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インスタントラーメン - Wikipedia

インスタントラーメン

つくったそのべられるラーメン

インスタントラーメン(または即席そくせきラーメン)とは、一般いっぱんにはインスタント食品しょくひん一種いっしゅで、「瞬間しゅんかんあぶらねつ乾燥かんそうほうまたは熱風ねっぷう乾燥かんそうほう(ノンフライ製法せいほう)によって製造せいぞうされ、熱湯ねっとうをかける、またはなべとうでスープも同時どうじ調理ちょうりできる即席そくせきラーメン」であるが、明確めいかく定義ていぎはない。包装ほうそうふくろはいり、カップりがあり、めん油揚あぶらあめんなまタイプめん、ノンフライめんとう種類しゅるいがある。即席そくせきめん[2]即席そくせきラーメンとも呼称こしょうされる。

インスタントラーメン
はこがた即席そくせきめん乾燥かんそう
種類しゅるい 麺類めんるい
発祥はっしょう  日本にっぽん
地域ちいき ひがしアジア 東南とうなんアジア みなみアジア [1] 現在げんざいでは世界せかいおおくの地域ちいきられる。
考案こうあんしゃ 安藤あんどうひゃくぶくちんさかえたいちょう国文こくぶん
おも材料ざいりょう めん乾燥かんそう調味ちょうみりょう
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日本にっぽんまれた食品しょくひんであり、日本にっぽん国外こくがい多数たすう輸出ゆしゅつされ、また技術ぎじゅつ移転いてんにより現地げんち製造せいぞうされてひろべられている。台湾たいわん韓国かんこく香港ほんこんなど、日本にっぽん国外こくがいにおける「ラーメン」は、飲食いんしょくてんのメニューであっても、即席そくせきめん調理ちょうりした料理りょうりであることすくなくない。

概要がいよう

編集へんしゅう

広義こうぎでは「ラーメン」という範囲はんいえ、和風わふうめんうどん蕎麦そばやきそばひとしふくめた、多種たしゅ多様たよう存在そんざいするふくろ即席そくせきめんふくろめん)およびカップ即席そくせきめんカップめん全体ぜんたい場合ばあいもちいられる。狭義きょうぎではそのなかにてラーメンのみを場合ばあいや、さらふくろりラーメンに限定げんていして場合ばあいもちいられる[2]公正こうせい競争きょうそう規約きやくうえ正式せいしきめいは「即席そくせきめん」である[3]。また、食器しょっきとして使用しようできる容器ようき(カップじょうたいねつ耐水たいすい容器ようきとう)にれて加薬かやく(かやく)を添付てんぷしたタイプはカップラーメン呼称こしょうされ、公正こうせい競争きょうそう規約きやくじょう正式せいしきめいは「即席そくせきカップめん」である[3]

日本にっぽん即席そくせき食品しょくひん工業こうぎょう協会きょうかい統計とうけいによれば、2006ねんぜん世界せかい消費しょうひされたりょうやく916おくしょく(カップめんふくむ)。うち日本にっぽん消費しょうひぶんやく53おくしょくだった。現在げんざいでは、世界せかい各地かくちつくられており、ほぼ製造せいぞうこくにて消費しょうひされる。おも生産せいさん消費しょうひひがしアジアおよびアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくである。

小売こうり販売はんばいがくベースの世界せかい市場いちば規模きぼは360おく2700まんドル(英国えいこく調査ちょうさ会社かいしゃユーロモニターインターナショナルによる推計すいけい)。企業きぎょうべつシェア首位しゅいは、かん師傅しふ傘下さんかいただきしん国際こくさい集団しゅうだん台湾たいわん)で、日本にっぽん日清食品にっしんしょくひんホールディングス(HD)、インドフード・スクセス・マクムル(インドネシア)、東洋水産とうようすいさん日本にっぽん)、統一とういつ企業きぎょう台湾たいわん)がつづく。この上位じょうい5しゃのシェア合計ごうけいやく43%で、このほかにも日本にっぽん内外ないがい多数たすうのメーカーがある[4]

発明はつめい

編集へんしゅう

インスタントラーメンには、明確めいかく定義ていぎがない。「瞬間しゅんかんあぶらねつ乾燥かんそうほうまたは熱風ねっぷう乾燥かんそうほう(ノンフライめん)によって製造せいぞうされ、スープも同時どうじ調理ちょうりできる即席そくせきめん」を「インスタントラーメン」と定義ていぎするなら、一般いっぱんに1958ねん8がつ発売はつばいされた「チキンラーメン」が「世界せかいはつのインスタントラーメン」となる[5]

日清食品にっしんしょくひんホールディングスによれば、インスタントラーメンは日清食品にっしんしょくひん創業そうぎょうしゃ安藤あんどうひゃくぶく発明はつめいしたもので、世界せかいでもそれをみとめる報道ほうどうおお[6]安藤あんどう発明はつめいした瞬間しゅんかんあぶらねつ乾燥かんそうほうふくむインスタントラーメンの基本きほんてき製法せいほうは、1963ねん昭和しょうわ38ねん)に「即席そくせきラーメンの製造せいぞうほう」として特許とっきょ登録とうろくされており、発明はつめい協会きょうかい戦後せんご日本にっぽんイノベーション100せんの「トップ10」にも選定せんていされている[7]

開発かいはつしゃである安藤あんどうひゃくぶくは、つまてんぷらげているのをさい小麦粉こむぎこころもがてんぷらなべなかあわてながら水分すいぶんをはじきしている様子ようすて、この原理げんり応用おうようすればよいとし、これが瞬間しゅんかんあぶらねつ乾燥かんそうほうもととなった[8]

安藤あんどう最初さいしょにインスタントラーメンを「発明はつめい」したかどうかについては異論いろん存在そんざいする。チキンラーメン発売はつばいすうげつまえに、「おそそいですうふんでスープもふく調理ちょうりできる即席そくせきめん」として、安藤あんどう同様どうよう台湾たいわん出身しゅっしんであるちんさかえたい経営けいえいする大和やまと通商つうしょうが「にわとりいとめん」を、おなじく台湾たいわん出身しゅっしんちょう国文こくぶん東明とうめいしょうぎょうが「長寿ちょうじゅめん」を発売はつばいしている。ちんさかえやすしにわとりいとめん東京とうきょう百貨店ひゃっかてん販売はんばいしていたが、それを大阪おおさかでも販売はんばいするために、関西かんさい代理だいりてん三倉みくら物産ぶっさん設立せつりつされた。興味きょうみった安藤あんどうひゃくぶく早速さっそくその会社かいしゃ株主かぶぬしになり、日本人にっぽんじんくちうようににんにくを使用しようしない、めんふとくするなどの改良かいりょうくわえ、あらためて「チキンラーメン」として販売はんばいしたというはなしもある。ちょう国文こくぶんの「長寿ちょうじゅめん」は南極なんきょく探検たんけんまれておおきな話題わだいとなり、インスタントラーメンの普及ふきゅう貢献こうけんした。この3しゃがそれぞれ特許とっきょ出願しゅつがんしたことで、泥沼どろぬまてき特許とっきょ騒動そうどう元祖がんそ問題もんだい勃発ぼっぱつしていた。ただし商品しょうひんきにかんしては、安藤あんどうのチキンラーメンがダントツだった[9]結局けっきょく日清食品にっしんしょくひんは1961ねん東明とうめいしょうぎょう出願しゅつがんしていた「味付あじつ乾麺かんめん製法せいほう特許とっきょ権利けんりを2300まんえんり、もともとにちしん出願しゅつがんしていた「即席そくせきラーメン製造せいぞうほう」とわせて特許とっきょ登録とうろくした[10]。その理由りゆう類似るいじひんがいろいろ出回でまわってあらそいになり、東明とうめいしょうぎょうちょう国文こくぶん嫌気いやけがさしたために権利けんり安藤あんどう譲渡じょうとしたとちょう息子むすこである清川きよかわ信治しんじ考察こうさつした。[11]また、1958ねん以前いぜんにも即席そくせきめん開発かいはつおよび販売はんばいされている。村田むらたせいめんしょげんいち)が1953ねんに、松田産業まつださんぎょうげんおやつカンパニー)が1955ねんあぶらげた即席そくせきめんをそれぞれ開発かいはつしている。まとめると、この時期じき即席そくせきめん市場いちば特許とっきょ紛争ふんそうからんだであろう「戦国せんごく時代じだい」で、そのなかで最終さいしゅうてきのこって特許とっきょったのが安藤あんどうひきいる日清食品にっしんしょくひんのチキンラーメンだったというせつが、インスタントラーメンの起源きげん野嶋のじまつよしから報道ほうどうされている。[11]

戦後せんご日本にっぽん開発かいはつされた即席そくせきめんのルーツを「あぶらげて保存ほぞんせいたかめためん」とするなら、しんだいには「伊府いぶめん」という、あぶらげる製法せいほうで、ある程度ていど保存ほぞんせいがあり、でんぷんのり(α)しためんがつくられていた。この料理りょうりは、現在げんざいでも広州こうしゅう料理りょうりひとつとして一般いっぱんてきべられている。フライめんという製法せいほうつくきができ、手早てばやべられるというてんではこの伊府いぶめんはチキンラーメンとおな発想はっそう食品しょくひんとみることができる[注釈ちゅうしゃく 1]。しかしこれらはチキンラーメンなどとことなり、めん以外いがいにスープを用意よういする必要ひつようがある。

チキンラーメンに直接ちょくせつつながる祖先そせんおもわれる料理りょうりとして、戦前せんぜんから安藤あんどうひゃくぶく出身しゅっしんである台湾たいわん郷土きょうど料理りょうり素麺そうめんあぶらげたにわとりいとめん(ケーシーメン)が存在そんざいしている。[9]台湾たいわんがまだ日本にっぽん植民しょくみんだった1944ねん1がつの『民俗みんぞく臺灣たいわん中国語ちゅうごくごばん』(おも台湾たいわん民俗みんぞく習慣しゅうかん紹介しょうかいする日本語にほんご雑誌ざっし) だい4かんだい1ごう[12]に、民俗みんぞく学者がくしゃ池田いけだ敏雄としお中国語ちゅうごくごばんによる、当時とうじ台北たいぺい艋舺における台湾たいわんじんしょく習慣しゅうかんについてのレポートが掲載けいさいされていて、そこには「雞絲麵はさく麵 (さくめん) にあじをつけたもので、熱湯ねっとうをそそいでそのままべることが出来できる」とかれている。(文中ぶんちゅうの雞絲麵はにわとりいとめん現地げんち表記ひょうきで、さく麵 (さくめん) とは素麺そうめん (そうめん) のふるいいいかた[13]台湾たいわんにわとりいとめん戦後せんご食糧難しょくりょうなんだった日本にっぽんにも輸入ゆにゅうされて、1950年代ねんだい日本にっぽん複数ふくすう台湾たいわん出身しゅっしんしゃ即席そくせきめんしたのは偶然ぐうぜんではない、これら商品しょうひん発想はっそう台湾たいわんにわとりいとめんをルーツとしていることは指摘してきされている。[14]また、台湾たいわん南部なんぶむかしからよくべられている麵(イーメン)というめん料理りょうりもチキンラーメンの開発かいはつ影響えいきょうあたえており、安藤あんどうひゃくぶく自伝じでん魔法まほうのラーメン発明はつめい物語ものがたり』にも「(出身しゅっしんである)台湾たいわん南部なんぶには、戦前せんぜんからめんべる文化ぶんかがあった。いちばんチキンラーメンにあじているのは、台湾たいわん南部なんぶべられているめん」の記述きじゅつかれている。[14]

しかし、従来じゅうらい油揚あぶらあげの製法せいほう日清食品にっしんしょくひん瞬間しゅんかんあぶらねつ乾燥かんそうほうことなるかについては曖昧あいまいである。以上いじょうのような経緯けいいから「インスタントラーメン」の発明はつめいしゃだれであるかについては意見いけんかれている。上述じょうじゅつしたインスタントラーメンと乾麺かんめんとの明確めいかく製造せいぞう方法ほうほうスープ有無うむのみである。インスタントラーメンを「すうふんゆでればべられるめん」と定義ていぎするなら、ふるくからある乾麺かんめんはそのほとんどが該当がいとうする。

なお、安藤あんどうひゃくぶく1964ねん昭和しょうわ39ねん)に「日清食品にっしんしょくひん特許とっきょ独占どくせんして、野中のなか一本いっぽんすぎとして発展はってんはできるが、それではもりとしておおきな産業さんぎょうそだたない」として日本にっぽんラーメン工業こうぎょう協会きょうかいげん日本にっぽん即席そくせき食品しょくひん工業こうぎょう協会きょうかい)を設立せつりつし、競合きょうごう他社たしゃ瞬間しゅんかんあぶらねつ乾燥かんそうほうなど即席そくせきめん関連かんれん製法せいほう特許とっきょ公開こうかいしている。インスタントラーメンのルーツは台湾たいわん郷土きょうど料理りょうりさかのぼれることを指摘してきするのいちにんである野嶋のじまつよしも、「即席そくせきめん大量たいりょう生産せいさんし、日本にっぽん世界せかいひろげた安藤あんどう経営けいえい業績ぎょうせきは、たとえそれが完全かんぜん発明はつめいでなくてもまったくくもることはない」と安藤あんどうひゃくぶくたか評価ひょうかしている。[15]

  • 20世紀せいき前半ぜんはんまで インスタントラーメン以前いぜんにも乾物かんぶつとしてのめん存在そんざいしていたが、めんなべでるほかにスープかタレを用意よういする必要ひつようがあり、調理ちょうり時間じかんかることから「即席そくせき」とまではえなかった。
  • 1953ねん - 村田むらたせいめんしょげんいち株式会社かぶしきがいしゃ)の村田むらた良雄よしおが、即席そくせきめんかせない屈曲くっきょくめん製法せいほう発明はつめいし、特許とっきょをとる。
  • 1955ねん - 松田産業まつださんぎょうげんおやつカンパニー[16]が「味付あじつけ中華麺ちゅうかめん」を即席そくせきめん製品せいひんとして開発かいはつした。商業しょうぎょうてきには失敗しっぱいわるが、製造せいぞう過程かていしょうじるめんのかけらを活用かつようし、1959ねんに「ベビーラーメン(げんベビースターラーメン)」として商品しょうひん人気にんきとなった[17][18]
  • 1956ねん - だいいち南極なんきょく観測かんそくたい東明とうめいしょうぎょう即席そくせきめんまれる[19][20]
  • 1958ねんはる - 東明とうめいしょうぎょうから即席そくせきラーメンの長寿ちょうじゅめん発売はつばいされる。めんあぶらげ、スープにひたして味付あじつけする製法せいほうであった[21]
  • 1958ねん - チキンラーメンにさきだって、大和やまと通商つうしょうからにわとりいとめん発売はつばいされる。をかけてべることができた[10]
  • 1958ねん8がつ25にち - 日清食品にっしんしょくひん創業そうぎょうしゃ安藤あんどうひゃくぶく瞬間しゅんかんあぶらねつ乾燥かんそうほう発明はつめいし、一般いっぱんに「世界せかいはつのインスタントラーメン」とわれる「チキンラーメン」を発売はつばい[22][10]即席そくせきめんつく基本きほんとなるめんのり(アルファ)する技術ぎじゅつかんする特許とっきょ申請しんせいやその商品しょうひん松田産業まつださんぎょう日清食品にっしんしょくひん以前いぜんにも存在そんざいしたとするせつもある[23]
  • 1958ねん12月18にち - 東明とうめいしょうぎょう創業そうぎょうしゃちょう国文こくぶんが「味付あじつけ乾麺かんめん製法せいほう」を特許とっきょ出願しゅつがんとくねがいあきら33-36661ごう)。1960ねん11月16にち出願しゅつがん公告こうこくされる(とく公昭きみあき35-16974ごう[24]。この発明はつめいは、登録とうろくまえに2300まんえん日清食品にっしんしょくひん買収ばいしゅうされている[21][10]
  • 1959ねん1がつ22にち - 安藤あんどう須磨すまが「即席そくせきラーメンの製造せいぞうほう」を特許とっきょ出願しゅつがんとくねがいあきら34-1918ごう)。1960ねん11月16にち出願しゅつがん公告こうこくされる(とく公昭きみあき35-16975ごう[24]
  • 1961ねん - 明星食品みょうじょうしょくひんはつのカップ即席そくせきめん明星みょうじょうまたしょうめん」(商品しょうひん)を由比ヶ浜ゆいがはまうみいえ試験しけん販売はんばいする。アイスクリーム容器ようきちかいカップに、めん乾燥かんそうざい粉末ふんまつスープがはいっていて470ミリリットルのおそそいでべるという、現在げんざいのカップめんちか商品しょうひんだった。しかし容器ようき耐油たいゆせい問題もんだいがあり、テスト販売はんばいのみで失敗しっぱいわる。そのうえ、従来じゅうらい即席そくせきめんたん容器ようきれただけとなされ、特許とっきょ実用じつよう新案しんあんけん取得しゅとくできなかった[25][26]
  • 1962ねん - 明星食品みょうじょうしょくひんでんぷん使つかってスープを粉末ふんまつにするスープべつ技術ぎじゅつ開発かいはつし、粉末ふんまつスープをめんべつふくろ添付てんぷした「ささえたけのこにゅう明星みょうじょうラーメン」を発売はつばいした[27][28]。なお、本来ほんらい食品しょくひんとは関連かんれんのない業種ぎょうしゅである任天堂にんてんどうは、その子会社こがいしゃさんきん食品しょくひん」を設立せつりつさせ、ポパイ版権はんけん使つかってした「ポパイラーメン」を販売はんばいするが、これも失敗しっぱいわっている。
  • 1963ねん7がつ2にち - 日清食品にっしんしょくひん即席そくせきめんでは世界せかいはじめてのやきそば「にちしんやきそば」を発売はつばい[注釈ちゅうしゃく 2]以後いご同業どうぎょう他社たしゃでも即席そくせきめんタイプのやきそばが開発かいはつ発売はつばいされている。
  • 1966ねん - サンヨー食品しょくひん「サッポロいちばん発売はつばい(1がつ)。サッポロ一番いちばんには乾燥かんそうネギがけられ[27]、これ以降いこう1970年代ねんだいには、乾燥かんそうネギ代表だいひょうされるかやく封入ふうにゅうする製品せいひん一般いっぱんする。スープもフリーズドライとうによって乾燥かんそう粉末ふんまつされ、塩味しおあじ味噌みそあじ、カレーあじなど、スープのあじにもバラエティがひろがった。同年どうねん明星食品みょうじょうしょくひん「チャルメラ」発売はつばい(9がつ)。
  • 1968ねん - 日清食品にっしんしょくひん出前でまえいちちょう発売はつばい(2がつ)。出前でまえいちちょうにはゴマいていた。
  • 1969ねん - 明星食品みょうじょうしょくひんが、めんあぶらげず80℃ほど温風おんぷう乾燥かんそうさせるノンフライ製法せいほうによる「ちゅうめん」を発売はつばい。「本物ほんもののラーメンの質感しつかんちかい」と評判ひょうばんとなり、以降いこう他社たしゃ追随ついずいした[29]
  • 1971ねん - 日清食品にっしんしょくひんが「カップヌードル」を発売はつばいし、世界せかいはつカップラーメン登場とうじょう[30]開発かいはつ当初とうしょよりパッケージ商品しょうひんとして様々さまざまてん考慮こうりょされており、容器ようき耐久たいきゅうせい耐油たいゆせいすぐれていた。発売はつばい当初とうしょ売上うりあげいまひとつだったが、よく1972ねんあさま山荘さんそう事件じけんにて、警視庁けいしちょう機動きどう隊員たいいんべている姿すがたがテレビでながされたのをきっかけにだいヒットする。
  • 1975ねん - 東洋水産とうようすいさんが、世界せかいはつのカップうどんである「マルちゃんのカップうどんきつね」を発売はつばいする。
  • 1977ねん - ふくろりめんにつづき、容器ようきりめん(カップめん)も日本にっぽん農林のうりん規格きかく対象たいしょうとなる[31]
  • 1989ねん - 島田しまだ東京とうきょうそう本店ほんてんはつなまタイプめん製品せいひんとなるカップうどんを発売はつばい[32]
  • 1991ねん - 明星食品みょうじょうしょくひんなまタイプめん使用しようしたカップラーメン「夜食やしょくていせいタイプ」を発売はつばい[32]

1980年代ねんだいからは、調味ちょうみ味噌みそ、ゴマだれなどの複数ふくすう液体えきたい調味ちょうみりょうける製品せいひんおおくなり、しょうエビ豚肉ぶたにく鶏卵けいらんなどのざい乾燥かんそうしてどうこりするインスタントラーメンが普及ふきゅうした。もっとも、豊富ほうふざい製品せいひん単価たんかげる要因よういんにもなり、またなま食材しょくざいにはあじおよばないとして、一部いちぶのカップめんのぞ一旦いったん市場いちばからえた。しかし、1990年代ねんだいにはレトルトした調理ちょうりみのざいめんどうこりした高級こうきゅうひん登場とうじょうし、2000年代ねんだいには人気にんきラーメンてんとのコラボレーションへと進化しんか、それらが付属ふぞくしない通常つうじょう製品せいひんきょくすすんでいる。

一方いっぽう健康けんこう志向しこうたかまりから、ノンフライめんのほか、めんふくまれる炭水化物たんすいかぶつ割合わりあい大幅おおはば減少げんしょうしたロカボめんなどの採用さいようえている。あぶらげるわりに、したり、熱風ねっぷう乾燥かんそうすることで、必要ひつようがない製品せいひんおおい。また、めん小麦粉こむぎこではなくフォービーフンのようなコメ原料げんりょうとするライスヌードルや、緑豆りょくとうデンプン原料げんりょうとする春雨はるさめえている。ライスヌードルや春雨はるさめ比較的ひかくてきひくカロリーなので若年じゃくねん女性じょせいそう支持しじされている。

また、風味ふうみ特徴とくちょうたせるために、めん食材しょくざいむケースもられる。れいとしてヤクルト本社ほんしゃの「めんもと皆伝かいでん」(クロレラ)、日清食品にっしんしょくひんの「とんがらしめん」(唐辛子とうがらし)などがある。

ふくろめん消費しょうひりょうはカップめんされて減少げんしょうしていたが、2012ねん東洋水産とうようすいさんの「マルちゃんせいめん」のだいヒットによりかえした[33]なまめんをそのまま乾燥かんそうさせるあたらしい製法せいほうなまめんちかしょくかん実現じつげんした。日清食品にっしんしょくひんの「にちしんラ王らおう ふくろめん」、サンヨー食品しょくひんの「サッポロいちばん めんちから」といった追随ついずい商品しょうひん登場とうじょうした。

世界せかい進出しんしゅつ

編集へんしゅう

日本にっぽん国外こくがいでの生産せいさんは、明星食品みょうじょうしょくひん[注釈ちゅうしゃく 3]韓国かんこくさんやしなえ食品しょくひん(삼양식품、Samyang foods)との合弁ごうべん1963ねんさんやしなえラーメン(삼양라면、Samyang ramen)の製造せいぞうはじめたのが最初さいしょとされる。明星みょうじょうからの無償むしょう技術ぎじゅつ供与きょうよであったという。

アジアでは(おもひがしアジア東南とうなんアジア)、1980年代ねんだい以後いご同種どうしゅ即席そくせき食品しょくひん製造せいぞうされ、地域ちいきしょくゆたかな製品せいひんえている。

当初とうしょ日本にっぽんメーカーのブランドめい商品しょうひんめい使つかわれる製品せいひん発売はつばいされた。おおくは商標しょうひょう使用しようけん(ライセンス)を製品せいひんで、日本にっぽんメーカーが製造せいぞう直接ちょくせつ関与かんよしていない場合ばあいもある。これらの製品せいひんにはライセンス製造せいぞうであると表記ひょうきされている。

その、もともと「しるめん」や「いためん」がしょく文化ぶんか定着ていちゃくしていたアジアでは、消費しょうひしゃ嗜好しこうにあわせて伝統でんとうしょくれた独自どくじ製品せいひん数多かずおお販売はんばいされた。台湾たいわん香港ほんこん中国ちゅうごくはもちろん、タイトムヤムクンあじや、インドネシア即席そくせきミーゴレンフィリピン即席そくせきパンシット、ベトナム即席そくせきフォーなど多様たよう進化しんかした。アジア各国かっこく販売はんばいされているインスタントラーメンはすうひゃく種類しゅるいおよび、日本にっぽんにも輸入ゆにゅうされ、コンビニエンスストア販売はんばいされる商品しょうひんもある。

欧米おうべいでは、おもにスナックフードとして利用りようされたこともあり、調理ちょうり手間てますくないカップラーメンさきれられた。当初とうしょふくろめん輸入ゆにゅう食品しょくひんてん以外いがいでは見掛みかけられなかったが、近年きんねん北米ほくべいでは一般いっぱんのスーパーマーケットでも販売はんばいされている。一方いっぽうマグカップひとし乾燥かんそうめんれて熱湯ねっとうそそ軽食けいしょく製品せいひん欧米おうべい人気にんきがあり、1990年代ねんだいには、日本にっぽんでも同様どうよう製品せいひん登場とうじょうしている。これらの製品せいひんでは、調理ちょうりすること出来できないため、めんもカップラーメンと同様どうようほそうすたいらで、ちいさな乾燥かんそうなると程度ていどである。

状況じょうきょう

編集へんしゅう

生産せいさん消費しょうひ

編集へんしゅう

2000年代ねんだいでは、年間ねんかんやく850おくしょく即席そくせきめんが世界せかい生産せいさんされている。くにべつもっとおお生産せいさんしているのは中国ちゅうごくで、2007ねんで498おくしょく[34]である。日本にっぽんからの輸出ゆしゅつは、2006年度ねんど時点じてんでの世界せかいラーメン協会きょうかい調しらべによれば年間ねんかんやく8700まんしょく[35]中国ちゅうごく最大手さいおおてのメーカーであるかん師傅しふ(カンシーフ)は日本にっぽんサンヨー食品しょくひんだい2はなりゅうにちしん日清食品にっしんしょくひん提携ていけいする。

2012ねんくにべつ消費しょうひりょうは、中国ちゅうごくが440おくしょく[注釈ちゅうしゃく 4]ぜん世界せかい半分はんぶんちかくをめ、つぎがインドネシアの141おくしょくさん日本にっぽんの54おくしょくつづく。一方いっぽう一人ひとりたりの年間ねんかん消費しょうひりょうでは、韓国かんこくが72しょくでトップ、がインドネシアの57しょく、ベトナム56しょくマレーシア44しょくで、日本にっぽんが43しょくである[37]

各国かっこく状況じょうきょう

編集へんしゅう
  • 韓国かんこくでラミョン(라면、ラーメンのめん朝鮮ちょうせん면(ミョン)合成ごうせい)といえばインスタントラーメンをし、なまめん使つかうラーメンは一般いっぱんてきではない。韓国かんこくでは、食堂しょくどう屋台やたいでもインスタントラーメンを調理ちょうりしてきゃくしている。また、なべ料理りょうりプデチゲにはインスタントラーメンをもちいる。販売はんばいメーカーは60しゃで、キムチラーメンなどを輸出ゆしゅつしている。伝統でんとうしょくトッポッキにインスタントラーメンをれた「ラポッキ」という料理りょうり定着ていちゃくしている。また、韓国かんこくにおいてはインスタントラーメンを2種類しゅるいぜて調理ちょうりしょく習慣しゅうかんもあり、ぜるもととなった商品しょうひんめいわせた名前なまえをつけて消費しょうひされる(れいとしてチャパゲティノグリわせてチャパグリとする、ひとし)。
  • 台湾たいわんではインスタントラーメンはもともと安価あんかものだったが、 2006ねんから2012ねんにかけてさまざまなブランドのインスタントラーメンの価格かかく上昇じょうしょうし、2011ねんにはインスタントラーメンのボウルは弁当べんとうより53げんたか価格かかく販売はんばいされていた。
  • タイ・ベトナム・カンボジアマレーシア・インドネシアでも、インスタントラーメンをきょうする屋台やたいがある。
  • 香港ほんこんには、朝食ちょうしょくなどにインスタントラーメンを調理ちょうりしてちゃ餐廳というスタイルの喫茶きっさ軽食けいしょくてんおおくある。日本にっぽんでも形態けいたいことなるものの、同様どうよう調理ちょうりをしてべさせるみせ(「インスタントラーメン」「インスタントラーメンてん」などと呼称こしょう全国ぜんこくチェーンてんとしては「やかんていグループ」など)が存在そんざいする。
  • アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでは、小麦こむぎ産地さんちということもあってか、インスタントラーメンは格安かくやす販売はんばいされており、家計かけいくるしい大学生だいがくせいがよくべていることから、学生がくせい生活せいかつ象徴しょうちょうとして言及げんきゅうされることがある。空母くうぼ勤務きんむのアメリカ海軍かいぐん軍人ぐんじんにプライベートタイムでの間食かんしょくとして浸透しんとうすすんでいる。
  • メキシコには、1980年代ねんだい東洋水産とうようすいさんがインスタントラーメンの輸出ゆしゅつ開始かいしし、東洋水産とうようすいさん圧倒的あっとうてきなシェアを獲得かくとくしている。
  • 宇宙うちゅうしょくとしてのインスタントラーメンが、日清食品にっしんしょくひん宇宙うちゅう航空こうくう研究けんきゅう開発かいはつ機構きこう(JAXA)により「スペース・ラム」(Space Ram)という開発かいはつされた。重量じゅうりょう空間くうかんらないよう、めんにまぶす程度ていどにスープをらし、摂氏せっし70もどせるようになっており、2005ねん7がつ国際こくさい宇宙うちゅうステーション提供ていきょうされた。
世界せかいのインスタントラーメン消費しょうひ[38]
国名こくめい 特徴とくちょう
中国ちゅうごく 世界せかい消費しょうひりょう半分はんぶんめる。香辛料こうしんりょういたビーフ風味ふうみ中心ちゅうしん
インドネシア 1人ひとりたり消費しょうひ世界せかいだい2参照さんしょう)。しるなしのやきそばタイプが半分はんぶんめる
日本にっぽん カップめん割合わりあいが60%以上いじょうもっとたかい。しょうゆ、みそ、とんこつ、塩味しおあじ基本きほん
米国べいこく スープはチキンあじ、シュリンプあじ、ビーフあじ主流しゅりゅう
ベトナム 近年きんねん消費しょうひりょうきゅう拡大かくだい。スープはっぱくてつらいシュリンプあじだい1。エースコック(日本にっぽん)が日本にっぽん品質ひんしつむとともにあじづくりは現地げんちスタッフにまかせて開発かいはつしたふくろめん「ハオハオ」が市場いちばをリードし(2010ねんシェア65%)、消費しょうひ拡大かくだい
韓国かんこく 1人ひとりたり消費しょうひ世界一せかいいち参照さんしょう)。1958ねん日本にっぽん開発かいはつされてこう5ねんおくれて1963ねん韓国かんこく生産せいさん開始かいしふくろめん割合わりあいが75%でビーフあじ、キムチあじなど辛口からくち風味ふうみこのまれる
フィリピン 汁物しるものぶくろめん朝食ちょうしょくとしてもべられ、チキンあじうしこつあじ人気にんき
タイ王国おうこく 世界せかい3だいスープのひとつ、っぱくて激辛げきからのトムヤムクンあじ中心ちゅうしん
台湾たいわん カップめん割合わりあいが50%とたかい。ポークあじ半分はんぶんめ、いでビーフあじ
ブラジル 日本にっぽんよりやわらかいめんこのまれる。風味ふうみのよいにわとりあじだい1
メキシコ チリからしかせたエビあじカップめんこのまれる。フォークでべるみじかめんりのスープ食品しょくひんとして消費しょうひされている(【コラム】参照さんしょう
資料しりょう)『東京とうきょう新聞しんぶん』2008.4.11、『毎日新聞まいにちしんぶん』2013ねん9がつ15にち(メキシコ)10がつ7にち(ベトナム)など

日本にっぽん

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  • 2005年度ねんど - 生産せいさんりょう 54.4おくしょく前年度ぜんねんど1.6%げん[39]
  • 2006年度ねんど - 生産せいさんりょう 53.1おくしょく一人ひとりたりどしあいだ消費しょうひりょう41.3しょく[39][40]
  • 2008年度ねんど - 生産せいさんりょう 52.5おくしょく一人ひとりたりどしあいだ消費しょうひりょう40.9しょく[39][40]
  • 日本にっぽん食糧しょくりょう新聞しんぶん調しらべによると、ぜんインスタントラーメンちゅういちサッポロいちばんみそラーメンとなっている[41]
即席そくせきめんの生産せいさん数量すうりょう推移すいい[42]
生産せいさん数量すうりょうせんまんしょく 1.3 7.0 15.0 55.0 100.0 200.0 220.0 250.0 300.0 310.0 330.0 350.0 360.0 365.4 380.0 390.0 400.0 410.0 405.0 415.0 - 534.9 530.9 553.0 547.6 547.5
年度ねんど 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973 1974 1975 1976 1977 - 2009 2010 2011 2012 2013

日本にっぽんおも即席そくせきめんメーカー

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[44]

日本にっぽん国内こくないにおける即席そくせきめん業界ぎょうかい 売上うりあげだかランキング

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  • 2020-2021ねん[49]
    • 日清食品にっしんしょくひん(チキンラーメン、カップヌードルなど) 3,622おくえん
    • 東洋水産とうようすいさんあかいきつねなど) 2,274おくえん
    • サンヨー食品しょくひん(サッポロいちばんなど) 1,816おくえん
    • エースコック(ワンタンメン、スーパーカップなど) 413おくえん など。

賞味しょうみ期限きげん問題もんだい

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賞味しょうみ期限切きげんぎれのインスタントラーメンの販売はんばい問題もんだいになり、1974ねん5月9にちNHK総合そうごうテレビジョン公開こうかいせい放送ほうそうされた『ニュースセンター9[50]においても、番組ばんぐみせられた中野なかの主婦しゅふ投書とうしょ参考さんこうとして、この問題もんだいてんさぐ記者きしゃ報告ほうこく(ディレクター・かたり:浜岡はまおか功一こういち、カメラマン:竹内たけうちさちだか)が放送ほうそうされ、製造せいぞうからかぞえて半年はんとし以上いじょう経過けいかしたラーメンが実際じっさい販売はんばいされた事例じれいあきらかにされ、なかには1972ねん4がつと、放送ほうそう当時とうじからて2ねんまえ製造せいぞうされたインスタントラーメンを販売はんばいしたれい発覚はっかくされている。業界ぎょうかい団体だんたい日本にっぽん即席そくせき食品しょくひん工業こうぎょう協会きょうかいはあまりにもふるいインスタントラーメンを販売はんばいしないことを約束やくそくした。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 日清食品にっしんしょくひんしょく文化ぶんかアカデミー「めんロードをく2」でも奇妙きみょうめんとしてげられている。安藤あんどうひゃくぶくたいみなみちかよしみよしけん出身しゅっしんであるため、伊府いぶめんめん存在そんざいっていたという見方みかたもあるが、現在げんざいのインスタントラーメンの成立せいりつとの因果いんが関係かんけい言及げんきゅうされていない。
  2. ^ にちしんやきそば50周年しゅうねん記念きねん限定げんてい「しなやかめん」5しょくパックの外装がいそう開発かいはつ秘話ひわ発売はつばい開始かいし掲載けいさいされた。
  3. ^ 当時とうじ単独たんどく会社かいしゃ現在げんざい日清食品にっしんしょくひんホールディングス傘下さんか
  4. ^ ピークの2008ねんやく500おくしょくから2014ねんは444おくしょく減少げんしょうした[36]

出典しゅってん

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  1. ^ Burmon, Andrew (2015ねん6がつ11にち). “Instant Noodles Will Either Save the World or Ruin It”. Inverse. 2018ねん2がつ22にち閲覧えつらん
  2. ^ a b 呼称こしょう - 即席そくせきめんぺーじ日本にっぽん即席そくせき食品しょくひん工業こうぎょう協会きょうかい)。
  3. ^ a b 即席そくせきめんるいとう表示ひょうじかんする公正こうせい競争きょうそう規約きやく (PDF)
  4. ^ 点検てんけん 世界せかいシェア】即席そくせきめん/台湾たいわん企業きぎょうがリードひろげる『日経にっけい産業さんぎょう新聞しんぶん』2019ねん7がつ18にち食品しょくひんにち用品ようひん・サービスめん)。
  5. ^ 日本にっぽん即席そくせき食品しょくひん工業こうぎょう協会きょうかい, p. 6.
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  8. ^ 日清食品にっしんしょくひん 安藤あんどうひゃくぶくクロニクル
  9. ^ a b チキンラーメン誕生たんじょう秘話ひわ”. 同志社女子大学どうししゃじょしだいがく. 2024ねん3がつ5にち閲覧えつらん
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  11. ^ a b 番外ばんがいへん】NHK『まんぷく』チキンラーメンは本当ほんとうに「発明はつめい」なのか(した)(全文ぜんぶん”. デイリー新潮しんちょう (2019ねん2がつ1にち). 2024ねん3がつ5にち閲覧えつらん
  12. ^ 台灣たいわん文學ぶんがくかん目錄もくろく資料しりょう - 民俗みんぞく臺灣たいわん - だい4かんだい1ごう”. 臺灣たいわん文學ぶんがくかん線上せんじょう資料しりょう平臺ひらだい. 2024ねん3がつ5にち閲覧えつらん
  13. ^ 片倉かたくら佳史よしふみさんと台湾たいわんの雞絲麵 (ke-si-mī ケェシィミィ=インスタントラーメンのルーツではないかとわれている )について対談たいだんしました。|Go chiong”. note(ノート) (2023ねん4がつ6にち). 2024ねん3がつ5にち閲覧えつらん
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  15. ^ なぜNHK「まんぷく」は、安藤あんどうひゃくぶくの“台湾たいわんルーツ”をかくしたのか(野嶋のじま つよし) @gendai_biz”. 現代げんだいビジネス (2018ねん11月11にち). 2024ねん3がつ5にち閲覧えつらん
  16. ^ 会社かいしゃ沿革えんかく - おやつカンパニー
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  18. ^ 底流ていりゅう ニュースの裏側うらがわあいされてはん世紀せいき ご長寿ちょうじゅ商品しょうひん まらぬ進化しんか定番ていばんに(産経新聞さんけいしんぶん) - Yahoo!ニュース 2009ねん8がつ23にち756ふん配信はいしん 産経新聞さんけいしんぶん
  19. ^ 南極なんきょく食糧しょくりょうハンドブック
  20. ^ 南極なんきょくOBかい
  21. ^ a b よみがえ経済けいざい秘史ひし>「即席そくせき」もうひとつのルーツ 長寿ちょうじゅめん 製法せいほう特許とっきょ 日清食品にっしんしょくひん購入こうにゅう 東京とうきょう新聞しんぶん、2015ねん6がつ12にち
  22. ^ 日清食品にっしんしょくひんクロニクル - 日清食品にっしんしょくひん
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  26. ^ 伊集院いじゅういんひかり日曜日にちようび秘密ひみつ基地きち
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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 速水はやみけんろう『ラーメンと愛国あいこく講談社こうだんしゃ、2011ねん10がつISBN 978-4062800419 
  • 日本にっぽん即席そくせき食品しょくひん工業こうぎょう協会きょうかい. “インスタントラーメン図鑑ずかん”. 日本にっぽん即席そくせき食品しょくひん工業こうぎょう協会きょうかい. 2020ねん10がつ29にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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