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ヴェネツィア派 - Wikipedia

ヴェネツィア

西洋せいよう美術びじゅつにおける流派りゅうはひとつ。絵画かいがではふでのタッチやあざやかな色彩しきさい重点じゅうてんいた。

ヴェネツィア(ヴェネツィアは)は、ルネサンス時代じだいとくに15世紀せいき後半こうはんから16世紀せいきにかけてヴェネツィア共和きょうわこくとその周辺しゅうへん活躍かつやくした美術びじゅつ流派りゅうは絵画かいが彫刻ちょうこく建築けんちくなど様々さまざま分野ぶんやでその特徴とくちょう見受みうけられるが、一般いっぱんてきには絵画かいが流派りゅうはす。絵画かいがにおいてはデッサンを重視じゅうししたフィレンツェとはことなり、画面がめんいろ使つかって構築こうちくし、流動的りゅうどうてき詩的してき雰囲気ふんいき人間にんげん感覚かんかく直接ちょくせつうったえかける効果こうか追求ついきゅうした[1][2]

背景はいけい

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ヤーコポ・デ・バルバリによる1500ねんのヴェネツィア(ヴェネツィア景観けいかん

中世ちゅうせいにおいてイタリアでは当時とうじ都市とし国家こっかおお形成けいせいされ、おたがいにきそっていた。そのため、地方ちほうによっておおきくことなる芸術げいじゅつ流派りゅうは形成けいせいされた。フィレンツェを中心ちゅうしんとした中部ちゅうぶきたイタリアではイタリア・ルネサンス美術びじゅつおも展開てんかいし、ローマと同様どうよう盛期せいきルネサンスの舞台ぶたいとして繁栄はんえいきわめていた。一方いっぽう当時とうじヴェネツィアは東方とうほう貿易ぼうえきによってとみており、それをきっかけにトスカーナとはことなるあらたな芸術げいじゅつかたち形成けいせいされた。15世紀せいきはいってから内陸ないりく進出しんしゅつし、トスカーナ美術びじゅつ合流ごうりゅうした。はじめは国際こくさいゴシック美術びじゅつはいり、のちフィレンツェしん様式ようしきがもたらされた。それにともない、ヴェネツィアではフィレンツェの芸術げいじゅつたいする反論はんろんまれ、ティツィアーノ筆頭ひっとうとした芸術げいじゅつ理論りろんがったといわれる。ヴァザーリは『美術家びじゅつか列伝れつでんだいはんでヴェネツィア自発じはつてきまれたものでなく、レオナルド・ダ・ヴィンチ影響えいきょうまれたものであるとし、実際じっさい1500ねん初頭しょとう短期間たんきかんでレオナルドがヴェネツィアを訪問ほうもんしたことがあきらかとなっている[3]他方たほう、ヴェネツィアの領土りょうどには当時とうじパドヴァ、ヴィチェンツァ、ヴェローナ、プレジア、ベルガモといった都市としふくまれ、ヴェネツィアとはことなる独自どくじ伝統でんとうにのっとった絵画かいが様式ようしき形成けいせいされた[4]。 18世紀せいきのヴェネツィアは造形ぞうけい文化ぶんか音楽おんがく演劇えんげき再生さいせいなどの普及ふきゅうとグランド・ツアーの特権とっけんされるなどの魅力みりょく一方いっぽう政治せいじ状況じょうきょうはより悪化あっかしていた。スペインハプスブルク王朝おうちょう脅威きょういさらされたことが要因よういんげられる。1718ねんパッサロヴィッツの講和こうわによってパドヴァヴィチェンツァヴェローナプレーシャベルガモクレーマポレージネ地方ちほうトレヴィーゾ辺境へんきょう地帯ちたいであるベッルーノカドーレダルマチアとその周辺しゅうへん諸島しょとう領有りょうゆうした。モレアはうしなったがだい部分ぶぶん領土りょうどのこり、1722ねん全体ぜんたい人口じんこうは450まんにんたっしていた。しかし経済けいざい状況じょうきょうはさらに悪化あっかしており、アメリカ大陸あめりかたいりく発見はっけんによって内陸ないりく農業のうぎょうからられるものだけが収入しゅうにゅうとなっていた。一方いっぽう公債こうさいも1740ねんには8000まんドゥカーティにたっしていたものの、その浪費ろうひまなかった。それらの現実げんじつへの対処たいしょほうたなかったヴェネツィア共和きょうわこくは、芸術げいじゅつ振興しんこう娯楽ごらく提供ていきょうすることで、それらの問題もんだいかららしつづけた。演劇えんげき教会きょうかい音楽おんがく発達はったつもこのころきたが、一方いっぽう貴族きぞく負債ふさい増額ぞうがくしていった。それにたいして異議いぎとなえようとしたものたちは沈黙ちんもく断罪だんざい余儀よぎなくされた。このころ建築けんちく都市とし計画けいかくのデザインが完成かんせいされていたため、そこまでだい規模きぼなものはおこなわれなかった。彫刻ちょうこくちかられられたものの、この時代じだい一番いちばん勢力せいりょくてきだったのは絵画かいがである。とくにこの時代じだい絵画かいが分野ぶんやにおける専門せんもんすすんだ。れいとして都市とし神話しんわ年代ねんだい史実しじつ描写びょうしゃ風景ふうけい奇想きそう都市とし景観けいかん風俗ふうぞくなどがげられる[5]

ヴェネツィアの人々ひとびと

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ヴェネツィアははじめから移民いみんまちであった。イタリア全土ぜんどもしくはアドリア海域かいいきからきた人々ひとびと有力ゆうりょく一族いちぞくきずき、美術びじゅつのパトロンとして影響えいきょうおよぼした[6]したがってヴェネツィア画家がかたちはヴェネツィア出身しゅっしん人間にんげんとはかぎらず、当時とうじ発展はってんしていた芸術げいじゅつがあったヴェネツィアに周辺しゅうへん諸国しょこくからあつまったものとかんがえられている。しかし、ヴェネツィアは伝統でんとうてきに、突出とっしゅつした個性こせいきら傾向けいこうがあり、ヴェネツィアに同化どうかしきれない個性こせい画家がかはヴェネツィアをていくこととなった。れいとしてカルロ・クリヴェッリや、ロレンツォ・ロットげられる[7]

概要がいよう

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ベリーニ 父子ふし影響えいきょう

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ヴェネツィア中核ちゅうかくとなったのはベリーニ親子おやこ工房こうぼうである。 ヤーコポ・ベリーニ国際こくさいゴシック様式ようしきぞくする画家がかであったが、 透視とうし図法ずほう実験じっけんにも関心かんしんせた。それは息子むすこたちに技術ぎじゅつおしえただけではなく、むすめ婿むこ マンテーニャから写実しゃじつ主義しゅぎれて発展はってん基礎きそきずいた。息子むすこ ジェンティーレ・ベリーニのちティントレットヴェロネーゼらにがれる カンヴァスつなわせて油彩ゆさいだい画面がめん仕立したてげる壁画へきがてきだい画面がめん形式けいしき確立かくりつ貢献こうけんした。これは フランドル絵画かいがいままでいたえがかれていた油彩ゆさいかたえた。またかれ肖像しょうぞう画家がか壮大そうだい風俗ふうぞくてき群像ぐんぞう表現ひょうげんすぐれた。 ヴィットーレ・カルパッチョはこのジェンティーレの弟子でしすじたる[注釈ちゅうしゃく 1]かれにおいて絵画かいが主題しゅだいはさらに世俗せぞくした。15世紀せいきになると ジョヴァンニ・ベリーニによってヴェネツィア絵画かいがあらたな展開てんかいせた。清冽せいれつ抒情じょじょうせい人生じんせいおだやかな観照かんしょう自然しぜん人間にんげんとの親密しんみつかかわりいや自然しぜんひかり表現ひょうげんによって達成たっせいされた。これらには ピエロ・デラ・フランチェスカアントネロ・ダ・メッシーナらがおおきく貢献こうけんしている。またこれらの主題しゅだい風景ふうけい画家がかとしてもすぐれていたジョヴァンニのによって、伝統でんとうてきなモチーフはそのままになごやかなピクニックてき情景じょうけいえた「田楽でんがく奏楽そうがく」のような野外やがい遊楽ゆうらく原型げんけいとなった。16世紀せいきヴェネツィアになジョルジョーネティツィアーノらはかれ影響えいきょうけている[8]

絵画かいが特徴とくちょう

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初期しょきルネサンス

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フローラ(女性じょせい理想りそうぞう)(バルトロメオ・ヴェネト作品さくひん)。当時とうじのヴェネツィアにおける高級こうきゅう娼婦しょうふ姿すがたえがしたものとかんがえられているが、なぜこれがルクレツィア・ボルジアかんがえられたかは不明ふめい

盛期せいきルネサンス

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ティツィアーノによって下塗したぬりされたキャンバスのうえ最初さいしょから絵具えのぐえがくやりかた使つかわれるようになった。これは構図こうず大幅おおはば変化へんかうごきを効果こうかあたえた。そのようなことから、ティツィアーノが油彩ゆさい可能かのうせいいちだいきわめてしまったともわれる[9]

流動的りゅうどうてきかたち

フィレンツェ遠近えんきんほうせん曖昧あいまいさの排除はいじょによって正確せいかくかたちとらえ、平面へいめんうえ立体りったい表現ひょうげんし、そこから人間にんげん中心ちゅうしん主義しゅぎ絵画かいがなか発揮はっきしようとしたことにたいし、ヴェネツィア絵画かいが流動的りゅうどうてきかたちせん曖昧あいまいさで人物じんぶつものひとしく、空間くうかん構成こうせい要素ようそとして全体ぜんたい脈絡みゃくらくたもたせた[10]

色彩しきさいてき絵画かいが

ひかり投射とうしゃによる明暗めいあん諧調かいちょう色彩しきさい表現ひょうげんし、色彩しきさい絵画かいが伝統でんとう誕生たんじょうのきっかけとなった。これはラヴェンナのモザイク技術ぎじゅつやビザンティンのイコンなどの色彩しきさい影響えいきょうもみられる[11]

題材だいざい選択せんたく

フィレンツェくらべて多々たたちがいがあるが、いくつかの特徴とくちょう以下いか列挙れっきょする。

  • 肖像しょうぞう[12]
イエス・キリストをみずからになぞらえたものなどがげられる。これはかれらのナルシシズムが影響えいきょうしているとかんがえられている[13]
  • 難解なんかいなアレゴリーをふく神話しんわ[12]
れいとして、当時とうじ富裕ふゆうになったヴェネツィアでは人口じんこう増加ぞうかし、それによってコルティジャーナとばれる高級こうきゅう娼婦しょうふたちがえることとなった。彼女かのじょたちもまた画家がかのモデルとなり、ローマ神話しんわかみ々にたとえられてえがかれた[14]
  • 風景ふうけい
画面がめんそのものを環境かんきょう自然しぜんとして、人物じんぶつ物語ものがたり中心ちゅうしんからはずしている[12]
  • 画材がざい選択せんたく
ヴェネツィア地方ちほうでは湿気しっけおおいためフレスコ使つかえない。そのため、キャンバスをかべける方法ほうほう使つかわれた[15]。また、あるエッセイストはこれがけでティツィアーノは油絵あぶらえ導入どうにゅうおこなったとしている[16]油彩ゆさい絵具えのぐ導入どうにゅうによって試行錯誤しこうさくごかさねながら制作せいさくすることが可能かのうとなったが、一方いっぽう研究けんきゅうしゃにとっては主題しゅだい特定とくてい困難こんなんにするという問題もんだい発生はっせいした[17]

18世紀せいき

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素描そびょう特徴とくちょう

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ヴェネツィアではのイタリア諸国しょこくくらべて、素描そびょう重視じゅうしされる割合わりあいすくなかった[18][19]。そのためだい部分ぶぶんのヴェネツィアによるデッサンは、今日きょう巨大きょだい美術館びじゅつかんでものこっていないことがおお[18]特定とくてい絵画かいが準備じゅんび制作せいさくらわれないヴェネツィアは、最初さいしょからキャンヴァスに油彩ゆさいえがくこともあるが、素描そびょうするケースも存在そんざいする。そのさい絵画かいがてき効果こうか追求ついきゅうすることにとくしており[20]くだけた形状けいじょう陰影いんえい明暗めいあん詳細しょうさいより空気くうきえがくことに重点じゅうてんいている[21]具体ぐたいれいとしてげられるものを以下いか列挙れっきょする。

灰色はいいろびたあおめたかみ
ヴェネツィアの製図せいずたちによって一般いっぱんされた[21]前述ぜんじゅつした効果こうか適応てきおうしている[21]。これによってペンとインクとブラシによる詳細しょうさいなデッサンがえがかれるようになった[21]
木炭もくたん
しろくろのチョーク
よりれられ、とくくろいチョークは幅広はばひろ表現ひょうげんりょく陰影いんえい強度きょうど表現ひょうげんできるようになった[21]

建築けんちく特徴とくちょう

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10-11世紀せいきにヴェネツィアでは、地階ちかいいちかい)に商品しょうひん保管ほかん商業しょうぎょう設備せつびうえかい必要ひつようであれば中二階ちゅうにかい主要しゅようとなるかい)に家族かぞく使用人しようにん居住きょじゅう機能きのう建築けんちく構造こうぞう明確めいかくとなった。これらは古代こだいローマの別荘べっそう建築けんちくやビザンティン帝国ていこく伝統でんとうてき形式けいしき由来ゆらいする[22]。これは9世紀せいき初頭しょとうから建造けんぞうはじまった[22]サン・マルコ聖堂せいどうでもられ、きたイタリアの聖堂せいどうプランにられるバシリカしきかラテン十字形じゅうじがたという一般いっぱんろんとはことなり、ビザンティン建築けんちく形式けいしき直接ちょくせついだギリシア十字形じゅうじがた採用さいようしている。これはコンスタンティノープルせい使徒しと聖堂せいどうをモデルとしてギリシアじん建築けんちくによって建造けんぞうされたからである[23]。この形式けいしきは、なが期間きかん根本こんぽんてき構造こうぞう変化へんかがなかった。その上家うわやなかかべたたいたゆかからるという、貧弱ひんじゃくかつ不安定ふあんてい土台どだいであった[22]。13-15世紀せいきゴシック建築けんちくえた独特どくとく建築けんちく成立せいりつした。以下いか特徴とくちょう記載きさいする。

  • とんがあたまけいまど
  • 空中くうちゅう回廊かいろう
  • しろ大理石だいりせきそと階段かいだん
  • 井戸いどのある中庭なかにわ

時代じだい建築けんちくぶつてる空間くうかんのこらず、16-18世紀せいき既存きそん建物たてもの再建さいけん改築かいちく改修かいしゅうなどがおこなわれるようになった[22]

彫刻ちょうこく特徴とくちょう

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ヴェネツィア画家がか一覧いちらん

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盛期せいきルネサンス

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18世紀せいき

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ヴェネツィア建築けんちく一覧いちらん

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ヴェネツィア彫刻ちょうこく一覧いちらん

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建築けんちくぶつ一覧いちらん

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バロック時代じだい建造けんぞうぶつ

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18世紀せいき建造けんぞうぶつ

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建築けんちくかんする文献ぶんけん

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ヴェネツィア批評ひひょう

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絵画かいが問答もんどう』の執筆しっぴつしゃ本書ほんしょはん宗教しゅうきょう改革かいかく視点してん絵画かいが擁護ようごマニエリスムへの批判ひはん、ヴェネツィア絵画かいがとそれを代表だいひょうする画家がかであるティツィアーノへの賞賛しょうさん、フィレンツェとくにミケランジェロ)を擁護ようごしたヴァザーリの『美術家びじゅつか列伝れつでん』への批判ひはん目的もくてきとしている。当時とうじから皮肉ひにく著述ちょじゅつとして有名ゆうめいだったピエトロ・アレティーノミケランジェロ盲信もうしんするトスカーナ出身しゅっしん文法ぶんぽう学者がくしゃファブリーニとの対談たいだんによって構成こうせいされる。本書ほんしょ出版しゅっぱんによりヴァザーリは『美術家びじゅつか列伝れつでん』の改版かいはんでティツィアーノについてげ、さらにミケランジェロを擁護ようごするといううごきをせた。

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ ジェンティーレとの師弟してい関係かんけい確実かくじつではない。たしかなのはカルパッチョは、 ジョヴァンニ・ベリーニアントニオ・ヴィヴァリーニなどとともに、ラッザロ・バスティアーニ英語えいごばん弟子でしであったこと。

出典しゅってん

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  1. ^ ブリタニカ国際こくさいだい百科ひゃっか事典じてんしょう項目こうもく事典じてん, 2010.
  2. ^ 美術びじゅつ出版しゅっぱんしゃ, 美術びじゅつ出版しゅっぱんしゃ編集へんしゅう, 藤原ふじわら, 高階たかしな, 2008, p 229.
  3. ^ Humfrey, 高橋たかはし, 2006, p 112.
  4. ^ Humfrey, 高橋たかはし, 2006, p 9.
  5. ^ 京都きょうと美術館びじゅつかん, 日本にっぽん美術びじゅつ協会きょうかい上野うえのもり美術館びじゅつかん, 産業経済新聞社さんぎょうけいざいしんぶんしゃ, 石鍋いしなべ真澄ますみ, 2006, pp. 12-17.
  6. ^ Brown, 1997, pp.33-34.
  7. ^ 元木もとき, もり, 石鍋いしなべ, 2008, pp. 176-180.
  8. ^ 中山なかやま, 佐々木ささき, 1985, pp.179-180.
  9. ^ 樺山かばやま, 森田もりた, 1992, p 93.
  10. ^ 樺山かばやま, 森田もりた, 1992, pp.11-12.
  11. ^ 樺山かばやま, 森田もりた, 1992, pp.12-13.
  12. ^ a b c 樺山かばやま, 森田もりた, 1992, p 13.
  13. ^ 樺山かばやま, 森田もりた, 1992, pp.74-75.
  14. ^ 樺山かばやま, 森田もりた, 1992, pp.34-36.
  15. ^ 美術びじゅつ出版しゅっぱんしゃ, 美術びじゅつ出版しゅっぱんしゃ編集へんしゅう, 藤原ふじわら, 高階たかしな, 2008, p 75.
  16. ^ 山下やました, 2005, p 159.
  17. ^ Humfrey, 高橋たかはし, 2006, p 120.
  18. ^ a b Art Encyclopedia "Venetian Drawing"
  19. ^ Art Encyclopedia "Colorito"
  20. ^ 松井まつい, 2013, p 39.
  21. ^ a b c d e The J. Paul Getty Museum
  22. ^ a b c d ロマネッリ, 2011, pp. 8-15.
  23. ^ Michel, 小林こばやし, 巖谷いわや, 松田まつだ, 深田ふかた, 田代たしろ, 越川こしかわ, 2012, p 16.

参考さんこう資料しりょう

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文献ぶんけん

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  • Feuillet, Michel ちょ小林こばやしおこり;巖谷いわや睦月むつき;松田まつだ直子なおこ;深田ふかた麻里まり;田代たしろゆう甚;越川こしかわ倫明みちあき やく『イタリア美術びじゅつ白水しろみずしゃ文庫ぶんこクセジュ 972〉、2012ねん9がつISBN 978-4-560-50972-2NCID BB10173822 
  • Humfrey, Peter ちょ高橋たかはし朋子ともこ やく『ルネサンス・ヴェネツィア絵画かいが白水しろみずしゃ、2010ねん8がつISBN 978-4-560-08083-2NCID BB02833788 
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    • ジャンドメニコ・ロマネッリ「ヴェネツィアの肖像しょうぞう」『世界せかい遺産いさんヴェネツィアてん = Venezia: 魅惑みわく芸術げいじゅつ-せんねん』、8-15ぺーじ 
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  • 松井まつい美智子みちこエル・グレコとヴァザーリ(I)─初期しょき男性だんせい裸体らたい素描そびょうさい検討けんとう中心ちゅうしん」『東北学院大学とうほくがくいんだいがく教養きょうよう学部がくぶ論集ろんしゅうだい166かん東北学院大学とうほくがくいんだいがく学術がくじゅつ研究けんきゅうかい宮城みやぎけん、2013ねん12月、33-59ぺーじISSN 1880-3423NAID 400199514222016ねん5がつ29にち閲覧えつらん 
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  • 山下やました『ヴェネーツィアと芸術げいじゅつたち』文芸春秋ぶんげいしゅんじゅう文春ぶんしゅん新書しんしょ〉、2005ねん8がつISBN 4166604570NCID BA73114864 
  • Freedburg, Sidney J. Painting in Italy, 1500–1600, 3rd edn. 1993, Yale, ISBN 0300055870
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  • Steer, John, Venetian painting: A concise history, 1970, London: Thames and Hudson (World of Art), ISBN 0500201013
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ウェブサイト

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参照さんしょう項目こうもく

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外部がいぶリンク

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