Dong Guan Han Ji : 傳十三 : 梁鴻

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《梁りょう鴻ひろし》

1 Jump to dictionary Show parallel passages	梁りょう鴻ひろし:	梁りょう鴻ひろし少しょう孤こ，以童幼よう詣まい太ふと學がく受業じゅぎょう，治ち禮れい、詩し、春秋しゅんじゅう，常つね獨坐どくざ止どめ，不ふ與あずか人ひと同どう食しょく。比ひ舍しゃ先さき炊已，呼よび鴻おおとり及熱釜がま炊。鴻おおとり曰：「童子どうじ鴻おおとり不ふ因いん人じん熱ねつ者しゃ也。」滅めつ灶更燃もえ火ひ。
2 Jump to dictionary Show parallel passages	梁りょう鴻ひろし:	梁りょう鴻ひろし家か貧ひん而尚節ぶし，博覽はくらん無む不通ふつう，畢乃牧まき豕いのこ於上林りん苑えん中ちゅう，曾誤遺のこ火ひ，延のべ及他舍しゃ，乃尋訪おとずれ燒しょう者しゃ，問もん所しょ失しつ，悉以豕いのこ償つぐなえ之の；其主猶なお以為少しょう，鴻おおとり曰：「無む他た財ざい，願ねがい以身居きょ作さく。」主人しゅじん許もと，因いん為ため執と勤つとむ不ふ懈たゆ。耆老見み鴻おおとり非ひ恆人つねと，乃共責せめ讓ゆずる主人しゅじん，而稱鴻おおとり長者ちょうじゃ，於是始はじめ敬けい異こと，悉還其豕。鴻おおとり不ふ受，乃去。
3 Jump to dictionary Show parallel passages	梁りょう鴻ひろし:	梁りょう鴻ひろし初はつ與あずか京きょう邑蕭友とも善ぜん約やく不為ふため陪臣ばいしん，及友為ため郡ぐん吏，鴻おおとり以書責せめ之の而去。
4 Jump to dictionary Show parallel passages	梁りょう鴻ひろし:	梁りょう鴻ひろし鄉里ごうり孟はじめ氏し女おんな，容貌ようぼう醜みにく而有節操せっそう，多た求もとめ之の，不ふ肯。父母ちちはは問とい其所欲よく，曰：「得とく賢けん婿むこ如梁鴻おおとり者しゃ。」鴻おおとり聞之，乃求之の。梁りょう鴻ひろし妻つま椎しい髻たぶさ，著ちょ布衣ふい，操作そうさ具ぐ而前。鴻おおとり大喜だいぎ曰：「此真梁りょう鴻ひろし妻つま也，能のう奉たてまつ我わが矣。」字じ之の曰德曜，名めい孟はじめ光こう。
5 Jump to dictionary Show parallel passages	梁りょう鴻ひろし:	梁りょう鴻ひろし乃將妻つま之の霸陵山中さんちゅう，耕耘こううん織作おりさく，以供衣食いしょく，彈琴だんきん誦書，以娛其志。
6 Jump to dictionary Show parallel passages	梁りょう鴻ひろし:	梁りょう鴻ひろし將之まさゆき會かい稽，作詩さくし曰：「維季春きしゅん兮華色しょく，麥むぎ含金兮方秀しゅう。」
7 Jump to dictionary Show parallel passages	梁りょう鴻ひろし:	梁りょう鴻ひろし適てき吳ご，依よ大家たいか皋伯通どおり廡下，為ため人じん賃ちん舂うす。每まい歸き，妻つま為ため具ぐ食しょく，不ふ敢於鴻おおとり前ぜん仰視ぎょうし，舉案齊ひとし眉まゆ。伯はく通どおり異こと之の，曰：「彼かれ傭やとい賃ちん能のう使し妻つま敬之たかゆき如此，非ひ凡人ぼんじん也。」
8 Jump to dictionary Show parallel passages	梁りょう鴻ひろし:	梁りょう鴻ひろし常つね閉戶吟詠ぎんえい書記しょき，遂とげ潛せん思おもえ著書ちょしょ十じゅう餘よ篇へん。
9 Jump to dictionary Show parallel passages	梁りょう鴻ひろし:	梁りょう鴻ひろし病びょう困こま，與あずか高こう伯はく通どおり及會稽士大夫たいふ語ご曰：「昔むかし延のべ陵りょう季子としこ葬そう於嬴博之ひろゆき間あいだ，不歸ふき其鄉，慎まき勿聽妻つま子持こもち尸しかばね柩ひつぎ去さ。」終おわり後ご伯はく通どおり等とう為ため求もとめ葬そう處しょ，有ゆう要よう離はなれ冢高燥こうそう，眾人曰：「要よう離はなれ，古こ烈士れっし，今こん伯はく鸞亦清高きよたか，令れい相近すけちか。」遂とげ葬そう要よう離はなれ冢旁，子孫しそん歸き扶風。

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