アンジューの領主りょうしゅ一覧いちらん

アンジューの領主りょうしゅ一覧いちらんでは、アンジューの統治とうち者しゃ並ならびに名目めいもく上じょうの称号しょうごう保持ほじ者しゃを列挙れっきょする。

歴史れきし

アンジュー伯はくの称号しょうごうは9世紀せいきに西にしフランク国王こくおうシャルル2世せい禿頭はげあたま王おうからロベール豪胆ごうたん公こうへ初はじめて授さづけられた。インゲルゲリウス（アンジュジェ）及およびその息子むすこ達たちは、インゲルゲリウスの息子むすこであるフルク1世せい赤あか顔がお伯はく がアンジュー伯はくの称号しょうごうを奪取だっしゅするまでアンジェの子爵ししゃくであった。ロベール家か及およびその後ご身みであるカペー家かはヴァイキングとの争あらそいや他たの関心かんしんごとにそらしていたことから、270年ねん以上いじょう後ごのフランス国王こくおうフィリップ2世せいの統治とうちまではアンジュー伯はく領りょう（fr）を回復かいふくすることは出来できなかった。

インゲルゲリウス家かの男系だんけいはジョフロワ2世せい鎚づち伯はくの代だいで絶たえた。 それ以後いごのアンジュー伯はくはジョフロワ2世せいの姉妹しまいであるエルマンガルドとガティネ伯はく（fr）ジョフロワ2世せい夫妻ふさいの子孫しそんである。イングランド・プランタジネット家かをも含ふくむ夫妻ふさいの男系だんけい子孫しそんはフランス国王こくおうによって支配しはいされるまでこれらの称号しょうごうと財産ざいさんを掌握しょうあくし続つづけた。その後ご、アンジュー伯はくの称号しょうごうは1360年ねん以降いこうになるとアンジュー公こう の称号しょうごうがしばしばヴァロワ家か及およびブルボン家かのフランス王族おうぞくに授さづけられた。

イングランドにおけるヨーク公こうの称号しょうごうと同おなじく、初期しょきにおける創設そうせつ時じを除のぞいてアンジュー公こうの称号しょうごうを受うけ取とった者ものは皆みなそれを伝つたえ残のこすことが出来できなかった。男子だんしの後継こうけい者しゃを残のこすことなく死しぬと、アンジュー公こうはフランス国王こくおうないしその相続そうぞく人じんのもとに返還へんかんされたのである。

アンジュー公こうの称号しょうごうはルイ14世せいの孫まごフィリップがスペイン国王こくおうフェリペ5世せいとして即位そくいするまで有ゆうしていた。それ以来いらい、今日きょうに至いたるまでスペイン・ブルボン家かのレジティミスト王位おうい請求せいきゅう者しゃの一部いちぶがアンジュー公こうを称しょうしている。また、オルレアニスト王位おうい請求せいきゅう者しゃアンリの甥おいシャルル＝フィリップもアンジュー公こうを称しょうしている。

アンジュー伯はく

「fr:Comté d'Anjou」も参照さんしょう

ロベール家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
ロベール豪胆ごうたん公こう 861年ねん - 866年ねん 兼けんネウストリア辺境へんきょう伯はく、トゥール伯はく		820年ねん ? ヴォルムスガウ伯はくロベール3世せいとワルトラーダ・ドルレアンの息子むすこ	? 2人ふたりの息子むすこを儲もうける	866年ねん 45歳さい没ぼつ
ウード 866年ねん - 898年ねん 兼けん西にしフランク国王こくおう、ネウストリア辺境へんきょう伯はく、パリ伯はく		852年ねん ラ・フェーレ ロベール豪胆ごうたん公こうとアデライード・ド・トゥールの息子むすこ	テオドラード・ド・トロワ 2人ふたりの息子むすこを儲もうける	898年ねん 46歳さい没ぼつ

アンジェルジェ（アンゲルガリウス）家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
アンジェルジェ (アンジェ副ふく伯はく)		845年ねん レンヌ テルチェル（トルチェルフ）とペトロニーユ（ペトロニラもしくはペトロニア）の息子むすこ	アドレース・ド・ビュザンセ（エレンディス） 1人ひとり息子むすこを儲もうける	888年ねん 42歳さい没ぼつ
フルク1世せい赤毛あかげ伯はく 929年ねん - 942年ねん		870年ねん アンジェルジェとアドレース・ド・ビュザンセ（エレンディス）の息子むすこ	ロシーユ・ド・ロシュ 1人ひとり息子むすこを儲もうける	942年ねん 72歳さい没ぼつ
フルク2世せい善良ぜんりょう伯はく 942年ねん - 958年ねん		フルク1世せい赤毛あかげ伯はくの息子むすこ	ジェルベルジュ 2人ふたりの息子むすこを儲もうける	958年ねん11月11日にち トゥール
ジョフロワ1世せい灰はい衣ころも伯はく 960年ねん - 987年ねん		フルク2世せい善良ぜんりょう伯はくの息子むすこ	(1) アデール・ド・モー 4人にんの子こを儲もうける (2) アデライード・ド・シャロン 979年ねん5月がつ 1人ひとり息子むすこを儲もうける	987年ねん7月がつ21日にち
フルク3世せい黒くろ顔がお伯はく 987年ねん - 1040年ねん		972年ねん ジョフロワ1世せい灰はい衣ころも伯はくとアデール・ド・モーの息子むすこ	(1)エリザベート・ド・ヴァンドーム 1人ひとり娘むすめを儲もうける (2) イルドガルド・ド・オート＝ロレーヌ・ド・スンゴー 1001年ねん 2人ふたり息子むすこを儲もうける	1040年ねん6月がつ21日にち メス 68歳さい没ぼつ
ジョフロワ2世せい鉄てつ鎚づち伯はく 1040年ねん - 1060年ねん		1006年ねん10月がつ14日にち フルク3世せい黒くろ顔がお伯はく とイルドガルド・ド・オート＝ロレーヌ・ド・スンゴーの息子むすこ	(1) アニェス・ド・ブルゴーニュ 1032年ねん 子こを儲もうけず (2) グレイシア・ド・ランジェ 子こを儲もうけず (3) アデル・ド・ブロワ 子こを儲もうけず (4) グレイシア・ド・ランジェ 子こを儲もうけず (5) アデライード・トゥトニス 子こを儲もうけず	1060年ねん11月14日にち 54歳さい没ぼつ

ガティネ家か及およびプランタジネット家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
ジョフロワ3世せい髭ひげ伯はく 1060年ねん - 1067年ねん		1040年ねん ガティネ伯はくジョフロワ2世せいとエルマンガルド・ダンジューの長男ちょうなん	(1) ジュリアンヌ・ド・ランジェ 子こを儲もうけず	1096年ねん 56歳さい没ぼつ
フルク4世せい病びょう気質きしつ伯はく 1067年ねん - 1109年ねん		1043年ねん ガティネ伯はくジョフロワ2世せいとエルマンガルド・ダンジューの次男じなん	(1) イルドガルド・ド・ボージャンシー 1人ひとり娘むすめを儲もうける (2)エルマンガルド・ド・ブルボン 1070年ねん 1人ひとり息子むすこを儲もうける (3)オランガルド・ド・シャトレイヨン 1076年ねん 子こを儲もうけず (4) マンティ・ド・ブリエンヌ 1080年ねん 子こを儲もうけず (5) ベルトラード・ド・モンフォール 1089年ねん 1人ひとり息子むすこを儲もうける	1109年ねん4月がつ14日にち 66歳さい没ぼつ
ジョフロワ4世せい鎚づち若わか伯はく（fr） 1103年ねん - 1106年ねん		1070年ねん フルク4世せい病びょう気質きしつ伯はくとエルマンガルド・ド・ブルボンの息子むすこ	未婚みこん 子こを儲もうけず	1106年ねん5月がつ19日にち カンデ 36歳さい没ぼつ
フルク5世せい若わか伯はく 1106年ねん - 1129年ねん 兼けんエルサレム国王こくおう		1089年ねん アンジェ フルク4世せい病びょう気質きしつ伯はくとベルトラード・ド・モンフォールの息子むすこ	(1) エルマンガルド・ド・メーヌ 1110年ねん 4人にんの子こを儲もうける (2) メリザンド 1129年ねん6月がつ2日にち エルサレム 2人ふたり子こを儲もうける	1143年ねん11月1日にち アッコ 54歳さい没ぼつ
ジョフロワ5世せい・ド・プランタジネット 1129年ねん - 1151年ねん 兼けんトゥール伯はく 、メーヌ伯はく、ノルマンディー公おおやけ		1113年ねん8月がつ24日にち フルク5世せい若わか伯はくとエルマンガルド・ド・メーヌの息子むすこ	マティルダ 1128年ねん6月がつ17日にち 3人にんの子こを儲もうける	1151年ねん9月がつ7日にち シャトー＝デュ＝ロアール 38歳さい没ぼつ
アンリ1世せい 1151年ねん - 1189年ねん イングランド国王こくおう、メーヌ伯はく、ノルマンディー公おおやけ、アキテーヌ公こう、ガスコーニュ公こう（fr）、アイルランド卿きょう		1133年ねん3月がつ5日にち ル・マン ジョフロワ5世せい・ド・プランタジネットとマティルダの息子むすこ	アリエノール・ダキテーヌ 1152年ねん5月がつ18日にち ポワチエ 8人にん子こを儲もうける	1189年ねん7月がつ6日にち シノン城しろ 56歳さい没ぼつ
リシャール1世せい 1189年ねん - 1199年ねん イングランド国王こくおう、メーヌ伯はく、ナント伯はく、ノルマンディー公おおやけ、アキテーヌ公こう、ガスコーニュ公こう（fr）、アイルランド卿きょう		1157年ねん9月がつ8日にち ボーモント宮殿きゅうでん アンリ1世せいとアリエノール・ダキテーヌの息子むすこ	ベレンガリア・オブ・ナヴァール 1191年ねん5月がつ12日にち リマソール 嫡子ちゃくしを儲もうけず	1199年ねん4月がつ6日にち シャールース 41歳さい没ぼつ
アルテュール1世せい 1199年ねん - 1203年ねん 兼けんブルターニュ公こう		1187年ねん3月がつ29日にち ブルターニュ公こうジョフロワ2世せいとコンスタンスの息子むすこ。	未婚みこん 子こを儲もうけず	1203年ねん4月がつ ルーアン 16歳さい没ぼつ

1204年ねんにアンジューはフランス国王こくおうフィリップ2世せいの手てに渡わたった。アンジューは扶持ふちとして改あらためてルイ8世せいの三男さんなんで1232年ねんに13歳さいで死去しきょしたジャン、その後ごは同おなじく末子まっしで後のちのカペー系けいアンジュー朝あさ初代しょだいシチリア国王こくおうとなるシャルルに与あたえられた。

カペー家か

アンジュー＝シチリア家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
ジャン1世せいトリスタン 1219年ねん - 1232年ねん		1219年ねん7月がつ21日にち ルイ8世せいとブランシュ・ド・カスティーユの息子むすこ	未婚みこん	1232年ねん
シャルル1世せい 1246年ねん - 1285年ねん 兼けんシチリア国王こくおう、アルバニア国王こくおう、エルサレム国王こくおう、メーヌ伯はく、プロヴァンス伯はく、フォルカルキエ伯はく		1226年ねん3月がつ21日にち ルイ8世せいとブランシュ・ド・カスティーユの末子まっし	(1) ベアトリス・ド・プロヴァンス 1246年ねん1月がつ31日にち エクス＝アン＝プロヴァンス 7人にん子こを儲もうける (2) マルグリット・ド・ブルゴーニュ 1268年ねん 1人ひとり娘むすめを儲もうける	1285年ねん1月がつ7日にち フォッジャ 58歳さい没ぼつ
シャルル2世せい 1285年ねん - 1290年ねん 兼けんナポリ国王こくおう、アルバニア国王こくおう、サレルノ公こう、アカイア公こう		1254年ねん シャルル1世せいとベアトリス・ド・プロヴァンスの息子むすこ	マリア・ドゥンゲリア 1270年ねん 14 人にん子こを儲もうける	1309年ねん5月がつ5日にち ナポリ 55歳さい没ぼつ
マルグリット1世せい 1285年ねん - 1299年ねん		1273年ねん シャルル2世せいとマリア・ドゥンゲリアの娘むすめ	ヴァロワ伯はくシャルル 1290年ねん8月がつ16日にち コルベイユ（fr） 6人にん子こを儲もうける	1299年ねん12月31日にち 26歳さい没ぼつ

1290年ねんにマルグリットがフランス国王こくおうフィリップ4世せいの弟おとうとヴァロワ伯はくシャルルと結婚けっこんしたことで、彼かれがマルグリットの後継こうけい者しゃとしてアンジュー伯はくとなった。

ヴァロワ家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
シャルル3世せい 1270年ねん - 1325年ねん 兼けんヴァロワ伯はく		1270年ねん3月がつ12日にち フランス国王こくおうフィリップ3世せいとイザベル・ダラゴンの四よん男なん	(1) マルグリット1世せい 1290年ねん 6人にん子こを儲もうける (2) カトリーヌ・ド・クルトネー 1302年ねん 4人にん子こを儲もうける (3) マオー・ド・シャティヨン 1308年ねん 4人にん子こを儲もうける	1325年ねん12月16日にち ノゲント＝レ＝ロイ 55歳さい没ぼつ
フィリップ1世せい 1293年ねん - 1350年ねん 兼けんフランス国王こくおう、メーヌ伯はく、ヴァロワ伯はく		1293年ねん シャルル3世せいとマルグリット1世せいの息子むすこ	(1) ジャンヌ・ド・ブルゴーニュ 1313年ねん7月がつ 7人にん子こを儲もうける (2) ブランシュ・デヴルー 1350年ねん1月がつ11日にち 1人ひとり娘むすめを儲もうける	1350年ねん8月がつ22日にち ノゲント＝レ＝ロイ 57歳さい没ぼつ
ジャン2世せい 1319年ねん - 1364年ねん 兼けんフランス国王こくおう、メーヌ伯はく、ポワチエ伯はく、オーヴェルニュ伯はく、ブルゴーニュ伯はく、ノルマンディー公おおやけ、アキテーヌ公こう、ブルゴーニュ公おおやけ		1319年ねん4月がつ6日にち フィリップ1世せいとジャンヌ・ド・ブルゴーニュの息子むすこ	(1) ボンヌ・ド・リュクサンブール 1332年ねん7月がつ28日にち ムランのノートルダム教会きょうかい 9人にん子こを儲もうける (2) ジャンヌ・ドーヴェルニュ 1350年ねん2月がつ19日にち ナンテール 2人ふたり子こを儲もうける	1364年ねん4月がつ8日にち サヴォイ 44歳さい没ぼつ
ルイ1世せい 1339年ねん - 1383年ねん 兼けんメーヌ伯はく、プロヴァンス伯はく、トゥーレーヌ公こう、ナポリ国王こくおう、エルサレム国王こくおう		1339年ねん7月がつ23日にち ヴァンセンヌ城じょう ジャン2世せいとボンヌ・ド・リュクサンブールの次男じなん	マリー・ド・ブロワ 1360年ねん 3人にん子こを儲もうける	1384年ねん9月がつ20日はつか ビシェーリエ 45歳さい没ぼつ

アンジュー公こう

「fr: Duché d'Anjou」も参照さんしょう

1次じ創設そうせつ 1360年ねん - 1481年ねん : ヴァロワ＝アンジュー家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
ルイ1世せい 1339年ねん - 1383年ねん 兼けんメーヌ伯はく、プロヴァンス伯はく、トゥーレーヌ公こう、ナポリ国王こくおう		1339年ねん7月がつ23日にち ヴァンセンヌ城じょう ジャン2世せいとボンヌ・ド・リュクサンブールの次男じなん	マリー・ド・ブロワ 1360年ねん 3人にん子こを儲もうける	1384年ねん9月がつ20日はつか ビシェーリエ 45歳さい没ぼつ
ルイ2世せい 1377年ねん - 1417年ねん 兼けんナポリ国王こくおう		1377年ねん トゥールーズ ルイ1世せいとマリー・ド・ブロワの息子むすこ	ヨランド・ダラゴン アルル 1400年ねん 5人にん子こを儲もうける	1417年ねん4月がつ29日にち アンジェ 40歳さい没ぼつ
ルイ3世せい 1403年ねん - 1434年ねん 兼けんプロヴァンス伯はく、フォルカルキエ伯はく、ピエモンテ伯はく、メーヌ伯はく、カラブリア公こう、ナポリ国王こくおう		1403年ねん9月がつ25日にち ルイ2世せいとヨランド・ダラゴンの長男ちょうなん	マルグリッド・ド・サヴォワ コゼンツァ 1432年ねん 子こを儲もうけず	1434年ねん11月12日にち コゼンツァ 31歳さい没ぼつ
ルネ1世せい 1409年ねん - 1480年ねん 兼けんプロヴァンス伯はく、ピエモンテ伯はく、バル公こう、ロレーヌ公おおやけ、ナポリ国王こくおう		1409年ねん1月がつ16日にち アンジェ城じょう ルイ2世せいとヨランド・ダラゴンの次男じなん	(1) イザベル・ド・ロレーヌ 1420年ねん 10人にん子こを儲もうける (2) ジャンヌ・ド・ラヴァル 1454年ねん9月がつ10日とおか アンジェ、聖せいニコラ修道院しゅうどういん no issue	1480年ねん7月がつ10日とおか エクス＝アン＝プロヴァンス 71歳さい没ぼつ
シャルル4世せい 1446年ねん - 1481年ねん 兼けんメーヌ伯はく、ギース伯はく、プロヴァンス伯はく		1446年ねん シャルル・デュ・メーヌとコベッラ・ルッフォの息子むすこ	ジャンヌ・ド・ロレーヌ 1474年ねん 子こを儲もうけず	1481年ねん 35歳さい

シャルル4世せいの死しによってアンジュー公おおやけ領りょうは王おう領りょうへ返還へんかんされた。

2次じ創設そうせつ 1515年ねん - 1531年ねん : サヴォイア＝ブレッセ家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
ルイーズ・ド・サヴォワ 1476年ねん - 1531年ねん 兼けんオーヴェルニュ公こう、ブルボン公おおやけ、ヌムール公こう		1476年ねん9月がつ11日にち ポン＝ダン サヴォイア公おおやけフィリッポ2世せいとマルグリット・ド・ブルボンの長女ちょうじょ	アングレーム伯はくシャルル・ドルレアン 1488年ねん2月がつ16日にち パリ 1人ひとり娘むすめ、1人ひとり息子むすこを儲もうける	1531年ねん9月がつ22日にち グレ＝シュル＝ロワン 55歳さい没ぼつ

3次じ創設そうせつ 1566年ねん - 1576年ねん : ヴァロワ＝アングレーム家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
アンリ3世せい 1566年ねん - 1576年ねん 兼けんフランス王おう太子たいし、アングレーム公こう、オルレアン公こう		1551年ねん9月がつ19日にち フォンテーヌブロー宮殿きゅうでん フランス国王こくおうアンリ2世せいとカトリーヌ・ド・メディシスの四よん男なん	ルイーズ・ド・ロレーヌ＝ヴォーデモン 1575年ねん2月がつ13日にち ノートルダム大だい聖堂せいどう 子こを儲もうけず	1589年ねん8月がつ2日にち サン＝クルー 37歳さい没ぼつ

4次じ創設そうせつ 1576年ねん - 1584年ねん : ヴァロワ＝アングレーム家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
フランソワ1世せい 1576年ねん - 1584年ねん 兼けんベリー公こう、トゥーレーヌ公おおやけ、アランソン公こう、シャトー＝ティエリ公おおやけ、エヴルー公こう、ペルチェ伯はく、ムラン伯はく、マント伯はく		1555年ねん3月がつ18日にち フォンテーヌブロー宮殿きゅうでん フランス国王こくおうアンリ2世せいとカトリーヌ・ド・メディシスの五ご男なん	未婚みこん	1584年ねん6月がつ19日にち シャトー＝ティエリ 29歳さい没ぼつ

5次じ創設そうせつ : 1608年ねん - 1626年ねん : 古こブルボン＝オルレアン家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
ガストン1世せい 1608年ねん - 1626年ねん 兼けんオルレアン公こう、シャルトル公こう、ブロワ伯はく、アランソン公こう		1608年ねん4月がつ25日にち フォンテーヌブロー宮殿きゅうでん フランス国王こくおうアンリ4世せいとマリー・ド・メディシスの三男さんなん	(1) マリー・ド・ブルボン＝モンパンシエ 1626年ねん8月がつ6日にち ナント 1人ひとり娘むすめを儲もうける (2) マルグリット・ド・ロレーヌ 1632年ねん1月がつ31日にち ナンシー 5人にん子こを儲もうける	1660年ねん2月がつ2日にち ブロワ城じょう 51歳さい没ぼつ

6次じ創設そうせつ : 1640年ねん - 1660年ねん : ブルボン＝オルレアン家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
フィリップ1世せい 1640年ねん - 1660年ねん 兼けんオルレアン公こう、シャルトル公こう、アランソン公こう, ヌムール公こう、モンパンシエ公こう、シャテルロー公こう、サン＝ファルゴー公おおやけ、ボープレオー公おおやけ、ジョアンヴィル公こう、ドゥルダン伯はく、ロモランタン伯はく、モルタン伯はく、バル＝シュル＝セーヌ伯はく、オージュ子爵ししゃく、ドンフロン子爵ししゃく、クシー侯ほう、フォランブレ侯こう、メジエール侯ほう、ボジョレー男爵だんしゃく、モンタルジ領主りょうしゅ		1640年ねん9月がつ21日にち サン＝ジェルマン＝アン＝レー城じょう フランス国王こくおうルイ13世せいとアンヌ・ドートリッシュの次男じなん	(1) ヘンリエッタ・アン・ステュアート 1661年ねん3月がつ31日にち パレ・ロワイヤル 3人にん子こを儲もうける (2) エリザベート・シャルロット・ド・バヴィエール 1671年ねん11月16日にち シャロン＝アン＝シャンパーニュ 3人にん子こを儲もうける	1701年ねん6月がつ9日にち サン＝クルー城じょう 60歳さい没ぼつ

7次じ創設そうせつ : 1668年ねん - 1671年ねん : フランス・ブルボン家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
フィリップ・シャルル1世せい 1668年ねん - 1671年ねん		1668年ねん8月がつ5日にち サン＝ジェルマン＝アン＝レー城じょう フランス国王こくおうルイ14世せいとマリー・テレーズ・ドートリッシュの次男じなん	未婚みこん	1671年ねん7月がつ10日とおか サン＝ジェルマン＝アン＝レー城じょう 2歳さい没ぼつ

8次じ創設そうせつ : 1672年ねん : フランス・ブルボン家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
ルイ・フランソワ1世せい 1672年ねん		1672年ねん6月がつ14日にち サン＝ジェルマン＝アン＝レー城じょう フランス国王こくおうルイ14世せいとマリー・テレーズ・ドートリッシュの三男さんなん	未婚みこん	1672年ねん11月4日にち サン＝ジェルマン＝アン＝レー城じょう

9次じ創設そうせつ : 1683年ねん - 1700年ねん : スペイン・ブルボン家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
フィリップ2世せい 1683年ねん - 1700年ねん		1683年ねん12月19日にち ヴェルサイユ宮殿きゅうでん フランス王おう太子たいしルイとマリー・アンヌ・ド・バヴィエールの次男じなん	(1) マリア・ルイーザ・ディ・サヴォイア 1701年ねん11月2日にち フィゲラス 4人にん子こを儲もうける (2) エリザベッタ・ファルネーゼ 1714年ねん12月24日にち グアダラハラ 7人にん子こを儲もうける	1746年ねん7月がつ9日にち マドリッド 62歳さい没ぼつ

10次じ創設そうせつ : 1710年ねん - 1715年ねん : フランス・ブルボン家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
ルイ4世せい 1710年ねん - 1715年ねん 兼けんフランス王おう太子たいし		1710年ねん2月がつ15日にち ヴェルサイユ宮殿きゅうでん ブルゴーニュ公こうルイとマリー・アデライード・ド・サヴォワの三男さんなん	マリー・レクザンスカ 1725年ねん9月がつ4日にち フォンテーヌブロー宮殿きゅうでん 11人にん子こを儲もうける	1774年ねん5月がつ10日とおか ヴェルサイユ宮殿きゅうでん 64歳さい没ぼつ

11次じ創設そうせつ : 1730年ねん - 1733年ねん : フランス・ブルボン家か

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
フィリップ3世せい 1730年ねん - 1733年ねん		1730年ねん8月がつ30日にち ヴェルサイユ宮殿きゅうでん フランス国王こくおうルイ15世せいとマリー・レクザンスカの四よん男なん	未婚みこん	1733年ねん4月がつ17日にち ヴェルサイユ宮殿きゅうでん 2歳さい没ぼつ

名目めいもく上じょうのアンジュー公こう

1883年ねん–現在げんざい : スペイン・ブルボン家か

シャンボール伯はくアンリ没後ぼつご、スペイン国王こくおうフェリペ5世せいの子孫しそんが生いき残のこったルイ14世せいの唯一ゆいいつの男系だんけい子孫しそんとなった。その中なかでスペイン王位おうい請求せいきゅう者しゃであるカルリスタの年長ねんちょう者しゃがカペー家かの長老ちょうろうとなった。彼等かれらの内うち、何人なんにんかが儀礼ぎれい称号しょうごう（名目めいもく上じょうの称号しょうごう）である アンジュー公こうを有ゆうしていた。

1936年ねんにアルフォンソ・カルロス（シャルル5世せい）が死しぬとカペー家か長老ちょうろうの地位ちいはスペインの廃はい王おうアルフォンソ13世せいに渡わたった。 1941年ねんにセゴビア公こうハイメは父ちちアルフォンソ13世せい（レジティミスト王位おうい請求せいきゅう者しゃとしてはアルフォンス1世せい）からルイ14世せいの男系だんけい相続そうぞく人じんを継承けいしょうしたことでレジティミストのフランス王位おうい請求せいきゅう者しゃとなり、アンジュー公こうの称号しょうごうを採用さいようした。

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
ジャック2世せい 1941年ねん - 1975年ねん 兼けんセゴビア公こう、マドリード公こう		1908年ねん6月がつ2日にち ラ・グランハ宮殿きゅうでん スペイン国王こくおうアルフォンソ13世せいとヴィクトリア・ユージェニー・オブ・バッテンバーグの次男じなん	(1) エマニュエル・ド・ダンピエール 1935年ねん3月がつ4日にち ローマ、サン・イグナシオ・ディ・ロヨラ教会きょうかい 2人ふたり子こを儲もうける (2) シャルロッテ・ティーデマン 1949年ねん8月がつ3日にち インスブルック 子こを儲もうけず	1975年ねん3月がつ20日はつか ザンクト・ガレン 66歳さい没ぼつ
アルフォンス1世せい 1975年ねん - 1989年ねん 兼けんカディス公おおやけ、ブルボン公おおやけ、ブルゴーニュ公こう		1936年ねん4月がつ20日はつか ローマ ジャック2世せいとエマニュエル・ド・ダンピエールの長男ちょうなん	マリア・デル・カルメン・マルチネス＝ボルディウ・イ・フランコ 1972年ねん3月がつ8日にち エル・パルド宮殿きゅうでん 2人ふたり息子むすこを儲もうける	1989年ねん1月がつ30日にち ビーヴァー・クリーク 52歳さい
ルイ6世せい 1989年ねん - 現在げんざい 兼けんブルボン公おおやけ		1974年ねん4月がつ5日にち マドリッド アルフォンス1世せいとマリア・デル・カルメン・マルチネス＝ボルディウ・イ・フランコの次男じなん	マリア・マルガリータ・バルガス・イ・サンタエージャ 2004年ねん11月6日にち ラ・ロマーナ 3人にん子こを儲もうける	生存せいぞん

2004–現在げんざい : ブルボン＝オルレアン家か

2004年ねん12月8日にちにオルレアニストのフランス王位おうい請求せいきゅう者しゃフランス公こうアンリは甥おいシャルル＝フィリップ・ドルレアン にアンジュー公こうの称号しょうごうを授さづけた。アンリにとってはアンジュー公こうの称号しょうごうはルイ5世せい（フランス王おうルイ18世せい）が死去しきょした1824年ねん以降いこうは使用しよう可能かのうであった。何故なぜならばアンリはスペイン・ブルボン家かの儀礼ぎれい称号しょうごうを認みとめていなかったからである。

名前なまえ	肖像しょうぞう画が	生誕せいたん	結婚けっこん	死去しきょ
シャルル＝フィリップ1世せい 2004年ねん - 現在げんざい		1973年ねん3月がつ3日にち パリ エヴルー伯はくミシェルとベアトリス・パスキエ・ド・フランリューの長男ちょうなん	ディアナ・アルヴァレス・ペレイラ・デ・メロ 2008年ねん6月がつ21日にち エヴォラ大だい聖堂せいどう 1人ひとり娘むすめを儲もうける	生存せいぞん

関連かんれん項目こうもく

• アンジュー家か
• アンジュー帝国ていこく
• アンジュー

外部がいぶリンク

• Titles of the counts and dukes of Anjou in the 11-16th centuries from contemporary documents with bibliography