大門だいもん (函館はこだて市し)

大門だいもん（だいもん）は、北海道ほっかいどう函館はこだて市しの函館はこだて駅えき東側ひがしがわにある繁華はんか街がい、歓楽街かんらくがいの通称つうしょうや地域ちいき名めい。現在げんざいの行政ぎょうせい上じょうの町名ちょうめいとしては若松わかまつ町まち、松風まつかぜ町まちを中心ちゅうしんとした一帯いったいである。松風まつかぜ町まちの東ひがし隣となり、大森おおもり町まちにかつてあった函館はこだて遊廓ゆうかくの「大門おおもん」（おおもん）に由来ゆらいするといわれる。

現在げんざい「大門おおもん」を冠かんした団体だんたい・施設しせつとしては函館はこだてだいもん商店しょうてん街がい、飲食いんしょく店てん街がい「大門だいもん横丁よこちょう」、ホテル「東横ひがしよこINN函館駅前はこだてえきまえ大門おおもん」などがある。これらは函館はこだて市電しでんの函館駅前はこだてえきまえ停留ていりゅう場じょう - 松風まつかぜ町まち停留ていりゅう場じょうが通とおる国道こくどう278号ごう両側りょうがわに所在しょざいする。

概要がいよう

函館はこだて（旧称きゅうしょう「箱はこ館かん」）は幕末ばくまつの開港かいこうにより国際こくさい的てきな港湾こうわん都市としとなり、函館山はこだてさん麓ふもとの函館はこだて港こう側がわが市街しがいとして発展はってんした。当時とうじの面影おもかげは、函館はこだて西部せいぶ地区ちくの町並まちなみとして現存げんそんしている。

1902年ねん（明治めいじ35年ねん）12月がつ10日とおかに函館はこだて駅えきが開業かいぎょうし、1908年ねん（明治めいじ41年ねん）3月がつ7日にちには青函せいかん連絡れんらく船せんが就航しゅうこうした。これにより街まちの中心ちゅうしんが、青函せいかん航路こうろ東濱とうのはま桟橋さんばし（旧きゅう桟橋さんばし）に近ちかい十字街じゅうじがいなどから、やや北きたにある青函せいかん航路こうろ若松わかまつ埠頭ふとう（新しん桟橋さんばし）とそれに隣接りんせつする函館はこだて駅えき周辺しゅうへんに移うつっていった。

函館はこだては昭和しょうわ初期しょきまで大おおきな火災かさいに度々たびたび襲おそわれた（函館はこだて大火たいか）。1907年ねん（明治めいじ40年ねん）8月がつ25日にちの大火たいかで、函館はこだての遊廓ゆうかく（遊里ゆうり）は蓬よもぎ萊町の蓬莱ほうらい町まち遊廓ゆうかく及および台うてな町まちの台うてな町まち遊廓ゆうかくから大森おおもり町まち9番地ばんちから22番地ばんちおよび同町どうちょう27番地ばんちから39番地ばんちの2区画くかくに移転いてんし、「函館はこだて遊廓ゆうかく」または「大森おおもり遊廓ゆうかく」、「辰巳たつみの里さと」と呼よばれた。茂木もき治おさむによると「辰巳たつみの里さと」の由来ゆらいは、江戸城えどじょうからみて巽たつみの方向ほうこうにあった深川ふかがわ遊里ゆうりの名称めいしょうを拝借はいしゃくしたのではと推測すいそくしている。その入いり口くちにあたる、かつて大森おおもり交番こうばんがあった付近ふきんに江戸えど（明治めいじ以降いこうは東京とうきょう市し）の吉原よしはら遊廓ゆうかくのような大おおきな門もんが建たてられ、それが吉原よしはらと同おなじ読よみの「おおもん」または函館はこだてでは「だいもん」を呼よばれたことからである。なお、1934年ねん（昭和しょうわ20年ねん）3月がつ21日にちの昭和しょうわ9年ねん函館はこだて大火たいかで焼やけ落おちて以降いこう、「門もん」は再建さいけんされていない。

大門だいもん地区ちくは2つの町まち丁ひのとにまたがり、函館はこだて駅えき側がわは若松わかまつ町まち、大森おおもり浜はま側がわは松風まつかぜ町まちであると言いわれているが、厳密げんみつな区分くわけはなく、函館はこだて市民しみん各自かくじによってそれぞれ定義ていぎが違ちがう。付近ふきんは電車でんしゃ路ろ（国道こくどう278号ごう）を中心ちゅうしんに左右さゆうに横よこ通どおりがあり、それに沿そって飲食いんしょく店てんや歓楽街かんらくがいが広ひろがっている。横よこ通どおりは駅えき側がわより、音羽おとわ通どおり、ヤナギ小路こうじ、高砂たかさご通どおり、仲通なかどおり、富士ふじ銀ぎん通どおり、京極きょうごく通どおり、大門だいもん広小路ひろこうじ（はこだてグリーンプラザ）、浅草あさくさ通どおり、祇園ぎおん通どおりがある。

大正たいしょう時代じだいからカフェーやバーといった業態ぎょうたいが主流しゅりゅうになり、昭和しょうわ初期しょき以降いこうには朝鮮ちょうせん人じんの労働ろうどう者しゃも見みかけるようになった。1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）4月がつに北海道庁ほっかいどうちょう保安ほあん課かは歓楽街かんらくがいに対たいし全面ぜんめん的てきに営業えいぎょう時間じかんの短縮たんしゅくを断行だんこう、函館はこだてでは一斉いっせい休業きゅうぎょうが報ほうじられ転廃業てんはいぎょうを余儀よぎなくされた。

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん前まえの函館はこだて大門おおもん通どおり（当時とうじの絵葉書えはがき）

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん末期まっきの1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）7月がつ14日にちにはアメリカ海軍かいぐん空母くうぼ機動きどう部隊ぶたい艦載かんさい機きによる空襲くうしゅうを受うけ、当時とうじあった精肉せいにく店てんに爆ばく弾だんが直撃ちょくげきした。

遊廓ゆうかくでは敗戦はいせん直後ちょくごに廃業はいぎょうした業者ぎょうしゃもいたが、1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）10月がつのアメリカ軍ぐん函館はこだて進駐しんちゅうで再度さいど吹ふき返かえすことになる。日本にっぽんの占領せんりょう統治とうちを担になったGHQが1946年ねん（昭和しょうわ21年ねん）1月がつ21日にちに発表はっぴょうした『日本にっぽんにおける公娼こうしょうの廃止はいしに関かんする覚書おぼえがき』と同どう24日にちの公娼こうしょう制度せいど廃止はいし命令めいれいによって遊廓ゆうかく自体じたいは終止符しゅうしふを打うつはずであった。しかし皮肉ひにくなことに結果けっかとして街娼がいしょうが増加ぞうかすることとなり、東京とうきょう都とを所管しょかんする警視庁けいしちょうは社会しゃかい上じょうやむを得えないとして、特殊とくしゅ飲食いんしょく店てんなど集しゅう娼地域ちいき（地図ちず上じょうに赤あかい線せんで囲かこんだので「赤あか線せん」と呼よんだ）を指定してい、公娼こうしょう制度せいどを事実じじつ上じょう復活ふっかつさせてしまった。最終さいしゅう的てきに1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）5月がつ、やっと売春ばいしゅん防止ぼうし法ほう（1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）5月がつ24日にち法律ほうりつ第だい118号ごう）が成立せいりつし、1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）4月がつ、函館はこだての赤あか線せんこと大森おおもり遊郭ゆうかくは廃止はいしされた。函館はこだて市し日ノ出ひので町まちの法華宗ほっけしゅう妙見寺みょうけんじに遊郭ゆうかく慰霊いれい碑ひがあり、現在げんざいも供養くようが続つづけられている。

大門だいもん地区ちくでは商業しょうぎょうの集積しゅうせきも進すすみ、百貨店ひゃっかてんの棒ぼう二に森屋もりやが戦前せんぜんの1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）に開店かいてんしたほか、戦後せんごでは彩華あやかデパートが1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）に、和光わこうデパートが1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）に開業かいぎょうし、3店舗てんぽに増ふえた。

1967年ねん（昭和しょうわ42年ねん）から1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）にかけて、函館駅前はこだてえきまえ停留ていりゅう場じょう - 松風まつかぜ町まち停留ていりゅう場じょう間あいだの路面ろめん電車でんしゃを廃止はいしして道路どうろをショッピングセンター化かする構想こうそうがあったが、市民しみんの反対はんたいにより断念だんねんした。

1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）、「松風まつかぜ町まち2-7富士銀行ふじぎんこう」が最高さいこう路線ろせん価かを記録きろくする。1973年ねん（昭和しょうわ48年ねん）に「松風まつかぜ町まち渡辺わたなべ時計とけい店てん駅前通えきまえどおり」に移うつる。

高度こうど経済けいざい成長せいちょう期きを経へて、函館はこだて市しでは東ひがし寄よりの内陸ないりく部ぶ、北きた隣となりの亀田かめだ町まち（亀田かめだ市しを経へて函館はこだて市しに編入へんにゅう）など近隣きんりん町まちで人口じんこうが増加ぞうか。これらに近ちかい五稜郭ごりょうかく地区ちくが繁華はんか街がいとして成長せいちょうした。西部せいぶ地区ちくの十字じゅうじ街がいにあった丸井今井まるいいまい函館はこだて店てんは1969年ねん（昭和しょうわ44年ねん）に函館はこだて市電しでん五稜郭公園前ごりょうかくこうえんまえ停留ていりゅう場じょう近ちかくに移転いてんした。こうした人口じんこうシフトにモータリゼーション（車くるま社会しゃかい化か）が加くわわり、函館はこだて都市とし圏けんでは商業しょうぎょう集積しゅうせきが五稜郭ごりょうかく地区ちくを含ふくめた中心ちゅうしん市街地しがいちから、郊外こうがいへと移うつっていった。旧きゅう・亀田かめだ町まち（亀田かめだ市し）の美原みはら地区ちくなど函館はこだて市し郊外こうがいの幹線かんせん道路どうろ沿ぞいには、現在げんざいもロードサイド店てんが点在てんざいしている。

大門だいもん地区ちくの賑にぎわいを支ささえていたのは地元じもと住民じゅうみんだけではなかった。函館はこだては北洋ほくよう漁業ぎょぎょう母港ぼこうの一ひとつであり、長ながい航海こうかいに備そなえる乗組のりくみ員いん、市場いちばで仕事しごとを終おえた人々ひとびと、青函せいかん連絡れんらく船せんと国鉄こくてつ（1987年度ねんど以降いこうはJR北海道ほっかいどう）を乗のり継つぐ人々ひとびとが立たち寄よった。小ちいさな町まちの繁華はんか街がいであるが業種ぎょうしゅの多おおさ、つまり多様たよう性せいがあり魅力みりょく的てきだった。ここにくれば楽たのしいものはすべて揃そろっている。かつて北海道ほっかいどう内ない有数ゆうすうの歓楽街かんらくがいと呼よばれた理由りゆうの一ひとつである。

北洋ほくよう漁業ぎょぎょうは、ソビエト連邦れんぽうやアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくによる漁業ぎょぎょう規制きせいで衰退すいたい。1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）には青函せいかんトンネル開業かいぎょうに伴ともない青函せいかん連絡れんらく船せんが廃止はいしされた。1992年ねん（平成へいせい4年ねん）には最高さいこう路線ろせん価か地点ちてんの座ざを五稜郭ごりょうかく地区ちくの「本町ほんまち丸井今井まるいいまい函館はこだて店てん前ぜん電車でんしゃ通どおり」に譲ゆずった。大門おおもん地区ちくにあった百貨店ひゃっかてんは、1998年ねん（平成へいせい10年ねん）に彩華あやかデパートが、2013年ねん（平成へいせい25年ねん）に和光わこうデパートが、2019年ねん（平成へいせい31年ねん）に棒ぼう二に森屋もりやが閉店へいてんし、すべて姿すがたを消けした。

1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）から1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）にかけてアーケードが設置せっちされたが、2015年ねん（平成へいせい27年ねん）に函館はこだて市し中心ちゅうしん市街地しがいち活性かっせい化か基本きほん計画けいかくに基もとづき老朽ろうきゅう化かや維持いじ費用ひようの問題もんだいを理由りゆうに撤去てっきょ。すっきりとした印象いんしょうになった。

函館はこだて市しは（旧きゅう）中心ちゅうしん市街地しがいち活性かっせい化か法ほうに基もとづき、1999年ねん（平成へいせい11年ねん）5月がつに『（旧きゅう）函館はこだて市し中心ちゅうしん市街地しがいち活性かっせい化か基本きほん計画けいかく』を策定さくていし、活性かっせい化かの施策しさくを展開てんかいした。景気けいき低迷ていめい、都市とし機能きのうの拡散かくさん、大だい規模きぼ集客しゅうきゃく施設しせつの郊外こうがい立地りっち化か、少子しょうし高齢こうれい化かに伴ともなう人口じんこう減少げんしょう等ひとしにより、大門だいもん地区ちくのみならず市し全体ぜんたいが衰退すいたいしてきている。

地域ちいき交通こうつう

大門だいもん地区ちくに近ちかい函館はこだて駅えきはJR北海道ほっかいどう函館本線はこだてほんせんと道みち南みなみいさりび鉄道てつどう線せんが利用りようできるほか、駅前えきまえは函館はこだてバスなどの路線ろせんバス・高速こうそくバスが発着はっちゃくするバスターミナルになっている。その近ちかくに函館はこだて市電しでんの函館駅前はこだてえきまえ停留ていりゅう場じょうがある。函館はこだて市電しでんの路線ろせん網もうは往時おうじより縮小しゅくしょうしたが、現在げんざいでも西部せいぶ地区ちくや五稜郭ごりょうかく地区ちくなどと結むすんでいる。

函館はこだて市役所しやくしょが2008年ねん（平成へいせい20年ねん）に実施じっしした20歳さい以上いじょう対象たいしょうの市民しみんアンケートによると、街まちに来くる際さいに使つかわれる交通こうつう手段しゅだんは自家用車じかようしゃが61.5%と大半たいはんを占しめ、バス18.9%、市電しでんが8.8%である。

函館はこだて市電しでん

函館駅前はこだてえきまえ交差点こうさてんを走はしる函館はこだて市電しでん

前身ぜんしんの亀かめ函はこ馬車ばしゃ鉄道てつどうが1898年ねん（明治めいじ31年ねん）1月がつ9日にちに十字街じゅうじがい - 鶴岡つるおか町まち（後ごの函館駅前はこだてえきまえ） - 東川ひがしがわ町まち間あいだを開業かいぎょうさせたことがこの地域ちいきでの最初さいしょの営業えいぎょうである。8月19日にちに函館はこだて鉄道てつどう（函館はこだて - 湯川ゆかわ間あいだ未み開業かいぎょう）と合併がっぺいして函館はこだて馬車ばしゃ鉄道てつどうに改称かいしょう。9月29日にちには鶴岡つるおか町まち - 海岸かいがん町まち間あいだが開業かいぎょうした。

1911年ねん（明治めいじ44年ねん）10月がつ1日にちに電力でんりょく会社かいしゃの函館はこだて水すい電でんが函館はこだて馬車ばしゃ鉄道てつどうを買収ばいしゅうし、1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）6月がつ29日にちに東雲あずも町まち（後ごの労働会館前ろうどうかいかんまえ） - 湯川ゆかわ間あいだが電化でんかした（北海道ほっかいどう初はつの路面ろめん電車でんしゃ）。10月31日にちには十字街じゅうじがい - 函館はこだて駅前えきまえ - 海岸かいがん町まち、函館駅前はこだてえきまえ - 大門おおもん前まえ（現在げんざいの松風まつかぜ町まち）間あいだが電化でんかされた。

1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）8月がつ1日にちに帝国ていこく電力でんりょくに改称かいしょう、1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）8月がつ6日にちに帝国ていこく電力でんりょくが大だい日本にっぽん電力でんりょくに合併がっぺいした。1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん） 1月がつ14日にちに大だい日本にっぽん電力でんりょくが函館はこだての路面ろめん電車でんしゃ事業じぎょうを道みち南みなみ電気でんき軌道きどうに譲渡じょうとした。さらに1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）11月1日にち、函館はこだて市しに譲渡じょうとして函館はこだて市役所しやくしょ交通こうつう局きょくが発足ほっそくし、函館はこだて市営しえい化かした。同年どうねん12月がつ22日にちに函館はこだて市し交通こうつう部ぶに改称かいしょう。1950年ねん（昭和しょうわ25年ねん）8月がつ31日にち、集しゅう電でん装置そうちをポール方式ほうしきから定圧ていあつビューゲル方式ほうしきへ換かわ装そうした。

1952年ねん（昭和しょうわ27年ねん）10月がつ1日にちに公営こうえい企業きぎょうとしての函館はこだて市し交通こうつう局きょくが発足ほっそく。1992年ねん（平成へいせい4年ねん）4月がつ1日にち、東雲線しののめせん（宝来たからぎ町まち - 松風まつかぜ町まち間あいだ）と1993年ねん（平成へいせい5年ねん）4月がつ1日にち に本線ほんせんの一部いちぶ（函館駅前はこだてえきまえ - ガス会社前がすがいしゃまえ間あいだ）・宮前線みやまえせん（ガス会社前がすがいしゃまえ - 五稜郭公園前ごりょうかくこうえんまえ間あいだ）が廃止はいしされた。2011年ねん（平成へいせい23年ねん）4月がつ1日にちに函館はこだて市し水道局すいどうきょくと統合とうごうして函館はこだて市し企業きぎょう局きょく交通こうつう部ぶとなる。

1990年代ねんだいには函館駅前はこだてえきまえ土地とち区画くかく整理せいり事業じぎょうの整備せいびの指針ししんとなった顔かおづくり計画けいかくの策定さくてい時じに、駅前えきまえ広場ひろばへのスイッチバック方式ほうしきによる乗のり入いれを検討けんとうしたが、路線ろせん延長えんちょうのための事業じぎょう費ひ、幹線かんせん道路どうろにおける通行つうこうの流ながれ、交差点こうさてんの信号しんごう処理しょりの問題もんだいで見送みおくっている。

→詳細しょうさいは「函館はこだて市し企業きぎょう局きょく交通こうつう部ぶ § 軌道きどう事業じぎょう」を参照さんしょう

停留所ていりゅうじょ

大門だいもん地区ちくには函館はこだて駅前えきまえと松風まつかぜ町まちの二ふたつの停留ていりゅう場じょうが設もうけられている。

→詳細しょうさいは「函館はこだて駅えき § 函館はこだて市電しでん 函館はこだて駅前えきまえ停留ていりゅう場じょう」を参照さんしょう

→詳細しょうさいは「松風まつかぜ町まち停留ていりゅう場じょう」を参照さんしょう

函館はこだて市営しえいバス

前身ぜんしんの運送うんそう業ぎょうである高木たかぎ荘そう治ち（弁天べんてん町まち）が1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）1月がつ25日にちが、函館駅前はこだてえきまえ - 中なかの橋はし - 開発かいはつ（現げん・五稜郭ごりょうかく）間あいだの路線ろせんバス運行うんこうを開始かいししたのが始はじまりである。1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）3月がつ、函館はこだて水すい電でんに譲渡じょうとし、函館はこだて乗合のりあい自動車じどうしゃ合資ごうし会社かいしゃ（函館はこだてバスの前身ぜんしん、函館はこだて乗合のりあい自動車じどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃとは別べつ会社かいしゃ）が設立せつりつされる。1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）7月がつに帝国ていこく電力でんりょく。1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）6月がつには旭あさひ自動車じどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃを吸収きゅうしゅうし、1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）7月がつ大だい日本にっぽん電力でんりょくを経へて、1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）10月がつ道どう南みなみ電気でんき、同年どうねん11月がつ社名しゃめい変更へんこうして道みち南みなみ電気でんき軌道きどうに渡わたる。1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）10月がつに函館はこだて市しへ譲渡ゆずりわたされたバス事業じぎょうである。

戦後せんご1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）、函館はこだて市し交通こうつう局きょく（現げん・函館はこだて市し企業きぎょう局きょく交通こうつう部ぶ）が高砂たかさご町まちにバスセンターを開設かいせつ、日本中央競馬会にっぽんちゅうおうけいばかい函館はこだて競馬けいば場じょう北きた駐車ちゅうしゃ場じょうにあった従来じゅうらいの深堀ふかほり町まちバス車庫しゃこと連携れんけいしながら函館はこだて駅えきを中心ちゅうしんとした路線ろせん網もうを構築こうちくするが、バスセンター自体じたいは1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）3月がつ4日にちに売却ばいきゃく。そのまま運行うんこうを続つづけていたものの、2003年ねん（平成へいせい15年ねん）4月がつまでにすべての系統けいとうを函館はこだてバスに移管いかん。バス事業じぎょうを廃止はいしし、撤退てったいした。 完全かんぜん移管いかん直前ちょくぜんまで当地とうちに設もうけられた拠点きょてんは駅前えきまえ出張所しゅっちょうしょで、最後さいごに残のこった6番ばん系統けいとうを担当たんとう、跡地あとちは駐車ちゅうしゃ場じょうとなった。

→詳細しょうさいは「函館はこだて市し企業きぎょう局きょく交通こうつう部ぶ § バス事業じぎょう」を参照さんしょう

函館はこだてバス

函館はこだてバスの前身ぜんしん、臨港りんこうバスが1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）1月がつに上磯かみいそからの路線ろせんを函館駅前はこだてえきまえに延伸えんしん乗のり入いれをした。

→詳細しょうさいは「函館はこだてバス」を参照さんしょう

北海道ほっかいどうバス

2011年ねん（平成へいせい23年ねん）3月がつ17日にちより都市とし間あいだ高速こうそくバス「函館はこだて特急とっきゅうニュースター号ごう」が運行うんこうを開始かいし。2016年ねん（平成へいせい28年ねん）3月がつ26日にちからは北海道ほっかいどう観光かんこうバスの運行うんこうで一般いっぱん路線ろせんバスに参入さんにゅうした。

文化ぶんか

音楽おんがく

• 瀬川せかわ瑛子えいこの父ちちで歌手かしゅの瀬川せかわ伸しんの『函館はこだてステップ』では歌詞かしの中なかに当とう繁華はんか街がい「大門おおもん」が出でてくる。
• 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）11月がつ10日とおか、松風まつかぜ町まちが歌詞かしに含ふくまれる『函館はこだての女おんな』（作詞さくし・星野ほしの哲郎てつろう）が北島きたじま三郎さぶろうの歌唱かしょうによって発売はつばいされ、140万まん枚まいの売うり上あげを記録きろくした。

年表ねんぴょう

前史ぜんし

• 1858年ねん（安政あんせい5年ねん）：地蔵じぞう町まちにあった桝形ますがた（旅人たびびと改あらため所しょ）が廃止はいしされ、国道こくどう5号ごう（亀田かめだ道みち）沿ぞいに市街地しがいち化かが進すすむ
• 1868年ねん（慶応けいおう4年ねん/明治めいじ元年がんねん）12月4日にち：函館はこだて戦争せんそう開始かいし。
• 1869年ねん（明治めいじ2年ねん）6月がつ27日にち：函館はこだて戦争せんそう終結しゅうけつ。

はじまり

• 1898年ねん（明治めいじ31年ねん）1月がつ9日にち：亀かめ函はこ馬車ばしゃ鉄道てつどう（後ごの函館はこだて馬車ばしゃ鉄道てつどう）の鶴岡つるおか町まち停留ていりゅう場じょう（現在げんざいの函館駅前はこだてえきまえ停留ていりゅう場じょう）開業かいぎょう。
• 1904年ねん（明治めいじ37年ねん）
  • 7月がつ1日にち：北海道ほっかいどう鉄道てつどう (初代しょだい)函館はこだて駅えき（2代目だいめ）開業かいぎょう。
  • 10月15日にち：鉄道てつどう、函館はこだて - 小樽おたる間あいだ全線ぜんせん開通かいつう。
• 1906年ねん（明治めいじ39年ねん）1月がつ15日にち：鉄道てつどう、函館はこだて-札幌さっぽろ間あいだ直通ちょくつう運転うんてん開始かいし。
• 1908年ねん（明治めいじ41年ねん）：明治めいじ40年ねん函館大はこだてだい火ひにより台たい町まち遊廓ゆうかく、蓬莱ほうらい遊郭ゆうかくが移転いてんし、函館はこだて遊廓ゆうかくが形成けいせい
• 1910年ねん（明治めいじ43年ねん）
  • 月日つきひ不明ふめい：若松わかまつ埠頭ふとう青函せいかん連絡れんらく船せん桟橋さんばし（T字じ型がた桟橋さんばし）完成かんせい。
  • 5月1日にち：鉄道てつどう、函館はこだて - 旭川あさひかわ間あいだ直通ちょくつう運転うんてん開始かいし。
• 1911年ねん（明治めいじ44年ねん）7月がつ1日にち：鉄道てつどう、函館はこだて - 釧路くしろ間あいだ、函館はこだて - 旭川あさひかわ間あいだ急行きゅうこう列車れっしゃ運転うんてん開始かいし。
• 1913年ねん（大正たいしょう2年ねん）
  • 9月15日にち：鉄道てつどう、上磯かみいそ軽便鉄道けいべんてつどう（上磯線かみいそせん→江差線えさしせん→いさりび鉄道てつどう線せん）　函館はこだて - 上磯かみいそ間あいだ開通かいつう。
  • 10月31日にち：函館はこだて水すい電でん大門通だいもんどおり線せん（現げん・大森線おおもりせん）の単線たんせん開通かいつう。大だい門前もんぜ駅えき（現げん・松風まつかぜ町まち停留ていりゅう場じょう）開業かいぎょう。
• 1914年ねん（大正たいしょう3年ねん）5月がつ10日とおか：函館はこだて水すい電でん大門通だいもんどおり線せん（現げん・大森線おおもりせん）複線ふくせん化か。
• 1915年ねん（大正たいしょう4年ねん）：活動かつどう写真しゃしん常設じょうせつ館かんの音羽おとわ館かんが開館かいかん。
• 1918年ねん（大正たいしょう7年ねん）
  • 日時にちじ不明ふめい：旭あさひ自動車じどうしゃが松風まつかぜ町まち18番地ばんち - 湯川ゆかわ村むら川尻かわじり間あいだの路線ろせんバス運行うんこうを開始かいし。
  • 11月1日にち：旭あさひ自動車じどうしゃが函館駅前はこだてえきまえ（若松わかまつ町まち117番地ばんち）へ変更へんこう。初はつの函館はこだて駅えき乗のり入いれ。
• 1921年ねん（大正たいしょう10年ねん）以降いこう：大正たいしょう10年ねん函館はこだて大火たいか以降いこう、十字じゅうじ街がいから松風まつかぜ町まち停留所ていりゅうじょ付近ふきんに繁華はんか街がいの中心ちゅうしんを持もってこようと東部とうぶ協会きょうかいが生うまれる。
• 1923年ねん（大正たいしょう12年ねん）：松風まつかぜ町まち商しょう盛会せいかいが生うまれる
• 1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）1月がつ25日にち：高木たかぎ荘そう治ち（運送うんそう業ぎょう）、函館駅前はこだてえきまえ - 中なかの橋はし - 開発かいはつ（現げん・五稜郭ごりょうかく）間あいだの路線ろせんバス運行うんこうを開始かいし。
• 1930年ねん（昭和しょうわ5年ねん）
  • 3月：高木たかぎ荘そう治ち（運送うんそう業ぎょう）の路線ろせんバスの運営うんえい者しゃが函館はこだて水すい電でん系けいの函館はこだて乗合のりあい自動車じどうしゃ合資ごうし会社かいしゃになる（のちの道みち南みなみ電気でんき軌道きどう、函館はこだて市営しえいバス、現げん・函館はこだてバスの一部いちぶ路線ろせん）。
  • 6月がつ20日はつか：鉄道てつどう、函館はこだて - 本郷ほんごう（渡島おしま大野おおの→現げん・新しん函館はこだて北斗ほくと）間あいだに行商ぎょうしょう専用せんよう車両しゃりょうの連結れんけつ開始かいし。
  • 10月25日にち：鉄道てつどう、上磯線かみいそせん（江差線えさしせん→道みち南みなみいさりび鉄道てつどう線せん）、上磯かみいそ - 木古内きこない間あいだ開通かいつう
• 1932年ねん（昭和しょうわ7年ねん）
  • 月日つきひ不明ふめい：大門おおもん座ざ（函館はこだて東宝とうほうの前身ぜんしん）が開館かいかん。
  • 12月1日にち：旭あさひ自動車じどうしゃの路線ろせんバスが、函館駅前はこだてえきまえ - 湯川ゆかわに変更へんこう。
• 1934年ねん（昭和しょうわ9年ねん）3月がつ21日にち：昭和しょうわ9年ねん函館はこだて大火たいかで被災ひさい。
• 1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）10月がつ1日にち：棒ぼう二に森屋もりや開店かいてん。
• 1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）1月がつ：臨港りんこうバス（函館はこだてバスの前身ぜんしんの一ひとつ）が上磯かみいそ（現げん・北斗ほくと市し）からのバス路線ろせんを延伸えんしんし、函館はこだて駅前えきまえに乗のり入いれ。
• 1943年ねん（昭和しょうわ18年ねん）10月がつ：道みち南みなみ電気でんき軌道きどうが函館はこだて市しに事業じぎょう譲渡じょうと。
• 1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）6月がつ1日にち：函館はこだて乗合のりあい自動車じどうしゃ株式会社かぶしきがいしゃ（現げん・函館はこだてバス）設立せつりつ。
• 1945年ねん（昭和しょうわ20年ねん）7月がつ14日にち-15日にち：函館はこだて空襲くうしゅう

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせん後ご

• 1955年ねん（昭和しょうわ30年ねん）1月がつ25日にち：日活にっかつ映画えいがの封切ふうきり館かん、函館はこだて日活にっかつ劇場げきじょう（初代しょだい）が開館かいかん。
• 1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）
  • 月日つきひ不明ふめい：函館はこだて市し交通こうつう局きょく（現げん・函館はこだて市し企業きぎょう局きょく交通こうつう部ぶ）、高砂たかさご町まちにバスセンターを開設かいせつ。函館はこだて駅えき中心ちゅうしんの運行うんこうを確立かくりつ。
  • 月日つきひ不明ふめい：近代きんだいテアトル（映画えいが館かん）開館かいかん
• 1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）
  • 3月19日にち：函館はこだて日活にっかつ劇場げきじょうが須貝すがい興行こうぎょうに譲渡ゆずりわたされて函館はこだて映画えいが劇場げきじょうになる（日活にっかつ映画えいが封切ふうきり館かんは大門おおもんシネマが引ひき受うける）
  • 12月27日にち：函館はこだて東映とうえい劇場げきじょう開館かいかん
• 1958年ねん（昭和しょうわ33年ねん）4月がつ：大森おおもり遊廓ゆうかくが廃止はいし。
• 1959年ねん（昭和しょうわ34年ねん）
  • 月日つきひ不明ふめい：彩華あやかデパート開店かいてん。
  • 月日つきひ不明ふめい：大門だいもんシネマ、函館はこだて日活にっかつ劇場げきじょう（二に代だい）に改称かいしょう。
• 1961年ねん（昭和しょうわ36年ねん）10月がつ1日にち：函館はこだて駅えき、北海道ほっかいどう初はつの特急とっきゅう列車れっしゃ「おおぞら号ごう」運行うんこう開始かいし。
• 1965年ねん（昭和しょうわ40年ねん）7月がつ1日にち：現在げんざいの若松わかまつ町まち成立せいりつ。
• 1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）：和光わこうデパート開店かいてん。
• 1970年ねん（昭和しょうわ45年ねん）4月がつ：函館駅前はこだてえきまえバスターミナル開設かいせつ。
• 1971年ねん（昭和しょうわ46年ねん）3月がつ4日にち：函館はこだて市し交通こうつう局きょく（現げん・函館はこだて市し企業きぎょう局きょく交通こうつう部ぶ）がバスセンターを売却ばいきゃく。バス運行うんこうは継続けいぞく。
• 1972年ねん（昭和しょうわ47年ねん）11月28日にち：東宝とうほう大門おおもん座ざ（旧きゅう大門おおもん座ざ）が改築かいちくされ、函館はこだて東宝とうほう劇場げきじょう、函館はこだてスカラ座すからざの2館かん体制たいせいに。
• 1977年ねん（昭和しょうわ52年ねん）から1978年ねん（昭和しょうわ53年ねん）にかけてアーケードを設置せっち。
• 1984年ねん（昭和しょうわ59年ねん）12月8日にち：函館はこだて映画えいが劇場げきじょうが改装かいそうされ函館はこだて映うつ劇げきとグランドシネマの2館かん体制たいせいに移行いこう。
• 1988年ねん（昭和しょうわ63年ねん）3月がつ13日にち：青函せいかんトンネル開通かいつうに伴ともない、青函せいかん連絡れんらく船せん、特急とっきゅうおおとり号ごうの廃止はいし。函館はこだて駅えきの交通こうつう結節けっせつ点てんとして役割やくわりが大おおきく低下ていか。

青函せいかん連絡れんらく船せん廃止はいし後ご

• 1992年ねん（平成へいせい4年ねん）
  • 4月がつ1日にち：函館はこだて市電しでんの東雲線しののめせん宝来たからぎ町まち - 松風まつかぜ町まち間あいだ廃止はいし。
  • 月日つきひ不明ふめい：函館はこだて東宝とうほう劇場げきじょう、函館はこだてスカラ座すからざが改装かいそうされ函館はこだて東宝とうほうに統一とういつされ、函館はこだて東宝とうほう1・2・3の3スクリーン化か。
• 1993年ねん（平成へいせい5年ねん）
  • 4月がつ1日にち：函館はこだて市電しでん本線ほんせんの一部いちぶである函館はこだて駅前えきまえ - ガス会社前がすがいしゃまえ間あいだ廃止はいし。
  • 4月がつ21日にち：高速こうそくはこだて号ごうの前身ぜんしんの一ひとつ、北海道中央ほっかいどうちゅうおうバスと道みち南みなみバスによる「オーシャンドリーム」が函館駅前はこだてえきまえバスターミナル発はつ着きっで運行うんこう開始かいし
  • 11月：巴ともえ座ざが閉館へいかん。
• 1998年ねん（平成へいせい10年ねん）
  • 月日つきひ不明ふめい：彩華あやかデパート閉店へいてん。
  • 月日つきひ不明ふめい：近代きんだいテアトルが移転いてん、テアトルシアターに改称かいしょう。

平成へいせい再さい開発かいはつ時代じだい

• 1999年ねん（平成へいせい11年ねん）
  • 5月：函館はこだて市しによる（旧きゅう）中心ちゅうしん市街地しがいち活性かっせい化か法ほうに基もとづく再さい開発かいはつ開始かいし。
  • 7月がつ2日にち：タウンマネージメント機関きかん「函館はこだて市しTMO」設立せつりつ準備じゅんび会かい設置せっち。
• 2000年ねん（平成へいせい12年ねん）
  • 月日つきひ不明ふめい：第だい1回かい大門おおもん祭さい（のちの大門おおもん合同ごうどう学生がくせい祭さい）開催かいさい。
  • 11月1日にち：はこだてティーエムオー業務ぎょうむ開始かいし。
• 2001年ねん（平成へいせい13年ねん）
  • 7月がつ26日にち：
    • エスイーシーが運営うんえいするインターネットカフェ「Hot Web cafe」が、はこだてティーエムオービル1階かいに開店かいてん
    • 公立こうりつはこだて未来みらい大学だいがくサテライトオフィス「FUN BOX」が、はこだてティーエムオービル2階かいに開所かいしょ。
    • IT産業さんぎょう支援しえん賃貸ちんたいスペース「eスペースはこだて」が、はこだてティーエムオービル5階かいに開所かいしょ）。
  • 12月1日にち
    • 函館はこだて映うつ劇げき、グランドシネマを統一とういつ、映うつ劇げき1、2に。
    • 12月1日にち太陽たいよう：太陽たいようグループがシネマコンプレックス「函館はこだてシネマ大門おおもん」を開館かいかん。
• 2002年ねん（平成へいせい14年ねん）5月がつ：第だい1回かい函館はこだて塩しおラーメンサミット開催かいさい。
• 2003年ねん（平成へいせい15年ねん）
  • 4月がつ：函館はこだて市し交通こうつう局きょく（現げん・函館はこだて市し企業きぎょう局きょく交通こうつう部ぶ）バス事業じぎょう「市営しえいバス」撤退てったい。
  • 6月21日にち：函館はこだて駅えき5代目だいめ駅舎えきしゃ（現げん駅舎えきしゃ）の使用しよう開始かいし
• 2004年ねん（平成へいせい16年ねん）
  • 3月21日にち：函館はこだて映うつ劇げきが閉館へいかん。
  • 6月1日にち：函館駅前はこだてえきまえバスターミナルの新しんバスターミナル供用きょうよう開始かいし。
  • 8月がつ26日にち：函館駅前はこだてえきまえ交差点こうさてんの変則へんそく交差点こうさてんが解消かいしょうされる
  • 月日つきひ不明ふめい：函館はこだて駅前えきまえ停留ていりゅう場じょうが移転いてんして供用きょうよう開始かいし。
• 2005年ねん（平成へいせい17年ねん）12月1日にち：棒ぼう二に森屋もりや、店名てんめいを「中合なかごう 棒二森屋店ぼうにもりやてん」に改称かいしょう。
• 2006年ねん（平成へいせい18年ねん）2月がつ3日にち：函館はこだて東宝とうほうが閉館へいかん。
• 2008年ねん（平成へいせい20年ねん）6月がつ26日にち：テアトルシアター閉館へいかん。
• 2010年ねん（平成へいせい22年ねん）7月がつ1日にち：大門だいもんキッズスタジアム（現げん・はこだてキッズプラザ）開設かいせつ。
• 2011年ねん（平成へいせい23年ねん）3月がつ17日にち：北海道ほっかいどうバス、都市とし間あいだ高速こうそくバス「函館はこだて特急とっきゅうニュースター号ごう」運行うんこうを開始かいし
• 2012年ねん（平成へいせい24年ねん）：第だい1回かいはこだてグルメサーカス開催かいさい。
• 2013年ねん（平成へいせい25年ねん）10月がつ31日にち：和光わこうデパート閉店へいてん
• 2014年ねん（平成へいせい26年ねん）11月26日にち：函館はこだて市電しでんの函館駅前はこだてえきまえ停留ていりゅう場じょうが全面ぜんめん改築かいちくされて供用きょうよう開始かいし。
• 2015年ねん（平成へいせい27年ねん）：駅前通えきまえどおりアーケードを撤去てっきょ。

新幹線しんかんせん時代じだい

• 2016年ねん（平成へいせい28年ねん）
  • 3月26日にち：北海道ほっかいどう新幹線しんかんせん新しん函館はこだて北斗ほくと駅えき開業かいぎょうに伴ともない、函館はこだて駅えきと本州ほんしゅうを結むすぶ優等ゆうとう列車れっしゃ廃止はいし。新幹線しんかんせんアクセス快速かいそくおよび普通ふつう列車れっしゃ「はこだてライナー」運行うんこう開始かいし
  • 3月26日にち：北海道ほっかいどう観光かんこうバス（北海道ほっかいどうバス関連かんれん会社かいしゃ）路線ろせんバス運行うんこう開始かいし。
  • 7月がつ29日にち：キラリス函館はこだてオープン。
  • 10月：はこだてみらい館かん、はこだてキッズプラザ開館かいかん。
  • 10月15日にち：函館はこだて市し運営うんえいの高齢こうれい者しゃ交流こうりゅう施設しせつふらっとDaimonがオープン。
• 2019年ねん（平成へいせい31年ねん）
  • 1月がつ31日にち：棒ぼう二に森屋もりや（中合なかごう 棒二森屋店ぼうにもりやてん）が閉店へいてん
  • 2月がつ8日にち：函館駅前はこだてえきまえビル（旧きゅう・棒ぼう二に森屋もりやB館かん）開業かいぎょう。
• 2022年ねん（令れい和わ4年ねん）1月がつ30日にち：函館駅前はこだてえきまえビル、ふらっとDaimon閉鎖へいさ。
• 2023年ねん（令れい和わ5年ねん）
  • 3月がつ10日とおか：みずほ銀行ぎんこう函館はこだて支店してんが閉店へいてん。
  • 4月がつ：北海道ほっかいどう新幹線しんかんせん函館はこだて駅えき乗のり入いれ構想こうそう大泉おおいずみ案あんが浮上ふじょう。

主要しゅよう施設しせつ等とう

• 警察けいさつ
  • 函館はこだて西にし警察けいさつ署しょ函館駅前はこだてえきまえ交番こうばん
  • 函館はこだて西にし警察けいさつ署しょ大森おおもり交番こうばん
• 交通こうつう
  • 国道こくどう5号ごう、国道こくどう278号ごう、国道こくどう279号ごう
  • 北海道ほっかいどう道どう83号ごう函館はこだて南茅部みなみかやべ線せん
  • 北海道旅客鉄道ほっかいどうりょかくてつどう（JR北海道ほっかいどう）函館はこだて駅えき
  • 函館はこだて市し企業きぎょう局きょく交通こうつう部ぶ（函館はこだて市電しでん）
    • 函館駅前はこだてえきまえ停留ていりゅう場じょう
    • 松風まつかぜ町まち停留ていりゅう場じょう
  • 路線ろせんバス停留所ていりゅうじょ
    • 函館駅前はこだてえきまえバスターミナル
      • 函館はこだてバス：奥尻おくしり島とうを除のぞく渡島ととう総合そうごう振興しんこう局きょく・檜山ひやま振興しんこう局きょく管内かんないと高速こうそくはこだて号ごう
      • 北海道中央ほっかいどうちゅうおうバス：高速こうそくはこだて号ごう（旧きゅう・オーシャンドリーム）
      • 北都ほくと交通こうつう：高速こうそくはこだて号ごう（旧きゅう・オーロラ号ごう）
      • 北海道ほっかいどうバス：函館はこだて特急とっきゅうニュースター号ごう
      • 函館はこだてタクシー：函館はこだて帝みかど産さんバスブランドでの「函館はこだて空港くうこう連絡れんらくバス」「津軽海峡つがるかいきょうフェリー連絡れんらくバス」
    • 棒ぼう二に森屋もりや前ぜん停留所ていりゅうじょ：函館はこだてバス
    • 松風まつかぜ町まち停留所ていりゅうじょ：函館はこだてバス
• 銀行ぎんこう等とう
  • 函館駅前はこだてえきまえ郵便ゆうびん局きょく
  • 北海道銀行ほっかいどうぎんこう函館駅前はこだてえきまえ支店してん
  • 北洋銀行ほくようぎんこう函館はこだて中央ちゅうおう支店してん
  • 北陸銀行ほくりくぎんこう函館はこだて支店してん
  • 渡島信用金庫おしましんようきんこ函館はこだて支店してん
• 商業しょうぎょう・娯楽ごらく施設しせつ
  • シネマ太陽たいよう函館はこだて
  • サテライト松風まつかぜ（函館はこだて競輪けいりん場外じょうがい車券しゃけん場じょう）
  • はこだてひかりの屋台やたい「大門だいもん横丁よこちょう」：はこだてティーエムオーが運営うんえいする飲食いんしょく店てん街がい。
  • キラリス函館はこだて - 函館はこだて駅前えきまえ若松わかまつ地区ちく第だい一種いっしゅ市街地しがいち開発かいはつ事業じぎょうの再さい開発かいはつビル。和光わこうデパート跡あと。2017年ねん（平成へいせい29年ねん）竣工しゅんこう。
    • はこだてみらい館かん：函館はこだて市しのはこだておもしろ館かん整備せいび事業じぎょうとして2016年ねん（平成へいせい28年ねん）10月がつに開館かいかん。「オドロクチカラ」をテーマにした体験たいけん施設しせつ。
    • はこだてキッズプラザ：函館はこだて市しの子育こそだて世代せだい活動かつどう支援しえんプラザ整備せいび事業じぎょうとして2016年ねん（平成へいせい28年ねん）10月がつ開館かいかん。小学生しょうがくせいまでが楽たのしめる設備せつびを設もうけている公共こうきょう施設しせつ。2010年ねん（平成へいせい22年ねん）7月がつに和光わこうデパート内ないに「大門だいもんキッズスタジアム」として開設かいせつ。2013年ねん（平成へいせい24年ねん）6月がつに棒ぼう二森ふたもり屋やに移転いてん。キラリス函館はこだてに再さい移転いてんした。
  • HAKOVIVA（ハコビバ）

かつてあった施設しせつ

• 銀行ぎんこう等とう
  • みずほ銀行ぎんこう函館はこだて支店してん
• 路線ろせんバス停留所ていりゅうじょ
  • 道みち南みなみバス：高速こうそくはこだて号ごう（旧きゅう・オーシャンドリーム、函館駅前はこだてえきまえバスターミナル内ない）
• 教育きょういく
  • FUN BOX：公立こうりつはこだて未来みらい大学だいがくサテライトオフィス
• 商業しょうぎょう施設しせつほか
  • 彩華あやかデパート：跡地あとちはマルハン
  • 函館駅前はこだてえきまえ和光わこうビル：和光わこうデパート、和光わこうビルとも。1968年ねん（昭和しょうわ43年ねん）開業かいぎょうした寄合よりあい百貨店ひゃっかてん。東京とうきょうの銀座ぎんざにある和光わこうにちなみ、名称めいしょう使用しよう許可きょかを得えていた。跡地あとちはキラリス函館はこだて
  • 棒ぼう二に森屋もりや（中合なかごう棒二森屋店ぼうにもりやてん）
    • 函館駅前はこだてえきまえビル：旧きゅう・棒ぼう二に森屋もりやアネックス館かんで、2022年ねん1月がつ31日にち閉館へいかん
      • ふらっとDaimon：函館はこだて市し運営うんえいの高齢こうれい者しゃ等とう交流こうりゅうスペース
  • Hot Web cafe：函館はこだて初はつのインターネットカフェ
• 娯楽ごらく施設しせつ
  • 音羽おとわ館かん
  • 函館はこだて東宝とうほう：跡地あとちはスーパーホテル函館はこだて
  • 函館はこだて映うつ劇げき：旧きゅう・函館はこだて日活にっかつ劇場げきじょう(初代しょだい)。跡地あとちは駐車ちゅうしゃ場じょう
  • 函館はこだて日活にっかつ劇場げきじょう(二に代だい)：旧きゅう・大門だいもんシネマ。跡地あとちはサテライト松風まつかぜ（函館はこだて競輪けいりん場外じょうがい車券しゃけん場じょう）。
  • 巴ともえ座ざ
  • テアトルシネマ：旧きゅう・近代きんだいテアトル

イベント

• 函館はこだて港こうまつり
• はこだてグルメサーカス

かつて開催かいさいされていたイベント

• 函館はこだて塩しおラーメンサミット

参考さんこう文献ぶんけん

• 函館はこだて市し総務そうむ部ぶ函館はこだて市し史し編へんさん室しつ編へん 函館はこだて市し発行はっこう
  • 『函館はこだて市し史し 通説つうせつ編へん2』1990
  • 『函館はこだて市し史し 通説つうせつ編へん3』1997
  • 『函館はこだて市し史し 通説つうせつ編へん4』2002
  • 函館はこだて市し交通こうつう局きょく労働ろうどう組合くみあい『函はこ交労50年ねんの歩あゆみ』1995
• 商業しょうぎょう誌し
  • 須藤すとう隆たかし仙せん『函館はこだて =その歴史れきし・史跡しせき・風土ふうど=』南みなみ北海道ほっかいどう史し研究けんきゅう会かい 1975
  • 元木もとき省吾しょうご『新編しんぺん 函館はこだて町まち物語ものがたり』幻まぼろし洋よう社しゃ 1987 ISBN 978-4906320028
  • 今尾いまお恵めぐみ介かい『日本にっぽん鉄道てつどう旅行りょこう地図ちず帳ちょう 1号ごう 北海道ほっかいどう』新潮社しんちょうしゃ 2008 ISBN 978-4-10-790019-7
  • 堀井ほりい利雄としお 『函館はこだて駅えき百ひゃく年ねん物語ものがたり』幻まぼろし洋よう社しゃ 2003 ISBN 4906320422

関連かんれん項目こうもく

• 函館はこだて朝市あさいち - 函館はこだて駅えき南側みなみがわにある観光かんこう名所めいしょ
• 函館はこだてラーメン - 当地とうち、特とくに松風まつかぜ町まち側がわのご当地とうちラーメン

外部がいぶリンク

• はこだてティーエムオー
• 函館はこだてだいもん商店しょうてん街がい