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義親よしちか

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義親よしちか(ぎしん)は、生物せいぶつがくてきおやであるじつおや(じっしん)にたいして、社会しゃかいてきな、家族かぞく制度せいどじょうの、あるいは法律ほうりつじょうおやのことをう。具体ぐたいてきには、配偶はいぐうしゃおや養親ようしんおや配偶はいぐうしゃ継親ままおや)などをう。

一般いっぱんには「義理ぎりおや」、「法律ほうりつじょうおや(-in-law)」ともばれる。

概要がいよう

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じつおや

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義親よしちかは、じつおやたいする概念がいねんである。一方いっぽう生物せいぶつがくてきおやとされるじつおやであっても、なお、当該とうがい社会しゃかいにおける家族かぞく制度せいどなどに左右さゆうされ、生物せいぶつがくじょうおやとは一致いっちしない場合ばあいがしばしばある。

なお、一般いっぱん用法ようほうじょうは、嫡出ちゃくしゅつであると嫡出ちゃくしゅつであるとをわず、じつおや実子じっし関係かんけいとなる。また生物せいぶつがくじょう関係かんけい問題もんだいにされない。

嫡出ちゃくしゅつ

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れいとして日本にっぽん現行げんこう民法みんぽう(2021ねん)では、婚姻こんいんちゅう女性じょせい懐胎かいたいしたはそのおっと推定すいていする(婚姻こんいん解消かいしょうとうから300にち以内いない出生しゅっしょうした前夫ぜんふ推定すいていする)嫡出ちゃくしゅつ推定すいていみん772じょう)が規定きていされている。嫡出ちゃくしゅつ推定すいていには生物せいぶつがくてき証明しょうめい必要ひつようとされず、生物せいぶつがくてき関係かんけいかかわらず、懐胎かいたい当時とうじ夫婦ふうふ当該とうがいとの関係かんけいは、原則げんそくとしてじつおや実子じっしとされる。嫡出ちゃくしゅつ推定すいてい例外れいがいは、つぎ場合ばあいがある。

  • 婚姻こんいんまえ懐胎かいたいし、婚姻こんいん出産しゅっさんしたあつか
    • 婚姻こんいん200にち以内いない出生しゅっしょうしたにつきはは嫡出ちゃくしゅつとして出生しゅっしょうとどけ提出ていしゅつした場合ばあいはは嫡出ちゃくしゅつとなる)
    • 婚姻こんいん200にち以内いない出生しゅっしょうしたにつき嫡出ちゃくしゅつとして出生しゅっしょうとどけ提出ていしゅつした場合ばあいは、ぜんこんく、またはぜんこん解消かいしょうとうから301にち以降いこう出生しゅっしょうしたであれば、嫡出ちゃくしゅつ推定すいていによらず当然とうぜん嫡出ちゃくしゅつ身分みぶん[1]
  • つま懐胎かいたいした時期じきおっと出征しゅっせい収監しゅうかん行方ゆくえ不明ふめい長期ちょうき別居べっきょ婚姻こんいん関係かんけい破綻はたんじゅんじる)などの状態じょうたいであり[2]外観がいかんてき婚姻こんいん実態じったい情況じょうきょうにおける懐胎かいたい判断はんだんされる場合ばあい[1]

日本にっぽん民法みんぽうでは嫡出ちゃくしゅつ推定すいてい厳格げんかく適用てきようされ、嫡出ちゃくしゅつ推定すいていくつがえすためには、おっと出生しゅっしょうつま分娩ぶんべん)をったときから1ねん以内いない提起ていきし、かつ、嫡出ちゃくしゅつ否認ひにん審判しんぱんまたは判決はんけつ確定かくていすること必要ひつようとする。嫡出ちゃくしゅつ否認ひにん判決はんけつとう確定かくていをみない場合ばあいは、嫡出ちゃくしゅつ推定すいていけている出生しゅっしょうから当然とうぜん嫡出ちゃくしゅつ推定すいていされる。

嫡出ちゃくしゅつ否認ひにん認容にんようにもつぎのような制限せいげんがある(確定かくてい判例はんれいとう)。

  • すで出生しゅっしょうし、かつ、すで死亡しぼうしていないこと。
  • 出生しゅっしょう承認しょうにんをしていないこと[3]
  • 血液けつえきがた鑑定かんていまたはDNA鑑定かんていにより生物せいぶつがくてき血縁けつえん関係かんけいいこと(第三者だいさんしゃとの血縁けつえん関係かんけいがあること)が推定すいていされる場合ばあいであっても、その事実じじつだけをもっ嫡出ちゃくしゅつ否認ひにんはできない(確定かくてい判例はんれい[4]

認知にんちなど

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嫡出ちゃくしゅつ効力こうりょくおよばない嫡出ちゃくしゅつ)については、そのちち認知にんちすることにより、そのちち嫡出ちゃくしゅつとしての身分みぶんる。

一方いっぽう嫡出ちゃくしゅつ否認ひにん認容にんようされ、認知にんちもされない場合ばあいには、そのちちあいだでは、民法みんぽうじょう親子おやこ関係かんけい否定ひていされる。

母子ぼし関係かんけい懐胎かいたいつづ出生しゅっしょうにより当然とうぜんはは親子おやこ関係かんけい推定すいていされるが(確定かくてい判例はんれい)、まれ出生しゅっしょうのトラブル(嬰児えいじ遺棄いき自己じこ分娩ぶんべんあかちゃんのちがえ、出生しゅっしょうとどけ提出ていしゅつなど)により生物せいぶつがくじょう母子ぼし関係かんけいことなり、あるいは戸籍こせき場合ばあいがある。

義親よしちか

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じつおやたいし、義親よしちか社会しゃかいてきな、家族かぞく制度せいどじょうの、あるいは法律ほうりつじょうおやのことであり、配偶はいぐうしゃおや養親ようしんおや配偶はいぐうしゃ継親ままおや)などがある。そのため対象たいしょうしゃより年上としうえであるとはかぎらない。男性だんせいである義親よしちかのことを義父ぎふ(ぎふ)といい、女性じょせいである義親よしちか義母ぎぼ(ぎぼ)という。

義親よしちか種類しゅるいには以下いかれいがある。

  • 配偶はいぐうしゃおや
    • 義親よしちか義父ぎふしゅうと岳父がくふ)、義母ぎぼしゅうとたけはは
  • 養親ようしん
    • 養父ようふ養母ようぼ
  • おや配偶はいぐうしゃじつおやでないもの
    • 継親ままおや継父けいふ継母けいぼ[5]

配偶はいぐうしゃおや

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配偶はいぐうしゃおや義親よしちか一種いっしゅであり、義親よしちか区別くべつする場合ばあいには、義親よしちかのうち男性だんせい父親ちちおや)をしゅうと(しゅうと)または岳父がくふ(がくふ)、女性じょせい母親ははおや)をしゅうと(しゅうとめ)またはたけはは(じょうぼ)、たけはは(がくぼ)。自身じしんより年少ねんしょう場合ばあいもある。

民法みんぽうじょうは、配偶はいぐうしゃ内縁ないえん事実じじつこんのぞく)のじつおやは、本人ほんにんからみて親族しんぞくであり、姻族いんぞくである。

養親ようしん

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養子ようし縁組えんぐみをした場合ばあい養親ようしんやしなおや)も義親よしちか一種いっしゅである。義親よしちか区別くべつする場合ばあいには養父ようふ(ようふ)、養母ようぼ(ようぼ)という表現ひょうげんもちいられる。

民法みんぽうじょう養子ようし縁組えんぐみをするためには血縁けつえん関係かんけい直接ちょくせつ関係かんけいないが[6]養子ようし縁組えんぐみ届出とどけでをしていない事実じじつじょう養親ようしん養子ようし関係かんけいもあり、また、法律ほうりつじょう事実じじつじょうにかかわらず血縁けつえん関係かんけい場合ばあいおおいため、養親ようしん養子ようし関係かんけいを「義理ぎり父親ちちおや義理ぎり母親ははおや」のように一般いっぱんてき場合ばあいもある。

養子ようし縁組えんぐみ民法みんぽう

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民法みんぽうじょう養子ようし縁組えんぐみをすると、養親ようしん養子ようし本人ほんにん)とのあいだ、および養親ようしん血族けつぞく養子ようしとの関係かんけい血族けつぞく擬制ぎせいされる(法定ほうてい血族けつぞく)。よって、養親ようしん血族けつぞくおよび姻族いんぞくは、自動的じどうてき養子ようし血族けつぞくおよび姻族いんぞくとなる。ただし、養親ようしんと、養子ようしもと血族けつぞく[7]との関係かんけい法定ほうてい血族けつぞくとはならない。また、養子ようし縁組えんぐみよりのち出生しゅっしょうした養子ようし養親ようしん法定ほうてい血族けつぞくとなる。これにたい養子ようし縁組えんぐみよりまえ出生しゅっしょうしていた養子ようしただちに養親ようしん法定ほうてい血族けつぞくとはならない。

普通ふつう養子ようし縁組えんぐみではじつおやとの関係かんけい解消かいしょうされない。よって、じつおやまたはその相続そうぞくじんからの相続そうぞくじん、および養親ようしんまたはその相続そうぞくじんからの相続そうぞくじん両方りょうほうになりる。これにたいし、家庭かてい裁判所さいばんしょ審判しんぱん必要ひつよう特別とくべつ養子ようし縁組えんぐみでは、じつおやとの関係かんけい終了しゅうりょうするため、養親ようしんまたはその相続そうぞくじんからの相続そうぞくじんにだけなりる。

普通ふつう養子ようし縁組えんぐみは、離縁りえん家庭かてい裁判所さいばんしょによる許可きょか[8]て、役場やくばへのとどにより任意にんい時点じてん終了しゅうりょうさせることができる。ただし、離縁りえん養親ようしん死亡しぼうである場合ばあいは、離縁りえんつづ養親ようしん相続そうぞくじんたりる。一方いっぽうで、養親ようしん相続そうぞくじんからの相続そうぞくけん、および養親ようしん親族しんぞくへの扶養ふよう義務ぎむ離縁りえんにより当然とうぜん消滅しょうめつする。

おや配偶はいぐうしゃ再婚さいこん相手あいてなど)

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おや配偶はいぐうしゃのうちじつおやでないもの、すなわち継親ままおや再婚さいこん相手あいてなど)も義親よしちか一種いっしゅである。義親よしちか区別くべつする場合ばあいには継父けいふ(けいふ、ままちち)、継母けいぼ(けいぼ、ままはは)という表現ひょうげん使つかわれる。

この場合ばあい未成年みせいねんなど親元おやもとから独立どくりつしていない場合ばあいかぎって、おや現在げんざい配偶はいぐうしゃ継親ままおや継父けいふ継母けいぼ場合ばあいおおい。すで独立どくりつしている場合ばあいは、実際じっさい養育よういくけたじつおや以外いがいおや配偶はいぐうしゃかぎって継親ままおや継父けいふ継母けいぼび、養育よういくけていない場合ばあいには、たん義親よしちか義父ぎふ義母ぎぼばれる場合ばあいおおい。すで婚姻こんいん解消かいしょうされている場合ばあいには、養子ようし縁組えんぐみをしていないかぎ親族しんぞくではない[9]

民法みんぽうじょうは、おや配偶はいぐうしゃは、じつおやのぞいて、からみると親族しんぞくであり、姻族いんぞくである。(ただし、養子ようし縁組えんぐみをした場合ばあいはこのかぎりでない)

継子けいし

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配偶はいぐうしゃのうち実子じっしでないものを、継子けいし(けいし、ままこ)または(つれこ、つれご)とぶ。 この場合ばあいも、未成年みせいねんなど親元おやもとから独立どくりつしていない場合ばあいかぎって、現在げんざい配偶はいぐうしゃのうち実子じっしでないもの継子けいし場合ばあいおおい。すで独立どくりつしている場合ばあいは、実際じっさい養育よういくした実子じっし以外いがい配偶はいぐうしゃかぎって継子けいしび、養育よういくしていない場合ばあいには、たん義理ぎり子供こどものようにばれる場合ばあいおおい。すで婚姻こんいん解消かいしょうされている場合ばあいには、養子ようし縁組えんぐみをしていないかぎ親族しんぞくではない[9]

民法みんぽうじょうは、配偶はいぐうしゃは、実子じっしのぞいて、本人ほんにんからると親族しんぞくであり、姻族いんぞくである。(ただし、養子ようし縁組えんぐみをした場合ばあいはこのかぎりでない)

同士どうし

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本人ほんにん配偶はいぐうしゃとの双方そうほうに、たがいに実子じっしでないがいる場合ばあい、その同士どうし関係かんけいは、養子ようし縁組えんぐみをしていないかぎ親族しんぞくではない。これは、配偶はいぐうしゃ血族けつぞくおよび血族けつぞく配偶はいぐうしゃだけを姻族いんぞくとする民法みんぽう規定きていによる。すなわち、一方いっぽうからてそのじつおや配偶はいぐうしゃ血族けつぞく配偶はいぐうしゃであるため姻族いんぞくたるが、当該とうがい配偶はいぐうしゃは、一方いっぽうからると、血族けつぞく配偶はいぐうしゃ血族けつぞくであるため、姻族いんぞくではなく親族しんぞくではない[10]

未成年みせいねんなどの同士どうし継親ままおや同居どうきょして養育よういくされることもよくあるが、民法みんぽうじょうは、同士どうし親族しんぞくではなく[10]一方いっぽうおやおよび実子じっしと、もう一方いっぽうおやおよび実子じっし姻族いんぞく同士どうし同居どうきょしているにぎない[10]。そのため、継親ままおや継子けいしあいだには、原則げんそくとして親権しんけん監護かんごけん扶養ふよう義務ぎむ関係かんけい相続そうぞく関係かんけいしょうじず、親権しんけん監護かんごけん相続そうぞく関係かんけいじつおや実子じっしあいだにおいてだけしょうずる[11][10]。また、おや継親ままおや婚姻こんいん解消かいしょうにより、継親ままおや継子けいし親族しんぞく関係かんけい民法みんぽうじょう終了しゅうりょうする[10]

そのため、同士どうし婚姻こんいんは、世間体せけんてい家族かぞく意見いけん別段べつだんとして、民法みんぽうじょうは、他人たにん同士どうし婚姻こんいんであり、適法てきほう婚姻こんいんすることができる[9][11]。これはおや継親ままおや婚姻こんいん関係かんけいにはなん影響えいきょうされない[9]

実子じっし関係かんけい

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これにたいし、本人ほんにん配偶はいぐうしゃとのあいだとのあいだ出生しゅっしょうした実子じっしは、本人ほんにんおよび配偶はいぐうしゃのそれぞれのとの関係かんけいでは、当然とうぜん親族しんぞくであり、血族けつぞくとなる。

民法みんぽうじょうは、はん兄弟きょうだい姉妹しまい父母ちちはは兄弟きょうだい姉妹しまい)とぜん兄弟きょうだい姉妹しまいとのあいだで、親族しんぞく範囲はんいあつかいに差異さいはなく、親等しんとうも2親等しんとうである。ただし、はん兄弟きょうだい姉妹しまい法定ほうてい相続そうぞくぶんは、原則げんそくとしてぜん兄弟きょうだい姉妹しまい半分はんぶんとなる(みん900じょう)。

養子ようし縁組えんぐみ場合ばあいおなじように、実子じっし存在そんざいによって当然とうぜん同士どうし親族しんぞくとなることはない[10]。また、自然しぜん血族けつぞくであるため、離縁りえんなどによる解消かいしょうはできない。

継父母けいふぼ排他はいたてき行動こうどう

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ウィリアム・ドナルド・ハミルトン血縁けつえん選択せんたくせつによれば、血縁けつえんしゃあいだには利他りたてき行動こうどうしょうじにくく、実子じっしがいれば継子けいし優先ゆうせんするのは当然とうぜんのようにもおもえる。しかし、実子じっし有無うむかかわらず、血縁けつえん認知にんち継父母けいふぼ継子けいしあいだ親子おやこ感情かんじょう惹起じゃっきはばわけでもない。

歴史れきしじょうでも、春秋しゅんじゅう時代じだいすすむぶんこうのように継母けいぼひどわされたれいがある一方いっぽうで、毛利もうり元就もとなりのように継母けいぼ自分じぶんそだてのおやであるとして生涯しょうがいにわたり敬愛けいあいつづけたれいもある。

せい相続そうぞくけん

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おやれて結婚けっこんまたは再婚さいこんをする場合ばあいおやはそれまでともにあった戸籍こせきからけて、あたらしい配偶はいぐうしゃとのあいだあらたな戸籍こせき作成さくせいする。そのさいはそれまでの戸籍こせきのこったままなので、せいもそのままわらない。したがっては、じつおや義親よしちか戸籍こせきつらならないばかりか、そのせいまでじつおや義親よしちかのそれとはことなったものとなり、さらには義親よしちか遺産いさん相続そうぞくけんもないという状態じょうたいになる。じつおや義親よしちか戸籍こせきれてせいおなじにし、遺産いさん相続そうぞくけん付与ふよするためには、義親よしちかとのあいだにも別個べっこ養子ようし縁組えんぐみをする必要ひつようがある。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b この場合ばあいには、嫡出ちゃくしゅつ否認ひにんうったえではなく、親子おやこ関係かんけい存在そんざい確認かくにん訴訟そしょうとなる。そのため、嫡出ちゃくしゅつ否認ひにんうったえとはことなり、うったえの利益りえきがあればいつでも提起ていきできる。
  2. ^ 別居べっきょ開始かいしから9かげつあまりに出生しゅっしょうしたについて、婚姻こんいん関係かんけいいま破綻はたんしていない時期じき懐胎かいたいした可能かのうせいがあるとして嫡出ちゃくしゅつ推定すいていおよぶとした確定かくてい判例はんれいがある
  3. ^ 承認しょうにん方式ほうしきさだめられていないため、口頭こうとう承認しょうにんであっても照明しょうめい可能かのうであれば証拠しょうこ能力のうりょくゆうするとかんがえられる。なお、命名めいめい出生しゅっしょうとどけ提出ていしゅつ事実じじつだけをもって承認しょうにんとはされない。
  4. ^ 民法みんぽう嫡出ちゃくしゅつ推定すいてい」、DNA鑑定かんていより優先ゆうせん 最高裁さいこうさいはつ判断はんだん”. 日本経済新聞にほんけいざいしんぶん (2014ねん7がつ17にち). 2022ねん2がつ1にち閲覧えつらん
  5. ^ これらについても、義親よしちか義父ぎふ義母ぎぼ場合ばあいもある(ただし、しゅうとしゅうととはばれない)
  6. ^ 血縁けつえん関係かんけい有無うむ関係かんけいなく、一定いってい基準きじゅんがある。
  7. ^ じつおやほか血族けつぞく自然しぜん血族けつぞく
  8. ^ 養親ようしん多額たがく遺産いさん相続そうぞくしておきながら、養親ようしん以外いがい親族しんぞく困窮こんきゅうしているものがあり扶養ふようようするとみとめられる場合ばあいには、権利けんり濫用らんようであるとして、例外れいがいてき許可きょかりない場合ばあいがありうる。
  9. ^ a b c d ただし、みん735じょう直系ちょっけい姻族いんぞくあいだ婚姻こんいん禁止きんし)またはみん736じょう養親子ようしんしとうあいだ婚姻こんいん禁止きんし)に該当がいとうする場合ばあいは、このかぎりではなく、あらたに婚姻こんいんはできないこととなる。これらは、離婚りこん離縁りえんまたは死別しべつにより姻族いんぞく関係かんけい終了しゅうりょうしまたは養子ようし縁組えんぐみ解消かいしょうされたのちも、同様どうようである。
  10. ^ a b c d e f (ただし、養子ようし縁組えんぐみをした場合ばあいはこのかぎりでない)
  11. ^ a b 継親ままおや継子けいしあいだは、同居どうきょしているかぎりにおいて相互そうご扶養ふよう義務ぎむしょうずる(「扶養ふよう」を参照さんしょう)。また継親ままおやは18さい未満みまん継子けいしたいし、身分みぶんはんたる監護かんごしゃ性交せいこうとうざい監護かんごしゃわいせつざい主体しゅたいや、児童じどう買春ばいしゅん児童じどうポルノ処罰しょばつほう違反いはんつみたいつぐなえ供与きょうよとう相手方あいてがたとなりうる。これは、これらが法律ほうりつじょう適正てきせい親権しんけん監護かんごけんもとづく権利けんり行使こうしである必要ひつようはなく、親権しんけん監護かんごけんによる監督かんとく保護ほご事実じじつじょうどう程度ていどのものであればりるからである。 また同士どうし関係かんけい、または実子じっしとの関係かんけいであったとしても、成年せいねんものと18さい未満みまんものとのあいだにおける行為こうい場合ばあいには、成年せいねんもの事実じじつじょう親権しんけん監護かんごけん行使こうししている場合ばあいにはこれらのつみ主体しゅたいとうになりうる。 なお、たいつぐなえ供与きょうよとうのほか経済けいざい関係かんけいじょうじた18さい未満みまんものとの行為こういかんしては、たいつぐなえ供与きょうよとうのほか経済けいざい関係かんけいじょうじた周旋しゅうせんがあれば児童じどう買春ばいしゅん児童じどうポルノ処罰しょばつほう違反いはんつみ成立せいりつさまたげないため、継親ままおや実子じっしなどの関係かんけい限定げんていされず第三者だいさんしゃまでひろ対象たいしょうとなる。

関連かんれん項目こうもく

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