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サーカ (バンド)

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サーカ
出身しゅっしん アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくカリフォルニアしゅう
ジャンル
活動かつどう期間きかん 2006ねん -
レーベル
公式こうしきサイト CIRCA (circahq) - Facebook
メンバー
きゅうメンバー

サーカ英語えいご: Circa様式ようしきされた表記ひょうきは「CIRCA:」)は、イエスかかわってきた4にんのメンバー:げんイエス・メンバーであるアラン・ホワイト(ドラム)、げんイエス・メンバーのトニー・ケイ(ハモンド、キーボード)、げんイエス・メンバーのビリー・シャーウッド(ボーカル)、イエスのアルバム『結晶けっしょう』で演奏えんそうしたギタリストのジミー・ホーンによって結成けっせいされたプログレッシブ・ロックスーパーグループである[2]

2012ねん以来いらい、ラインナップはシャーウッド(ボーカル、ギター)、ケイ(キーボード)、リック・ティアーニー(ベース)、スコット・コナー(ドラム)で構成こうせいされている[3]

略歴りゃくれき[編集へんしゅう]

起源きげん[編集へんしゅう]

ジミー・ホーンとマイケル・シャーウッド(ビリー・シャーウッドあに)は幼年ようねん友人ゆうじんで、1981ねんにビリーも加入かにゅうした「ロジック」というバンドを結成けっせいしていた。ロジックが解散かいさんしたすうねん、ビリー・シャーウッドはイエスのベーシスト、クリス・スクワイアや、トニー・ケイアラン・ホワイトふくほかのイエス・メンバーを紹介しょうかいされた。シャーウッドはバンドと一緒いっしょつぎのアルバムのきょくづくりを担当たんとうした。一方いっぽう、ホーンとマイケル・シャーウッドのりょうは、イエスから派生はせいしたバンド、アンダーソン・ブルーフォード・ウェイクマン・ハウとセカンド・アルバムのセッションをおこなうようになった。りょうプロジェクトのマテリアルは1991ねんのアルバム『結晶けっしょう』にまとめられ、ビリー・シャーウッドが収録しゅうろくきょく「The More We Live - Let Go」で、ホーンとマイケル・シャーウッドがその収録しゅうろくきょくでフィーチャーされた。スクワイアとビリー・シャーウッドは、『結晶けっしょう』で使つかわれなかった一連いちれん楽曲がっきょくいていた。そのかれらは1992ねんにクリス・スクワイア・エクスペリメントの名前なまえで、ホワイトとホーンをふくむラインナップでみじかいツアーをおこなった(クリス・スクワイア・エクスペリメントはのちコンスピラシー発展はってんした)。

ビリー・シャーウッドは、それからすう年間ねんかん、イエスにはいったりたりの関係かんけいつづけ、1994ねんには、ジョン・アンダーソントレヴァー・ラビン、クリス・スクワイア、アラン・ホワイト、トニー・ケイとともにアルバム『トーク』のツアーに参加さんかした。その、1995ねんに、シャーウッドとラビンは一緒いっしょにいくつかのきょくいた。『サーカ・ファースト・アルバム』収録しゅうろくのうち2きょくはこのとき素材そざいもとづいている。

ビリー・シャーウッドは、結局けっきょくのところすう年間ねんかん、イエスにくわわって、ふたた脱退だったいした。2000年代ねんだいなかば、かれは2まいピンク・フロイドトリビュートアルバム、『Back Against the Wall』と『Return to the Dark Side of the Moon』をオーガナイズし、アルバムかくきょくごとのプロジェクトのいくつかにゲストとして歴代れきだいのイエス・メンバーをフィーチャーした。そこには、ケイ、ホワイト、ジェフ・ダウンズピーター・バンクスビル・ブルーフォードスティーヴ・ハウリック・ウェイクマンふくまれていた。これらのプロジェクトのだい2段階だんかいとして、シャーウッドはケイをさそい、イエスのもとメンバーと現在げんざいのメンバーによるプロジェクトをまとめる提案ていあんおこなった。ファミリー、またはファミリー・プロジェクトというかりのタイトルですすめられ、メンバーにはさまざまな名前なまえかんだが、やがてホワイトとバンクスにアプローチしていった。

しかし、2006ねん、プロジェクトが発展はってんするにつれて、シャーウッドとケイはかた焦点しょうてんかた変更へんこうし、ユニットてきなバンドの結成けっせい集中しゅうちゅうすることにした。かれらはドラムのアラン・ホワイトとギターのジミー・ホーンをつのり、デビュー・アルバムをレコーディングした。サーカ結成けっせいは、2007ねん3がつ正式せいしき発表はっぴょうされた。

『サーカ・ファースト・アルバム』とツアー[編集へんしゅう]

2007ねん7がつ30にち、マイケル・シャーウッドとコール・コールマンがゲスト参加さんかした、9きょくりのデビュー・アルバム『サーカ・ファースト・アルバム』をセルフ・リリースした。このアルバムには、1995ねんにトレヴァー・ラビンと共同きょうどう執筆しっぴつしたビリー・シャーウッドのマテリアルをもととする2きょくふくまれている。

バンドのデビュー・ライブは、2007ねん8がつ23にちにサン・ファン・カピストラーノでおこなわれ、演奏えんそうにはイエス・ナンバーをつないだインストゥルメンタル・メドレーがふくまれていた。このときのライブ映像えいぞうは、2008ねん2がつ発表はっぴょうされたアルバム『ライヴ』の付属ふぞくDVDとしてリリースされた。2008ねん初頭しょとう、いくつかの北米ほくべいツアーがつづき、シャーウッドとケイと過去かこにコラボレーションしたことのあるジェイ・シェレンが、あるのライブでホワイトの代役だいやくとなった。

『ヘッド・クオーター(サーカ・セカンド・アルバム)』とYOSO[編集へんしゅう]

2008ねん7がつ、イエスの仕事しごと集中しゅうちゅうすることを選択せんたくしたアラン・ホワイトにわり、ジェイ・シェレンが恒久こうきゅうてきなメンバーとなった。2008ねん後半こうはんあたらしいラインナップでアルバム『ヘッド・クオーター(サーカ・セカンド・アルバム)』がレコーディングされた。このアルバムは2009ねん1がつ14にちにリリースされている。もとTOTO歌手かしゅボビー・キンボールとのみじかいイタリア・ツアーが2009ねん2がつ発表はっぴょうされ、サーカ、イエス、TOTOの音楽おんがくからなるセットリストを演奏えんそうした。その、キンボールとサーカが集結しゅうけつしたあたらしいバンドYOSO最初さいしょはAKAとばれた)が結成けっせいされたが、サーカからはシャーウッドとケイだけがメンバーとなり、ギタリストのジョニー・ブラーンズとドラマーのスコット・コナーがくわわった。

『アンド・ソー・オン』[編集へんしゅう]

YOSOは2011ねん初頭しょとう解散かいさんし、ギタリストのブラーンズがホーンと交代こうたいするかたちでサーカに加入かにゅうした。ホーンは、コマーシャルに音楽おんがく提供ていきょうする仕事しごと集中しゅうちゅうするために脱退だったいした。ジェイ・シェレンもエイジア・フィーチャリング・ジョン・ペインアンルーリー・チャイルドでの活動かつどう集中しゅうちゅうしたいとバンドをはなれた。コナーはもともとドラムをぐことになっていたが脱退だったいし、ロニー・シアゴがバンドに参加さんかした。2011ねん3がつ7にち、ミチ・シャーウッド(ビリーのつま)は、バンドのつぎのアルバムが『アンド・ソー・オン』とばれることをあきらかにした。

しかし、北米ほくべい西部せいぶのツアー日程にっていでシアゴはバンドをり、ふたたびコナーがくわわった。

2013ねん、サーカのスタジオ・アルバムと最初さいしょのライブ・アルバムがすべてクレオパトラ・レコードからさいリリースされた。サーカはまた、Glassville Recordsからあたらしいライブ・アルバム『Live From Here There & Everywhere』をリリースした。

『ヴァレー・オブ・ザ・ウィンドミル - 風車かざぐるまたに物語ものがたり[編集へんしゅう]

サーカの4まいのアルバム『ヴァレー・オブ・ザ・ウィンドミル - 風車かざぐるまたに物語ものがたり[3]は、2016ねん7がつ8にち[3]フロンティアーズ・レコードからリリースされた[3]。いくつかのちょうしゃくナンバーをふくんでおり、シャーウッドはそれを「スーパー・プログレ」だとっている[3]

今後こんごの5まいのアルバム[編集へんしゅう]

2019ねん4がつ15にち、シャーウッドはみずからのFacebookページで、かれとトニー・ケイが現在げんざい、5まいのアルバムのために「さまざまな音楽おんがくのアイデアをっている」と発表はっぴょうした[4]

メンバー[編集へんしゅう]

どき系列けいれつ[編集へんしゅう]

ディスコグラフィ[編集へんしゅう]

スタジオ・アルバム[編集へんしゅう]

  • 『サーカ・ファースト・アルバム』 - CIRCA: 2007 (2007ねん)
  • 『ヘッド・クオーター(サーカ・セカンド・アルバム)』 - CIRCA: HQ (2009ねん)
  • CIRCA: Overflow (2009ねん) ※最初さいしょの2まいのCDで収録しゅうろくできなかったきょくのコレクション
  • 『アンド・ソー・オン&オーヴァーフロウ』 - And So On (2011ねん) ※日本にっぽんばん上記じょうきアルバムをカップリング
  • 『ヴァレー・オブ・ザ・ウィンドミル - 風車かざぐるまたに物語ものがたり』 - Valley of the Windmill (2016ねん)[5]

ライブ・アルバム[編集へんしゅう]

  • 『ライヴ』 - CIRCA: Live (2008ねん)
  • Live From Here There & Everywhere (2013ねん)

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d Monger, Timothy. CIRCA: | Biography & History - オールミュージック. 2021ねん3がつ31にち閲覧えつらん
  2. ^ "CIRCA circulates music new & old at Canyon Club", All Access Magazine.com”. 2012ねん3がつ6にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2010ねん9がつ22にち閲覧えつらん
  3. ^ a b c d e http://www.bondegezou.co.uk/wncirca.htm
  4. ^ https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=10156463928924141&id=752104140
  5. ^ ビリー・シャーウッド「インスパイアされたものがそこにあるだけだ」”. BARKS (2016ねん7がつ18にち). 2018ねん1がつ13にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]