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小笠原おがさわら長生ながお

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小笠原おがさわらおがさわら 長生ちょうせいながなり
渾名あだな 東郷とうごう私設しせつ副官ふっかん
生誕せいたん 1867ねん12月15にち
死没しぼつ (1958-09-20) 1958ねん9がつ20日はつか(90さいぼつ
所属しょぞく組織そしき  大日本帝国だいにっぽんていこく海軍かいぐん
ぐんれき 1889ねん - 1921ねん
最終さいしゅう階級かいきゅう 海軍かいぐん中将ちゅうじょう
戦闘せんとう にちしん戦争せんそう
にち戦争せんそう
配偶はいぐうしゃ 秀子ひでこ松平まつだいら直方なおかたむすめ
子女しじょ 小笠原おがさわらあきらほう
小笠原おがさわらあきら二郎じろう
小笠原おがさわらちょうこう
小笠原おがさわらちょうかち
除隊じょたい 宮中きゅうちゅう顧問こもんかん
墓所はかしょ 世田谷せたがやさいわいりゅうてら
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小笠原おがさわら 長生ながお(おがさわら ながなり、1867ねん12月15にち慶応けいおう3ねん11月20にち) - 1958ねん昭和しょうわ33ねん9がつ20日はつか)は、日本にっぽん海軍かいぐん軍人ぐんじん華族かぞく幼名ようみょうけんすすむ佐賀さがけん唐津からつ出身しゅっしん[1]

階級かいきゅう位階いかい勲等くんとうこうきゅう海軍かいぐん中将ちゅうじょうせい勲一等くんいっとうこうよんきゅう子爵ししゃくちゅうけい小笠原おがさわら14代目だいめ

文才ぶんさいけ、にちしん戦争せんそうにち戦争せんそう公刊こうかん戦史せんし編集へんしゅう著作ちょさく講演こうえん活躍かつやくした[2]

経歴けいれき

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江戸えど幕府ばくふ老中ろうじゅうつとめた小笠原おがさわら長行おさゆき長男ちょうなんとして江戸えどまれる。明治めいじ6ねん1873ねん)9がつよし祖父そふ長国ながくに隠居いんきょにより家督かとく相続そうぞくした。明治めいじ13ねん1880ねん)、学習がくしゅういん入学にゅうがく共立きょうりつ学校がっこうおさむだましゃなどにもかよい、明治めいじ17ねん1884ねん)9がつ海軍兵学校かいぐんへいがっこう入学にゅうがく同年どうねん7がつ子爵ししゃくさづけられる。明治めいじ20ねん1887ねん)7がつ海軍兵学校かいぐんへいがっこう14)を卒業そつぎょう成績せいせきは45にんちゅう35。なお、同期どうきには鈴木すずき貫太郎かんたろうらがいる。

明治めいじ22ねん1889ねん)10がつ海軍かいぐん少尉しょうい任官にんかんして「日進にっしん分隊ぶんたいとなる。「天城あまぎ乗組のりくみて、明治めいじ24ねん1891ねん)7がつから翌年よくねん8がつまで海軍かいぐんだい学校がっこうへいしゅ学生がくせいとしてまなんだ。「八重山やえやま乗組のりくみて、明治めいじ26ねん1893ねん)11月、「高千穂たかちほ分隊ぶんたいちょう就任しゅうにんし、にちしん戦争せんそう出征しゅっせい黄海こうかい海戦かいせん参加さんか明治めいじ28ねん(1895ねん)7がつ、「天城あまぎ分隊ぶんたいちょううつり、その軍令ぐんれい出仕しゅっししてにちしん戦史せんし編纂へんさん委員いいんとなり、軍事ぐんじかんする文筆ぶんぴつ活動かつどう積極せっきょくてき展開てんかいはじめる。

明治めいじ29ねん1896ねん)4がつ軍令ぐんれい諜報ちょうほう課員かいん就任しゅうにんし、軍令ぐんれい出仕しゅっしうつる。明治めいじ32ねん1899ねん)9がつ海軍かいぐん少佐しょうさ進級しんきゅう明治めいじ35ねん1902ねん)3がつ、「浅間あさま分隊ぶんたいちょううつり、「千代田ちよだ副長ふくちょうて、明治めいじ37ねん1904ねん)1がつ軍令ぐんれい参謀さんぼう就任しゅうにんしてにち戦争せんそうむかえた。同年どうねん7がつ海軍かいぐん中佐ちゅうさ1905ねん6月29にち東郷とうごう平八郎へいはちろう指揮しき日本にっぽん連合れんごう艦隊かんたい大勝たいしょうした日本海にほんかい海戦かいせんについて東京とうきょう講演こうえんし、「当日とうじつ東郷とうごう大将たいしょうられたる戦法せんぽう丁字ていじ戦法せんぽう」とかたったことが翌日よくじつの『朝日新聞あさひしんぶん』にほうじられたことが、日本海にほんかい海戦かいせん勝因しょういん敵艦てきかんたい進路しんろ前方ぜんぽうおさえる丁字ていじ戦法せんぽうだったとひろしんじられるきっかけとなった[2]日本海にほんかい海戦かいせん#戦術せんじゅつ参照さんしょう)。

明治めいじ41ねん1908ねん)9がつ海軍かいぐん大佐たいさ進級しんきゅう明治めいじ44ねん1911ねん)2がつから大正たいしょう4ねん1915ねん)4がつまで学習がくしゅういん御用ごようかけ兼務けんむ

明治めいじ44ねん(1911ねん)9がつ軍令ぐんれい出仕しゅっしけん参謀さんぼう発令はつれいされ、「常磐ときわ」「香取かとり」のかく艦長かんちょう軍令ぐんれい出仕しゅっしけん参謀さんぼう歴任れきにんした。

大正たいしょう3ねん1914ねん)4がつから大正たいしょう10ねん1921ねん)3がつまで、皇太子こうたいし裕仁ひろひと教育きょういくにな東宮とうぐう学問がくもんしょ幹事かんじつとめる。総裁そうさいだった東郷とうごう平八郎へいはちろうしたしくなり、その伝記でんき大衆たいしゅう戦記せんき小説しょうせつ撃滅げきめつ 日本海にほんかい海戦かいせん秘史ひし』などの刊行かんこう東郷とうごう神格しんかく拍車はくしゃをかけた[2]。1929ねんの「少年しょうねん東郷とうごうかい発足ほっそく東郷とうごうとともに出席しゅっせきしたほか、東郷とうごうぼつには東郷とうごうてら建立こんりゅうけた[2]

大正たいしょう3ねん(1914ねん)12月に海軍かいぐん少将しょうしょう大正たいしょう7ねん1918ねん)12月、海軍かいぐん中将ちゅうじょう進級しんきゅう待命たいめい大正たいしょう8ねん1919ねん)12月に休職きゅうしょくし、大正たいしょう10ねん(1921ねん)4がつ予備よびやく編入へんにゅうとなり宮中きゅうちゅう顧問こもんかん就任しゅうにん昭和しょうわ20ねん1945ねん)11がつまで在任ざいにんした。

太平洋戦争たいへいようせんそう日本にっぽんやぶれ、連合れんごう国軍こくぐん占領せんりょうだった昭和しょうわ22ねん1947ねん)、公職こうしょく追放ついほう処分しょぶんけて伊豆いず閉居へいきょした。昭和しょうわ33ねん(1958ねん)、死去しきょ。90さいぼつ

逸話いつわ

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小笠原おがさわら東郷とうごう平八郎へいはちろう
  • 昭和しょうわ5ねん1930ねん)、自身じしん原作げんさくによる東郷とうごう平八郎へいはちろう日本海にほんかい海戦かいせんえがいた日活にっかつ25周年しゅうねん記念きねん映画えいが撃滅げきめつ』が製作せいさくされる。どう映画えいが監督かんとく長男ちょうなん小笠原おがさわらあきらほう、また二男じなん小笠原おがさわらあきら二郎じろう小笠原おがさわら長生ちょうせいえんじた[3]
  • 二・二六事件ににろくじけん発生はっせいあさ伏見ふしみみやひろしきょうおう加藤かとう寛治かんじ真崎まさき三郎さぶろう伏見ふしみみやてい協議きょうぎおこなっている。長生ちょうせい伏見ふしみみやていけつけており、のち反乱はんらんぐん幇助ほうじょうたがいで憲兵けんぺいたい尋問じんもんけている。[4][5]
  • 父親ちちおやすすめで少年しょうねんしゅう1根岸ねぎしんでいた漢学かんがくしゃ中根なかねよしのもとにとおった。生徒せいとらない中根なかね小笠原おがさわらけるさいに、まい土曜どようよる天気てんきがどうあれ、ものらず、自分じぶんあしかよこと条件じょうけんにしたため、ゆき下駄げた鼻緒はなおれたときにも裸足はだしきながらとおったという[6]
  • 明治めいじ23ねん1890ねん海軍かいぐん少尉しょういとして砲術ほうじゅつ練習れんしゅうかん天城あまぎ」にみ、清水港しみずこうそと訓練くんれんをしていた時期じきに、おな部屋へや起居ききょしたこともある広瀬ひろせ武夫たけおに「清水しみずって次郎じろうちょうわぬという間抜まぬけがあるか」とすすめられ、広瀬ひろせ紹介しょうかいじょう持参じさん清水次郎長しみずのじろちょう懇談こんだん、そのしたしくまじわり、翌年よくねんは「天城あまぎ」に次郎じろうちょう招待しょうたいした[7]
  • だい35だい横綱よこづなそう葉山はやま定次さだじ断髪だんぱつしきおこなったときやっとこれたのはわずか10にんほどであったというが、そのうちの1人ひとり小笠原おがさわらであり、軍人ぐんじん双葉ふたばさんまげやっとこれた唯一ゆいいつ人物じんぶつである。

栄典えいてん

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位階いかい
勲章くんしょうとう
外国がいこく勲章くんしょう佩用はいよう允許いんきょ

著書ちょしょ

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たんちょ

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  • 新作しんさく金波きんぱ浄瑠璃じょうるりしゅう学園がくえんかい、1892ねん8がつNDLJP:876610 
  • 海戦かいせんろく春陽しゅんようどう、1895ねん12月。NDLJP:773615 
    • 海戦かいせんろく』(再版さいはん春陽しゅんようどう、1896ねん4がつNDLJP:1918357 
  • 帝国ていこく海軍かいぐん史論しろん春陽しゅんようどう、1898ねん10がつNDLJP:845241 
  • えいすめらぎ戴冠たいかんしき参列さんれつわたりえいにちろく軍事ぐんじ教育きょういくかい、1903ねん4がつNDLJP:767279 
  • 日本にっぽん帝国ていこく海上かいじょう権力けんりょく講義こうぎ春陽しゅんようどう、1904ねん9がつNDLJP:771113 NDLJP:993954 
    • 日本にっぽん帝国ていこく海上かいじょう権力けんりょく講義こうぎ龍溪りゅうけいしょしゃ明治めいじ後期こうき産業さんぎょう発達はったつ資料しりょう だい669かん だい12 経済けいざい社会しゃかいいちはんへん 6〉、2003ねん3がつISBN 9784844754657 
  • にち戦争せんそう軍事ぐんじだんへん春陽しゅんようどう、1905ねん3がつNDLJP:774404 
  • ひろし喜久雄きくお へん旅順りょじゅんせんばなし金港きんこうどう、1905ねん5がつNDLJP:774537 
  • 東郷とうごう元帥げんすい詳伝しょうでん春陽しゅんようどう、1921ねん9がつNDLJP:964335 
  • ほそ熊手くまで春陽しゅんようどう、1923ねん6がつNDLJP:977507 
  • 観音かんのん物語ものがたり春陽しゅんようどう、1926ねん3がつNDLJP:983464 
  • 東郷とうごう元帥げんすい詳伝しょうでん春陽しゅんようどう、1926ねん5がつ 
    • 東郷とうごう元帥げんすい詳伝しょうでん』(4はん春陽しゅんようどう、1927ねん2がつNDLJP:1917193 
  • てつさくら随筆ずいひつ実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1926ねん8がつNDLJP:1021694 
  • 乃木のぎ将軍しょうぐん東郷とうごう元帥げんすいきょうぶんしゃ小学生しょうがくせい全集ぜんしゅう だい79かん〉、1927ねん7がつNDLJP:1717321 
  • てつさくら漫談まんだん早稲田大学わせだだいがく出版しゅっぱん、1928ねん10がつNDLJP:1175801 
  • おもかたる』実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1929ねん5がつNDLJP:1224236 
  • 乃木のぎ将軍しょうぐん東郷とうごう元帥げんすいきょうぶんしゃ小学生しょうがくせい全集ぜんしゅう だい1かん〉、1929ねん10がつNDLJP:1168238 
  • だい海戦かいせん秘史ひし 黄海こうかい海戦かいせんへん実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1929ねん11月。NDLJP:1190501 
  • 撃滅げきめつ 日本海にほんかい海戦かいせん秘史ひし実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1930ねん5がつ 
    • 撃滅げきめつ 日本海にほんかい海戦かいせん秘史ひし』(30はん実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1930ねん5がつNDLJP:1171597 
  • ひじりすすむ東郷とうごう平八郎へいはちろうでん改造かいぞうしゃ偉人いじんでん全集ぜんしゅう だい19かん〉、1931ねん8がつNDLJP:1186617 NDLJP:1874431 
  • てつさくら随筆ずいひつ はるうらゝか』実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1931ねん4がつNDLJP:1213658 
  • 『侠将八代やしろ六郎ろくろう政教せいきょうしゃ、1931ねん5がつNDLJP:1188158 
  • ただしれつばくだんさん勇士ゆうし実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1932ねん4がつNDLJP:1191094 
  • 書簡しょかん点描てんびょう 偉人いじん天才てんさいかたる』実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1933ねん6がつNDLJP:1211540 
  • 総裁そうさい殿下でんか高徳こうとく感激かんげき奥村おくむら女史じょししのびて』愛国あいこく婦人ふじんかい、1934ねん3がつNDLJP:1099077 
  • ひじりすすむ東郷とうごう平八郎へいはちろうでん改造かいぞうしゃ、1934ねん6がつNDLJP:1234274 
  • 晩年ばんねん東郷とうごう元帥げんすい改造かいぞうしゃ、1934ねん9がつNDLJP:1235733 
  • 東郷とうごう元帥げんすい建設けんせつしゃ少年しょうねんだい日本にっぽん だい48かん〉、1934ねん9がつNDLJP:1168343 
  • 東郷とうごう元帥げんすいかたる』中央ちゅうおう教化きょうか団体だんたい聯合れんごうかい国民こくみん更生こうせい叢書そうしょ 13〉、1935ねん2がつNDLJP:3459462 
  • 東郷とうごう元帥げんすい偉業いぎょう海軍かいぐんしょう、1935ねん4がつNDLJP:1235066 
  • はなふゞき』さん幸堂こうどう書店しょてん、1935ねん5がつNDLJP:1225608 
  • さん偉人いじんかたる』大阪おおさか時事新報じじしんぽうしゃ、1936ねん6がつNDLJP:1096639 
  • だいごう清水次郎長しみずのじろちょう実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1936ねん12月。NDLJP:1221226 
    • だいごう清水次郎長しみずのじろちょう 伝記でんき清水次郎長しみずのじろちょう実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ伝記でんき叢書そうしょ 244〉、1997ねん2がつISBN 9784756804556 
  • 東郷とうごう元帥げんすいだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃ講談社こうだんしゃ絵本えほん 23〉、1937ねん6がつNDLJP:1872726 
  • 皇国こうこくける観世音かんぜおん信仰しんこう和光わこうしゃ、1938ねん10がつNDLJP:1080520 
  • 聖戦せいせんちゅうばなし実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1938ねん11月。NDLJP:1221025 
  • 東郷とうごう平八郎へいはちろうさん教書きょうしょいん偉人いじん叢書そうしょ だい6〉、1940ねん11月。NDLJP:1684101 
  • 元帥げんすい伊東いとう祐亨すけゆき南方みなかた出版しゅっぱんしゃ、1942ねん6がつNDLJP:1875056 
  • はらきよし へん小笠原おがさわら長生ながおと其随ひつ小笠原おがさわら長生ながおおおやけきゅうじゅうさい祝賀しゅくが記念きねん刊行かんこうかい、1956ねん10がつNDLJP:3453623 
  • 永島ながしま正一しょういち へんづるみなと名残なごり一声いっせい長崎ながさき学会がっかい長崎ながさき学会がっかい叢書そうしょ だい5輯〉、1959ねん8がつNDLJP:1358669 

編集へんしゅう

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  • じん親王しんのう東伏見ひがしふしみ宮家みやけ、1927ねん5がつNDLJP:1225643 NDLJP:1878436 
  • 東郷とうごう平八郎へいはちろう東郷とうごう平八郎へいはちろう全集ぜんしゅうだい1かん平凡社へいぼんしゃ、1930ねん5がつNDLJP:1176089 
  • 東郷とうごう平八郎へいはちろう東郷とうごう平八郎へいはちろう全集ぜんしゅうだい2かん平凡社へいぼんしゃ、1930ねん7がつNDLJP:1176104 
  • 東郷とうごう平八郎へいはちろう東郷とうごう平八郎へいはちろう全集ぜんしゅうだい3かん平凡社へいぼんしゃ、1930ねん9がつNDLJP:1176123 
  • 東郷とうごう平八郎へいはちろう愛国あいこく読本とくほん実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1932ねん10がつNDLJP:1176106 
  • 海軍かいぐんへん雄山閣ゆうざんかく出版しゅっぱん類聚るいじゅう傳記でんきだい日本にっぽん だい13かん〉、1936ねん5がつ 
    • 海軍かいぐんへん雄山閣ゆうざんかく出版しゅっぱん類聚るいじゅう傳記でんきだい日本にっぽん だい13かん〉、1981ねん3がつISBN 9784639000327 
  • ひじりすすむ東郷とうごうぜんつてだい1かんひじりすすむ東郷とうごうぜんつて刊行かんこうかい、1940ねん10がつNDLJP:1073015 
  • ひじりすすむ東郷とうごうぜんつてだい2かんひじりすすむ東郷とうごうぜんつて刊行かんこうかい、1940ねん12月。NDLJP:1073017 
  • ひじりすすむ東郷とうごうぜんつてだい3かんひじりすすむ東郷とうごうぜんつて刊行かんこうかい、1941ねん2がつNDLJP:1058152 
  • 略伝りゃくでん東郷とうごう元帥げんすい南方みなかた出版しゅっぱんしゃ、1941ねん5がつNDLJP:1058150 
  • ひじりすすむ読本とくほん南方みなかた出版しゅっぱんしゃ、1941ねん12月。NDLJP:1058149 
  • 正伝せいでん奥村五百子おくむらいおこ南方みなかた出版しゅっぱんしゃ、1942ねん2がつNDLJP:1057959 
  • 元帥げんすい伊東いとう祐亨すけゆき伊東いとう元帥げんすい伝記でんき編纂へんさんかい、1942ねん6がつNDLJP:1043546 

校閲こうえつ

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  • 平田ひらた勝馬かつま威海衛いかいえい海戦かいせん春陽しゅんようどう、1897ねん6がつNDLJP:773596 
  • 依田よだよしせま編纂へんさん へん精神せいしん教育きょういく参考さんこうしょ横須賀よこすかすい交支しゃ、1901ねん12月。NDLJP:757482 

監修かんしゅう

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  • 梁川はしかわ剛一ごういち橋爪はしづめ健文たけふみ広瀬ひろせ中佐ちゅうさだい日本にっぽん雄弁ゆうべんかい講談社こうだんしゃ講談社こうだんしゃ絵本えほん 110〉、1939ねん6がつNDLJP:1870501 
  • 吉村よしむら茂三郎しげさぶろう奥村五百子おくむらいおこでん 高徳寺こうとくじ秘話ひわだい東亜とうあしゃ、1941ねん12月。NDLJP:1901313 

共著きょうちょ

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  • 小笠原おがさわら長生ながお猪狩いかり又蔵またぞう愛国心あいこくしん奉仕ほうしかい出版しゅっぱん、1929ねん5がつNDLJP:1117725 
  • 水野みずの廣徳ひろのり小笠原おがさわら長生ながお『此いちせん軍事ぐんじだんへん戦記せんき名著めいちょ刊行かんこうかい戦記せんき名著めいちょしゅう 熱血ねっけつ秘史ひし だい4かん〉、1929ねん9がつNDLJP:1224751 
  • 森越もりこし太郎たろう小笠原おがさわら長生ながお今上きんじょう陛下へいか日常にちじょうに就て・法華経ほけきょうに就て』大乗だいじょう修養しゅうようだん、1937ねんNDLJP:1024759 
  • 小笠原おがさわら長生ながお村上むらかみ貞一さだいち水軍すいぐん先覚せんかく村上むらかみ義弘よしひろ今日きょう問題もんだいしゃ、1940ねん1がつNDLJP:1686157 
  • 小笠原おがさわら長生ながお小笠原おがさわらあつしたかし大本営だいほんえい にち戦役せんえき秘話ひわ東水ひがしみずしゃ、1943ねんNDLJP:1131167 

全集ぜんしゅう

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  • 撃滅げきめつ平凡社へいぼんしゃ小笠原おがさわら長生ながお全集ぜんしゅう 1〉、1936ねん8がつNDLJP:1226811 
  • 東郷とうごう元帥げんすい詳伝しょうでん平凡社へいぼんしゃ小笠原おがさわら長生ながお全集ぜんしゅう 2〉、1937ねん1がつNDLJP:1226823 
  • 晩年ばんねん東郷とうごう元帥げんすい 東郷とうごう元帥げんすい金言きんげんしゅう平凡社へいぼんしゃ小笠原おがさわら長生ながお全集ぜんしゅう 3〉、1936ねん10がつNDLJP:1226835 
  • 皇国こうこく海上かいじょう権力けんりょく 三笠みかさ物語ものがたり平凡社へいぼんしゃ小笠原おがさわら長生ながお全集ぜんしゅう 4〉、1936ねん9がつNDLJP:1226845 
  • おもかた偉人いじん天才てんさいかたる 鐡桜随筆ずいひつ平凡社へいぼんしゃ小笠原おがさわら長生ながお全集ぜんしゅう 5〉、1936ねん12月。NDLJP:1226853 
  • 誠忠せいちゅう乃木のぎ将軍しょうぐん 侠将八代やしろ六郎ろくろう 東郷とうごう元帥げんすい偉業いぎょう 東郷とうごう元帥げんすい夫人ふじんテツ子てつこ刀自とじ ちち小笠原おがさわら壱岐いきもり 生母せいぼかたる』平凡社へいぼんしゃ小笠原おがさわら長生ながお全集ぜんしゅう 6〉、1937ねん2がつNDLJP:1226864 
  • だい海戦かいせん秘史ひし 観音かんのん物語ものがたり てつさくら漫談まんだん平凡社へいぼんしゃ小笠原おがさわら長生ながお全集ぜんしゅう 7〉、1936ねん11月。NDLJP:1226873 
  • 東郷とうごう元帥げんすい逸話いつわ ちゅうれつばくだんさん勇士ゆうし 浄瑠璃じょうるり文集ぶんしゅう 宗教しゅうきょう雑話ざつわ 軍事ぐんじだんかた てつさくら詞華集しかしゅう平凡社へいぼんしゃ小笠原おがさわら長生ながお全集ぜんしゅう 8〉、1937ねん3がつNDLJP:1226879 

家族かぞく

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 小笠原おがさわらけんこれしん華族かぞくしょ家伝かでん 上巻じょうかん鈴木すずきしんねん すぎつよしえい あかり13.5
  2. ^ a b c d 大和やまととヤマトをたどって(5)東郷とうごうを「かみ」に仕立したてたおとこ朝日新聞あさひしんぶん夕刊ゆうかん2018ねん11月19にち2めん
  3. ^ 撃滅げきめつ(げきめつ) 日活にっかつ作品さくひんデータベース(2021ねん1がつ29にち閲覧えつらん
  4. ^ 岡田おかださだひろしちちわたし二・二六事件ににろくじけん』266~270ぺーじ所収しょしゅう憲兵けんぺい司令しれい資料しりょう
  5. ^ 日本にっぽん放送ほうそう協会きょうかい. “全貌ぜんぼう ろく事件じけん最高さいこう機密きみつ文書ぶんしょせまる~【前編ぜんぺん】スペシャル - NHK”. NHKスペシャル - NHK. 2022ねん7がつ24にち閲覧えつらん
  6. ^ こうてい中根なかねよし先生せんせいより」『偉人いじん天才てんさいかたる : 書簡しょかん点描てんびょう小笠原おがさわら長生ながお ちょ実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ、1933ねん
  7. ^ 文藝春秋ぶんげいしゅんじゅうにみる「さかうえくも」とその時代じだい文芸春秋ぶんげいしゅんじゅうへん
  8. ^ 太政官だじょうかん日誌にっし明治めいじ6ねんだい155ごう
  9. ^ 官報かんぽうだい4343ごう叙任じょにん及辞れい」1897ねん12月21にち
  10. ^ 官報かんぽうだい5842ごう叙任じょにん及辞れい」1902ねん12月22にち
  11. ^ 官報かんぽうだい8257ごう叙任じょにん及辞れい」1910ねん12月28にち
  12. ^ 官報かんぽうだい1779ごう叙任じょにん及辞れい」1932ねん12月3にち
  13. ^ 官報かんぽうだい1190ごう叙任じょにん及辞れい」1916ねん7がつ19にち
  14. ^ 官報かんぽうだい1511ごう叙任じょにん及辞れい」1932ねん1がつ16にち
  15. ^ 官報かんぽうだい4438ごう付録ふろく辞令じれい」1941ねん10がつ23にち
  16. ^ 官報かんぽうだい5848ごう叙任じょにん及辞れい」1902ねん12月29にち
  17. ^ 子爵ししゃく小笠原おがさわら長生ちょうせいがいじゅう五名外国勲章記章受領及佩用のけん」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.A10113538000 
  18. ^ 藤堂とうどうこうひろし人事じんじ興信録こうしんろくだい8はん 昭和しょうわ3ねん(1928ねん)7がつ
  19. ^ 千田せんだみのる華族かぞく総覧そうらん講談社こうだんしゃ現代新書げんだいしんしょ、2009ねん7がつ、512ぺーじISBN 978-4-06-288001-5 
  20. ^ そうよんろう彦の素顔すがお野口のぐちのぼるたけなわとうしゃ、1955、p130

文献ぶんけん

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外部がいぶリンク

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日本にっぽん爵位しゃくい
先代せんだい
叙爵じょしゃく
子爵ししゃく
唐津からつ小笠原おがさわら初代しょだい
1884ねん - 1947ねん
次代じだい
華族かぞく制度せいど廃止はいし
当主とうしゅ
先代せんだい
小笠原おがさわら長国ながくに
きゅう唐津からつはん小笠原おがさわら
14だい 1873ねん - 1958ねん?
次代じだい
小笠原おがさわらちょうかち