藤沢 周平
(ふじさわ しゅうへい) | |
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ペンネーム |
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1927 | |
1997 ( | |
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ジャンル |
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『 『たそがれ 『 『 『蟬しぐれ』(1988 『 | |
オール | |
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来歴 ・人物
[生 い立 ち
[1934
1945
1946
教員 時代
[1949
1952
記者 時代
[1957
1963
作家 デビュー
[この
「
三 十 代 のおしまいごろから四 十 代 のはじめにかけて、私 はかなりしつこい鬱屈 をかかえて暮 らしていた。鬱屈 といっても仕事 や世 の中 に対 する不満 といったものではなく、まったく私的 なものだったが、私 はそれを通 して世 の中 に絶望 し、またそういう自分 自身 にも愛想 をつかしていた。(中略 )(そういう鬱屈 の解消 方法 が)私 の場合 は小説 を書 く作業 につながった。「溟い海 」は、そんなぐあいで出来上 がった小説 である。」—(「溟い海 」の背景 )
「
私 自身 当時 の小説 を読 み返 すと、少少 苦痛 を感 じるほどに暗 い仕上 がりのものが多 い。男女 の愛 は別離 で終 わるし、武士 が死 んで物語 が終 わるというふうだった。ハッピーエンドが書 けなかった。」—(転機 の作物 )
円熟 の作家 として
[1980
1984
1992
晩年 と没後
[1995
1997
2010
受賞 歴 と選考 委員 歴
[受賞 歴
[- 1971
年 (昭和 46年 ) - 「溟い海 」で、第 38回 オール讀物 新人 賞 受賞 。 - 1973
年 (昭和 48年 ) - 「暗殺 の年輪 」で、第 69回 直木 三十五 賞 受賞 。 - 1986
年 (昭和 61年 ) - 「白 き瓶 」で、第 20回 吉川 英治 文学 賞 受賞 。 - 1989
年 (平成 元年 ) - 「市 塵 」で、第 40回 芸術 選奨 文部 大臣 賞 受賞 。 - 1989
年 (平成 元年 ) -作家 生活 全体 の功績 に対 して、第 37回 菊池 寛 賞 受賞 。 - 1994
年 (平成 6年 ) -朝日 賞 受賞 [21]。第 10回 東京 都 文化 賞 受賞 。 - 1995
年 (平成 7年 ) -紫綬褒章 受章 。 - 1997
年 (平成 9年 ) -鶴岡 市 特別 顕彰 、山形 県 県民 栄誉 賞 受賞 。 - 2022
年 (令 和 4年 ) - 「小説 の周辺 」で第 8回 魯迅 文学 賞 (中国 )受賞 [22]。
選考 委員
[- 1976
年 (昭和 51年 )からはオール讀物 新人 賞 選考 委員 。 - 1985
年 (昭和 60年 )から1996年 (平成 8年 )まで直木賞 選考 委員 。 - 1988
年 (昭和 63年 )から1991年 (平成 3年 )まで山本 周五郎 賞 選考 委員 。
エピソード
[織田 信長 の先進 性 を認 めながらも、小説 の下調 べのため史料 を調 べている時 に残虐 な振 る舞 いの多 さに気 づき、以降 信長 を嫌 うようになった、とエッセイ『信長 ぎらい』で述 べている。別 のエッセイによれば、この小説 は明智 光秀 を描 いた小説 『逆 軍 の旗 』のことであったという。また、この信長 観 については「全集 」解説 を担当 している向井 敏 が、司馬 遼 太郎 との差異 として取 り上 げている。
趣味 は囲碁 。日本棋院 から初段 を認 められる腕前 であり、職場 (新聞 社 )の昼休 みに打 つ他 、作家 専業 になってからも近所 の碁 会所 に通 ったり、作家 仲間 と打 つなどしていた。碁 に負 けると林 海峰 の『定石 の急所 』を帰宅 後 ひそかに読 んでいたという。本人 は「直木賞 をとってもアマ四 段 の職場 の同僚 に負 けており、なかなか腕 が上 がらない」と述 べている。また、しばしばエッセイで囲碁 について触 れている。
郷里 である山形 県 鶴岡 市 に憧憬 があり、作品 に反映 されている。とくに庄内 交通 湯野浜 線 電車 (1975年 (昭和 50年 )廃止 )が馴染 みがあったこともあり、書斎 には同線 が廃止 になった際 に作 られたレールの文鎮 があり、愛用 していた[23]。また、1975年 (昭和 50年 )に発刊 された『消 えゆく山形 の私鉄 電車 』(久保田 久雄 、東北 出版 企画 )にも、湯野浜 線 電車 廃止 についてコメントを寄 せている。
自伝 随想 集 である『周平 独言 』内 では、「ある政党 」を応援 していると記 してあるが、同 項 で文学 と政治 では分野 が異 なると述 べ、選挙 応援 などの政治 活動 は自分 には似合 わないことのような気 がするとも記 している。
著書
[シリーズ作品
[用心棒 日月 抄 シリーズ用心棒 日月 抄 (新潮社 1978年 のち文庫 )孤剣 用心棒 日月 抄 (新潮社 1980年 のち文庫 )刺客 用心棒 日月 抄 (新潮社 1983年 のち文庫 )凶刃 用心 捧 日月 抄 (新潮社 1991年 のち文庫 )
彫 師 伊之助 捕物 覚 えシリーズ獄 医 立花 登 手控 えシリーズ隠 し剣 シリーズ隠 し剣 孤影 抄 (文藝春秋 1981年 のち文庫 )隠 し剣 秋風 抄 (文藝春秋 1981年 のち文庫 )
作品
[暗殺 の年輪 (文藝春秋 1973年 のち文庫 )-短 編集 又 蔵 の火 (文藝春秋 1974年 のち文庫 )-短 編集 闇 の梯子 (文藝春秋 1974年 のち文庫 、講談社 文庫 )-短 編集 檻 車 墨 河 を渡 る(文藝春秋 1975年 )竹光 始末 (立 風 書房 1976年 のち新潮 文庫 )-短 編集 時雨 のあと(立 風 書房 1976年 のち新潮 文庫 )-短 編集 義民 が駆 ける(中央公論社 1976年 のち文庫 、講談社 文庫 、新潮 文庫 )冤罪 (青樹 社 1976年 のち新潮 文庫 )-短 編集 暁 のひかり(光風 社 書店 1976年 のち文春 文庫 )-短 編集 逆 軍 の旗 (青樹 社 1976年 のち文春 文庫 )-短 編集 喜多川 歌麿 女 絵草紙 (青樹 社 1977年 のち文春 文庫 、講談社 文庫 )-連作 短 編集 闇 の穴 (立 風 書房 1977年 のち新潮 文庫 )-短 編集 闇 の歯車 (講談社 1977年 のち文庫 、中公 文庫 、文春 文庫 )長門 守 の陰謀 (立 風 書房 1978年 のち文春 文庫 、講談社 文庫 )-短 編集 春秋 山伏 記 (家 の光 協会 1978年 のち新潮 文庫 、角川 文庫 )一茶 (文藝春秋 1978年 のち文庫 )神隠 し(青樹 社 1979年 のち新潮 文庫 )-短 編集 雪明 かり(講談社 文庫 1979年 )-短 編集 回天 の門 (文藝春秋 1979年 のち文庫 )- 驟り
雨 (青樹 社 1980年 のち新潮 文庫 )-短 編集 橋 ものがたり(実業之日本社 1980年 のち新潮 文庫 )-連作 短 編集 出合 茶屋 神谷 玄 次郎 捕物 控 (双葉社 1980年 )改題 「霧 の果 て」(文春 文庫 1985年 )
闇 の傀儡 師 (文藝春秋 1980年 のち文庫 )夜 の橋 (中央公論社 1981年 のち文庫 、文春 文庫 )-短 編集
時雨 みち(青樹 社 1981年 のち新潮 文庫 )-短 編集 霜 の朝 (青樹 社 1981年 のち新潮 文庫 )-短 編集 密謀 (毎日新聞社 1982年 のち新潮 文庫 )- よろずや
平四郎 活 人 剣 (文藝春秋 1983年 のち文庫 ) 龍 を見 た男 (青樹 社 1983年 のち新潮 文庫 )-短 編集 海鳴 り(文藝春秋 1984年 のち文庫 )白 き瓶 -小説 ・長塚 節 (文藝春秋 1985年 のち文庫 )花 のあと(青樹 社 1985年 のち文春 文庫 )-短 編集 風 の果 て(朝日新聞社 1985年 のち文春 文庫 )決闘 の辻 藤沢 版 新 剣客 伝 (講談社 1985年 のち文庫 、新潮 文庫 )-短 編集 潮田 伝 五郎 置 文 (東京 文芸 社 1985年 、光風 社 出版 1991年 )-短 編集 本所 しぐれ町 物語 (新潮社 1987年 のち文庫 )-連作 短 編集 - 蟬しぐれ(
文藝春秋 1988年 のち文庫 ) - たそがれ
清 兵衛 (新潮社 1988年 のち文庫 )-連作 短 編集 市 塵 (講談社 (日本 歴史 文学 館 )1988年 新版 1989年 のち文庫 、新潮 文庫 )麦 屋 町 昼下 がり(文藝春秋 1989年 のち文庫 )-短 編集 - 三屋清左衛門残日録(
文藝春秋 1989年 のち文庫 ) 玄 鳥 (文藝春秋 1991年 のち文庫 )-短 編集 天保 悪党 伝 (角川書店 1992年 のち文庫 、新潮 文庫 )秘 太刀 馬 の骨 (文藝春秋 1992年 のち文庫 )夜 消 える(文春 文庫 1994年 、文藝春秋 1995年 )-短 編集 日暮 れ竹 河岸 (文藝春秋 1996年 のち文庫 )-連作 短 編集 [24]漆 の実 のみのる国 (文藝春秋 1997年 のち文庫 )早春 その他 (文藝春秋 1998年 のち文庫 )-短 編集 静 かな木 (新潮社 1998年 のち文庫 )-短 編集 未 刊行 初期 短篇 (文藝春秋 2006年 のち文庫 )[25]
江戸 おんな絵姿 十 二 景 (文藝春秋 2016年 )[26]
随想 集
[周平 独言 (中央公論社 1981年 のち文庫 、文春 文庫 )-初 のエッセイ集 小説 の周辺 (潮出版社 1986年 のち文春 文庫 )半生 の記 (文藝春秋 1994年 のち文庫 )-自叙伝 - ふるさとへ
廻 る六 部 は(新潮 文庫 1995年 、新潮社 1998年 ) 帰省 未 刊行 エッセイ集 (文藝春秋 2008年 のち文庫 )乳 のごとき故郷 (文藝春秋 2010年 )-新編 48篇 甘味 辛味 業界 紙 時代 の藤沢 周平 (文春 文庫 2012年 )-記者 時代 の精選 コラム70篇
作品 集 その他
[藤沢 周平 短篇 傑作 選 全 4巻 (文藝春秋 1981年 )藤沢 周平 全集 文藝春秋 - ※第 1 〜 23巻 1992年 - 1994年 、第 24・25巻 ・別巻 2002年 、第 26巻 2012年 藤沢 周平 珠玉 選 全 9巻 (青樹 社 1993年 - 1994年 )藤沢 周平 句集 (文藝春秋 1999年 のち文庫 )海 坂 藩 大全 (上 ・下 )(文藝春秋 2007年 )
著作 の他 メディア展開
[映画
[- たそがれ
清 兵衛 (2002年 配給 :松竹 監督 :山田 洋次 出演 :真田 広之 、宮沢 りえ) 隠 し剣 鬼 の爪 (2004年 配給 :松竹 監督 :山田 洋次 出演 :永瀬 正敏 、松 たか子 )- 蟬しぐれ(2005
年 配給 :東宝 監督 :黒土 三 男 出演 :市川 染五郎 、木村 佳乃 ) 武士 の一 分 (2006年 配給 :松竹 監督 :山田 洋次 主演 :木村 拓哉 、檀 れい)山桜 (2008年 配給 :東京 テアトル監督 :篠原 哲雄 主演 :田中 麗奈 、東山 紀之 )花 のあと(2010年 配給 :東映 監督 :中西 健二 主演 :北川 景子 )必死 剣 鳥刺 し(2010年 配給 :東映 監督 :平山 秀幸 主演 :豊川 悦司 )小川 の辺 (2011年 配給 :東映 監督 :篠原 哲雄 、主演 :東山 紀之 、菊地 凛 子 )闇 の歯車 (2019年 配給 :東映 ビデオ監督 :山下 智彦 、主演 :瑛 太 、橋爪 功 )帰郷 (2020年 配給 :時代 劇 専門 チャンネル監督 :杉田 成道 、主演 :仲代 達矢 )一茶 (公開 未定 [27]監督 :吉村 芳之 、主演 :リリー・フランキー)[28]
テレビドラマ
[小 ぬか雨 (1980年 TBS系 出演 :吉永 小百合 、三浦 友和 )悪党 狩 り(1980年 テレビ東京 系 出演 :尾上 菊五郎 、鶴田 浩二 )愛 の旅路 (1981年 よみうりテレビ出演 :大原 麗子 、夏八木 勲 )思 い違 い(1981年 TBS系 出演 :竹脇無我 )江戸 の用心棒 (原作 :用心棒 日月 抄 1981年 フジテレビ系 出演 :古谷 一行 、夏八木 勲 )宿命 剣 鬼 走 り(1981年 フジテレビ系 出演 :萬屋 錦之介 )立花 登 青春 手控 え(1982年 NHK出演 :中井 貴一 、篠田 三郎 )彫 師 伊之助 捕物 覚 え消 えた女 (1982年 フジテレビ系 出演 :中村 梅之助 、野川 由美子 )水曜 グランドロマン・用心棒 日月 抄 (1989年 日本 テレビ系 出演 :杉 良太郎 、竜 雷太 )神谷 玄 次郎 捕物 控 (原作 :霧 の果 て-神谷 玄 次郎 捕物 控 - 1990年 フジテレビ系 出演 :古谷 一行 、藤 真利子 )腕 におぼえあり(原作 :用心棒 日月 抄 1992年 ・1993年 NHK出演 :村上 弘明 、渡辺 徹 )[29]清左衛門 残 日 録 (原作 :三屋清左衛門残日録 1993年 、1995年 NHK出演 :仲代 達矢 、南 果歩 、かたせ梨乃 、財津 一郎 )命 捧 げ候 夢 追 い坂 の決闘 (原作 :穴熊 、帰郷 1996年 NHK正月 時代 劇 出演 :緒形 拳 、南野 陽子 、浅野 忠信 )風 光 る剣 八嶽党秘聞(原作 :闇 の傀儡 師 1997年 NHK正月 時代 劇 出演 :中井 貴一 、高岡 早紀 )藤沢 周平 の用心棒 日月 抄 (原作 :用心棒 日月 抄 1997年 テレビ朝日 系 出演 :小林 稔侍 、寺尾 聰 )新 ・腕 におぼえあり(原作 :よろずや平四郎 活 人 剣 1998年 NHK出演 :高嶋 政伸 、村田 雄浩 )藤沢 周平 の人情 しぐれ町 (原作 :本所 しぐれ町 物語 2000年 NHK語 り:小林 桂樹 、出演 :萩原 健一 、石田 ひかり)蝉 しぐれ(2002年 NHK出演 :内野 聖 陽 、水野 真紀 )秘 太刀 馬 の骨 (2005年 NHK出演 :内野 聖 陽 、段田 安則 )- よろずや
平四郎 活 人 剣 (2007年 テレビ東京 出演 :中村 俊介 ) 風 の果 て(2007年 NHK出演 :佐藤 浩市 )花 の誇 り(2008年 NHK出演 :瀬戸 朝香 、酒井 美紀 )神谷 玄 次郎 捕物 控 (2014年 ・2015年 NHK BSプレミアム出演 :高橋 光臣 、中越 典子 )藤沢 周平 新 ドラマシリーズ- 三屋清左衛門残日録 / 三屋清左衛門残日録
完結 篇 (2016年 ・2017年 BSフジ・時代 劇 専門 チャンネル出演 :北大路 欣也 、伊東 四朗 ) 立花 登 青春 手控 え /立花 登 青春 手控 え2(2016年 ・2017年 NHK BSプレミアム出演 :溝 端 淳 平 、平 祐奈 )藤沢 周平 新 ドラマシリーズ第 二 弾 「橋 ものがたり」(2017年 BSスカパー!)
舞台
[若 き日 の唄 は忘 れじ-「蝉 しぐれ」より(1994年 、宝塚歌劇団 )腕 におぼえあり (2000年 、明治 座 出演 :村上 弘明 )- きょうの
雨 あしたの風 (2002年 、劇団 俳優座 脚本 :吉永 仁郎 )
[驟り雨 ]より「うしろ姿 」、[時雨 みち]より「おばさん」、[竹光 始末 ]より「冬 の終 わりに」
3作品 を一 つの劇 にした。(劇団 俳優座 で、2002年 秋 に東京 での初演 以降 も全国 各地 で上演 している) 春秋 山伏 記 (2003年 - 2004年 わらび座 )- 三屋清左衛門残日録〜
夕映 えの人 〜 (2004年 劇団 俳優座 ) 蝉 しぐれ (2007年 大阪 松竹 座 )蝉 しぐれ (2008年 明治 座 )海鳴 り (2008年 劇団 民藝 )思案 橋 (2011年 劇団 民藝 )「小 ぬか雨 」(『橋 ものがたり』所収 )、「夜 の雷雨 」(『神隠 し』所収 )、「亭主 の仲間 」(『時雨 みち』所収 )より)
朗読 (ラジオほか)
[- 『
藤沢 周平 の世界 』(山形放送 )(日曜 10:05-10:30)(2017年 4月 2日 [30]-、藤沢 作品 の朗読 番組 [31]) - 『
朗読 ・藤沢 周平 傑作 選 』 - (ニッポン放送 ほか、2009年 (平成 21年 )4月 より1年間 放送 され、好評 につき放送 延長 された、案内 :児玉 清 ) - 『
新潮 CD山田 洋次 が選 ぶ藤沢 周平 傑作 選 』-(新潮社 、2004年 10 - 11月に10作品 を刊行 、朗読 :倍 賞 千恵子 ・奈良岡 朋子 ・中村 梅雀 ほか) - 『
森繁 久彌 のNHK日曜 名作 座 藤沢 周平 傑作 選 』 - (小学館 、2010年 5月 、CD14枚 に長編 4作 +短 編集 11作 を所収 )
関連 文献
[作家 本人 の身辺 を主 とするもの
[遠藤 展子 [32] 『藤沢 周平 父 の周辺 』(文藝春秋 、2006年 、文春 文庫 、2010年 )、ISBN 4-16-777338-4遠藤 展子 『父 ・藤沢 周平 との暮 し』 (新潮社 、2007年 、新潮 文庫 、2009年 )、ISBN 4-10-128681-7遠藤 展子 『藤沢 周平 遺 された手帳 』(文藝春秋 、2017年 、文春 文庫 、2020年 )、ISBN 4-16-791568-5小菅 繁治 『兄 藤沢 周平 』(毎日新聞社 、2001年 )。末弟 の回想 粕谷 昭二 『藤沢 周平 の礎 小菅 留治 』(東北 出版 企画 、2008年 )。故郷 の関係 者 による人間像
作家 論 ・作品 論 を主 とするもの
[向井 敏 『海 坂 藩 の侍 たち藤沢 周平 と時代 小説 』(文藝春秋 、1994年 、文春 文庫 、1998年 )蒲生 芳郎 『藤沢 周平 「海 坂 藩 」の原郷 』(小学館 文庫 、2002年 )高橋 敏夫 『藤沢 周平 負 を生 きる物語 』(集英社 新書 、2002年 )高橋 敏夫 『藤沢 周平 という生 き方 』(PHP新書 、2007年 )、上記 の続編 [33]松本 健一 『藤沢 周平 が愛 した静謐 な日本 』(朝日新聞社 、2007年 10月 、朝日 文庫 、2010年 11月)、ISBN 4-02-264571-7別冊 宝島 編集 部 編 『藤沢 周平 の本 全 65冊 完全 案内 』(宝島社 文庫 、2005年 )、ISBN 4-7966-4868-2- 『
藤沢 周平 のツボ』(朝日 文庫 、2007年 12月 )、ISBN 4-02-264425-7
関川 夏央 、杉本 章子 、立松 和平 、重松 清 、山本 一 力 ほか全 22名 による作品 案内 。 - 『
藤沢 周平 「人 はどう生 きるか」』(遠藤 崇 寿 ・遠藤 展子 [34]監修 、悟空 出版 、2018年 12月/実業之日本社 文庫 、2022年 12月 )、ISBN 4-408-55778-1 湯川 豊 『海 坂 藩 に吹 く風 藤沢 周平 を読 む』(文藝春秋 、2021年 )、ISBN 4-16-391478-1- 『
文豪 ナビ藤沢 周平 』(新潮 文庫 、2022年 )、ISBN 4-10-124700-5。作品 ガイド 佐藤 賢一 ・山本 一 力 ほか『藤沢 周平 -心 の風景 』(新潮社 とんぼの本 、2005年 9月 ) ISBN 4-10-602136-6。図版 ガイド
要素 の複 合 したもの
[文藝春秋 編 『藤沢 周平 の世界 』(文春 文庫 [35]、1997年 4月 )、ISBN 4-16-721763-5文藝春秋 編 『藤沢 周平 のすべて』(文春 文庫 [36]、2001年 2月 )、ISBN 4-16-721775-9- オール
読物 責任 編集 『藤沢 周平 のこころ』(文藝春秋 <没後 二 十 年 ・文春 ムック>、2016年 12月/文春 文庫 (改訂 版 )、2018年 10月 ) ISBN 4-582-94501-5[37] - 『
別冊 太陽 藤沢 周平 -人間 の哀歓 と過 ぎし世 のぬくもりを描 いた小説 家 』(平凡社 、2006年 10月 )、図版 案内 山形新聞社 編 『藤沢 周平 と庄内 海 坂 藩 を訪 ねる旅 』(ダイヤモンド社 、1997年 )改題 『藤沢 周平 が愛 した風景 庄内 ・海 坂 藩 を訪 ねる旅 』(祥伝社 黄金 文庫 、2000年 )
山形新聞社 編 『続 藤沢 周平 と庄内 海 坂 藩 の人 と風 』(ダイヤモンド社 、1999年 )山形新聞社 編 『没後 十 年 藤沢 周平 読本 』(荒 蝦夷 (仙台 市 )、2008年 )。※ 「山形 新聞 」連載 企画 を書籍 化 笹沢 信 『藤沢 周平 伝 』[38](白水 社 、2013年 9月 ) ISBN 4-560-08319-3- 「
歴史 読本 」編集 部 編 『藤沢 周平 を読 む』[39](新人物往来社 、2010年 9月 )、ISBN 4-404-03912-3 - 『
藤沢 周平 全集 別巻 人 とその世界 』[40](文藝春秋 、2002年 8月 )、ISBN 4-16-364460-1 幸津 國生 『貢献 人 という人間像 東日本 大震災 の記録 ・藤沢 周平 の作品 世界 を顧 みて』花伝社 2013年 福沢 一郎 『武士 道 好 まず、農 の人 -藤沢 周平 』砂子屋 書房 2021年 鯨井 佑 士 『藤沢 周平 の読書 遍歴 』朝日出版社 2019年
脚注
[注釈
[出典
[- ^ a b “
史上 初 の大 調査 著名 人 100人 が最後 に頼 った病院 あなたの病院 選 びは間違 っていませんか”.現代 ビジネス (2011年 8月 17日 ). 2020年 9月 15日 閲覧 。 - ^
藤沢 周平 にとって小説 はどう書 いてもいいのではなく、人生 の哀切 を確 かに読者 に伝 える事 のできる小説 をと願 った。それを時代 小説 という形式 で現 した。その時代 小説 は、剣客 や藩士 の登場 する武家 ものと、町人 や渡世人 を主人公 とする市井 ものとの二 系列 に書 き分 けられている。(『藤沢 周平 全集 別巻 』文藝春秋 、2002年 。17ページ) - ^ 『
歴史 読本 』編集 部 編 『藤沢 周平 を読 む』新人物往来社 、2010年 (平成 22年 )9月 。298ページ - ^
笹沢 信 『藤沢 周平 伝 』白水 社 、2013年 。423ページ - ^ 『
藤沢 周平 全集 第 23巻 』文藝春秋 、1994年 。578ページ - ^ 『
藤沢 周平 全集 第 23巻 』文藝春秋 、1994年 。577 - 578ページ - ^ “「
元気 ・まちネット」踏査 同行 記 (4)湯田川 温泉 ”.山形 新聞 (2009年 10月 1日 ). 2020年 9月 15日 閲覧 。 [リンク切 れ] - ^
教師 時代 の事項 は専 ら徳永 文一 「業界 紙 時代 の藤沢 周平 」-『甘味 辛味 』所収 (文春 文庫 )による。 - ^
後 に徳永 文一 が調査 したところでも、藤沢 がこの時期 どこに勤 めていたのかは判然 としないという。徳永 文一 「業界 紙 時代 の藤沢 周平 」-『甘味 辛味 』所収 (文春 文庫 )。 - ^ 「
甘味 辛味 」は遺稿 集 として、文春 文庫 で没後 出版 された(徳永 文一 解説 「業界 紙 時代 の藤沢 周平 」による)。 - ^ 「
藤沢 周平 のすべて」での同僚 金田 明夫 の回想 と、阿部 達二 「発掘 !新聞 記者 藤沢 周平 のエッセイ」、『オール読物 』(2012年 2月 号 、文藝春秋 )による。 - ^
徳永 の評伝 、および『藤沢 周平 の説 いた我慢 』2013年 (平成 25年 )1月 20日 読売新聞 15面 - ^
阿部 達二 『藤沢 周平 残 日 録 』、p.85 - ^
徳永 『業界 紙 時代 の藤沢 周平 』より - ^
向井 敏 『海 坂 藩 の侍 たち』は、大半 は「全集 」解説 集 。 - ^
没後 の2002年 (平成 14年 )に、24巻 「漆 の実 のみのる国 ほか短編 」、25巻 「書簡 ・句集 ほか」、別巻 「作品 解説 ほか」が、2012年 (平成 24年 )には、26巻 「初期 短篇 十 五 篇 、エッセイ、選評 集 」が刊行 された。 - ^
岩井 寛 『作家 の臨終 ・墓碑 事典 』(東京 堂 出版 、1997年 (平成 9年 ))285ページ - ^ “
山形 県 名誉 県民 ・山形 県 県民 栄誉 賞 ”.山形 県 . 2022年 7月 29日 閲覧 。 - ^ “
藤沢 さんの魅力 再 発見 鶴岡 ・没後 20年 「寒梅 忌 」、パネル展 も”.山形 新聞 . (2017年 1月 30日 ) 2020年 9月 15日 閲覧 。 [リンク切 れ] - ^ “<
藤沢 周平 >没後 20年 魅力 語 り尽 くせず”.河北 新報 . (2017年 1月 30日 ) 2020年 9月 15日 閲覧 。 [リンク切 れ] - ^ “
朝日 賞 1971-2000年度 ”.朝日新聞社 . 2022年 8月 19日 閲覧 。 - ^ “
藤沢 周平 さんに魯迅 文学 賞 ”.朝日新聞 デジタル (朝日新聞社 ). (2022年 9月 13日 ) 2022年 10月 5日 閲覧 。 - ^ 1994
年 (平成 6年 )3月 2日 、朝日新聞 「藤沢 周平 の世界 」 - ^ 「
江戸 おんな絵姿 十 二 景 」全 12編 と「広重 「名所 江戸 百 景 」 より」全 7編 収録 - ^
改題 「無用 の隠密 未 刊行 初期 短篇 」(文春 文庫 2009年 。1編 追加 し全 15篇 ) - ^
浮世絵 12枚 による連作 掌編 、カラー図 版本 - ^
撮影 終了 「一茶 」も公開 未定 お蔵 入 りの訳 とは デジタル毎日新聞 2018年 (平成 30年 )1月 11日 - ^ “リリー・フランキーが
小林 一茶 役 で主演 、藤沢 周平 による伝記 小説 を映画 化 ”.映画 ナタリー. (2016年 10月 13日 ) 2020年 9月 15日 閲覧 。 - ^
番組 エピソード歴史 &時代 小説 をドラマ化 !『連続 時代 劇 特集 』 -NHKアーカイブス - ^ テレビ
番組 表 の記録 2017年 4月 2日 のラジオ番組 表 (山形 ・ラジオ) - ^
藤沢 周平 の世界 ・番組 HP YBCラジオ(山形放送 )(2022年 10月 5日 閲覧 ) - ^
遠藤 展子 解説 『父 と娘 の「橋 ものがたり」』(連作 短篇 集 『橋 ものがたり』、実業之日本社 、新版 2007年 (平成 19年 )、愛蔵 版 2017年 (平成 29年 ))がある。ISBN 4-408-53505-2 - ^
他 にも『藤沢 周平 の言葉 』(角川 SSC新書 、2009年 (平成 21年 ))、佐 高信 との対談 『藤沢 周平 と山本 周五郎 』(毎日新聞社 、2004年 (平成 16年 )/光文社 知恵 の森 文庫 、2012年 (平成 24年 ))がある。 - ^
夫 ・遠藤 崇 寿 と共 に『わたしの藤沢 周平 』(宝島社 、2009年 (平成 21年 )1月 /文春 文庫 、2012年 (平成 24年 )10月 )監修 も行 い、没後 10年 を記念 した番組 『わたしの藤沢 周平 』(NHK衛星 放送 BS2)を書籍 化 。著名 人 30数 名 のファンが、好 きな作品 を選 び想 いを語 っている。 - ^ 『
文藝春秋 臨時 増刊 藤沢 周平 の世界 』(1994年 (平成 6年 )6月 )の再編 版 - ^ 『
文藝春秋 臨時 増刊 藤沢 周平 のすべて』(1997年 (平成 9年 )10月 )の再編 版 - ^ ムック
本 は、他 に『「蝉 しぐれ」と藤沢 周平 の世界 』(文藝春秋 、2005年 (平成 17年 ))、『藤沢 周平 と〈海 坂 藩 〉を旅 する』(徳間書店 、2012年 (平成 24年 ))がある。 - ^ ※
著者 は山形新聞社 記者 。郷里 ・庄内 からの視点 を軸 に描 いた評伝 。 - ^
旧版 は『別冊 歴史 読本 藤沢 周平 読本 』新人物往来社 、1998年 (平成 10年 ) - ^
上記 『藤沢 周平 のすべて』、『藤沢 周平 の世界 』、および文庫 判 の解説 。
参考 文献
[阿部 達 児 「藤沢 周平 完全 年譜 」。文藝春秋 編 『藤沢 周平 のすべて』(文春 文庫 、2001年 )の巻末 に収録 阿部 達二 『藤沢 周平 残 日 録 』(文春 新書 、2004年 )、ISBN 4-16-660359-0。担当 者 の回想 (上記 はペンネーム)徳永 文一 (元 ・読売新聞社 記者 )解説 -『甘味 辛味 業界 紙 時代 の藤沢 周平 』(文春 文庫 、2012年 )、ISBN 4-16-719255-1
後編 は、徳永 の取材 による当時 の同僚 ・仲間 を取材 した評伝 を収録 。