ラッキーゾーン

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阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう1985ねん上空じょうくうから撮影さつえい)。左中間さちゅうかん右中間うちゅうかんにラッキーゾーンがもうけられている部分ぶぶんえる。

ラッキーゾーンは、野球やきゅうじょう本塁打ほんるいだやすくするために意図いとてき外野がいやフィールドの内側うちがわほどこしたしがらみと、そのしがらみから本来ほんらいのフェンスのあいだ空間くうかんのこと。

和製わせい英語えいご(=日本にっぽん独自どくじ通称つうしょう)であり、英語えいご相当そうとうする単語たんごはない。

ほんこうではこのぎゃく目的もくてき設置せっちされた後楽園こうらくえん球場きゅうじょうアンラッキーネットについても記述きじゅつする。

定義ていぎ[編集へんしゅう]

本来ほんらい外野がいやしがらみとはべつに、外野がいやフィールドがひろすぎる、本塁打ほんるいだをたくさんるようにしたいとうといった理由りゆう意図いとてき本来ほんらいのフィールドからせばめるためにフィールドないあらたにかりしがらみ設置せっちした場合ばあいに、ラッキーゾーンとばれる。そのため、通常つうじょう野球やきゅうじょう少年しょうねん野球やきゅう、あるいはソフトボール試合しあいなどに使用しようするさいにも同様どうようしがらみもうけられるが、これは一般いっぱんにラッキーゾーンとはばれない。ラッキーゾーンないには投球とうきゅうブルペン設置せっちされることがおおかった。

しがらみそとはプレイングフィールドがいとしてあつかわれ、打者だしゃったフェアの打球だきゅう地面じめんくことなくラッキーゾーンにめば本塁打ほんるいだとなる。外野がいやフィールド内側うちがわしがらみ本来ほんらいかりしがらみであるために撤去てっきょしやすいように金網かなあみであることがおおいが、藤井寺ふじいでら球場きゅうじょうではコンクリートせいだった。

近年きんねんではブルペンではなく観客かんきゃくせきもうけた形式けいしきのものがかく球場きゅうじょう設置せっちされており、これらはおな設置せっち目的もくてきではあるがラッキーゾーンと公称こうしょうせず、それぞれオリジナルのシートめいけられている。なかでも福岡ふくおかPayPayドームへ2015ねん導入どうにゅうされた「ホームランテラス」の知名度ちめいどたかく、代名詞だいめいしてき存在そんざいになっておりテラス[1]テラスせき[2]ばれ、球場きゅうじょうどう形式けいしき改修かいしゅう報道ほうどうされるさいにも使つかわれている。

ラッキーゾーンの歴史れきし[編集へんしゅう]

日本にっぽんにおけるラッキーゾーンのだい1ごう阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょうである。しがらみ本塁打ほんるいだ注目ちゅうもくされるようになってから、球場きゅうじょうでの本塁打ほんるいだりつわるかったことを危惧きぐした管理かんりしゃ阪神電気鉄道はんしんでんきてつどうが、1947ねんの5がつ26にち外野がいや両翼りょうよくからひだり右中間うちゅうかん付近ふきんにいたる付近ふきん金網かなあみもうけて[3]本塁打ほんるいだやすくしようとこころみた。設置せっち当初とうしょラッキーゾーンのしがらみには「LUCKY ZONE」とかれたパネルがけられていた[4]。この甲子園こうしえんのラッキーゾーンはかたちえながら1991ねんシーズンまで存続そんぞくし、シーズン終了しゅうりょうの12月5にち撤去てっきょしている[3]現在げんざい、フェンスは甲子園こうしえん距離きょりてきもっとちか高校こうこうわれている兵庫ひょうご県立けんりつ西宮にしのみや今津いまづ高等こうとう学校がっこう中庭なかにわ記念きねんとしてっているほか、阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょうない甲子園こうしえん歴史れきしかんにもフェンスの一部いちぶがラッキーゾーン設置せっち両翼りょうよくだった91mのプレートをつけた状態じょうたいのままで展示てんじされている。

甲子園こうしえん球場きゅうじょう設置せっち以降いこう鳴海なるみ球場きゅうじょう阪急はんきゅう西宮にしのみや球場きゅうじょう明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅうじょう西京極にしきょうごく球場きゅうじょう倉吉くらよし市営しえい野球やきゅうじょうにそれぞれ設置せっちされた。しかし、選手せんしゅ体格たいかく向上こうじょうやバットやボールの品質ひんしつ改良かいりょうによって本塁打ほんるいだ本数ほんすう増加ぞうかし、夏季かきオリンピック実施じっし競技きょうぎ野球やきゅうくわえられた1980年代ねんだい以後いご各地かくち国際こくさい競技きょうぎ規格きかく適合てきごうないしはそれにじゅんずる球場きゅうじょう新規しんき建設けんせつされたり、改修かいしゅうでも外野がいや拡張かくちょう実施じっしされるようになったため、ラッキーゾーンそのものの存在そんざい価値かちもなくなり、現在げんざいはラッキーゾーンないにナイター設備せつび照明しょうめいとう支柱しちゅう)があるため撤去てっきょ困難こんなんとされる倉吉くらよしのぞかく球場きゅうじょうでラッキーゾーンがはずされている(鳴海なるみ1958ねん球場きゅうじょうそのものが閉鎖へいさ神宮じんぐう1967ねんにラッキーゾーンがなくてもグラウンドがどう規模きぼ程度ていどになるようスタンドが改修かいしゅうされているが、2008ねんさい拡張かくちょうされた)。

なお、日本にっぽん女子じょしプロ野球やきゅう機構きこうでは、2012ねんから京都きょうと西京極にしきょうごく総合そうごう運動公園うんどうこうえん野球やきゅうじょう(わかさスタジアム京都きょうと)での開催かいさいかぎり、両翼りょうよく90mの箇所かしょにラッキーゾーン(仮設かせつネット)を設置せっちした[5]

2010ねん以降いこうのラッキーゾーンに相当そうとうする外野がいやスタンド新設しんせつ[編集へんしゅう]

2013ねん日本製紙にほんせいしクリネックススタジアム宮城みやぎ本塁打ほんるいだやすため「Eウィング」という外野がいやスタンドがフィールドない増築ぞうちくされた。球団きゅうだんでは増設ぞうせつした座席ざせきについて「ラッキーゾーンのような」という説明せつめいがされており、正式せいしきにラッキーゾーンとばれているわけではない。従来じゅうらいのスタンドのまえ特別とくべつせき常設じょうせつするという国内こくないではいままでにない形式けいしきとなっている。このEウィングにより、12球団きゅうだん本拠地ほんきょち最長さいちょうだった101.5mの両翼りょうよくが100.1mとなり、左右さゆうちゅうあいだが1mほどちぢまるかたちとなった。2.8m - 4.1mあったフェンスも2.5mに統一とういつされた。座席ざせきすうは90せきで、そう工費こうひ4おくえん[6]

2015ねんには福岡ふくおかPayPayドームに「ホームランテラス」という外野がいやスタンドがフィールドない新設しんせつされた。ホームランテラスによりフェアゾーンの面積めんせき東京とうきょうドームとほぼおなじとなり、左右さゆうちゅうあいだ最大さいだいで6mちぢまった。12球団きゅうだん本拠地ほんきょちで1ばんたかさをほこっていた5.84mの外野がいやフェンスも東京とうきょうドームと同等どうとうの4.20mまでげられた[7]。また、センター付近ふきんやポールぎわなどスタンドを設置せっちできない部分ぶぶん公認こうにん野球やきゅう規則きそくにより両翼りょうよく中堅ちゅうけんはこれ以上いじょうちぢめられない)には従来じゅうらいのフェンスにホームランテラスからつらなるかたち金網かなあみけ、おなじく4.20mのたかさにあるオレンジのラインをえた部分ぶぶんたれば本塁打ほんるいだとする措置そちっている[8]球団きゅうだんからの発表はっぴょうにはラッキーゾーンという言及げんきゅういが、改修かいしゅうかんするおおくの報道ほうどうではラッキーゾーンとんでいた[9][10]命名めいめいはホームランテラスの名称めいしょう使用しようするのがほとんどである[ちゅう 1]座席ざせき命名めいめいけんANA山九さんきゅう取得しゅとく[11]座席ざせきすうやく340せきそう工費こうひ3おくえん常設じょうせつではなく撤去てっきょ可能かのうで、撤去てっきょ設置せっちをそれぞれ24あいだおこなえる[12]

2019ねんには千葉ちばロッテマリーンズ本拠地ほんきょちであるZOZOマリンスタジアムに「ホームランラグーン」という名称めいしょう観客かんきゃくせき新設しんせつされた。座席ざせきすうは302せき。これにより既存きそんフェンスより最大さいだいで4mまえにせりすことになり、本塁打ほんるいだ増産ぞうさん期待きたいされる[13]どう球場きゅうじょうでは同時どうじに、外野席がいやせきフェンスのたかさをひくくし(2.3mからやく1.1m)、ファウルゾーンに「ダグアウトボックス」「サブマリン・シート」というグラウンドレベルの観客かんきゃくせき増設ぞうせつするなどの改修かいしゅうおこなわれた[14]パークファクター推移すいいからは本塁打ほんるいだ増加ぞうかなど打者だしゃ有利ゆうり球場きゅうじょう変化へんかしつつあるといえる。そう工費こうひはファウルゾーンに2箇所かしょ設置せっちされたシートもふくめてやく4おくえん[15]

ラッキーゾーン新設しんせつ賛否さんぴ[編集へんしゅう]

2018ねん、チーム本塁打ほんるいだすうがリーグ最低さいていだった阪神はんしんタイガースは甲子園こうしえん球場きゅうじょうにラッキーゾーンを復活ふっかつさせる構想こうそう計画けいかく話題わだいになったが[16]岡田おかだ彰布あきのぶは「ラッキーゾーンをつくるより本当ほんとう強打者きょうだしゃつくることがさきだ」「阪神はんしん現状げんじょう打線だせんりょくをそのままあてはめれば、相手あいて球団きゅうだん打線だせん恩恵おんけいになることのほう予測よそくされる」と反対はんたい意向いこうしめした[17][ちゅう 2]。また電鉄でんてつ本社ほんしゃないでも反対はんたい意見いけんおおく、2023ねん現在げんざい設置せっちはされていない。しかし2018ねんまで阪神はんしんひきいた金本かなもとともけんは「ホームランがあったほう野球やきゅう面白おもしろいし、野手やしゅそだちやすい」として賛成さんせい意見いけんべた[18]

おなじくセ・リーグで本塁打ほんるいだすうなや中日ちゅうにちドラゴンズ(バンテリンドームナゴヤ)でも「ホームランテラス待望たいぼうろん」がており検討けんとうされていたが、2021ねん9がつコロナあらたに投資とうしむずかしいとして導入どうにゅう見送みおくられた[1]。ナゴヤドームのけんかんしてはさとさき智也ともやも「打者だしゃしつ低下ていかわせて本塁打ほんるいだのハードルをげたら余計よけい打者だしゃのレベルががる」「世界せかいたたかえる強打者きょうだしゃってくる」「球場きゅうじょうせまくするよりもどうやったら本塁打ほんるいだになるかをコーチが指導しどうして選手せんしゅ練習れんしゅうしたほうい」と反対はんたい意見いけんしめした[19]落合おちあい博満ひろみつも「相手あいてチームの本塁打ほんるいだすうえリスクのほうおおきい」として反対はんたい意見いけんべた[20]。しかしながら2022ねん立浪たつなみ和義かずよし監督かんとく導入どうにゅう熱望ねつぼうしたり[21]、2023ねんには中日ちゅうにちでコーチをつとめた門倉かどくらけんが「投手とうしゅじんのアドバンテージがなくなるという意見いけんもあるが、打線だせんてんってくれるという安心あんしんかんせば大胆だいたんなピッチングができる」と投手とうしゅ目線めせん賛成さんせい立場たちばるなど賛否さんぴかれている[22]

ラッキーゾーンの現存げんそんする球場きゅうじょう[編集へんしゅう]

かつてラッキーゾーンが設置せっちされていた球場きゅうじょう[編集へんしゅう]

現存げんそんする球場きゅうじょう[編集へんしゅう]

  • 阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう - 1947ねん設置せっち、1949ねんから常設じょうせつとなる。1976ねん改装かいそう。1992ねん撤去てっきょ
  • 明治めいじ神宮じんぐう野球やきゅうじょう神宮球場じんぐうきゅうじょう) - 1962ねん設置せっち、1965ねん常設じょうせつ。1967ねん撤去てっきょ
  • 西京極にしきょうごく球場きゅうじょう - 1987ねん撤去てっきょ

すでに閉鎖へいさされた球場きゅうじょう[編集へんしゅう]

  • 鳴海なるみ球場きゅうじょう - 両翼りょうよくは106mから91.4 m、中堅ちゅうけんは132mから123.5mと短縮たんしゅくはばでは最大さいだい。1958ねん球場きゅうじょうそのものが閉鎖へいさ
  • 阪急はんきゅう西宮にしのみや球場きゅうじょう - 両翼りょうよくは101mから91.4mに短縮たんしゅく。1960ねんごろ設置せっち、1991ねん撤去てっきょ球場きゅうじょうは2002ねん閉鎖へいさされ、すでに解体かいたいされている。
  • 藤井寺ふじいでら球場きゅうじょう - 両翼りょうよくやく98mから92mへ短縮たんしゅく球場きゅうじょうは2004ねん閉鎖へいさされ、すでに解体かいたいされている。

アンラッキーネット[編集へんしゅう]

後楽園こうらくえん球場きゅうじょうでは、1949ねんより1957ねんまで外野がいやポール付近ふきんに「アンラッキーネット」を設置せっちしていた[24]

これはフェンウェイ・パークグリーン・モンスターなどと同様どうように、当時とうじ両翼りょうよくが78mしかかった後楽園こうらくえん球場きゅうじょうせまさをカバーして本塁打ほんるいだにくくする意味いみ設置せっちされ、ラッキーゾーンとはぎゃく設置せっち目的もくてきのものである。MLB関係かんけいしゃ助言じょげん設計せっけいされたせまいグラウンドは当時とうじ広大こうだい面積めんせきだった甲子園こうしえん球場きゅうじょう西宮にしのみや球場きゅうじょう比較ひかくしてはるかに本塁打ほんるいだやすく野球やきゅう人気にんきおおいに貢献こうけんするも、打者だしゃ技術ぎじゅつ向上こうじょうとも狭小きょうしょうとなった。

そして1949ねんサンフランシスコ・シールズ(MLB傘下さんか3A)のエキシビションマッチでの来日らいにち両翼りょうよくから左右さゆう中間ちゅうかんにかけてネットをり、本塁打ほんるいだふせ措置そちった。このアンラッキーネットは1957ねんのシーズンオフにフィールドを両翼りょうよく90mに拡張かくちょうし、フェンスそのものをたかくする改装かいそう工事こうじともない、よく1958ねん長嶋ながしま茂雄しげお入団にゅうだんまでに撤去てっきょされている。

1980年代ねんだい後半こうはんには外野席がいやせきのラバーフェンスのうえ金網かなあみ設置せっちされフェンスのたかさは大幅おおはばげられたが、アンラッキーネットとことなりこちらの金網かなあみ観客かんきゃく乱入らんにゅう防止ぼうし目的もくてきであり、打球だきゅう地面じめんくことなく金網かなあみたれば本塁打ほんるいだ認定にんていされていた。

メジャーリーグの球場きゅうじょう[編集へんしゅう]

外野がいやフェンスとスタンドのあいだ設置せっちされたコメリカ・パークのブルペン(2008ねん

過去かこメジャーリーグベースボール野球やきゅうじょうにおいては、変形へんけいかつ広大こうだい外野がいやフィールドを球場きゅうじょう大半たいはんであったために、ラッキーゾーンに相当そうとうするフェンスの位置いち変更へんこう頻繁ひんぱんおこなわれていた。いくつかのれいげるならば、きゅうヤンキースタジアム左中間さちゅうかん改修かいしゅうのたびに縮小しゅくしょうされ、その場所ばしょにブルペンや記念きねんかん建築けんちくされており、クリーブランド・スタジアムでは開場かいじょうから閉鎖へいさまでの60年間ねんかんにセンターまでの距離きょりが20m以上いじょう短縮たんしゅくされた。

また、ドジャースロサンゼルス移転いてんした当初とうしょ使用しようしたロサンゼルス・メモリアル・コロシアム本来ほんらい陸上りくじょう競技きょうぎじょうだったので、フィールドがレフトがわ極端きょくたんせまく、ライトがわぎゃく極端きょくたんひろすぎた。そのため野球やきゅう開催かいさいには仮設かせつフェンスを設置せっちしていた。本塁ほんるいから左翼さよくポールまでやく76.2mのながさしかれなかったため、レフトがわのフェンスはたかさが40フィート(やく12.2m)もあった。

日本にっぽんのラッキーゾーンにちか改修かいしゅうとしては、コメリカ・パークが2005ねん右翼うよくフェンス後方こうほう存在そんざいしたブルペンを観客かんきゃくせき変更へんこうし、左翼さよくフェンスのまえ移設いせつするかたちあらたにブルペンをもうける改修かいしゅうおこなった。新設しんせつされたブルペンにより左中間さちゅうかん最大さいだいで25フィート(7.62m)短縮たんしゅくされた。

その簡易かんいてき改修かいしゅうとしてフェンスにせんくという方法ほうほう存在そんざいする。シティ・フィールドエンゼルスタジアムなどでは黄色おうしょくのラインをき、このラインよりうえたれば本塁打ほんるいだとする措置そちっている。これによりシティ・フィールドは右翼うよくから中堅ちゅうけんにかけてのフェンスが4.9mから2.4mに、エンゼルスタジアムは右翼うよくフェンスが5.5mから2.4mへ大幅おおはばげられた。これらはホームランラインばれている[25]

KBOリーグの球場きゅうじょう[編集へんしゅう]

大韓民国だいかんみんこく韓国かんこくプロ野球やきゅうではソウル特別とくべつにある蚕室さんしつ総合そうごう運動うんどうじょう野球やきゅうじょうで、LGツインズ主管しゅかん試合しあい開催かいさいする場合ばあいかぎり、球場きゅうじょうひろさから本塁打ほんるいだにくいとして、センターを中心ちゅうしん左中間さちゅうかん右中間うちゅうかんを4mほどせばめた脱着だっちゃくネットしきのラッキーゾーンを2009ねん2010ねん設置せっちしていた(2011ねんからはラッキーゾーンは設置せっちしなくなった。また、おな球場きゅうじょう使つかっている斗山とさんベアーズはラッキーゾーンをもとから設置せっちしていない)。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 例外れいがいてきYahoo!JAPAN運営うんえいする「スポーツナビ」のいちきゅう速報そくほう・テキスト速報そくほうではEウィング、ホームランテラスなどの新設しんせつ外野がいやスタンドはすべて「ラッキーゾーン」表記ひょうき統一とういつしている。
  2. ^ 甲子園こうしえん中堅ちゅうけん両翼りょうよく双方そうほう公認こうにん野球やきゅう規則きそく規格きかくたしていないため、さらにフェアグラウンド面積めんせきちいさくする改修かいしゅうみとめられるかは不明ふめい

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b “ドラとうに“悲報ひほう” バンテリンドーム「ホームランテラス」導入どうにゅう見送みおくりへ”. ひがしスポWeb. (2021ねん9がつ13にち). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/86077 2022ねん3がつ16にち閲覧えつらん 
  2. ^ 中日ちゅうにちは「テラスせき導入どうにゅう」でつよくなるか… 過去かこ事例じれい物語ものがたる“影響えいきょう”と“機能きのう条件じょうけん””. 朝日新聞あさひしんぶんデジタル. (2020ねん2がつ8にち). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/86077 2022ねん6がつ7にち閲覧えつらん 
  3. ^ a b タイガースヒストリー”. 阪神球団はんしんきゅうだん公式こうしきサイト. 2015ねん2がつ7にち閲覧えつらん
  4. ^ 100ねんあゆみ-1947.5.26ラッキーゾーン登場とうじょう”. 阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう100周年しゅうねん記念きねんサイト (2022ねん8がつ1にち). 2023ねん3がつ24にち閲覧えつらん
  5. ^ 日本にっぽん女子じょしプロ野球やきゅうリーグ2012 前期ぜんき日程にってい・ルール発表はっぴょう”. 日本にっぽん女子じょしプロ野球やきゅう機構きこう (2012ねん3がつ12にち). 2015ねん2がつ7にち閲覧えつらん
  6. ^ “Kスタ改修かいしゅう サイズ縮小しゅくしょうも「投手とうしゅにも打者だしゃにもフェアな球場きゅうじょうになる」”. スポーツニッポン. (2012ねん12月19にち). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/12/19/kiji/K20121219004805160.html 
  7. ^ 2015ねんヤフオクドームに、あたらしいシートが続々ぞくぞく登場とうじょう”. 福岡ふくおかソフトバンクホークス (2014ねん12月26にち). 2015ねん2がつ7にち閲覧えつらん
  8. ^ HAWKS_officialのツイート(571832371307147265)
  9. ^ “ヤフオクD、ラッキーゾーンで東京とうきょう. デイリースポーツ. (2014ねん12月24にち). https://www.daily.co.jp/baseball/2014/12/24/0007607586.shtml 2015ねん2がつ7にち閲覧えつらん 
  10. ^ 福岡ふくおかヤフオクDにラッキーゾーン新設しんせつイメいめジ図じずき》”. 西日本にしにほん新聞しんぶん朝刊ちょうかん. (2014ねん12月24にち). http://www.nishinippon.co.jp/hawks/article/135459 2015ねん2がつ7にち閲覧えつらん 
  11. ^ 【ソフトB】全日空ぜんにっくう山九さんきゅうが「ホームランテラス」命名めいめいけん” (2015ねん2がつ18にち). 2015ねん3がつ1にち閲覧えつらん
  12. ^ “ヤフオクドーム、HRテラスに潜入せんにゅうした”. 西日本にしにほんスポーツ. (2015ねん2がつ14にち). http://www.nishinippon.co.jp/hawks/article/145512 2015ねん4がつ3にち閲覧えつらん 
  13. ^ ZOZOマリンにつづいて甲子園こうしえんも?ホームランせき新設しんせつにファン歓迎かんげいもピッチャーは悲鳴ひめい”. リアルライブ (2018ねん9がつ12にち). 2019ねん1がつ8にち閲覧えつらん
  14. ^ 2019 ZOZOマリンスタジアム改修かいしゅうのおらせ”. 千葉ちばロッテマリーンズ (2018ねん9がつ3にち). 2019ねん1がつ8にち閲覧えつらん
  15. ^ “マリン746せき増設ぞうせつへ 千葉ちばロッテ、改修かいしゅうに4おくえん. 千葉ちば日報にっぽう. (2018ねん9がつ4にち). https://www.chibanippo.co.jp/sports/lotte/528565 2022ねん10がつ3にち閲覧えつらん 
  16. ^ “【阪神はんしん甲子園こうしえん名物めいぶつ・ラッキーゾーン復活ふっかつ計画けいかく. スポーツ報知ほうち. (2018ねん9がつ11にち). https://hochi.news/articles/20180911-OHT1T50028.html?page=1 
  17. ^ スボすぼル・マガジン社るまがじんしゃ週刊しゅうかんベースボール』2018ねん10がつ1にちごう pp.36-37.
  18. ^ 金本かなもとともけん 甲子園こうしえんのラッキーゾーン復活ふっかつ賛成さんせい「ホームランがあったほう野球やきゅう面白おもしろい」”. スポニチ. (2018ねん9がつ13にち). https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2020/09/13/kiji/20200913s00001173446000c.html 2023ねん6がつ7にち閲覧えつらん 
  19. ^ 【DH制度せいどについて物申ものもうす】やわらのうごうせいすが、つよしほういきおいがしてる!それがパ・リーグのつよさになってるんじゃないかな? Satozaki Channel 2019/11/01 (2022ねん7がつ18にち閲覧えつらん)
  20. ^ 落合おちあい博満ひろみつさん「オレてきにはつくらないほうがいい」バンテリンDホームランテラスは「リスクのほうおおきい」”. 中日ちゅうにちスポーツ. (2022ねん6がつ4にち). https://www.chunichi.co.jp/article/703535 2023ねん6がつ7にち閲覧えつらん 
  21. ^ “【中日ちゅうにち立浪たつなみ監督かんとく熱望ねつぼうのホームランテラス導入どうにゅうかんして球場きゅうじょう関係かんけいしゃいまのところ予定よていありません」”. 日刊にっかんスポーツ. (2022ねん9がつ15にち). https://www.nikkansports.com/baseball/news/202209150000431.html 2022ねん10がつ3にち閲覧えつらん 
  22. ^ “【中日ちゅうにち】バンテリンDにまたもラッキーゾーン待望たいぼうろん 門倉かどくらけんは〝投手とうしゅ目線めせん〟で賛成さんせい「いい投球とうきゅうにつながる」”. ひがしスポweb. (2023ねん7がつ3にち). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/268381 2023ねん7がつ7にち閲覧えつらん 
  23. ^ 新設しんせつ外野がいやフェンス【Eウィング】完成かんせい!|東北とうほく楽天らくてんゴールデンイーグルス”. 楽天らくてんイーグルス オフィシャルサイト. 2021ねん6がつ22にち閲覧えつらん
  24. ^ たまあとめぐり・だい1かい 両翼りょうよく78メートル。本塁打ほんるいだ量産りょうさんしたプロ野球やきゅうのメッカ 後楽園こうらくえんスタヂアム”. 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう公式こうしきサイト (2018ねん5がつ18にち). 2023ねん3がつ24にち閲覧えつらん
  25. ^ Cespedes' blast sparks Mets' comeback win”. MLB.com. 2016ねん4がつ27にち閲覧えつらん