山やま、猶なお人ひと之これ有ゆう骨ほね節ふし也，水みず、猶なお人ひと之これ有ゆう血ち脈みゃく也。故こ人ひと食しょく腸ちょう滿みつる，則のり骨ほね節ふし與あずか血ち脈みゃく因いん以盛もり矣。今いま祭まつり天てん地ち，則のり山やま川かわ隨ずい天てん地ち而飽。今いま別べつ祭まつり山やま川かわ，以為ため異こと神かみ，是これ人ひと食しょく已やめ，更さら食しょく骨ほね節ふし與あずか血ち脈みゃく也。社しゃ稷きび，報ほう生せい穀こく、物もの之これ功こう。萬まん民みん生せい於天てん地ち，猶なお毫毛もう生せい於體からだ也。祭まつり天てん地ち，則のり社しゃ稷きび設しつらえ其中なか矣，人ひと君きみ重おも之これ，故こ復ふく別べつ祭まつり。必以為ため有ゆう神かみ，是これ人ひと之これ膚はだ肉にく當とう復ふく食しょく也。五ご祀まつ初はつ本ほん在ざい地ち，門もん、戶と用よう木き與あずか土ど，土ど木き生せい於地ち，井い、竈かまど、室しつ中なか霤皆みな屬ぞく於地ち，祭まつり地ち，五ご祀まつ設しつらえ其中なか矣，人ひと君きみ重おも之これ，故こ復ふく別べつ祭まつり。必以為ため有ゆう神かみ，是これ食しょく已やめ當とう復ふく食しょく形かたち體からだ也。風ふう伯はく、雨あめ師し、雷かみなり公おおやけ，是これ群ぐん神かみ也。風ふう猶なお人ひと之これ有ゆう吹喣也，雨あめ猶なお人ひと之これ有ゆう精せい液えき也，雷かみなり猶なお人ひと之これ有ゆう腹はら鳴な也。三さん者もの附ふ於天てん地ち，祭まつり天てん地ち，三さん者もの在ざい矣，人ひと君きみ重おも之これ，故こ別べつ祭まつり。必以為ため有ゆう神かみ，則のり人ひと吹喣、精せい液えき、腹はら鳴な當とう復ふく食しょく也。日ひ、月つき猶なお人ひと之これ有ゆう目め，星ほし辰たつ猶なお人ひと之これ有ゆう髮かみ。三さん光ひかり附ふ天てん，祭まつり天てん，三さん光ひかり在ざい矣，人ひと君きみ重おも之これ，故こ復ふく別べつ祭まつり。必以為ため有ゆう神かみ，則のり人ひと之これ食しょく已やめ，復ふく食しょく目め與あずか髮かみ也。