按狀，始はじめ遣や兵へい剿滅そうめつ。”

[7] 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“宸濠敗はい，言げん者しゃ爭そう請召宏ひろし。世よ宗むね即位そくい，遣や行人こうじん即そく家か起おこり宏ひろし，加か少しょう保たもて，入にゅう輔政。宏ひろし持じ重じゅう識大體だいたい，明あきら習國家こっか故事こじ。與あずか楊廷和わ、蔣冕、毛もう紀おさむ同心どうしん協贊きょうさん，數かず勸すすむ帝みかど革かわ武たけ宗はじめ弊政へいせい。「大禮たいれい」之の議ぎ，諸しょ臣しん力りょく與あずか帝みかど爭そう，帝みかど不能ふのう堪こらえ。宏ひろし頗揣知ち帝みかど旨むね，第だい署名しょめい公こう疏，未み嘗特諫，以是帝みかど心こころ善之よしゆき。及廷和わ等とう去さ位くらい，宏ひろし為ため首くび輔。加か少しょう師し兼けん太子たいし太ふとし師し、吏部尚書しょうしょ、謹身殿どの大だい學士がくし，委任いにん甚至。”

[8] 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“宏ひろし為ため人じん和わ易えき，好こう推轂後進こうしん。其於「大禮たいれい」不能ふのう強きょう諫，亦また未み嘗附離はなれ。而是時じ席書せきがき、張ちょう璁、桂かつら萼がく用事ようじ。書しょ弟おとうと檢討けんとう春はる，故由ゆえよし他た曹改用よう。及武宗むね實錄じつろく成なり，宏ひろし議ぎ出で為ため僉事，書しょ由よし是ぜ憾宏。璁、萼がく由郎よしろう署しょ入にゅう翰林かんりん，驟至詹事，舉朝惡あく其人，宏ひろし每まい示しめせ裁さい抑そもそも，璁、萼がく亦また大だい怨。帝みかど嘗御平臺ひらだい，特とく賜たまもの御製ぎょせい七なな言こと一いち章しょう，命いのち輯倡和わ詩集ししゅう，署しょ其銜曰「內閣掌てのひら參さん機き務つとむ輔導ほどう首くび臣しん」。其見尊みこと禮れい，前ぜん此未有ゆう也。璁、萼がく滋しげる害がい宏ひろし寵ちょう，萼がく言ごと：「詩文しぶん小しょう技わざ，不ふ足勞そくろう聖心せいしん，且使宏ひろし得とく馮寵靈れい，凌しのげ壓あつ朝あさ士し。」帝みかど置おけ不ふ省しょう。萼がく遂とげ與あずか璁毀宏ひろし於帝，言こと宏ひろし納おさめ郎ろう中ちゅう陳ひね九川所盜天方貢玉，受尚書しょ鄧璋賕謀起用きよう，幷及其居鄉きょう事ごと。宏ひろし上書うわがき乞休，略りゃく曰：「萼がく、璁挾私怨しえん臣しん屢矣。不ふ與あずか經けい筵むしろ講こう官かん則そく怨，不ふ與あずか修おさむ獻けんじ皇帝こうてい實錄じつろく則そく怨，不為ふため兩りょう京きょう鄉きょう試ためし考こう官かん則そく怨，不為ふため教習きょうしゅう則そく又また怨。萼がく、璁疑內閣事ごと屬ぞく臣しん操縱そうじゅう，抑そもそも知ち臣下しんか采さい物ぶつ望もち，上うえ稟聖裁さい，非ひ可か專せん擅。萼がく、璁日攘袂搤掔，覬覦臣しん位い。臣しん安やす能のう與あずか小しょう人相にんそう齮齕，祈いのり賜たまもの骸骨がいこつ。」不ふ允まこと。及璁居きょ兵部ひょうぶ，宏ひろし欲よく用よう新しん寧やすし伯はく譚たん綸掌奮武營，璁遂劾宏劫こう制せい府ふ部ぶ。無む何なに，又また因よし宏子ひろこ懋良坐すわ罪つみ下か吏，攻おさむ之の益えき力りょく，復ふく錄ろく前後ぜんこう劾疏上之うえの。不ふ得とく請，則のり力りょく求もとめ罷やめ，詆宏尤ゆう切きり，章しょう數すう上じょう。宏ひろし亦また連れん疏乞休きゅう，帝みかど輒下優ゆう詔みことのり慰留いりゅう，然しか終おわ不ふ以譴璁、萼がく。於是奸人王おう邦くに奇き承うけたまわ璁、萼がく指ゆび，上書うわがき汙故大だい學士がくし廷和等とう，幷誣宏ひろし。宏ひろし竟致仕ちし去さ。時とき六ろく年ねん二に月がつ也。十じゅう月がつ，璁遂以尚書しょ、大だい學士がくし入いれ直ちょく內閣，間あいだ一歲萼亦入矣。”

[9] 清きよし·張ちょう廷玉等ひとし，《明あかり史し》（卷まき193）：“十じゅう四よん年ねん，萼がく既すんで前まえ死し，璁亦去さ位くらい，帝みかど始はじめ追つい念ねん宏ひろし。四月再遣行人即家起官如故。七なな月がつ至いたり京師けいし。使つかい中ちゅう使つかい勞ろう以上いじょう尊とうと御ご饌，面めん諭さとし曰：「與あずか卿きょう別べつ久ひさ，卿きょう康かん健けん無む恙，宜むべ悉心輔導ほどう稱しょう朕ちん意い。」宏ひろし頓首とんしゅ謝しゃ。自じ是ぜ眷遇益えき厚あつ。偕李時じ召入無む逸いっ殿どの，與あずか周しゅう覽らん殿どの廬いおり，從容しょうよう笑わらい語ご，移うつり時じ始はじめ出で。賜たまもの銀ぎん章あきら曰「舊きゅう輔元臣しん」。數かず有ゆう咨問，宏ひろし亦また竭誠無む隱かくれ。承うけたまわ璁、萼がく操みさお切せつな之これ後ご，易えき以寬和わ，朝ちょう士し皆みな慕樂之の。未み幾いく卒そつ，年ねん六ろく十じゅう有ゆう八はち。帝みかど嗟悼，賻卹加か等とう，贈おく太ふと保たもて，諡おくりな文ぶん憲けん。”

[10] 龚延明主めいしゅ编. 天てん一阁藏明代科举录选刊登とう科か录点てん校本こうほん. 宁波: 宁波出版しゅっぱん社しゃ. 2016. ISBN 978-7-5526-2320-8. 《天てん一閣藏明代科舉錄選刊.登とう科か錄ろく》之の《成なり化か二に十じゅう三さん年ねん進士しんし登のぼる科か錄ろく》

[11] 《鉛山なまりやま縣けん志しむら·卷まき十じゅう二に·選せん舉志》

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