ブルース・リー

ブルース・リー 李り小しょう龍りゅう Bruce Lee
1971年ねん
基本きほん情報じょうほう
繁体字はんたいじ	李り小しょう龍りゅう
簡体字かんたいじ	李り小しょう龙
漢語かんご拼音	Lǐ Xiǎolóng
粤拼	Lei5 Siu2lung4
出生しゅっしょう名めい	李り 振ふ藩はん（リー・ジャンファン、り しんはん） 拼音: Lǐ Zhènfān 粤拼: Lei5 Zan3faan4 または lei junfan
出身しゅっしん地ち	イギリス領りょう香港ほんこん
生誕せいたん	(1940-11-27) 1940年ねん11月27日にち  アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく カリフォルニア州しゅうサンフランシスコ
死没しぼつ	1973年ねん7月がつ20日はつか(1973-07-20)（32歳さい没ぼつ） イギリス領りょう香港ほんこん九きゅう龍りゅう塘（現げん・ 香港ほんこん九きゅう龍りゅう塘）
墓地ぼち	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく ワシントン州しゅうシアトル レイク・ビュー墓地ぼち
別名べつめい	李り源はじめ鑫（族ぞく名めい） 李り元もと鑒（学名がくめい） 李り鑫（芸名げいめい） 李り敏さとし（芸名げいめい） 新しん李り海うみ泉いずみ（芸名げいめい） 小しょう李り海うみ泉いずみ（芸名げいめい） 李り龍りゅう（芸名げいめい） 細ほそ鳳おおとり（幼名ようみょう）
英語えいご名めい	Bruce Lee
職業しょくぎょう	武道ぶどう家か、アクション映画えいが俳優はいゆう、脚本きゃくほん家か、映画えいがプロデューサー
活動かつどう期間きかん	1941年ねん - 1973年ねん
配偶はいぐう者しゃ	リンダ・リー（1964年ねん - 1973年ねん）
子供こども	ブランドン・リー（李り國こく豪ごう、1965年ねん - 1993年ねん） シャノン・リー（李り香かおり凝しこり、1969年ねん）
親おや	李り海うみ泉いずみ（1901年ねん - 1965年ねん） 何なに愛あい瑜（1907年ねん - 1996年ねん）
兄弟きょうだい姉妹しまい	李り振ふ輝てる（1948年ねん） 李り忠ただし琛（1939年ねん - 2008年ねん）
祖そ籍せき	中華人民共和国ちゅうかじんみんきょうわこく広東かんとん省しょう仏山ほとけやま市し順徳じゅんとく区く
影響えいきょう	チャウ・シンチー（小しょう龍りゅう會かいの会長かいちょう） ドニー・イェン
公式こうしきサイト	Bruce Lee Foundation The Official Website of Bruce Lee
受賞じゅしょう 香港ほんこん電でん影かげ金きん像ぞう奨すすむ 最高さいこう栄誉えいよ賞しょう 1994年ねん 金きむ馬うま奨すすむ 技能ぎのう芸術げいじゅつ特別とくべつ賞しょう 1972年ねん『ドラゴン怒いかりの鉄拳てっけん』

ブルース・リー（中なか: 李り 小しょう龍りゅう、日本にっぽん漢字かんじ音読おんよみ:り しょうりゅう、粤拼: Lei⁵ Siu² Lung⁴、英えい: Bruce Lee、1940年ねん11月27日にち - 1973年ねん7月がつ20日はつか）は、香港ほんこん人じんの中国ちゅうごく武術ぶじゅつ家いえ、武道ぶどう家か、俳優はいゆう、哲学てつがく者しゃ。截拳道どうを創始そうししたマーシャルアーティストとして知しられる。本名ほんみょうは李り 振ふ藩はん（リー・ジャンファン、り しんはん、英えい: Lee Jun-fan、粤拼: ……Lei⁵ Zan³ Faan⁴）。身長しんちょうについては167～175cmと諸説しょせつあるが、実際じっさいに面会めんかいした人ひとの証言しょうげんなどから170cm弱じゃくとされている。体重たいじゅう64kg。墓碑銘ぼひめいは『FOUNDER OF JEET KUNE DO（「截拳道どうの創始そうし者しゃ」の意い）』。リンダ・リー（旧姓きゅうせいエメリー）との間あいだに一いち男なん一いち女じょ。息子むすこはブランドン・リー、娘むすめはシャノン・リー。

経歴けいれき

出生しゅっしょう・幼少ようしょう時代じだい

母はは・何なに愛あい瑜、ブルース、父ちち・李り海うみ泉いずみ

父親ちちおやと

父親ちちおやの中国ちゅうごく系けいで広東かんとんオペラの役者やくしゃの李り海うみ泉いずみと、白人はくじん（ドイツ人じん、イギリス人じんなど諸説しょせつあり）と中国人ちゅうごくじんのハーフの母はは・何なに愛あい瑜（香港ほんこんの実業じつぎょう家か何なに甘あま棠 の娘むすめ）が家族かぞくを連つれて長期ちょうきアメリカ巡業じゅんぎょう中ちゅう、辰たつ年ねんの1940年ねん11月27日にち、辰たつの刻こく（午前ごぜん8時じ）にサンフランシスコの中華ちゅうか街がいの病院びょういんで生うまれた。5人にん兄弟きょうだいの次男じなん、兄弟きょうだいには、姉あねフィービー・リー（李り秋あき圓えん）、アグネス・リー（李り秋あき鳳おおとり）、兄あに・ピーター・リー（李り忠ただし琛）がいた。弟おとうと・ロバート・リー（李り振ふ輝てる）は、8歳さい下かである。映画えいがには芸名げいめいの李り小しょう龍りゅうで出演しゅつえんしている。生後せいご3ヶ月かげつあまりでサンフランシスコで製作せいさくされた映画えいが『金きむ門もん女おんな』（広東かんとん語ご映画えいが）に出演しゅつえんした。

その後ごイギリスの植民しょくみん地ち下したの香港ほんこんに帰国きこく。1941年ねん12月から日本にっぽんとイギリスの「香港ほんこんの戦たたかい」で日本にっぽん軍ぐん勝利しょうりにより、日本にっぽん占領せんりょう下したにおかれ映画えいがの製作せいさくが止とまったために出演しゅつえん作さくはないが、1945年ねん8月がつに第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんが終了しゅうりょう後ご、製作せいさくが再開さいかいされた8歳さい頃ごろから子役こやくとして数すう多おおくの映画えいがに出演しゅつえん。 また中華民国ちゅうかみんこくの上海しゃんはい精きよし武たけ体育たいいく会かい香港ほんこん分会ぶんかいにて北きた派は少しょう林はやし拳けんの邵漢生せいに指導しどうを受うけ、節ふし拳けん（弾たま腿もも門もん）などを学まなんだ。

また1953年ねん13歳さいのブルース・リーは、詠えい春はる拳けんの使つかい手てである葉は問といのもとで修業しゅぎょうし喧嘩けんかに詠えい春はる拳けんを使つかうため3年ねんで破門はもんとなり、2年間ねんかん兄弟子あにでしに教おそわる。その後ごブルース・リーは高校こうこうボクシング大会たいかいに出場しゅつじょうしチャンピオンのイギリス人じんを1RでKOする。

イップ・マンと18歳さいのブルース・リー

渡米とべい・結婚けっこん

しかし、何なに不自由ふじゆうなく育そだち、日々ひび喧嘩けんかに明あけ暮くれ、「俳優はいゆうの不良ふりょう息子むすこ」として悪名あくめいを知しられたブルース・リーの将来しょうらいを心配しんぱいした父ちちは、香港ほんこんから渡米とべいを命めいじる。18歳さいのリーは、わずか100ドルの所持しょじ金きんで単身たんしん渡米とべいし、シアトルに移うつり住すむ。

新聞しんぶん配達はいたつのアルバイトをして職業しょくぎょう訓練くんれん学校がっこうのシアトル・セントラル・カレッジに通かよい高校こうこう卒業そつぎょう資格しかくを得えて、ワシントン大学だいがく哲学てつがく科かに進学しんがく。勉学べんがくに励はげむかたわら、「振ふ藩はん國こく術じゅつ館かん」を開ひらいて中国ちゅうごく武術ぶじゅつの指導しどうを始はじめる。

集あつまる生徒せいとは日本人にっぽんじんや中国人ちゅうごくじん、それに黒人こくじんや白人はくじんにラテン系けいもいた。高校こうこうで哲学てつがくの講師こうしもしていた。その頃ころ、同おなじ大学だいがくの医学いがく生せいで、道場どうじょうの生徒せいとだったスウェーデン系けいイギリス人じんリンダ・エメリーと結婚けっこん。その後ご、大学だいがくを中退ちゅうたいし、道場みちば経営けいえいに専念せんねん。截拳道どう（Jeet Kune Do/JKD/ジークンドー）を創始そうしする。

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  リンダ夫人ふじん
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  生うまれたばかりの息子むすこ・ブランドンと

武道ぶどう家かからアクションスターへ

1966年ねんに、アメリカの「ロングビーチ国際こくさい空手からて選手権せんしゅけん大会たいかい」で詠えい春はる拳けんの演武えんぶをしたフィルムが、TVプロデューサーの目めに止とまり、TVシリーズ『グリーン・ホーネット』の準じゅん主役しゅやくに抜擢ばってきされる。正義せいぎのヒーロー「グリーン・ホーネット」の助手じょしゅ兼けん運転うんてん手しゅとして、目めの周辺しゅうへんだけを隠かくすマスク をつけた日系にっけいアメリカ人じんのカトー役やくを演えんじ、派手はでなアクションで人気にんきを博はくす。

『グリーン・ホーネット』にて（右みぎ）

これをきっかけに、ロサンゼルスでハリウッドの俳優はいゆうやプロデューサーを顧客こきゃくに武術ぶじゅつの個人こじん指導しどうをするようになり、TVや映画えいがなどのゲスト出演しゅつえんを重かさねる。『グリーン・ホーネット』の後のち、アメリカの連続れんぞくテレビドラマ『燃もえよ!カンフー』を企画きかくし、自みずから主演しゅえんを願ねがったが、東洋とうよう人じんであることなどを理由りゆうに叶かなわなかった。

1970年ねんに、香港ほんこんの大手おおて映画えいが会社かいしゃのショウ・ブラザーズ（邵氏兄弟きょうだい有限ゆうげん公司こうし）から独立どくりつしたレイモンド・チョウ（鄒文懐ふところ）が設立せつりつしたばかりのゴールデン・ハーベスト（嘉よしみ禾娯楽ごらく事業じぎょう有限ゆうげん公司こうし）と1本ほん1万まん香港ほんこんドルで2本ほんの映画えいが出演しゅつえんの契約けいやくをする。翌よく1971年ねんに、成人せいじん後ごの初はつ主演しゅえん映画えいが『ドラゴン危機きき一発いっぱつ』が公開こうかいされ、香港ほんこんの歴代れきだい興行こうぎょう記録きろくを塗ぬり替かえる大だいヒットになった。リーは、一躍いちやく、香港ほんこんのトップスターに躍おどり出でる。

主演しゅえん第だい2作さくの『ドラゴン怒いかりの鉄拳てっけん』（1972年ねん）では主演しゅえんと武術ぶじゅつ指導しどうを担当たんとうし、3作さく目めの『ドラゴンへの道みち』（1972年ねん）では、自みずから「コンコルド・プロダクション」（協和きょうわ電でん影かげ公司こうし、ゴールデン・ハーベストとの共同きょうどう出資しゅっし）を設立せつりつし、製作せいさく・監督かんとく・脚本きゃくほん・主演しゅえんの四よん役やくを担になった。この3作さくによって、リーは香港ほんこんで不動ふどうのトップスターの地位ちいを築きずき、ゴールデン・ハーベストは興行こうぎょう収入しゅうにゅうで香港ほんこん最大さいだいの映画えいが会社かいしゃとなった。

1972年ねん秋あきから、リーの2作さく目めの監督かんとく映画えいが『死亡しぼう遊戯ゆうぎ』の撮影さつえいがスタートする。しかしハリウッドのワーナー・ブラザースとコンコルド・プロダクションとの合作がっさく映画えいが『燃もえよドラゴン』の企画きかくが持もち上あがり、『死亡しぼう遊戯ゆうぎ』の製作せいさくは中断ちゅうだんされる。

1973年ねん1月がつから、アメリカと香港ほんこんの合作がっさく映画えいが『燃もえよドラゴン』の撮影さつえいが始はじまる。かつて『燃もえよ!カンフー』の主演しゅえんが叶かなわなかったリーの意気込いきごみは並々なみなみならぬものがあり、エキストラへの武術ぶじゅつ指導しどうに始はじまり、脚本きゃくほんや撮影さつえいにも詳細しょうさいな意見いけんを出だした。

死去しきょ

シアトル市内しないにあるブルース・リー親子ちかこの墓はか。墓はかには截拳道どう理念りねん（Jeet Kune Do concept）である「以無限げん為ため有限ゆうげん　以無法ほう為ため有ゆう法ほう」と「YOUR INSPIRATION CONTINUES TO GUIDE US TOWARD OUR PERSONAL LIBERATION」が刻きざまれている。

1973年ねん7月がつ20日はつか、リーは『死亡しぼう遊戯ゆうぎ』で共演きょうえん予定よていの女優じょゆう、ベティ・ティン・ペイ（丁ちょう珮） の香港ほんこんの自宅じたくで頭痛ずつうを訴うったえ、鎮痛ちんつう剤ざい（アスピリンを含ふくむEquagesic）を飲のんでベッドに横よこになった。しかし、そのまま昏睡こんすい状態じょうたいに陥おちいったため、ティン・ペイはレイモンド・チョウを呼よびそのままクィーン・エリザベス病院びょういんへ搬送はんそうされたが、死亡しぼうが確認かくにんされた。32歳さい没ぼつ。

公式こうしきな死因しいんは脳のう浮腫ふしゅである。司法しほう解剖かいぼうの結果けっか、微量びりょうの大麻たいまが検出けんしゅつされた。検死けんし報告ほうこくによると、リーの脳のうは1,400gから1,575g（13%の増加ぞうか）まで膨ふくらんでおり、頭蓋とうがい内ない圧あつの亢進こうしんにより脳幹のうかんが圧迫あっぱくされて死しに至いたったと考かんがえられている。

リーは、『燃もえよドラゴン』の撮影さつえい約やく1か月げつ後ごの1973年ねん5月がつ10日とおか、ゴールデン・ハーベストのスタジオで音声おんせい吹ふき込こみ中なかに昏倒こんとうして意識いしき不明ふめいの重体じゅうたいに陥おちいり、そのまま病院びょういんに運はこばれ2時じ間あいだ後ごに回復かいふくするも入院にゅういんし、13日にちには退院たいいんしている。その後ご、渡米とべいし精密せいみつ検査けんさを受うけるが結果けっかは異常いじょうなしであったとされる。脳のう浮腫ふしゅが起おきた原因げんいんは背中せなかの古傷ふるきずに長年ながねん使つかっていた痛いたみ止とめ薬やくと、その晩ばんに服用ふくようした頭痛ずつう薬やくの副作用ふくさようといわれている。

一部いちぶで既すでにリーの脳のうにあった腫瘍しゅようにこれらの薬くすりが作用さようして破裂はれつを起おこし脳のう浮腫ふしゅになったという説せつもあるが、検死けんし解剖かいぼうでは脳のう浮腫ふしゅが確認かくにんされているのみで、脳腫瘍のうしゅようならびにその破裂はれつによる脳のう内ない出血しゅっけつの報告ほうこくはない。

死因しいんに関かんして紛糾ふんきゅうしたため、香港ほんこん政庁せいちょうは1973年ねん9月がつに死因しいん究明きゅうめい裁判さいばんを開ひらいた。同どう法廷ほうてい書記しょき長ちょうの藩はん健けん成なりによると、イギリス統治とうち下かにあった香港ほんこんで出だされた正式せいしきな判決はんけつは「死因しいん不明ふめい」であり、脳のう浮腫ふしゅが起おきた原因げんいんは確定かくていされなかった。

葬儀そうぎは香港ほんこんとシアトルで行おこなわれた。香港ほんこんでは数すう万まん人にんのファンが葬儀そうぎに参列さんれつし、シアトルの葬儀そうぎにはリーの弟子でしだったジェームズ・コバーンやスティーブ・マックイーンも参列さんれつした。遺体いたいはシアトルのダウンタウン近ちかくのレイクビュー墓地ぼちに埋葬まいそうされた。

死後しご

リーの死後しご、彼かれが待望たいぼうしていた主演しゅえん作さく『燃もえよドラゴン』がアメリカを皮切かわきりに世界せかい各地かくちで公開こうかいされ、ヒットした。しかし、地元じもと香港ほんこんでは、前作ぜんさく『ドラゴンへの道みち』の興行こうぎょう収入しゅうにゅうを大おおきく下回したまわった。

『燃もえよドラゴン』でアクションスターとして世界せかい的てきに知名度ちめいどが上昇じょうしょうした時とき、すでにリーは亡なくなっていた。死後しご、『ドラゴン危機きき一発いっぱつ』などの過去かこの映画えいがが世界中せかいじゅうに配給はいきゅうされた。

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  米国べいこく・ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム、リーのスター
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  香港ほんこん・星ほし光ひかり大道だいどう、リーのスター
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  星ほし光ひかり大道だいどうのブルース・リーの銅像どうぞう
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  香港ほんこん文化ぶんか博物館はくぶつかんの彫像ちょうぞう

人物じんぶつ

ブルース・リー
各種かくしゅ表記ひょうき
繁体字はんたいじ：	李り 小しょう龍りゅう
簡体字かんたいじ：	李り 小しょう龙
拼音：	Lǐ Xiǎolóng（北京ぺきん語ご） Lei5 Siu2lung4（広東かんとん語ご）
和名わみょう表記ひょうき：	りしょうりゅう
発音はつおん転記てんき：	リー・シァォロン
英語えいご名めい：	Bruce Lee
各種かくしゅ表記ひょうき（本名ほんみょう）
繁体字はんたいじ：	李り 振ふ藩はん
簡体字かんたいじ：	李り 振ふ藩はん
拼音：	Lǐ Zhènfān（北京ぺきん語ご） Lei5 Zan3faan4（広東かんとん語ご）
和名わみょう表記ひょうき：	りしんはん
発音はつおん転記てんき：	リー・ヂェンファン
英語えいご名めい：	Lee Jun-fan

怪かい鳥とり音おん

格闘かくとうの際さいに発はっする「アチョー」という独特どくとくの叫さけび声ごえは「怪かい鳥とり音おん」（かいちょうおん）と呼よばれる。1970年代ねんだい前半ぜんはんの香港ほんこん映画えいが界かいはリーの母国ぼこく語ごでもある香港ほんこん現地げんち語ごの広東かんとん語ごではなく北京ぺきん語ごで製作せいさくされる映画えいがが主流しゅりゅうであり、リーの成人せいじん後ごの映画えいがは全すべて北京ぺきん語ご声優せいゆうによりセリフが北京ぺきん語ごに吹ふき替かえられた為ため、リー本人ほんにんの声こえではない（「燃もえよドラゴン」ワーナー国際こくさい英語えいご版ばんを除のぞく）（リーの死後しご80年代ねんだいに作つくられた広東かんとん語ご版ばんは当然とうぜんながら別人べつじんによる更さらなる吹ふき替かえ音声おんせいである）が、怪かい鳥とり音おんだけはリー自身じしんの声こえである。ただし北米ほくべい版ばん『ドラゴンへの道みち』と国際こくさい版ばん『死亡しぼう遊戯ゆうぎ』だけは、怪かい鳥とり音おんの掛かけ声ごえも別人べつじんの吹ふき替かえになっている。

武道ぶどう家か

リーが正式せいしきに門下もんかに入はいったのは詠えい春はる拳けんのみだが、北きた派はの中国ちゅうごく拳法けんぽうも数多かずおおく研究けんきゅうしていた。『グリーン・ホーネット』のオーディション映像えいぞうなどでさまざまな型かたを演えんずるのを見みることができる。なおオーディションで演舞えんぶした虎とらの型かた、龍りゅうの型かたなどは即興そっきょうで行おこなったもので中国ちゅうごく武術ぶじゅつには存在そんざいする。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの空手からて家かであるジョー・ルイスは1967年ねんにリーと出会であい、截拳道どうで導入どうにゅうされていたボクシンググローブとヘッドギアを身みに纏まとってのスパーリングや、格闘かくとう哲学てつがくを参考さんこうにした。それまでアメリカ国内こくないの空手からての試合しあいは、対戦たいせん相手あいての体からだに直接ちょくせつ打撃だげきせずに寸すん止とめでポイントを争あらそう試合しあいが一般いっぱん的てきだった。1970年ねん1月がつ17日にちに開催かいさいされた空手からて大会たいかいでは、スペシャルマッチとしてロサンゼルスで初はじめて、ボクシンググローブを着用ちゃくようして直接ちょくせつ打撃だげきする試合しあいが行おこなわれた。ルイスは対戦たいせん相手あいてのGreg Bainesに2ラウンドKO勝かちし、1974年ねんにはアメリカンキックボクシングの団体だんたいであるPKAを設立せつりつしている。

以上いじょうの歴史れきし的てき事実じじつから、ジョー・ルイスはブルース・リーこそアメリカにおけるフルコンタクト空手からて、つまりアメリカのキックボクシングの父ちちであり、上記じょうきの試合しあいでリーから学まなんだダブルフックのコンビネーション、ポジショニングの確立かくりつ、速すみやかに距離きょりを詰つめる事ことの重要じゅうよう性せい、爆発ばくはつ力りょくを伴ともなった最初さいしょの一撃いちげきといったリーが常つねに強調きょうちょうしていた原則げんそくを念頭ねんとうに置おいた試合しあい運はこびを心こころがけた事ことを、自身じしんの教則きょうそくビデオ、What Bruce Lee Taught Meの冒頭ぼうとう、上記じょうきのGreg Bainesとの試合しあい動画どうがのナレーションにて告白こくはくしている。　1971年ねん～1988年ねんの間あいだ、アメリカでPKAやWKAといったフルコンタクト空手からての独立どくりつランキングを管轄かんかつしていたSTAR（Standardized Tournaments and Ratings）システムは、年間ねんかん最優秀さいゆうしゅう選手せんしゅ並ならびに貢献こうけんした関係かんけい者しゃを各かく年とし毎ごとに表彰ひょうしょうしていたが、Greg Baines戦せんにおけるジョー・ルイスのＫＯ勝利しょうりに貢献こうけんしたとして、1971年ねんのTRAINER-COACH OF THE YEARにブルース・リーを選出せんしゅつしている。

トレーニング

ブルース・リーの1963年ねんから1971年ねんにかけてのトレーニング記録きろく表ひょうのサンプルで確認かくにんできるが、彼かれがトレーニング方法ほうほうに最適さいてきなエクササイズと戦闘せんとうテクニックをプログラムで習得しゅうとくするにつれて、トレーニング方法ほうほうが頻繁ひんぱんにどのように進化しんかし続つづけた事ことがわかる。ブルース・リーは暇ひまさえあればトレーニングをしていて、自分じぶんの可能かのう性せいを最大限さいだいげんに引ひき出だす方法ほうほうを常つねに探さがしていた。

1963年ねんの訓練くんれん方法ほうほうは主おもに伝統でんとう的てきな方法ほうほうで行おこなわれていた。彼かれのトレーニング記録きろくから、ブルース・リーのトレーニングは、詠えい春はる拳けんとシル・ラム・タオに由来ゆらいするパンチとキックのエクササイズで構成こうせいされていた。1965年ねんからは持久じきゅう力りょくとスタミナを高たかめるために心しん血管けっかんルーチンを開始かいししていた。彼かれの有ゆう酸素さんそ運動うんどうは、サイクリング、ランニング、縄跳なわとびで構成こうせいされていた。ブルースは一いち日にちの始はじまりに週しゅうに3回かい4マイル（6km）を走はしっていた。彼かれはしばしばこれらのセッションをファートレックタイプのトレーニングとして実行じっこうし、通常つうじょうのペースに戻もどる前まえに短みじかいバーストでスピードを上あげて走はしり込こんでいた。残のこりの3日間にちかん、リーは一いち度どに30分間ふんかんロープスキッピング（縄跳なわとび）を取とり入いれていた。ブルース・リーは、バランス力りょくをさらに伸のばすために、片足かたあしを上あげて縄跳なわとびをすることがあった。彼かれはそれが足あしを軽かるく保たもつのに役立やくだつだけでなく、彼かれの健康けんこうにも役立やくだつと信しんじていた。またこれらの日ひには、彼かれはさらにフィットネス作業さぎょうのためにエアロバイクでさらに45分ぶんのサイクリングを追加ついかしていた。

時折ときおり、トレーニングによる能力のうりょくの停滞ていたいを避さけるために、サーキットトレーニングを行おこなっていた。彼かれは8〜12種目しゅもくでメニューを組くみ、一いち種目しゅもくごと30〜60秒間びょうかんで休やすむことなく全ぜん種目しゅもく行おこなわれた。

ブルース・リーは俳優はいゆうとして映画えいがビジネスの世界せかいで活躍かつやくし、多忙たぼうをきわめるなかにあっても武道ぶどう家かとして修行しゅぎょうを怠おこたることはなかった。海外かいがいでのロケーションなどでしばらく自宅じたくを離はなれるときは、専用せんようの運動うんどう靴くつを持参じさんし、ロケ先さきでトレーニングを行おこなっていた。暇ひまさえあればボールを繰くり返かえし握にぎる握力あくりょく向上こうじょうの鍛錬たんれんやパンチをできるだけ早はやく打うち続つづけるトレーニングを行おこなっていた。

モハメド・アリのビデオをすべて所有しょゆうし、トレーニングに利用りようしていた。リー自身じしんはサウスポースタイルを基本きほんとしていたため、オーソドックススタイルのアリのビデオを鏡かがみに映うつして模倣もほうし、その動うごきが本来ほんらいの自分じぶんの動うごきになるまでトレーニングをした。

筋力きんりょくトレーニングとして、アイソメトリック・トレーニング（アイソメトリクス）を積極せっきょく的てきに取とり入いれていた。

『燃もえよドラゴン』の監督かんとくロバート・クローズは撮影さつえい当時とうじを振ふり返かえり、著書ちょしょである『ブルース・リーの燃もえよドラゴン完全かんぜんガイド』でブルース・リーを「それは今いままでに見みたことのない物凄ものすごい体からだ付つきをしていた」と表現ひょうげんしている、また、『燃もえよドラゴン』製作せいさくに携たずさわった映画えいがプロデューサーのポール・ヘラーは、ロバートの著書ちょしょでブルース・リーの体からだを「彼かれの体からだはまるでマホガニーの木きのようだった」とも書かいている。また、撮影さつえいでの武術ぶじゅつ指導しどうをするブルース・リーをサム・ゴークと称賛しょうさんしていた。意味いみは速はやくパワーがあるという意味いみだという。

『燃もえよドラゴン』のセットにいる間あいだ、ブルース・リーは戦たたかいのシーケンスをリハーサルしながらシャツを脱ぬいで歩あるき回まわっていた。ロバート・クルーズの妻つまは彼かれの体格たいかくを賞賛しょうさんし、彼かれの筋肉きんにくを触さわっていいか聞きいてみた。彼かれは彼女かのじょに屈曲くっきょくした二に頭とう筋すじを触さわってみてと言いった。彼女かのじょはそれに触ふれて、彼かれの筋肉きんにくが「暖あたたかい大理石だいりせきのように」感かんじたと周まわりに話はなしていた。

その他た

ダンスの才能さいのうもあり、チャチャが最もっとも得意とくいだった。香港ほんこんのダンスコンテストで優勝ゆうしょうしたこともある。

大学だいがくで哲学てつがくを専攻せんこうしていたこともあり、西洋せいようおよび東洋とうよう思想しそうに精通せいつうしていたばかりか、ナポレオン・ヒルからジッドゥ・クリシュナムルティ まで研究けんきゅうしていた。その成果せいかは、截拳道どうの思想しそう面めんに活いかされている。体からだを壊こわし、数ヶ月すうかげつ間あいだの療養りょうよう生活せいかつを余儀よぎなくされた期間きかん、数すう多おおくの本ほんを読よみ漁あさりそれらを合あわせると図書館としょかんができあがるほどであった。また画才がさいもあり、古代こだい中国ちゅうごくの武術ぶじゅつ家かのイラストでデッサン力りょくや構図こうずの構成こうせい力りょくが発揮はっきされている。

燃もえよドラゴンでも見みられるヌンチャクは代名詞だいめいしになっているが、そのほかにも「タバクトヨク」というカリの武器ぶきなどもある。

交友こうゆう

友人ゆうじん・後輩こうはい

• ユニコーン・チャン - リーの亡なくなった14年ねん後ごの1987年ねんに交通こうつう事故じこにて死去しきょした際さい、香港ほんこんでは「あの世よで寂さびしくなった李り小しょう龍りゅうが、親友しんゆうの小しょう麒麟きりんを連つれて行いった」と噂うわさされた。
• サモ・ハン・キンポー - 初対面しょたいめんの際さい、ブルース・リーは目めにも止とまらぬ速はやさのサイドキックを一瞬いっしゅんで顔かおぎりぎりのところで止とめて見みせ、あまりにも強烈きょうれつな挨拶あいさつに腰こしが引ひけたという。
• ジャッキー・チェン - 『ドラゴン怒いかりの鉄拳てっけん』で門下生もんかせい役やくとスタントマン、『燃もえよドラゴン』では擬なずらえ斗との相手あいてで出演しゅつえん。
• チャック・ノリス - 『ドラゴンへの道みち』の敵役かたきやくで共演きょうえん。
• ロマン・ポランスキー　- 格闘技かくとうぎの師匠ししょうで自宅じたくやスイスのグシュタードにある別荘べっそうに招まねくなど交流こうりゅうがあった。

縁えんのある日本人にっぽんじん

• 千葉ちば真一しんいち - リーは千葉ちばの大だいファンで、リーから千葉ちばに共演きょうえんを申もうし入いれたことがある。
• 西本にしもと正ただし - 『ドラゴンへの道みち』『死亡しぼう遊戯ゆうぎ』の撮影さつえい監督かんとくで、プライベートでも仲なかが良よく、撮影さつえい終了しゅうりょう後ごに「サイブン（ニックネーム、西本にしもとの広東かんとん語ご読よみ）さん、スキヤキ〜」と言いって毎晩まいばんのように香港ほんこんの日本にっぽん食しょくレストランに足あしを運はこんだという。『燃もえよドラゴン』のクランクアップ後ご西本にしほんにブルース・リーから電話でんわで「今度こんど、『死亡しぼう遊戯ゆうぎ』の撮影さつえいを再度さいど行おこなうので、空あけておいてほしい」と連絡れんらくがあったが叶かなわなかった。
• 勝かつ新太郎しんたろう - リーは『座頭市ざとういち』のファンで、自身じしんが盲目もうもくの中国ちゅうごく武術ぶじゅつ家かを演えんじる写真しゃしんも残のこっている。
• 倉田くらた保たもつ昭あきら - テレビドラマ『闘たたかえ!ドラゴン』や『Gメン'75』で演えんじた格闘かくとうシーンは、リーの影響えいきょうを受うけている。。倉田くらたは千葉ちば真一しんいちと共演きょうえんしていたので「千葉ちばさんはアップに相当そうとう気きを使つかわれるし、そのアップのときの演技えんぎは素晴すばらしいものだった。一方いっぽうのブルース・リーは私わたしに『アクション俳優はいゆうとは頭あたまから指先ゆびさきまでパワーが満みち満みちているのが一番いちばんだ』と語かたった」と、二人ふたりの演技えんぎの違ちがいを評ひょうしている。
• 出村いでむら文男ふみお – ブルース・リーにヌンチャクを紹介しょうかいした。リーの死後しごも家族かぞくと深ふかい親交しんこうが今いまでもある。

門下生もんかせい

直弟子じきでし

• ダン・イノサント - イノサントアカデミー代表だいひょう。
• テッド・ウォン- リーの弟子でしでスパーリングパートナー。リー滅後めつごは截拳道どうの普及ふきゅうに努つとめた。
• ターキー木村きむら- 日系にっけい二に世せいの武道ぶどう家か。リーの弟子でしで「振ふ藩はん國こく術じゅつ館かん」の設立せつりつに関かかわり、シアトルの道場どうじょうの責任せきにん者しゃでもあった。
• カリーム・アブドゥル＝ジャバー
• ジェームズ・コバーン - 親交しんこうが深ふかく2人ふたりで脚本きゃくほんを手掛てがけた『サイレントフルート』という映画えいがで共演きょうえんする予定よていだった。インドでロケ・ハンまで行おこなわれたが、リーの死しで中止ちゅうしとなった。
• スティーブ・マックイーン - チャック・ノリスにも師事しじしている。
• リチャード・バステロ
• ロマン・ポランスキー　

映像えいぞう作品さくひん

詳細しょうさいは「 ブルース・リーの映画えいが作品さくひん」を参照さんしょう

少年しょうねん期き

香港ほんこんで少年しょうねん期き、青年せいねん期きに出演しゅつえんした作品さくひん。いくつかは香港ほんこん、アメリカなどでVCD、DVDがリリースされている。日本にっぽんでは2003年ねんに"BRUCE LEE ULTIMATE COLLECTION -李り小しょう龍りゅう的てき追悼ついとう秘蔵ひぞう収集しゅうしゅう- ブルース・リー アルティメット・コレクション"のタイトルで販売はんばいされた。

• 『金きむ門もん女おんな』（1941年ねん）小しょう李り海うみ泉いずみ名義めいぎ
• 『萬まん紫むらさき千せん紅べに』（1948年ねん） 新しん李り海うみ泉いずみ名義めいぎ
• 『富貴ふうき浮雲うきぐも』（1948年ねん）李り鑫/新しん李り海うみ泉いずみ名義めいぎ
• 『夢ゆめ裡うら西にし施ほどこせ』（1949年ねん）小しょう李り海うみ泉いずみ名義めいぎ
• 『樊梨花はな』（1949年ねん）新しん李り海うみ泉いずみ名義めいぎ
• 『花はな開ひらき蝶ちょう滿枝みつえ』（1950年ねん）李り敏さとし/小しょう李り海うみ泉いずみ名義めいぎ
• 『細ほそ路ろ祥さち』（1950年ねん）日本にっぽん題名だいめい『ドラゴン スモール・ブラザー』李り龍りゅう名義めいぎ
• 『凌しのげ霄孤雁かり』（1950年ねん）
• 『人ひと之の初はつ』（1951年ねん）
• 『苦海くかい明あかり燈とう』（1953年ねん）日本にっぽん題名だいめい『ドラゴン スパーク・オブ・ホープ』
• 『慈母じぼ涙なみだ』（1953年ねん）
• 『父ちち之の過か』（1953年ねん）
• 『千せん萬まん人にん家か』（1953年ねん）日本にっぽん題名だいめい『ドラゴン ミリアッド・ファミリー』
• 『危樓春曉しゅんぎょう』（1953年ねん）
• 『愛あい（上うえ集しゅう）』（1954年ねん）
• 『愛あい（下した集しゅう）』（1954年ねん）
• 『孤こ星ぼし血涙けつるい』（1955年ねん）日本にっぽん題名だいめい『ドラゴン オーファン』
• 『守まもり得とく雲くも開ひらけ見み月明げつめい』（1955年ねん）
• 『孤兒こじ行ぎょう』（1955年ねん）
• 『兒女じじょ債さい』（1955年ねん）
• 『詐いつわり癲納福ぶく』（1956年ねん）
• 『早さ知ち當初とうしょ我わが唔嫁』（1956年ねん）
• 『雷雨らいう』（1957年ねん）
• 『甜姐兒じ』（1957年ねん）
• 『人海じんかい孤こ鴻おおとり』（1958年ねん）

渡米とべい後ご

TVシリーズ

• 『グリーン・ホーネット』（1966年ねん〜1967年ねん、原題げんだい：The Green Hornet）全ぜん26話わに出演しゅつえん。助手じょしゅ「カトー」を演えんじる。

毎週まいしゅう金曜日きんようびの午後ごご7時半じはんから8時じに米べいABC系けいで放映ほうえい。日本にっぽんでは1967年ねんにテレビ放映ほうえい。死後しご、4話わずつ繋つなぎ合あわせ『ブルース・リーのグリーン・ホーネット』（1973年ねん、原題げんだい:The Green Hornet / ビデオ邦題ほうだい：ブルース・リーINグリーン・ホーネット）、及および『ブルース・リー 電光石火でんこうせっか』（1976年ねん、原題げんだい:Fury Of The Dragon / ビデオ邦題ほうだい：ブルース・リーINグリーン・ホーネット2 電光石火でんこうせっか）として劇場げきじょう版ばんが製作せいさくされた。

• 『バットマン』（1966年ねん〜1967年ねん、原題げんだい：Batman）3話わにカトー役やくでゲスト出演しゅつえん。
• 『鬼おに警部けいぶアイアンサイド』（1967年ねん、原題げんだい：Ironside）空手からて道場どうじょう範はん師しレオン・スー役やくで出演しゅつえん。
• 『Blondie』（1968年ねん）カラテ道場どうじょう範はん師しMr. Yoto役やくで出演しゅつえん。
• 『略奪りゃくだつされた百ひゃく人にんの花嫁はなよめ』（1968年ねん、原題げんだい：Here Come The Brides）

"Marriage, Chinese Style"の回かいに中国人ちゅうごくじん花婿はなむこ役やくで出演しゅつえん。

• 『復讐ふくしゅうの鬼おに探偵たんていロングストリート』（1970年ねん〜1971年ねん、原題げんだい：Longstreet）

"The Way of The Intercepting Fist"、"Spell Legacy Like Death"、"Wednesday's Child"、"I See, Said The Blind Man"の4エピソードに出演しゅつえん。

映画えいが

• 『かわいい女おんな』（1969年ねん、原題げんだい：Marlowe） - ウィンスロー・ウォン（中国人ちゅうごくじんの殺ころし屋や）

香港ほんこん帰国きこく後ご

映画えいが

• 『ドラゴン危機きき一発いっぱつ』（1971年ねん、原題げんだい：唐山からやま大兄たいけい THE BIG BOSS）- 鄭てい潮うしお安やす（チェン・チャオワン）※1971年ねん10月がつ31日にち〜11月22日にち 319万まん7416香港ほんこんドル、香港ほんこんでは『サウンド・オブ・ミュージック』や『残酷ざんこくドラゴン 血ち斗と竜りゅう門もんの宿やど』を破やぶる最高さいこう記録きろく。日本にっぽんでは1974年ねんの洋画ようが部門ぶもんの配給はいきゅう収入しゅうにゅう第だい4位い、6億おく円えん
• 『ドラゴン怒いかりの鉄拳てっけん』（1972年ねん、原題げんだい：精せい武門ぶもん FIST OF FURY）- 陳ちん真しん（チェン・ジェン）※日本にっぽんでは1974年ねん洋画ようが部門ぶもんの配給はいきゅう収入しゅうにゅう第だい4位い（『ドラゴン危機きき一発いっぱつ』と同額どうがく）、6億おく円えん
• 『ドラゴンへの道みち』（1972年ねん、原題げんだい：猛もう龍りゅう過か江こう THE WAY OF THE DRAGON）- 唐から龍りゅう（タン・ロン）※日本にっぽんでは1975年ねんの洋画ようが部門ぶもんの配給はいきゅう収入しゅうにゅう第だい6位い、7億おく7200万まん円えん。
• 『燃もえよドラゴン』（1973年ねん、原題げんだい：ENTER THE DRAGON 龍りゅう争そう虎とら闘たたかえ）- 李り振ふ強つよ（リー）※日本にっぽんでは1974年ねん洋画ようが部門ぶもんの配給はいきゅう収入しゅうにゅう第だい2位い、16億おく4200万まん円えん
• 『死亡しぼう遊戯ゆうぎ』（1978年ねん、原題げんだい：死亡しぼう遊戯ゆうぎ GAME OF DEATH）- 呂りょ比ひ利り（ビリー・ロー）※この映画えいがを「リー主演しゅえん映画えいが」とすることには一部いちぶで異論いろんがある。日本にっぽんでは1978年ねんの洋画ようが部門ぶもんの配給はいきゅう収入しゅうにゅう第だい5位い、14億おく5000万まん円えん。

短編たんぺんフィルム

リーの死後しご、未み公開こうかい映像えいぞうとして公開こうかいされたもの。

• 「チャーリー・チャンの息子むすこ」スクリーンテスト（1966年ねん）
• 「グリーン・ホーネット」スクリーンテストフィルム1&2（1966年ねん）
• 「グリーン・ホーネット」衣装いしょうテストフィルム（1966年ねん）
• 「U.S. Gung Fu Television Demo」（1966年ねん）

テレビ番組ばんぐみ「Milton Berle Show」に出演しゅつえんした際さいの武術ぶじゅつデモンストレーション。

• 「Bruce Lee : The Lost Interview」（1971年ねん）

カナダの作家さっかピエール・バートンが香港ほんこんTVBスタジオでインタビューしたフィルム。現存げんそんする唯一ゆいいつのインタビュー映像えいぞう。

• 「アーナ・カプリフィルム」

『燃もえよドラゴン』で競演きょうえんした女優じょゆうのアーナ・カプリが個人こじん撮影さつえいした8ミリフィルム。イベントで公開こうかいされた。

関連かんれん映画えいが・ドラマ

リーが間接かんせつ的てきに関係かんけいする映画えいが、未み発表はっぴょうフィルムを使つかった映画えいが、ドキュメンタリー映画えいがなど。

アクション指導しどう

• 『サイレンサー/破壊はかい部隊ぶたい』（1968年ねん、ディーン・マーティン主演しゅえん）
• 『春はるの雨あめの中なかを』（1969年ねん、アンソニー・クイン主演しゅえん）

原案げんあん

• 『燃もえよ!カンフー』（1973年ねん、デビッド・キャラダイン主演しゅえん）
• 『サイレントフルート』（1977年ねん、デビッド・キャラダイン主演しゅえん）

未み発表はっぴょうフィルム使用しよう

• 『死亡しぼうの塔とう』（1980年ねん、タン・ロン主演しゅえん）
• 『Bruce Lee in G.O.D 死亡しぼう的てき遊戯ゆうぎ』（2000年ねん、デヴィッド・リーがブルース役やく）

ドキュメンタリー映画えいが&TVドキュメンタリー

• 『ブルース・リーの生なまと死し』（1973年ねん）
• 『ブルース・リー 恐怖きょうふの鉄拳てっけん 死しの香かおり』（1980年ねん）
• 『ブルース・リー神話しんわ』（1984年ねん）
• 『ブルース・リー/マーシャルアーツ・マスター』（別べつ邦題ほうだい：ブルース・リー ザ・レジェンド/新しんマーシャルアーツ・マスター、1990年ねん）
• 『燃もえよブルース・リー/不滅ふめつのドラゴン』（1992年ねん）
• 『ブルース・リー伝説でんせつ』（別べつ邦題ほうだい：ブルース・リー 最後さいごの伝説でんせつ、1993年ねん）
• 『実録じつろくブルース・リー/ドラゴンと呼よばれた男おとこ』（1993年ねん）
• 『ブルース・リーよ永遠えいえんに』（1999年ねん）
• 『受うけ継つがれる魂たましい ブルース・リーの軌跡きせき』（2001年ねん）
• 『ブルース・リー チェンジ・ザ・ワールド』（2009年ねん）
• 『アイ アム ブルース・リー』（2012年ねん）

※その他た、リーの映像えいぞうを一部いちぶだけ使つかい「ブルース・リー出演しゅつえん」と銘打めいうった映画えいがは、『麒麟きりん掌てのひら』（1973年ねん、小しょう麒麟きりん（ユニコーン・チャン）主演しゅえん。武術ぶじゅつ指導しどうをしている姿すがたを盗ぬすみ撮どりして無断むだん使用しよう）など数多かずおおい。

著作ちょさく

• Chinese Gung-Fu: The Philosophical Art of Self Defense (ブルース・リーの処女しょじょ作さく) – 1963
  • 松宮まつみや康生やすお訳やく『基本きほん中国ちゅうごく拳法けんぽう』フォレスト出版しゅっぱん、1998年ねん
• Tao of Jeet Kune Do (死後しご出版しゅっぱん) – 1973
  • 風間かざま 健けん、灰はい田でん匡ただし江こう訳やく『秘伝ひでん截拳道どうへの道みち』コンコルド東通ひがしどおり ベストブック社しゃ、1976年ねん
  • 奥田おくだ祐士ゆうし訳やく『截拳道どう（ジークンドー）への道みち』キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ、1997年ねん
• Bruce Lee's Fighting Method (死後しご出版しゅっぱん) – 1978
  • M・ウエハラ共著きょうちょ、松宮まつみや康生やすお訳やく『ブルース・リー格闘かくとう術じゅつ〈Vol.1〉護身ごしん術じゅつ編へん』フォレスト出版しゅっぱん、1997年ねん
  • M・ウエハラ共著きょうちょ、松宮まつみや康生やすお訳やく『ブルース・リー格闘かくとう術じゅつ〈Vol.2〉基本きほんトレーニング編へん』フォレスト出版しゅっぱん 、1997年ねん
  • M・ウエハラ共著きょうちょ、松宮まつみや康生やすお訳やく『ブルース・リー格闘かくとう術じゅつ〈vol.3〉実戦じっせん編へん』フォレスト出版しゅっぱん、1997年ねん
  • M・ウエハラ共著きょうちょ、松宮まつみや康生やすお訳やく『ブルース・リー格闘かくとう術じゅつ〈vol.4〉上級じょうきゅうテクニック編へん』フォレスト出版しゅっぱん、1997年ねん

伝記でんき映画えいが・ドラマ

伝記でんき映画えいが

• 『ブルース・リー物語ものがたり』（1976年ねん、ホー・チョンドー主演しゅえん）
• 『ドラゴン/ブルース・リー物語ものがたり』（1993年ねん、ジェイソン・スコット・リー主演しゅえん）
• 『李り小しょう龍りゅう マイブラザー』（2010年ねん、アーリフ・リー主演しゅえん）
• 『バース・オブ・ザ・ドラゴン』（2016年ねん、フィリップ・ン主演しゅえん）

伝記でんきテレビドラマ

• 『ブルース・リー伝説でんせつ』（2008年ねん、中国ちゅうごく中央ちゅうおう電でん視し台だい制作せいさく、陳ひね国こく坤ひつじさる主演しゅえん）

全ぜん50話わの伝記でんきドラマ。中国ちゅうごくにて平均へいきん視聴しちょう率りつ・最高さいこう視聴しちょう率りつの新しん記録きろくを打うち立たてた。日本にっぽんではBS日にっテレで放送ほうそう。

パロディ・オマージュ映画えいが、リーに影響えいきょうされた映画えいがなど

詳細しょうさいはブルース・リーが主演しゅえん・出演しゅつえんしている映画えいが・ドラマのそれぞれの項こうを参照さんしょう。

「ブルースプロイテーション」も参照さんしょう

• 『ドラゴン水すい滸伝』 - 1975年ねん。『封ふう神しん演義えんぎ』を題材だいざいとしたアニメ映画えいが。リーを思おもわせる風貌ふうぼうの楊戩が登場とうじょうする。
• 『ブルース・リーを探さがせ!』 - 1976年ねん。リーの死しの謎なぞを、ブルース・リィ演えんじる親友しんゆうの武術ぶじゅつ家かが探さぐるというストーリー。
• 『ケンタッキー・フライド・ムービー』 - 1977年ねん。オムニバス・ギャグ映画えいがで、そのスケッチの一ひとつに、『燃もえよドラゴン』のパロディ『燃もえよ鉄拳てっけん(A Fistful of Yen)』がある。
• 『燃もえよデブゴン』 - 1978年ねん。サモ・ハン・キンポーが、リーへのオマージュを込こめて制作せいさくした映画えいが。
• 『秘録ひろくブルース・リー物語ものがたり』 - 1978年ねん。タイトル以外いがいはほぼ無関係むかんけいな映画えいが。
• 『複製ふくせい（クローン）人間にんげんブルース・リー/怒いかりのスリー・ドラゴン』 - 1982年ねん。英国えいこく諜報ちょうほう部ぶが死しんだリーの細胞さいぼうから3人にんのクローン人間にんげんを作つくり出だしたという設定せっていの作品さくひん。
• 『ラスト・ドラゴン』 - 1985年ねん。リーに憧あこがれる黒人こくじん青年せいねんの物語ものがたり。
• 『シンデレラ・ボーイ』 - 1985年ねん。亡なくなったリーの霊れいが主人公しゅじんこうを鍛きたえる青春せいしゅんアクション映画えいが。
• 『コイサンマン、キョンシーアフリカへ行いく』 - 1991年ねん。ニカウさんがブルース・リーの霊れいを憑依ひょういさせて戦たたかう。
• 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』 - 2019年ねん。『サイレンサー/破壊はかい部隊ぶたい』でシャロン・テートのアクション指導しどうをしていた実話じつわから、リーが撮影さつえい現場げんばで副ふく主人公しゅじんこう・クリフに喧嘩けんかを仕掛しかけ、投なげ飛とばされる架空かくうのエピソードが作つくられた。

ソックリさん

リーの死後しご、香港ほんこんや台湾たいわんでは「ドラゴン映画えいが」「リー映画えいが」が数多かずおおく製作せいさくされ、多おおくのソックリさんが登場とうじょうした。いずれもヒット作品さくひんとはならなかったが、一部いちぶには「ソックリさん映画えいが」のコレクターもいる。

• ブルース・リィ（ホー・チョンドー） - 台湾たいわんの武道ぶどう家か・俳優はいゆう。日本にっぽんのTVドラマ『Gメン'75』にも出演しゅつえんした。
• ドラゴン・リー - 韓国かんこく出身しゅっしんの俳優はいゆう。
• ブルース・リ - 香港ほんこんの俳優はいゆう。
• タン・ロン - 韓国かんこく出身しゅっしんの俳優はいゆう。『死亡しぼうの塔とう』に主演しゅえん。
• 石いし天龍てんりゅう（シー・テンロン、ドラゴン・セキ） - 中国ちゅうごくの俳優はいゆう。『フィスト・オブ・フューリー 復活ふっかつ!ドラゴン怒いかりの鉄拳てっけん』『復活ふっかつ ドラゴン危機きき一発いっぱつ』『復活ふっかつ 死亡しぼう遊戯ゆうぎ』に主演しゅえん。
• 陳ひね国こく坤ひつじさる（チャン・クォックァン） - 香港ほんこんの俳優はいゆう。周しゅう星ぼし馳はせ（チャウ・シンチー）によって見出みいだされ、『少しょう林はやしサッカー』『カンフーハッスル』に出演しゅつえん。連続れんぞくテレビドラマ『ブルース・リー伝説でんせつ』や映画えいが『イップ・マン 継承けいしょう』では、リーを演えんじる。

漫画まんが・ゲーム・アニメへの影響えいきょう

漫画まんが

• ブロース・ドラゴン - 石ノ森いしのもり章太郎しょうたろう原作げんさくの『番長ばんちょう惑星わくせい』のキャラクター。
• 雷かみなり音おと竜りゅう - 風かぜ忍しのぶ原作げんさくの『地上ちじょう最強さいきょうの男おとこ 竜りゅう』の主人公しゅじんこう。なお本ほん作さくではブルース・リー本人ほんにんが宮本みやもと武蔵むさしとともに復活ふっかつし竜りゅうと闘たたかう展開てんかいとなるが、至極しごくあっさりと倒たおされてしまう。
• ドラゴン撃げきちの竜りゅう - 『プロゴルファー猿ざる』の敵てきキャラクター。
• 『北斗ほくとの拳こぶし』 - 主人公しゅじんこうケンシロウの描写びょうしゃにはブルース・リーの影響えいきょうが見みられる。
• ブルース・ソー - ぜんきよし作さく『あほ拳けんジャッキー』に登場とうじょうするリーのパロディキャラクター。
• 怒いか裸はだか権けん榎えのき道みち - 『ハイスクール!奇き面めん組ぐみ』のキャラクター。初はつ登場とうじょう時じのイメージBGMは『燃もえよドラゴン』のテーマ。
• 烈れつ海王かいおう - 板垣いたがき恵めぐみ介かい原作げんさくの『グラップラー刃ば牙きば』に登場とうじょうするキャラクター。
• 春巻はるまき龍りゅう - 『浦安うらやす鉄筋てっきん家族かぞく』に登場とうじょうするリーのパロディキャラクター、その他たにもブルース・リーのパロディキャラクターが出でてくる。
• 『NARUTO -ナルト-』 - マイト・ガイとロック・リーの描写びょうしゃにはリーの影響えいきょうが見みられる。両者りょうしゃとも体からだ術じゅつのスペシャリストとして描えがかれている。
• 李り白はく竜りゅう - 『シャーマンキング』に登場とうじょうするこの霊れいの元もとネタとなった。ここでは死因しいんは銃殺じゅうさつ。
• 『紅べにの挑戦ちょうせん者しゃ』- 「ブルース・リーの弟分おとうとぶん」とされるムエタイ王者おうじゃのチャング・レッドムーンというキャラクターが登場とうじょうし、主人公しゅじんこうたちが参考さんこうにブルース・リーの映画えいがを観かんに行いくシーンが描えがかれている。
• 只野ただの仁ひとし - 『特命とくめい係長かかりちょう 只野ただの仁ひとし』の主人公しゅじんこう。

アニメ

• 『破やぶ裏うら拳けんポリマー』 - 主人公しゅじんこう・鎧よろい武士ぶしの外見がいけんや格闘かくとうアクションにリーの影響えいきょうが見みられる。
• スパイク・スピーゲル - 『カウボーイビバップ』の主人公しゅじんこう。截拳道どうの達人たつじんで、ブルース・リーを心しんの師しと仰あおぐ。
• ギョーザ・リー - 『おでんくん』のアニメオリジナルキャラクター。

ゲーム

• フェイロン - 格闘かくとうゲーム『ストリートファイターIIシリーズ』。
• Blues（ブルース） - 格闘かくとうゲーム『イー・アル・カンフー』。
• ジャッキー・ブライアント - 格闘かくとうゲーム『バーチャファイターシリーズ』。
• マーシャル・ロウ - 格闘かくとうゲーム『鉄拳てっけん』。
• フォレスト・ロウ - 格闘かくとうゲーム『鉄拳てっけん』。
• ドラゴン - 格闘かくとうゲーム『ワールドヒーローズ』。
• ジャン・リー - 格闘かくとうゲーム『デッドオアアライブ』。
• 王おう - アクションゲーム『THE 功夫いさお』。
• ホワン・ヤンロン - 『スーパーロボット大戦たいせんシリーズに登場とうじょうするバンプレストオリジナルの架空かくうのロボットアニメ『魔ま装そう機き神かみシリーズ』のキャラクター。
• ダブルドラゴンシリーズ - テクノスジャパン制作せいさくの格闘かくとうゲーム。
• 『ペルソナ4』 - 登場とうじょう人物じんぶつの里中さとなか千枝ちえが戦闘せんとう終了しゅうりょう後ごにブルース・リーのセリフを喋しゃべることがある。

伝記でんき

「ブルース・リーライブラリー」および「ブルース・リー(漫画まんが)」も参照さんしょう

• マシュー・ポリー『ブルース・リー伝つたえ』棚橋たなはし志こころざし行ぎょう訳やく、亜紀あき書房しょぼう、2019年ねん
• 四方田よもだ犬いぬ彦『ブルース・リー　李り小しょう龍りゅうの栄光えいこうと孤独こどく』晶文社しょうぶんしゃ、2005年ねん／ちくま文庫ぶんこ、2019年ねん7月がつ
• 『現代げんだい思想しそう 総そう特集とくしゅうブルース・リー　没後ぼつご40年ねん、蘇よみがえるドラゴン』青土おうづち社しゃ、2013年ねん10月がつ臨時りんじ増刊ぞうかん
• 『ブルース・リー　生いきつづける魂たましい』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ<文藝ぶんげい別冊べっさつムック>、2019年ねん8月がつ
• 『ブルース・リー　命いのちを焼やきつけた100分ふん』河出書房新社かわでしょぼうしんしゃ、2016年ねん

その他た・特記とっき事項じこう

• 日本にっぽんでの劇場げきじょう公開こうかい時じ、『ドラゴン危機きき一発いっぱつ』、『ドラゴン怒いかりの鉄拳てっけん』、『ドラゴンへの道みち』の3作さくには、日本にっぽん側がわの配給はいきゅう元もとがマイク・レメディオスが歌うたう日本にっぽんオリジナルの主題歌しゅだいかやBGMを挿入そうにゅうしていた。現在げんざい、発売はつばいされているDVDには、当時とうじの主題歌しゅだいかやBGMは使つかわれていない。長年ながねんレメディオスは「謎なぞの歌手かしゅ」だったが、日本にっぽんのファン がポルトガル系けい香港ほんこん人じんだと突つき止とめた。その後ご、ファンが主導しゅどうして主題歌しゅだいかの再さい収録しゅうろく や、日本にっぽんにノラ・ミャオとともに招まねいてトークイベント などが行おこなわれ、2007年ねん10月に新あらたに収録しゅうろくした「SONG OF DRAGON Mike Remedios The Final」（Chife Delight Music）というCDが発売はつばいされた
• 遺品いひんである免許めんきょ証しょう、サングラス、契約けいやく書しょが『開運かいうん!なんでも鑑定かんてい団だん』（2004年ねん6月がつ22日にち放送ほうそう）に登場とうじょう。高額こうがくな鑑定かんてい結果けっかとなった。

真ま功夫いさお(上海しゃんはい)

• 広州こうしゅう市しに本店ほんてんを有ゆうし、中国ちゅうごく全土ぜんどに500以上いじょうの店舗てんぽを構かまえる大手おおてレストランチェーン『真ま功夫いさお』（1990年ねん創業そうぎょう）は、2004年ねん以来いらい、店内てんない外がいに格闘かくとう家かのロゴ（その着衣ちゃくいが『死亡しぼう遊戯ゆうぎ』におけるブルース・リーの衣装いしょうを想起そうきさせるものもある）を用もちいている。真ま功夫いさおは、これをブルース・リーとは言いっておらず、遺族いぞくなどにも許諾きょだくを取とっていなかったが、2019年ねん12月娘むすめのシャノン・リーは、肖像しょうぞう権けんを侵害しんがいしているものとし、２.１億おく元げんの損害そんがい賠償ばいしょうを提訴ていそ、現在げんざい係争けいそう中ちゅうである。
• ボスニア・ヘルツェゴビナの都市としモスタルにブルース・リー像ぞうが立たてられている。
• ブルース・リーが受賞じゅしょうした賞しょうと栄誉えいよのリスト

関連かんれん項目こうもく

• チョップソッキー
• 香港ほんこんのアクション映画えいが
• カンフー映画えいが
• ゴールデン・ハーベスト

参考さんこう文献ぶんけん

• 『ブルース・リー 永遠えいえんのドラゴン』日野ひの康一やすいち著ちょ（1974年ねん12月、芳賀はが書店しょてん）ISBN 4826100264
• 『闘魂とうこんブルース・リー』日野ひの康一やすいち著ちょ（1982年ねん10月がつ、芳賀はが書店しょてん）ISBN 4826105029
• 『ブルース・リー 不滅ふめつのドラゴン』スクリーン著ちょ（1985年ねん12月、近代映画社きんだいえいがしゃ）ISBN 4764812959
• 『ブルース・リー・ストーリー』リンダ・リー著ちょ（1993年ねん10月がつ、キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ）ISBN 487376064X
• 『ブルース・リー・メモリアル』リンダ・リー他た著ちょ（1994年ねん7月がつ、キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ）ISBN 4873760925
• 『映画えいが秘宝ひほう Vol.3 ブルース・リーと101匹ひきドラゴン大だい行進こうしん!』（1996年ねん9月がつ21日にち、洋よう泉いずみ社しゃ）ISBN 4-89691-231-4
• 『ブルース・リーの燃もえよドラゴン完全かんぜんガイド』ロバート・クローズ著ちょ（1996年ねん4月がつ25日にち、白夜書房びゃくやしょぼう）ISBN 4-89367-497-8
• 『截拳道どうへの道みち』ブルース・リー著ちょ（1997年ねん5月がつ15日にち、キネマ旬報社きねまじゅんぽうしゃ）
• 『ブルース・リー・リターンズ 超人ちょうじん伝説でんせつ』（1997年ねん8月がつ8日にち、キネマ旬報きねまじゅんぽう臨時りんじ増刊ぞうかん号ごう）
• 『伝説でんせつのブルース・リー』BLACK BELT誌し編へん（1998年ねん4月がつ、フォレスト出版しゅっぱん）ISBN 4894510502
• 『ブルース・リー・クロニクル』松宮まつみや康生やすお著ちょ（1998年ねん8月がつ、フォレスト出版しゅっぱん）ISBN 4894510561
• 『ブルース・リー ザ・ファイター』M・ウエハラ著ちょ（1998年ねん11月9日にち、フォレスト出版しゅっぱん）ISBN 4894510634
• 『李り小しょう龍りゅう大全たいぜん / The Bruce Lee Library』（1998年ねん12月18日にち、ソニーマガジンズ）ISBN 4789713342
  • vol.1 ドラゴンかく語かたりき[インタヴュー 1958〜1973] ジョン・リトル編へん
  • vol.2 グンフーへの道みち[中国ちゅうごく武術ぶじゅつの研究けんきゅう] ブルース・リー著ちょ / ジョン・リトル編へん
  • vol.3 截拳道どう[ブルース・リーの格闘かくとう哲学てつがく] ブルース・リー著ちょ / ジョン・リトル編へん
• 『BRUCE LEE THE GREATEST』松宮まつみや康生やすお著ちょ（1999年ねん8月がつ30日にち、フォレスト出版しゅっぱん）ISBN 4894510847
• 『ブルース・リー最後さいごの真実しんじつ』松宮まつみや康生やすお著ちょ（2008年ねん9月がつ2日にち、ゴマブックス）ISBN 978-4-7771-1097-1

外部がいぶリンク

• 香港ほんこん李り小しょう龍りゅう會かいブルース・リー

• ブルース・リー 公式こうしきサイト（英語えいご）
• ブルース・リー - allcinema
• ブルース・リー - KINENOTE
• Bruce Lee - IMDb（英語えいご）
• 李り小しょう龍りゅう - Hong Kong Movie DataBase
• Bruce Lee - オールムービー（英語えいご）
• ブルース・リー財団ざいだん
• 嘉よしみ禾娛樂ごらく事業じぎょう有限ゆうげん公司こうし/Golden Harvest