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西国街道 - Wikipedia
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西国さいごく街道かいどう

江戸えど時代じだいにおける街道かいどうの1つ
曖昧さ回避 この項目こうもくでは、近世きんせいの山陽さんよう道どうについて説明せつめいしています。古代こだい・中世ちゅうせいなどの山陽さんよう道どうについては「山陽さんよう道どう」を、現代げんだいの国道こくどう(京都きょうと-西宮にしのみや)については「国道こくどう171号ごう」を、同どう(西宮にしのみや以西いせい)については「国道こくどう2号ごう」をご覧らんください。

西国さいごく街道かいどう（さいごく〈さいこく・せいごく・せいこく〉かいどう）は、江戸えど時代じだいにおける街道かいどうの1つであり、近世きんせい山陽さんよう道どうの別名べつめいである。京都きょうとから下関しものせき、あるいは九州きゅうしゅうの太宰府だざいふまでの経路けいろで[1][注ちゅう 1]、律令りつりょう時代じだいに大路おおじとして整備せいびされた「山陽さんよう道どう」とほぼ一致いっちする[2][3]。

西国さいごく街道かいどうの指標しひょう（神戸こうべ市し兵庫ひょうご区く新開地しんかいち）
寛文ひろふみ9年ねん銘めい道標どうひょう（市し指定してい文化財ぶんかざい）

狭義きょうぎの西国さいこく街道かいどうとして、同どう街道かいどうのうち京都きょうと - 西宮にしのみやまでの区間くかん[4]（山崎やまざき通とおる[3]）、あるいは同おなじく山陽さんよう道どうとして西宮にしのみや - 下関しものせきの区間くかんを指さすこともある[5]。なお、西国さいこく路ろ（さいごく〈さいこく・せいごく・せいこく〉じ）、中国ちゅうごく街道かいどう（ちゅうごくかいどう）、中国ちゅうごく路ろ（ちゅうごくじ）[1][注ちゅう 2]、山陽さんよう路ろ（さんようじ）などとも呼よばれる[6]。

概要がいよう

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江戸えど時代じだいには、いわゆる「街道かいどう」が整備せいびされることになった。この街道かいどうにおいては、藩はん領内りょうないであっても江戸えど幕府ばくふの道中どうちゅう奉行ぶぎょうが支配しはいするなど、再ふたたび中央ちゅうおうと地方ちほうの連絡れんらくが国家こっか的てきに整備せいびされたともいえる。街道かいどうには宿場しゅくば（宿駅しゅくえき）が指定していされ、人馬じんばの継立つぎたてを行おこなう問屋場とんやばや、諸もろ大名だいみょうの宿舎しゅくしゃとしての本陣ほんじん、脇本わきもと陣じん、そして武士ぶしや一般いっぱん庶民しょみんなどの宿舎しゅくしゃであった旅籠はたごなどが整備せいびされた。

江戸えど時代じだいの道路どうろとして、当時とうじ、西国さいごく街道かいどう（または西国さいごく往還おうかん）とも呼よばれた山陽さんよう道どうは、京都きょうとの羅ら城門じょうもん（東寺とうじ口くち）から赤あか間あいだ関せき（あかまがせき：現在げんざいの下関しものせき市し）に至いたる道みちとして再さい整備せいびされたものである。幕府ばくふは、江戸えどを中心ちゅうしんとした五ご街道かいどうに重点じゅうてんを置おく街道かいどう整備せいび政策せいさくを行おこなったが、その延長線えんちょうせん上じょうに山陽さんよう道どうは脇わき往還おうかん（脇わき街道かいどう）に位置付いちづけられることとなった[5][7]。この街道かいどうは、道幅みちはば二に間あいだ半はん（約やく4.5m）と定さだめられ整備せいびされた[8][9]。下関しものせきから関門海峡かんもんかいきょうを越こえて小倉おぐらへと至いたることで、江戸えどと長崎ながさきを結むすぶ幹線かんせん道路どうろでもあった。これらのことは寛永かんえい10年ねん（1633年ねん）の幕府ばくふ巡視じゅんし使しの巡視じゅんしを契機けいきとしたが[8]、寛永かんえい12年ねん（1635年ねん）参勤交代さんきんこうたい制せいの確立かくりつのためにも重要じゅうような街道かいどうであった。

なお、呼称こしょうには多少たしょうの重複じゅうふく混同こんどうが生しょうじているが、安土あづち桃山ももやま時代じだい頃ころまで前述ぜんじゅつの京都きょうと - 西宮にしのみや間あいだは山崎やまざき街道かいどう（唐から街道かいどうと山崎やまざき通どおり[10]）、そして西宮にしのみや - 下関しものせき間あいだを狭義きょうぎの西国さいごく街道かいどう（山陽さんよう道どう[5]）、大坂おおさか - 尼崎あまがさき - 西宮にしのみや間あいだは中国ちゅうごく街道かいどう[注ちゅう 3] などと呼称こしょうされる。

特とくに長州ちょうしゅう藩はんは整備せいびに力ちからを注そそいでおり、同どう藩はんが慶安けいあん2年ねん（1649年ねん）に幕府ばくふへ提出ていしゅつした絵図えず（正保しょうほう国こく絵図えず）には、山陽さんよう道どうに30か所しょの馬うま継つぎを設置せっちしたことが記しるされている。

区分くぶん

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京都きょうとから下関しものせきまでのうち、以下いかのように区分くぶんされることもある（多少たしょうの重複じゅうふくがある）。

京都きょうと - 西宮にしのみや（山崎やまざき通とおる）

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西国さいごく街道かいどうのうち、特とくに6宿駅しゅくえき、山崎やまざき宿やど（大山崎おおやまざき町まち・島本しまもと町まち）・芥川あくたがわ宿やど（高槻たかつき市し）・郡山こおりやま宿やど（茨木いばらぎ市し）・瀬川せかわ宿やど（箕面みのお市し）・昆陽こや宿やど（伊丹いたみ市し）・西宮にしのみや宿やど（西宮にしのみや市し）が設もうけられていた。京都きょうとから西宮にしのみやの区間くかんを指さして山崎やまざき街道かいどう（やまさきかいどう）、山崎やまざき路ろ（やまさきじ）、山崎やまざき通とおる（やまさきのみち）といった。大坂おおさかを経由けいゆせずに西国さいごくへ抜ぬける脇わき街道かいどうとして西国さいごく大名だいみょうの参勤交代さんきんこうたいに利用りようされ、繁栄はんえいした。

なお、狭義きょうぎの西国さいこく街道かいどうとして、この山崎やまざき通どおりを西国さいこく街道かいどうと呼よび、西宮にしのみや以西いせいのルートを山陽さんよう街道かいどうとすることもある[11]。

現在げんざい、旧きゅう街道かいどうと並行へいこうするように国道こくどう171号ごうが京都きょうと - 神戸こうべ（西宮にしのみや - 神戸こうべ間あいだは国道こくどう2号ごう重複じゅうふく）間あいだを結むすんでいる[3]。

さらに山崎やまざき通どおりとは別べつに、京都きょうと - 西宮にしのみや間あいだを伏見ふしみ・枚方ひらかた・大坂おおさか・神崎かんざき・尼崎あまがさき経由けいゆで結むすぶ街道かいどうもある。京都きょうと - 大坂おおさか間あいだには京街道きょうかいどう （大坂おおさか街道かいどう）があり、東海道とうかいどうとも連結れんけつする。大坂おおさか - 西宮にしのみや間あいだには浜はま街道かいどう（はまかいどう）があり、別名べつめいで狭義きょうぎの中国ちゅうごく街道かいどう（ちゅうごくかいどう）、中国ちゅうごく路ろ（ちゅうごくじ）、中国ちゅうごく道どう（ちゅうごくどう）とも呼よばれた。両りょう街道かいどうとも現在げんざいでも主要しゅような幹線かんせん道路どうろのルートとして引ひき継つがれている。

西宮にしのみや - 下関しものせき

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西宮にしのみや - 下関しものせきまでを狭義きょうぎの西国さいこく街道かいどうとすることもある。

兵庫ひょうご県けん内うちの打出うちで（芦屋あしや）から[12]生田いくた神社じんじゃ（神戸こうべ元町もとまち）の南みなみまで[13]、街道かいどうは山側やまがわと海うみ側がわの南北なんぼく二に手てに分岐ぶんきしており、山やま（北きた）側がわのルートを西国さいごく本ほん街道かいどう（西国さいごく街道かいどう）、およそ1km離はなれて並行へいこうする海うみ（南みなみ）側がわのルートは西国さいごく浜はま街道かいどう（浜はま街道かいどう）と呼よばれた[14][15]。

広島ひろしま藩はんでは「西国さいごく街道かいどう」と呼称こしょうされていたといわれるが[1]、現在げんざいの岡山おかやま県けんや広島ひろしま県けん東部とうぶ（かつて備後びんご福山ふくやま藩はんであった福山ふくやま市しと尾道おのみち市しの一部いちぶ）、それに山口やまぐち県けんでは「山陽さんよう道どう」と呼よび、山陽自動車道さんようじどうしゃどうの略称りゃくしょうと区別くべつするために「旧きゅう山陽さんよう道どう」と呼よぶのが一般いっぱん的てき。しかも、現在げんざいの岡山おかやま県けん岡山おかやま市しから広島ひろしま県けん福山ふくやま市しにかけて並行へいこうする鴨方かもがた往来おうらいを「西国さいごく街道かいどう」と呼よび[16]、明治めいじには「西国さいごく県道けんどう」と呼よんでいた[17][18]。

 
広島ひろしま県けん福山ふくやま市し霞かすみ町まちを通とおる鴨方かもがた往来おうらい。案内あんない板ばんには「西国さいごく街道かいどう」とある。（2022年ねん撮影さつえい）

徳川とくがわ道みち

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幕末ばくまつの兵庫ひょうご開港かいこう要求ようきゅう事件じけんに伴ともない、生麦なまむぎ事件じけんのような外国がいこく人じんと大名だいみょう行列ぎょうれつの衝突しょうとつを避さけるために、石屋いしや川がわ（神戸こうべ市し東灘ひがしなだ区く）から大蔵谷おおくらだに（明石あかし市し）の間あいだを六甲山ろっこうざん中なかを抜ぬけて迂回うかいする西国さいごく往還おうかん付づけ替がえ道どうが開削かいさくされた。兵庫ひょうご（実際じっさいには東ひがしへ離はなれた神戸こうべ）開港かいこうと同日どうじつの慶応けいおう3年ねん12月7日にち（1868年ねん1月がつ1日にち）に開通かいつうしたこの付づけ替がえ道どうは全長ぜんちょう約やく33kmで[注ちゅう 4]、総そう予算よさん額がくは当時とうじの貨幣かへいで3万まん6,189両りょうであった。しかし、開港かいこう2日にち後ごに王政おうせい復古ふっこ、鳥羽とば・伏見ふしみの戦たたかい後ごの慶応けいおう4年ねん1月がつ9日にち（1868年ねん2月がつ2日にち）に兵庫ひょうご奉行ぶぎょうが江戸えどへ逃のがれたため、公式こうしきに使つかわれることは一いち度どもないまま、慶応けいおう4年ねん8月がつ13日にち（1868年ねん9月がつ28日にち）付づけで廃止はいしされた。近年きんねんになり六甲山ろっこうざん系けい摩耶山まやさん登山とざん道どうとして神戸こうべ市内しないの一部分いちぶぶん約やく4.7km（杣そま谷たに登山とざん口こう - 杣そま谷たに峠とうげ - 桜谷さくらだに分岐ぶんき - 森林しんりん植物しょくぶつ園えん東口ひがしぐち）[注ちゅう 5] が再さい整備せいびされ、この区間くかんを地元じもとでは徳川とくがわ道みちと呼よんでいる[19][20][21]。なお、慶応けいおう4年ねん1月がつ11日にち（1868年ねん2月がつ4日にち）に元来がんらいの西国さいこく街道かいどう三宮さんのみや神社じんじゃ前まえで神戸こうべ事件じけんが発生はっせいした。ただし、西国さいごく街道かいどうの付つけ替かえ以前いぜんの問題もんだいとして、開港かいこうまでに間まに合あわなかった神戸こうべ外国がいこく人じん居留きょりゅう地ちが未いまだ造成ぞうせい工事こうじ中ちゅうだった（居留きょりゅう地ち造成ぞうせい工事こうじ完工かんこうは1868年ねん8月がつ14日にち、永代ながよ借地しゃくち権けん第だい1回かい競売きょうばいは9月がつ10日とおか）。明治めいじ新しん政府せいふは慶応けいおう4年ねん3月がつに居留きょりゅう地ち（造成ぞうせい中ちゅう）を小しょう迂回うかいする別べつの道みちを設もうけている。

起点きてん: 西国さいごく街道かいどうより分岐ぶんき（現在げんざいの国道こくどう2号線ごうせん 灘なだ区く御影石みかげいし町まち[22] 付近ふきん） - 石屋いしや川がわ - 阪急はんきゅう六甲ろっこう駅えき南みなみ・八幡やはた町まち - 神戸こうべ護国ごこく神社じんじゃ - 杣そま谷だに（そまだに）登山とざん口こう - (杣そま谷たに沿ぞい) - 杣そま谷たに峠とうげ - (摩耶山まやさん北きた斜面しゃめん) - 桜谷さくらだに分岐ぶんき - （生田川いけだがわ沿そい） - 森林しんりん植物しょくぶつ園えん東門ひがしもん - 弘ひろ陵りょう学園がくえん高校こうこう正門せいもん前まえ - 北きた区く山田町小部やまだちょうおうぶ - 鈴蘭すずらん台だい - 白川しらかわ - 高塚山たかつかやま - 終点しゅうてん：西国さいごく街道かいどうより分岐ぶんき（現在げんざいの国道こくどう2号線ごうせん 明石あかし市し大蔵谷おおくらだに付近ふきん）

宿場しゅくば一覧いちらん

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宿駅しゅくえき 所在地しょざいち（比定ひてい地ち） 特記とっき事項じこう
京都きょうと東寺とうじ（起点きてん）[23]
山崎やまざき 京都きょうと府ふ大山崎おおやまざき町まち
大阪おおさか府ふ島本しまもと町まち
芥川あくたがわ 大阪おおさか府ふ高槻たかつき市し
郡山こおりやま 大阪おおさか府ふ茨木いばらぎ市し 郡山こおりやま宿やど本陣ほんじんが現存げんそん
瀬川せかわ 大阪おおさか府ふ箕面みのお市し 能勢のせ街道かいどうとの結節けっせつ点てん
昆陽こんよう 兵庫ひょうご県けん伊丹いたみ市し
西宮にしのみや 兵庫ひょうご県けん西宮にしのみや市し
兵庫ひょうご津つ 兵庫ひょうご県けん神戸こうべ市し兵庫ひょうご区く 本陣ほんじんは神明しんめい町まちに、脇本わきもと陣じんは神明しんめい町まちに1軒けん、小しょう広ひろ町まちに3軒けんあった[24]。
大蔵谷おおくらだに 兵庫ひょうご県けん明石あかし市し 『慶長けいちょう播磨はりま国こく絵図えず』には「王子おうじ町まち」の記載きさいあり[23]。
王子おうじ町まちの宿駅しゅくえきは、明石あかし、さらに大蔵谷おおくらだに村むらへと移うつされた（時期じき不明ふめい）[23]。
大久保おおくぼ 兵庫ひょうご県けん明石あかし市し 寛永かんえい年間ねんかんに宿駅しゅくえきとして追加ついか[23]。
ただし、大久保おおくぼ町まちに本陣ほんじんができたのは江戸えど初期しょきの慶長けいちょう5年ねんから18年ねん頃ごろとされる[25]。
加古川かこがわ 兵庫ひょうご県けん加古川かこがわ市し
御ご着ちゃく 兵庫ひょうご県けん姫路ひめじ市し
姫路ひめじ 兵庫ひょうご県けん姫路ひめじ市し
鵤いかる 兵庫ひょうご県けん太子たいし町まち鵤いかる 寛永かんえい年間ねんかんに宿駅しゅくえきとして追加ついか[23]。
正せい條じょう 兵庫ひょうご県けんたつの市し 寛永かんえい年間ねんかんに宿駅しゅくえきとして追加ついか[23]。
片島かたしま 兵庫ひょうご県けんたつの市し
有ゆう年ねん 兵庫ひょうご県けん赤穂あこう市し 『慶長けいちょう播磨はりま国こく絵図えず』には「西にしうね」の記載きさいあり[23]。
西有年にしうねの宿駅しゅくえきは東有年ひがしうねに移うつされた（時期じき不明ふめい）[23]。
三さん石せき 岡山おかやま県けん備前びぜん市し
片上かたがみ 岡山おかやま県けん備前びぜん市し
藤井ふじい 岡山おかやま県けん岡山おかやま市し東ひがし区く
岡山おかやま 岡山おかやま県けん岡山おかやま市し北きた区く
板倉いたくら 岡山おかやま県けん岡山おかやま市し北きた区く 真金まがね一里塚いちりづかが現存げんそん、「旧きゅう板倉いたくら宿やど」跡地あとち看板かんばん設置せっち
川辺かわべ 岡山おかやま県けん倉敷くらしき市し
矢掛やかげ 岡山おかやま県けん矢掛やかげ町まち 本陣ほんじん・脇本わきもと陣じんが現存げんそん
七なな日にち市し 岡山おかやま県けん井原いはら市し
高屋たかや 岡山おかやま県けん井原いはら市し
神辺かんべ 広島ひろしま県けん福山ふくやま市し 本陣ほんじんが現存げんそん
今津いまづ 広島ひろしま県けん福山ふくやま市し
尾道おのみち 広島ひろしま県けん尾道おのみち市し
三原みはら 広島ひろしま県けん三原みはら市し
本郷ほんごう 広島ひろしま県けん三原みはら市し
四日市よっかいち 広島ひろしま県けん東広島ひがしひろしま市し 別名べつめい西条さいじょう
海田かいた市し 広島ひろしま県けん海田かいた町まち
広島ひろしま 広島ひろしま県けん広島ひろしま市し
廿日市はつかいち 広島ひろしま県けん廿日市はつかいち市し
玖波くば 広島ひろしま県けん大竹おおたけ市し
関戸せきと 山口やまぐち県けん岩国いわくに市し
玖珂くが 山口やまぐち県けん岩国いわくに市し
高森たかもり 山口やまぐち県けん岩国いわくに市し
今市いまいち 山口やまぐち県けん周しゅう南市みなみいち
呼坂よびさか 山口やまぐち県けん周しゅう南市みなみいち
久保くぼ市し 山口やまぐち県けん下松しもまつ市し
花岡はなおか 山口やまぐち県けん下松しもまつ市し
徳山とくやま 山口やまぐち県けん周しゅう南市みなみいち
福川ふくがわ 山口やまぐち県けん周しゅう南市みなみいち
富海とどみ 山口やまぐち県けん防府ほうふ市し
宮みや市し 山口やまぐち県けん防府ほうふ市し
小郡おごおり 山口やまぐち県けん山口やまぐち市し
山中さんちゅう 山口やまぐち県けん宇部うべ市し
船木ふなき 山口やまぐち県けん宇部うべ市し
厚狭あさ市し 山口やまぐち県けん山陽さんよう小野田おのだ市し
吉田よしだ 山口やまぐち県けん下関しものせき市し
小月おづき 山口やまぐち県けん下関しものせき市し
長ちょう府ふ 山口やまぐち県けん下関しものせき市し
下関しものせき（終点しゅうてん） 山口やまぐち県けん下関しものせき市し

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 長崎ながさきまでともされる。
  2. ^ 大坂おおさか - 西宮にしのみやを結むすぶ街道かいどう（浜はま街道かいどう）も中国ちゅうごく街道かいどう・中国ちゅうごく路ろとも呼よばれる。
  3. ^ 西宮にしのみや - 下関しものせき間あいだ、もしくは山陽さんよう道どう全体ぜんたいを中国ちゅうごく街道かいどうと呼称こしょうすることもある。
  4. ^ 資料しりょうにより32kmとするものもある。
  5. ^ 杣そま谷たに登山とざん口こうと森林しんりん植物しょくぶつ園えん東口ひがしぐちの間あいだを、山やまと高原こうげん地図ちずより距離きょり測定そくてい。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c 梶本かじもと (2003)、2頁ぺーじ
  2. ^ 関西かんさい歴史れきし散歩さんぽの会かい (2005)、7-8頁ぺーじ
  3. ^ a b c 兵庫ひょうご県けん教育きょういく委員いいん会かい (2006)、263頁ぺーじ
  4. ^ 関西かんさい歴史れきし散歩さんぽの会かい (2005)、5頁ぺーじ
  5. ^ a b c 竹内たけうち (2006)、176頁ぺーじ
  6. ^ 松村まつむら明あきら監修かんしゅう『大辞泉だいじせん』小学しょうがく館かん（1998年ねん）
  7. ^ 関西かんさい歴史れきし散歩さんぽの会かい (2005)、18-20頁ぺーじ
  8. ^ a b 梶本かじもと (2003)、3頁ぺーじ
  9. ^ 竹内たけうち (2006)、176-177頁ぺーじ
  10. ^ 竹内たけうち (2006)、174頁ぺーじ
  11. ^ 新村しんむら出いずる監修かんしゅう『広辞苑こうじえん』岩波書店いわなみしょてん（1998年ねん）
  12. ^ 橘川きつかわ (1994)、28-29頁ぺーじ
  13. ^ 橘川きつかわ (1994)、56頁ぺーじ
  14. ^ 橘川きつかわ (1994)、36頁ぺーじ
  15. ^ 神戸新聞社こうべしんぶんしゃ編へん『兵庫ひょうごの街道かいどう』神戸こうべ新聞しんぶん総合そうごう出版しゅっぱん（1974年ねん）
  16. ^ 岡山おかやま県けん教育きょういく委員いいん会かい 1993, p. 61.
  17. ^ 花田はなた一重かずしげ 1951, p. 72.
  18. ^ 岡おか道夫みちお 1927, p. 139.
  19. ^ “幕末ばくまつの不運ふうん「徳川とくがわ道みち」”. 本ほん高砂たかさご屋や. 2018年ねん4月がつ1日にち閲覧えつらん。
  20. ^ “みち”. 神戸こうべ市し灘なだ区役所くやくしょ. 2018年ねん4月がつ1日にち閲覧えつらん。
  21. ^ 一いち坂さか太郎たろう「神戸こうべ開港かいこうについて」『海事かいじ博物館はくぶつかん研究けんきゅう年報ねんぽう』第だい36巻かん、2008年ねん3月がつ、7-8頁ぺーじ、hdl:20.500.14094/81005799、2023年ねん1月がつ23日にち閲覧えつらん。 
  22. ^ “徳川とくがわ道みち起点きてんの案内あんない看板かんばん - 御影石みかげいし町まち3丁目ちょうめ”. 神戸こうべ市し灘なだ区役所くやくしょ. 2018年ねん4月がつ1日にち閲覧えつらん。
  23. ^ a b c d e f g h “近世きんせいの山陽さんよう道どう～庶民しょみんも歩あるいた物見ものみ遊山ゆさんの道みち～”. 姫路ひめじ市し. 2023年ねん5月がつ20日はつか閲覧えつらん。
  24. ^ “兵庫ひょうご津つ繁栄はんえいの時代じだい　77兵庫ひょうご宿本しゅくほん陣じん跡あと”. 神戸こうべ市し. 2023年ねん10月がつ16日にち閲覧えつらん。
  25. ^ “旧きゅう大久保おおくぼ本陣ほんじん母屋もや（西光寺さいこうじ庫裏くり）について”. 明石あかし市し. 2023年ねん5月がつ20日はつか閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 兵庫ひょうご県けん教育きょういく委員いいん会かい 編へん『近畿きんき地方ちほうの歴史れきしの道みち 9 - 兵庫ひょうご 1』海路かいろ書院しょいん〈歴史れきしの道みち 調査ちょうさ報告ほうこく書しょ集成しゅうせい 9〉、2006年ねん。ISBN 4-902796-41-4。 
  • 竹内たけうち誠まこと監修かんしゅう 編へん『日本にっぽんの街道かいどうハンドブック』（新版しんぱん）三省堂さんせいどう、2006年ねん。ISBN 4-385-41051-8。 
  • 下村しもむら治男はるお 編へん『西国さいごく街道かいどう 歴史れきし散歩さんぽ』関西かんさい歴史れきし散歩さんぽの会かい、2005年ねん。 
  • 梶本かじもと晃司こうじ『西国さいごく街道かいどうを歩あるこう! - 広島ひろしま県内けんないコース』南みなみ々社しゃ、2003年ねん。ISBN 4-931524-15-X。 
  • 橘川きつかわ真一しんいち『兵庫ひょうごの街道かいどう いまむかし』（改訂かいてい版ばん）神戸こうべ新聞しんぶん総合そうごう出版しゅっぱんセンター、1994年ねん。ISBN 4-87521-084-1。 
  • 岡山おかやま県けん教育きょういく委員いいん会かい『岡山おかやま県けん歴史れきしの道みち調査ちょうさ報告ほうこく書しょ』 第だい6集しゅう、1993年ねん3月がつ。 
  • 花田はなた一重かずしげ『里庄さとしょう町まち誌し』浅口あさくち郡ぐん里庄さとしょう町まち役場やくば、1951年ねん8月がつ1日にち。 
  • 岡おか道夫みちお『里庄さとしょう村むら誌し』1927年ねん12月。 

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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