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トーク (アルバム)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
『トーク』
イエススタジオ・アルバム
リリース
録音ろくおん 1993ねんごろ
ジャンル ポップ・ロックプログレッシブ・ロック
時間じかん
レーベル ビクトリー・ミュージック
プロデュース トレヴァー・ラビン
専門せんもん評論ひょうろんによるレビュー
チャート最高さいこう順位じゅんい
  • 17日本にっぽん[1]
  • 20(イギリス[2]
  • 29(スイス[3]
  • 31(スウェーデン[4]
  • 33(アメリカ[5]
  • 45(ドイツ[6]
  • 47(オランダ[7]
  • イエス アルバム 年表ねんぴょう
    結晶けっしょう
    (1991ねん
    トーク
    (1994ねん
    キーズ・トゥ・アセンション
    (1996ねん
    テンプレートを表示ひょうじ

    トーク』(Talk)は、イエススタジオ・アルバム。メンバーはジョン・アンダーソンクリス・スクワイアトレヴァー・ラビントニー・ケイアラン・ホワイト。「ウォールズ」にはスーパートランプロジャー・ホジソンがボーカルとして参加さんかしている。

    経緯けいい[編集へんしゅう]

    結晶けっしょう』のリリースおこなわれただい規模きぼ公演こうえんツアーののちビル・ブルーフォード脱退だったい表明ひょうめいした。イエスは1992ねんにビクトリー・ミュージック(日本にっぽんでの系列けいれつビクターエンタテインメント)と契約けいやく、1993ねんはるには新作しんさくアルバムをリリースすると発表はっぴょうした。ビクトリー・ミュージックが、ロンリー・ハート時代じだいの、いわゆる「90125」メンバーに、リック・ウェイクマンくわえてアルバムを製作せいさくしてほしいとの要望ようぼうがあって、イエス脱退だったい意思いしがないにもかかわらずスティーヴ・ハウ招集しょうしゅうされなかった。さらに、日程にっていじょう都合つごうからリック・ウェイクマンも収録しゅうろく参加さんかできず、結局けっきょくは「90125」時代じだいのメンバーで制作せいさくすることとなった。こうして出来できほんさくは、ジョン・アンダーソンの意思いし反映はんえいさせつつ、トレヴァー・ラビン主体しゅたい内容ないようとなっている。そのため、旧来きゅうらい熱心ねっしんなイエスリスナーには敬遠けいえんされ、チャートアクションはいちじるしくなかった。また、トークツアーも作品さくひん不評ふひょうのためにチケット売上うりあげが70パーセントにまる。後半こうはん予定よていされていたヨーロッパツアーもキャンセルされ、メンバーを落胆らくたんさせた。

    なお、このアルバムのイエスのロゴは、ロジャー・ディーンによるデザインのものが使つかわれず、ピーター・マックスによるデザインのロゴが使つかわれている。

    つぎさく構想こうそうにおいてジョン・アンダーソンとの確執かくしつ深刻しんこくとなったトレヴァー・ラビンは、イエスでの仕事しごとえたとかんじて、トーク・ツアー終了しゅうりょう脱退だったいした。

    エピソード[編集へんしゅう]

    • トニー・ケイはキーボード担当たんとうではなく、ハモンド・オルガンのみの担当たんとうで、のキーボードはトレヴァー・ラビンがいている。トニー・ケイもツアーののち脱退だったいしている。
    • 当初とうしょ収録しゅうろくきょく「エンドレス・ドリーム」はかつての名曲めいきょく危機きき」の続編ぞくへんの「危機きき・2」として制作せいさくされたかのような宣伝せんでんがなされていたが、それはかくメンバーからのち否定ひていされている。
    • ほんさく発表はっぴょう直後ちょくごに、『トーク』にかんするインタビュー、デモ音源おんげん、ライブ音源おんげん、リハーサル映像えいぞうなどが収録しゅうろくされたマルチメディアCD-ROM『Yes Active』が発売はつばいされた。

    収録しゅうろくきょく[編集へんしゅう]

    1. コーリング - "The Calling" (トレヴァー・ラビンジョン・アンダーソンクリス・スクワイア)
    2. アイ・アム・ウェイティング - "I Am Waiting" (ラビン、アンダーソン)
    3. リアル・ラヴ - "Real Love" (ラビン、スクワイア、アンダーソン)
    4. ステイト・オブ・プレイ - "State of Play" (ラビン、アンダーソン)
    5. ウォールズ - "Walls" (ラビン、ロジャー・ホジソン、アンダーソン)
    6. ホェア・ウィル・ユー・ビー - "Where Will You Be" (ラビン、アンダーソン)
    7. エンドレス・ドリーム: a)サイレント・スプリング〜b)トーク〜c)エンドレス・ドリーム - "Endless Dream" a. "Silent Spring" b. "Talk" c. "Endless Dream" (ラビン、アンダーソン)
    8. コーリング(スペシャル・ヴァージョン) - "The Calling (Extended Version)" (ラビン、アンダーソン、スクワイア) ※ボーナストラック

    参加さんかメンバー[編集へんしゅう]

    脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]