(Translated by https://www.hiragana.jp/)
寄棟造 - Wikipedia コンテンツにスキップ

よせとうづくり

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

よせとうづくり(よせむねづくり)は、建築けんちくぶつ屋根やね形式けいしきのひとつで、4方向ほうこう傾斜けいしゃする屋根やねめんをもつものをいう[1]広義こうぎでは同様どうよう屋根やねをもつ建物たてもののことをす。屋根やね形式けいしき場合ばあいには、たんよせとうということもおおい。四阿あずまや(あずまや、しあ)、よんちゅう(しちゅう)ともいう。日本にっぽんでは、切妻きりづまづくりいでおおもちいられている形式けいしきである。

概要がいよう

[編集へんしゅう]
フランク・ロイド・ライト設計せっけいのダーウィン・D・マーティンてい複数ふくすうよせとうわされた複雑ふくざつ形状けいじょう屋根やねつ)

よせとうづくりは、世界せかい各地かくち住宅じゅうたくなどでられる一般いっぱんてき屋根やねつくりである。

日本にっぽんでは、さい上部じょうぶだいむねをもち、長方形ちょうほうけい平面へいめんである屋根やね日本語にほんごよせとうづくりというのが一般いっぱんてきである。歴史れきしてきには、東日本ひがしにっぽんおおられ、古代こだいには「東屋あずまや」(あずまや)とばれた。明治めいじ時代じだい一時期いちじきには、たからかたちづくり混同こんどうしてばれていたことがある[2]

屋根やね構造こうぞう

[編集へんしゅう]

典型てんけいてき構成こうせいよせとうづくり屋根やねは、4方向ほうこう勾配こうばいち、長方形ちょうほうけい平面へいめんつまがわ三角形さんかっけい屋根やねたいらがわ台形だいけい屋根やねからなる。4ぽう傾斜けいしゃつことから、切妻きりづまづくり比較ひかくして、あめながれがよくあめ仕舞じまいにすぐれる。その一方いっぽうで、屋根やね垂直すいちょくめんがないために、切妻きりづまづくり入母屋いりもやづくり比較ひかくして小屋こやうら換気かんきわるくなりがちである。また、複数ふくすうよせとうわされて、複雑ふくざつ形状けいじょう屋根やねつくられることもある。

よせとうづくりれい

[編集へんしゅう]

世界せかい

[編集へんしゅう]

日本にっぽん

[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]
  1. ^ いま和次郎わじろう改稿かいこう 日本にっぽん民家みんか相模さがみ書房しょぼう、1943ねん、P.37ぺーじ 
  2. ^ 近藤こんどうゆたかちょ建築けんちく細部さいぶ意匠いしょう大河おおかわ出版しゅっぱん 1972ねん

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]