シンフォニック・ライヴ

『シンフォニック・ライヴ』
イエス の ライブ・アルバム
リリース	2002年ねん6月がつ18日にち（DVD、1枚まい組ぐみCD） 2003年ねん（1枚まい組ぐみCD） 2009年ねん（2枚まい組ぐみCD） 2011年ねん（Blu-ray）
録音ろくおん	2001年ねん6月がつ18日にち
ジャンル	プログレッシブ・ロック、シンフォニック・ロック
時間じかん	194分ふん00秒びょう（DVD） 76分ふん43秒びょう（シングルCD）
レーベル	イーグル・ヴィジョン、イーグル・レコーズ
プロデュース	ペリー・ジョセフ
イエス アルバム 年表ねんぴょう
『マグニフィケイション』 （2001年ねん） 『シンフォニック・ライヴ』 （2002年ねん） 『フライ・フロム・ヒア』 （2011年ねん）

『シンフォニック・ライヴ』（Symphonic Live）は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、イエスが2002年ねんに発表はっぴょうしたライブ・アルバム、及および同名どうめいのライブ・ビデオである。

内容ないよう

イエスは2001年ねんにスタジオ・アルバム『マグニフィケイション』を発表はっぴょうした後のち、同年どうねんに同どう作さくの演奏えんそうツアーであるシンフォニック・ツアーを行おこなった。本ほん作さくはそのツアーのうち、アムステルダムのハイネケン・ミュージックホールにて11月22日にちに行おこなわれたライブを録音ろくおん・録画ろくがしたものである。『マグニフィケイション』では録音ろくおんにあたって実際じっさいのオーケストラを起用きようしたが、本ほんツアーもユーロピアン・フェスティバル・オーケストラ（指揮しき者しゃはウィルヘルム・カイテル）を帯同たいどうして行おこなわれた。

このライブでは当初とうしょキーボーディストとしてリック・ウェイクマンが予定よていされていたが、スケジュールの都合つごうがつかなかったため、トム・ブリスリンが代役だいやくを務つとめた。

批評ひひょう

専門せんもん評論ひょうろん家かによるレビュー
レビュー・スコア
出典しゅってん	評価ひょうか
AllMusic
PopMatters	6/10

ポップ・マターズのアラン・ランタは中間ちゅうかん的てきな評価ひょうかを下くだしており、「2001年ねんにこのライブを行おこなった時点じてんで、彼かれらの衰おとろえが見みえ始はじめていた。（中略ちゅうりゃく）シンフォニック・ライブのセットリストは堅実けんじつなものではあるが、新しん世代せだいのファンを取とり込こむことはできないだろう」とした。オールミュージックにおいてブレット・アダムスは3つ星ほし半はんの評価ひょうかを与あたえており、「時間じかんはかかるが、最終さいしゅう的てきにはグルーヴに乗のってしまう。（中略ちゅうりゃく）イエスとオーケストラの両者りょうしゃによって巧たくみに繰くり出だされる、全体ぜんたい的てきに曲まがりくねるような音楽おんがく的てき展開てんかいはただ見事みごとである。」と述のべた。

録画ろくががあったライブの中なかでもバンドとして非常ひじょうによく演奏えんそうされているとして、ギタリストのスティーブ・ハウは本ほんライブ・ビデオを「おそらくイエスの中なかで最高さいこうの DVD」であると評ひょうしている。

収録しゅうろく曲きょく

DVD

DVD 1 – Main Program

#	タイトル	作詞さくし・作曲さっきょく	時間じかん
1.	「オーヴァーチュア」(Overture)		2:30
2.	「危機きき」(Close to the Edge)	ジョン・アンダーソン、クリス・スクワイア、ビル・ブルーフォード、スティーブ・ハウ、リック・ウェイクマン	20:30
3.	「遥はるかなる想おもい出で」(Long Distance Runaround)	アンダーソン、スクワイア、ブルフォード、ハウ、ウェイクマン	5:29
4.	「ドント・ゴー」(Don't Go)	アンダーソン、ハウ、スクワイア、アラン・ホワイト	4:29
5.	「イン・ザ・プレゼンス・オブ」(In the Presence Of)	アンダーソン、スクワイア、ハウ、ホワイト	11:04
6.	「錯乱さくらんの扉とびら」(The Gates of Delirium)	アンダーソン、ハウ、スクワイア、ホワイト、パトリック・モラーツ	23:30
7.	「スティーヴ・ハウ ギターソロ（リュート協奏曲きょうそうきょく ニ長調ちょうちょう 第だい2楽章がくしょう/ムード・フォー・ア・デイ）」(Steve Howe Guitar Solo (Lute concerto in D major, 2nd Movement / Mood for a Day))	アントニオ・ヴィヴァルディ（アレンジ: ハウ）, ハウ	6:26
8.	「スターシップ・トゥルーパー」(Starship Trooper)	アンダーソン、ハウ、スクワイア	12:18
9.	「マグニフィケイション」(Magnification)	アンダーソン、ハウ、スクワイア、ホワイト	7:23
10.	「同志どうし」(And You and I)	アンダーソン、ブルーフォード、ハウ、スクワイア、ウェイクマン	11:16
11.	「儀式ぎしき」(Ritual (Nous Sommes du Soleil))	アンダーソン、ハウ、スクワイア、ホワイト、ウェイクマン	28:21
12.	「アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル」(I've Seen All Good People)	アンダーソン、スクワイア	7:21
13.	「ロンリー・ハート」(Owner of a Lonely Heart)	トレヴァー・ラビン、トレヴァー・ホーン、スクワイア、アンダーソン	5:49
14.	「ラウンドアバウト」(Roundabout)	アンダーソン、スクワイア、ブルーフォード、ハウ、ウェイクマン	6:28

DVD 2 – Bonus Material

#	タイトル	作詞さくし	作曲さっきょく・編曲へんきょく	時間じかん
1.	「Don't Go Music Video」			4:28
2.	「Dreamtime Documentary」			31:51

CD（1枚まい組ぐみ）

Track listing

#	タイトル	作詞さくし	作曲さっきょく・編曲へんきょく	時間じかん
1.	「オーヴァーチュア」(Overture)			2:53
2.	「危機きき」(Close to the Edge)			20:04
3.	「オーケストラル・イントロ」(Orchestral Intro)			1:19
4.	「遙はるかなる想おもい出で」(Long Distance Runaround)			4:30
5.	「ドント・ゴー」(Don't Go)			4:24
6.	「スターシップ・トゥルーパー」(Starship Trooper)			12:21
7.	「同志どうし」(And You and I)			11:23
8.	「アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル」(I've Seen All Good People)			7:24
9.	「ロンリー・ハート」(Owner of a Lonely Heart)			6:02
10.	「ラウンドアバウト」(Roundabout)			6:23

CD（2枚まい組ぐみ）

ディスク1

1. 『オーヴァーチュア』
2. 『危機きき』
3. 『遥はるかなる想おもい出で』
4. 『ドント・ゴー』
5. 『イン・ザ・プレゼンス・オブ』
6. 『錯乱さくらんの扉とびら』
7. 『スティーヴ・ハウ ギターソロ』

ディスク2

1. 『スターシップ・トゥルーパー』
2. 『マグニフィケイション』
3. 『同志どうし』
4. 『儀式ぎしき』
5. 『アイヴ・シーン・オール・グッド・ピープル』
6. 『ロンリー・ハート』
7. 『ラウンドアバウト』

クレジット

イエス

• ジョン・アンダーソン - ボーカル、アコースティック・ギター、パーカッション
• スティーヴ・ハウ - ギター、ラップスティールギター、バッキング・ボーカル
• クリス・スクワイア - ベース・ギター、バッキング・ボーカル、ハーモニカ、パーカッション
• アラン・ホワイト - ドラム、バッキング・ボーカル、キーボード

参加さんかミュージシャン

• トム・ブリズリン - キーボード、バッキング・ボーカル、パーカッション
• ユーロピアン・フェスティバル・オーケストラ
• ウィリアム・カイテル - 指揮しき者しゃ

制作せいさく

• ペリー・ジョセフ - プロデューサー
• オーブリー・パウエル - ディレクター（ライブ）
• ボブ・チェスカ - カバーアート、パッケージデザイン
• ジェフ・ケンピン - エグゼクティブ・プロデューサー
• テリー・シャンド - エグゼクティブ・プロデューサー
• ジョーダン・バーリアント - 副ふくエグゼクティブ・プロデューサー
• ジョン・ゲイドン - エグゼクティブ・プロデューサー

認定にんてい

『シンフォニック・ライヴ』のDVD版ばんに対たいする認定にんてい

国くに/地域ちいき	認定にんてい	認定にんてい/売上うりあげ数すう
カナダ (Music Canada)	Platinum	10,000^
* 認定にんていのみに基もとづく売上うりあげ数すう ^ 認定にんていのみに基もとづく出荷しゅっか枚数まいすう 認定にんていのみに基もとづく売上うりあげ数すうと再生さいせい回数かいすう