出典 しゅってん : フリー百科 ひゃっか 事典 じてん 『ウィキペディア(Wikipedia)』
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この項目 こうもく では、国際 こくさい 宇宙 うちゅう ステーションの観測 かんそく モジュールについて説明 せつめい しています。その他 た の用法 ようほう については「キューポラ (曖昧 あいまい さ回避 かいひ ) 」をご覧 らん ください。
キューポラから見 み たサハラ砂漠 さはらさばく
キューポラ (Cupola) とは、欧州 おうしゅう 宇宙 うちゅう 機関 きかん (ESA) が建造 けんぞう した国際 こくさい 宇宙 うちゅう ステーション (ISS) の観測 かんそく 用 よう モジュールである。ESAはキューポラを建造 けんぞう する代 か わりに、ESAの曝露 ばくろ ペイロード5台 だい をNASAに依頼 いらい してISSまで運 はこ んでもらう権利 けんり を有 ゆう する。キューポラが取 と り付 つ けられることで、宇宙 うちゅう 飛行 ひこう 士 し がロボット操作 そうさ やドッキングした宇宙船 うちゅうせん を直接 ちょくせつ 見 み ることが可能 かのう になり、壮観 そうかん な地球 ちきゅう 観測 かんそく 所 しょ にもなる。
概要 がいよう
外 そと から見 み たキューポラ。シャッターを開 あ けた状態 じょうたい
設計 せっけい と製造 せいぞう はイタリアのアレーニア・アエロナウティカ 社 しゃ が行 おこな い、直径 ちょっけい は約 やく 2m、高 たか さは約 やく 1.5mである。横 よこ 窓 まど が6枚 まい と天窓 てんまど があり、それぞれの窓 まど には流星 りゅうせい 塵 ちり やスペースデブリ による損傷 そんしょう を防 ふせ ぐための開閉 かいへい 式 しき のシャッターが取 と り付 つ けられている。キューポラには、熱 ねつ 制御 せいぎょ システム、音声 おんせい 端末 たんまつ 装置 そうち 、電力 でんりょく 供給 きょうきゅう 端 はし 末 まつ 、ビデオインタフェース、MIL-STD-1553 バスインターフェイスを持 も つ。また、カナダアーム2 を制御 せいぎょ する2台 だい のロボットアーム操作 そうさ 盤 ばん (Robotic Work Station:RWS) のうちの1台 だい がデスティニー から移設 いせつ される。
キューポラの打 う ち上 あ げは2010年 ねん 2月 がつ 8日 にち のSTS-130 で、トランクウィリティー (ノード3)の前方 ぜんぽう (ISS上 じょう での左舷 さげん )に取 と り付 つ けた状態 じょうたい で打 う ち上 あ げられ、軌道 きどう 上 じょう でトランクウィリティーがユニティ へ接続 せつぞく された後 のち に地球 ちきゅう 側 がわ に移動 いどう された。
窓 まど ガラスは3層 そう 構造 こうぞう になっており、損傷 そんしょう した場合 ばあい は軌道 きどう 上 じょう での交換 こうかん も可能 かのう な設計 せっけい である。シャッターは軌道 きどう 上 じょう でデブリから窓 まど ガラスの損傷 そんしょう を防 ふせ ぐためと、内部 ないぶ の温度 おんど を維持 いじ するために、通常 つうじょう は閉 し めたままにされ、使用 しよう するときのみ手動 しゅどう 操作 そうさ で開閉 かいへい される。
諸 しょ 元 もと
全高 ぜんこう : 1.5 m
最大 さいだい 直径 ちょっけい : 2.95 m
質量 しつりょう : 1,880 kg
ギャラリー
関連 かんれん 項目 こうもく
外部 がいぶ リンク
概要 がいよう 構成 こうせい 要素 ようそ 支援 しえん 機材 きざい 複 ふく 数 すう 回 かい 使用 しよう キャンセル 補給 ほきゅう 機 き