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向山(こうやま)は、東京都練馬区の町名。現行行政地名は向山一丁目から四丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号176-0022[3]。
練馬区の南東部に位置し、周囲を春日町、中村北、練馬、貫井など[5]と接する。旧遊園地「としまえん」があり、石神井川が東流、西武池袋線、目白通りも通る[6]。最寄り駅は豊島園駅(西武豊島線、都営地下鉄大江戸線)、西武池袋線中村橋駅、練馬駅である。低層住宅が密集し、狭隘な路地が多いが、概ね閑静な住宅街である。因みに石神井川は旧としまえんの敷地内へと貫いている。
尾崎豊『15の夜』の舞台、「向山公園」もある(後述)。
世帯数と人口[編集]
2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
丁目 |
世帯数 |
人口
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向山一丁目
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1,091世帯
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1,746人
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向山二丁目
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1,370世帯
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2,630人
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向山三丁目
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1,225世帯
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2,391人
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向山四丁目
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1,954世帯
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4,038人
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計
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5,640世帯
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10,805人
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小・中学校の学区[編集]
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
住宅地の地価は、2015年(平成27年)1月1日の公示地価によれば、向山3-15-27の地点で36万9000円/m2となっている。[8]
地名の由来は、地名は練馬城(豊島城、後にとしまえん周辺となる)からみて石神井川の向かいにあったことに由来し、古くは「むこうやま」と呼ばれていたとする説が一般的である。
旧・武蔵国豊島郡上練馬村小名向山。1889年(明治22年)の市制町村制施行時に大字上練馬[6]の東向山(ひがしこやま)、西向山(にしこやま)、北向山(きたこやま)、向山ヶ谷戸(こやまがやと)などの字に分割された。
大正時代から昭和時代初期にかけ、山形県人を中心とした文化住宅地として、としまえんの南に「城南住宅」が拓かれた[6]。
1932年(昭和7年)の板橋区成立時に練馬向山町となり、1949年(昭和24年)1月1日に冠を外して向山町となった。1965年(昭和40年)4月1日に住居表示を実施して現行の向山一丁目から四丁目となった[9]。
町名の変遷[編集]
板橋区成立時の町名改称は以下のとおり[10]。
実施後
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実施年月日
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実施前(いずれも大字上練馬)
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練馬向山町
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1932年10月1日
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字東向山・西向山・向山・向山ヶ谷戶・北向山
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実施後
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実施年月日
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実施前(特記なければ各町の一部)
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向山一丁目
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1965年4月1日[9]
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中村北二丁目、中村北三丁目、向山町および貫井町
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向山二丁目
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向山町
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向山三丁目
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向山四丁目
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向山町および貫井町
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向山一丁目は中村橋駅(西武池袋線)、向山三丁目は豊島園駅(西武豊島線、都営地下鉄大江戸線)と接してはいるものの、所在地は中村橋駅は貫井一丁目で、豊島園駅は練馬四丁目になる。
- 向山町停留所、中村橋駅入口停留所
- 練馬中学校停留所
- 練42系統 - 成増町行、練馬駅行(西武バス)
駅周辺・施設[編集]
向山一丁目[編集]
- 練馬区立向山保育園
向山二丁目[編集]
向山三丁目[編集]
向山四丁目[編集]
- 練馬区向山地域集会所
- 福音キリスト教会
尾崎豊『15の夜』の舞台の公園[編集]
石神井川が近い練馬区立向山公園は尾崎豊『15の夜』の舞台になったことで知られる[11]。