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東雲しののめ (吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かん)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
基本きほん情報じょうほう
艦かん歴れき
発注はっちゅう 大正たいしょう15年度ねんど計画けいかく（昭和しょうわ2年度ねんど艦艇かんてい補充ほじゅう計画けいかく）
起工きこう 1926年ねん8月がつ12日にち[1]
進水しんすい 1927年ねん11月26日にち[1]
竣工しゅんこう 1928年ねん7月がつ25日にち[1]
除籍じょせき 1942年ねん1月がつ15日にち
その後ご 1941年ねん12月17日にち沈没ちんぼつ
要目ようもく
基準きじゅん排水はいすい量りょう 1,680t
公おおやけ試ためし排水はいすい量りょう 1,980t
全長ぜんちょう 118.5m
最大さいだい幅はば 10.36m
吃水きっすい 3.19m
機関きかん 艦かん本式ほんしきタービン2基き2軸じく
ロ号ごう艦かん本式ほんしき重油じゅうゆ専せん焼しょう缶かん4基き
50,000馬力ばりき
最大さいだい速力そくりょく 38.0ノット
航続こうぞく距離きょり 5,000浬かいり/14ノット
乗員じょういん 219人にん
兵へい装そう 12.7cm50口径こうけい連装れんそう砲ほう3基き6門もん
7.7mm機関きかん砲ほう（機銃きじゅう）2基き2門もん
61cm魚雷ぎょらい発射はっしゃ管かん3基き9門もん 他ほか
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東雲しののめ（しののめ）は、日本にっぽん海軍かいぐんの吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かん6番ばん艦かん[2][3] 佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうで建造けんぞう[注ちゅう 1][注ちゅう 2]。 当初とうしょの艦かん名めいは第だい40号ごう駆逐くちく艦かんで、竣工しゅんこう直後ちょくごの1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）8月がつ1日にち付づけで「東雲しののめ」と改名かいめいされた[5]。 日本にっぽん海軍かいぐんの艦かん名めいでは東雲しののめ型がた駆逐くちく艦かんの「東雲しののめ」[6][7]に続つづいて2隻せき目めである[8]。吹雪ふぶき型がた5-8番ばん艦かんは艦かん名めいに「雲くも」を持もつため雲級うんきゅうとも呼よばれた[9]。

第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい麾下きかの第だい12駆逐くちく隊たいに所属しょぞくし[10]、太平洋戦争たいへいようせんそう緒戦しょせんの南方みなかた作戦さくせんにともなうマレー作戦さくせんに従事じゅうじする[11]。開戦かいせんからわずか9日にち後ごの1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）12月17日にちにボルネオ島とう北方ほっぽうミリ沖おきで[12]、オランダ軍ぐんの空襲くうしゅうにより沈没ちんぼつした[13][14]。 吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かんとしては太平洋戦争たいへいようせんそうで初はつの戦没せんぼつ艦かんとなった[注ちゅう 3]。

艦かん歴れき

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太平洋戦争たいへいようせんそう開戦かいせんまで

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1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）6月がつ25日にち、 佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうで建造けんぞう予定よていの一等いっとう駆逐くちく艦かんに第だい40号ごう駆逐くちく艦かんの艦かん名めいが与あたえられる[24][25]。8月12日にち、佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうで起工きこう[1]。 1927年ねん（昭和しょうわ2年ねん）11月26日にちに進水しんすい[1][26]。 1928年ねん（昭和しょうわ3年ねん）7月がつ25日にちに竣工しゅんこうした[1]。同年どうねん8月がつ1日にち、第だい40号ごう駆逐くちく艦かんは「東雲しののめ」と改名かいめいされた[27][28]。同年どうねん8月がつ1日にち付づけで、吹雪ふぶき型がた3隻せき（東雲しののめ、薄うす雲くも、白雲しらくも）により第だい12駆逐くちく隊たいが編制へんせいされた[29][30]。12月10日にち付づけの艦隊かんたい編成へんせいで、第だい12駆逐くちく隊たいは第だい二に艦隊かんたい・第だい二に水雷すいらい戦隊せんたいに編入へんにゅうされた[31][32]。

1929年ねん（昭和しょうわ4年ねん）5月がつ10日とおか、姉妹しまい艦かん叢雲むらくもが竣工しゅんこうして第だい12駆逐くちく隊たいに加くわわった[33][34]。1931年ねん（昭和しょうわ6年ねん）5月がつ10日とおかから呉ご海軍かいぐん工廠こうしょうで入渠にゅうきょし、改修かいしゅう工事こうじを行おこなった[31]。12月1日にち、 日本にっぽん海軍かいぐんは吹雪ふぶき型がた3隻せき（東雲しののめ、吹雪ふぶき、磯いそ波なみ）により第だい20駆逐くちく隊たいを編制へんせいした[31][35]。 1933年ねん（昭和しょうわ8年ねん）2月がつ1日にちから11月15日にちの間あいだは、東雲しののめと薄うす雲くもの駆逐くちく隊たい編制へんせいを交換こうかんし、第だい12駆逐くちく隊たい（東雲しののめ、叢雲むらくも、白雲しらくも）となった[36][37]。12月1日にち、第だい20駆逐くちく隊たいは呉ご警備けいび戦隊せんたいの所属しょぞくとなった[38]。

1936年ねん（昭和しょうわ11年ねん）12月1日にちに第だい20駆逐くちく隊たいは解かい隊たいされた[39]。同どう駆逐くちく隊たいに所属しょぞくしていた東雲しののめは第だい12駆逐くちく隊たいに編入へんにゅうされ、12駆かは定数ていすう4隻せき（叢雲むらくも、東雲しののめ、薄うす雲くも、白雲しらくも）となった[注ちゅう 4]。 同年どうねんから1937年ねん（昭和しょうわ12年ねん）4月がつにかけて、第だい12駆逐くちく隊たいは呉ご警備けいび戦隊せんたいに所属しょぞくした[41]。12月1日にち、第だい12駆逐くちく隊たいは第だい二に水雷すいらい戦隊せんたいに編入へんにゅうされた[31]。 1938年ねん（昭和しょうわ13年ねん）末まつの艦隊かんたい再編さいへんで、第だい12駆逐くちく隊たいは空母くうぼ龍りゅう驤および空母くうぼ蒼あおい龍りゅうと第だい二に航空こうくう戦隊せんたいを編制へんせいした[31][33][42]。 1939年ねん（昭和しょうわ14年ねん）11月15日にち、第だい12駆逐くちく隊たいは第だい二に航空こうくう戦隊せんたいから外はずれた[43][44][46]。

1940年ねん（昭和しょうわ15年ねん）5月がつ1日にち、第だい一いち艦隊かんたい隷下れいかに第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいが新編しんぺんされた[47]。新編しんぺん時じの三水さんずい戦せんは、軽けい巡洋艦じゅんようかん「川内かわうち」、第だい12駆逐くちく隊たい（東雲しののめ、白雲しらくも、叢雲むらくも、薄うす雲くも）、第だい20駆逐くちく隊たい（天てん霧きり、朝霧あさぎり、夕ゆう霧きり）であった[47]。第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいは第だい二遣支艦隊に編入へんにゅうされて日にち中ちゅう戦争せんそうに加くわわり、華南かなんでの沿岸えんがん作戦さくせん[48]、北部ほくぶ仏ふつ印しるし進駐しんちゅう作戦さくせんなどに参加さんかした[49]。同年どうねん8月がつ15日にち、僚艦りょうかん薄うす雲くもが中国ちゅうごく大陸たいりく沿岸えんがんで触さわ雷かみなりし、長期ちょうき修理しゅうりのため第だい12駆逐くちく隊たいから外はずれた[50][51]。11月15日にちの艦隊かんたい再編さいへんにより、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいに第だい11駆逐くちく隊たいと第だい19駆逐くちく隊たいが編入へんにゅうされた[47][52]。

1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）4月がつ下旬げじゅん以降いこう、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいは内海うつみ西部せいぶで訓練くんれんを行おこなった[53]。6月5日にち、三水さんずい戦せんは伊勢湾いせわんに入港にゅうこう、各かく艦かん乗組のりくみ員いんは伊勢神宮いせじんぐうに参拝さんぱいした[53]。8月がつ中旬ちゅうじゅん、第だい12駆逐くちく隊たい3隻せきは佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうで入渠にゅうきょ整備せいびを行おこなった[53]。9月12日にちに次じ年度ねんど編制へんせいが内示ないじされ、叢雲むらくもと東雲しののめが第だい12駆逐くちく隊たいとして空母くうぼ蒼あおい龍りゅう、空母くうぼ飛ひ龍りゅうと第だい二に航空こうくう戦隊せんたいを編制へんせいする予定よていだったが、実現じつげんしなかった[54][55]。

マレー作戦さくせん

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詳細しょうさいは「南方みなかた作戦さくせん」および「マレー作戦さくせん」を参照さんしょう

太平洋戦争たいへいようせんそう直前ちょくぜんの第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいは[注ちゅう 5]、マレまれー半島はんとうや東南とうなんアジア方面ほうめんを担当たんとうする馬うま來らい部隊ぶたい[56]に所属しょぞくしていた[57][58][注ちゅう 6]（馬うま來らい部隊ぶたいの編成へんせいは南みなみ遣や艦隊かんたいを参照さんしょう）[65][66]。 1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）11月がつ20日はつか、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいは呉ごを出港しゅっこうし、11月26日にちに馬うま來らい部隊ぶたいの集結しゅうけつ港みなとである海南かいなん島とうの三さん亜あ港こうに到着とうちゃくした[67]。マレまれー半島はんとう攻略こうりゃくを担当たんとうする第だい25軍ぐんの輸送ゆそう船団せんだんも三さん亜あに集結しゅうけつを完了かんりょうした[68][69]。東雲しののめと叢雲むらくもは三さん亜あ港こうの湾わん外がい哨戒しょうかい任務にんむに従事じゅうじした[70]。

12月4日にち[71]、南みなみ遣や艦隊かんたい主力しゅりょくと陸軍りくぐん第だい25軍ぐん（第だい25軍ぐん司令しれい官かん山下やました奉文ともゆき中将ちゅうじょう[72]、第だい25軍ぐん作戦さくせん主任しゅにん参謀さんぼう辻つじ政信まさのぶ中佐ちゅうさ）[73][74]などを乗のせた竜りゅう城丸しろまる[注ちゅう 7]以下いか日本にっぽん軍ぐん輸送ゆそう船団せんだんは三さん亜あを出撃しゅつげき[75]、マレまれー半島はんとうに向むかった[76][77]。第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいと第だい1掃海そうかい隊たい（掃海そうかい艇てい6隻せき）、第だい11駆か潜せん隊たい（駆潜艇くせんてい3隻せき）は第だい一いち次じ上陸じょうりく部隊ぶたいの第だい一いち護衛ごえい隊たいとなり、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたい司令しれい官かん橋本はしもと信太郎しんたろう少将しょうしょうが部隊ぶたいを指揮しきした[67]。

12月7日にち午前ごぜん10時じ30分ふん、輸送ゆそう船団せんだんと護衛ごえい艦隊かんたいは洋上ようじょうで分散ぶんさんした[78][79]。第だい12駆逐くちく隊たい（司令しれい小川おがわ延喜えんぎ中佐ちゅうさ）と第だい20駆逐くちく隊たい（司令しれい山田やまだ雄二ゆうじ大佐たいさ）、掃海そうかい艇てい4隻せき、第だい8号ごう駆潜艇くせんてい、敷設ふせつ艦かん初はつ鷹たかなどがマレまれー半島はんとう北部ほくぶへ、小沢おざわ長官ちょうかん直じき率りつの重じゅう巡洋艦じゅんようかんおよび川内せんだいと第だい19駆逐くちく隊たいなどが侘わび美び支隊したいの輸送ゆそう船せん3隻せきを護衛ごえいし[80]、コタバルに向むかった[81][82]。午後ごご10時じ頃ごろ、東雲しののめなど第だい12駆逐くちく隊たいと安藤あんどう支隊したい（歩兵ほへい第だい42連隊れんたい）を乗のせた輸送ゆそう船せん6隻せきはパタニとターペ方面ほうめんに向むかい[80]、シンゴラに向むかう山下やました中将ちゅうじょうおよび第だい5師団しだん主力しゅりょく部隊ぶたいらの輸送ゆそう船団せんだんと分離ぶんりした[81][83]。 12月8日にち午前ごぜん0時じ35分ふん、東雲しののめと輸送ゆそう船せん2隻せき（阿蘇山あそさん丸まる、鬼怒川きぬがわ丸まる）がターペに向むかい[84]、安藤あんどう常雄つねお大佐おおさ直ただし率りつのパタニ湾わん上陸じょうりく船団せんだんと分離ぶんりした[85][86]。午前ごぜん3時じ、ターペ・パタニの両りょう部隊ぶたいが上陸じょうりくを始はじめ、大おおきな抵抗ていこうはなく上陸じょうりくに成功せいこうした[87][88]。

12月8日にち午前ごぜん1時じ30分ふんに上陸じょうりくが始はじまったコタバルは、守備しゅび隊たいの激はげしい抵抗ていこうに遭あった[89][90]。朝あさまでに第だい1陣じんの上陸じょうりくに成功せいこうしたが、空襲くうしゅうで「淡路山あわじさん丸まる」が炎上えんじょうして放棄ほうきされ、「佐倉さくら丸まる」や「綾戸あやど丸まる」にも爆ばく弾だんが命中めいちゅうして損傷そんしょうする[91][92]、上陸じょうりく船団せんだんはいったん揚陸ようりくを中止ちゅうしして退避たいひした[93]。東雲しののめなどマレまれー半島はんとう北部ほくぶに展開てんかいした駆逐くちく隊たいは、合流ごうりゅうのためコタバル方面ほうめんへ移動いどうした[87][94]。12月9日にち午前ごぜん1時じ30分ふんに護衛ごえい隊たいが集結しゅうけつし、再さい上陸じょうりくを決行けっこうして成功せいこうした[95][96]。

12月9日にち午前ごぜん11時じ25分ふん、橋本はしもとはボルネオ島とう攻略こうりゃく作戦さくせんに派遣はけんする予定よていの駆逐くちく艦かん4隻せき（白雲しらくも、叢雲むらくも、東雲しののめ、朝霧あさぎり）にカムラン湾わんへの帰投きとうを命めいじた[注ちゅう 8]。同日どうじつ夕刻ゆうこく、南みなみ遣や艦隊かんたい旗艦きかんの重じゅう巡じゅん鳥海とりうみから イギリス東洋とうよう艦隊かんたい出現しゅつげんの連絡れんらくがあり、橋本はしもとは第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいの再さい合流ごうりゅうを命めいじた[97]。イギリス東洋とうよう艦隊かんたい出現しゅつげん時じ、南方みなかた部隊ぶたい本隊ほんたい、馬うま来らい部隊ぶたい主力しゅりょく部隊ぶたい、馬うま来らい部隊ぶたい水雷すいらい戦隊せんたいは各かく方面ほうめん作戦さくせんのため広範囲こうはんいに分散ぶんさんしていたのである[98]。 午後ごご11時じ、東雲しののめなど4隻せきは川内かわうちと合流ごうりゅうした[99][100]。 12月10日にち午前ごぜん1時じ30分ふんに第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいは集結しゅうけつし、主力しゅりょく部隊ぶたいとの合流ごうりゅうを目指めざした[101][102]。午前ごぜん5時じ35分ふん、馬うま來らい部隊ぶたい指揮しき官かんは第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいにプロコンドル島とうでの燃料ねんりょう補給ほきゅうを命めいじ、第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいは午前ごぜん8時じに同島どうとうに向むけて北上ほくじょうを始はじめた[101][103]。東洋とうよう艦隊かんたいがシンガポール方面ほうめんに反転はんてんしたため、午前ごぜん8時じ15分ふん、南方みなかた部隊ぶたい総そう指揮しき官かん[注ちゅう 9]が水上すいじょう部隊ぶたいの追撃ついげきを断念だんねんすることを伝つたえた[103]。

沈没ちんぼつ

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開戦かいせん劈頭へきとうに行おこなわれたマレまれー半島はんとうへの先制せんせい作戦さくせんは、海上かいじょう作戦さくせん・陸上りくじょう作戦さくせんとも成功せいこうした[105][106]。また12月10日にちのマレー沖おき海戦かいせんにおける勝利しょうりは[107]、日本にっぽん軍ぐんの南方なんぽう作戦さくせんに大おおきな弾はずみとなった[98][108]。 12月11日にち、南みなみ遣や艦隊かんたいはカムラン湾わんに集結しゅうけつし、第だい二に次じマレー上陸じょうりく作戦さくせんとボルネオ島とう攻略こうりゃく作戦さくせんを発動はつどうした[109][110]。第だい二に次じマレー上陸じょうりく作戦さくせんと、ボルネオ攻略こうりゃく作戦さくせんは、並行へいこうして行おこなわれることになった[111]。日本にっぽん軍ぐんは、川口かわぐち清きよし健けん陸軍りくぐん少将しょうしょうが率ひきいる川口かわぐち支隊したい[112]、海軍かいぐん陸戦りくせん隊たい（指揮しき官かん：横須賀よこすか第だい二に特別とくべつ陸戦りくせん隊たい司令しれい友成ともなり潔きよし中佐ちゅうさ）と第だい四よん設営せつえい班はんにより「英えい領りょうボルネオ島とう攻略こうりゃく部隊ぶたい」を編成へんせいした[113]。 また第だい12駆逐くちく隊たい（叢雲むらくも、白雲しらくも、東雲しののめ）と第だい7号ごう駆潜艇くせんていで第だい二に護衛ごえい隊たい（指揮しき官かん：第だい12駆逐くちく隊たい司令しれい）を編成へんせいし、ボルネオ攻略こうりゃく部隊ぶたいの護衛ごえいと上陸じょうりく支援しえんを命めいじた[114]。このほか第だい七なな戦隊せんたい第だい1小隊しょうたい（重じゅう巡じゅん熊野くまの[注ちゅう 10] 、重じゅう巡じゅん鈴谷すずや）、駆逐くちく艦かん吹雪ふぶきと狭霧さぎり、長良ながら型がた軽けい巡洋艦じゅんようかん由良ゆら、特設とくせつ水上すいじょう機き母艦ぼかん神川かみかわ丸まるなどがボルネオ上陸じょうりく作戦さくせんに投入とうにゅうされた[115][116]。

12月13日にち朝あさ[117]、ボルネオ島とう攻略こうりゃく部隊ぶたい（第だい12駆逐くちく隊たい、駆潜艇くせんてい、由良ゆら、神川かみかわ丸まる、輸送ゆそう船せん10隻せき）と第だい二に次じマレー上陸じょうりく部隊ぶたいはカムラン湾わんを出撃しゅつげきした[115][118]。第だい二に次じマレー上陸じょうりく部隊ぶたいと分離ぶんりし、ボルネオ島とう攻略こうりゃく部隊ぶたいは護衛ごえい隊たい本隊ほんたい（指揮しき官かん栗田くりた少将しょうしょう：熊野くまの、鈴谷すずや、吹雪ふぶき、狭霧さぎり）と共ともにボルネオ島とうに向むけて進撃しんげきした[119]。 12月15日にち深夜しんやから16日にち未明みめいにかけて、攻略こうりゃく部隊ぶたいはボルネオ北部ほくぶのミリに到着とうちゃくした[120][121]。護衛ごえい艦艇かんていはミリ泊地はくちに白雲しらくもと第だい7号ごう駆潜艇くせんてい、輸送ゆそう船せん3隻せき、ルトン沖おきに叢雲むらくもと輸送ゆそう船せん6隻せき、セリア冲に東雲しののめと輸送ゆそう船せん日吉ひよし丸まるが展開てんかいし、物資ぶっし・人員じんいんの揚陸ようりくを行おこなった[120]。川口かわぐち支隊したいの上陸じょうりく作戦さくせんは成功せいこうし[122][123]、油田ゆでん施設しせつも占領せんりょうした[124]。神川かみかわ丸まるの搭載とうさい機きが周辺しゅうへんの哨戒しょうかいをおこなった[125]。

12月17日にち朝あさ以降いこう、ミリ攻略こうりゃく部隊ぶたいはたび重かさなる空襲くうしゅうを受うけた[122][126]。これはボルネオ島とう南部なんぶの連合れんごう国軍こくぐん基地きちから飛来ひらいしたオランダ空軍くうぐん（王立おうりつオランダ領りょう東ひがしインド航空こうくう隊たい）のグレン・マーチン爆ばく撃げき機きや、オランダ王立おうりつ海軍かいぐん航空こうくう隊たい（英語えいご版ばん、オランダ語ご版ばん）のDo24飛行ひこう艇ていであった[13]。神川かみかわ丸まるの零れい式しき観測かんそく機きが邀撃ようげきし、この日ひは飛行ひこう艇てい1機きを撃墜げきついした[13]。 同どう17日にち午前ごぜん8時じ頃ごろ、セリア沖おきの東雲しののめは第だい7号ごう駆潜艇くせんていと任務にんむを交代こうたいし、8時じ15分ふんにルトンに単独たんどくで向むかった後のち、消息しょうそくを絶たった[14]。午前ごぜん9時じ頃ごろ、「飛行ひこう艇ていと交戦こうせん中ちゅう」という発信はっしん者しゃ不明ふめいの電信でんしんを、叢雲むらくもが受信じゅしんした[87]。 同おなじ頃ごろ、日本にっぽん軍船ぐんせん団だんや白雲しらくもがバラム灯台とうだい付近ふきんで火災かさいと白しろ煙けむりが立たつのを目撃もくげきした[注ちゅう 11][注ちゅう 12][注ちゅう 13]。 オランダ軍ぐんの記録きろくでは、ドルニエ飛行ひこう艇てい（GVT-2所属しょぞく、X32号ごう艇てい、バスティアン・シャープ指揮しき官かん）が付近ふきんの海域かいいきで駆逐くちく艦かんを爆撃ばくげきし、3発はつの命中めいちゅう弾だんと至近しきん弾だん1発はつを与あたえたと報告ほうこくした[13]。

第だい12駆逐くちく隊たい司令しれいの下した令れいにより第だい7号ごう駆潜艇くせんていが午前ごぜん11時じと午後ごご0時じ15分ふんに周辺しゅうへん海域かいいきの調査ちょうさを行おこなったが、何なにも発見はっけんできなかった[130]。午後ごごに神川かみかわ丸まるの水上すいじょう偵察ていさつ機きや叢雲むらくもが捜索そうさくし[87]、バラム灯台とうだい北きた15キロの地点ちてんで沢庵たくあん樽だるや重油じゅうゆを発見はっけんしたため[130]、第だい二に護衛ごえい隊たいは「東雲しののめの遭難そうなんは確実かくじつ」と報告ほうこくした[注ちゅう 14]。 笹川ささかわ博ひろし艦長かんちょうを含ふくめ、乗員じょういん228名めいが戦死せんしした[132][注ちゅう 15] [注ちゅう 16]。 沈没ちんぼつ原因げんいんは空襲くうしゅうが有力ゆうりょくだが[135]、機雷きらいに触ふれたとする異説いせつもある[136][137][注ちゅう 17]。

1942年ねん（昭和しょうわ17年ねん）1月がつ15日にち、東雲しののめは除籍じょせきされた[139]。3月10日にちに第だい12駆逐くちく隊たいは解かい隊たいされ、残存ざんそん艦かんの叢雲むらくもは第だい11駆逐くちく隊たいに[140][141]、白雲しらくもは第だい20駆逐くちく隊たいに[142]、それぞれ編入へんにゅうされた[143]。

歴代れきだい艦長かんちょう

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※脚注きゃくちゅうなき限かぎり『艦長かんちょうたちの軍艦ぐんかん史し』268-270頁ぺーじによる。

艤装ぎそう員いん長ちょう

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  1. 久我くが徳一とくいち 中佐ちゅうさ：1928年ねん2月がつ15日にち[144] - 1928年ねん6月がつ15日にち[145]

駆逐くちく艦長かんちょう

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  1. 久我くが徳一とくいち 中佐ちゅうさ：1928年ねん6月がつ15日にち[145] - 1929年ねん11月30日にち[146]
  2. 境さかい澄きよし信しん 中佐ちゅうさ：1929年ねん11月30日にち[146] - 1930年ねん12月1日にち[147]
  3. 山本やまもと正夫まさお 中佐ちゅうさ：1930年ねん12月1日にち[147] - 1932年ねん12月1日にち[148]
  4. 武田たけだ喜代きよ吾われ 中佐ちゅうさ：1932年ねん12月1日にち[148] - 1933年ねん1月がつ25日にち[149]
  5. 柴田しばた力つとむ 中佐ちゅうさ：1933年ねん1月がつ25日にち[149] - 1933年ねん11月15日にち[150]
  6. 西岡にしおか茂しげる泰やすし 中佐ちゅうさ：1933年ねん11月15日にち[150] - 1934年ねん11月15日にち[151]
  7. 佐藤さとう寅治郎とらじろう 中佐ちゅうさ：1934年ねん11月15日にち[151] - 1936年ねん11月2日にち[152]
  8. （兼けん）吉村よしむら真しん武たけ 中佐ちゅうさ：1936年ねん11月2日にち[152] - 1936年ねん12月1日にち[153]
  9. 山代やましろ勝守かつもり 少佐しょうさ：1936年ねん12月1日にち[153] - 1937年ねん7月がつ1日にち[154]
  10. （兼けん）北村きたむら昌幸まさゆき 中佐ちゅうさ：1937年ねん7月がつ1日にち[154] - 1937年ねん8月がつ16日にち[155]
  11. （兼けん）山本やまもと皓あきら 少佐しょうさ：1937年ねん8月がつ16日にち[155] - 1937年ねん11月15日にち[156]
  12. 香川かがわ清きよし登とう 中佐ちゅうさ：1937年ねん11月15日にち[156] - 1938年ねん12月15日にち[157]
  13. 金岡かなおか国三くにぞう 中佐ちゅうさ：1938年ねん12月15日にち[157] - 1939年ねん12月1日にち[158]
  14. 古閑こが孫太郎まごたろう 中佐ちゅうさ：1939年ねん12月1日にち[158] - 1940年ねん10月がつ15日にち[159]
  15. 笹川ささかわ博ひろし少佐しょうさ/中佐ちゅうさ：1940年ねん10月がつ15日にち[159] - 1941年ねん12月17日にち戦死せんし（同日どうじつ付づけで海軍かいぐん大佐たいさに昇進しょうしん）[160]

参考さんこう文献ぶんけん

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    • 『昭和しょうわ16年ねん12月31日にち現在げんざい10版はん内ない令れい提要ていよう追録ついろく第だい10号ごう原稿げんこう巻まき2.3/　巻まき3追録ついろく/第だい13類るい艦船かんせん(1)』。Ref.C13072003500。 
    • 『昭和しょうわ17年度ねんど 帝国ていこく海軍かいぐん戦時せんじ編制へんせい(内示ないじ案あん)　昭和しょうわ16.9.12/　昭和しょうわ17年度ねんど帝国ていこく海軍かいぐん戦時せんじ編制へんせい/附ふ表ひょう』。Ref.C14121196200。 
    • 『昭和しょうわ17年度ねんど 帝国ていこく海軍かいぐん戦時せんじ編制へんせい(内示ないじ案あん) 昭和しょうわ16.9.12/　昭和しょうわ17年度ねんど戦時せんじ駆逐くちく隊たい・潜水せんすい隊たい・水雷すいらい隊たい・掃海そうかい隊たい・驅か潛せん隊たい・通信つうしん隊たい・航空こうくう隊たい編制へんせい予定よてい表ひょう 昭和しょうわ17年度ねんど警備けいび隊たい・防備ぼうび隊たい附属ふぞく艦艇かんてい及防備ぼうび機関きかん編制へんせい予定よてい表ひょう 昭和しょうわ17年度ねんど戦時せんじ艦船かんせん飛行機ひこうき搭載とうさい予定よてい表ひょう/第だい1表ひょう〜第だい9表ひょう』。Ref.C14121196500。 
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    • 『昭和しょうわ16年ねん12月　大だい東亜とうあ戦争せんそう経過けいか記録きろく/作戦さくせん経過けいか概要がいよう第だい16-17号ごう』。Ref.C16120683000。 

脚注きゃくちゅう

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[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ 一等いっとう驅逐くちく艦かん　"東雲しののめ しののめ"[4]全ぜん要目ようもく{排水はいすい量りょう1,700噸とん 速力そくりょく34.0節せつ 備砲びほう12.7糎せんちめーとる砲ほう6門もん 魚雷ぎょらい發射はっしゃ管かん9門もん 起工きこう大正たいしょう15年ねん8月がつ 竣工しゅんこう昭和しょうわ3年ねん7月がつ 建造けんぞう所しょ佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょう｝東雲しののめも浦うら波はと同型どうけいの1,700噸とん級きゅうの驅逐くちく艦かんである。浦うら波はのところで驅逐くちく艦かんの使命しめいとするところは魚雷ぎょらい襲撃しゅうげきにあると云うんつたが、その外そとに驅逐くちく艦かんは種々しゅじゅの重用じゅうよう任務にんむに使用しようされる。その中なか第だい一いちに擧きょぐべきは潜水せんすい艦かん撃攘げきじょうである。その得意とくいとする快かい速力そくりょくと輕快けいかい極きわまる操縦そうじゅう性せい及および潜水艦せんすいかんの魚雷ぎょらいを恐おそれぬ吃水きっすいの淺あさ少しょうさ等とうを利りして敵てき潜水せんすい艦かんのゐる海上かいじょうを爆雷ばくらいを投射とうしゃしつゝ縦横無盡じゅうおうむじんに走はしりまはる驅逐くちく艦かんは潜水せんすい艦かんにとつては何なによりも恐おそれるべき敵てきであらう。故ゆえに驅逐くちく艦かんに襲かさねはれたら最後さいご潜水せんすい艦かんは上記じょうきの如ごとき驅逐くちく艦かんの特長とくちょうと全然ぜんぜん相反あいはんする弱點じゃくてんをもつため到底とうていこれに刄向ふ力りょくはなく、うまく逃にげをはせることが出來できれば僥倖ぎょうこうと云うんふところである。
  2. ^ 佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうで建造けんぞうされた吹雪ふぶき型がた駆逐くちく艦かんは、東雲しののめ、浦うら波は、朝霧あさぎり、朧おぼろ、暁あかつきの5隻せき。
  3. ^ 太平洋戦争たいへいようせんそう緒戦しょせんにおける南方みなかた作戦さくせんでは、1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）12月10日にち午前ごぜん10時じ33分ふんにルソン島るそんとう南みなみイロコス州しゅうビガンでP-35戦闘せんとう機きの銃撃じゅうげきで爆雷ばくらいが誘爆ゆうばくした第だい十じゅう号ごう掃海そうかい艇ていが沈没ちんぼつした[15][16]。同月どうげつ10日にち16時じ15分ふんにルソン島るそんとうカガヤン川がわ河口かこうにおいてB-17の空襲くうしゅうで第だい十じゅう九きゅう号ごう掃海そうかい艇ていが大破たいは着ぎ底そこした[17][16]。同月どうげつ10日にち、オアフ島とう真珠湾しんじゅわんでは伊い号ごう第だい七なな十じゅう潜水せんすい艦かんが空母くうぼエンタープライズのSBDドーントレスに沈しずめられた（伊い70は12月9日にち午後ごご7時じに「敵てき空母くうぼ真珠湾しんじゅわん入港にゅうこう」の報告ほうこくを最後さいごに消息しょうそく不明ふめいとなった[18]。なおエンタープライズ機きが襲撃しゅうげきしたのは伊い号ごう第だい二に十じゅう五ご潜水せんすい艦かんだった可能かのう性せいもある）[19]。駆逐くちく艦かんとして最初さいしょに沈しずんだのは12月11日にちの第だい一いち次じウェーク島とう攻略こうりゃく戦せん[20][21]で沈没ちんぼつした駆逐くちく艦かん疾風しっぷう[22]と如月きさらぎ[23]である。
  4. ^ 第だい20駆逐くちく隊たいは、吹雪ふぶきが第だい11駆逐くちく隊たいに、東雲しののめが第だい12駆逐くちく隊たいに、磯いそ波はが第だい19駆逐くちく隊たいに編入へんにゅうされた[40]。
  5. ^ 1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）12月がつ10日とおか時点じてんの第だい三さん水雷すいらい戦隊せんたいは、旗艦きかん「川内せんだい」、第だい11駆逐くちく隊たい（吹雪ふぶき、白はく雪ゆき、初雪はつゆき）、第だい12駆逐くちく隊たい（叢雲むらくも、白雲しらくも、東雲しののめ）、第だい19駆逐くちく隊たい（綾あや波は、敷波しきなみ、浦うら波は、磯いそ波なみ）、第だい20駆逐くちく隊たい（天てん霧きり、夕ゆう霧きり、朝霧あさぎり、狭霧さぎり）であった[10]。
  6. ^ 馬うま來らい部隊ぶたい指揮しき官かんは南みなみ遣や艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん小沢おざわ治おさむ三郎さぶろう中将ちゅうじょうである[59]。1941年ねん（昭和しょうわ16年ねん）7月がつ31日にちに新編しんぺんされた南みなみ遣や艦隊かんたいの旗艦きかんは練習れんしゅう巡洋艦じゅんようかん「香椎かしい」だったが[60][61]、10月18日にちに小沢おざわ治おさむ三郎さぶろう中将ちゅうじょうが新しん司令しれい長官ちょうかんになると[62]、マレー作戦さくせんに際さいし馬うま來らい部隊ぶたい旗艦きかんとして重じゅう巡洋艦じゅんようかん「鳥海とりうみ」が与あたえられた[63][64]。
  7. ^ 陸軍りくぐん特殊とくしゅ船せん「神州しんしゅう丸まる」は、マレー作戦さくせんや蘭らん印しるし作戦さくせんにおいて秘匿ひとく名称めいしょうの「竜りゅう城丸しろまる／龍りゅう城丸しろまる」と呼称こしょうされた。
  8. ^ (12月9日にち1125)一いち二に駆か司令しれいハ一二駆及朝霧ヲ率りつヰ「カムラン」湾わんニ直行ちょっこうスベシ 二に〇駆か(朝霧あさぎり欠かけ)ハ泊地はくち外周がいしゅうノ警戒けいかいニ当とうレ 掃海そうかい艇てい及駆潜艇くせんていハ「シンゴラ」ニ帰きレ 三水さんずい戦せんハ二に一いち節せつ即時そくじ待機たいきトナセ[96]。
  9. ^ 第だい二に艦隊かんたい司令しれい官かん近藤こんどう信しん竹ちく中将ちゅうじょう[59]、旗艦きかん「愛宕あたご」[104]。
  10. ^ 本ほん作戦さくせんにおいて「熊野くまの」は第だい七なな戦隊せんたい司令しれい官かん栗田くりた健男たけお少将しょうしょうの旗艦きかんであった。
  11. ^ (昭和しょうわ16年ねん12月がつ)[127] 一いち七なな｜〇九〇〇｜東雲しののめ「セリヤ」ヨリ「ミリ」沖おき囘航ノ途と〇九きゅう〇〇以後いご消息しょうそくナク白雲しらくも(「ミリ」沖おき警戒けいかい艦かん)及第きゅうだい七なな號ごう驅潜艇くせんていガ〇八はち五ご〇頃ごろ何なんレモ「バラム」燈台とうだいノ北方ほっぽう十じゅう五ご粁きろめーとる附近ふきんニ音響おんきょうト共どもニ白しろ煙けむり天てんニ冲スルヲ認みとめメタル事ごとヨリ遭難そうなん確実かくじつナリ　
  12. ^ 宇垣うがき纏まとい（当時とうじ、連合れんごう艦隊かんたい参謀さんぼう長ちょう）陣中じんちゅう日誌にっし『戦せん藻も録ろく』[128]（昭和しょうわ十じゅう六ろく年ねん）十二月じゅうにがつ十じゅう七なな日にち水曜日すいようび半はん晴はれ(X+9)機動きどう部隊ぶたい布ぬの哇海戰せん。驅逐くちく艦かん東雲しののめ、北きたボルネオ「バラム」燈臺とうだいの北方ほっぽう一いち五ご粁きろめーとるに於おいて火災かさいと共ともに白しろ煙けむり天てんに冲ちゅうし沈没ちんぼつせるが如ごとし。驅逐くちく艦かんこれにて三さん隻せき 掃海そうかい艇てい二に隻せきに達たっす。小しょう艦艇かんていの損害そんがい割合わりあいに多おおし。爆雷ばくらいの誘爆ゆうばく其因たるもの多おおし。
  13. ^ (昭和しょうわ16年ねん12月27日にち記事きじ)[129]◎「東雲しののめ」「ミリ」沖おき回航かいこう中ちゅう、〇九きゅう〇〇以後いご消息しょうそくナシ。白雲しらくも（ミリ沖おき警戒けいかい艦かん）、〇八はち五ご〇頃ごろ「バラム」灯台とうだいノ北きた一いち五ごkmニ音響おんきょうト共どもニ白しろ煙けむり天てんニ冲スル認みとめメタリ。
  14. ^ (12月18日にち報告ほうこく)[131]〔 18日にち0150第だい二に護衛ごえい隊たい指揮しき官かん→南みなみ遣や艦隊かんたい司令しれい長官ちょうかん/當とう隊たい機密きみつ第だい113番ばん電でんニ依よル報告ほうこく以後いごノ東雲しののめ捜索そうさくノ結果けっか遂とげニ艦かん影かげヲ認みとめメズ。「バラム」灯台とうだいノ7度ど11.5浬かいり附近ふきんニ広範囲こうはんいニ亙わたリ重油じゅうゆ352度ど14浬かいり及22度ど15浬かいりニ空そら樽だるノ浮流ふりゅうセル等とう其ノ他ほかノ情況じょうきょうヨリ推シテ東雲しののめノ遭難そうなんハ確実かくじつナリ 〕
  15. ^ (昭和しょうわ16年ねん12月がつ)[133]二八にっぱち｜二に〇〇〇｜發はつ　南みなみ遣や艦隊かんたい長官ちょうかん　着き 總長そうちょう、大臣だいじん、聯合れんごう艦隊かんたい長官ちょうかん、第だい二に艦隊かんたい長官ちょうかん　馬うま來らい部隊ぶたい戰闘せんとう概がい報ほう第だい一いち五ご號ごう其ノ一いち(十二月じゅうにがつ二に十じゅう八はち日にち)　B作戰さくせん状況じょうきょう報告ほうこく(略りゃく)十じゅう七なな日にち〇八はち五ご〇頃ごろ東雲しののめハ「カムラン」燈臺とうだいノ北方ほっぽう約やく一いち五ご粁きろめーとるニ於テ敵てき機きト交戰こうせん中ちゅう爆ばく撃げきヲ受ケ沈没ちんぼつセリ(中略ちゅうりゃく)三さん、我わがガ損失そんしつ(イ)東雲しののめ、狭霧さぎり、第だい六ろく號ごう掃海そうかい艇ていヲ喪もフ　東雲しののめ戰死せんし者しゃ艦長かんちょう以下いか二に二に八はち名めい 狭霧さぎり戰死せんし者しゃ一いち二に一いち名めい(生存せいぞん者しゃ一いち一いち九きゅう名めい) 第だい六號掃海艇生存者七三名其ノ他たハ戰死せんし、陸戰りくせん隊員たいいん戰死せんし四よん名めい/(ロ)海軍かいぐん輸送ゆそう船せん北海ほっかい丸まる航行こうこう不能ふのう　第だい二に雲くも洋よう丸まる沈没ちんぼつ　陸軍りくぐん輸送ゆそう船せん日び吉丸よしまる航行こうこう不能ふのう　香取かとり丸まる沈没ちんぼつ／四よん、所見しょけん　略りゃく　
  16. ^
    ○6号ごう掃海そうかい艇てい、二に六ろく日にち一いち三さん五ご五ご、第だい二に雲くも洋よう丸まるニ横よこ付づけ中ちゅう、飛行機ひこうき三さん機きノ爆ばく撃げきニテ沈没ちんぼつ。
    「東雲しののめ」戦死せんし 艦長かんちょう以下いか二に二に八はち
    「狭霧さぎり」〃一いち二に一いち(生存せいぞん者しゃ一いち一いち九きゅう)
    「六ろく掃」(生存せいぞん者しゃ七なな三さんノミ) 陸戦りくせん隊たい戦死せんし四よん 　英えいボルネオ作戦さくせん中ちゅう損害そんがい(以下いか略りゃく)[134] — 高松宮たかまつのみや日記にっき第だい3巻かん、昭和しょうわ16年ねん12月19日にち
    　
  17. ^ 当初とうしょ、東雲しののめの沈没ちんぼつは管制かんせい機雷きらいによるものとされたが、後日ごじつの調査ちょうさで空襲くうしゅうの可能かのう性せいが高たかまった[138]。『戦史せんし叢書そうしょ24巻かん』525頁ぺーじでは「連合れんごう軍ぐんは英えい・豪ごうとも「東雲しののめ」の撃沈げきちんを自国じこく機きの戦果せんかとする。」「『米べい海軍かいぐん年ねん誌し』では「東雲しののめは機雷きらいで沈没ちんぼつ」とするが、資料しりょうの出所しゅっしょは明あきらかでない。」と記述きじゅつする[138]。

出典しゅってん

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  1. ^ a b c d e f #現在げんざい艦船かんせん要目ようもく公表こうひょう範囲はんい(1937年ねん12月1日にち) p.4〔 東雲しののめ|一等いっとう驅逐くちく艦かん|(艦かん要目ようもく略りゃく)|佐世保させぼ工廠こうしょう|大正たいしょう15-8-12|昭和しょうわ2-11-26|昭和しょうわ3-7-25|(兵へい装そう略りゃく) 〕
  2. ^ #艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう表ひょう(1941年ねん12月31日にち) p.3〔 艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう表ひょう|驅逐くちく艦かん|一等いっとう|吹雪ふぶき型がた|吹雪ふぶき、白はく雪ゆき、初雪はつゆき、叢雲むらくも、東雲しののめ、薄うす雲くも、白雲しらくも、磯いそ波なみ、浦うら波は、綾あや波は、敷波しきなみ、天てん霧きり、狭霧さぎり、夕ゆう霧きり、朧おぼろ、曙あけぼの、漣さざなみ、潮しお、暁あかつき、響ひびき、雷かみなり、電でん、朝霧あさぎり 〕(4番ばん艦かんの深雪みゆきは除籍じょせき済ずみ)
  3. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき8、1940) コマ66〔 昭和しょうわ三さん年ねん六ろく月がつ二に十じゅう日にち(内うち令れい一いち六ろく〇)艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう別べつ表ひょう中ちゅう左ひだりノ通つう改正かいせいス　本ほん令れいハ昭和しょうわ三さん年ねん八はち月がつ一いち日にちヨリ之これヲ施行しこうス　驅逐くちく艦かんノ部ぶ中ちゅう「第だい一いち號ごう型がた」、「第だい十じゅう九きゅう號ごう型がた」及「第だい三さん十じゅう五ご號ごう型がた」ノ各項かくこうヲ左ひだりノ如ク改あらためム(中略ちゅうりゃく)｜吹雪ふぶき型がた|吹雪ふぶき、白はく雪ゆき、初雪はつゆき、深雪みゆき、叢雲むらくも、東雲しののめ、薄うす雲くも、白雲しらくも、磯いそ波なみ、浦うら波は、綾あや波は|(以下いか略りゃく) 〕
  4. ^ ポケット海軍かいぐん年鑑ねんかん(1935) コマ48〔 東雲しののめ 〕
  5. ^ #S3.06.21駆逐くちく艦かん掃海そうかい艇てい改名かいめい p.4〔 艦艇かんてい名めい改正かいせい表ひょう(一いち)一等いっとう驅逐くちく艦かん｜隊たい名めい:―|現げん艦かん名めい:第だい四よん十じゅう號ごう驅逐くちく艦かん|改正かいせい艦かん名めい:東ひがしシノ　雲くもノメ｜ 〕
  6. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき8、1940) コマ204〔 ◎水雷すいらい艇てい驅逐くちく艇てい 雷かみなり 電でん 東雲しののめ 叢雲むらくも 曙あけぼの 漣さざなみ 夕ゆう霧きり 不知火しらぬい 命名めいめいノ件けん　明治めいじ三さん十じゅう一いち年ねん三さん月がつ十じゅう六ろく日にち(達たち二に七なな)　英國えいこくニ於テ建造けんぞう中ちゅうノ水雷すいらい艇てい驅逐くちく艇てい左ひだりノ通つう命名めいめいス｜（略りゃく）第だい三さん號ごう水雷すいらい艇てい驅逐くちく艇てい 東ひがしシノ雲くもノメ（略りゃく）〕
  7. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき8、1940) コマ57〔 大正たいしょう二に年ねん八はち月がつ六ろく日にち(達一たついち〇八はち)艦艇かんてい類別るいべつ等級とうきゅう別べつ表ひょう中ちゅう「東雲しののめ」ヲ削そぎル 〕
  8. ^ #幕末ばくまつ以降いこう帝国ていこく軍艦ぐんかん写真しゃしんと史実しじつ コマ160〔 吹雪ふぶき型がた(十じゅう六ろく隻せき)　艦かん種しゅ一等いっとう驅逐くちく艦かん　艦かん名めい考こう風波ふうは等とう気象きしょうに採とる。(中略ちゅうりゃく)東雲しののめ(しののめ)【二に代だい】』
  9. ^ ポケット海軍かいぐん年鑑ねんかん(1937) コマ47〔 叢雲むらくも（略りゃく）雲級うんきゅうには"薄うす雲くもうすぐも"　"白雲しらくもしらくも"　"東雲しののめしののめ"がある。〕
  10. ^ a b 戦史せんし叢書そうしょ38 1970, pp. 87–94戦時せんじ艦隊かんたい編制へんせいの改定かいてい(昭和しょうわ16.12.10付づけ)
  11. ^ 陽炎かげろう型がた(光人みつひと社しゃ) 2014, pp. 275a-276東雲しののめ(しののめ)
  12. ^ 歴れき群ぐん19、水雷すいらい戦隊せんたいII 1998, p. 88a東雲しののめ(しののめ)
  13. ^ a b c d 南方なんぽう進攻しんこう航空こうくう戦せん 2002, p. 299.
  14. ^ a b 戦史せんし叢書そうしょ24 1969, pp. 523a-525「東雲しののめ」の沈没ちんぼつ
  15. ^ 戦史せんし叢書そうしょ24 1969, p. 213.
  16. ^ a b 戦史せんし叢書そうしょ24 1969, p. 326.
  17. ^ 戦史せんし叢書そうしょ24 1969, p. 207.
  18. ^ 戦史せんし叢書そうしょ98巻かん 1979, p. 104.
  19. ^ 戦史せんし叢書そうしょ98巻かん 1979, p. 469付録ふろく第だい二に　日本にっぽん海軍かいぐん潜水せんすい艦かん喪失そうしつ状じょう況きょう一覧いちらん表ひょう/伊い70/16.12.10/真珠湾しんじゅわん口こう附近ふきん
  20. ^ 戦史せんし叢書そうしょ38 1970, p. 171第だい一いち次じ攻略こうりゃく作戦さくせんの被害ひがい状況じょうきょう
  21. ^ 戦史せんし叢書そうしょ80 1975, p. 94南洋なんよう方面ほうめんの作戦さくせん
  22. ^ 陽炎かげろう型がた(光人みつひと社しゃ) 2014, p. 265疾風しっぷう(はやて)
  23. ^ 陽炎かげろう型がた(光人みつひと社しゃ) 2014, p. 268如月きさらぎ(きさらぎ)
  24. ^ #達たち大正たいしょう15年ねん6月がつ p.23〔 第だい五ご十じゅう三さん號ごう 艦艇かんてい製造せいぞう費ひヲ以テ大正たいしょう十じゅう四よん年度ねんどニ於テ建造けんぞうニ着手ちゃくしゅノ一等いっとう驅逐くちく艦かん二に隻せきニ左ひだりノ通つう命名めいめいス｜大正たいしょう十じゅう五ご年ねん六ろく月がつ二に十じゅう五ご日にち 海軍かいぐん大臣だいじん財部たからべ彪あや｜舞鶴まいづる要港ようこう部ぶ工作こうさく部ぶニ於テ建造けんぞう　第だい三さん十じゅう五ご驅逐くちく艦かん|佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうニ於テ建造けんぞう 第だい四よん十じゅう號ごう驅逐くちく艦かん 〕
  25. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき8、1940) コマ208〔 ◎第だい三さん十じゅう五ご號ごう第だい四よん十じゅう號ごう驅逐くちく艦かん命名めいめいノ件けん　大正たいしょう十じゅう五ご年ねん六ろく月がつ二に十じゅう五ご日にち(達たち五ご三さん)　艦艇かんてい製造せいぞう費ひヲ以テ大正たいしょう十じゅう五ご年度ねんどニ於テ建造けんぞうニ着手ちゃくしゅノ一等いっとう驅逐くちく艦かん二に隻せきニ左ひだりノ通つう命名めいめいス　舞鶴まいづる要港ようこう部ぶ工作こうさく部ぶニ於テ建造けんぞう　第だい三さん十じゅう五ご號ごう驅逐くちく艦かん｜佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうニ於テ建造けんぞう　第だい四よん十じゅう號ごう驅逐くちく艦かん 〕
  26. ^ 「昭和しょうわ2年ねん11月28日にち(月)げつ海軍かいぐん公報こうほう第だい272号ごう p.33」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C12070310900 〔 ○驅逐くちく艦かん進水しんすい　佐世保させぼ海軍かいぐん工廠こうしょうニ於テ建造けんぞうノ第だい四十號驅逐艦本月二十六日午前九時四十分進水セリ 〕
  27. ^ #達たち昭和しょうわ3年ねん6月がつ pp.7-8〔 達いたる第だい八はち十じゅう號ごう 驅逐くちく艦かん及掃海そうかい艇てい中ちゅう左ひだりノ通つう改名かいめいス 本ほん達たちハ昭和しょうわ三さん年ねん八はち月がつ一いち日にちヨリ之これヲ施行しこうス｜昭和しょうわ三さん年ねん六ろく月がつ二に十じゅう日にち 海軍かいぐん大臣だいじん 岡田おかだ啓介けいすけ｜(略りゃく)第だい四よん十じゅう號ごう驅逐くちく艦かん ヲ 驅逐くちく艦かん 東ひがしシノ　雲くもノメ トス 〕
  28. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき8、1940) コマ208-209〔 ◎驅逐くちく艦かん及掃海そうかい艇てい中ちゅう改名かいめいノ件けん　昭和しょうわ三さん年ねん六ろく月がつ二に十じゅう日にち(達たち八はち〇)　驅逐くちく艦かん及掃海そうかい艇てい中ちゅう左ひだりノ通つう改名かいめいス　本ほん達たちハ昭和しょうわ三さん年ねん八はち月がつ一いち日にちヨリ之これヲ施行しこうス(中略ちゅうりゃく)第だい四よん十じゅう號ごう驅逐くちく艦かん ヲ 驅逐くちく艦かん東ひがしシノ　雲くもノメ トス(以下いか略りゃく) 〕
  29. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき4、1939)p.65『昭和しょうわ三さん、八はち、一いち(内うち令れい二に〇一いち)｜呉ご鎮守ちんじゅ府ふ|　|第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい|東雲しののめ、薄うす雲くも、白雲しらくも』
  30. ^ 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん252頁ぺーじ（白雲しらくもの行動こうどう年表ねんぴょう）〕
  31. ^ a b c d e 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん251頁ぺーじ（東雲しののめの行動こうどう年表ねんぴょう）〕
  32. ^ 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん105頁ぺーじ(東雲しののめ写真しゃしん解説かいせつより)
  33. ^ a b 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん250頁ぺーじ（叢雲むらくもの行動こうどう年表ねんぴょう）
  34. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき4、1939) コマ66〔 昭和しょうわ三さん年ねん.一いち二に.一いち〇(内うち令れい三さん五ご〇)|呉ご鎮守ちんじゅ府ふ|第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい|東雲しののめ、薄うす雲くも、白雲しらくも|叢雲むらくも(四よん.五ご一いち〇　一いち五ご一いち) 〕
  35. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき4、1939) コマ215〔 昭和しょうわ六ろく、一二かずじ、一いち(内うち令れい二に一いち五ご)｜横須賀よこすか鎮守ちんじゅ府ふ|(略りゃく)第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい|叢雲むらくも、薄うす雲くも、白雲しらくも|(略りゃく)|第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たい|東雲しののめ、吹雪ふぶき、磯いそ波なみ 〕
  36. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき4、1939) コマ68-69〔 昭和しょうわ七なな、一二かずじ、一いち(内うち令れい三さん七なな三さん)|呉ご鎮守ちんじゅ府ふ|第だい二に艦隊かんたい|第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい|叢雲むらくも、薄うす雲くも、白雲しらくも|東雲しののめ(八はち、二に、一いち　二に七なな)|薄うす雲くも(八はち、二に、一いち　二に七なな)|/|第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たい|東雲しののめ、吹雪ふぶき、磯いそ波なみ|薄うす雲くも(八はち、二に、一いち　二に七なな)|東雲しののめ(八はち、二に、一いち　二に七なな)｜昭和しょうわ七なな、一二かずじ、一いち(内うち令れい三さん七なな三さん)驅逐くちく隊たい編制へんせい本ほん表ひょうノ通つう改定かいていセラル 〕
  37. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき4、1939) コマ69-70〔 昭和しょうわ八はち、一いち一いち、一いち五ご(内うち令れい三さん五ご二に)|呉ご鎮守ちんじゅ府ふ|第だい二に艦隊かんたい|第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい|叢雲むらくも、薄うす雲くも、白雲しらくも|/|第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たい|東雲しののめ、吹雪ふぶき、磯いそ波なみ|薄うす雲くも(八はち、二に、一いち　二に七なな)|東雲しののめ(八はち、二に、一いち　二に七なな)｜昭和しょうわ八はち、一いち一いち、一いち五ご(内うち令れい三さん五ご二に)驅逐くちく隊たい編制へんせい本ほん表ひょうノ通つう改定かいていセラル 〕
  38. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき4、1939) コマ50〔 昭和しょうわ八はち、一二かずじ、一いち一いち(内うち令れい四よん〇三さん)｜呉ご警備けいび戰隊せんたい|加古かこ、妙みょう高だか、那智なち、阿武隈あぶくま、神通じんずう/第だい十じゅう三さん驅逐くちく隊たい、第だい十じゅう六ろく驅逐くちく隊たい、第だい十じゅう九きゅう驅逐くちく隊たい、第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たい/第だい十じゅう八はち潜水せんすい隊たい/朝日あさひ|（略りゃく）〕
  39. ^ #内うち令れい提要ていよう編制へんせい(1936年ねん12月1日にち) pp.5-6〔 驅逐くちく隊たい編制へんせい　昭和しょうわ十じゅう一いち年ねん十二月じゅうにがつ一いち日にち　内うち令れい第だい四よん百ひゃく七なな十じゅう一いち號ごう 〕
  40. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき4、1939) p.72〔 昭和しょうわ一いち一いち年ねん.一いち二に.一いち(内うち令れい四よん七なな一いち)|呉ご鎮守ちんじゅ府ふ|第だい十じゅう一いち驅逐くちく隊たい|吹雪ふぶき、白はく雪ゆき、初雪はつゆき 〕-〔 第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい|叢雲むらくも、東雲しののめ、薄うす雲くも、白雲しらくも 〕-〔 第だい十じゅう九きゅう驅逐くちく隊たい|磯いそ波なみ、浦うら波は、敷波しきなみ、綾あや波は 〕
  41. ^ #海軍かいぐん制度せいど沿革えんかく(巻まき4、1939) p.51〔 昭和しょうわ一いち一いち、一二かずじ、一いち(内うち令れい四よん七なな四よん)｜呉ご警備けいび戰隊せんたい|扶桑ふそう、伊勢いせ、古こ鷹たか、青葉あおば、衣笠きぬがさ、球磨くま、最上もがみ、長ちょう鯨くじら、浅間あさま/第だい十じゅう一いち驅逐くちく隊たい、第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい|昭和しょうわ十じゅう二に年ねん七なな、三一さんぴん(内うち令れい三さん九きゅう二に)第だい十じゅう一いち水雷すいらい隊たい/一いち〇、一いち〇(内うち令れい六ろく八はち九きゅう)第だい十じゅう五ご驅逐くちく隊たい/一いち〇、二に〇(内うち令れい七なな三さん三さん)長ちょう鯨くじら/一いち〇、三一さんぴん(内うち令れい七なな六ろく四よん)三さん隈くま 鈴谷すずや 熊野くまの/一いち一いち、一いち(内うち令れい七なな七なな四よん)矢や風ふう|昭和しょうわ十じゅう二に四よん、一いち(内うち令れい一いち二に四よん)古こ鷹たか 第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい/六ろく、一いち五ご(内うち令れい二に七なな八はち)浅間あさま/七なな、二八にっぱち(内うち令れい三さん六ろく七なな)長ちょう鯨くじら 第だい十じゅう一いち驅逐くちく隊たい/八はち、七なな(内うち令れい四よん一いち三さん)第だい十じゅう一いち水雷すいらい隊たい 〕
  42. ^ 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん 251-252頁ぺーじ、薄うす雲くもの行動こうどう年表ねんぴょう
  43. ^ 写真しゃしん日本にっぽんの軍艦ぐんかん10巻かん248-249頁ぺーじ、吹雪ふぶきの行動こうどう年表ねんぴょう
  44. ^ 戦史せんし叢書そうしょ91 1975, p. 002a付表ふひょう第だい二に(「大本営だいほんえい海軍かいぐん部ぶ・聯合れんごう艦隊かんたい<1>)聯合れんごう艦隊かんたい編制へんせい推移すいい表ひょう(昭和しょうわ14年ねん11月15日にち～昭和しょうわ16年ねん12月20日にち)
  45. ^ 戦史せんし叢書そうしょ38 1970, pp. 73–77昭和しょうわ十じゅう五ご年度ねんど艦隊かんたい編制へんせい(抜粋ばっすい)(昭和しょうわ14.11.15付づけ)
  46. ^ 昭和しょうわ十じゅう五ご年度ねんど艦隊かんたい編制へんせいにおける二に航こう戦せんは、中型ちゅうがた空母くうぼ蒼あおい龍りゅうと飛ひ龍りゅう、第だい11駆逐くちく隊たいだった[45]。
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  49. ^ 戦史せんし叢書そうしょ79 1975, pp. 195–196.
  50. ^ 歴れき群ぐん19、水雷すいらい戦隊せんたいII 1998, p. 88b薄うす雲くも(うすぐも)
  51. ^ 陽炎かげろう型がた(光人みつひと社しゃ) 2014, pp. 276–277薄うす雲くも(うすぐも)
  52. ^ 戦史せんし叢書そうしょ38 1970, pp. 80–82昭和しょうわ十じゅう六ろく年度ねんど艦隊かんたい編制へんせい(外そと戦せん部隊ぶたい)(昭和しょうわ15.11.15付づけ)
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  54. ^ #昭和しょうわ17年度ねんど帝国ていこく海軍かいぐん戦時せんじ編制へんせい・駆逐くちく隊たい他ほか p.1〔 呉ご|第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たい|叢雲むらくも、東雲しののめ|(戦時せんじ編制へんせいニ依よル所属しょぞく)第だい二に航空こうくう戦隊せんたい 〕
  55. ^ #昭和しょうわ17年度ねんど帝国ていこく海軍かいぐん戦時せんじ編制へんせい p.5
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  107. ^ 「「昭和しょうわ16年ねん12月経過けいか概要がいよう」、昭和しょうわ16.12～20.9　第だい2次じ世界せかい大戦たいせん略歴りゃくれき(乙おつ)第だい1号ごう(主要しゅよう作戦さくせんの概要がいよう)(防衛ぼうえい省しょう防衛ぼうえい研究所けんきゅうじょ)」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C16120621500  p.3(昭和しょうわ16年ねん12月10日にち)
  108. ^ 戦史せんし叢書そうしょ35 1970, p. 189マレー沖おき海戦かいせん(挿図そうず第だい六ろく参照さんしょう)
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  112. ^ 戦史せんし叢書そうしょ03 1967, p. 5南方なんぽう軍ぐん/川口かわぐち支隊したい
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  131. ^ #昭和しょうわ16年ねん12月三水さんずい戦せん日誌にっし(1) p.22-23
  132. ^ #昭和しょうわ16年ねん12月三水さんずい戦せん日誌にっし(1) p.53〔 12月17日にち(略りゃく)二に.東雲しののめ0850バラム灯台とうだいノ7°11.5kニテ敵てき機きト交戦こうせん沈没ちんぼつス、乗員じょういん艦長かんちょう以下いか227名めい戦死せんし 〕
  133. ^ 作戦さくせん経過けいか概要がいよう16-17号ごう pp.13-18
  134. ^ 高松宮たかまつのみや日記にっき3巻かん 1995, pp. 413–414.
  135. ^ 『日本にっぽん海軍かいぐん艦艇かんてい写真しゃしん集しゅう16 駆逐くちく艦かん 吹雪ふぶき型がた［特とく型がた］』179頁ぺーじ
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  139. ^ #内うち令れい昭和しょうわ17年ねん3月がつ(2) pp.21-22〔 内うち令れい第だい七なな十じゅう九きゅう號ごう|呉ご鎮守ちんじゅ府ふ在籍ざいせき　驅逐くちく艦かん 東雲しののめ　驅逐くちく艦かん 狭霧さぎり|佐世保させぼ鎮守ちんじゅ府ふ在籍ざいせき　驅逐くちく艦かん 疾風しっぷう　驅逐くちく艦かん 如月きさらぎ|右みぎ帝國ていこく驅逐くちく艦かん籍せきヨリ除じょカル｜(略りゃく)昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん一いち月がつ十じゅう五ご日にち　海軍かいぐん大臣だいじん 嶋田しまだ繁太郎しげたろう 〕
  140. ^ 歴れき群ぐん19、水雷すいらい戦隊せんたいII 1998, p. 88c叢雲むらくも(むらくも)
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  143. ^ #内うち令れい昭和しょうわ17年ねん3月がつ(1) p.35〔 内うち令れい第だい四よん百ひゃく十じゅう三さん號ごう 驅逐くちく隊たい編制へんせい中ちゅう左ひだりノ通つう改定かいていセラル｜昭和しょうわ十じゅう七なな年ねん三さん月がつ十じゅう日にち 海軍かいぐん大臣だいじん嶋田しまだ繁太郎しげたろう｜第だい十じゅう一いち驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「初雪はつゆき」ノ下しもニ「、叢雲むらくも」ヲ加かフ |第だい十じゅう二に驅逐くちく隊たいノ項こうヲ削そぎル|第だい二に十じゅう驅逐くちく隊たいノ項こう中ちゅう「夕ゆう霧きり」ノ下しもニ「、白雲しらくも」ヲ加かフ 〕
  144. ^ 昭和しょうわ3年ねん2月がつ16日にち(木)もく官報かんぽう第だい338号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ7
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  146. ^ a b 昭和しょうわ4年ねん12月2日にち(月)げつ官報かんぽう第だい878号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ12(原本げんぽん22二に段だん、久我くが免職めんしょく)(原本げんぽん33一いち段だん、堤つつみ補職ほしょく)
  147. ^ a b 昭和しょうわ5年ねん12月2日にち(火)か官報かんぽう第だい1179号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ10(原本げんぽん50四よん段だん、堤つつみ免職めんしょく)(原本げんぽん51二に段だん、山本やまもと補職ほしょく)
  148. ^ a b 昭和しょうわ7年ねん12月2日にち(金)きん官報かんぽう第だい1778号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ9(原本げんぽん48四よん段だん、山本やまもと免職めんしょく)(原本げんぽん49二に段だん、武田たけだ補職ほしょく)
  149. ^ a b 昭和しょうわ8年ねん1月がつ26日にち(木)もく官報かんぽう第だい1820号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ4(原本げんぽん551二に段だん目め、武田たけだ免職めんしょく・柴田しばた補職ほしょく)
  150. ^ a b 昭和しょうわ8年ねん11月16日にち(木)もく官報かんぽう第だい2064号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ9(原本げんぽん404四よん段だん目め、柴田しばた免職めんしょく)(原本げんぽん405三さん段だん目め、西岡にしおか補職ほしょく)
  151. ^ a b 昭和しょうわ9年ねん11月16日にち(金)きん官報かんぽう第だい2364号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ10(原本げんぽん434三さん段だん目め、西岡にしおか免職めんしょく)(原本げんぽん435三さん段だん目め、佐藤さとう補職ほしょく)
  152. ^ a b 昭和しょうわ11年ねん11月4日にち(水)すい官報かんぽう第だい2953号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ8(原本げんぽん46二に段だん、佐藤さとう免職めんしょく・吉村よしむら補職ほしょく)
  153. ^ a b 昭和しょうわ11年ねん12月2日にち(水)すい官報かんぽう第だい2976号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ22(原本げんぽん75二に段だん、吉村よしむら免職めんしょく)、p.23(原本げんぽん76三さん段だん、山代やましろ補職ほしょく)(原本げんぽん77三さん段だん、大原おおはら補職ほしょく)
  154. ^ a b 昭和しょうわ12年ねん7月がつ2日にち(金)きん官報かんぽう第だい3148号ごう。国立こくりつ国会図書館こっかいとしょかんデジタルコレクションコマ10(原本げんぽん二に段だん、山代やましろ免職めんしょく・北村きたむら補職ほしょく)
  155. ^ a b 「昭和しょうわ12年ねん8月がつ16日にち(発令はつれい8月がつ16日にち付づけ)海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう(号外ごうがい)第だい28号ごう p.18北村きたむら免職めんしょく・山口やまぐち補職ほしょく」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072072200 
  156. ^ a b 「昭和しょうわ12年ねん11月15日にち(発令はつれい11月がつ15日にち付づけ)海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう(号外ごうがい)第だい91号ごう p.26香川かがわ補職ほしょく、p.28山口やまぐち免職めんしょく」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072072500 
  157. ^ a b 「昭和しょうわ13年ねん12月15日にち(発令はつれい12月がつ15日にち付づけ)海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう(部内ぶない限げん)号外ごうがい第だい273号ごう p.23香川かがわ免職めんしょく、p.27金岡かなおか補職ほしょく」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072074800 
  158. ^ a b 「昭和しょうわ14年ねん12月1日にち(発令はつれい12月がつ1日にち付づけ)海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう(部内ぶない限げん)第だい408号ごう p.3金岡かなおか免職めんしょく、p.4古閑こが補職ほしょく」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072077100 
  159. ^ a b 「昭和しょうわ15年ねん10月がつ15日にち(発令はつれい10月がつ15日にち付づけ)海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう(部内ぶない限げん)第だい543号ごう p.37古閑こが免職めんしょく、p.40笹川ささかわ補職ほしょく」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072079000 
  160. ^ 「昭和しょうわ17年ねん1月がつ10日とおか(発令はつれい昭和しょうわ16年ねん12月17日にち付づけ)海軍かいぐん辞令じれい公報こうほう(部内ぶない限げん)第だい790号ごう pp.21-22」 アジア歴史れきし資料しりょうセンター Ref.C13072083800 

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