龍文たつふみ彬あきら

龍文たつふみ彬あきら（1824年ねん—1893年ねん），字じ擷菁，號ごう筠圃，江西えにし永えい新しん澧田南城なんじょう村人むらびと，清朝せいちょう政治せいじ人物じんぶつ，進士しんし出身しゅっしん。

三さん歲さい時じ父母ちちはは早はや亡ほろび，由ゆかり叔父おじ撫養むや長大ちょうだい。六ろく歲さい時じ當とう牧童ぼくどう，用よう趕牛的てき竹竿たけざお在ざい沙すな灘なだ畫が字じ。未滿みまん十じゅう歲さい即そく能文のうぶん，下した筆ひつ千言せんげん，遂とげ以教書しょ為ため生せい。同どう治ち四よん年ねん（1865年ねん）進士しんし，授吏部主事しゅじ。人稱にんしょう“古ふる所謂いわゆる有道ありみち君くん子こ”。因よし不滿ふまん朝政ちょうせい腐敗ふはい，後ご辭じ官かん還かえ鄉さと，在ざい家鄉かきょう授課，名士めいし劉りゅう繹有ゆう詩し讚たたえ他た：“龍子りゅうこ具ぐ史し才ざい、善ぜん學がく紫むらさき陽ひ筆ひつ。古今ここん納おさめ懷抱かいほう，早はや兼けん才ざい學識がくしき。”光ひかり緒いとぐち二に十じゅう二に年ねん（1893年ねん）病びょう逝家中ちゅう。著ちょ有ゆう《周しゅう易えき繹說》、《永えい懷ふところ堂どう詩文しぶん鈔》、《明あかり會かい要よう》。

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