都民ファーストの会

東京とうきょう都との地域ちいき政党せいとう

都民とみんファーストの会かい
代表だいひょう	森村もりむら隆行たかゆき
幹事かんじ長ちょう	尾島おじま紘ひろし平たいら
成立せいりつ年月日ねんがっぴ	2016年ねん9月16日にち（政治せいじ団体だんたい） 2017年ねん1月がつ23日にち（地域ちいき政党せいとう）
前身ぜんしん政党せいとう	民進党みんしんとう（一部いちぶ） 自由民主党じゆうみんしゅとう（一部いちぶ） みんなの党とう（一部いちぶ）
本部ほんぶ所在地しょざいち	日本にっぽん 東京とうきょう都と新宿しんじゅく区く西新宿にししんじゅく四よん丁目ちょうめ32番ばん4号ごう ハイネスロフティ－2階かい B-2号室ごうしつ
東京とうきょう都議会とぎかい議席ぎせき数すう	26 / 127   (20%) （2024年ねん4月がつ15日にち現在げんざい）
政治せいじ的てき思想しそう・立場たちば	中道右派ちゅうどううは 保守ほしゅ主義しゅぎ 「東京とうきょう大改革だいかいかく」 ジェンダー平等びょうどう 持続じぞく可能かのうな開発かいはつ 構造こうぞう改革かいかく ポピュリズム
政党せいとう交付こうふ金きん	0 円えん
公式こうしきサイト	「都民とみんファーストの会かい」公式こうしきサイト

都民とみんファーストの会かい（とみんファーストのかい、英語えいご: Tomin First no Kai, Tokyoites First,Tokyo Citizens First）は、 東京とうきょう都との地域ちいき政党せいとう（政治せいじ団体だんたい）。2016年ねん9月16日にち設立せつりつ。

略称りゃくしょうは「都民とみんファ」「都とファ」「都民とみん」「都民とみんF」「都民とみんファースト」。

小池こいけ百合子ゆりこが創設そうせつした。主宰しゅさいする政治せいじ塾じゅく「希望きぼうの塾じゅく」を母体ぼたいとしている。森村もりむら隆行たかゆきが代表だいひょうを務つとめ、小池こいけが特別とくべつ顧問こもんを務つとめている。

沿革えんかく

設立せつりつ

2016年ねん7月がつ31日にちの東京とうきょう都知事とちじ選挙せんきょで、当時とうじ自由民主党じゆうみんしゅとう所属しょぞくの衆議院しゅうぎいん議員ぎいんだった小池こいけ百合子ゆりこは、自民党じみんとうから推薦すいせんを得えられぬも党籍とうせきを保有ほゆうしたままで立候補りっこうほし、前任ぜんにん者しゃの舛添ますぞえ要一よういちに関かんする醜聞しゅうぶんを俎上そじょうにして自民党じみんとうが優位ゆういな都議会とぎかい体質たいしつを批判ひはんする手法しゅほうで支持しじを集あつめ、自民党じみんとう推薦すいせんの増田ますだ寛ひろし也らを大差たいさで下くだして当選とうせんした。小池こいけは当選とうせん後ごに「都民とみんファースト」をマニフェストの謳うたい文句もんくに掲かかげて都議会とぎかい改革かいかくを打うち出だし、都知事とちじ選せんで小池こいけを支援しえんした旧きゅうみんなの党とう系けい東京とうきょう都議会とぎかい会派かいはの「かがやけTokyo」（音喜多おときた駿しゅん、両角もろずみ穣みのる、上田うえだ令子れいこの3名めい）などを知事ちじ与党よとうとして9月15日にちに政治せいじ塾じゅく結成けっせいの意向いこうを表明ひょうめいした。

同年どうねん9月がつ16日にち、小池こいけの意向いこうを受うけ、自民党じみんとう員いんで豊島としま区く議会ぎかい議員ぎいんの本橋もとはし弘隆ひろたかを代表だいひょう者しゃ、音喜多おときた駿しゅんを会計かいけい責任せきにん者しゃとして東京とうきょう都と選挙せんきょ管理かんり委員いいん会かいに政治せいじ団体だんたい「都民とみんファーストの会かい」設立せつりつを届とどけ出でた。党名とうめいはマニフェスト記載きさいの文言もんごんから採とった。10月30日にちに小池こいけが主宰しゅさいする政治せいじ塾じゅく「希望きぼうの塾じゅく」が開ひらかれて、翌年よくねんの都議とぎ選せんの新人しんじん候補こうほなどは主おもにこの塾生じゅくせいから選出せんしゅつされた。

同年どうねん12月がつ13日にちに自民党じみんとう東京とうきょう都と連合れんごう会かいから除名じょめい処分しょぶんを受うけた豊島としま区く議ぎ5人にんが区く議会ぎかい自民じみん会派かいはから離脱りだつし、本橋もとはし弘隆ひろたかを幹事かんじ長ちょうとする新しん会派かいは「都民とみんファーストの会かい豊島としま区く議ぎ団だん」を結成けっせいして議長ぎちょうに届とどけ出でた。2017年ねん1月がつ23日にちに地域ちいき政党せいとうとして活動かつどうを始はじめ、「かがやけTokyo」は会派かいは名めいを「都民とみんファーストの会かい　東京とうきょう都議とぎ団だん」と改あらためた。会かいの代表だいひょうに小池こいけの政務せいむ担当たんとう特別とくべつ秘書ひしょの野田のだ数すうが就任しゅうにんして小池こいけは役職やくしょくになかったが、4月がつ28日にちに特別とくべつ顧問こもんに就任しゅうにんした。

2017年ねん2月がつ5日にちに投開票とうかいひょうされた千代田ちよだ区く長ちょう選挙せんきょが都民とみんファーストの初はつ選挙せんきょとなった。千代田ちよだ区くは小池こいけや元もと知事ちじの猪瀬いのせ直樹なおきが「都議会とぎかいのドン」と呼よんで批判ひはんする自民党じみんとうの元もと都議会とぎかい議長ぎちょう内田うちだ茂しげるの地元じもとで、マスメディアは「小池こいけと内田うちだの代理だいり戦争せんそう」と大々的だいだいてきに取とり上あげた。小池こいけが応援おうえんした現職げんしょくの石川いしかわ雅己まさきが与謝野よさの馨かおるの甥おいで自民党じみんとうが推薦すいせんする与謝野よさの信しんらを大差たいさで下くだした。選挙せんきょ後ご、内田うちだは次期じき都議とぎ選せんに不ふ出馬しゅつばと政界せいかい引退いんたいを宣言せんげんする。

2月がつ20日はつか、自民党じみんとうを離脱りだつした都議とぎ2名めいが都民とみんファーストに合流ごうりゅうして会派かいは構成こうせい人数にんずうが5名めいになり、都議会とぎかいでの代表だいひょう質問しつもん権けんを得えた。

2017年ねん東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん選挙せんきょ

詳細しょうさいは「2017年ねん東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん選挙せんきょ」を参照さんしょう

2017年ねん4月がつ10日とおか、3回かい目めの規約きやく改定かいてい。総会そうかいの規定きていが削除さくじょされ、代表だいひょうは総会そうかいでなく規約きやく細則さいそくの定さだめる代表だいひょう選考せんこう委員いいん会かいで選出せんしゅつされること、代表だいひょう以外いがいの役員やくいんは代表だいひょうの指名しめいにより選出せんしゅつされることとなった。

2017年ねん4月がつ11日にちに党とうの綱領こうりょうを発表はっぴょうし、都議とぎ選せんのマニフェストを5月3日にちに一部いちぶを、5月23日にちに全部ぜんぶを発表はっぴょうした。内容ないようは「議会ぎかい改革かいかく」や「受動じゅどう喫煙きつえん防止ぼうし条例じょうれい制定せいてい」など13の基本きほん政策せいさくであった。

この時点じてんで小池こいけは自民党じみんとう籍せきを正式せいしきに離脱りだつしていなかったが、5月30日にちに都民とみんファーストの会かいの代表だいひょう就任しゅうにんを表明ひょうめいし、6月1日にちに自民党じみんとうに離党りとう届とどけを提出ていしゅつしたが、自民党じみんとうは判断はんだんを都議とぎ選せん終了しゅうりょう後ごまで保留ほりゅうした。その後ごに催もよおされた「都民とみんファーストの会かい 都議とぎ選せん総そう決起けっき集会しゅうかい」で、小池こいけは「東京とうきょう大改革だいかいかくを真しんに進すすめるための決意けついを示しめすため、都民とみんファーストの代表だいひょうを務つとめる」と宣言せんげんして正式せいしきに代表だいひょうに就任しゅうにんした。

都議とぎ選せんに、希望きぼうの塾じゅくの塾生じゅくせいをはじめ、自民党じみんとうや民進党みんしんとうから鞍替くらがえした現役げんえきの都議とぎなどの公認こうにん候補こうほを50人にん擁立ようりつし、公明党こうめいとうで23人にんと東京とうきょう・生活せいかつ者しゃネットワークで1人ひとりと合計ごうけい24人にんの選挙せんきょ協力きょうりょくを締結ていけつした公認こうにん候補こうほのほかに、主おもに民進党みんしんとうから離党りとうした無所属むしょぞく候補こうほ11人にんなどを推薦すいせんした。7月2日にちの投開票とうかいひょうの結果けっか、定数ていすう1名めいの島嶼とうしょ部ぶ選挙せんきょ区くで自民じみん現職げんしょくに敗やぶれた1人ひとりを除のぞく49人にんが当選とうせんした。推薦すいせんした民進党みんしんとう出身しゅっしんの無所属むしょぞく候補こうほを選挙せんきょ終了しゅうりょう後ごに6人にん追加ついか公認こうにんして55議席ぎせきとなり、自民党じみんとうから都議会とぎかい第だい1党とうを奪取だっしゅした。さらに選挙せんきょ協力きょうりょくを行おこなった公明党こうめいとうと生活せいかつ者しゃネットワークと合あわせて、都民とみんF55、公明こうめい23、ネット1で合計ごうけい79議席ぎせきとなり、小池こいけ勢力せいりょくが過半数かはんすうを獲得かくとくした。

翌よく3日にち、小池こいけと野田のだの役員やくいん会かいにおいて野田のだの代表だいひょう再任さいにんと小池こいけの特別とくべつ顧問こもん就任しゅうにんを決定けっていした。小池こいけは同日どうじつの会見かいけんでこれを発表はっぴょうし、いわゆる二元にげん代表だいひょう制せいなどへの懸念けねんを理由りゆうに挙あげ、「知事ちじ職しょくに専念せんねんする」ことを述のべた。同おなじ日びに自民党じみんとう側がわは離党りとう届とどけを提出ていしゅつしていた小池こいけの離党りとうを了承りょうしょうした。

小池こいけは選挙せんきょ翌日よくじつの3日にちの記者きしゃ会見かいけんで国政こくせい進出しんしゅつについて「今いまはそういう状況じょうきょうにない」と否定ひていしていたが、8月がつ2日にちのフジテレビとのインタビューで、国政こくせい選挙せんきょに擁立ようりつする候補者こうほしゃなど国政こくせいに進出しんしゅつする準備じゅんびを進すすめていると表明ひょうめいした。

7月がつ11日にち、役員やくいん人事じんじを発表はっぴょうした。

• 幹事かんじ長ちょう：増子ましこ博樹ひろき（民進党みんしんとう出身しゅっしん）
• 政調せいちょう会長かいちょう：山内やまうち晃あきら（自民党じみんとう出身しゅっしん）
• 総務そうむ会長かいちょう：荒木あらき千陽ちはる（小池こいけの元もと秘書ひしょ）

都民とみんファーストの会かいの当選とうせん者しゃは、みんなの党とう出身しゅっしんの結党けっとうメンバー、自民党じみんとうや民進党みんしんとうからの鞍替くらがえ組ぐみのほかは、議員ぎいんとして無む経験けいけんで、取材しゅざいに不慣ふなれな者ものも多おおく失言しつげんを回避かいひするなどの理由りゆうで当選とうせん者しゃの取材しゅざいを制限せいげんし、マスコミ対応たいおうの想定そうてい問答もんどう集しゅうを制作せいさくして所属しょぞく議員ぎいんに配布はいふしているとTOKYO MXは報ほうじた。

第だい48回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょ

国政こくせいでは、小池こいけの側近そっきんで小池こいけとともに自民党じみんとうを離党りとうした若狭わかさ勝まさる衆議院しゅうぎいん議員ぎいんが、政治せいじ団体だんたい「日本にっぽんファーストの会かい（にっぽんファーストのかい）」を7月がつ13日にちに設立せつりつした。党名とうめいは「国民こくみんファーストの会かい」も検討けんとうされたが、すでに同名どうめいの政治せいじ団体だんたいが設立せつりつされていたため、若狭わかさは「混乱こんらんを与あたえてしまうので差さし控ひかえた」と述のべた。小池こいけは同どう会かいには参加さんかしなかったが9月がつ16日にちに同どう会かいの政治せいじ塾じゅく「輝てる照あきら塾じゅく」の講師こうしを務つとめた。

9月がつ10日とおかに代表だいひょうの野田のだが本来ほんらいの職務しょくむである知事ちじ特別とくべつ秘書ひしょに専念せんねんするために辞任じにんし、後任こうにんに荒木あらき千陽ちはる総務そうむ会長かいちょうを代表だいひょう選考せんこう委員いいん会かいで選出せんしゅつしたが、発表はっぴょう後ごに所属しょぞく都議とぎや都民とみんに党とう規約きやくが公開こうかいされていないことが議論ぎろんになり、のち全文ぜんぶん公開こうかいされた。

9月がつ20日はつかに、築地つきじ市場いちば移転いてん問題もんだいなどで小池こいけ都知事とちじを補佐ほさした青山学院大学あおやまがくいんだいがく元もと教授きょうじゅで19日にち付づけで東京とうきょう都と顧問こもんを辞職じしょくした小島こじま敏郎としおが、政務せいむ調査ちょうさ会かい事務じむ総長そうちょうに就任しゅうにんした。

若狭わかさは「日本にっぽんファーストの会かい」を母体ぼたいとする国政こくせい新党しんとう立だち上あげに向むけ、民進党みんしんとうを離党りとうした細野ほその豪つよし志こころざしや日本にっぽん維新いしんの会かいを除名じょめいされた渡辺わたなべ喜美きみらに参加さんかを打診だしんしていたが衆議院しゅうぎいん解散かいさんが急迫きゅうはくし、9月25日にちに小池こいけが自みずから代表だいひょうとなって国政こくせい政党せいとう『希望きぼうの党とう』の結成けっせいを発表はっぴょうして27日にちの記者きしゃ会見かいけんで正式せいしきに結党けっとうした。

9月28日にちには民進党みんしんとうが希望きぼうの党とうに事実じじつ上じょう合流ごうりゅうして公認こうにん申請しんせいを行おこなうと表明ひょうめい。

10月5日にちには、希望きぼうの党とうと都民とみんファーストの会かいが、政策せいさく協定きょうていを結むすび、第だい48回かい総そう選挙せんきょにおける選挙せんきょ協力きょうりょくに合意ごうい。

小池こいけの都知事とちじ選挙せんきょ立候補りっこうほから支援しえんに関かかわっていた都議とぎの音喜多おときた駿しゅん（後のちに参議院さんぎいん議員ぎいんに当選とうせん）と上田うえだ令子れいこが党とうの運営うんえい方針ほうしんに反発はんぱつして離党りとうすることを表明ひょうめいし、2017年ねん10月がつ5日にちに記者きしゃ会見かいけんを行おこなった。

10月22日にちの投開票とうかいひょうの結果けっか、希望きぼうの党とうは伸のび悩なやみ公示こうじ前ぜん勢力せいりょくを下回したまわり、野党やとう第だい一いち党とうの座ざも立憲りっけん民主党みんしゅとうに奪うばわれる結果けっかとなった。この結果けっかを受うけ、都民とみんファーストの会かいへの合流ごうりゅうを検討けんとうしていた都議会とぎかい民進党みんしんとうは方針ほうしんを撤回てっかいした。

総そう選挙せんきょ後ご

2017年ねん11月12日にち、都内とないでは総そう選挙せんきょ後ご初はつとなる区く市町村しちょうそん選挙せんきょとなる葛飾かつしか区く議会ぎかい議員ぎいん選挙せんきょが行おこなわれ、都民とみんファーストの会かいは新人しんじん4人にんと旧きゅう民主党みんしゅとう所属しょぞくだった元職げんしょく1人にんの計けい5人にんの公認こうにん候補こうほを出だしたが、うち当選とうせんは元職げんしょくうてな（臺だい）英明えいめい1人にんにとどまった。

2018年ねん2月がつ25日にちの町田まちだ市し議会ぎかい議員ぎいん選挙せんきょでは公認こうにんの現職げんしょく小関おぜき重太郎しげたろうが議席ぎせきを守まもった。同年どうねん4月がつ15日にちに行おこなわれた練馬ねりま区く議会ぎかい議員ぎいん補欠ほけつ選挙せんきょでは、自民党じみんとうから都民とみんファーストの会かい結成けっせいに加くわわり、総そう選挙せんきょに希望きぼうの党とうから立候補りっこうほ（東京とうきょう9区く）するも落選らくせんした元職げんしょく1人にんと、新人しんじん1人にんの計けい2人ふたりの公認こうにん候補こうほを擁立ようりつしたが、いずれも議席ぎせきを獲得かくとくできなかった。練馬ねりま区くは小池こいけ都知事とちじの衆議院しゅうぎいん議員ぎいん時代じだいの選挙せんきょ区くの東京とうきょう10区くに含ふくまれており、小池こいけ都知事とちじのおひざ元もとでの敗北はいぼくについて、落選らくせんした元職げんしょくの候補者こうほしゃは「ブームが終おわったという印象いんしょうだ」と語かたった。

2018年ねん3月がつ1日にち、日本にっぽんファーストの会かいはこの日ひをもって解散かいさんした。

2018年ねん5月には野党やとう再編さいへんの有あり方かたを巡めぐり希望きぼうの党とうが分裂ぶんれつ。党とう執行しっこう部ぶの多おおくが民進党みんしんとうと合流ごうりゅうしてできた国民こくみん民主党みんしゅとうに参加さんかしたほか、細野ほそのらは無所属むしょぞくとなった。また、一部いちぶの保守ほしゅ系けい議員ぎいんらが新あらたに結成けっせいした希望きぼうの党とうが小池こいけに特別とくべつ顧問こもん就任しゅうにんを打診だしんしたものの小池こいけは固辞こじし、「都政とせいに邁進まいしんさせていただく。（今後こんごは）国政こくせいについては関与かんよを避さけたい」とコメントし、国政こくせいからは距離きょりを置おくことを表明ひょうめいした。

2018年ねん7月がつ23日にち、2019年ねんの第だい19回かい統一とういつ地方ちほう選挙せんきょの公認こうにん候補こうほ予定よてい者しゃ（1次じ公認こうにん）を発表はっぴょう、都民とみんファーストの会かい所属しょぞくの現職げんしょく区く議ぎ10人にんに公認こうにんを出だした。その後ご旧ふるみんなの党とうの元もと区く議ぎなど複数ふくすう名めいを公認こうにん候補こうほ予定よてい者しゃに決定けっていした。

その後ごも都内とない各種かくしゅ選挙せんきょでの敗北はいぼくが続つづいた。同年どうねん9月がつ30日にちの品川しながわ区く長ちょう選挙せんきょでは立憲りっけん民主党みんしゅとう・日本にっぽん共産党きょうさんとう・自由党じゆうとうとともに元もと自民党じみんとう都議とぎの佐藤さとう裕彦ひろひこを推薦すいせんしたものの、自民党じみんとう・公明党こうめいとう推薦すいせんの現職げんしょく濱野はまの健けんに敗やぶれた。同年どうねん12月がつ23日にち、2017年ねんの都議とぎ選せんでは2議席ぎせきを独占どくせんした西東京にしとうきょう市しの市議会しぎかい議員ぎいん選挙せんきょにて公認こうにんの現職げんしょく瀧島たきしま喜重よししげが落選らくせんした。

2019年ねん1月がつ7日にちには奥澤おくさわ高広たかひろ、斎藤さいとう礼あや伊奈いな、森澤もりさわ恭子きょうこの3都議とぎが「都民とみんファーストの会かいの党とう運営うんえいは政策せいさくや（推薦すいせん候補こうほが敗やぶれた品川しながわ区長くちょう選挙せんきょなど）各種かくしゅ選挙せんきょなどでの意思いし決定けっていが不明瞭ふめいりょう」との理由りゆうから離党りとう届とどけを提出ていしゅつ。都議とぎの離党りとう者しゃは音喜多おときた、上田うえだに続つづき計けい5人にんとなった。奥澤おくさわ、斎藤さいとう、森澤もりさわは今後こんご無所属むしょぞくとして活動かつどうし、奥澤おくさわを代表だいひょうとする新しん会派かいは「無所属むしょぞく　東京とうきょうみらい」を立たち上あげる、と表明ひょうめいした。奥澤おくさわら3都議とぎは小池こいけとの関係かんけいについて「小池こいけ知事ちじに反旗はんきを翻ひるがえしたわけではない」と説明せつめいしたものの、離党りとうを思おもいとどまるよう引ひきとめていたという小池こいけは3都議とぎの離党りとうについて「残念ざんねん」「大義たいぎがない」と述のべた。その後ご3都議とぎは議長ぎちょうに会派かいは結成けっせい届とどけを提出ていしゅつ、正式せいしきに都議会とぎかい都民とみんファ会派かいはを離はなれ団だんし、2019年ねん1月がつ25日にち、新しん会派かいは「無所属むしょぞく　東京とうきょうみらい」を結成けっせいした。

第だい19回かい統一とういつ地方ちほう選挙せんきょ

第だい19回かい統一とういつ地方ちほう選挙せんきょの前哨ぜんしょう戦せんとなった2019年ねん3月の台東たいとう区く議会ぎかい議員ぎいん選挙せんきょにおいては公認こうにんの新人しんじん2名めいが当選とうせんした。

統一とういつ地方ちほう選せんの後半こうはんに行おこなわれた市区しく議ぎ選挙せんきょ（4月がつ14日にち告示こくじ、21日にち投開票とうかいひょう）では、都内とないで392人にんを擁立ようりつした自民党じみんとうに対たいし、都民とみんファーストの会かいは候補者こうほしゃを大幅おおはばに絞しぼり込こみ、28人にんの擁立ようりつに留とめた。また、小池こいけは選挙せんきょ中ちゅうの候補者こうほしゃに対たいする応援おうえんを見送みおくった。選挙せんきょ結果けっかは24人にんが当選とうせんし、議席ぎせき数すうを倍増ばいぞうさせたが、新人しんじん4人にんが議席ぎせきを逃のがし、地盤じばん固がために不安ふあんも残のこす結果けっかとなった。現職げんしょく候補こうほは12人にん全員ぜんいんが当選とうせんした。

5月9日にち、足立あだち区く議会ぎかい議員ぎいん選挙せんきょでは公認こうにん候補こうほ1名めいが最下位さいかいで当選とうせんした。

6月がつ20日はつか、結党けっとう以来いらい初はつとなる党とう代表だいひょう選挙せんきょが告示こくじされたが、現げん代表だいひょうの荒木あらき以外いがいに立候補りっこうほの届とどけ出でがなく、23日にちの全ぜん議員ぎいん・支部しぶ長ちょう総会そうかいで荒木あらきの続投ぞくとうが承認しょうにんされた。

第だい19回かい統一とういつ地方ちほう選挙せんきょ後ご

2020年ねん1月がつ26日にち、府中ふちゅう市長しちょう選挙せんきょで自由民主党じゆうみんしゅとう、公明党こうめいとう、社民党しゃみんとうと共ともに推薦すいせんした現職げんしょくの高野たかの律雄りつおが3期き目めの当選とうせんを果はたした。

同年どうねん5月17日にち、奥多摩おくたま町長ちょうちょう選挙せんきょで推薦すいせんした元もと町議会ちょうぎかい議長ぎちょうの師岡もろおか伸しん公おおやけが、自由民主党じゆうみんしゅとう推薦すいせんの現職げんしょくの河村かわむら文夫ふみおを破やぶり、初はつ当選とうせんした。

6月12日にち、小池こいけが自身じしんの任期にんき満了まんりょうに伴ともなう2020年ねん東京とうきょう都知事とちじ選挙せんきょへの出馬しゅつばを表明ひょうめい。この選挙せんきょでは自民党じみんとうの二に階かい俊博としひろ幹事かんじ長ちょうらが小池こいけの再選さいせんを支持しじする考かんがえを示しめしていたが、小池こいけは政党せいとうの推薦すいせんを求もとめない考かんがえを示しめし、自民党じみんとうは自主じしゅ投票とうひょうとなった。これについては小池こいけが来年らいねんの都議とぎ選せんで都民とみんファーストの会かいと自民党じみんとうとの対立たいりつ構図こうずを温存おんぞんさせる思惑おもわくがあったとの見方みかたも出でた。都民とみんファーストの会かいも小池こいけに対たいし党とうとして推薦すいせんや支持しじを出ださなかったが、代表だいひょうの荒木あらき千陽ちはるが小池こいけ陣営じんえいの選対せんたい本部ほんぶ長ちょうに就ついた。

同日どうじつに投開票とうかいひょうが行おこなわれる東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん補欠ほけつ選挙せんきょ（4選挙せんきょ区く）では、北きた区く選挙せんきょ区くにおいて小池こいけの元もと秘書ひしょで元もとタカラジェンヌの天風てんぷういぶきを擁立ようりつ。候補者こうほしゃ擁立ようりつに消極しょうきょく的てきな小池こいけを党とう側がわが押おし切きる形かたちの擁立ようりつであり、小池こいけは二に階かいに対たいし「立候補りっこうほを辞退じたいするよう都民とみんファーストの候補者こうほしゃを説得せっとくしたが応おうじなかった」などと伝つたえ、候補者こうほしゃの応援おうえんには入はいらなかった。また、前回ぜんかい都議とぎ選せんで都民とみんファーストの会かいと選挙せんきょ協力きょうりょくを行おこなった公明党こうめいとうは今回こんかい、全ぜん選挙せんきょ区くで自民党じみんとう候補こうほに推薦すいせんを出だした。

7月がつ5日にちの投開票とうかいひょうの結果けっか、小池こいけは大差たいさで再選さいせんしたが、天風てんぷうは候補者こうほしゃ5人にん中ちゅう4位いで落選らくせんした。

12月18日にち、西郷さいごう歩美あゆみ都議とぎが離党りとう届とどけを提出ていしゅつし、日本にっぽん維新いしんの会かいに入党にゅうとうすることを発表はっぴょう。都議とぎでは6人にん目めの離党りとう者しゃとなった。

2021年ねん東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん選挙せんきょ

2021年ねん1月がつの千代田ちよだ区長くちょう選せんでは、都民とみんファーストの会かいが小池こいけの側近そっきんの樋口ひぐち高だか顕あらわ前ぜん都議とぎを推薦すいせんし連合れんごう東京とうきょうと国民こくみん民主党みんしゅとうの支援しえんを受うけた。この選挙せんきょで自民じみん・公明こうめいは元もと千代田ちよだ区く議ぎの早尾はやお恭一きょういちを推薦すいせんしたため、同年どうねんの東京とうきょう都議会とぎかい選挙せんきょの前哨ぜんしょう戦せんと注目ちゅうもくされた。一方いっぽう、4年ねん前まえに小池こいけに名指なざしで批判ひはんされた内田うちだ茂しげる元もと都議とぎ（自民じみん都と連れん最高さいこう顧問こもん）は、早尾はやおが2010年ねんに自民党じみんとうを離党りとうしたちあがれ日本にっぽんに参加さんかしていた経緯けいいなどから関係かんけいが良好りょうこうではなく、早尾はやおの出陣しゅつじん式しきに現あらわれなかった。31日にちの投開票とうかいひょうの結果けっか、樋口ひぐちが当選とうせんした。

2月がつ15日にち、栗下くりした善行ぜんこう都議とぎが離党りとう届とどけを提出ていしゅつ。2月17日にちには他た党とうからの都議とぎ選せん出馬しゅつばを模索もさくし離党りとう届とどけを提出ていしゅつしていた石毛いしげ茂しげる都議とぎを除名じょめい処分しょぶんとした事ことが報ほうじられた。

5月21日にち、小池こいけは都議とぎ選せんへの対応たいおうについて「都民とみんを第だい一いちに考かんがえて行動こうどうされる改革かいかく派はに、エールを送おくっていきたい」と述のべ、微妙びみょうない回いまわしで都民とみんファーストの会かいへの明確めいかくな支持しじ表明ひょうめいを避さけた。小池こいけと自民じみん都と連れんを巡めぐっては、2018年ねん11月に小池こいけが「過去かこの選挙せんきょでは言葉ことばが過すぎた部分ぶぶんもあった」と自民じみん都と連れん幹部かんぶに陳謝ちんしゃしたほか、2020年度ねんど予算よさん案あんでは自民じみんが3年ねんぶりに都と予算よさん案あんに賛成さんせいするなど関係かんけい修復しゅうふくを進すすめており、都と幹部かんぶからは小池こいけは都議とぎ選せん後ごの勢力せいりょく図ずを見据みすえ慎重しんちょうになっているとの見方みかたが出でた。

選挙せんきょ公示こうじ直前ちょくぜんとなった6月がつ22日にち、小池こいけは過度かどの疲労ひろうで静養せいようが必要ひつようになったとの理由りゆうにより、都内とないの病院びょういんに入院にゅういんした。6月25日にち、都議とぎ選せんが告示こくじされる。同日どうじつ、荒木あらき千陽ちはる代表だいひょうは記者きしゃ団だんの取材しゅざいに、代表だいひょう就任しゅうにんの依頼いらいをしたことを明あきらかにした。6月30日にち午前ごぜん、小池こいけは退院たいいん。それとともに退院たいいんコメントを発表はっぴょう。都議とぎ選せんについては「新型しんがたコロナウイルス対策たいさくをはじめ都政とせいの諸しょ課題かだいが山積さんせきする中なか、改革かいかくを続つづけ、伝統でんとうを守まもる皆様みなさまに、エールを送おくります」とだけ言及げんきゅうした。全ぜん方位ほうい外交がいこうのような表現ひょうげんに、自民党じみんとう都と連れん幹部かんぶは「コメントの『伝統でんとうを守まもる皆様みなさま』とはうちと公明党こうめいとうのことだろう。都民とみんファだけの応援おうえんをすることはないはずだ」との見解けんかいを述のべた。

しかし、投開票とうかいひょう日びの前日ぜんじつとなる7月がつ3日にちには小池こいけは都民とみんファーストの会かいの候補こうほを激励げきれい。4日にちの投開票とうかいひょうの結果けっか、都民とみんファーストの会かいは改選かいせん前まえの46議席ぎせきから31議席ぎせきまで減へらし、自民党じみんとうが33議席ぎせきを獲得かくとくし都議会とぎかい第だい1党とうを奪還だっかんしたが、目標もくひょうとしていた自公じこう両りょう党とうでの過半数かはんすうには達たっせず、自民党じみんとうの獲得かくとく議席ぎせきは38議席ぎせきを獲得かくとくした2009年ねん東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん選挙せんきょを下回したまわり過去かこ2番目ばんめに少すくない結果けっかとなった。前回ぜんかい都民とみんファーストの会かいと組くんだ公明党こうめいとうが今回こんかい自民党じみんとうとの選挙せんきょ協力きょうりょくを復活ふっかつさせたこともあり、自民党じみんとう内ないでは選挙せんきょ戦せん当初とうしょから「前回ぜんかい23議席ぎせきの倍増ばいぞうは固かたい」との楽観らっかん論ろんも飛とび交かっていたが、都民とみんファーストの会かいは1人ひとり区くで3議席ぎせきを獲得かくとくするなど、最終さいしゅう盤ばんで追おい上あげた。「大敗たいはい」の予測よそくさえあった都民とみんファーストの会かいが一定いっていの議席ぎせき減げんに踏ふみとどまり存在そんざい感かんを見みせた形かたちとなり、自民党じみんとう内ないからは「小池こいけ氏しへの同情どうじょう票ひょうもあった」との見方みかたも出でた。選挙せんきょ結果けっかを受うけ荒木あらきは「第だい1党とうを譲ゆずり渡わたし、責任せきにんを感かんじている。命いのちがけで浸透しんとうを図はかったが、まだまだ足たりなかった」と述のべた。

7月がつ5日にち、板橋いたばし区く選挙せんきょ区くで再選さいせんした木下きのした富美子とみこが選挙せんきょ期間きかん中ちゅうの7月がつ2日にち午前ごぜん7時半じはんごろ、板橋いたばし区く高島平たかしまだいら3丁目ちょうめの交差点こうさてんで車くるまをバックさせた際さい、停車ていしゃ中ちゅうの乗用車じょうようしゃにぶつかり、運転うんてん席せきの50代だい男性だんせいと同乗どうじょうの女性じょせいに軽かるいけがを負おわせたこと、木下きのしたが免許めんきょ停止ていし期間きかん中ちゅうの無む免許めんきょ状態じょうたいであったことが報道ほうどうにより明あきらかとなった。都民とみんファーストの会かいは同日どうじつ、木下きのしたを除名じょめい処分しょぶんにした。木下きのしたは同年どうねん5～7月がつに計けい7回かい無免許むめんきょで乗用車じょうようしゃを運転うんてんしたとして在宅ざいたく起訴きそされ、11月22日にち付づけで議員ぎいん辞職じしょくした。

「2021年ねん東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん選挙せんきょ」も参照さんしょう

第だい49回かい衆議院しゅうぎいん議員ぎいん総そう選挙せんきょ

10月3日にち、荒木あらきは国政こくせい選挙せんきょに向むけた政治せいじ団体だんたい「ファーストの会かい」を設立せつりつすると発表はっぴょうした。新党しんとうの代表だいひょうには荒木あらきが就任しゅうにんし、次期じき衆院しゅういん選せんに向むけて東京とうきょう都とを中心ちゅうしんに候補者こうほしゃ擁立ようりつを目指めざす意向いこうを示しめした。15日にち、次期じき衆院しゅういん選せんでの候補者こうほしゃ擁立ようりつを断念だんねんすると発表はっぴょうした。 荒木あらき代表だいひょうは、「戦後せんご最短さいたんの日程にっていで公示こうじ日びが早はやまったことなどを受うけ、都民とみんの期待きたいに沿そう戦たたかいは難むずかしいと判断はんだんし、次つぎの国政こくせい選挙せんきょにむけて取とり組くんでいく」などとするコメントを発表はっぴょうした。複数ふくすうの現職げんしょく都議とぎが「くら替がえ」する案あんや新党しんとう結成けっせいを目指めざしていた参議院さんぎいん議員ぎいんの上田うえだ清司せいじらと協議きょうぎ、協力きょうりょくする案あんなどが上あがっていたが、いずれも不調ふちょうに終おわったという。

第だい26回かい参議院さんぎいん議員ぎいん選挙せんきょ

2022年ねん3月がつ1日にち、代表だいひょうの荒木あらきが都庁とちょうで記者きしゃ会見かいけんし、同年どうねん夏なつの第だい26回かい参議院さんぎいん議員ぎいん通常つうじょう選挙せんきょ東京とうきょう都と選挙せんきょ区くに、国政こくせい進出しんしゅつに向むけて設立せつりつした政治せいじ団体だんたい「ファーストの会かい」の公認こうにん候補こうほとして立候補りっこうほすることを発表はっぴょうした。また、2月がつ27日にち付づけで伊藤いとう悠ゆう都議とぎが共同きょうどう代表だいひょうに就任しゅうにんしたことも発表はっぴょうされた。

荒木あらきが小池こいけの支援しえんも受うけて東京とうきょう都と選挙せんきょ区く（改選かいせん数すう6）から立候補りっこうほした。荒木あらきは国民こくみん民主党みんしゅとうの推薦すいせんも受うけたが、7月がつ10日とおかの投開票とうかいひょうの結果けっか、6位い当選とうせん者しゃの約やく半分はんぶんの得票とくひょうにとどまり落選らくせんした。

10月7日にち、都と教育きょういく委員いいん会かいが中学ちゅうがく3年生ねんせい向むけに11月に実施じっしする英語えいごスピーキングテストを都立高とりつこう入試にゅうしの合否ごうひ判定はんていから排除はいじょする条例じょうれい案あんが都議会とぎかいで採決さいけつされ、 米川よねかわ大二郎だいじろう、田之上たのうえ郁子いくこ、桐山きりやまひとみの3都議とぎが党とうの方針ほうしんに反はんして賛成さんせい票ひょうを投とうじた。条例じょうれい案あんは大差たいさで否決ひけつされたものの、党とうは3都議とぎを除名じょめいした。

10月15日にちの党とう連絡れんらく会かいで荒木あらきの代表だいひょう辞任じにんが承認しょうにんされた。伊藤いとう悠ゆうも同日どうじつ付づけで共同きょうどう代表だいひょうを退しりぞいた。

11月1日にち、荒木あらきの辞任じにんに伴ともなう代表だいひょう選せんが告示こくじされ、森村もりむら隆行たかゆき都議とぎのみが立候補りっこうほを届出とどけで、無む投票とうひょうによる初はつ当選とうせんが事実じじつ上じょう決きまった。5日にちの党とう全ぜん議員ぎいん・支部しぶ長ちょう総会そうかいで正式せいしきに選出せんしゅつされた。代表だいひょう選せんに向むけては成清なりきよ梨沙りさ子こ都議とぎも立候補りっこうほを検討けんとうしていたが、1日にち朝あさに断念だんねんし森村もりむらを支持しじする意向いこうを示しめしていた。荒木あらき体制たいせいからの刷新さっしんを求もとめる若手わかてらが担かつぐ成清なりきよに対たいし、水面すいめん下かでは荒木あらきが「成清なりきよさんが代表だいひょうになったら一切いっさい協力きょうりょくしない」と圧力あつりょくをかけており、成清なりきよの立候補りっこうほ辞退じたいは党内とうない融和ゆうわを優先ゆうせんしたものと見みられると東京とうきょう新聞しんぶんは報ほうじた。

11月7日にち、幹事かんじ長ちょうに尾島おじま紘ひろし平ひら都議とぎが就任しゅうにんするなどの新しん役員やくいん人事じんじを発表はっぴょう。荒木あらきは小池こいけ百合子ゆりこ知事ちじと並ならぶ特別とくべつ顧問こもんに就任しゅうにんし、代表だいひょう選せんへの立候補りっこうほを模索もさくした成清なりきよは代表だいひょう代行だいこうに就ついた。

第だい20回かい統一とういつ地方ちほう選挙せんきょ

2023年ねん4月がつ4日にち、森もり愛あい都議とぎ（大田おおた区く）が同年どうねんの大田おおた区長くちょう選挙せんきょに立候補りっこうほするため、離党りとう届とどけを提出ていしゅつした。

2023年ねん4月がつの第だい20回かい統一とういつ地方ちほう選挙せんきょでは、都内とないの区く市し村議そんぎ選せんに60人にんを擁立ようりつ。前回ぜんかいの統一とういつ選せんと違ちがい、小池こいけは選挙せんきょ期間きかん中ちゅう、精力せいりょく的てきに候補者こうほしゃの応援おうえん演説えんぜつに入はいった。23日にちの投開票とうかいひょうの結果けっか、改選かいせん前まえの計けい24議席ぎせきからほぼ倍増ばいぞうとなる44人にんが当選とうせん。小池こいけは選挙せんきょ結果けっかについて「それぞれの地域ちいきで、しっかり活動かつどうされてきた答こたえが出でてきているのではないかと思おもう」と述のべた。一方いっぽうで小池こいけの衆院しゅういん議員ぎいん時代じだいの地元じもと・豊島としま区くでは8人にん中ちゅう4人にんが落選らくせん。また、都内とないで70人にんを擁立ようりつした日本にっぽん維新いしんの会かいは67人にんが当選とうせんし議員ぎいん数すうが3倍ばい以上いじょうに増ふえるなど、都民とみんファを上回うわまわる躍進やくしんをみせたため、都民とみんファ側がわは警戒けいかい感かんを強つよめる結果けっかとなった。

第だい20回かい統一とういつ地方ちほう選せん後ご

5月1日にち、欠員けついんに伴ともなう都議とぎ補選ほせん大田おおた区く選挙せんきょ区く（被ひ選挙せんきょ数すう2、26日にち告示こくじ、6月4日にち投開票とうかいひょう）に、元もと区く議ぎの奥本おくもと有里ありを擁立ようりつすると発表はっぴょう。

5月22日にち、代表だいひょうの森村もりむらは次期じき衆院しゅういん選せんに候補者こうほしゃを擁立ようりつする意向いこうを示しめした。

6月4日にちに都議とぎ補選ほせん大田おおた区く選挙せんきょ区くの投開票とうかいひょうが行おこなわれ、4月がつの大田おおた区長くちょう選せんで落選らくせんし、補選ほせんに再さい出馬しゅつばした森もり愛あいが立憲りっけん民主党みんしゅとうや共産党きょうさんとうの支援しえんも受うけトップ当選とうせん。自民じみん元職げんしょくの鈴木すずき章浩あきひろが2位いで当選とうせんし、都民とみんファーストの会かいの奥本おくもとは国民こくみん民主党みんしゅとうの推薦すいせんも得えたものの、次点じてんの維新いしん候補こうほに次つぐ4位いに沈しずんだ。都民とみんファーストの会かい幹部かんぶによれば、森もりは区長くちょう選せん立候補りっこうほにあたり、「補欠ほけつ選挙せんきょでは党とうの候補者こうほしゃを応援おうえんする」などと約束やくそくを交かわしていたとされるが、約束やくそくは反故ほごにされていた。小池こいけも2度ど奥本おくもとの応援おうえんに入はいったものの、直前ちょくぜんまで同どう党とうに所属しょぞくしていた森もりとの差別さべつ化かを浸透しんとうしきれなかった。

8月がつ27日にち告示こくじ、9月3日にち投開票とうかいひょうの立川たちかわ市長しちょう選挙せんきょでは、都民とみんファーストの会かいと国民こくみん民主党みんしゅとうが元もと立憲りっけん民主党みんしゅとう市議しぎの伊藤いとう大輔だいすけを推薦すいせんしたが、元もと都議とぎで立憲りっけん民主党みんしゅとうや共産党きょうさんとうが自主じしゅ支援しえんした酒井さかい大まさる史しに敗やぶれ、次点じてんの清水しみず孝治こうじ・元もと自民党じみんとう都議とぎの得票とくひょうも下回したまわる3位いに沈しずんだ。

10月6日にち、前述ぜんじゅつの酒井さかいと清水しみずの市長しちょう選せん出馬しゅつばに伴ともなう都議会とぎかい議員ぎいん立川たつかわ市し選挙せんきょ区く補欠ほけつ選挙せんきょ（欠員けついん2）が告示こくじされ、都民とみんファーストの会かいは伊藤いとう大輔だいすけを公認こうにんで擁立ようりつ。選挙せんきょ戦せんでは小池こいけが何なん度ども応援おうえんに入はいり、10月15日にちの投開票とうかいひょうの結果けっかトップ当選とうせんを果はたした。2位い当選とうせんは立憲りっけん民主党みんしゅとうの新人しんじんで、自民じみん候補こうほは3位いとなり保有ほゆうしていた議席ぎせきを失うしなった。これにより都民とみんファーストの会かいは都議会とぎかいで自民党じみんとうと同どう議席ぎせきとなる27議席ぎせきとなり、都議会とぎかい第だい1党とうに復帰ふっきした。

11月5日にち告示こくじ、11月12日にち投開票とうかいひょうの青梅おうめ市し長ちょう選挙せんきょでは、都民とみんファーストの会かいと国民こくみん民主党みんしゅとうが推薦すいせんした、元もと市議しぎの大勢おおぜい待まち利明としあきが自民党じみんとう・公明党こうめいとうが推薦すいせんする現職げんしょくの浜中はまなか啓一けいいちを破やぶり、初はつ当選とうせんした。

11月21日にち、都民とみんファーストの会かい、自民党じみんとう、公明党こうめいとうの3党とうは、木村きむら弥生やよい前まえ江東こうとう区く長ながが公職こうしょく選挙せんきょ法ほう違反いはんの疑うたがいで辞職じしょくしたことに伴ともなう区長くちょう選挙せんきょで、元もと都と部長ぶちょうの大久保おおくぼ朋とも果はてを推薦すいせんすると決定けっていした。同どう事件じけんでは木村きむらを支援しえんしていた自民党じみんとうの柿沢かきざわ未み途と衆議院しゅうぎいん議員ぎいんも現金げんきんを配布はいふした疑うたがいが報ほうじられており、逆風ぎゃくふうが予想よそうされる自民党じみんとうは独自どくじ候補こうほ擁立ようりつを断念だんねん。自民党じみんとう都と連れん会長かいちょうの萩生田はぎうだ光一こういち政調せいちょう会長かいちょうは小池こいけに協力きょうりょくを打診だしんした。小池こいけ側がわは翌年よくねんに控ひかえる都知事とちじ選せんを有利ゆうりに進すすめたい思惑おもわくもあり、小池こいけが候補者こうほしゃをまとめ、選挙せんきょ戦せんを都民とみんファが主導しゅどうすることで自公じこうとの連携れんけいを受うけ入いれる方向ほうこうにかじを切きった。12月10日にちの投開票とうかいひょうの結果けっか、大久保おおくぼが当選とうせん。

2024年ねん1月がつ14日にち告示こくじ、21日にち投開票とうかいひょうの八王子はちおうじ市し市長しちょう選挙せんきょでは、自公じこうが推薦すいせんする元もと都と職員しょくいんの初宿しやけ和夫かずおのほか、都民とみんファーストの会かいに所属しょぞくしていた元もと都議とぎの滝田たきた泰彦やすひこと両角もろずみ穣みのるがそれぞれ立候補りっこうほを表明ひょうめい。都民とみんファーストの会かいはどの候補こうほにも推薦すいせんを出ださなかった。滝田たきたは立憲りっけん・共産きょうさん・社民しゃみんの支援しえんを受うけたほか、都民とみんファーストの会かいの一部いちぶも支援しえんに回まわったが、選挙せんきょ終盤しゅうばんには小池こいけが初はつ宿やどの応援おうえんに入はいり、初宿しやけが当選とうせんした。

2月がつ16日にち、国民こくみん民主党みんしゅとうが次期じき衆院しゅういん選せん東京とうきょう3区くに元もと都民とみんファーストの会かい大田おおた区く議ぎの奥本おくもと有里ありを擁立ようりつすると発表はっぴょう。国民こくみん民主党みんしゅとう代表だいひょうの玉木たまき雄一郎ゆういちろうは「小池こいけ氏しに国民こくみん民主みんしゅと都民とみんファーストの架かけ橋はしになってもらいたいと送おくり出だしていただいた」と述のべた。

政治せいじ的てき立場たちば

綱領こうりょう

都民とみんファーストの会かいは同どう党とうの綱領こうりょうにおいて「東京とうきょう大改革だいかいかく」を掲かかげている。以下いかはその定義ていぎである。

「東京とうきょう大改革だいかいかく」とは、首都しゅと東京とうきょうを、将来しょうらいにわたって、経済けいざい・福祉ふくし・環境かんきょうなどあらゆる分野ぶんやで持続じぞく可能かのうな社会しゃかいとなりえるよう、新あたらしい東京とうきょうへと再さい構築こうちくすること。東京とうきょうの魅力みりょくある資産しさんを磨みがき直なおし、国際こくさい競争きょうそう力りょくを向上こうじょうさせること。都民とみん一いち人にんひとりが活躍かつやくできる、安心あんしんできる社会しゃかいにステージアップすることである。

公約こうやく

基本きほん政策せいさくとして以下いかの公約こうやくを掲かかげていた。

• 1. 忖度そんたくだらけのふるい都議会とぎかいをあたらしく
• 2. 「のり弁べん」をやめます
• 3. 利権りけんを一掃いっそうします
• 4. 待機たいき児童じどう対策たいさくを加速かそくします
• 5. 教育きょういくの機会きかいを増ふやし、質しつを高たかめます
• 6. 命いのちを守まもる、頼たよれる東京とうきょう
• 7. 健康けんこう長寿ちょうじゅを誇ほこる首都しゅと東京とうきょうへ
• 8. ライフ・ワーク・バランスの徹底てってい
• 9. 成長せいちょうし続つづける都市とし・東京とうきょうへ
• 10. オリンピック・パラリンピックを成功せいこうへ導みちびく
• 11. 都民とみんファーストの視点してんで行政ぎょうせい改革かいかくを徹底てっていします
• 12. 「多摩たま格差かくさ」を解消かいしょうし、島とうしょ地域ちいきの魅力みりょくを世界せかいへ発信はっしん
• 13. 築地つきじ市場いちばのブランドを守まもり、豊洲とよすを活用かつよう
• 14. スモークフリー社会しゃかい

• 築地つきじ市場いちば移転いてん問題もんだいを巡めぐっては、2017年ねん5月がつ23日にちに発表はっぴょうした公約こうやくでは「持続じぞく可能かのうな市場いちばの確立かくりつを総合そうごう的てきに判断はんだんし、知事ちじの立場たちばを尊重そんちょうする」という表現ひょうげんにとどめていたが、6月がつ20日はつかに小池こいけ百合子ゆりこ知事ちじが「豊洲とよす移転いてん・築地つきじ再さい開発かいはつ」の基本きほん方針ほうしんを公表こうひょうしたことを受うけ、「築地つきじ市場いちばのブランド力りょくを守まもり、豊洲とよす市場いちばを物流ぶつりゅう拠点きょてんとして活用かつようする」と改あらためた。
• 2021年ねんの都議とぎ選せん公約こうやくでは、東京とうきょうオリンピックについて、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょう（COVID-19）の感染かんせん拡大かくだいを念頭ねんとうに「国くにが有ゆう観客かんきゃくを強行きょうこう開催かいさいするならば、最低さいていでも無む観客かんきゃくを求もとめる」とした。

議会ぎかい運営うんえい

• 2017年ねん9月がつの都議会とぎかい定例ていれい会かいにおいて、東京とうきょうオリンピックを見据みすえ、18歳さい未満みまんの子供こどもがいる家庭かていにおける自宅じたく内ないや車内しゃないの禁煙きんえんを求もとめる「子こどもを受動じゅどう喫煙きつえんから守まもる条例じょうれい案あん」を公明党こうめいとうと共ともに提出ていしゅつした。
• 2020年ねん9月がつ9日にち、新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの感染かんせん拡大かくだいを巡めぐり、陽性ようせい者しゃが外出がいしゅつ制限せいげんに従したがわず、他人たにんに感染かんせんさせた場合ばあいに過料かりょうを科かす条例じょうれい案あんを発表はっぴょうした。条例じょうれい案あんは11月30日にちに正式せいしきに提案ていあんされたが、他た会派かいはからは「相互そうご監視かんしを生うみかねない」などと批判ひはんが続出ぞくしゅつし、公明党こうめいとうも「罰則ばっそくがある限かぎり賛成さんせいできない」として反対はんたいする方針ほうしんを決きめたことで否決ひけつされる見通みとおしとなった。最終さいしゅう的てきに公明党こうめいとうが助たすけ舟ぶねを出だす形かたちで「継続けいぞく的てきな協議きょうぎ」の申もうし入いれを行おこなったことで、都民とみんファーストの会かいは12月2日にちに議案ぎあん提出ていしゅつを断念だんねんした。
• 2022年ねん12月15日にち、都議会とぎかい本ほん会議かいぎで全国ぜんこく初はつとなる新築しんちく戸建こだて住宅じゅうたくに太陽光たいようこうパネル設置せっちを義務付ぎむづける都との改正かいせい環境かんきょう確保かくほ条例じょうれいが、都民とみんファーストの会かい・公明党こうめいとう・共産党きょうさんとう・立憲りっけん民主党みんしゅとうの賛成さんせい多数たすうにより可決かけつ、成立せいりつした。同どう条例じょうれいについては専門せんもん家かでも意見いけんが分わかれ、12月6日にちの反対はんたい派は、推進すいしん派は双方そうほうの会見かいけんでは反対はんたい派はが太陽光たいようこうパネルの生産せいさん地ちの多数たすうを占しめる新疆しんきょうウイグル自治じち区くの人権じんけん問題もんだいや、「パネルがある高こう所得しょとく家庭かていの負担ふたん減少げんしょう分ぶんを、賃貸ちんたいなどでパネルを設置せっちできない低てい所得しょとく家庭かていが負おう」とした経済けいざい格差かくさの問題もんだい、水害すいがい時じの漏電ろうでんの危険きけん性せいなどを指摘してきしたのに対たいし、推進すいしん派はは人権じんけん問題もんだいについては取とり組くみを行おこなっていると明言めいげん。経済けいざい格差かくさへの懸念けねんについては「昼間ひるまの電気でんき料金りょうきんの値下ねさげが進すすみ、国民こくみん全体ぜんたいに恩恵おんけいをもたらす」と反論はんろんするなど激論げきろんとなっており、都民とみんファーストの会かいの森村もりむら隆行たかゆき代表だいひょうは「電気でんき、ガス代だいが高騰こうとうする中なか、都民とみんのメリットになる」と条例じょうれいへの賛成さんせいの意義いぎを説明せつめいした。

その他た

• 民進党みんしんとうや民主党みんしゅとうの出身しゅっしん者しゃも積極せっきょく的てきに擁立ようりつしている。

役職やくしょく

歴代れきだい代表だいひょう一覧いちらん

代だい	代表だいひょう		在任ざいにん期間きかん	備考びこう
都民とみんファーストの会かい代表だいひょう（政治せいじ団体だんたい）
1		本橋もとはし弘隆ひろたか	2016年ねん9月がつ16日にち - 2017年ねん1月がつ23日にち	豊島としま区く議会ぎかい議員ぎいん
都民とみんファーストの会かい代表だいひょう
1		野田のだ数すう	2017年ねん1月がつ23日にち - 2017年ねん6月がつ1日にち	東京とうきょう都知事とちじ特別とくべつ秘書ひしょ
2		小池こいけ百合子ゆりこ	2017年ねん6月がつ1日にち - 2017年ねん7月がつ3日にち	東京とうきょう都知事とちじ
3		野田のだ数すう	2017年ねん7月がつ3日にち - 2017年ねん9月がつ10日とおか	東京とうきょう都知事とちじ特別とくべつ秘書ひしょ
4		荒木あらき千陽ちはる	2017年ねん9月がつ11日にち - 2022年ねん10月がつ15日にち	東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん
5		森村もりむら隆行たかゆき	2022年ねん11月5日にち -	東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん

党とう役員やくいん

2022年ねん11月7日にち現在げんざい

役職やくしょく	氏名しめい	出身しゅっしん政党せいとう
代表だいひょう	森村もりむら隆行たかゆき	─
特別とくべつ顧問こもん	小池こいけ百合子ゆりこ 荒木あらき千陽ちはる	自由民主党じゆうみんしゅとう ─
全ぜん議員ぎいん支部しぶ長ちょう総会そうかい議長ぎちょう	尾崎おざき大介だいすけ	民進党みんしんとう
代表だいひょう代行だいこう	成清なりきよ梨沙りさ子こ	─
副ふく代表だいひょう	樋口ひぐち高だか顕あらわ 入江いりえ伸子のぶこ	─ ─
代表だいひょう補佐ほさ	後藤ごとう奈美なみ	─
幹事かんじ長ちょう	尾島おじま紘ひろし平たいら	自由民主党じゆうみんしゅとう
総務そうむ会長かいちょう	後藤ごとう奈美なみ	─
政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう	福島ふくしま理恵子りえこ	─
基礎きそ自治体じちたい連絡れんらく協議きょうぎ会長かいちょう	里中さとなか郁男いくお	自由民主党じゆうみんしゅとう
選挙せんきょ対策たいさく本部ほんぶ長ちょう	村松むらまつ一希かずき	自由民主党じゆうみんしゅとう
組織そしき対策たいさく本部ほんぶ長ちょう	村松むらまつ一希かずき	自由民主党じゆうみんしゅとう
広報こうほう本部ほんぶ長ちょう	龍りゅう円まどか愛梨あいり	─
女性じょせい活躍かつやく推進すいしん本部ほんぶ長ちょう	茜あかねヶ久保くぼ嘉代子かよこ	─
子こども政策せいさく・教育きょういく改革かいかく担当たんとう本部ほんぶ長ちょう	内山うちやま真しん吾われ	民進党みんしんとう

歴代れきだいの主おもな役員やくいん表ひょう

代表だいひょう	代表だいひょう代行だいこう	幹事かんじ長ちょう	幹事かんじ長ちょう代理だいり	総務そうむ会長かいちょう	政務せいむ調査ちょうさ会長かいちょう	選挙せんきょ対策たいさく 本部ほんぶ長ちょう	特別とくべつ顧問こもん	就任しゅうにん年月としつき
野田のだ数すう								2017年ねん1月がつ
							小池こいけ百合子ゆりこ	2017年ねん4月がつ
小池こいけ百合子ゆりこ		野田のだ数すう						2017年ねん6月がつ
野田のだ数すう	尾崎おざき大介だいすけ	増子ましこ博樹ひろき	小山こやま有ゆう彦	荒木あらき千陽ちはる	山内やまうち晃あきら		小池こいけ百合子ゆりこ	2017年ねん7月がつ
荒木あらき千陽ちはる								2017年ねん9月がつ
	小山こやま有ゆう彦		伊藤いとう悠ゆう 木村きむら基はじめ成なり	入江いりえ伸子のぶこ	山田やまだ浩史こうじ	本橋もとはし弘隆ひろたか		2019年ねん7月がつ
	伊藤いとう悠ゆう		森村もりむら隆行たかゆき					2021年ねん秋あき頃ころ
荒木あらき千陽ちはる 伊藤いとう悠ゆう	（空席くうせき）							2022年ねん2月がつ
森村もりむら隆行たかゆき	成清なりきよ梨沙りさ子こ	尾島おじま紘ひろし平たいら	（空席くうせき）	後藤ごとう奈美なみ	福島ふくしま理恵子りえこ	村松むらまつ一希かずき	小池こいけ百合子ゆりこ 荒木あらき千陽ちはる	2022年ねん11月

党勢とうせい

東京とうきょう都議会とぎかい

選挙せんきょ	当選とうせん/候補者こうほしゃ	定数ていすう	備考びこう
（結党けっとう時じ）	3/-	127	入党にゅうとう+3
2017年ねん都議とぎ選せん	49/50	127	追加ついか公認こうにん+6、離党りとう-8、辞職じしょく-1
2021年ねん都議とぎ選せん	31（+1※）/47	127	※党籍とうせきを持もつ無所属むしょぞく候補こうほ、離党りとう-5、辞職じしょく-1、補選ほせん当選とうせん+1

所属しょぞく政治せいじ家か

2023年ねん11月13日にち現在げんざい

首長しゅちょう

人名じんめい	自治体じちたい
小池こいけ百合子ゆりこ	東京とうきょう都知事とちじ
樋口ひぐち高だか顕あらわ	千代田ちよだ区長くちょう

地方ちほう議会ぎかい

• 地方ちほう議員ぎいん：75人にん
  • 東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん：27
  • 市区しく町村ちょうそん議会ぎかい議員ぎいん：50（議席ぎせきを有ゆうする市区しく町村ちょうそん議会ぎかい：33）
    • 八王子はちおうじ市し1、立川たつかわ市し1、三鷹みたか市し2、青梅おうめ市し2、羽村はむら市し1、調布ちょうふ市し1、府中ふちゅう市し1、日野ひの市し1、昭島あきしま市し2、町田まちだ市し1、東久留米ひがしくるめ市し1、西多摩にしたま郡ぐん日ひの出で町まち1、西多摩にしたま郡ぐん檜原ひのはら村むら1、千代田ちよだ区く2、中央ちゅうおう区く1、港みなと区く1、新宿しんじゅく区く1、文京ぶんきょう区く1、台東たいとう区く2、墨田すみだ区く1、江東こうとう区く1、品川しながわ区く1、目黒めぐろ区く2、大田おおた区く2、世田谷せたがや区く1、渋谷しぶや区く1、中野なかの区く3、杉並すぎなみ区く2、豊島としま区く4、練馬ねりま区く3、北きた区く1、足立あだち区く2、荒川あらかわ区く2

希望きぼうの塾じゅく

都民とみんファーストの会かいの母体ぼたいとなった政治せいじ塾じゅくで、小池こいけが塾長じゅくちょうを務つとめる。

第だい1期き

都議とぎ選せんに向むけての候補者こうほしゃ発掘はっくつを目的もくてきとし、2016年ねん10月がつ30日にちから2017年ねん3月がつ4日にちまで、計けい6回かい開講かいこうされた。講師こうしは猪瀬いのせ直樹なおき元もと都知事とちじ、河村かわむらたかし名古屋なごや市長しちょう、上田うえだ清司せいじ埼玉さいたま県知事けんちじなど。受講じゅこう料りょうは男性だんせい5万まん円えん、女性じょせい4万まん円えん、25歳さい以下いか3万まん円えんで計けい3747人にんが受講じゅこうした。

第だい2期き

都内とないの区く市町しちょう村議そんぎ選せんの候補者こうほしゃ発掘はっくつのため、2017年ねん10月がつ29日にちに開講かいこうを予定よていしていたが、11月12日にちに延期えんきし、さらに来年らいねん春はるに再さい延期えんきすると発表はっぴょうされた。2018年ねん6月がつには塾じゅくが再開さいかいされないまま希望きぼうの塾じゅくホームページが閉鎖へいさされていることや、2期きの応募おうぼ生せいが100人にん足たらずであったことが報ほうじられた。

類似るいじの名称めいしょうの政治せいじ塾じゅくとして松沢まつざわ成文せいぶんら新しん・希望きぼうの党とうによる「希望きぼうの党とう政治せいじ塾じゅく」（2018年ねん9月がつ開講かいこう）が存在そんざいしたが、こちらには小池こいけは参加さんかしていない。

2022年ねんに都民とみんファーストの会かいは新あらたに「ファースト政経せいけい塾じゅく」を設立せつりつし、110人にんが参加さんかした。2023年ねん8月がつに第だい2回かいとなるファースト政経せいけい塾じゅくが開講かいこうし、約やく50人にんが参加さんかした。

友好ゆうこう関係かんけいにある政党せいとう

• 希望きぼうの党とう - 2017年ねん9月25日にちに小池こいけ百合子ゆりこが自みずから代表だいひょうとなって設立せつりつした国政こくせい政党せいとうだが、都民とみんファーストの会かいと同一どういつ政党せいとう・組織そしきではない。
• 国民こくみん民主党みんしゅとう - 希望きぼうの党とうの系譜けいふを継つぐ政党せいとうで2020年ねんに立憲りっけん民主党みんしゅとうと合流ごうりゅうせず玉木たまき雄一郎ゆういちろうを代表だいひょうに改あらためて結党けっとうされた。都民とみんファーストの会かいとは千代田ちよだ区長くちょう選挙せんきょで都議会とぎかい議員ぎいんを辞職じしょくして挑いどんだ樋口ひぐち高だか顕あらわを、東久留米ひがしくるめ市長しちょう選挙せんきょで前ぜん都議会とぎかい議員ぎいんの細谷ほそや祥子さちこを共ともに支援しえんするなど一定いっていの協力きょうりょく関係かんけいにある(樋口ひぐちは当選とうせん、細谷ほそやは次点じてんで落選らくせん)。またUAゼンセンや電力でんりょく総連そうれんなどの産別さんべつ系けいの組織そしき内ない候補こうほが両りょう党とうにいることから市区しく町村ちょうそん議会ぎかいでは統一とういつ会派かいはを組くんでいる例れいも多おおい(豊島としま区く議会ぎかいなど)
• ファーストの会かい

過去かこに友好ゆうこう関係かんけいであった政党せいとう

• 公明党こうめいとう - 国政こくせいでは自民党じみんとうと連立れんりつを組くんでいるが、2017年ねん3月がつ13日にちに、都民とみんファーストの会かいとの間あいだで都議とぎ選せんにおける選挙せんきょ協力きょうりょくを発表はっぴょう。都議会とぎかいにおける政策せいさく合意ごういを締結ていけつした。しかしながら、都議とぎ選せんの翌日よくじつに行おこなわれた山口やまぐち那な津つ男おとこ代表だいひょうと安倍晋三あべしんぞう自民党じみんとう総裁そうさいとの首脳しゅのう会談かいだんの中なかで、国政こくせいレベルでは自公じこうが連携れんけいし、引ひき続つづき連立れんりつ政権せいけんを運営うんえいしていくことを確認かくにん。2017年ねん9月がつに希望きぼうの党とうが結成けっせいされたことで公明党こうめいとう側がわから都政とせいでの連携れんけいを解消かいしょうする動うごきも見みられ、2017年ねん11月14日にちに都議会とぎかい公明党こうめいとうの東村あずまむら邦浩くにひろ幹事かんじ長ちょうが、都民とみんファーストの会かいとの協力きょうりょく関係かんけいを解消かいしょうし知事ちじ与党よとうから離脱りだつする考かんがえを表明ひょうめいした。2021年ねんの東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん選挙せんきょでは自民党じみんとうと協力きょうりょくすることを決きめたため選挙せんきょでも都民とみんファーストの会かいと対立たいりつすることになった。
• 東京とうきょう・生活せいかつ者しゃネットワーク - 2017年ねん4月がつ21日にちに都議とぎ選せんに向むけた政策せいさく協定きょうていを締結ていけつし、生活せいかつ者しゃネットの公認こうにん候補こうほ1名めいを都民とみんファーストの会かいが推薦すいせんすることでも合意ごういした。その後ご都政とせい野党やとうに転てんじ2021年ねんの東京とうきょう都議会とぎかい議員ぎいん選挙せんきょでは立憲りっけん民主党みんしゅとうなどと協力きょうりょくすることとなり選挙せんきょで対立たいりつすることとなった。
• 減税げんぜい日本にっぽん - 愛知あいち県けんや名古屋なごや市しを中心ちゅうしんに活動かつどうする地域ちいき政党せいとう。代表だいひょうを務つとめる河村かわむらたかし名古屋なごや市長しちょうが、小池こいけに近ちかしい関係かんけいであることから、希望きぼうの塾じゅくでの講演こうえんや2017年ねん都議とぎ選せんでの応援おうえん演説えんぜつなどで協力きょうりょく関係かんけいにある。河村かわむらは最終さいしゅう的てきに減税げんぜい日本にっぽんと都民とみんファーストの会かいの合流ごうりゅうを目指めざすとしており、小池こいけも前向まえむきな考かんがえを示しめしている。

支援しえん団体だんたい

• 連合れんごう東京とうきょう - 日本にっぽん労働ろうどう組合くみあい総そう連合れんごう会かい（連合れんごう）の東京とうきょう支部しぶ、2017年ねん4月がつ7日にちに合意ごうい（もとは民進党みんしんとうの支持しじ組織そしき）。ただし、連合れんごうはこれまで通とおり、民進党みんしんとう候補こうほの応援おうえんも行おこなうこととしている。

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト
• 許可きょかいただいたので情報じょうほう開示かいじした都民とみんファーストの会かいの規約きやくを全文ぜんぶん公開こうかいします
• 小池こいけ百合子ゆりこ政経せいけい塾じゅく 希望きぼうの塾じゅく 公式こうしきホームページ - archive.today（2017年ねん4月がつ28日にちアーカイブ分ぶん）