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島立(しまだち)、大字島立は長野県松本市の市街地の西の地名。かつての東筑摩郡島立村にあたる。
国道158号沿いや、合同庁舎通り(合庁通り)沿い、長野県道320号倭北松本停車場線沿いには郊外型専門店や郊外型飲食チェーン店が多い。また、5階建て程度のオフィスビルも見られる。幹線道路の裏側は住宅地となっている。そのほかの地区は住宅と田畑が混在している。
地区の北部を流れる榑木川(くれきがわ)には、松本藩の土場があり、安曇方面の山間地にあった藩御用林で伐採した材木を引き上げ、堀米から陸送で各地へ運んだ。松本インターチェンジができて以降、合同庁舎が市内中心部から移転した。インターチェンジ周辺を市街地化する計画も度々浮上するが、島立地区の大部分が農業振興地域の指定を受けているため、今のところ進展は見られない。
俗地名では梶原(北東端)、堀米新田(北東部)、堀米(北中部)、大庭(中央部)、小柴(インターチェンジ周辺)、中村(中央部)、荒井(東端)、三の宮(東端)、町区(西端)、永田(西部)、北栗(北栗林の略 南部)、南栗(南栗林の略 南端)などが該当する。
世帯数と人口[編集]
2018年(平成30年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。