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樊瑞

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樊瑞
たかしどうきよしぐんたたかう樊瑞(歌川うたがわ国芳くによし
歩兵ほへいぐん将校しょうこう
拼音 Fán Ruì
別名べつめい こん魔王まおう

みず(はん ずい)は、中国ちゅうごく小説しょうせつよんだい奇書きしょひとつである『みず滸伝』の登場とうじょう人物じんぶつ

梁山泊りょうざんぱくだいろくじゅういち好漢こうかんしかほしまれわり。渾名あだなこん魔王まおう(こんせいまおう)で、さわがす魔王まおう意味いみし、若年じゃくねんながら方術ほうじゅつにつけた黒衣くろご道士どうしであるかれちから畏怖いふしてけられた(なお、小説しょうせつ西遊せいゆう』にこの妖怪ようかい登場とうじょうし、樊瑞一味いちみの3にん全員ぜんいん西遊せいゆう関連かんれん渾名あだなつ)。またけんげき流星りゅうせいづちなどの武芸ぶげいや、用兵ようへいじゅつにもけている。

生涯しょうがい

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歌川うたがわ国芳くによし通俗つうぞくすい滸傅豪傑ごうけつひゃくはちにんこれないこん天魔てんまおう樊瑞」

副将ふくしょうこうたかしとともに、じょしゅうすすき碭山こめ山賊さんぞくとして登場とうじょう部下ぶかさんせんにん作中さくちゅう登場とうじょうする梁山泊りょうざんぱく以外いがい山賊さんぞく勢力せいりょくでは最大さいだいのもので、樊瑞が人心じんしん掌握しょうあくにもけていたことがうかがえる。梁山泊りょうざんぱく併呑へいどんする野心やしんっていたほどのかれだが、梁山泊りょうざんぱくはいってからはかれ以上いじょう実力じつりょく道士どうし公孫こうそんしょうかげかくれ、むしろ逵チームを補佐ほさする隊長たいちょうとしての出番でばんほうおおくなってしまった。実際じっさいとら討伐とうばつさいにはてき道術どうじゅつ使づかたかしどうきよしとのじゅつくらべにやぶれ、公孫こうそんしょう窮地きゅうちすくわれる描写びょうしゃもあることから道士どうしとしての力量りきりょうたかほうではないのだろう。しかし、公孫こうそんしょう梁山泊りょうざんぱくぐんはなれたのちには、方術ほうじゅつ使つかとしてつく場面ばめんもある。ほうぐん道術どうじゅつ使づかつつみどうおつていぴょう妖術ようじゅつ九天きゅうてん玄女げんにょてんしょもちいたそうこうともやぶ活躍かつやくせた。

ほう臘のらん平定へいてい梁山泊りょうざんぱくぐん解体かいたいののちは弟子でしむかえたしゅたけしとも公孫こうそんしょう師事しじした。

関連かんれん項目こうもく

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