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トウシキミ - Wikipedia

トウシキミ

マツブサ植物しょくぶつ一種いっしゅ

トウシキミ (からしきみ学名がくめい: Illicium verum) はマツブサシキミぞくぞくする常緑じょうりょくせい高木たかぎの1しゅであり、芳香ほうこうをもつ。多数たすうはなへんをもつあかはなをつけ、その果実かじつ乾燥かんそうしたものは香辛料こうしんりょう生薬きぐすりとしてひろ利用りようされている。中国ちゅうごく南東なんとうからベトナム北東ほくとう部原へばらさんとされ、また中国ちゅうごく南部なんぶインド南部なんぶインドシナ半島いんどしなはんとうなどでひろ栽培さいばいされている。

トウシキミ
1. トウシキミの植物しょくぶつ
分類ぶんるい
さかい : 植物しょくぶつかい Plantae
階級かいきゅうなし : 被子植物ひししょくぶつ angiosperms
: アウストロバイレヤ Austrobaileyales
: マツブサ Schisandraceae
ぞく : シキミぞく Illicium
たね : トウシキミ I. verum
学名がくめい
Illicium verum Hook.f. (1888)[1]
シノニム

和名わみょう
トウシキミ(からしきみ[2]、ハッカクウイキョウ(八角はっかく茴香ういきょう[3]、ダイウイキョウ(だい茴香ういきょう[4]
英名えいめい
star anise[1][5], staranise tree[5], Chinese star anise[5]

別名べつめいとして、八角はっかく茴香ういきょうはっかくういきょうだい茴香ういきょうだいういきょうともよばれ、またとくにその果実かじつ八角はっかくはっかくスターアニスとよばれる (→#人間にんげんとのかかわり)。ウイキョウ茴香ういきょう)やアニスセリ草本そうほんでありトウシキミとは縁遠えんどおいが、共通きょうつう精油せいゆ成分せいぶんとしてアネトールをもつ。

特徴とくちょう

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常緑じょうりょくせいしょう高木たかぎから高木たかぎであり、たかさは最大さいだい15メートル (m) にたっする[6][7]下図したず2a)。えださきにややまとまってつき、葉柄ようへいながさ0.8–2センチメートル (cm)、たまごがたから楕円だえんがたで 5-15 × 2-5 cm、革質かくしつさきは突形からするどさきがたあしややとんがかたちからくさびがた[7]下図したず2b, c)。葉脈ようみゃく中央ちゅうおうみゃくこうじくがわ (表側おもてがわ) でややへこんでおり、がわみゃくは5–8たいだがときに不明瞭ふめいりょう[7]

2a. トウシキミ
2b. えださきにややまとまってつく
2c.

花期かきは3–5がつおよび8–10がつ (中国ちゅうごく場合ばあい)、はな葉腋ようえきからしょうじ、はながらながさ 1.5-4 cm[7]はなへんは7–12まいピンク色ぴんくいろからくら赤色あかいろこう楕円だえんがたからこうたまごがた、0.9-1.2 × 0.8-1.2 cm[6][7]1)。しべは11〜20 (ふつう13–14)、1.8-3.5ミリメートル (mm)[7]しべはなれせいこころかわ、7–11個いっこ、2.5-4.5 mm、はなばしら子房しぼうよりなが[7]

はては9–10がつおよび3–4がつ (中国ちゅうごく場合ばあい)、果実かじつ集合しゅうごうぶくろはて直径ちょっけい 3–3.5 cm、じゅくすと木質もくしつ茶褐色ちゃかっしょく、それぞれのふくろはて茶色ちゃいろ光沢こうたくがあるひらた球形きゅうけい種子しゅし1個いっこずつふく[6][7][8]下図したず2d, e)。集合しゅうごうはてはそのまま、または粉末ふんまつにして使用しようされる[8] (→ #人間にんげんとのかかわり)。染色せんしょくたいかずは 2n = 28[7]

2d. 種子しゅしふく果実かじつ
2e. 果実かじつ種子しゅし (左下ひだりした)

成分せいぶん

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3a. アネトール

トウシキミの果実かじつには5パーセントから10パーセントの精油せいゆふくまれ、その主成分しゅせいぶんアネトール (3a) であり、精油せいゆ成分せいぶんの80パーセントから90パーセントをめる[9]。そのに、エストラゴールメチルカビコールシネオールリモネンフェランドレンピネンなどがふくまれる[9]

 
3b. シキミさん

またシキミ由来ゆらいするをもつシキミさん (3b) は植物しょくぶつひろ存在そんざいする物質ぶっしつであるが、とくにトウシキミなどシキミぞく果実かじつおおい。このシキミさんは、インフルエンザ治療ちりょうやくオセルタミビル (商品しょうひんめいはタミフル) の合成ごうせい原料げんりょうの1つとして使用しようされている (2006ねん現在げんざい)[10]。ただし、シキミさんはあくまでも合成ごうせい原料げんりょうとなる物質ぶっしつであり、シキミさん自体じたいには (つまりトウシキミの果実かじつべても) インフルエンザに効果こうか[11]。なお、2005ねんには遺伝子いでんし大腸菌だいちょうきんによってシキミさん生産せいさんする方法ほうほう開発かいはつされ[12][13][14]、2006ねんにはタミフル製造せいぞうもちいるシキミさんの3ぶんの1がこの方法ほうほう生産せいさんされるようになり[6]、さらに2012ねんにはシキミさん生産せいさんにトウシキミはほとんどもちいられなくなった[15]

分布ぶんぷ生態せいたい

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中国ちゅうごく南東なんとうからベトナム自生じせいするとされ、またフィリピンインドシナ半島いんどしなはんとうインド南部なんぶなどでも栽培さいばいされている[1][9]ふるくから栽培さいばいされているため、原産地げんさんちかならずしもあきらかではない[1]平均へいきん気温きおん 20–22℃、年間ねんかん降水こうすいりょうが 1,200–1,500 mm の地域ちいき生育せいいくする[6]

人間にんげんとのかかわり

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名称めいしょう

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トウシキミの果実かじつは、ふつう8つのかくをもつほしがたをしているため八角はっかくとよばれ[16]、またその風味ふうみアニス (セリ) ともているため、スターアニス(star anise)ともよばれる[17][6]。またこの風味ふうみウイキョウ茴香ういきょう、セリ)にもているため、果実かじつまたは植物しょくぶつそのものは八角はっかく茴香ういきょう[3]だい茴香ういきょうともよばれる[4][6]。ウイキョウやアニスは系統的けいとうてきにはトウシキミと縁遠えんどおいが、精油せいゆとしてアネトールをもつてん共通きょうつうしている[18][19]

トウシキミの枝葉えだは果実かじつから蒸留じょうりゅうされた精油せいゆは、ダイウイキョウ (star anise oil) とよばれる[8]日本にっぽん薬局方やっきょくほうでは、トウシキミまたはセリウイキョウ (茴香ういきょうしょう茴香ういきょう) の果実かじつからられる精油せいゆを、区別くべつなくウイキョウとしている[20]

栽培さいばい

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トウシキミはふるくから利用りようされ、紀元前きげんぜん2,000ねんごろから栽培さいばいおこなわれてきたとかんがえられている[1][6]中国ちゅうごく南部なんぶインド南部なんぶインドシナ半島いんどしなはんとうひろ栽培さいばいされており、2009ねん現在げんざいでは、中国ちゅうごくぜん世界せかい生産せいさんりょうの80パーセント (65,000トン) をめていた[1][9][6]

実生みしょうまたはから栽培さいばいされる[15]播種はしゅする種子しゅしは、採取さいしゅ3にち以内いないまたは低温ていおん (5) 保存ほぞん1ねん以内いないのものをもちいる[15]うえ栽後、9–10ねんから80年生ねんせいごろまで収穫しゅうかくされる[15]中国ちゅうごくでは1ねんに2かい、9–10がつと3–4がつ収穫しゅうかくされる[15]下図したず4a)。成木なりき場合ばあい、1シーズンで8–12キログラム (kg) の果実かじつ収穫しゅうかくされる (乾燥かんそう重量じゅうりょうは4–5ぶんの1)[15]果実かじつは、精油せいゆりょうもっとおおくなるじゅく直前ちょくぜん収穫しゅうかくされる[15]

4a. 果実かじつ処理しょり (中国ちゅうごく)
4b. 市場いちば八角はっかく
4d. 八角はっかくれたマッサマン (タイのカレー)

香辛料こうしんりょう

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トウシキミの果実かじつ (八角はっかく八角はっかく茴香ういきょうだい茴香ういきょう、スターアニス) は香辛料こうしんりょうとしてひろもちいられており(下図したず4b)、八角はっかくもちいたよくられた料理りょうりとして、ひがし坡肉北京ぺきんダック杏仁きょうにん豆腐とうふなどがある[17][21][22] (うえ4c)。中華ちゅうか料理りょうり代表だいひょうてき香辛料こうしんりょうである五香ごこうは、八角はっかくふく[9][20]中華ちゅうか料理りょうり以外いがいにも、インド料理りょうりマレーシア料理りょうりインドネシア料理りょうりベトナム料理りょうりタイ料理りょうりなどでももちいられる[6] (うえ4d)。チャーイェン (タイティー) やチャイなど飲用いんようにも使つかわれる[6]。また、ガリアーノサンブーカアニゼットパスティスなどのリキュール製造せいぞうにも使つかわれることがある[1][15]

医薬品いやくひん

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トウシキミの果実かじつは、生薬きぐすり医薬品いやくひん原料げんりょうとしても利用りようされている。生薬きぐすりめいだい茴香ういきょう (だいういきょう) であり、芳香ほうこうせいけん胃薬いぐすりふうやく鎮痛ちんつうやくとしてもちいられる[9][20][23]だい茴香ういきょうもりなか配合はいごうしたおもえせんは、腰痛ようつうもちいる漢方薬かんぽうやくである[9][20]。またトウシキミの果実かじつから抽出ちゅうしゅつされるシキミさんは、インフルエンザ治療ちりょうやくオセルタミビル (商品しょうひんめいはタミフル) の合成ごうせい原料げんりょうともされた (上記じょうき参照さんしょう)。

果実かじつから抽出ちゅうしゅつした香料こうりょうは、香水こうすい石鹸せっけん歯磨はみがタバコ使用しようされることがある[1][15]。またトウシキミの樹皮じゅひ香料こうりょうとして利用りようすることもある[1]

果実かじつは、その形状けいじょうかして、クリスマスリースなどにも利用りようされることがある[6]。また果実かじつ芳香ほうこうをもつため、ポプリ材料ざいりょうとされることもある[1]

熱帯ねったい地方ちほうでは、かおりをたのしむ観賞かんしょう植物しょくぶつとして栽培さいばいされることもある[1]

きんえんしゅ

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5a. シキミはな
5b. シキミの果実かじつ

シキミぞくには、北米ほくべい南東なんとう西にしインド諸島しょとうになどしん世界せかいやく6しゅひがしアジアから東南とうなんアジアきゅう世界せかいにトウシキミをふくやく31しゅられている[24]日本にっぽんにはトウシキミは自生じせいしていないが、シキミ (本州ほんしゅうから沖縄諸島おきなわしょとう) とヤエヤマシキミ (さきとう諸島しょとう) の2しゅ分布ぶんぷしている[25]

シキミはなはなへん細長ほそなが黄白こうはくしょくであり[25] (5a)、トウシキミとはことなる。果実かじつはトウシキミのものに酷似こくじするが (5b)、やや小型こがたで、先端せんたんするどとが[26]。またトウシキミの果実かじつあまかおりがするのにたいして、シキミの果実かじつ抹香まっこうにおいがする[26]。シキミの果実かじつ猛毒もうどくアニサチンふくむため、しょくすといた可能かのうせいがある[25][26]。そのため「どくはちかく」ともよばれ[27]、また植物しょくぶつとしては唯一ゆいいつ毒物どくぶつおよげきぶつ取締とりしまりほうにおいてげきぶつ指定していされている[28]日本にっぽんにおいて、シキミは仏事ぶつじひろ使つかわれている[29]

シキミはジャパニーズ・スターアニス(Japanese star anise)とよばれるのにたいして、これと区別くべつするためにトウシキミをチャイニーズ・スターアニス(Chinese star anise)とよぶこともある[30][31]

シキミぞくには有毒ゆうどくしゅおおく、シキミ以外いがいにも アメリカシキミI. parviflorum (“イエローアニス”) も有毒ゆうどくであることがられている[32]

脚注きゃくちゅう

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出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l Illicium verum”. Plants of the World online. Kew Botanical Garden. 2021ねん7がつ31にち閲覧えつらん
  2. ^ "からしきみ". 動植物どうしょくぶつめいよみかた辞典じてん 普及ふきゅうばん. コトバンクより2022ねん7がつ27にち閲覧えつらん
  3. ^ a b "はちかく茴香ういきょう". 動植物どうしょくぶつめいよみかた辞典じてん 普及ふきゅうばん. コトバンクより2022ねん7がつ27にち閲覧えつらん
  4. ^ a b "ダイウイキョウ". 日本にっぽんだい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ). コトバンクより2021ねん8がつ7にち閲覧えつらん
  5. ^ a b c GBIF Secretariat (2021ねん). “Illicium verum”. GBIF Backbone Taxonomy. 2021ねん7がつ31にち閲覧えつらん
  6. ^ a b c d e f g h i j k l 3.5 トウシキミ(ミャンマー)”. 農林水産省のうりんすいさんしょう. 2020ねん1がつ26にち閲覧えつらん
  7. ^ a b c d e f g h i Flora of China Editorial Committee (2010ねん). “Illicium verum”. Flora of China. Missouri Botanical Garden and Harvard University Herbaria. 2021ねん7がつ31にち閲覧えつらん
  8. ^ a b c 植田うえだ邦彦くにひこ, 堀田ほったみつる, 星川ほしかわ清親きよちか, 緒方おがたけん, 新田にったあや, 飯島いいじま吉晴よしはる (1989). “シキミぞく”. In 堀田ほったみつるほか. 世界せかい有用ゆうよう植物しょくぶつ事典じてん. 平凡社へいぼんしゃ. pp. 550–551. ISBN 9784582115055 
  9. ^ a b c d e f g 後藤ごとうみのる生活せいかつなか生薬きぐすり166:だい茴香ういきょう」『かつだい41かんだい6ごう財団ざいだん法人ほうじん日本にっぽん漢方かんぽう医学いがく研究所けんきゅうじょ東京とうきょう、1999ねん、p85。 
  10. ^ こうインフルエンザやく『タミフル』のじゅん化学かがくてき製造せいぞうほう』(プレスリリース)『東京大学とうきょうだいがく広報こうほう情報じょうほう公開こうかい記者きしゃ発表はっぴょう一覧いちらん東京大学とうきょうだいがく公式こうしきwebページ、2006ねん3がつ1にちhttp://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_180301_j.html2009ねん1がつ13にち閲覧えつらん 
  11. ^ 大森おおもり病院びょういん東洋とうよう医学いがく三浦みうら於菟おと教授きょうじゅ八角はっかく 新型しんがたインフル予防よぼうくって本当ほんとう?(5/12 日刊にっかんゲンダイ)”. メディア掲載けいさい情報じょうほう. 東邦大学とうほうだいがくキャンパスポータルサイト. 2010ねん9がつ14にち閲覧えつらん。 “三浦みうら教授きょうじゅによると、八角はっかく効能こうのうめぐりや消化しょうかくすることであり、新型しんがたインフルエンザにはかないとのこと。”
  12. ^ Bradley, D. (Dec 2005). “Star role for bacteria in controlling flu pandemic?”. Nature Reviews Drug Discovery 4 (12): 945–946. doi:10.1038/nrd1917. ISSN 1474-1776. PMID 16370070. 
  13. ^ Krämer, M.; Bongaerts, J.; Bovenberg, R.; Kremer, S.; Müller, U.; Orf, S.; Wubbolts, M.; Raeven, L. (2003). “Metabolic engineering for microbial production of shikimic acid”. Metabolic Engineering 5 (4): 277–283. doi:10.1016/j.ymben.2003.09.001. PMID 14642355. 
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  15. ^ a b c d e f g h i トウシキミ由来ゆらいのシキミさん”. 途上とじょうこく森林しんりんビジネスデータベース. 国際こくさい緑化りょくか推進すいしんセンター. 2022ねん7がつ28にち閲覧えつらん
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  17. ^ a b "スターアニス". 日本にっぽんだい百科全書ひゃっかぜんしょ(ニッポニカ). コトバンクより2021ねん7がつ31にち閲覧えつらん
  18. ^ 遠藤えんどう由美ゆみ. “スターアニス/八角はっかく/Star anise”. エスビー食品しょくひん. 2022ねん7がつ26にち閲覧えつらん
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  20. ^ a b c d 古尾こび不二ふじ、ほか「漢方かんぽうからるハーブ・スパイスの生理せいり活性かっせい」『月刊げっかんフードケミカル』だい12ごう食品しょくひん化学かがく新聞しんぶんしゃ、1994ねん、p69、ISSN 09112286 
  21. ^ 中国ちゅうごく料理りょうりかせないかお際立きわだつスパイス「八角はっかく”. 養命酒製造ようめいしゅせいぞう株式会社かぶしきがいしゃ (2014ねん2がつ). 2021ねん7がつ31にち閲覧えつらん
  22. ^ 遠藤えんどう由美ゆみ. “スターアニス/八角はっかく使つかいこなそう!”. エスビー食品しょくひん. 2021ねん7がつ31にち閲覧えつらん
  23. ^ だい茴香ういきょう”. 民族みんぞく薬物やくぶつデータベース. 富山大学とやまだいがく和漢わかん医薬いやくがく総合そうごう研究所けんきゅうじょ. 2021ねん8がつ3にち閲覧えつらん
  24. ^ Illicium”. Plants of the World online. Kew Botanical Garden. 2021ねん7がつ24にち閲覧えつらん
  25. ^ a b c 大橋おおはしひろこう (2015). “シキミぞく”. In 大橋おおはしひろこう, 門田かどた裕一ひろいち, 邑田むらたひとし, 米倉よねくら浩司こうじ, 木原きはらひろし (へん). 改訂かいてい新版しんぱん 日本にっぽん野生やせい植物しょくぶつ 1. 平凡社へいぼんしゃ. pp. 49–50. ISBN 978-4582535310 
  26. ^ a b c 東京とうきょう薬用やくよう植物しょくぶつえん. “トウシキミ(八角はっかく)とシキミ(有毒ゆうどく”. 東京とうきょう健康けんこう安全あんぜん研究けんきゅうセンター. 2021ねん7がつ23にち閲覧えつらん
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  28. ^ 毒物どくぶつおよげきぶつ指定していれい昭和しょうわよんじゅうねん政令せいれいだいごうだい2じょう: げきぶつ だい1こうだい39こう”. e-Gov (2019ねん6がつ19にち). 2019ねん12月21にち閲覧えつらん。 “2019ねん7がつ1にち施行しこうぶん
  29. ^ "シキミ". 日本にっぽんだい百科全書ひゃっかぜんしょ (ニッポニカ). コトバンクより2021ねん7がつ24にち閲覧えつらん
  30. ^ Howes, Melanie-Jayne R.; Geoffrey C. Kite and Monique S. J. Simmonds (6 2009). “Distinguishing Chinese Star Anise from Japanese Star Anise Using Thermal Desorption−Gas Chromatography−Mass Spectrometry”. J. Agric. Food Chem. (American Chemical Society) 57 (13): 5783–5789. doi:10.1021/jf9009153. http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/jf9009153 2010ねん7がつ16にち閲覧えつらん. 
  31. ^ "Press Releases: Herbal Science Group Clarifies Safety Issue on Star Anise Tea" (Press release) (英語えいご). American Botanical Council. 12 September 2003. 2010ねん7がつ16にち閲覧えつらん
  32. ^ Illicium”. The North Carolina Extension Gardener Plant Toolbox. 2021ねん7がつ31にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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  • アニス (セリ) … このアニスに風味ふうみをもつため、トウシキミに「スターアニス」のがついた。
  • ウイキョウ (セリ) … このウイキョウ (茴香ういきょう) に風味ふうみをもつため、トウシキミは「だい茴香ういきょう」や「八角はっかく茴香ういきょう」ともよばれる。トウシキミの別名べつめいであるだい茴香ういきょうたいして、しょう茴香ういきょうともよばれる。
  • シキミ果実かじつはトウシキミとはことなり有毒ゆうどくである。

外部がいぶリンク

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