ハーバート・ハート
1907 イギリス・イングランドハロゲイト | |
1992 イギリス・イングランドオックスフォード | |
20 | |
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ジェニファー・ハート | |
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ハーバート・ライオネル・アドルファス・ハート(Herbert Lionel Adolphus Hart、1907
略歴
[1907
ブラッドフォード・グラマー・スクールを
1929
1945
哲学 的 方法 論
[著書 『法 の概念 』
[H.L.A.ハートの
- ジョン・オースティン(
先述 のジョン・L・オースティンとは別人 )の「法 とは、刑罰 という脅威 によって裏付 けられた、主権 者 による命令 である」という考 え方 (主権 者 命令 説 )に対 する批評 。 - 「
一 次 的 ルール」と「二 次 的 ルール」との区別 。「一 次 的 ルール」とは人 の行為 に対 する公的 な支配 であり、「二 次 的 ルール」は「一 次 的 ルール」の承認 ・変更 ・裁定 の権限 を付与 するものである。
その他 の業績
[著作
[- Definition & theory in jurisprudence: an inaugural lecture delivered before the University of Oxford on 30 May, 1953, Clarendon Press, 1953.
- The concept of law, Clarendon Press, 1961.
- Bentham, Oxford University Press, 1962.
- Law, liberty and morality, Oxford University Press, 1963.
- The morality of the criminal law: two lectures, Oxford University Press, 1965.
- Punishment and responsibility: essays in the philosophy of law, Clarendon Press, 1968.
- Essays on Bentham: studies in jurisprudence and political theory, Clarendon Press, 1982.
- Essays in jurisprudence and philosophy, Clarendon Press, 1983.
- 『
法学 ・哲学 論集 』、矢崎 光圀 ・松浦 好治 ほか訳 、みすず書房 、1990年 。
共著
[- Causation in the law, with Tony Honoré, Clarendon Press, 1959, 2nd ed., 1985.
- 『
法 における因果 性 』井上 祐司 ・真鍋 毅 ・植田 博 訳 (九州大学 出版 会 , 1991年 )
編著
[- An introduction to the principles of morals and legislation, co-edited with J. H. Burns, Athlone Press, 1970.
- Of laws in general, edited by H.L.A. Hart, Athlone Press, 1970.
- A comment on the Commentaries and A fragment on government, co-edited with J. H. Burns, Athlone Press, 1977.
関連 項目
[参考 文献
[- H.L.A.ハート『
法 の概念 』(1976年 、みすず書房 、矢崎 光圀 ・訳 )(ISBN 4622017431)(第 3版 、2014年 、筑摩書房 、長谷部 恭男 ・訳 )(ISBN 4480096485) - H.L.A.ハート『
法学 ・哲学 論集 』(1990年 、みすず書房 、矢崎 光圀 ・松浦 好治 ・ほか訳 )(ISBN 4622037858)
本文 で触 れた論文 「実証 主義 と法 ・道徳 分離 論 」が収 められている。
- H.L.A.ハート/T.オノレ『
法 における因果 性 』(1991年 、九州大学 出版 会 、井上 祐司 ・真鍋 毅 ・植田 博 ・共 訳 )(ISBN 4873782112) 瀧川 裕英 ・宇佐美 誠 ・大屋 雄 裕 『法 哲学 』(2014年 、有斐閣 )(ISBN 4641125678)中山 竜一 『二 十 世紀 の法 思想 』(2000年 、岩波書店 )(ISBN 400026026X)