Dong Guan Han Ji : 傳十 : 劉平 - Chinese Text Project

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《劉りゅう平たいら》

1 Jump to dictionary Show parallel passages	劉りゅう平たいら:	劉りゅう平ひらめ，字じ公子こうし，楚すわえ郡ぐん人じん。更始こうし時じ，天下てんか亂みだれ，平ひら弟おとうと仲なか為ため賊ぞく所しょ殺ころせ。其後賊ぞく忽ゆるがせ然しか而至，平ひら扶侍其母，奔走ほんそう逃難，抱だき仲なか遺のこ腹はら女おんな而棄其子。母はは欲ほし還かえ取ど之これ，平ひらた不ふ聽，曰：「力ちから不能ふのう兩りょう活かつ，仲なか不可ふか以絕類るい。」遂とげ去ざ不ふ顧，與あずか母はは俱匿野澤のざわ中ちゅう。平ひら朝ちょう出で求もとめ食しょく，逢餓賊ぞく，將はた烹之，叩頭こうとう曰：「今こん旦だん為ため老母ろうぼ求もとめ菜さい，老母ろうぼ待まち歸き為ため命いのち，願ねがい得とく歸き，食しょく母はは畢，還かえ就。」因いん涕泣ていきゅう，賊ぞく哀あい而遣之の。平たいら還かえ，食しょく母はは訖，因いん白しろ曰：「屬ぞく與あずか賊ぞく期き，義ぎ不可ふか欺。」遂とげ還かえ詣まい賊ぞく。眾皆大だい驚おどろき，相あい謂いい曰：「常つね聞烈士し，今こん乃見之の。去さ矣，吾われ不ふ忍にん食しょく子こ。」於是得とく全ぜん。平ひら既すんで免めん脫ぬげ，乃摭莢さいかち得とく三さん升しょう豆まめ，以謝賊ぞく恩おん。
2 Jump to dictionary Show parallel passages	劉りゅう平たいら:	劉りゅう平ひらめ，字じ公子こうし，以仁孝こう著聞ちょぶん，永えい平ひら三さん年ねん為ため宗そう正ただし。

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