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ソテツ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ソテツ
1. インドソテツ (Cycas circinalis)
保全ほぜんじょうきょう評価ひょうか[1]
ワシントン条約じょうやく附属ふぞくしょIIるい(チャボソテツ Cycas beddomei のみは附属ふぞくしょIるい[1]
分類ぶんるい
さかい : 植物しょくぶつかい Plantae
階級かいきゅうなし : 裸子植物らししょくぶつ gymnosperms
つな : ソテツつな Cycadopsida
: ソテツ Cycadales
: ソテツ Cycadaceae
ぞく : ソテツぞく Cycas
学名がくめい
: Cycadaceae Pers. (1807)[2]

ぞく: Cycas L. (1753)[3]

タイプしゅ
インドソテツ[4] Cycas circinalis L. (1753)[5]
シノニム
ぞく
英名えいめい
cycads[6][ちゅう 1], bread-palm, funeral-palm, sago conehead[5]
たね
やく120しゅ

ソテツ(ソテツか、学名がくめい: Cycadaceae)は、ソテツつなソテツぞくする裸子植物らししょくぶつの1つであり、現生げんなまぞくとしてはソテツぞく学名がくめい: Cycas)のみをふくむ。常緑樹じょうりょくじゅであり、みきはん地下ちかせいのものからたかさ12メートルほどになるものまでいる(1)。くきいただき密生みっせいし、はねじょう複葉ふくよう、これを構成こうせいするしょう線形せんけいで1ほん葉脈ようみゃくをもつ。雌雄しゆうかぶであり、"雄花おばな"(しょう胞子ほうし嚢穂)または"雌花めばな"(だい胞子ほうしあつまり)をくきいただき形成けいせいする。2023ねん現在げんざい120しゅほどがられ、ひがしアフリカみなみアジアからひがしアジア南部なんぶ東南とうなんアジアオーストラリア北部ほくぶ熱帯ねったいから亜熱帯あねったいいき分布ぶんぷする。日本にっぽんでの自生じせいしゅソテツCycas revoluta)のみであり、九州きゅうしゅう南部なんぶから南西諸島なんせいしょとう自生じせいする。

特徴とくちょう

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基本きほんてき常緑樹じょうりょくじゅであり、外観がいかんヤシている[3][9][10][11]みきふと円柱えんちゅうじょうみじかはん地下ちかせいのもの(下図したず2a)からたかさ12メートル (m) にたっするものまでいる[3][9][6][10][12]みきやわらかい髄質ずいしつであり、かわそうずい発達はったつしている[10]みき分岐ぶんきしないか、わずかに分岐ぶんきする[3][9][10][11]下図したず2b)。みき表面ひょうめんはふつう基部きぶのこったものでうろこじょうおおわれるが(下図したず2c)、ときに平滑へいかつ[3][9][10][11]地表ちひょう特殊とくしゅしたサンゴじょう)を形成けいせいし、そのなか窒素ちっそ固定こてい窒素ちっそ分子ぶんし植物しょくぶつ利用りよう可能かのうアンモニア変換へんかんする)をおこなシアノバクテリアあい)が共生きょうせいしている[13][14][15]。また、サイカシンBMAAなどのどく全体ぜんたいふく[16]、これらのどく生成せいせいには共生きょうせいシアノバクテリアがかかわっているとかんがえられている[14]

2a. Cycas chevalieriみきみじかはん地下ちかせいくきいただきに"雄花おばな"をつけている。
2b. C. indicaみきはときに二又ふたまた分岐ぶんきする。
2c. ナンヨウソテツ(C. rumphii)のみき表面ひょうめん: 葉柄ようへい基部きぶのこって鱗状りんじょうになっている。

ほとんどのたね常緑じょうりょくせいであるが、オーストラリアさんC. armstrongiiC. lane-poolei は、乾季かんき落葉らくようする[6][12]はふつう1かい、まれに2–3かいはねじょう複葉ふくようであり(下図したず3a, b)、多数たすうくきいただき互生ごせいしてらせんじょう密生みっせいしている[3][9][10][12][11]うえ2a, b)。ようでは、しょう表側おもてがわこうじくがわ)にんでいる[3][9][6][12][11]下図したず3c)。じく平滑へいかつまたはとげがある[3][9]しょうじく互生ごせいまたは対生たいせいし、せんじょうでふつうぜんえんだがときに鋸歯きょしがあり、中軸ちゅうじくに1ほん葉脈ようみゃくのみをもつ[3][9][6][12]下図したず3)。この葉脈ようみゃくぶんえだしないてんで、ソテツるいザミア)とはことなる[6][12]しょうじく基部きぶかってちいさくなり、葉柄ようへいではトゲじょう突起とっき移行いこうする[6][11]鱗片りんぺんてい)が普通ふつう交互こうごしょうじ、ふつうかたとがっている[6]

3a. インドソテツ(C. circinalis)のは1かいはねじょう複葉ふくよう
3b. C. debaoensisふくすうかいはねじょう複葉ふくよう
3c. C. thouarsiiよう: ようしょうこうじくがわいている。

雌雄しゆうかぶ[3][9]かぶは、らせんじょうみつ配列はいれつした多数たすうしょう胞子ほうしゆうせい胞子ほうし)からなるたまごがたから円柱えんちゅうがたの"雄花おばな"(ゆうだまはなゆうせいだまはなきり花粉かふんきりしょう胞子ほうし嚢穂、ゆうせい胞子ほうし嚢穂[17][18][19][20])がくきいただき直立ちょくりつ[3][9][10][12]はなにはわきから新芽しんめしょうじて成長せいちょう再開さいかいする(かりじく成長せいちょう[21][22]うえ2a, 下図したず4a, b)。しょう胞子ほうし裏面りめんじくめん)に花粉かふん嚢(しょう胞子ほうし嚢)が放射状ほうしゃじょうに3–5ずつあつまって多数たすう密生みっせいする[3][9][10][11]下図したず4c)。めすかぶは、くきいただきだい胞子ほうしにしして密生みっせいし、ドームじょうかたまり("雌花めばな"、だい胞子ほうしぐん)を形成けいせいするが、のソテツるいのようなまとまった胞子ほうし嚢穂にはならない[3][9][6][10][12][11]下図したず5a)。いただき維持いじされ、"はな"にはふたた成長せいちょう再開さいかいする[21][22]だい胞子ほうしさきひろがりときにはねじょう分岐ぶんきし、基部きぶとなってそのがわかたに1–5ついじきせい胚珠はいしゅ互生ごせいしている[3][9][6][10]下図したず5)。種子しゅしたまごがた円形えんけい楕円だえんがたなど多様たようであり、やや扁平へんぺい種皮しゅひ紅色こうしょく黄色おうしょく緑色みどりいろなどで肉質にくしつ外層がいそう木質もくしつ中層ちゅうそう膜質まくしつ内層ないそう分化ぶんかする[9][10][12][11][23]発芽はつがには、種皮しゅひたてきれひらけする[8]子葉しようは2まい地下ちかせい[9][10]染色せんしょくたい基本きほんすうは x = 11、おおくは染色せんしょくたいすう 2n = 22, 24[9][10]

4a. インドソテツ(C. circinalis)の"雄花おばな"(しょう胞子ほうし嚢穂)
4b. ソテツの"雄花おばな"(しょう胞子ほうし嚢穂)
4c. ソテツのしょう胞子ほうし裏面りめん: 多数たすう花粉かふん嚢が密生みっせいする。
5a. 種子しゅしともなソテツの"雌花めばな"(だい胞子ほうしぐん
5b. C. panzhihuaensisだい胞子ほうしぐん
5c. C. platyphyllaだい胞子ほうしぐん
5d. インドソテツ(C. circinalis)のだい胞子ほうし

分布ぶんぷ生態せいたい

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ひがしアフリカマダガスカルみなみアジアからひがしアジア南部なんぶ東南とうなんアジアオーストラリア北部ほくぶポリネシア熱帯ねったいから亜熱帯あねったいいき分布ぶんぷする[3][6][10]下図したず6a)。

6a. ソテツぞく分布ぶんぷいきくに単位たんい[ちゅう 2]
6b. 熱帯ねったい林内りんないC. micronesica
6c. がけえる C. tropophylla

海岸かいがん沿いの低地ていちから内陸ないりく山地さんちまでひろ分布ぶんぷし、林内りんないからはやしゆかり、サバンナ、荒地あれち急斜面きゅうしゃめんなどたねによって生育せいいく環境かんきょう多様たようである[3][6][12]うえ6b, c)。石灰岩せっかいがんえるものもおお[12]。いくつかのたねやま火事かじつよく、くきいただきからふたた芽吹めぶくことができる[3][6][11]

ソテツではおもに昆虫こんちゅう一部いちぶふうによる花粉かふん媒介ばいかいふうちゅうりょうなかだち)が報告ほうこくされており、たねでもそのようなれいおおいことが示唆しさされている[24]おなじソテツザミアおおくでられているような、特異とくいせいたか昆虫こんちゅうなかだちはしられていない[24]

ソテツるい種子しゅし種皮しゅひ外層がいそう肉質にくしつでしばしば派手はでいろをしており、大型おおがた動物どうぶつしょく排出はいしゅつされることで種子しゅし散布さんぷ動物どうぶつしょく散布さんぷ)されるとかんがえられている[16]。ソテツるい種子しゅし胚乳はいにゅうにはサイカシンなどどくふくまれるが、種皮しゅひ外層がいそうにはどくがほとんどふくまれないことが報告ほうこくされている[16]一方いっぽう、ナンヨウソテツ(Cycas rumphii)などいくつかのたねでは種子しゅし種皮しゅひ海綿かいめんしつみずき、海流かいりゅう散布さんぷされるとかんがえられている[12][25]

保全ほぜんじょうきょう評価ひょうか

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国際こくさい自然しぜん保護ほご連合れんごう(IUCN)のレッドリストでは、ソテツぞくのうち11分類ぶんるいぐんきん絶滅ぜつめつしゅ、16分類ぶんるいぐん絶滅ぜつめつ危惧きぐしゅ、30分類ぶんるいぐん危急ききゅうしゅ指定していされている(2020ねん現在げんざい[6]。これらのたね減少げんしょうおも原因げんいんは、農業のうぎょう開発かいはつによる生息せいそく環境かんきょう破壊はかい園芸えんげいのための違法いほう採取さいしゅ気候きこう変動へんどうなどである[6]

ソテツぜんたねは、ワシントン条約じょうやく附属ふぞくしょIIるい指定していされている(チャボソテツ Cycas beddomei はより規制きせいきびしい附属ふぞくしょIるい指定していされている)[1]

人間にんげんとのかかわり

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7. うえ栽されているインドソテツ(ハワイ)

ソテツぞくなかで、日本にっぽん自生じせいするソテツCycas revoluta)は観賞かんしょうよう世界中せかいじゅう暖地だんちうえ栽されており、ほかにも インドソテツ[ちゅう 3]C. circinalis)、C. mediaC. pectinata、ナンヨウソテツ[ちゅう 3]C. rumphii)、C. thouarsii などが利用りようされることがある[9][12][11]7)。

ソテツぞく植物しょくぶつみきなどから抽出ちゅうしゅつしたデンプン(サゴ sago ともよばれる)は、食用しょくよう利用りようされることがあるが、サイカシンBMAAなどのどくふくむため、その除去じょきょ必要ひつようとする[9][11]グアムとう風土病ふうどびょうとしてすじ萎縮いしゅくせいがわさく硬化こうかしょう/パーキンソン認知にんちしょうふくあい (Guam ALS/PDC) があるが、ソテツぞく(もしくはこれに共生きょうせいするシアノバクテリア)がさんせいするどく原因げんいんではないかとかんがえられている[12][11][26]

ソテツぞくからられたデンプンは、かゆ味噌みそアルコール飲料いんりょうなどに利用りようされることがある[12][27][28]。また、種子しゅしは、民間みんかんやくとして利用りようされることがある[12][29][30]

分類ぶんるい

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ソテツぞくは、1753ねんカール・フォン・リンネによって記載きさいされたぞくである[3][12]ぞくめいCycas は、ギリシアkoikas間違まちがえた kykas由来ゆらいするとされる[12]。もともとkoikas は、古代こだいギリシアの博物学はくぶつがくしゃであるテオフラストスが、エジプトさんドームヤシヤシ)にてたかたりであるとかんがえられている[12]

現生げんなまソテツるいなかで、ソテツぞくCycas)が最初さいしょわかれたぞくであることは、形態けいたいおよび分子ぶんし形質けいしつからつよ支持しじされている[8][11][23]ふるくは、すべてのソテツるいをソテツにまとめることもあったが[31]、2023ねん現在げんざいではふつう本属ほんぞくのみがソテツとしてけられている[2][8][23]現生げんなまソテツるいは、ザミア分類ぶんるいされることがおお[8])。ソテツぞくは、しょう葉脈ようみゃくぶんえだしないこと、めす生殖せいしょくとしてだい胞子ほうしあつまっているだけで明瞭めいりょうだい胞子ほうし嚢穂を形成けいせいしないことなどでぞく区別くべつできる[8][12]

2023ねん現在げんざい、ソテツぞくにはやく120しゅられている[3][23]ふるくは、半地はんじ中性ちゅうせい球根きゅうこんじょうくきをもつたねEpicycas としてけられたこともある[23]。また、複数ふくすうぞくふしける分類ぶんるい体系たいけいがいくつか提唱ていしょうされた[23]。そのなかで、2018ねん現在げんざいでは、しょう胞子ほうしだい胞子ほうし種子しゅし形態けいたいてき特徴とくちょうもとづいてソテツぞくを6せつAsiorientales, Panzhihuaenses, Stangerioides, Wadeanae, Indosinenses, Cycas)に分類ぶんるいする体系たいけい一般いっぱんてきとなっている[23]ひょう1, 2)。この体系たいけいは、分子ぶんし系統けいとうがくてき研究けんきゅうからも支持しじされているが、Stangerioides ふしたん系統けいとうぐんではないことがしめされている[23]下図したず8)。また、ソテツぞくない現生げんなましゅたね分化ぶんか比較的ひかくてき最近さいきん出来事できごとであり、3,600まんねんまえから1,000まんねんまえあいだはじまったと推定すいていされている[8][23]

ひょう1. ソテツぞくかくふし特徴とくちょう[23][32]
ふし しょう胞子ほうし嚢葉 だい胞子ほうし嚢葉先端せんたん 胚珠はいしゅ 種子しゅし 分布ぶんぷ
Asiorientales かたい、ロウしつ はねじょう 有毛ありげ あか外層がいそう
平滑へいかつたてみぞがある中層ちゅうそう
九州きゅうしゅうから台湾たいわん中国ちゅうごくひがし南部なんぶ
Panzhihuaenses かたい、ロウしつ はねじょう あか橙色だいだいいろ外層がいそう
平滑へいかつ中層ちゅうそう
中国ちゅうごくちゅう南部なんぶ
Stangerioides 柔軟じゅうなん はねじょう 黄色おうしょく外層がいそう
突起とっきおおわれた中層ちゅうそう
中国ちゅうごく南部なんぶからインドシナ
Wadeae 柔軟じゅうなん、ロウしつ はねじょう 黄色おうしょく外層がいそう
たてあやがある中層ちゅうそう
フィリピン
Indosinenses かた はねじょう 橙色だいだいいろ繊維せんいしつ外層がいそう
平滑へいかつ中層ちゅうそう
ヒマラヤからインドシナ
Cycas 木質もくしつ はねじょう 多様たよう ひがしアフリカ、マダガスカル、インド、
東南とうなんアジア、きたオーストラリア
ソテツ

Asiorientales ふし

Panzhihuaenses ふし

Cycas balansae clade

Stangerioides ふし

Core Stangerioides

Hainan clade

Wadeae ふし

Indosinenses ふし

Cycas ふし

ソテツぞく
8. ソテツぞくない系統けいとう仮説かせついちれい[23]


ひょう2. ソテツぞく分類ぶんるい体系たいけい[23][33][34]

脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ ただし、ソテツるい全体ぜんたい(ソテツつな、ソテツ)をして cycads とすることがおお[7][8]
  2. ^ くに単位たんい彩色さいしきされているため中国ちゅうごく北部ほくぶ本州ほんしゅう北海道ほっかいどう、オーストラリア中央ちゅうおう彩色さいしきされているが、これらの地域ちいきには分布ぶんぷしない[8]。またキューバ彩色さいしきされているが、キューバにソテツぞく分布ぶんぷしない。
  3. ^ a b c d C. circinalis にナンヨウソテツ、C. rumphii にインドソテツのてていることもある[37]。ただし、C. rumphii はインドには分布ぶんぷしない[38]
  4. ^ ソテツのうち台湾たいわん個体こたいぐんはタイワンソテツ(Cycas taitungensis)としてソテツとは別種べっしゅとされることがあるが[35]詳細しょうさい解析かいせきからは同種どうしゅとすべきことが提唱ていしょうされている[36]

出典しゅってん

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外部がいぶリンク

[編集へんしゅう]
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  • Cycas”. The Gymnosperm Database. 2023ねん11月11にち閲覧えつらん英語えいご