永井ながい久一郎ひさいちろう

永井ながい 久一郎ひさいちろう（ながい きゅういちろう、1852年ねん9月15日にち（嘉よしみ永ひさし5年ねん8月がつ2日にち）- 1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）1月がつ2日にち）は、日本にっぽんの漢詩かんし人じん、官僚かんりょう。文部省もんぶしょう、内務省ないむしょう、帝国ていこく大学だいがくなどに勤つとめ、のち日本郵船にっぽんゆうせんに転てんじた。正せい四よん位い。諱いみなは匡ただし温あつし（まさはる）また温あつし、字じは伯はく良りょう・耐たい甫はじめ、号ごうは禾原かげん（かげん）・来らい青あお。久一郎ひさいちろうは通称つうしょう。

永井ながい（ながい） 久一郎ひさいちろう（きゅういちろう）
日本郵船にっぽんゆうせん上海しゃんはい支店してん長ちょう時代じだい
誕生たんじょう	(1852-09-15) 1852年ねん9月15日にち（嘉よしみ永ひさし5年ねん8月がつ2日にち） 尾張おわり国こく愛知あいち郡ぐん牛うし毛げ荒井あらい村むら（現げん・愛知あいち県けん名古屋なごや市し南みなみ区く）
別名べつめい	禾原かげん、来らい青あお（号ごう）、匡ただし温あつし
死没しぼつ	(1913-01-02) 1913年ねん1月がつ2日にち（60歳さい没ぼつ） 東京とうきょう府ふ東京とうきょう市し牛込うしごめ区く大久保おおくぼ余丁よちょう町まち（現げん・東京とうきょう都と新宿しんじゅく区く余丁よちょう町まち）
墓地ぼち	雑司ヶ谷ぞうしがや霊園れいえん（東京とうきょう都と豊島としま区く）
職業しょくぎょう	官僚かんりょう、実業じつぎょう家か
国籍こくせき	日本にっぽん
ジャンル	漢詩かんし
代表だいひょう作さく	『西遊せいゆう詩し』（1898年ねん） 『雪ゆき炎えん百ひゃく日にち吟ぎん稿こう』（1905年ねん）
子供こども	永井ながい荷風かふう

日本にっぽんの政治せいじ家か 永井ながい 久一郎ひさいちろう
小石川こいしかわ区会くかい議員ぎいん
在任ざいにん期間きかん	1889年ねん11月 - 1893年ねん12月18日にち

永井ながい荷風かふうの父ちちである。

生涯しょうがい

帯刀たいとうを許ゆるされた豪農ごうのう永井ながい家かに生うまれた。尾張おわり藩はんに仕つかえ、儒学じゅがく・俳諧はいかい・茶道さどうに通つうじる子孫しそんが多おおかったという。父ちちは鳴尾なるお永井ながい家かの11代目だいめ・匡ただし威い（まさたけ）。桓武かんむ平たいら氏し良兼りょうけん流りゅう長田ながた氏しの庶家である永井ながい氏しの傍系ぼうけいで、親しん致を祖そとする「鳴尾なるお永井ながい氏し」の後裔こうえいである。久一郎ひさいちろうの詩集ししゅう『来らい青あお閣かく集しゅう』によれば、鳴尾なるおの永井ながい氏しは、永井ながい直ただし勝かちの庶子しょし・正直しょうじきに始はじまっている。

初はじめ知多ちた郡ぐん大高おだか村むら（現げん、名古屋なごや市し緑みどり区く）長寿寺ちょうじゅじの鷲巣わしず上人しょうにんに学まなび、12歳さいの頃ころから漢詩かんしを作つくった。次ついで尾張おわり藩はん藩儒はんじゅ鷲津わしづ毅堂きどうの塾生じゅくせいとなって儒学じゅがくを修おさめ、また漢詩かんしを森もり春はる濤に学まなんだ。1868年ねん、新しん政府せいふに招まねかれて京都きょうとへ赴おもむく毅堂きどうに従したがい、翌年よくねんの東京とうきょう奠都てんとののちは、師しとともに駿河台するがだいさいかち坂ざかの官舎かんしゃに住すんだ。この東京とうきょう遊学ゆうがくの前まえ、家督かとくを次つぎ弟おとうと冬季とうき三さん郎ろうに譲ゆずっている。名古屋なごや藩はんの貢みつぎ進しん生せいとなって大学南だいがくみなみ校こう、箕作みつくり麟祥りんしょうの塾じゅく、慶應義塾けいおうぎじゅくに学まなび、翌年よくねん藩はん命いのちによりアメリカに留学りゅうがくし、英語えいごとラテン語らてんごを修おさめた。

1873年ねん（21歳さい）、帰国きこくし、翌年よくねんから、工こう部ぶ省しょう二に等とう少しょう師し、文部省もんぶしょう九きゅう等とう出仕しゅっし、同どう医務いむ局きょく勤務きんむ、そして1875年ねん、書籍しょせき館かん兼けん博物館はくぶつかん勤務きんむ、八はち等とう出仕しゅっし博物館はくぶつかん書籍しょせき館長かんちょう補ほとしてそれらの創設そうせつに努つとめたのち、1877年ねん、東京とうきょう女子じょし師範しはん学校がっこう（現げん・お茶ちゃの水女子大学みずじょしだいがく）三さん等とう教諭きょうゆ兼けん幹事かんじ。この年とし、師し毅堂きどうの二女じじょ・恒つねを妻つまとし、東京とうきょう市し小石川こいしかわ区く金富かなとみ町まち（現げん、文京ぶんきょう区く春日しゅんじつ2丁目ちょうめ）の家いえに住すんだ。襟えり川かわ楼ろうまたは来らい青あお閣かくを称しょうした。

1879年ねん内務省ないむしょう衛生局えいせいきょく御用ごよう掛かけ、翌年よくねん衛生局えいせいきょく統計とうけい課長かちょう、1884年ねん、日本にっぽん代表だいひょうとしてロンドンの万国ばんこく衛生えいせい博覧はくらん会かいに臨のぞんでのちヨーロッパを視察しさつし、翌年よくねん帰国きこく後ご、衛生局えいせいきょく第だい3部長ぶちょう。1886年ねん、帝国ていこく大学だいがく書記官しょきかん。並行へいこうして共立きょうりつ女子じょし職業しょくぎょう学校がっこう（現げん、共立女子大学きょうりつじょしだいがく）の創立そうりつに関かかわり、校長こうちょう代理だいりや監事かんじ役やくを務つとめた。1889年ねん、文部もんぶ大臣だいじんの首席しゅせき秘書官ひしょかん、翌年よくねん文部省もんぶしょう会計かいけい局長きょくちょう兼けん参事官さんじかん。1893年ねん、文部もんぶ書記官しょきかん高等官こうとうかん三さん等とう。この年とし、金富かなとみ町まちの邸やしきを売うり、麹こうじ町まち区内くないの借家しゃくやへ移うつった。

1897年ねん（45歳さい）、文部省もんぶしょうを辞じし、西園寺さいおんじ公望きんもち・伊藤いとう博文ひろぶみ・加藤かとう高明こうめいらの斡旋あっせんで日本郵船にっぽんゆうせん上海しゃんはい支店してん長ちょうとなり、単身たんしん赴任ふにんした。夏なつに家族かぞくが訪おとずれた。上海しゃんはい在勤ざいきん中ちゅうは、在官ざいかん中ちゅう疎遠そえんにした漢詩かんしに再ふたたび打うち込こみ、彼かれの地ちの詩人しじん等とうと親交しんこうした。1900年ねん横浜よこはま支店してん長ちょうに転てんじるときの別離べつりの宴うたげは盛大せいだいで、餞はなむけけの詩しは、40余人よにんの182首しゅに及およんだという。

この1900年ねんの秋あき、牛込うしごめ区く大久保おおくぼ余丁よちょう町まち（現げん、新宿しんじゅく区く余丁よちょう町まち）に家いえを構かまえ、再ふたたび来らい青あお閣かくと称しょうして屋内おくないを中国ちゅうごく風ふうに設しつらえた。

1911年ねん（59歳さい）、退職たいしょくし、漢詩かんしに徹てっしたかたわら、翌年よくねん『維新いしん史料しりょう編纂へんさん会かい委員いいん』を引ひき受うけた。

1912年ねん12月30日にち、盆栽ぼんさいを雪ゆきから守まもろうと庭にわに降おりて脳溢血のういっけつで卒倒そっとうし、年としを越こした1913年ねん1月がつ2日にちに没ぼっした。故人こじんは宗教しゅうきょうを持もたなかったが、葬儀そうぎは牧師ぼくしによって行おこなわれ、雑司ヶ谷ぞうしがや墓地ぼちに葬ほうむられた。1878年ねんに夭折ようせつした長女ちょうじょのために、久一郎ひさいちろうが構かまえた墓所はかしょである。

家族かぞく・親族しんぞく

永井ながい家か

右みぎより壮たけし吉よし、恆つね、久一郎ひさいちろう、威い三郎さぶろう、貞二郎ていじろう
（1902年ねん-1903年ねんころ、余丁よちょう町まち永井ながい邸ていにて）

詳細しょうさいは「永井ながい荷風かふう#家族かぞく・親族しんぞく」を参照さんしょう

• 妻つまつね（鷲津わしづ毅堂きどうの娘むすめ、1863年ねん - 1937年ねん）
• 女おんな（夭折ようせつ 1878年ねん）
• 息子むすこ
  • 壮たけし吉よし（荷風かふう 1879年ねん - 1959年ねん）
  • 貞二郎ていじろう（鷲津わしづ姓せい、牧師ぼくし 1883年ねん - 1927年ねん）
  • 威い三さん郎ろう（農学のうがく者しゃ 1887年ねん - 1971年ねん）

略りゃく系図けいず

鷲津わしづ蓉裳

（氏名しめい不明ふめい）

（氏名しめい不明ふめい）

鷲わし津名つな都と江こう （小鳩こばとくるみ）

鷲津わしづ毅堂きどう

恒つね

永井ながい壮たけし吉きち （永井ながい荷風かふう）

永井ながい永光ながみつ

永井ながい壮たけし一郎いちろう

鷲津わしづ貞二郎ていじろう

永井ながい久一郎ひさいちろう

永井ながい威たけし三郎さぶろう

永井ながい匡ただし威たけし

永井ながい松まつ右みぎ衛門えもん

永井ながい松三まつぞう

永井ながい邦夫くにお

西にし竹一たけいち

西にし泰徳やすのり

武子たけこ

柳原やなぎはら義光よしみつ

川村かわむら鉄太郎てつたろう

花子はなこ

艶子つやこ

阪本さかもと瑞男みずお

野村のむら万作まんさく

野村のむら萬まん斎とき

阪本さかもと釤之助すけ

阪本さかもと越郎えつろう

阪本さかもと若葉わかば子こ

坂本さかもと鹿しか名めい夫おっと

永井ながい佐たすく々吉よし

古井ふるい喜き実み

ふく

馳はせ浩ひろし

小野寺おのでら房子ふさこ

高見たかみ恭子きょうこ

高見たかみ順じゅん

由紀子ゆきこ

秋子あきこ

大島おおしま成友しげとも

大島おおしま久満ひさみつ次じ

大島おおしま一雄かずお （杵きね屋や五ご叟）

永井ながい永光ながみつ

永井ながい銉次

永井ながい頑頡

栄典えいてん

• 1881年ねん（明治めいじ14年ねん）4月がつ25日にち - 正せい七なな位い
• 1883年ねん（明治めいじ16年ねん）2月がつ2日にち - 従したがえ六ろく位い
• 1890年ねん（明治めいじ23年ねん）2月がつ7日にち - 正せい六ろく位い
• 1891年ねん（明治めいじ24年ねん）6月27日にち - 勲くん六ろく等とう瑞宝章ずいほうしょう
• 1891年ねん（明治めいじ24年ねん）12月21日にち - 従したがえ五ご位い
• 1895年ねん（明治めいじ28年ねん）6月21日にち - 勲くん五ご等とう瑞宝章ずいほうしょう
• 1896年ねん（明治めいじ29年ねん）12月21日にち - 正せい五ご位い
• 1897年ねん（明治めいじ30年ねん）3月16日にち - 従したがえ四よん位い
• 1906年ねん（明治めいじ39年ねん）4月がつ11日にち - 勲くん五ご等とう双そう光こう旭日きょくじつ章あきら
• 1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）1月がつ4日にち - 正せい四よん位い

著作ちょさく

• 『巡めぐ欧おう記き実じつ 衛生えいせい二に大だい工事こうじ』 忠ちゅう愛社あいしゃ、1887年ねん4月がつ
• 『西遊せいゆう詩し』 1898年ねん
  • 『西にし游ゆう詩し続ぞく稿こう』 1900年ねん（全ぜん2冊さつ）
  • 『西にし游ゆう詩し再さい続ぞく稿こう』 1902年ねん
• 『淞水驪謌 坿別集しゅう』 1900年ねん
• 『雪ゆき炎えん百ひゃく日にち吟ぎん稿こう』 1905年ねん
• 『観光かんこう私記しき』 1910年ねん
  • 『幕末ばくまつ明治めいじ中国ちゅうごく見聞けんぶん録ろく集成しゅうせい 第だい19巻かん』 小島こじま晋すすむ治ち監修かんしゅう、ゆまに書房しょぼう、1997年ねん10月がつ、ISBN 4897142253
• 『来らい青あお閣かく集しゅう』 1913年ねん（全ぜん4冊さつ）
  • 『詩集ししゅう日本にっぽん漢詩かんし 第だい19巻かん』 富士川ふじかわ英郎ひでおほか編へん、汲古書院しょいん、1989年ねん7月がつ
• 「禾原かげん先生せんせい遊学ゆうがく日誌にっし」（『花月かげつ』第だい7号ごう、新橋しんばし堂どう、1918年ねん11月 ／ 同誌どうし第だい8号ごう、1918年ねん12月がつ）
  • 永井ながい荷風かふう『荷風かふう全集ぜんしゅう 第だい二に十じゅう六ろく巻かん』 岩波書店いわなみしょてん、1965年ねん1月がつ - 抄録しょうろく
    • 新版しんぱん『荷風かふう全集ぜんしゅう 第だい十じゅう三さん巻かん』 岩波書店いわなみしょてん、1993年ねん4月がつ、ISBN 4000917331
  • 瀬戸口せとぐち龍一りゅういち「永井ながい久一郎ひさいちろうと専修大学せんしゅうだいがく創立そうりつ者しゃたち：「禾原かげん先生せんせい遊学ゆうがく日誌にっし」からみるアメリカ留学生りゅうがくせいの実態じったいについて」『専修大学せんしゅうだいがく史し紀要きよう』 3号ごう p.55-79, 2011-03-31。NAID 120006792852、doi:10.34360/00002771

翻訳ほんやく

• 『百科全書ひゃっかぜんしょ 豚ぶた兎うさぎ食用しょくよう鳥篭とりかご鳥とり篇へん』 文部省もんぶしょう、1876年ねん

  ウィリアム・チェンバース、ロバート・チェンバース編へん Chambers's Information for the People 中なかの "Pigs-Rabbits-Poultry-Cage-Birds" の翻訳ほんやく。

  • 『百科全書ひゃっかぜんしょ 第だい八はち冊さつ』 文部省もんぶしょう ／ 有隣堂ゆうりんどう
  • 『百科全書ひゃっかぜんしょ 中ちゅう巻まき』 丸善まるぜん商社しょうしゃ出版しゅっぱん、1884年ねん5月がつ ／ ゆまに書房しょぼう、1985年ねん2月がつ
  • 文部省もんぶしょう編へん 『文部省もんぶしょう百科全書ひゃっかぜんしょ 9』 青史せいし社しゃ、1985年ねん2月がつ
• 『百科全書ひゃっかぜんしょ 水運すいうん』 文部省もんぶしょう、1877年ねん

  Chambers's Information for the People 中なかの "Maritime Conveyance" の翻訳ほんやく。

  • 『百科全書ひゃっかぜんしょ 第だい六ろく冊さつ』 文部省もんぶしょう ／ 有隣堂ゆうりんどう
  • 『百科全書ひゃっかぜんしょ 上巻じょうかん』 丸善まるぜん商社しょうしゃ出版しゅっぱん、1884年ねん1月がつ ／ ゆまに書房しょぼう、1985年ねん2月がつ
  • 文部省もんぶしょう編へん 『文部省もんぶしょう百科全書ひゃっかぜんしょ 7』 青史せいし社しゃ、1984年ねん12月
• 『百科全書ひゃっかぜんしょ 希まれ臘史』 文部省もんぶしょう、1878年ねん10月がつ

  Chambers's Information for the People 中なかの "History of Greece" の翻訳ほんやく。

  • 『百科全書ひゃっかぜんしょ 第だい十じゅう二に冊さつ』 文部省もんぶしょう ／ 有隣堂ゆうりんどう
  • 前掲ぜんけい 『百科全書ひゃっかぜんしょ 中ちゅう巻まき』
  • 文部省もんぶしょう編へん 『文部省もんぶしょう百科全書ひゃっかぜんしょ 13』 青史せいし社しゃ、1985年ねん8月がつ
• 『蘭らん均ひとし氏し汽機学がく』 文部省もんぶしょう編輯へんしゅう局きょく、1885年ねん7月がつ上じょう冊さつ ／ 1885年ねん9月がつ下か冊さつ・附図ふず

  ウィリアム・ランキン A Manual of the Steam Engine and Other Prime Movers の翻訳ほんやく。

参考さんこう文献ぶんけん

• 秋庭あきば太郎たろう『考証こうしょう 永井ながい荷風かふう』岩波書店いわなみしょてん、1966年ねん9月がつ。 
• 永井ながい荷風かふう『下谷しもたに叢くさむら話ばなし』岩波いわなみ文庫ぶんこ、2000年ねん9月がつ。ISBN 4-00-310428-5。 
• 秦はた郁いく彦 編へん『日本にっぽん近きん現代げんだい人物じんぶつ履歴りれき事典じてん』東京大学とうきょうだいがく出版しゅっぱん会かい、2002年ねん5月がつ。ISBN 4-13-030120-9。 
• 福田ふくだ清人きよひと・網野あみの義よし紘ひろし 編へん『永井ながい荷風かふう』清水しみず書院しょいん〈Century Books 人じんと作品さくひん43〉、1984年ねん10月がつ。 新版しんぱん2017年ねん
• 「永井ながい久一郎ひさいちろう氏し」（三田みた商業しょうぎょう研究けんきゅう会かい編へん 編へん『慶應義塾けいおうぎじゅく出身しゅっしん名流めいりゅう列伝れつでん』実業じつぎょう之の世界せかい社しゃ、1909年ねん6月がつ。 ）
• 『永井ながい荷風かふう　新潮しんちょう日本にっぽん文学ぶんがくアルバム 23』新潮社しんちょうしゃ、1985年ねん9月がつ。ISBN 4-10-620623-4。 
• 「従したがえ四位勲五等永井久一郎特旨叙位ノ件けん」（国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かん所蔵しょぞう 「叙位じょい裁可さいか書しょ・大正たいしょう二に年ねん・叙位じょい巻一けんいち」） - アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.A12090128700

関連かんれん文献ぶんけん

• 永井ながい威たけし三郎さぶろう『風樹ふうじゅの年輪ねんりん』俳句はいく研究けんきゅう社しゃ、1968年ねん10月がつ。