「球審 きゅうしん 」や「塁審 るいしん 」、「外 そと 審 しん 」は、ここに転送 てんそう されています。ソフトボール やクリケット などでは、若干 じゃっかん 異 こと なる場合 ばあい があります。
メジャーリーグの球審 きゅうしん [1] 。顔面 がんめん 保護 ほご 用 よう のマスクを着用 ちゃくよう 、ボール袋 ぶくろ を腰 こし に下 さ げ、さらにシャツの下 した にプロテクターを着込 きこ んでいる。
野球 やきゅう において審判 しんぱん 員 いん (しんぱんいん)または、アンパイア (英 えい : umpire(s) ) は、試合 しあい の進行 しんこう と判定 はんてい を行 おこな う者 もの である。
審判 しんぱん 員 いん の所属 しょぞく [ 編集 へんしゅう ]
MLBの審判 しんぱん はアマチュアゲームを皮切 かわき りに、マイナーリーグ の審判 しんぱん を経験 けいけん し、一握 ひとにぎ りの者 もの だけがメジャーリーグ の審判 しんぱん を務 つと めることができる[2] 。
日本 にっぽん プロ野球 やきゅう では1950年 ねん の2リーグ分裂 ぶんれつ 後 ご 、セントラル野球 やきゅう 連盟 れんめい 、太平洋 たいへいよう (パシフィック)野球 やきゅう 連盟 れんめい それぞれで審判 しんぱん 員 いん を採用 さいよう していたが、2011年 ねん より各 かく リーグの審判 しんぱん 業務 ぎょうむ を統合 とうごう し、日本 にっぽん 野球 やきゅう 機構 きこう 審判 しんぱん 部 ぶ の審判 しんぱん 委員 いいん として活動 かつどう することになった。
審判 しんぱん 団 だん の構成 こうせい [ 編集 へんしゅう ]
責任 せきにん 審判 しんぱん 員 いん [ 編集 へんしゅう ]
審判 しんぱん 団 だん の責任 せきにん 者 しゃ を責任 せきにん 審判 しんぱん 員 いん という。少年 しょうねん 野球 やきゅう では球審 きゅうしん が審判 しんぱん の責任 せきにん 者 しゃ (責任 せきにん 審判 しんぱん 員 いん )を兼務 けんむ していることが多 おお い[3] 。ただし日本 にっぽん プロ野球 やきゅう の場合 ばあい は「球審 きゅうしん =責任 せきにん 審判 しんぱん 員 いん 」とは必 かなら ずしも限 かぎ らない。
球審 きゅうしん (きゅうしん、英 えい : umpire-in-chief ; plate umpire )は、通常 つうじょう は捕手 ほしゅ の後方 こうほう に配置 はいち されるが、単独 たんどく 審判 しんぱん 制 せい で審判 しんぱん を行 おこな う場合 ばあい には、状況 じょうきょう に応 おう じて、投手 とうしゅ の後方 こうほう に位置 いち することもある。試合 しあい を司 つかさど る重要 じゅうよう な役割 やくわり を担 にな い、その任務 にんむ は、投球 とうきゅう の判定 はんてい や打者 だしゃ に対 たい する判定 はんてい 、競技 きょうぎ の進行 しんこう に関 かか わる宣告 せんこく など多岐 たき にわたる。特 とく に投球 とうきゅう の判定 はんてい は、1試合 しあい につき200球 きゅう ~400球 きゅう ほどに及 およ び、膨大 ぼうだい な集中 しゅうちゅう 力 りょく と持久 じきゅう 力 りょく が要求 ようきゅう される。また、投球 とうきゅう やファウルボール が球審 きゅうしん の身体 しんたい に当 あ たることも珍 めずら しくなく、他 た の審判 しんぱん 員 いん と異 こと なり、怪我 けが 防止 ぼうし のために防具 ぼうぐ を装備 そうび する必要 ひつよう がある。
従来 じゅうらい は新聞 しんぶん 報道 ほうどう 、実況 じっきょう 放送 ほうそう 、場内 じょうない アナウンス、スコアボード等 とう で球審 きゅうしん を指 さ して主審 しゅしん (crew chief ; chief umpire)と呼 よ んでいたが[注釈 ちゅうしゃく 1] [4] [5] 、野球 やきゅう には主審 しゅしん という肩書 かたがき 名称 めいしょう の審判 しんぱん 員 いん は存在 そんざい しない。主審 しゅしん に相当 そうとう するのは責任 せきにん 審判 しんぱん 員 いん であり、球審 きゅうしん が責任 せきにん 審判 しんぱん 員 いん であるとは限 かぎ らない。球審 きゅうしん を主審 しゅしん と呼 よ ぶ例 れい は減 へ りつつあるが、使用 しよう 例 れい も散見 さんけん される[6] [7] [8] [9] 。
スコアボードでは、「CH」、「PU」、「PL」、あるいは単 たん に「球 たま 」と表記 ひょうき される。
塁審 るいしん (るいしん、英 えい :base umpire(s) ; field umpire(s) )は複数 ふくすう 審判 しんぱん 制 せい で審判 しんぱん を行 おこな う場合 ばあい に、内野 ないや に配置 はいち される審判 しんぱん 員 いん のことをいう。日本 にっぽん のプロ野球 やきゅう でもっとも一般 いっぱん 的 てき である4人 にん 審判 しんぱん 制 せい では、塁審 るいしん は通常 つうじょう 、一塁 いちるい ・二塁 にるい ・三塁 さんるい の各 かく 塁 るい 付近 ふきん に位置 いち する。3人 にん 審判 しんぱん 制 せい ・2人 ふたり 審判 しんぱん 制 せい では、塁審 るいしん の数 かず がそれぞれ2人 にん ・1人 ひとり となり、球審 きゅうしん とともに、走者 そうしゃ や打球 だきゅう の状況 じょうきょう によってそれぞれフォーメーションを対応 たいおう させながら判定 はんてい を行 おこな う。6人 にん 審判 しんぱん 制 せい では塁審 るいしん に加 くわ えて外野 がいや にも審判 しんぱん 員 いん (外 そと 審 しん )が配置 はいち される。いない場合 ばあい は、一塁 いちるい ・三塁 さんるい の塁審 るいしん が外野 がいや に飛 と んだ打球 だきゅう についても判定 はんてい の責任 せきにん を持 も つ。
一塁 いちるい や三塁 さんるい に塁審 るいしん が立 た つ場合 ばあい は、原則 げんそく としてファウルラインをまたがず、ファウルライン際 ぎわ のファウルグラウンドに立 た つ。これは万 まん が一 いち 飛球 ひきゅう が塁審 るいしん に当 あ たった場合 ばあい に、迷 まよ わずファウルボールと判定 はんてい できるためである。二塁 にるい 塁審 るいしん が内野 ないや 内 ない に位置 いち する場合 ばあい は、選手 せんしゅ のプレイの妨 さまた げにならないよう注意 ちゅうい しながら、腰 こし を落 お とした低 ひく い姿勢 しせい で身構 みがま える(膝 ひざ を突 つ いた体勢 たいせい で構 かま えると、打球 だきゅう が飛 と んできた場合 ばあい など、とっさのときに身動 みうご きが取 と れなくなってしまうので、膝 ひざ は突 つ かない)。しかし備 そな えてはいても、予想 よそう しなかったバウンドをした打球 だきゅう に当 あ たったり、周 まわ りが見 み えていない選手 せんしゅ の体当 たいあ たりを受 う けたりするハプニングが発生 はっせい する。内野 ないや 内 ない にいる二塁 にるい 塁審 るいしん に打球 だきゅう が当 あ たった場合 ばあい は打者 だしゃ に一塁 いちるい が与 あた えられる(規則 きそく 5.06(c)(6))。
外 そと 審 しん (がいしん)は、6人 にん 審判 しんぱん 制 せい のときに外野 がいや に配置 はいち される審判 しんぱん 員 いん のことをいう。外野 がいや 審判 しんぱん (がいやしんぱん)とも呼 よ ばれる。レフト 側 がわ とライト 側 がわ に各 かく 1名 めい が配置 はいち され、英語 えいご での呼称 こしょう はそれぞれ left field umpire , right field umpire である。以前 いぜん は線審 せんしん 、またはラインアンパイアーと呼 よ ばれていたが、外野 がいや の広範囲 こうはんい における打球 だきゅう の判定 はんてい を行 おこな うことから、現在 げんざい ではこの名称 めいしょう で呼 よ ばれている。
定 てい 位置 いち は、かつては主 おも にオーバーフェンスかどうかなどの判定 はんてい をしやすいよう[注釈 ちゅうしゃく 2] 外野 がいや フェンス際 ぎわ でファウルラインをまたいだ位置 いち となっていた[注釈 ちゅうしゃく 3] が、現在 げんざい はハーフスイングの判定 はんてい をしやすいようファウルポールと一 いち ・三塁 さんるい ベースとの中間 ちゅうかん からフェアグラウンド内 ない に約 やく 1.5メートル入 はい った地点 ちてん である。
NPB ではセ・リーグが1990年 ねん から、パ・リーグでは1996年 ねん から公式 こうしき 戦 せん ・オープン戦 せん において外 そと 審 しん を廃止 はいし し、4人 にん 審判 しんぱん 制 せい で試合 しあい を行 おこな っている。4人 にん 審判 しんぱん 制 せい では一塁 いちるい ・三塁 さんるい 塁審 るいしん が外 そと 審 しん の役割 やくわり を兼 か ねるが、塁審 るいしん の位置 いち から外野 がいや フェンスまでは距離 きょり があり、両翼 りょうよく ポール際 ぎわ に飛 と んだ打球 だきゅう の判定 はんてい (本塁打 ほんるいだ かファウルボールか等 とう )でしばしば判定 はんてい 抗議 こうぎ による試合 しあい 中断 ちゅうだん などが起 お きたため、NPBでは2010年 ねん シーズンからビデオ判定 はんてい 制度 せいど (現在 げんざい のリクエスト制度 せいど )が導入 どうにゅう された(当初 とうしょ は本塁打 ほんるいだ かどうかの判定 はんてい のみ)。現在 げんざい 、NPBが外 そと 審 しん を置 お くケースは日本 にっぽん シリーズ ・クライマックスシリーズ およびオールスターゲーム のみとなっている。
高校 こうこう 野球 やきゅう では、阪神 はんしん 甲子園 こうしえん 球場 きゅうじょう で行 おこな われる選抜 せんばつ 高等 こうとう 学校 がっこう 野球 やきゅう 大会 たいかい 、全国 ぜんこく 高等 こうとう 学校 がっこう 野球 やきゅう 選手権 せんしゅけん 大会 たいかい において、日没 にちぼつ 以降 いこう の試合 しあい (ナイター)となる場合 ばあい に限 かぎ り、外 そと 審 しん が配置 はいち される。
控 ひか え審判 しんぱん 員 いん 制度 せいど [ 編集 へんしゅう ]
公認 こうにん 野球 やきゅう 規則 きそく 4.19〔注 ちゅう 〕の定 さだ めに基 もと づき、日本 にっぽん のアマチュア野球 やきゅう では提訴 ていそ 試合 しあい が認 みと められていない。そのため日本 にっぽん のアマチュア野球 やきゅう における公式 こうしき 試合 しあい では、試合 しあい 担当 たんとう 審判 しんぱん 員 いん が規則 きそく 適用 てきよう を誤 あやま った場合 ばあい 、それによって起 お こる抗議 こうぎ や紛争 ふんそう を即時 そくじ 解決 かいけつ できるような規定 きてい を定 さだ め、これに基 もと づいて控 ひか え審判 しんぱん 員 いん の制度 せいど を設 もう けていることが多 おお い。
控 ひか え審判 しんぱん 員 いん は、試合 しあい を担当 たんとう する審判 しんぱん 員 いん が規則 きそく 適用 てきよう に関 かん する明 あき らかな間違 まちが いを犯 おか している場合 ばあい には、誤 あやま った規則 きそく を適用 てきよう されたチームの抗議 こうぎ の有無 うむ に関係 かんけい なく、その誤 あやま りを訂正 ていせい させることができる。たとえば、アウトカウントやボールカウントを常 つね に確認 かくにん し、カウントの間違 まちが いがあれば訂正 ていせい させることができる。 また、試合 しあい を担当 たんとう する審判 しんぱん 員 いん が裁定 さいてい に苦 くる しむときは、控 ひか え審判 しんぱん 員 いん と協議 きょうぎ することができるうえに、試合 しあい 担当 たんとう 審判 しんぱん 員 いん は控 ひか え審判 しんぱん 員 いん にその裁定 さいてい を仰 あお ぐこともできる。
日本 にっぽん プロ野球 やきゅう にも控 ひか え審判 しんぱん 員 いん は置 お かれているが、プロの場合 ばあい は試合 しあい 担当 たんとう 審判 しんぱん 員 いん の急病 きゅうびょう や、事故 じこ などのときに緊急 きんきゅう 出場 しゅつじょう する場合 ばあい 、リクエストなどの際 さい の判定 はんてい の決定 けってい などのために置 お かれており、目的 もくてき が異 こと なる 。
審判 しんぱん 員 いん の任務 にんむ [ 編集 へんしゅう ]
野球 やきゅう の審判 しんぱん 員 いん は球審 きゅうしん ・塁審 るいしん ・外 そと 審 しん の区別 くべつ なく、タイム、ボーク 、インフィールドフライ 、反則 はんそく 投球 とうきゅう などによるボールの汚損 おそん の宣告 せんこく 、その他 た 、ルールの適切 てきせつ な適用 てきよう を行 おこな う権限 けんげん が同等 どうとう に与 あた えられており、これを遂行 すいこう する任務 にんむ がある。
さらに球審 きゅうしん には以下 いか のような任務 にんむ がある。
試合 しあい の進行 しんこう に関 かん する全 すべ ての権限 けんげん を持 も つ。
競技 きょうぎ の開始 かいし または再開 さいかい する際 さい の「プレイ」の宣告 せんこく (「プレイボール」ではなく「プレイ」と宣告 せんこく する )
試合 しあい 終了 しゅうりょう の際 さい の「ゲーム」の宣告 せんこく (「ゲームセット」ではなく「ゲーム」と宣告 せんこく する )
没収 ぼっしゅう 試合 しあい (フォーフィッテッドゲーム)の裁定 さいてい 。
選手 せんしゅ の打順 だじゅん 及 およ び守備 しゅび 位置 いち の発表 はっぴょう 。
選手 せんしゅ 交代 こうたい の受付 うけつけ ・発表 はっぴょう 。
投球 とうきゅう の判定 はんてい …ストライク またはボール の宣告 せんこく とそのカウント。
打者 だしゃ に関 かん する全 すべ ての判定 はんてい …死球 しきゅう や反則 はんそく 打球 だきゅう の判定 はんてい など。
塁審 るいしん は主 おも に塁 るい における判定 はんてい や走者 そうしゃ に関 かん する判定 はんてい を行 おこな うが、試合 しあい の状況 じょうきょう によっては定 てい 位置 いち にあたる塁 るい 以外 いがい でも判定 はんてい を行 おこな う場合 ばあい がある。また、一塁 いちるい または三塁 さんるい に位置 いち する塁審 るいしん にあっては、ハーフスイング のときに球審 きゅうしん から要求 ようきゅう があった場合 ばあい の、スイングの判定 はんてい も重要 じゅうよう な役割 やくわり となる。
飛球 ひきゅう を捕 と 球 たま できたか否 ひ か(アウト、ノーキャッチ)や、打球 だきゅう のファウルボール 、フェアボール の判定 はんてい 、スタンドに入 はい ったボールが本塁打 ほんるいだ か否 ひ か(エンタイトルツーベース あるいはファウルボール)などの判定 はんてい については、内野 ないや を越 こ えるまでは原則 げんそく として球審 きゅうしん が、塁 るい を超 こ えていく打球 だきゅう については原則 げんそく として塁審 るいしん が判定 はんてい を行 おこな う。さらに外 そと 審 しん が配置 はいち されている場合 ばあい は、塁審 るいしん の頭上 ずじょう を越 こ えて外野 がいや に飛 と んでいく打球 だきゅう について外 そと 審 しん が判定 はんてい を行 おこな う。
主 おも な宣告 せんこく 用語 ようご やジェスチャー[ 編集 へんしゅう ]
プレイ
右 みぎ 腕 うで をまっすぐ伸 の ばし、人差 ひとさ し指 ゆび を投手 とうしゅ 方向 ほうこう に向 む けて「プレイ」と宣告 せんこく する(「プレイボール」とは宣告 せんこく しない )。数 すう 年 ねん 前 まえ までは右腕 うわん をまっすぐ頭上 ずじょう へ伸 の ばし、手 て のひらを投手 とうしゅ 方向 ほうこう へ向 む けて「プレイ」と宣告 せんこく していた(宣告 せんこく できるのは球審 きゅうしん のみ )。試合 しあい 開始 かいし のみならず、タイムやボールデッドからの再開 さいかい の場合 ばあい にも宣告 せんこく する。
タイム
両手 りょうて を「ハ」の字 じ に開 ひら いて「タイム」と宣告 せんこく する。この際 さい 、両 りょう 肘 ひじ を肩 かた より上 あ げる。ボールデッド全般 ぜんぱん に使 つか う。
ストライク
右手 みぎて を握 にぎ り、右腕 うわん を右 みぎ 斜 なな め前約 ぜんやく 45度 ど 力強 ちからづよ く上 あ げて「ストライクワン」「ストライクツー」「ストライクスリー」と宣告 せんこく する。特 とく に、見逃 みのが し三振 さんしん の場合 ばあい は、右 みぎ 拳 けん を強 つよ く振 ふ るなどのひときわ大 おお きな動作 どうさ で「ストライクスリー」と宣告 せんこく することがある。ただし、打者 だしゃ が投球 とうきゅう を空振 からぶ りした場合 ばあい は、ストライクのジェスチャーは軽 かる く行 おこな う。
ファウルチップ
宣告 せんこく はしないが右手 みぎて で左手 ひだりて を軽 かる くこする。その際 さい 、打撃 だげき 妨害 ぼうがい のジェスチャーと見 み 間違 まちが われないよう注意 ちゅうい する。
ボール
構 かま えた状態 じょうたい で「ボール・ワン(またはツー、スリー)」と宣告 せんこく する。その際 さい 、首 くび や顔 かお を動 うご かしてはならない 。
フォアボール
「ボール・フォー」と宣告 せんこく するだけでジェスチャーは特 とく に行 おこな わない。かつては、ボールを宣告 せんこく するとともに左手 ひだりて 人差 ひとさ し指 ゆび で軽 かる く一塁 いちるい を指差 ゆびさ すジェスチャーを行 おこな っていたが、このジェスチャーは廃止 はいし された(一塁 いちるい 塁審 るいしん へのハーフスイング判断 はんだん 要求 ようきゅう と間違 まちが えられるおそれがあるため)。
ヒット・バイ・ピッチ
タイムと同 おな じジェスチャーで「ヒット・バイ・ピッチ」と宣告 せんこく する。
ファウルボール
タイムと同 おな じジェスチャー。
フェア
フェアの打球 だきゅう に対 たい しては発声 はっせい せず 、フェア地域 ちいき 側 がわ の腕 うで を水平 すいへい に伸 の ばして人差 ひとさ し指 ゆび でフェア地域 ちいき を指 さ す。かつては、フェア地域 ちいき 側 がわ の腕 うで を水平 すいへい に伸 の ばして「フェア」と宣告 せんこく していたが「フェア」と「ファウルボール」は同 おな じ "F" 音 おん で始 はじ まり区別 くべつ がつきにくいので、現在 げんざい は発声 はっせい しない。
アウト
右手 みぎて を握 にぎ り、腕 うで をまっすぐ頭上 ずじょう に上 あ げて「アウト」もしくは「ヒズ・アウト(He's out)」と宣告 せんこく する。野手 やしゅ がフライやライナーを捕 と 球 たま した場合 ばあい には、アウトと同 おな じジェスチャーで「キャッチ」もしくは「ザッツ・ア・キャッチ(That's a catch)」と宣告 せんこく する。プロ野球 やきゅう の審判 しんぱん 員 いん では、走者 そうしゃ が本塁 ほんるい で捕手 ほしゅ に触 さわ 球 たま された場合 ばあい やクロスプレイ など、際 きわ どいタイミングで走者 そうしゃ をアウトと判断 はんだん した場合 ばあい 、右手 みぎて の拳 こぶし を勢 いきお いよく振 ふ りおろすなどのひときわ大 おお きな動作 どうさ で「アウト」または「ヒズ・アウト」と宣告 せんこく することもある。
セーフ
両 りょう 腕 うで を水平 すいへい に伸 の ばして「セーフ」と宣告 せんこく する。ただし、走者 そうしゃ が触 さわ 球 たま されずにセーフだった場合 ばあい は、「ノータッグ」と宣告 せんこく するのが望 のぞ ましい。アウトサイドプロテクター を用 もち いている球審 きゅうしん の場合 ばあい 、左手 ひだりて はアウトサイドプロテクターを抱 かか えているので、その場合 ばあい 、右手 みぎて のみで「セーフ」のジェスチャーをしてもよい。
走塁 そうるい 妨害 ぼうがい (オブストラクション)
ただちにボールデッドとする場合 ばあい はタイムと同 おな じジェスチャーで、ただちにボールデッドとしない場合 ばあい は走塁 そうるい 妨害 ぼうがい をした野手 やしゅ を指差 ゆびさ して、「走塁 そうるい 妨害 ぼうがい 」または「オブストラクション」と宣告 せんこく する。
守備 しゅび 妨害 ぼうがい (インターフェア)
妨害 ぼうがい をした走者 そうしゃ 、または打者 だしゃ 走者 そうしゃ を右手 みぎて で指差 ゆびさ し「守備 しゅび 妨害 ぼうがい 」または「インターフェア」と宣告 せんこく する。
打撃 だげき 妨害 ぼうがい (インターフェア)
妨害 ぼうがい を行 おこな った捕手 ほしゅ に対 たい して左手 ひだりて 人差 ひとさ し指 ゆび で「打撃 だげき 妨害 ぼうがい 」または「インターフェア」と宣告 せんこく する。プレイが続 つづ いた場合 ばあい 、プレイが一段落 いちだんらく した後 のち 、改 あらた めて「タイム」を宣告 せんこく して試合 しあい を止 と め、「打撃 だげき 妨害 ぼうがい 」または「インターフェア」と宣告 せんこく する。この際 さい 、公式 こうしき 記録 きろく 員 いん に対 たい しても、右手 みぎて で左 ひだり 手甲 てっこう を叩 はた きながら「打撃 だげき 妨害 ぼうがい 」と知 し らせる。なお、球審 きゅうしん が打撃 だげき 妨害 ぼうがい を認 みと めた時点 じてん で、右手 みぎて で左 ひだり 手甲 てっこう を叩 はた きながら「打撃 だげき 妨害 ぼうがい 」と判定 はんてい ・ジェスチャーをしても構 かま わない。
ボーク
投球 とうきゅう 時 じ のボークは球審 きゅうしん は宣告 せんこく のみでジェスチャーは行 おこな わないが、塁審 るいしん は投手 とうしゅ を右手 みぎて 人差 ひとさ し指 ゆび で指差 ゆびさ しながら「ザッツ・ア・ボーク」と宣告 せんこく する。送球 そうきゅう 時 じ のボークは球審 きゅうしん ・塁審 るいしん とも投手 とうしゅ を右手 みぎて 人差 ひとさ し指 ゆび で指差 ゆびさ しながら「ザッツ・ア・ボーク」と宣告 せんこく する。
ホームラン
右腕 うわん を頭上 ずじょう に上 あ げ、人差 ひとさ し指 ゆび だけを出 だ してゆっくり大 おお きく右腕 うわん を回 まわ す。
インフィールドフライ
人差 ひとさ し指 ゆび でボールを指 ゆび さし、「インフィールドフライ」と宣告 せんこく する。ただしベースライン付近 ふきん にあがった内野 ないや 飛球 ひきゅう の場合 ばあい は、「インフィールドフライ・イフ・フェア」と宣告 せんこく する。
ランスコア
主 おも に球審 きゅうしん が宣告 せんこく する 。走者 そうしゃ が本塁 ほんるい に到達 とうたつ した場合 ばあい 、本塁 ほんるい を指差 ゆびさ し「ランスコア」と宣告 せんこく する。特 とく に第 だい 3アウト成立 せいりつ とどちらが先 さき かが重要 じゅうよう となるタイムプレイ など、得点 とくてん が成立 せいりつ していることを明示 めいじ する場合 ばあい は、引 ひ き続 つづ き公式 こうしき 記録 きろく 員 いん に対 たい して「1点 てん 」と人差 ひとさ し指 ゆび を立 た てて行 おこな う。
ノースコア
主 おも に球審 きゅうしん が宣告 せんこく する 。しばしばタイムプレイ時 じ に見 み られる。走者 そうしゃ が本塁 ほんるい に到達 とうたつ したのが第 だい 3アウト成立 せいりつ 後 ご であった場合 ばあい 、得点 とくてん は認 みと められないので、頭上 ずじょう で両手 りょうて をクロスさせ、「ノースコア」、または「無得点 むとくてん 」と公式 こうしき 記録 きろく 員 いん に対 たい して行 おこな う。
ノーゲーム 、タイゲーム 、コールドゲーム
バックネット方向 ほうこう に向 む かい、右腕 うわん を頭上 ずじょう に上 あ げ手 て のひらを開 ひら いて、「ノーゲーム」、「タイゲーム」、「コールドゲーム」と宣告 せんこく する(宣告 せんこく できるのは球審 きゅうしん のみ )。
ゲーム
アマチュア野球 やきゅう のみの手順 てじゅん 。球審 きゅうしん のみが宣告 せんこく する 。両 りょう チームが本塁 ほんるい を挟 はさ んで整列 せいれつ した後 のち 、両 りょう チームの得点 とくてん と勝者 しょうしゃ 判定 はんてい を述 の べたのち、右腕 うわん を頭上 ずじょう に上 あ げ手 て のひらを開 ひら いて「ゲーム」と宣告 せんこく する(「ゲームセット」とは宣告 せんこく しない )。
退場 たいじょう
危険 きけん 球 だま を投 とう じた投手 とうしゅ に対 たい して腕 うで を斜 なな め上 じょう にあげて、場外 じょうがい を人差 ひとさ し指 ゆび で指 さ すジェスチャーを行 おこな う。プロ野球 やきゅう やメジャーリーグの審判 しんぱん 員 いん では、選手 せんしゅ および監督 かんとく あるいはコーチの侮辱 ぶじょく 行為 こうい または暴力 ぼうりょく 行為 こうい などに激昂 げっこう した場合 ばあい は、勢 いきお いよく身 み を躍 おど らせたり片足 かたあし を動 うご かすなどのひときわ大 おお きな動作 どうさ で退場 たいじょう 宣告 せんこく を行 おこな うこともある。
公認 こうにん 野球 やきゅう 規則 きそく あるいはOfficial Baseball Rules では審判 しんぱん 員 いん が宣告 せんこく しなくてはならない項目 こうもく が定 さだ められているが、そのジェスチャーは定 さだ められていない。統括 とうかつ 団体 だんたい によってはその団体 だんたい 主催 しゅさい の試合 しあい に限定 げんてい してジェスチャーを規定 きてい している場合 ばあい もある。
審判 しんぱん 員 いん のフォーメーション[ 編集 へんしゅう ]
審判 しんぱん が6人 にん いる場合 ばあい は判定 はんてい 担当 たんとう 地域 ちいき がほぼ決 き まっているが、4人 にん 以下 いか の場合 ばあい は状況 じょうきょう によって変 か わる。
例 れい :4人 にん 制 せい で走者 そうしゃ 無 な し、センター後方 こうほう への飛球 ひきゅう の場合 ばあい
球審 きゅうしん :三塁 さんるい へ向 む かう。
一塁 いちるい 塁審 るいしん :打者 だしゃ 走者 そうしゃ の一塁 いちるい 触 さわ 塁 るい を確認 かくにん 後 ご 、必要 ひつよう があれば本塁 ほんるい へ向 む かう。
二塁 にるい 塁審 るいしん :打球 だきゅう を追 お って外野 がいや へ向 む かう。
三塁 さんるい 塁審 るいしん :二塁 にるい へ向 む かう。
まれに分担 ぶんたん がうまくいかず二人 ふたり の審判 しんぱん が別々 べつべつ の裁定 さいてい を行 おこな ってしまうこともみられる。
アメリカ ・メジャーリーグ のレギュラーシーズンにおいては4人 にん 制 せい が採用 さいよう されており、オールスターゲーム とプレーオフ 、ワールドシリーズ においてのみ6人 にん 制 せい となっている。マイナーリーグ では基本 きほん 的 てき に4人 にん 制 せい が採 と られることはなく、3Aは3人 にん 制 せい (まれに4人 にん 制 せい 有 ゆう )、2A・1A及 およ びアマチュアは2人 ふたり 制 せい となっている。
前述 ぜんじゅつ の通 とお り、日本 にっぽん ではプロ・アマとも4人 にん 制 せい が基本 きほん である。ただし、オールスターゲーム 、日本 にっぽん シリーズ 、および各 かく リーグのプレーオフ (2007年 ねん からはクライマックスシリーズ ) では外野 がいや 審判 しんぱん を配置 はいち し6人 にん 制 せい とすることになっている。かつてはセントラル・リーグ が1989年 ねん まで、パシフィック・リーグ が1995年 ねん まで、それぞれ公式 こうしき 戦 せん 全 ぜん 試合 しあい で外野 がいや 審判 しんぱん を置 お いていた。プロ野球 やきゅう の二 に 軍 ぐん は3人 にん 制 せい (まれに4人 にん 制 せい あり)が採 と られる。社会 しゃかい 人 じん の硬式 こうしき 野球 やきゅう においては、都市 とし 対抗 たいこう 野球 やきゅう 本選 ほんせん と日本 にっぽん 選手権 せんしゅけん 本選 ほんせん で2004年 ねん まで全 ぜん 試合 しあい 外 がい 審 しん が配置 はいち されていたが、2005年 ねん より廃止 はいし された。アマチュアでは3人 にん 制 せい や2人 ふたり 制 せい を敷 し いているところもある。
日没 にちぼつ や濃霧 のうむ などの理由 りゆう で視界 しかい が悪 わる くなってきた場合 ばあい 、試合 しあい 途中 とちゅう から6人 にん 審判 しんぱん 制 せい に切 き り替 か える場合 ばあい もある。
1961年 ねん 4月 がつ 27日 にち ・大阪 おおさか スタヂアム の南海 なんかい vs 近鉄 きんてつ 戦 せん では、外野 がいや の靄 が深 ふか いため7回 かい から控 ひか え審判 しんぱん 員 いん をセンターに配置 はいち し、7人 にん 制 せい 審判 しんぱん で行 おこな われた。
アマチュア野球 やきゅう では日没 にちぼつ のため照明 しょうめい を点灯 てんとう することになったときに配置 はいち される。
甲子園 こうしえん 球場 きゅうじょう での春 はる ・夏 なつ の高校 こうこう 野球 やきゅう 全国 ぜんこく 大会 たいかい では、球場 きゅうじょう 内 ない の照明 しょうめい 灯 とう 6基 き 全 すべ てが点灯 てんとう した時点 じてん で、外野 がいや 審判 しんぱん 2人 にん を追加 ついか して6人 にん 制 せい となる。
神奈川 かながわ 県 けん の高校 こうこう 野球 やきゅう 予選 よせん は、照明 しょうめい 点灯 てんとう 時 じ はもちろん、外野席 がいやせき を開放 かいほう した試合 しあい でも外野 がいや 審判 しんぱん を配置 はいち する。
夏 なつ の予選 よせん 決勝 けっしょう 戦 せん のみ外 そと 審 しん を置 お く都道府県 とどうふけん もある(広島 ひろしま 県 けん 、長野 ながの 県 けん 、栃木 とちぎ 県 けん 、長崎 ながさき 県 けん )。
単独 たんどく 審判 しんぱん 制 せい [ 編集 へんしゅう ]
単独 たんどく 審判 しんぱん 制 せい の場合 ばあい 、審判 しんぱん 員 いん は球審 きゅうしん のみである。球審 きゅうしん は判定 はんてい を行 おこな うにあたって最適 さいてき な位置 いち を占 し める。基本 きほん 的 てき には無 む 走者 そうしゃ の場合 ばあい は本塁 ほんるい 後方 こうほう 、走者 そうしゃ がある場合 ばあい には投手 とうしゅ の後方 こうほう に立 た つ。
2人 ふたり 審判 しんぱん 制 せい [ 編集 へんしゅう ]
本塁 ほんるい 上 じょう に球審 きゅうしん を配置 はいち するほか、塁審 るいしん を1名 めい 配置 はいち する。塁審 るいしん は、無 む 走者 そうしゃ の場合 ばあい は一塁 いちるい におけるプレイを判定 はんてい する。走者 そうしゃ がある場合 ばあい には投手 とうしゅ の後方 こうほう に立 た ち、球審 きゅうしん とともに各 かく 塁 るい の判定 はんてい を行 おこな い、打球 だきゅう 、送球 そうきゅう の状況 じょうきょう に応 おう じてフォーメーションを対応 たいおう させる。
3人 にん 審判 しんぱん 制 せい [ 編集 へんしゅう ]
本塁 ほんるい 上 じょう に球審 きゅうしん を、一塁 いちるい と三塁 さんるい に塁審 るいしん を配置 はいち する。フォーメーションは原則 げんそく として以下 いか のとおりであるが、走者 そうしゃ や、打球 だきゅう 、送球 そうきゅう の状況 じょうきょう に応 おう じて対応 たいおう させる。
(1)無 む 走者 そうしゃ の場合 ばあい
一塁 いちるい 塁審 るいしん は一塁 いちるい の後方 こうほう 、三塁 さんるい 塁審 るいしん は三塁 さんるい の後方 こうほう に立 た つ。
(2)走者 そうしゃ 一塁 いちるい 、一 いち ・二塁 にるい 、一 いち ・三塁 さんるい 、満塁 まんるい の場合 ばあい
一塁 いちるい 塁審 るいしん は一塁 いちるい から3m程度 ていど 後方 こうほう に、三塁 さんるい 塁審 るいしん は二塁 にるい から約 やく 5m離 はな れた内野 ないや 内 ない (投手 とうしゅ の後方 こうほう )に立 た つ。
(3)走者 そうしゃ 三塁 さんるい の場合 ばあい
一塁 いちるい 塁審 るいしん は一塁 いちるい の後方 こうほう 、三塁 さんるい 塁審 るいしん は三塁 さんるい 後方 こうほう に立 た つ。
(4)走者 そうしゃ 二塁 にるい 、二 に ・三塁 さんるい の場合 ばあい
一塁 いちるい 塁審 るいしん は二塁 にるい から約 やく 5m離 はな れた内野 ないや 内 ない (投手 とうしゅ の後方 こうほう )に立 た ち、一塁 いちるい 及 およ び二塁 にるい の判定 はんてい を受 う け持 も つ。三塁 さんるい 塁審 るいしん は三塁 さんるい から3m程度 ていど 後方 こうほう に立 た つ。
4人 にん 審判 しんぱん 制 せい [ 編集 へんしゅう ]
本塁 ほんるい 上 じょう に球審 きゅうしん 、一塁 いちるい 、二塁 にるい 、三塁 さんるい の各 かく 塁 るい に塁審 るいしん を配置 はいち する。塁審 るいしん は、走者 そうしゃ の位置 いち 、打球 だきゅう 、送球 そうきゅう の状況 じょうきょう に応 おう じてフォーメーションを対応 たいおう させる。
二塁 にるい 塁審 るいしん は、一塁 いちるい ・二塁 にるい に走者 そうしゃ がいない場合 ばあい (1)は一 いち ・二塁 にるい の延長線 えんちょうせん 上 じょう (外野 がいや )に、一塁 いちるい または二塁 にるい 、あるいは両方 りょうほう に走者 そうしゃ がいる場合 ばあい (2)は二塁 にるい から約 やく 5m離 はな れた内野 ないや 内 ない (投手 とうしゅ の後方 こうほう )に立 た つ。ただし三塁 さんるい に走者 そうしゃ がいて内野 ないや 手 しゅ が内野 ないや 内 ない に近 ちか い場所 ばしょ で守 まも る場合 ばあい は外野 がいや に立 た つ。
6人 にん 審判 しんぱん 制 せい [ 編集 へんしゅう ]
6人 にん 審判 しんぱん 制 せい の場合 ばあい は塁審 るいしん に加 くわ えて左翼 さよく ・右翼 うよく のファウルライン際 ぎわ に外 そと 審 しん を配置 はいち する。外 そと 審 しん が立 た つ定 てい 位置 いち は、1990年代 ねんだい まではレフト側 がわ ・ライト側 がわ にそれぞれ設置 せっち されているポールの真下 ました であった。これは、観客 かんきゃく 席 せき から打球 だきゅう が跳 は ね返 かえ りやすい構造 こうぞう の球場 きゅうじょう が多 おお いため、打球 だきゅう が跳 は ね返 かえ ったときに、フェアゾーンのスタンドか、ファウルゾーンのスタンドか、どこに当 あ たって跳 は ね返 かえ ったのかを見極 みきわ めるためとされてきた。2000年代 ねんだい からは観客 かんきゃく 席 せき から打球 だきゅう の跳 は ね返 かえ りが少 すく ない球場 きゅうじょう が増 ふ えてきたため、左翼 さよく 側 がわ の場合 ばあい はレフトポールと三塁 さんるい との中 なか 間 あいだ 地点 ちてん で内側 うちがわ へ約 やく 1.5メートル入 はい った地点 ちてん 、右翼 うよく 側 がわ の場合 ばあい はライトポールと一塁 いちるい との中 なか 間 あいだ 地点 ちてん で約 やく 1.5メートル内側 うちがわ へ入 はい った地点 ちてん とされている。1.5メートル内側 うちがわ へ入 はい る理由 りゆう は、外 そと 審 しん の立 た つ位置 いち から球審 きゅうしん ・捕手 ほしゅ ・打者 だしゃ ・投手 とうしゅ の動作 どうさ を完全 かんぜん に見 み るためである。
2014年 ねん 7月 がつ 26日 にち に三条 さんじょう 市民 しみん 球場 きゅうじょう で行 おこな われた二 に 軍 ぐん ウエスタン・リーグ の阪神 はんしん 対 たい 中日 ちゅうにち 戦 せん で、5回 かい 裏 うら 終了 しゅうりょう 時 じ に熱中 ねっちゅう 症 しょう の症状 しょうじょう を訴 うった えて一塁 いちるい 塁審 るいしん ・今岡 いまおか 諒 りょう 平 たいら が同 おな じく熱中 ねっちゅう 症 しょう を訴 うった えた阪神 はんしん ・緒方 おがた 凌 りょう 介 かい とともに途中 とちゅう 退場 たいじょう 。この試合 しあい は3人 にん 審判 しんぱん 制 せい で、予備 よび の審判 しんぱん がいなかったため、三塁 さんるい 塁審 るいしん の須山 すやま 祐 ゆう 多 た が一塁 いちるい 塁審 るいしん も掛 か け持 も ちすることとなった。当日 とうじつ の三条 さんじょう 市内 しない の気温 きおん は試合 しあい 開始 かいし 前 まえ にすでに37度 ど を記録 きろく しており、試合 しあい 中 ちゅう に審判 しんぱん の人数 にんずう が変動 へんどう する事態 じたい となった[10] 。
2022年 ねん 8月 がつ 2日 にち にバンテリンドーム ナゴヤ で行 おこな われた二 に 軍 ぐん ウエスタン・リーグの中日 ちゅうにち 対 たい 阪神 はんしん 戦 せん で、当初 とうしょ は3人 にん 制 せい 審判 しんぱん で行 おこな われる予定 よてい であった当日 とうじつ の試合 しあい が何 なん らかの事情 じじょう により、球審 きゅうしん 笹 ささ 真 しん 輔 、二塁 にるい 塁審 るいしん 山村 やまむら 裕也 ゆうや の2人 ふたり 制 せい 審判 しんぱん にて試合 しあい が行 おこな われた。試合 しあい では山村 さんそん が走者 そうしゃ がいない場合 ばあい は一塁 いちるい 塁審 るいしん を務 つと め、走者 そうしゃ が出塁 しゅつるい した際 さい はマウンド後方 こうほう あたりに移動 いどう した。なお、左翼 さよく 方向 ほうこう への打球 だきゅう は笹 ささ がジャッジした[11] 。
球審 きゅうしん の構 かま え方 かた [ 編集 へんしゅう ]
スロットスタンスで構 かま える球審 きゅうしん (マーク・ウェグナー)
シザーススタンスで構 かま える球審 きゅうしん (ハンター・ウェンデルステッド)
インサイドプロテクターを使用 しよう する際 さい は、以下 いか 詳説 しょうせつ するスロットスタンス、ボックススタンス、シザーススタンス、ニースタンスの4つの構 かま え方 かた のいずれかを採用 さいよう する。人 ひと それぞれ体型 たいけい や身長 しんちょう が違 ちが うので、どの構 かま えが見 み やすいかは個人 こじん によって差 さ があるが、いずれの構 かま えも身体 しんたい の中心 ちゅうしん は本塁 ほんるい の打者 だしゃ 側 がわ の縁 えん に位置 いち するのが基本 きほん である。
アウトサイドプロテクターを使用 しよう する際 さい は、両 りょう 肩 かた にかけた状態 じょうたい で身体 しんたい の中心 ちゅうしん をホームプレート真 ま ん中 なか に合 あ わせ、両足 りょうあし を開 ひら き自然体 しぜんたい で構 かま える。左右 さゆう 打者 だしゃ を問 と わず、また捕手 ほしゅ が左右 さゆう いずれかに寄 よ ろうと関係 かんけい なく、アウトサイドでの球審 きゅうしん は常 つね にホームプレート真 ま ん中 なか で構 かま える。次 つぎ に投手 とうしゅ がモーションを起 お こすと同時 どうじ に両足 りょうあし を並行 へいこう に肩幅 かたはば より広 ひろ めに開 ひら き、プロテクターのくぼみ部 ぶ を下 した 顎 あご にぴったりとくっつけ、腰 こし と膝 ひざ を曲 ま げてやや前 ぜん 傾 かたぶけ 姿勢 しせい で構 かま える。このとき、プロテクターはインジケーター を持 も った左手 ひだりて のみで支 ささ え右手 みぎて は軽 かる く左手 ひだりて に添 そ える。また、構 かま えたときにプロテクターをあまり前 まえ に突 つ き出 だ さず、心持 こころも ち少 すこ し前 まえ に出 だ す程度 ていど にする。
アウトサイドプロテクターを用 もち いた場合 ばあい でも、インサイドプロクターを用 もち いた場合 ばあい でも、構 かま えたらその位置 いち から投球 とうきゅう を目 め だけで追 お い、投球 とうきゅう の方向 ほうこう へ顔 かお や身体 しんたい を動 うご かしてはいけない。
スロットスタンス
身体 しんたい の中心 ちゅうしん を本塁 ほんるい の打者 だしゃ 側 がわ の縁 えん に位置 いち し、足 あし の置 お き方 かた は右 みぎ 打者 だしゃ の場合 ばあい 、左足 ひだりあし のつま先 さき を捕手 ほしゅ のかかとと平行 へいこう に置 お き投手 とうしゅ 方向 ほうこう へ向 む ける。右足 みぎあし は自分 じぶん 自身 じしん が楽 らく な姿勢 しせい 位置 いち まで広 ひろ げ(一般 いっぱん 的 てき には肩幅 かたはば よりやや広 ひろ く)、投手 とうしゅ と正 ただし 対 たい して、やや前 ぜん 傾 かたぶけ 姿勢 しせい で構 かま える。腕 うで の位置 いち は打者 だしゃ 側 がわ の腕 うで を曲 ま げて腹 はら 付近 ふきん に置 お き、反対 はんたい 側 がわ の腕 うで は太 ふと ももの後部 こうぶ に置 お く。または両 りょう 腕 うで を両 りょう 太 ふと ももの内側 うちがわ に置 お き、手 て は自然 しぜん とぶら下 さ げるか軽 かる く握 にぎ る。いずれの構 かま えも左 ひだり 打者 だしゃ の場合 ばあい 、左右 さゆう 手足 てあし の位置 いち が逆 ぎゃく になる。久保田 くぼた 治 おさむ がこの構 かま えだった。現役 げんえき 審判 しんぱん 員 いん では、木内 きうち 九 きゅう 二 に 生 せい や深谷 ふかや 篤 あつし 、秋 あき 村 むら 謙 けん 宏 ひろし らはこの構 かま え方 かた である。この構 かま え方 かた は、アマチュア野球 やきゅう で最 もっと も推奨 すいしょう されている構 かま え方 かた であり、かつ、日本 にっぽん のアマチュアでは球審 きゅうしん はこの構 かま え以外 いがい で務 つと めることは原則 げんそく として認 みと められていない。
ボックススタンス
両足 りょうあし を平行 へいこう に並 なら べ、肩幅 かたはば よりやや広 ひろ めに開 ひら き、つま先 さき を投手 とうしゅ へ向 む けて構 かま える。構 かま える位置 いち と両 りょう 腕 うで の位置 いち はスロットスタンスと同 おな じ。橘 たちばな 髙淳 や笠原 かさはら 昌 あきら 春 はる 、敷田 しきだ 直人 なおと などはこの構 かま えである。最近 さいきん のプロ野球 やきゅう 審判 しんぱん 員 いん で一番 いちばん 多 おお い構 かま え方 かた となっている。
シザーススタンス
打者 だしゃ 側 がわ の足 あし はスロットスタンスと同 おな じで、反対 はんたい 側 がわ の足 あし を肩幅 かたはば 程度 ていど に開 ひら き、投手 とうしゅ がモーションを起 お こすと同時 どうじ に反対 はんたい 側 がわ の足 あし を後 うし ろへ伸 の ばす。腕 うで は打者 だしゃ 側 がわ の腕 うで を曲 ま げて打者 だしゃ 側 がわ の膝 ひざ に置 お くが、反対 はんたい 側 がわ の腕 うで は引 ひ いた足 あし に軽 かる く添 そ える。この構 かま え方 かた は、主 おも にプロ野球 やきゅう 審判 しんぱん 員 いん に多 おお く見 み られる構 かま え方 かた で、有名 ゆうめい なのは小林 こばやし 毅 あつし 二 に である。井野 いの 修 おさむ が2002年 ねん 途中 とちゅう から2004年 ねん シーズンまで、友寄 ともより 正人 まさと が1992年 ねん シーズン右 みぎ 打者 だしゃ のときのみと2004年 ねん シーズン左 ひだり 打者 だしゃ のときのみ、森 もり 健次郎 けんじろう が2006年 ねん シーズンまで、林 はやし 忠良 ただよし が2001年 ねん シーズンごろ、この構 かま え方 かた でそれぞれ球審 きゅうしん をしていた。2024年 ねん 現在 げんざい 、岩下 いわした 健吾 けんご 、白井 しらい 一行 いっこう 、原 はら 信一 しんいち 朗 ろう 、土山 つちやま 剛弘 たけひろ 、須山 すやま 祐 ゆう 多 た 、鈴木 すずき 宏 ひろし 基 もと らがこの構 かま えである。ただ、友寄 ともより 正人 まさと が審判 しんぱん 長 ちょう となってから、このスタンスで構 かま える審判 しんぱん 員 いん が大幅 おおはば に減少 げんしょう している。石山 いしやま 智也 ともや と川口 かわぐち 亘 わたる 太 ふとし 、小林 こばやし 和 かず 公 おおやけ らは、友寄 ともより が審判 しんぱん 長 ちょう となってから、いずれも構 かま えをボックススタンスに変更 へんこう した。
ニースタンス
シザースタンスと変 か わらないが、打者 だしゃ 側 がわ と反対 はんたい 側 がわ の足 あし を地面 じめん に着 つ け、構 かま えに入 はい るときは前 まえ 傾 かたぶけ 姿勢 しせい で構 かま える。平 たいら 光清 こうせい や村田 むらた 康一 やすいち などがこの構 かま え方 かた だった。現役 げんえき 審判 しんぱん 員 いん では橋本 はしもと 信治 しんじ が2015年 ねん シーズンから2016年 ねん シーズンまでこのスタイルに酷似 こくじ したスタンスで構 かま えていた。
個性 こせい 的 てき な構 かま え
上記 じょうき のいずれにも当 あ てはまらない個性 こせい 的 てき な構 かま えをする審判 しんぱん 員 いん もいる。代表 だいひょう 的 てき なのは、セ・リーグでは井野 いの 修 おさむ (2002年 ねん 途中 とちゅう ~2004年 ねん シーズンを除 のぞ く)や谷 たに 博 ひろし 、パ・リーグでは林 はやし 忠良 ただよし や柿木 かきのき 園 えん 悟 さとる 、小寺 こでら 昌治 しょうじ など。井野 いの は、ボックススタンスで構 かま えるが、腰 こし を地面 じめん スレスレまで下 お ろして構 かま える。最近 さいきん では、森 もり 健次郎 けんじろう や村山 むらやま 太朗 たろう が大 おお きく股 また を開 ひら き、ボックススタンスともシザースタンスとも見 み えるような独特 どくとく の構 かま えで球審 きゅうしん を務 つと めている。また、杉 すぎ 永 えい 政信 まさのぶ はシザースタンスで構 かま えるが、立 た ち腰 こし に近 ちか い姿勢 しせい で構 かま えている。2018年 ねん シーズンまでシザースタンスで構 かま えていた西本 にしもと 欣司 きんじ は、かなり低 ひく い位置 いち まで体 からだ をかがめて構 かま えている。前述 ぜんじゅつ した橋本 はしもと 信治 しんじ も、一時期 いちじき ニーススタンスとシザースタンスを取 と り込 こ んだような構 かま え方 かた で球審 きゅうしん を務 つと めていた。
アウトサイドプロテクターではマスクは左手 ひだりて で外 はず すか(プロ野球 やきゅう においては、田中 たなか 俊幸 としゆき と三浦 みうら 真一郎 しんいちろう 、小林 こばやし 毅 あつし 二 に が常 つね に左手 ひだりて で外 はず していた)、右手 みぎて で外 はず して左 ひだり 脇 わき に抱 かか えるか左手 ひだりて に持 も ち替 か える。この場合 ばあい 、セーフと判定 はんてい するときは片腕 かたうで でもよい。
インサイドプロテクターではマスクを左手 ひだりて で外 はず す。右手 みぎて はアウト・セーフの判定 はんてい を示 しめ すための手 て であるので、その右手 みぎて をいつでも瞬時 しゅんじ に使 つか えるようにするのが目的 もくてき である。その際 さい 、左手 ひだりて でマスクの左隅 ひだりすみ 部分 ぶぶん を持 も って正面 しょうめん (打球 だきゅう の方向 ほうこう 。ただし、捕手 ほしゅ ファウルフライを除 のぞ く)を向 む いたまま外 はず す。
アウトサイドプロテクターの外 はず し方 かた [ 編集 へんしゅう ]
右腕 うわん をベルトから抜 ぬ く。左 ひだり 脇 わき を開 あ け、右手 みぎて の掌 てのひら をプロテクターの右角 みぎすみ に当 あ て、そのまま押 お し上 あ げ、背中 せなか に背負 せお う。押 お し上 あ げる間 あいだ がなければ、左 ひだり 脇 わき に挟 はさ んでもよいし、左 ひだり 肘 ひじ にかけている状態 じょうたい でもよい。いずれの場合 ばあい も、プレイの判定 はんてい に支障 ししょう が出 で ないように気 き をつけなければならない。
背中 せなか に上 あ げたら左 ひだり 脇 わき を閉 し めて、プロテクターが下 さ がってこないよう支 ささ える。
なおプロ野球 やきゅう において、試合 しあい 中 ちゅう 常 つね にプロテクターを背負 せお っていた審判 しんぱん 員 いん は、山本 やまもと 文男 ふみお 、藤本 ふじもと 典 のり 征 せい 、福井 ふくい 宏 ひろし がいる。
審判 しんぱん 員 いん の装備 そうび [ 編集 へんしゅう ]
本塁 ほんるい を掃 は く審判 しんぱん
インジケーター
野球 やきゅう の審判 しんぱん 員 いん を行 おこな う際 さい には、審判 しんぱん 服 ふく ・審判 しんぱん 帽 ぼう を着用 ちゃくよう し、
カウントを数 かぞ えるインジケーター
塁 るい を掃 は くブラシ
審判 しんぱん 靴 くつ
各 かく 野球 やきゅう 連盟 れんめい などが主催 しゅさい する試合 しあい では、その連盟 れんめい を表 あらわ すマーク (ワッペン )
などが必要 ひつよう である。球審 きゅうしん ではこれに加 くわ え
マスク(喉 のど を保護 ほご するスロートガードつきが主流 しゅりゅう )
肩 かた 、鎖骨 さこつ 、胸 むね 、腹 はら までをガードするチェストプロテクター 。アマチュア野球 やきゅう ではアウトサイドプロテクター が主 おも だったが、フォーメーション変更 へんこう に伴 ともな い1999年 ねん ころからインサイドプロテクター が主流 しゅりゅう となっている
急所 きゅうしょ を保護 ほご するカップ
膝下 ひざもと のレガース
ボール袋 ぶくろ
メンバー表 ひょう 入 い れ
審判 しんぱん 靴 くつ 。球審 きゅうしん が履 は く審判 しんぱん 靴 くつ は、靴 くつ の先端 せんたん が安全 あんぜん 靴 くつ のように固 かた い仕様 しよう になっているもの
審判 しんぱん 帽 ぼう 。球審 きゅうしん はマスクを付 つ け、とっさのときには素早 すばや くこれを外 はず さなければならないので、塁審 るいしん に比 くら べツバが短 みじか いものを着用 ちゃくよう する。ただし、マスク一 いち 体型 たいけい のものであれば、審判 しんぱん 帽 ぼう の着 ちゃく 帽 ぼう はしなくてよい
などが必要 ひつよう となる。ただし、野球 やきゅう のレベル、硬式 こうしき ・軟式 なんしき の違 ちが いなどによって、この中 なか から省 はぶ くものもある。
球審 きゅうしん の服装 ふくそう [ 編集 へんしゅう ]
一般 いっぱん に、スポーツの審判 しんぱん 員 いん は同 おな じ服装 ふくそう で試合 しあい に臨 のぞ むのが原則 げんそく である。しかし野球 やきゅう では、球審 きゅうしん だけが違 ちが う審判 しんぱん 服 ふく を着 き ていることもある。これは、球審 きゅうしん がインサイドプロテクターを装着 そうちゃく することにより、塁審 るいしん と暑 あつ さ・寒 さむ さの感 かん じ方 かた が変 か わるうえに、個人 こじん によって暑 あつ がり・寒 かん がりもいるため、気候 きこう やその日 ひ の天候 てんこう 、個人 こじん のコンディションなどを考慮 こうりょ し、球審 きゅうしん は最 もっと も審判 しんぱん しやすい服装 ふくそう で臨 のぞ んでよいという申 もう し合 あ わせがなされているからである。
たとえば塁審 るいしん はブルゾンであるのに対 たい して球審 きゅうしん は半袖 はんそで シャツ かブレザー 、塁審 るいしん は黒色 こくしょく シャツであるのに対 たい して球審 きゅうしん は水色 みずいろ シャツ、塁審 るいしん は長袖 ながそで シャツだが球審 きゅうしん は半袖 はんそで シャツなどの服装 ふくそう の違 ちが いが見 み られることもある。
^ 例 れい として、2000年 ねん 5月 がつ 7日 にち /スポーツ報知 ほうち の見出 みだ し「中日 ちゅうにち ・横浜 よこはま 7回戦 かいせん 中日 ちゅうにち ・星野 ほしの 監督 かんとく ら3人 にん が主審 しゅしん に暴力 ぼうりょく 振 ふ るい退場 たいじょう 」、1982年 ねん 9月 がつ 1日 にち /日刊 にっかん スポーツの見出 みだ し「阪神 はんしん 首脳 しゅのう 暴挙 ぼうきょ 審判 しんぱん を殴 なぐ る蹴 け る 柴田 しばた 、島野 しまの コーチを出場 しゅつじょう 停止 ていし 岡田 おかだ 主審 しゅしん その場 ば にこん倒 とう 」、1982年 ねん 9月 がつ 1日 にち /デイリースポーツの見出 みだ し「阪神 はんしん 脱線 だっせん 暴走 ぼうそう あわや没収 ぼっしゅう 試合 しあい 藤田 ふじた の打球 だきゅう 巡 めぐ り岡田 おかだ 主審 しゅしん ら袋 ふくろ だたき」、等 ひとし
^ かつては球場 きゅうじょう の照明 しょうめい が現在 げんざい ほど明 あか るくなかったこともあり、主 おも にナイターで打球 だきゅう がオーバーフェンスかエンタイトル(ツーベース)か、またファウルポール際 ぎわ の打球 だきゅう がフェアかファウルか、塁審 るいしん の位置 いち からでは見 み えにくいこともあった。
^ 過去 かこ にはこの位置 いち にいた外 そと 審 しん が、観客 かんきゃく 席 せき から投 な げ込 こ まれたチェーンで負傷 ふしょう した事件 じけん が起 お こっている。こちら も参照 さんしょう 。