コミュニティ・ストア

国分こくぶグローサーズチェーン株式会社かぶしきがいしゃ
Kokubu Grocers Chain Co., Ltd.

コミュニティ・ストア 文京ぶんきょうせきの店みせ （神奈川かながわ県けん相模原さがみはら市し南みなみ区く、2019年ねん閉店へいてん）
種類しゅるい	株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう	非ひ上場じょうじょう
本社ほんしゃ所在地しょざいち	日本にっぽん 〒103-0027 東京とうきょう都と中央ちゅうおう区く日本橋にほんばし1丁目ちょうめ1番ばん1号ごう（国分こくぶグループ本社ほんしゃ株式会社かぶしきがいしゃ本社ほんしゃ内ない） 本部ほんぶ：東京とうきょう都と江東こうとう区く木場きば5丁目ちょうめ10-11 宍倉ししくらビル3階かい
設立せつりつ	1994年ねん（平成へいせい6年ねん）7月がつ1日にち
業種ぎょうしゅ	小売こうり業ぎょう
法人ほうじん番号ばんごう	1010001043070
事業じぎょう内容ないよう	コンビニエンスストアの経営けいえい及および加盟かめい店てんの経営けいえい指導しどう 不動産ふどうさん・店舗てんぽ設備せつび機器きき・商品しょうひん陳列ちんれつ器具きぐの売買ばいばい及および賃貸ちんたい
代表だいひょう者しゃ	代表だいひょう取締役とりしまりやく 横山よこやま敏さとし貴たか
資本しほん金きん	9,350万まん円えん
売上うりあげ高だか	107億おく円えん（2018年ねん12月がつ末まつ現在げんざい）
純じゅん利益りえき	▲11億おく6200万まん円えん （2021年ねん12月31日にち時点じてん）
総そう資産しさん	7億おく8600万まん円えん （2021年ねん12月31日にち時点じてん）
従業じゅうぎょう員数いんずう	75人にん（2020年ねん12月がつ末まつ現在げんざい）
決算けっさん期き	12月
主要しゅよう株主かぶぬし	国分こくぶグループ本社ほんしゃ株式会社かぶしきがいしゃ 100%
特記とっき事項じこう：2021年ねん11月末まつをもって全ぜん事業じぎょうを撤退てったい、2022年ねん（令れい和わ4年ねん）7月がつ15日にち付づけで清算せいさん結ゆい了りょう。

コミュニティ・ストア（COMMUNITY STORE）は、かつて東京とうきょう都とに本部ほんぶを置おいていた日本にっぽんのコンビニエンスストアチェーン。大手おおて食品しょくひん卸売おろしうり商社しょうしゃの国分こくぶグループ本社ほんしゃの事業じぎょう会社かいしゃである国分こくぶグローサーズチェーン株式会社かぶしきがいしゃ（英文えいぶん社名しゃめい：Kokubu Grocers Chain Co., Ltd.）が運営うんえいしていた。本ほん項こうでは、運営うんえい企業きぎょうである国分こくぶグローサーズチェーン株式会社かぶしきがいしゃについても記述きじゅつする。

1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）に国分こくぶグローサーズチェーン (KGC) を事業じぎょう開始かいし、1994年ねん（平成へいせい6年ねん）7月がつ1日にちに国分こくぶグローサーズチェーンとして会社かいしゃ設立せつりつした。

2021年ねん（令れい和わ3年ねん）5月7日にち開催かいさいの取締役とりしまりやく会かいにて全ぜん事業じぎょうからの撤退てったいを決議けつぎし、同年どうねん5月14日にちに「全ぜん事業じぎょうの撤退てったいに関かんするお知しらせ」を発表はっぴょう。理由りゆうとして「新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの拡大かくだいなどにより急速きゅうそくに経営けいえい環境かんきょうが悪化あっかし、今後こんごの業績ぎょうせきの回復かいふくが困難こんなんであると判断はんだんした」ことを挙あげた上うえで、同どう2021年ねん11月がつ末まつをもって全ぜん事業じぎょうを終了しゅうりょう、翌よく2022年ねん4月がつ末まつに会社かいしゃ清算せいさんを結ゆい了りょう予定よていと発表はっぴょうした。これに伴ともない、2021年ねん11月30日にちをもって公式こうしきウェブサイトは閉鎖へいさされた。

2022年ねん（令れい和わ4年ねん）7月がつ15日にち付づけで清算せいさん結ゆい了りょうし解散かいさん、法人ほうじん格かくが消滅しょうめつした。

概要がいよう

国分こくぶグローサーズチェーンの前身ぜんしんは、国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃ（現げん：国分こくぶグループ本社ほんしゃ株式会社かぶしきがいしゃ）が、取引とりひき先さき酒販しゅはん店てんの経営けいえい支援しえんを狙ねらって結成けっせいしたボランタリー・チェーン (VC) である。そのため酒販しゅはん店てんから業態ぎょうたい転換てんかんした加盟かめい店てんが多おおく、それぞれが酒販しゅはん店てん時代じだいからの固定こてい客きゃくを抱かかえており、2004年ねん時点じてんでは他たチェーンよりも客きゃくの年齢ねんれい層そうが高たかくなっていた。

1999年ねん（平成へいせい11年ねん）からは一部いちぶ店舗てんぽでデリバリーサービス「親切しんせつ・ふれあい便びん」を開始かいししたが、これには旧きゅう酒販しゅはん店てんの人脈じんみゃくと御用聞ごようききの経験けいけんを生いかす狙ねらいがあった。

発足ほっそく当時とうじ、酒類しゅるいの販売はんばいは免許めんきょ制せいであったことから、酒販しゅはん店てんからのCVS転換てんかんはその時点じてんで大おおきな利点りてんを有ゆうしており、ロイヤリティフィーが安価あんかなボランタリー・チェーン方式ほうしきを採用さいようしたことで店舗てんぽ数すうを急増きゅうぞうさせた。しかし、酒販しゅはん店てんの規制きせい緩和かんわにより2001年ねんに距離きょり基準きじゅん、2003年ねんに人口じんこう基準きじゅんが廃止はいしされ、大手おおてコンビニエンスストア (CVS) でも酒販しゅはんの取扱とりあつかいが標準ひょうじゅん化かしたことで競争きょうそう優位ゆうい性せいが薄うすれていった。

2021年ねん4月がつ末まつ時点じてんで、関東かんとう、東海とうかい、関西かんさいを中心ちゅうしんに337店舗てんぽを展開てんかいしていた。このうち、標準ひょうじゅんスタイルのCVSは50店てんであり、残のこり280店てん余あまりは、加盟かめい先さきの要望ようぼうに応おうじて商品しょうひん供給きょうきゅうや店舗てんぽ設備せつびの貸与たいよ、一部いちぶ経営けいえい指導しどうなどを提供ていきょうする非ひ標準ひょうじゅんスタイルとなっており、これら非ひ標準ひょうじゅんスタイルの店舗てんぽは、公式こうしきサイトの店舗てんぽ検索けんさくページからもからも除外じょがいされていた。店舗てんぽ検索けんさくページには「この店舗てんぽ検索けんさくにおいては、立地りっち条件じょうけん等とうにより全すべての店舗てんぽが検索けんさくできるものではありませんので、あらかじめご了承りょうしょうください。」との注意ちゅうい書がきがあった。同年どうねん春はるには大手おおて加盟かめい先さきとの契約けいやくが終了しゅうりょうし、150店てんを超こえる店舗てんぽの閉鎖へいさを進すすめていた。

公式こうしきサイトで検索けんさく可能かのうな店舗てんぽの大半たいはんが東京とうきょう都と内うちに集中しゅうちゅうしていた。店舗てんぽ検索けんさくに掲載けいさいされていたのは、いわゆる「路面ろめん店てん」と呼よばれる大手おおてコンビニ店てんと同様どうようの一般いっぱん的てきな形式けいしきの店舗てんぽで、残のこりは工場こうじょう・病院びょういん・学校がっこうなどの施設しせつ内ないにおける売店ばいてん形式けいしきの店舗てんぽであった。ただし、日大にちだい板橋いたばし病院びょういん店みせ（板橋いたばし区く）やイーストスクエア東京とうきょう店てん（江東こうとう区く）など、一部いちぶの施設しせつ内ない店舗てんぽも検索けんさく対象たいしょうに入はいっていた。

タウンショップ 佐藤さとう酒さけ店てん（東京とうきょう都と目黒めぐろ区く）

かつては北海道ほっかいどうにも店舗てんぽを展開てんかいしており、札幌さっぽろ市し内うちを中心ちゅうしんに1998年ねん時点じてんでは70店舗てんぽ（札幌さっぽろ市内しない35店舗てんぽ、札幌さっぽろ圏けん15店舗てんぽ、旭川あさひかわ圏けん6店舗てんぽ、帯広おびひろ圏けん11店舗てんぽ、北見きたみ圏けん3店舗てんぽ）が存在そんざいした。 これらの店舗てんぽは閉店へいてん・撤退てったい後ごには、元々もともとが酒屋さかやの発祥はっしょうであることから個人こじん商店しょうてんの酒屋さかやへ転換てんかんしたり、チェーン店てんのディスカウントストア、セイコーマートやセブンイレブンなどへ転換てんかんした例れいが存在そんざいする。また、コミュニティ・ストア撤退てったい後ごの北海道ほっかいどう内ないには、かつての加盟かめい店てんがそのまま「コミュニティストア」を名乗なのり続つづける店舗てんぽもあった。また、一部いちぶ店舗てんぽは「K-nes」というチェーンに転換てんかんされている。

沿革えんかく

• 1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）
  • 国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃ（当時とうじ）の事業じぎょう部門ぶもんとして国分こくぶグローサーズチェーンが発足ほっそく。
  • 東京とうきょう都と渋谷しぶや区くに1号ごう店てんを開店かいてんする。
• 1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）11月 -　東北とうほく本部ほんぶの第だい1号ごう店てん「同中どうちゅう勇いさみ分ぶん店てん」開店かいてん。
• 1990年ねん（平成へいせい2年ねん） - 首都しゅと圏けん以外いがいの地区ちく本部ほんぶが発足ほっそくする。
• 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）
  • 3月31日にち - 持もち帰かえり弁当べんとうとコンビニの複ふく合ごう店てん「コミュニティ・ストアきよむら」開店かいてん。
  • 帯広おびひろ本部ほんぶであった宮本みやもと商しょう産さん株式会社かぶしきがいしゃがチェーンから脱退だったいし、同どう地区ちくは国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃ直轄ちょっかつとなる。
• 1994年ねん（平成へいせい6年ねん）7月がつ1日にち - 国分こくぶグローサーズチェーン株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつ。
• 1995年ねん（平成へいせい7年ねん） - 茨城いばらき県けん本部ほんぶであった合資ごうし会社かいしゃ月がつの友ともが加盟かめい店てんとともにチェーンから脱退だったいし「モンペリ」の店名てんめいで独自どくじのチェーン展開てんかいを始はじめる。
• 1997年ねん（平成へいせい9年ねん）
  • 公共こうきょう料金りょうきん収納しゅうのう代行だいこうサービスを開始かいしする。
  • 岐阜ぎふ本部ほんぶであった株式会社かぶしきがいしゃ河かわ安やすと、三重みえ本部ほんぶであった株式会社かぶしきがいしゃ井阪商店いさかしょうてんがチェーンから脱退だったいし、両りょう地区ちくは国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃ直轄ちょっかつとなる。
• 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）
  • 国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃ直轄ちょっかつの地区ちく本部ほんぶすべてが、国分こくぶグローサーズチェーン株式会社かぶしきがいしゃに移管いかんされる。
  • 旭川あさひかわ本部ほんぶであった旭川あさひかわ国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃ（株式会社かぶしきがいしゃ丸まるヨ岡田おかだより営業えいぎょうを継承けいしょう）が、加盟かめい店てんとともにチェーンから脱退だったいする。
  • 神奈川かながわのエムエムチェーン株式会社かぶしきがいしゃ（後述こうじゅつ）と業務ぎょうむ提携ていけいする。のちに同社どうしゃの加盟かめい店てんを国分こくぶグローサーズチェーン株式会社かぶしきがいしゃが引ひき継つぐ。
• 1999年ねん（平成へいせい11年ねん） - 一部いちぶ店舗てんぽでデリバリーサービス「親切しんせつ・ふれあい便びん」を開始かいしする。
• 2000年ねん（平成へいせい12年ねん） - 香川かがわ本部ほんぶであった香川かがわ流通りゅうつう株式会社かぶしきがいしゃから、加盟かめい店てんと本部ほんぶ業務ぎょうむを国分こくぶグローサーズチェーン株式会社かぶしきがいしゃが引ひき継つぐ。これにより、すべての地区ちく本部ほんぶが同社どうしゃへ統合とうごうされた。
• 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）- 北海道ほっかいどうから撤退てったい
• 2011年ねん（平成へいせい24年ねん） - 鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとの連携れんけいによる新しん業態ぎょうたいとして、駅えきナカコンビニ事業じぎょう開始かいし。京王線けいおうせんつつじヶ丘おか駅えき構内こうないに、京王けいおうストアとの共同きょうどう出店しゅってんで「京王けいおうストアエクスプレス with コミュニティ・ストア」つつじヶ丘おか店てんがオープン。

  その後ご、京王けいおうストア（旧きゅう・京王けいおうリテールサービス）との共同きょうどう出店しゅってんによる駅えき売店ばいてん（駅えきナカミニコンビニ）「K-SHOP with コミュニティ・ストア」を出店しゅってん開始かいし。

• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん） - 「コミュニティ・ストア新川しんかわ一いち丁目ちょうめ店てん」を改装かいそうした、コミュニティ・ストアの新しん業態ぎょうたい「コミストキッチン新川しんかわ一いち丁目ちょうめ店てん」がオープン。同年どうねん末まつ時点じてんでの店舗てんぽ数すうは全国ぜんこくに約やく520店舗てんぽであった。
• 2017年ねん（平成へいせい29年ねん）9月1日にち - 京成けいせい本線ほんせん国府台こうのだい駅えきの高架こうか柱ばしら耐震たいしん補強ほきょう工事こうじにともない閉店へいてんした「リブレ京成けいせい国府台こうのだい駅前えきまえ店てん」を、リブレ京成けいせいと共同きょうどうで「リブレキッチン with コミュニティ・ストア」国府台こうのだい店てんとしてリニューアルオープン。
• 2021年ねん（令れい和わ3年ねん）
  • 同年どうねん4月がつ末まつ時点じてんでの店舗てんぽ数すうは337店舗てんぽであった。
  • 5月7日にち - 同日どうじつ開催かいさいの取締役とりしまりやく会かいにて全ぜん事業じぎょうの撤退てったいを決議けつぎ。
  • 5月14日にち - 「全ぜん事業じぎょうの撤退てったいに関かんするお知しらせ」を発表はっぴょう、2021年ねん11月がつ末まつをもって全ぜん事業じぎょうを終了しゅうりょうし、2022年ねん4月がつ末まつをもって会社かいしゃ清算せいさんを結ゆい了りょう予定よていと発表はっぴょう。
  • 11月30日にち - 同日どうじつをもってコミュニティ・ストア全店ぜんてん閉業へいぎょう。同時どうじに公式こうしきサイトも削除さくじょされる。
• 2022年ねん（令れい和わ4年ねん）
  • 3月 - 同月どうげつまでに、京王けいおうストアとの共同きょうどう出店しゅってん店舗てんぽ（駅えきナカコンビニ）が全店ぜんてんセブン-イレブンへ転換てんかん。
  • 7月がつ15日にち - 同日どうじつ付づけで会社かいしゃ清算せいさんが結ゆい了りょうし解散かいさん。

コミュニティ・ストア

コミュニティ・ストアでは、VCとフランチャイズ・チェーン (FC) の長所ちょうしょだけを組くみ合あわせたとする「ニューコンビニエンスシステム」を標榜ひょうぼうしている。当初とうしょは「限かぎりなくFCに近ちかい超ちょうボランタリー」と称しょうしていた。

大手おおてコンビニエンスストアチェーンの多おおくが

• オープンアカウント制せい：加盟かめい店てんは売上うりあげの全額ぜんがくを本部ほんぶに送金そうきんし、会計かいけい処理しょりを本部ほんぶに任まかせる
• 粗そ利り分配ぶんぱい方式ほうしき：加盟かめい店てんの粗そ利りのうち一定いってい割合わりあいをロイヤルティとして本部ほんぶに支払しはらう（ただし粗そ利りの算定さんてい方法ほうほうは一般いっぱん的てきな売上うりあげ総そう利益りえきの算定さんてい方法ほうほうと大おおきく異ことなる。）

といった仕組しくみを採とっているのに対たいし、コミュニティ・ストアはこれらを採用さいようしていない。加盟かめい店てんは仕入しいれ代金だいきん、ロイヤルティ等とうだけを本部ほんぶへ送金そうきんすればよく、またロイヤルティは売上うりあげや粗そ利りに関係かんけいなく定額ていがくとするなど、VC的てきな契約けいやく内容ないようが盛もり込こまれている。一方いっぽうで、品しな揃そろえや情報じょうほうシステムなどのチェーンオペレーションは、FC制せいの他たチェーンと同様どうように本部ほんぶ主導しゅどうで統一とういつされている。

多おおくのコンビニエンスストアチェーンが年中ねんじゅう無休むきゅうで24時じ間あいだ営業えいぎょうを行おこなう中なかで、コミュニティ・ストアでは営業えいぎょう時間じかんを設もうけている店舗てんぽ、いわゆる「時短じたん店てん」が大だい多数たすうを占しめており、24時じ間あいだ営業えいぎょうを行おこなっている店舗てんぽは少すくない。中なかには定休ていきゅう日びを制定せいていしている店舗てんぽもあり、他社たしゃとはその営業えいぎょう形式けいしきが大おおきく異ことなっているのが特徴とくちょうであった。

大手おおてコンビニエンスストアチェーンがシャツ型がたの制服せいふくを採用さいようしているのに対たいし、コミュニティ・ストアでは私服しふくにエプロン型かたの制服せいふくという店舗てんぽが多おおく、服装ふくそうに自由じゆう度どがあった。ただし後述こうじゅつの駅えきナカ店舗てんぽでは、大手おおてコンビニチェーンと同様どうようにシャツ型がたの制服せいふくを採用さいようすることが多おおく、エプロン型がたの制服せいふくは路面ろめん店てんに多おおい傾向けいこうがあった。オリジナルのシャツ型がた制服せいふくは、ブルーのストライプの生地きじでファスナー前まえ開ひらき、店舗てんぽマークのワッペンが胸むねポケット部分ぶぶんに付ついたものであるが、京王けいおうストアと提携ていけいした店舗てんぽでは独自どくじの制服せいふくを採用さいようしていた。

2016年ねん3月がつ、コミュニティ・ストアの新しん業態ぎょうたい「コミストキッチン」として、東京とうきょう都と中央ちゅうおう区く新川しんかわにある既存きそんのコミュニティ・ストア店舗てんぽを改装かいそうしてオープンした。時間じかん帯たい別べつに業態ぎょうたいが変かわるようになっており、朝あさの時間じかん帯たいはカフェ、昼ひるの時間じかん帯たいは手作てづくり弁当べんとう、夜よるの時間じかん帯たいは「ちょい飲のみ」をコンセプトとし、店内てんないには可動かどう式しきのイートインスペースと店内てんない厨房ちゅうぼうを有ゆうしていた。

CVSシステムの提供ていきょう

公共こうきょう料金りょうきんの支払しはらい代行だいこう、住民じゅうみん票ひょうの印刷いんさつができるコピーFAXなどの複ふく合ごう機きはコンビニエンスストアの特徴とくちょう的てきなサービスであるが、そのシステムをスーパーマーケットなどに提供ていきょうし、それらのサービスをスーパーマーケットでも受うけることができるよう一部いちぶで実施じっししていた。

また、元々もともと独自どくじブランドで営業えいぎょうしていたスリーエフの大だい多数たすうの店舗てんぽががローソンとデュアルブランド化かによる「ローソン・スリーエフ」への転換てんかんに伴ともなってローソンのシステムへ移行いこうした際さいも、移行いこうせずに残のこった独自どくじブランドのgooz店舗てんぽは店舗てんぽ数すうが少すくなかったことなどからスリーエフのシステムを残のこしたりローソンのシステムを導入どうにゅうしたりせず、コミュニティストアのPOSシステムに切きり替かえたが、コミュニティストアの事業じぎょう撤退てったいに伴ともない、ポプラのPOSシステムへ再度さいど切替きりかえを行おこなった。

過去かこに存在そんざいした店舗てんぽ

2021年ねん5月16日にち現在げんざい。鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとの共同きょうどう出店しゅってん店舗てんぽについては#駅えきナカコンビニを参照さんしょう。

コミュニティ・ストア

東京とうきょう都と

• 入谷いりややまざきや店てん（足立あだち区く入谷いりや）
• 梅田うめだ7丁目ちょうめやまだや店みせ（足立あだち区く梅田うめだ）
• 日大にちだい板橋いたばし病院びょういん店みせ（板橋いたばし区く大谷口上おおやぐちかみ町まち）
• 東陽町とうようちょうサンヒダカ店てん（江東こうとう区く東陽とうよう）
• ぬ利彦としひこ東雲しののめ店てん（江東こうとう区く東雲あずも、りんかい線せん東雲あずも駅えき）
• イーストスクエア東京とうきょう店てん（江東こうとう区く新砂しんすな、オフィスビル内ない店舗てんぽ）
• かむろ坂下さかしたすずき店てん（品川しながわ区く西五反田にしごたんだ）
• 渋谷しぶやまつもと店てん（渋谷しぶや区く円山まるやま町まち）
• 吾妻橋あづまばし店てん（墨田すみだ区く吾妻橋あづまばし）
• 三省堂さんせいどう書店しょてん SEIJO×10（世田谷せたがや区く成城せいじょう）
• 豊島としま巣鴨すがも店てん（豊島としま区く巣鴨すがも）
• 芝浦しばうら4丁目ちょうめ店てん（港みなと区く芝浦しばうら）
• コミストキッチン 新川しんかわ一いち丁目ちょうめ店てん（中央ちゅうおう区く新川しんかわ）
• 八丁はっちょう通とおりいたばし店てん（武蔵野むさしの市し中町なかまち）
• 武蔵野むさしのキャンパス7号館ごうかん店てん（西東京にしとうきょう市し新町しんまち）
• デリカコンビ117 羽わ村むら羽西はねにし店てん（羽村はむら市し羽西はねにし）
• 図師ずし町まちあづまや店みせ（町田まちだ市し図師ずし町まち） - 2014年ねん3月がつ31日にち閉店へいてん

埼玉さいたま県けん

• 一ノ割いちのわりもりたや店みせ（春日部かすかべ市し一ノ割いちのわり）

千葉ちば県けん

• 中央ちゅうおう病院びょういん前まえはまだや店みせ（船橋ふなばし市し海神わたつみ）

神奈川かながわ県けん

• 北八朔きたはっさく町まちこやなぎ店てん（横浜よこはま市し緑みどり区く北八朔きたはっさく町まち）
• 文京ぶんきょうせきの店みせ（相模原さがみはら市し南みなみ区く）- 2019年ねん2月がつ上旬じょうじゅんより長期ちょうき休業きゅうぎょう後ご、同年どうねん5月がつ31日にち閉店へいてん。
• 塚原つかはらすずきや店みせ（南足柄みなみあしがら市し塚原つかはら） - 2021年ねん10月がつ31日にち閉店へいてん、翌よく11月より有限ゆうげん会社かいしゃ鈴木すずき屋や商店しょうてんとして営業えいぎょう継続けいぞく。
• 湯河原ゆがわらむろさだ店てん（足柄下あしがらしも郡ぐん湯河原ゆがわら町まち）

静岡しずおか県けん

• 伊豆山いずさんちばや店みせ（熱海あたみ市し伊豆山いずさん）

大阪おおさか府ふ

• くわだ店みせ（大阪おおさか市し港みなと区く八幡屋やはたや）
• 常つね翔しょうウェルフェア大工だいく大だい 大宮おおみやキャンパス店てん（大阪おおさか市し旭あさひ区く大宮おおみや）
• とくやま店てん（守口もりぐち市し日吉ひよし町まち）
• 摂と大だい寝屋川ねやがわキャンパス店てん（寝屋川ねやがわ市し池田中いけだなか町まち）

兵庫ひょうご県けん

• 垂水たるみ塩屋しおや駅えき前まえ店てん（神戸こうべ市し垂水たるみ区く塩屋しおや町まち）
• MARUZEN神かみ院いん大だい店みせ（神戸こうべ市し中央ちゅうおう区く港島みなとじま）

駅えきナカコンビニ

2011年ねんより京王けいおう電鉄でんてつ・京成電鉄けいせいでんてつなど、鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとの連携れんけいによる駅えきナカ生鮮せいせんコンビニの出店しゅってんを開始かいしし、新しん業態ぎょうたいの店舗てんぽを増ふやした。しかし全ぜん事業じぎょう撤退てったいによりこれらの店舗てんぽからも撤退てったいすることとなった。

これに伴ともない、京王けいおう電鉄でんてつの駅えきナカコンビニ店舗てんぽを共同きょうどう運営うんえいしていた京王けいおうストアでは新あらたにセブン-イレブンとフランチャイズ契約けいやくを締結ていけつし、コミュニティ・ストアとの共同きょうどう出店しゅってん店舗てんぽを業態ぎょうたい転換てんかんすることとなった。京王けいおうストアとコミュニティ・ストアの共同きょうどう出店しゅってん店舗てんぽは、2022年ねん3月がつまでに全店ぜんてんがセブン-イレブンへ転換てんかんされた。

京王けいおうストア系けい

京王けいおうストアエクスプレス with コミュニティ・ストア

2011年ねんには鉄道てつどう事業じぎょう者しゃとの連携れんけいによる新しん業態ぎょうたいとして、私鉄してつ系けいスーパーマーケットとの共同きょうどう出店しゅってんによる駅えきナカコンビニを始はじめ、京王けいおうグループのスーパーマーケット・京王けいおうストアと共同きょうどうで「京王けいおうストアエクスプレス with コミュニティ・ストア」をオープンした。

この店舗てんぽの特徴とくちょうとしては、生鮮せいせんコンビニとして生鮮せいせん食品しょくひんや厨房ちゅうぼうで作つくられた惣菜そうざいを販売はんばいし、店内てんないにイートインスペースも設もうけられている。またプライベートブランドとして、京王けいおうストアも加盟かめいする私鉄してつ系けいスーパー八はち社会しゃかいの「Vマーク バリュープラス」商品しょうひんも一部いちぶ取とり扱あつかっていた。

2011年ねん11月25日にちに1号ごう店てんとして、京王線けいおうせんつつじヶ丘おか駅えきに完成かんせいした駅えきナカ商業しょうぎょう施設しせつ「京王けいおうリトナードつつじヶ丘おか」2階かいに、京王けいおうストアエクスプレスつつじヶ丘おか店てんとして新規しんき開店かいてん。以後いご、京王けいおう永山ながやま駅えき、若葉台わかばだい駅えきと、京王けいおう相模原さがみはら線せん沿線えんせんの京王けいおうリトナードへも順次じゅんじ店舗てんぽを増ふやした。

2017年ねん9月29日にちに開業かいぎょうした調布ちょうふ駅えきの駅えきビル「トリエ京王けいおう調布ちょうふ」に、4店舗てんぽ目めとなる調布ちょうふ店てんをオープンした。またこれに伴ともない、向むかいの駅えき売店ばいてん「A LoT 調布ちょうふ中央ちゅうおう口こう改札かいさつ店みせ」が統合とうごう閉店へいてんした。

2017年ねん11月30日にちには、明大前めいだいまえ駅えきの駅えきナカ商業しょうぎょう施設しせつ「フレンテ明大めいだい前まえ」1階かいに、5店舗てんぽ目めとなる明大めいだい前ぜん店みせをオープンした。

京王けいおうストア K-SHOP with コミュニティ・ストア

また京王けいおうグループ内ないの再編さいへんにより、京王けいおう電鉄でんてつの駅えき売店ばいてん「K-Shop」「A LoT」を経営けいえいしていた京王けいおうリテールサービスが、株式会社かぶしきがいしゃ京王けいおうストアに吸収きゅうしゅう合併がっぺいされたことに伴ともない、2016年ねんよりコミュニティ・ストアとの共同きょうどう出店しゅってんによる店舗てんぽリニューアルが行おこなわれた。

コンビニ形式けいしきの駅えき売店ばいてん（京王けいおうストアでは「ミニコンビニ」と呼よんでいる）は、京王けいおうリテールサービス時代じだいからの店舗てんぽ名めいは「K-Shop」で、駅えきホームや改札かいさつ脇わきの小規模しょうきぼな駅えき売店ばいてん「A LoT」と意匠いしょうを合あわせた黄色きいろい看板かんばんだが、コミュニティ・ストアとの共同きょうどう出店しゅってんによるリニューアル後ごは「K-SHOP with コミュニティ・ストア」となり、看板かんばんにコミュニティ・ストアのマークが入はいるほか、内装ないそうなども変更へんこうされていた。

京王けいおうストアとの共同きょうどう出店しゅってん店舗てんぽ

• 京王けいおうストアエクスプレスつつじヶ丘おか店てん（東京とうきょう都と調布ちょうふ市し） - 2011年ねん11月25日にちオープン（1号ごう店てん）。2022年ねん2月がつ22日にち、セブン-イレブンへ転換てんかん。
• 京王けいおうストアエクスプレス永山ながやま店てん（東京とうきょう都と多摩たま市し） - 2012年ねん11月15日にちオープン。2022年ねん2月がつ1日にち、セブン-イレブンへ転換てんかん。
• 京王けいおうストアエクスプレス若葉台わかばだい店てん（神奈川かながわ県けん川崎かわさき市し麻生あそう区く） - 2022年ねん3月がつ15日にち、セブン-イレブンへ転換てんかん。
• 京王けいおうストアエクスプレス調布ちょうふ店てん（東京とうきょう都と調布ちょうふ市し）- 2017年ねん9月がつ29日にちオープン。2021年ねん8月がつ25日にちにセブン-イレブンへ転換てんかん（閉店へいてん日び不明ふめい）、セブン-イレブンへの転換てんかん第だい1号ごう店てんとなった。
• K-SHOP永福えいふく町まち店みせ（東京とうきょう都と杉並すぎなみ区く）
• K-SHOP高井戸たかいど店みせ（東京とうきょう都と杉並すぎなみ区く）
• K-SHOP久我山くがやま店みせ（東京とうきょう都と杉並すぎなみ区く） - 2022年ねん1月がつ18日にち、セブン-イレブンへ転換てんかん。
• K-SHOP聖蹟せいせき桜ヶ丘さくらがおか店みせ（東京とうきょう都と多摩たま市し） - 京王けいおう聖蹟せいせき桜ヶ丘さくらがおかショッピングセンター1階かい、京王けいおうクラウン街がい内うち。2021年ねん10月がつ7日にち、セブン-イレブンへ転換てんかん。
• K-SHOP高幡不動たかはたふどう店みせ（東京とうきょう都と日野ひの市し） - 2021年ねん12月15日にち、セブン-イレブンへ転換てんかん。
• K-SHOP多摩たまセンター店みせ（東京とうきょう都と多摩たま市し） - 2021年ねん11月がつ10日とおか、セブン-イレブンへ転換てんかん。

  なお、小田急電鉄おだきゅうでんてつの駅えき売店ばいてん「Odakyu SHOP」もセブン-イレブンへ転換てんかんしたことから、京王けいおう多摩たまセンター駅えきに隣接りんせつする小田急おだきゅう多摩たまセンター駅えきにも2019年ねん、セブン-イレブン小田急おだきゅうマルシェ多摩たまセンター店てんと小田急おだきゅう多摩たまセンター改札かいさつ横よこ店てんの2店てんが開店かいてん。また多摩たま都市としモノレール線せん多摩たまセンター駅えきにも2021年ねん7月がつにセブン-イレブンが開店かいてんしている。

• K-SHOP堀之内ほりのうち店みせ（東京とうきょう都と八王子はちおうじ市し） - 2021年ねん8月がつ31日にち、セブン-イレブンへ転換てんかん。また店舗てんぽ跡地あとちには同年どうねん7月がつにマツモトキヨシ（京王けいおうストアのフランチャイズ店舗てんぽ）が開店かいてんしている。
• K-SHOP橋本はしもと店みせ（神奈川かながわ県けん相模原さがみはら市し緑みどり区く） - 2017年ねん7月がつ26日にちリニューアルオープン。2021年ねん8月がつ20日はつか閉店へいてん、相模原さがみはら市内しないでは最後さいごのコミュニティ・ストアであった。2021年ねん10月がつ20日はつか、セブン-イレブンへ転換てんかん。

京王けいおうストアの単独たんどく運営うんえい店舗てんぽ

以下いかの店舗てんぽは京王けいおうストアの単独たんどく運営うんえい店舗てんぽ。コミュニティ・ストアとの共同きょうどう出店しゅってんではないため、看板かんばんに「with Community Store」のロゴがなく、コミュニティ・ストア公式こうしきサイトでの店舗てんぽ検索けんさくでは表示ひょうじされなかった。コミュニティ・ストアの撤退てったい後ごも営業えいぎょう継続けいぞく。

• 京王けいおうストアエクスプレス明大めいだい前まえ店みせ（東京とうきょう都と世田谷せたがや区く） - 2017年ねん11月30日にちオープン
• 京王けいおうストアエクスプレス府中ふちゅう店みせ（東京とうきょう都と府中ふちゅう市し） - 2018年ねん11月22日にちオープン、ぷらりと京王けいおう府中ふちゅう2階かい。
• K-SHOP府中ふちゅう店てん（東京とうきょう都と府中ふちゅう市し） - 2018年ねん1月がつ19日にち、京王線けいおうせん府中ふちゅう駅えき改良かいりょう工事こうじに伴ともない、北口きたぐち改札かいさつ前まえにオープン。またこれに伴ともない、向むかいの駅えき売店ばいてん「A LoT 府中ふちゅう北口きたぐち改札かいさつ店てん」が同年どうねん1月がつ31日にちをもって統合とうごう閉店へいてん。

  K-SHOP府中ふちゅう店てんは、2022年ねん3月がつ1日にちをもってリニューアルのため閉店へいてん。同年どうねん4月がつ26日にち、セブン-イレブンへ転換てんかん。

• K-SHOP東府中ひがしふちゅう店てん（東京とうきょう都と府中ふちゅう市し） - 2019年ねん10月がつ10日とおかオープン。京王線けいおうせん東府中ひがしふちゅう駅えき構内こうないの店舗てんぽをリニューアルして「K-SHOP東府中ひがしふちゅう店てん」とし、同時どうじにルパ東府中ひがしふちゅう店てんをリニューアル、マツモトキヨシ東府中ひがしふちゅう駅えき店てんを新規しんきオープンして、3店てんの複ふく合あい店舗てんぽとした。

  K-SHOP東府中ひがしふちゅう店てんは、2022年ねん3月がつ31日にちをもってリニューアルのため閉店へいてん。これにより「K-SHOP」ブランドの店舗てんぽは全店ぜんてん消滅しょうめつした。2022年ねん5月がつ31日にち、セブン-イレブンへ転換てんかん。

リブレ京成けいせい系けい

リブレキッチン with コミュニティ・ストア

京王けいおうグループとの連携れんけいに引ひき続つづき、2017年ねん9月1日にち、京成けいせいグループのスーパーマーケット・リブレ京成けいせいと共同きょうどうで、京成電鉄けいせいでんてつ国府台こうのだい駅えき（千葉ちば県けん市川いちかわ市し）に駅えきナカ生鮮せいせんコンビニ「リブレキッチン with コミュニティ・ストア」国府台こうのだい店てんをオープンした。京成けいせい本線ほんせん国府台こうのだい駅えきの高架こうか柱ばしら耐震たいしん補強ほきょう工事こうじに伴ともない閉店へいてんした「リブレ京成けいせい国府台こうのだい駅前えきまえ店てん」をリニューアルしたもので、リブレ京成けいせいのミニスーパー「リブレキッチン」1号ごう店てんとなった。「京王けいおうストアエクスプレス」同様どうよう、店内てんないにイートインスペースを設もうけ、リブレ京成けいせいも加盟かめいする八はち社会しゃかいのプライベートブランド商品しょうひんも取とり扱あつかっていた。

リブレキッチン国府台こうのだい店てんは、オープンから1年ねん後ごの2018年ねん9月1日にちに「with コミュニティ･ストア」が付つかない店名てんめいでリニューアルし、リブレ京成けいせいのポイントカード「エプロンカード」が使つかえるようになった。2020年ねん5月時点じてんで、コミュニティ・ストアの店舗てんぽ一覧いちらんに同店どうてんは掲載けいさいされていなかった。

過去かこの加盟かめい会社かいしゃ

1992年ねん（平成へいせい4年ねん）7月がつ時点じてんでは、北海道ほっかいどうから九州きゅうしゅうにかけての広ひろい地域ちいきで国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃが本部ほんぶとなっていたものの、

• 株式会社かぶしきがいしゃ丸まるヨ岡田おかだ（北海道ほっかいどう国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃの前身ぜんしん企業きぎょうの一ひとつ） - 旭川あさひかわ本部ほんぶ
• 宮本みやもと商しょう産さん株式会社かぶしきがいしゃ（1985年ねん4月がつ8日にちに社内しゃないで設立せつりつしたMGC宮本みやもとグローサーズチェーン本部ほんぶが運営うんえい、同社どうしゃ運営うんえいの1号ごう店てんは1985年ねん12月18日にちに開店かいてんした新得しんとく町まちの新しん得えさかの店みせ。後のちに同社どうしゃの卸おろし事業じぎょうは北海道ほっかいどう国分こくぶへ引ひき継つがれる） - 帯広おびひろ本部ほんぶ
• 合名ごうめい会社かいしゃ畠ばたけ兵へい商店しょうてん - 能代のしろ本部ほんぶ
• 合資ごうし会社かいしゃ月がつの友とも酒しゅ店てん - 茨城いばらき本部ほんぶ
• 株式会社かぶしきがいしゃ河かわ安やす（カワヤス国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃの母体ぼたいとなった企業きぎょう） - 岐阜ぎふ本部ほんぶ
• 株式会社かぶしきがいしゃ井阪商店いさかしょうてん（後のちに三重みえ国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃへ営業えいぎょうを統合とうごうされる） - 三重みえ本部ほんぶ
• 渡わたり弥わたる - 福井ふくい本部ほんぶ
• 香川かがわ流通りゅうつう株式会社かぶしきがいしゃ - 香川かがわ本部ほんぶ

といった提携ていけい卸売おろしうり業者ぎょうしゃも国分こくぶグローサーズチェーンアライアンス (KGCA) に加盟かめいし、それぞれ地区ちく本部ほんぶ業務ぎょうむを行おこなっていた。

1993年ねん（平成へいせい5年ねん）2月がつ時点じてんでKGCAは、

• コンビニ型がた店舗てんぽ「コミュニティ・ストア」720店てん
• リカー&バラエティーと称しょうする酒類しゅるい専門せんもん店てん「タウンショップ」250店てん

という2種類しゅるいの店舗てんぽを展開てんかいし、合あわせて970店てんを有ゆうしていたが、当時とうじは各店かくてんの内うち外装がいそうも統一とういつされておらず、POSネットワークも整備せいびされていなかった。

国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃは1994年ねん（平成へいせい6年ねん）に新しん会社かいしゃとして国分こくぶグローサーズチェーン株式会社かぶしきがいしゃを設立せつりつし、各かく地区ちく本部ほんぶを順次じゅんじ新しん会社かいしゃへと統合とうごうするとともに「ニューコンビニエンスシステム」を標榜ひょうぼうし、

• チェーンオペレーションの統一とういつ
• POS、受発注じゅはっちゅう、検品けんぴんなど新しん情報じょうほうシステムの導入どうにゅう
• 店主てんしゅ・従業じゅうぎょう員いん研修けんしゅう体制たいせいの確立かくりつ

などを推おし進すすめた。

しかし、旧来きゅうらいの加盟かめい店てんのうち新しんシステムに移行いこうできない店みせが脱落だつらくしたことや、提携ていけい卸売おろしうり業者ぎょうしゃのうち最多さいたの加盟かめい店てんを持もっていた合資ごうし会社かいしゃ月がつの友ともが1995年ねん（平成へいせい7年ねん）に脱退だったいし独立どくりつチェーン化かしたこともあり、1998年ねん（平成へいせい10年ねん）3月がつ時点じてんでの加盟かめい店てん数すうは690店てんに減少げんしょう。以後いごも店舗てんぽ数すう減少げんしょうに歯止はどめがかかっておらず、営業えいぎょう地域ちいきは関東かんとう・東海とうかい・関西かんさい地方ちほうにほぼ絞しぼられた。

合流ごうりゅうしたチェーンストア

エムエムチェーン株式会社かぶしきがいしゃ

種類しゅるい	株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう	非ひ上場じょうじょう
本社ほんしゃ所在地しょざいち	日本にっぽん 〒229 神奈川かながわ県けん相模原さがみはら市し大野台おおのだい2-15-1
設立せつりつ	1996年ねん10月
業種ぎょうしゅ	小売こうり業ぎょう
法人ほうじん番号ばんごう	1010001043070
事業じぎょう内容ないよう	コンビニエンスストアのチェーン本部ほんぶ
代表だいひょう者しゃ	千葉ちば登とう士し夫おっと
資本しほん金きん	1000万まん円えん
従業じゅうぎょう員数いんずう	13名めい
決算けっさん期き	9月
特記とっき事項じこう：1997年ねん6月がつ末まつ時点じてんのデータ

エムエムチェーンは、かつて神奈川かながわ県けんを中心ちゅうしんにコンビニエンスストア「コンビニマート」を展開てんかいしていたボランタリー・チェーン。神奈川かながわ県けん相模原さがみはら市しの食品しょくひん卸業者おろしぎょうしゃ、水谷みずたに商事しょうじ株式会社かぶしきがいしゃ（東京とうきょう国分こくぶ株式会社かぶしきがいしゃの前身ぜんしん企業きぎょうの一ひとつ）が主宰しゅさいしていた。加盟かめい店てんには酒販しゅはん店てんが多おおかった。

1983年ねん（昭和しょうわ58年ねん）「エムエムチェーン協同きょうどう組合くみあい」として結成けっせいされ、最盛さいせい期きには108店舗てんぽを擁ようしていたが、加盟かめい店てんの廃業はいぎょうや大手おおてチェーンへの鞍替くらがえなどで店舗てんぽ数すうは減少げんしょうに転てんじた。85店舗てんぽとなった1996年ねん（平成へいせい8年ねん）には、体制たいせい強化きょうかを狙ねらって本部ほんぶを改組かいそし「エムエムチェーン株式会社かぶしきがいしゃ」とした。

35店舗てんぽとなった1998年ねん（平成へいせい10年ねん）には、国分こくぶグローサーズチェーン株式会社かぶしきがいしゃとの業務ぎょうむ提携ていけいに踏ふみ切きり、同年どうねん6月がつより物流ぶつりゅう、POSなどのシステムを順次じゅんじコミュニティ・ストアのシステムに一本いっぽん化かしていった。のちに、すべての加盟かめい店てんがコミュニティ・ストアへと移籍いせきしている。

脱退だったいしたチェーンストア

詳細しょうさいは「モンペリ」を参照さんしょう

外部がいぶリンク

• コミュニティ・ストア - ウェイバックマシン（2021年ねん11月11日にちアーカイブ分ぶん）

国分こくぶグローサーズチェーンに関かんするカテゴリ:

• 東京とうきょう都と中央ちゅうおう区くの企業きぎょう
• 江東こうとう区くの企業きぎょう
• 1994年ねん設立せつりつの企業きぎょう
• 2022年ねん廃止はいしの企業きぎょう