なにわの源蔵 事件 帳
『なにわの
なにわの源蔵 事件 帳
[登場 人物
[赤岩 源蔵 …この物語 の主人公 。天満 朝日 町 の長屋 に住 む元 目明 し。現在 は何 の権限 もないが、もと大 坂東 町 奉行 所 同心 であった厚木 警部 の部下 として、腰 に差 した延 べギセルを武器 に事件 の捜査 に当 たっている。その容貌 から「海坊主 の親方 」というあだ名 で呼 ばれることも多 い。原作 では、源蔵 が目明 かしとして捕物 に加 わった際 に、抵抗 した犯人 に左 耳 を切 り落 とされ、もともと髪 が薄 かったうえに維新 後 に断髪 したあとは頭部 の左側 はまったく何 もないのっぺらぼうになってしまったことからつけられたあだ名 という設定 である。ドラマではもちろん両 耳 がそろっている。妻 とはすでに死別 しており、残 されたひとり娘 の千賀 を溺愛 している。駒 千 根 …曽根崎新地 の売 れっ子 芸者 。源蔵 とは同 じ長屋 で育 った幼 なじみ。千賀 …源蔵 の娘 。内緒 で隆平 との結婚 を決 めてしまったときは源蔵 と一 悶着 あったが、基本 的 には仲 のよい親子 である。22話 で妊娠 が判明 、次 の最終 回 で臨月 を迎 える。- イラチの
安 …源蔵 の手下 。捕物 の時 は捕縄 を自在 に操 って活躍 する。捕縛 した犯人 を地 べたに引 き据 えて「このお方 をどなたや思 てんねん!海坊主 の親方 さんやぞ!」と一喝 するのが、毎回 の決 めぜりふである。 大倉 徳三 …朝日 町 の呉服 屋 「まるよし」の三男 。呉服 屋 の息子 ではあるが、つねに最新 モードの洋服 で身 を包 んでいる。三男 坊 ゆえ実家 では何 もすることがなく、もっぱら地元 紙 「上方 新聞 」への投稿 に情熱 を燃 やす。源蔵 の活躍 を題材 にして投稿 し採用 された記事 を、だしじゃこ屋 に源蔵 たちを集 めて意気揚々 と読 みあげるのが毎回 の物語 の締 めにもなっている。なお、原作 では隠居 と言 う設定 で、名前 も「大倉 徳兵衛 」であったが、ドラマでは青年 に変更 されている。谷口 隆平 …千賀 の夫 で、大 手前 の司 薬 所 (セイミ)に勤 める技師 。度 の強 いメガネをかけ、垢抜 けない服装 の冴 えない男 であるが、化学 者 としての専門 知識 が事件 解決 の糸口 になったこともある。- だしじゃこ
屋 …源蔵 行 き付 けの一膳飯屋 のおやじ。名字 は不明 であるが、名前 は「伊兵衛 」(19話 で判明 )。浪花節 が好 きで、料理 を作 りながら唸 っていることが多 い。時 には源蔵 たちに聞 かせようとするが、悪声 のため敬遠 されている。 糸 …だしじゃこ屋 の孫娘 。上方 新聞 主催 の大浪 花 別嬪 番付 という美人 の番付 に載 るほどの美人 であるが、お転婆 なところがあり、源蔵 の仕事 を手伝 おうとして勝手 に尾行 をした挙句 、相手 に捕 まり、水責 めの拷問 をされて生死 の境 をさまよったこともある。厚木 寿 一郎 …もと大阪 東町 奉行 所 同心 で、現在 は梅田 警察 署 の十 等 警部 (22話 で九 等 警部 に出世 する)。同心 時代 に捕物 で足 を斬 られたため、右足 を引 きずるように歩 いている。剣持 警部 …厚木 警部 の同僚 。厚木 より先 に九 等 警部 に出世 するなど有能 な人物 ではあるが、薩摩 出身 のため、源蔵 や源蔵 を使 っている厚木 に対 し旧 体制 の遺物 と見下 した態度 を取 っている。志津 …源蔵 の心 のマドンナ。厚木 の上司 であり、源蔵 も世話 になった天満 与力 藤岡 某 の未亡人 。現在 は源蔵 と同 じ長屋 に住 み、針仕事 の内職 で生計 を立 てている。最終 回 、親戚 が静岡 でお茶 の工場 を始 めるというのでその手伝 いをするために大阪 を去 る。
スタッフ
[出演
[レギュラー
[赤岩 源蔵 …二 代目 桂枝雀 駒 千 根 …三 林 京子 千賀 …藤山 直美 志津 …司 葉子 - イラチの
安 …安部 潮 厚木 警部 …加藤 武 剣持 警部 …吉田 輝雄 谷口 隆平 …小林 稔侍 大倉 徳三 …草川 祐 馬 - だしじゃこ
屋 …広沢 瓢 右 衛門 糸 …松原 千明
準 レギュラーおよびゲスト
[三 代目 桂米朝 :最終 回 ゲスト。吉岡 甚作…大村崑 佐川 満男 幸 助 …國 村 隼 (当時 は本名 の米村 嘉 洋 で出演 ):9・10話 ゲスト。安 の幼馴染 で芝居 の狂言 作者 (脚本 家 )を目指 している。強盗 の濡 れ衣 を着 せられた孤児 の少年 を救 うために源蔵 の依頼 を受 けて、真犯人 を罠 にかけるためのシナリオを作成 する。
ほか
サブタイトル
[第 1回 (1981年 10月 14日 ):花火 のなった時 第 2回 (1981年 10月 21日 ):西郷 はんの写真 第 3回 (1981年 10月 28日 ):天神祭 の夜 第 4回 (1981年 11月4日 ):狸 はどこへ行 った第 5回 (1981年 11月11日 ):異人 女 の目 第 6回 (1981年 11月18日 ):大浪 花 葬礼 事情 第 7回 (1981年 11月25日 ):印度 からきた猿 第 8回 (1981年 12月2日 ):鯛 を探 せ第 9回 (1981年 12月9日 ):召捕 夢物語 (前編 )第 10回 (1981年 12月16日 ):召捕 夢物語 (後編 )第 11回 (1982年 1月 6日 ):新春 初 手柄 第 12回 (1982年 1月 20日 ):灯台 の光 第 13回 (1982年 1月 27日 ):大浪 花 別嬪 番付 (前編 )第 14回 (1982年 2月 3日 ):大浪 花 別嬪 番付 (後編 )第 15回 (1982年 2月 10日 ):不知火 の化粧 まわし第 16回 (1982年 2月 17日 ):浪花 富士 の計画 第 17回 (1982年 2月 24日 ):消 えた土地 第 18回 (1982年 3月 3日 ):桔梗 は見 ていた第 19回 (1982年 3月 10日 ):炎 のかげに第 20回 (1982年 3月 17日 ):猫 の災難 第 21回 (1982年 3月 24日 ):闇 の中 の二 人 第 22回 (1982年 3月 31日 ):京街道 を走 る第 23回 (1982年 4月 7日 ):月 へ旅 する日
新 ・なにわの源蔵 事件 帳
[スタッフ
[出演
[赤岩 源蔵 …芦屋 雁之助 駒 千 根 …三 林 京子 千賀 …藤山 直美 - イラチの
安 …安部 潮 隆平 …小林 稔侍 - だしじゃこ
屋 …三 代目 桂 小 文枝 (後 の五 代目 桂 文枝 ) 糸 …松原 千明 新 之 丞 …おりも政夫 厚木 警部 …加藤 武 剣持 警部 …吉田 輝雄 真弓 田 希世 …大空 真弓
ほか
サブタイトル
[第 1回 (1983年 11月2日 ):牛乳 のすすめ第 2回 (1983年 11月9日 ):人力車 は往 く第 3回 (1983年 11月16日 ):蔵屋敷 の怪 事件 第 4回 (1983年 11月30日 ):船場 の秋 第 5回 (1983年 12月7日 ):艶 女 衣裳 競 べ第 6回 (1983年 12月14日 ):絵図 面 盗難 事件 第 7回 (1984年 1月 11日 ):石油 のような男 第 8回 (1984年 1月 18日 ):レースを編 む男 第 9回 (1984年 1月 25日 ):輸入 薬 のゆくえ第 10回 (1984年 2月 1日 ):エレキ恐 るべし第 11回 (1984年 2月 8日 ):恋 の鞘当 て異聞 第 12回 (1984年 2月 22日 ):善人 の仮面 第 13回 (1984年 2月 29日 ):夏 を欺 く男 第 14回 (1984年 3月 7日 ):三 人組 の正体 第 15回 (1984年 3月 14日 ):浪花 女 悲話 第 16回 (1984年 3月 21日 ):脱獄 囚 はどこだ第 17回 (1984年 3月 28日 ):大浪 花 似顔 活 人形
脚注
[外部 リンク
[NHK |
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