宝塚歌劇団たからづかかげきだん9期生きせい

宝塚歌劇団たからづかかげきだん9期生きせい（たからづかかげきだん9きせい）は、1919年ねん（大正たいしょう8年ねん）に宝塚歌劇団たからづかかげきだん（当時とうじの名称めいしょうは宝塚たからづか音楽おんがく歌劇かげき学校がっこう／宝塚たからづか少女しょうじょ歌劇かげき団だん）に入団にゅうだんし、1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）もしくは1921年ねん（大正たいしょう10年ねん）に初舞台はつぶたいを踏ふんだ17名めいを指さす。なお1919年ねんに入学にゅうがくしたのは16人にんとされている。

一覧いちらん

※同おなじ初舞台はつぶたいグループで分わけている。

1920年ねん初舞台はつぶたい

初舞台はつぶたいの公演こうえん演目えんもく：1920年ねん3月がつ 第だい25回かい公演こうえん『毒どくの花園はなぞの』

芸名げいめい	読よみ仮名がな	誕生たんじょう日び	出身しゅっしん地ち	出身しゅっしん校こう	芸名げいめいの由来ゆらい	愛称あいしょう	役柄やくがら	退団たいだん年ねん	備考びこう
秋野あきのたま子こ	あきの たまこ	1月がつ15日にち	大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し中央ちゅうおう区く		百人一首ひゃくにんいっしゅ			1933年ねん	姪めいは二に代目だいめ・秋野あきのたま子こ
泉いずみ蘭子らんこ	いずみ らんこ	7月がつ25日にち	宮城みやぎ県けん仙台せんだい市し	東京とうきょう家政かせい女学校じょがっこう	百人一首ひゃくにんいっしゅ		娘むすめ役やく	1921年ねん	女優じょゆう・澤さわ蘭子らんこ
奥山おくやま秋子あきこ	おくやま あきこ		大阪おおさか府ふ池田いけだ市し		百人一首ひゃくにんいっしゅ			1923年ねん
尾上おがみ咲子さきこ	おのえ さきこ		東京とうきょう都と千代田ちよだ区く		百人一首ひゃくにんいっしゅ			1923年ねん
桂かつらよし子こ	かつら よしこ	3月7日にち	京都きょうと府ふ京都きょうと市し		百人一首ひゃくにんいっしゅ	ささき オカツさん	男役おとこやく	1938年ねん	八はち期生きせいともされている、後のちに花柳はなやぎかつらと改名かいめい。
門田かどた芦あし子こ	かどた あしこ	5月15日にち	愛知あいち県けん名古屋なごや市し	金城きんじょう女学校じょがっこう	百人一首ひゃくにんいっしゅ	チャマさん	男役おとこやく	1938年ねん	断髪だんぱつ男役おとこやく第だい1号ごう 妹いもうとは門野もんのまろや 宝塚歌劇団たからづかかげきだん・音楽おんがく学校がっこう寄宿舎きしゅくしゃ舎監しゃかん 兄あには宝塚歌劇団たからづかかげきだん理事りじ長ちょう・内山うちやま信愛しんあい。本人ほんにんは十じゅう一いち期生きせいを自称じしょうしている。
巽たつみ寿美子すみこ	たつみ すみこ	9月がつ10日とおか	兵庫ひょうご県けん神戸こうべ市し須磨すま区く		百人一首ひゃくにんいっしゅ	ミハラ	男役おとこやく	1926年ねんに一いち度ど退団たいだん後ご、 復帰ふっき後ご、1935年ねん
奈良なら美也子みやこ	なら みやこ	1月がつ1日にち	石川いしかわ県けん金沢かなざわ市し	天王寺てんのうじ第だい一いち尋常じんじょう小学校しょうがっこう	百人一首ひゃくにんいっしゅ	ワァさん わーちゃん	男役おとこやく	1939年ねん	宝塚歌劇団たからづかかげきだん日本にっぽん舞踊ぶよう指導しどう・花柳かりゅう禄ろく也。本人ほんにんは十じゅう一いち期生きせいを自称じしょうしている。入学にゅうがく時じは最高さいこうの九きゅう十じゅう八はち点てんを記録きろくした、八はち期生きせいともされている。
春野はるの若子わかこ	はるの わかこ		大阪おおさか府ふ堺さかい市し		百人一首ひゃくにんいっしゅ		男役おとこやく	1926年ねん
松山まつやま浪子なみこ	まつやま なみこ		新潟にいがた県けん		百人一首ひゃくにんいっしゅ			1920年ねん
山川やまかわもみぢ	やまかわ もみぢ		岡山おかやま県けん岡山おかやま市し北きた区く		百人一首ひゃくにんいっしゅ			1923年ねん

初舞台はつぶたいの公演こうえん演目えんもく不明ふめい

芸名げいめい	読よみ仮名がな	誕生たんじょう日び	出身しゅっしん地ち	出身しゅっしん校こう	芸名げいめいの由来ゆらい	愛称あいしょう	役柄やくがら	退団たいだん年ねん	備考びこう
淡島あわしま千鳥ちどり	あわしま ちどり		兵庫ひょうご県けん伊丹いたみ市し		百人一首ひゃくにんいっしゅ			1928年ねん
松山まつやま律子りつこ	まつやま りつこ		大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し中央ちゅうおう区く		百人一首ひゃくにんいっしゅ			1923年ねん

1921年ねん初舞台はつぶたい・初舞台はつぶたいの公演こうえん演目えんもく不明ふめい

芸名げいめい	読よみ仮名がな	誕生たんじょう日び	出身しゅっしん地ち	出身しゅっしん校こう	芸名げいめいの由来ゆらい	愛称あいしょう	役柄やくがら	退団たいだん年ねん	備考びこう
高こう篠しの濱子はまこ	たかしの はまこ		奈良なら県けん磯城しき郡ぐん田原本たわらもと町まち		百人一首ひゃくにんいっしゅ			1925年ねん
美山みやま小夜子さよこ	みやま さよこ				百人一首ひゃくにんいっしゅ			1923年ねん

芸名げいめい	読よみ仮名がな	誕生たんじょう日び	出身しゅっしん地ち	出身しゅっしん校こう	芸名げいめいの由来ゆらい	愛称あいしょう	役柄やくがら	退団たいだん年ねん	備考びこう
小野おの信夫しのぶ	おの しのぶ	7月がつ29日にち	兵庫ひょうご県けん三田みた市し		百人一首ひゃくにんいっしゅ		男役おとこやく	1933年ねん
小山こやま幸子さちこ	こやま さちこ		岡山おかやま県けん岡山おかやま市し北きた区く	湊山みなとやま尋常じんじょう・高等こうとう小学校しょうがっこう	百人一首ひゃくにんいっしゅ			1925年ねん

参考さんこう文献ぶんけん

• 編集へんしゅう・発行はっこう：市橋いちはし浩二こうじ『宝塚歌劇たからづかかげき五ご十じゅう年ねん史し』宝塚歌劇団たからづかかげきだん、1964年ねん5月がつ1日にち。doi:10.11501/2504313。 
• 企画きかく・構成こうせい・執筆しっぴつ：橋本はしもと雅夫まさお 著ちょ、編集へんしゅう統括とうかつ：北川きたがわ方かた英えい 編へん『夢ゆめを描えがいて華はなやかに―宝塚歌劇たからづかかげき80年ねん史し―』宝塚歌劇団たからづかかげきだん、1994年ねん9月がつ9日にち。ISBN 4-924333-11-5。 
• 執筆しっぴつ：國くに眼め隆一りゅういち 著ちょ、編集へんしゅう：森もり照実てるみ・春はる馬うま誉ほまれ貴子たかこ・相あい井い美由紀みゆき・山本やまもと久美子くみこ 編へん『すみれ花はな歳月さいげつを重かさねて―宝塚歌劇たからづかかげき90年ねん史し―』宝塚歌劇団たからづかかげきだん、2004年ねん4月がつ1日にち。ISBN 4-484-04601-6。 NCID BA66869802。全国ぜんこく書誌しょし番号ばんごう:20613764。 
• 監修かんしゅう・著作ちょさく権けん者しゃ：小林こばやし公一こういち『宝塚歌劇たからづかかげき100年ねん史し 虹にじの橋はし 渡わたりつづけて（人物じんぶつ編へん）』阪急はんきゅうコミュニケーションズ、2014年ねん4月がつ1日にち。ISBN 978-4-484-14601-0。 
• 橋詰はしづめせみ郎ろう『寶塚たからづかの歌劇かげき少女しょうじょ』新しん正堂せいどう書店しょてん、1923年ねん12月5日にち。 
• 橋本はしもと雅夫まさお『素晴すばらしい宝塚歌劇たからづかかげき―夢ゆめとロマンの85年ねん―』阪急電鉄はんきゅうでんてつコミュニケーション事業じぎょう部ぶ、1999年ねん9月がつ10日とおか。ISBN 4-89485-013-3。