ミシェル・ド・フランス

ミシェル・ド・フランス Michelle de France
称号しょうごう	ブルゴーニュ公おおやけ妃ひ
出生しゅっしょう	(1395-01-11) 1395年ねん1月がつ11日にち フランス王国おうこく、パリ
死去しきょ	(1422-07-08) 1422年ねん7月がつ8日にち（27歳さい没ぼつ） ブルゴーニュ領りょうネーデルラント、ヘント
埋葬まいそう	ブルゴーニュ領りょうネーデルラント、聖せいバーフ大だい聖堂せいどう
配偶はいぐう者しゃ	ブルゴーニュ公おおやけフィリップ3世せい
家名かめい	ヴァロワ家か
父親ちちおや	フランス王おうシャルル6世せい
母親ははおや	イザボー・ド・バヴィエール

ミシェル・ド・フランス（Michelle de France, 1395年ねん1月がつ11日にち - 1422年ねん7月がつ8日にち）は、フランス王おうシャルル6世せいと王妃おうひイザボー・ド・バヴィエール（バイエルン公おおやけシュテファン3世せいの娘むすめ）の五ご女じょで、ブルゴーニュ公おおやけフィリップ3世せい（善良ぜんりょう公こう）の最初さいしょの妻つま。姉あねにイングランド王おうリチャード2世せいおよびオルレアン公こうシャルルの妃ひイザベル、ブルターニュ公おおやけジャン5世せいの妃ひジャンヌ、妹いもうとにイングランド王おうヘンリー5世せい妃ひカトリーヌ、弟おとうとにギュイエンヌ公こうルイ、トゥーレーヌ公こうジャン、フランス王おうシャルル7世せいがいる。

生涯しょうがい

シャルル6世せいとイザボー王妃おうひの間あいだの第だい7子し、五ご女じょとして生うまれた。洗礼せんれい名めいは、1393年ねんに父ちちが聖ひじりミシェル山やま修道院しゅうどういんを詣もうでた際さいに精神病せいしんびょうが回復かいふくしたことから、大だい天使てんしミカエルへの感謝かんしゃを示しめすべく名なづけられた。最初さいしょ、母方ははかたの伯父おじバイエルン公こうルートヴィヒ7世せいの世話せわで、プファルツ＝ノイマルクト公こうヨハン（ドイツ王おうループレヒトの三男さんなん）との縁談えんだんが進すすめられたが、実現じつげんしなかった。

1409年ねん6月がつにブルゴーニュ公こうジャン1世せい（無む怖こわ公おおやけ）の長男ちょうなんで、又また従弟じゅうていにあたるシャロレー伯はくフィリップと結婚けっこんした。3年ねん後ごの1412年ねんにはミシェルの弟おとうとの王おう太子たいしルイとフィリップの姉あねマルグリットが結婚けっこんしている。この二に重じゅうの縁組えんぐみは、母ははと無む怖こわ公おおやけがすでに1404年ねんに両者りょうしゃの同盟どうめい関係かんけいを深ふかめるために実現じつげんを約束やくそくしていたものだった。ミシェルは化粧けしょう料りょう（寡婦かふ財産ざいさん）としてブルゴーニュ領りょうのペロンヌ、ロワ、モンディディエを死しぬまで所有しょゆうすることになった。

1413年ねん、ミシェルと夫おっとは領民りょうみんの願ねがいを受うけ、フランドル伯はく領りょうに住すむことになった。1419年ねん、ブルゴーニュ公爵こうしゃく家かの家督かとくを継ついだ夫おっとは、ミシェルにフランドルとアルトワの統治とうちを妻つまに任まかせた。ミシェルは穏おだやかな性格せいかくで、母ははが娘むすめ夫婦ふうふに何なにかと影響えいきょう力りょくを及およぼそうとするのを防ふせぎ、夫おっとに愛情あいじょうを注そそいで盛もり立だてた。1422年ねんに27歳さいで子供こどもの無ないまま急死きゅうししたが、その死しは母ははの意いを受うけた侍女じじょによる毒殺どくさつであったと言いわれている。夫おっとはミシェル亡なき後あとの1424年ねんにボンヌ・ダルトワと再婚さいこんしたが翌よく1425年ねんにボンヌとも死別しべつ、1429年ねんにイザベル・ド・ポルテュガルと3度目どめの結婚けっこんをすることになる。

公爵こうしゃく夫人ふじんの遺骸いがいは聖せいバーフ大だい聖堂せいどうに葬ほうむられた。

外部がいぶリンク

• Das königliche Haus Valois (englisch, französisch)
• Michelle bei mittelalter-genealogie.de