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シメオン・ソロモン、ルツとナオミ とオベデ、1860年。
オベデは、旧約聖書の『ルツ記』に登場する人物。新共同訳聖書での表記は「オベド」[1]。
オベデは、ルツとボアズの息子であり、エッサイの父であり、ダビデの祖父である。彼は、イエス・キリストの先祖の1人であり、マタイによる福音書及びルカによる福音書におけるイエス・キリストの系図で彼の名を見ることができる[2][3]。
ルツがオベデをみごもったとき、近所の女性たちは、ナオミに言った。
主はほむべきかな、
主はあなたを
見捨てずに、きょう、あなたにひとりの
近親をお
授けになりました。どうぞ、その
子の
名がイスラエルのうちに
高く
揚げられますように。
彼はあなたのいのちを
新たにし、あなたの
老年を
養う
者となるでしょう。あなたを
愛するあなたの
嫁、
七人のむすこにもまさる
彼女が
彼を
産んだのですから
— ルツ記(口語訳) 4:14-15
オベデという名前の語義はヘブライ語で「(神の)しもべ」。彼の名前は、近所の女性たちによって名付けられた[4]。
- ^ ルツ 4:17 ほか
- ^ マタイ 1:5
- ^ ルカ 3:32
- ^ ルツ 4:17