河合かわい竜二りゅうじ

河合かわい 竜二りゅうじ
北海道ほっかいどうコンサドーレ札幌さっぽろ時代じだい
名前なまえ
愛称あいしょう	リュウジ
カタカナ	カワイ リュウジ
ラテン文字もじ	KAWAI Ryuji
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	日本にっぽん
生年月日せいねんがっぴ	(1978-07-14) 1978年ねん7月がつ14日にち（46歳さい）
出身しゅっしん地ち	東京とうきょう都と板橋いたばし区く
身長しんちょう	183cm
体重たいじゅう	75kg
選手せんしゅ情報じょうほう
ポジション	MF（DMF） / DF（CB）
利きき足あし	右足みぎあし
ユース
1994-1996	西武せいぶ台だい高校こうこう
クラブ1
年とし	クラブ	出場しゅつじょう	(得点とくてん)
1997-2002	浦和うらわレッズ	14	(0)
2003-2010	横浜よこはまF・マリノス	145	(9)
2011-2018	北海道ほっかいどうコンサドーレ札幌さっぽろ	179	(2)
通算つうさん		338	(11)
1. 国内こくないリーグ戦せんに限かぎる。2018年ねん12月2日にち現在げんざい。 ■テンプレート（■ノート ■解説かいせつ）■サッカー選手せんしゅpj

河合かわい 竜二りゅうじ（かわい りゅうじ、1978年ねん7月がつ14日にち - ）は、東京とうきょう都と板橋いたばし区く出身しゅっしんの元もとプロサッカー選手せんしゅ。現役げんえき時代じだいのポジションはミッドフィールダー（ボランチ）、ディフェンダー（センターバック）。

来歴らいれき

1978年ねん、東京とうきょう都と板橋いたばし区くに生うまれ、近所きんじょにあった帝京ていきょう高校こうこうのサッカー部ぶの練習れんしゅうを幼少ようしょうの頃ころから両親りょうしんに連つれられ観かんに行いっていたという環境かんきょうの下したで育そだてられ 、埼玉さいたま県けん鶴ヶ島つるがしま町まち（現げん・鶴ヶ島つるがしま市し）に転居てんきょ直後ちょくごの4歳さいの時ときにサッカーを始はじめる。小学しょうがく3年生ねんせいから地元じもとのFC鶴ヶ島つるがしまに所属しょぞくし、6年生ねんせい次じには全日本ぜんにほん少年しょうねんサッカー大会たいかいの決勝けっしょう大会たいかいに出場しゅつじょうしベスト8入いりを果はたしている。卒業そつぎょう後ごは地元じもとの鶴ヶ島つるがしま中学校ちゅうがっこうに進学しんがくしサッカー部ぶに入部にゅうぶ。2年生ねんせいでレギュラーを勝かち取とり 当時とうじはフォワードでプレーしていた。中学ちゅうがく卒業そつぎょう後ごは西武せいぶ台だい高校こうこうへ進学しんがくし同級生どうきゅうせいの田畑たばた昭宏あきひろと共ともにサッカー部ぶに所属しょぞく。1995年ねんの2年生ねんせい次じにはインター杯はいで準じゅん優勝ゆうしょうを経験けいけんし、個人こじんとしても埼玉さいたま県けん選抜せんばつに選えらばれ国体こくたいに2年ねん連続れんぞく出場しゅつじょうするなど活躍かつやくしていたが、全国ぜんこく高等こうとう学校がっこうサッカー選手権せんしゅけん大会たいかいへの出場しゅつじょうは1度ども叶かなわなかった。

浦和うらわレッドダイヤモンズ

1997年ねん、高校こうこう時代じだいの活躍かつやくを認みとめられ田畑たはたと共ともに地元じもとの浦和うらわレッドダイヤモンズに入団にゅうだん。高卒こうそつ新人しんじんの同期どうきには田畑たはたの他ほか、永井ながい雄一郎ゆういちろう、三さん本ほん菅かん崇たかしがおり、ポジションはディフェンダーとして登録とうろくされ背番号せばんごうは33を与あたえられた。当時とうじの浦和うらわはケッペル監督かんとくの下した、守備しゅび陣じんには元もとドイツ代表だいひょうのブッフバルト、ユーゴスラビア代表だいひょうのペトロビッチをはじめ、西野にしの努つとむらがおり、守備しゅび的てきな中盤ちゅうばんでもベテランの堀ほり孝史たかし、広瀬ひろせ治おさむをはじめ、土橋どばし正樹まさき、阿部あべ敏之としゆき、石井いしい俊也としやらがおり、これらの実力じつりょく者しゃとポジションを争あらそう事こととなった。

同期どうき入団にゅうだんの田畑たはたと永井ながいが1年ねん目めながら多おおくの出場しゅつじょう機会きかいを与あたえられ、U-20日はつか本ほん代表だいひょう候補こうほにも選出せんしゅつされる活躍かつやくを見みせていた一方いっぽうで、河合かわいに公式こうしき戦せん出場しゅつじょうの機会きかいは与あたえられずベンチ入いりも適かなわなかった。翌よく1998年ねんには新しん監督かんとくに原はら博実ひろみが就任しゅうにんするがこの年としも出場しゅつじょう機会きかいは与あたえられず、3年ねん目めの1999年ねんはチームが不振ふしんに陥おちいりJ2降格こうかくを喫きっしてしまう中なかで、シーズン途中とちゅうには監督かんとくがア・デモス、吉田よしだ靖やすしと相次あいついで交代こうたいし、9月23日にちのJ1-2nd第だい10節せつG大阪おおさか戦せんで初はじめてベンチ入いりを果はたすが 河合かわいが起用きようされる事ことはこの年としも一いち度どもなかった。

2000年ねん、この年としから新しん監督かんとくに斉藤さいとう和夫かずおが就任しゅうにんし、登録とうろくポジションをミッドフィールダーに変更へんこうするとプロ4年ねん目めにして念願ねんがんの出場しゅつじょう機会きかいが訪おとずれる。主力しゅりょくボランチとして起用きようされていた石井いしい俊也としやが累積るいせき警告けいこくで出場しゅつじょう停止ていしとなると、さいたまダービーとなった5月22日にちJ2第だい14節せつ大宮おおみや戦せんで監督かんとくの斉藤さいとうは河合かわいをボランチでスタメンに抜擢ばってきする。この起用きようにより公式こうしき戦せん初はつ出場しゅつじょうを果はたし勝利しょうりに貢献こうけんした1人ひとりとなった。この試合しあいをきっかけに以降いこうの試合しあいでも徐々じょじょに起用きようされるようになり主力しゅりょくに定着ていちゃくした。10月に横山よこやま謙三けんぞうが総そう監督かんとくに就任しゅうにんするとリーグ戦せんでこそ控ひかえに留とどまったものの天皇杯てんのうはいでは積極せっきょく的てきに起用きようされ4回戦かいせん進出しんしゅつに貢献こうけんする。この年としチームは最終さいしゅう的てきにJ1昇格しょうかくを達成たっせいし、翌年よくねん以降いこうの飛躍ひやくを期待きたいさせるシーズンとなった。

ところが、翌よく2001年ねんからは状況じょうきょうが一変いっぺんする。前年ぜんねんをもって横山よこやまが総そう監督かんとくを退任たいにんし、新あたらしくチッタが監督かんとくに就任しゅうにんすると河合かわいが試合しあいで起用きようされる事ことは1度どもなく、2ndステージからは辞任じにんしたチッタに代かわりピッタが監督かんとくに就つくが、ピッタはプロ2年ねん目めの鈴木すずき啓あきら太ふとしをボランチで積極せっきょく的てきに起用きようした。この年としの浦和うらわは徐々じょじょに順位じゅんいを落おとしシーズン終盤しゅうばんにかけてJ1残留ざんりゅう争あらそいを強しいられており、そうした事情じじょうも相あいまって河合かわいが起用きようされたのは9月22日にちのJ1-2nd第だい6節せつ鹿島かしま戦せんの1試合しあいのみであり、この試合しあいが河合かわいにとってJ1初はつ出場しゅつじょうであるのと同時どうじに浦和うらわで出場しゅつじょうした最後さいごの公式こうしき戦せんとなった。また、この頃ころの河合かわいはサテライトの試合しあいでも思おもうような結果けっかを残のこせず、2002年ねんに入はいりオフトが監督かんとくに就任しゅうにんすると構想こうそう外がいとなり、同年どうねん末まつをもって浦和うらわを契約けいやく満了まんりょうとなった。

横浜よこはまF・マリノス

浦和うらわの退団たいだんが決きまった河合かわいはこの年としより実施じっしされたトライアウトに参加さんかするも、12月12日にちに実施じっしされた1度目どめのトライアウトでは移籍いせき先さきは見みつからず、翌よく2003年ねん1月がつ9日にちに実施じっしされた2度目どめのトライアウトを経へて、この年としから横浜よこはまF・マリノスの監督かんとくに就任しゅうにんする事ことが決定けっていしていた岡田おかだ武史たけしより誘さそいを受うけ入団にゅうだんする。1月がつ21日にちに河合かわいの獲得かくとくを正式せいしきに発表はっぴょう。背番号せばんごうは35を与あたえられ再ふたたびディフェンダーとして登録とうろくされた。

岡田おかだは河合かわいをセンターバックとボランチでの起用きようを構想こうそうした為ため、日本にっぽん代表だいひょうの松田まつだ直樹なおき、中澤なかざわ佑二ゆうじ、波戸はと康広やすひろ、韓国かんこく代表だいひょうの柳やなぎ想そう鐵てつをはじめ、遠藤えんどう彰弘あきひろ、上野うえの良治よしはる、成長せいちょう著いちじるしい若手わかての那須なす大だい亮あきら、栗原くりはら勇蔵ゆうぞうら多おおくの実力じつりょく者しゃとポジションを争あらそう事こととなった。4月がつ23日にちヤマザキナビスコカップ予選よせんリーグ第だい4節せつ仙台せんだい戦せんの後半こうはん30分ふんに永山ながやま邦夫くにおと途中とちゅう交代こうたいで移籍いせき後ご初はつ出場しゅつじょうを果はたし、7月がつ16日にちの同どう第だい6節せつの柏かしわ戦せんで移籍いせき後ご初はつフル出場しゅつじょうを果はたした。一方いっぽう、リーグ戦せんでは出場しゅつじょう機会きかいに恵めぐまれないままチームは1stステージ優勝ゆうしょうを果はたすが、2ndステージに入はいりセンターバックの主力しゅりょくを務つとめていた松田まつだが負傷ふしょうと体調たいちょう不良ふりょうの影響えいきょうによりコンディションを落おとすと、代役だいやくとしてほとんどの試合しあいに起用きようされる。松田まつだ不在ふざいの穴あなを埋うめる活躍かつやくを見みせチームの2ndステージ優勝ゆうしょうに貢献こうけんした1人ひとりとなった。また、同年どうねん開催かいさいの天皇杯てんのうはいにも3回戦かいせん以降いこうの全ぜん試合しあいにスタメン起用きようされ、同どう3回戦かいせんの市立しりつ船橋ふなばし高校こうこう戦せんの前半ぜんはん6分ふんに先制せんせい点てんを決きめ、プロ7年ねん目めにして公式こうしき戦せん初はつゴールを挙あげた。

2004年ねん、リーグ戦せん開幕かいまく前まえの2月がつに負傷ふしょうし離脱りだつを経験けいけんするが、この頃ころチームはACLの予選よせんとA3チャンピオンズカップを並行へいこうして戦たたかっており、また、試合しあい日程にっていと代表だいひょう招集しょうしゅうが重かさなり多おおくの主力しゅりょく選手せんしゅが不在ふざいのまま戦たたかいを余儀よぎなくされた事ことなどから 河合かわいはACLを戦たたかう主力しゅりょくメンバーとして起用きようされた。この予選よせんリーグでチームは最終さいしゅう的てきに首位しゅいと勝かち点てんで並ならぶものの得失点とくしってん差さによって敗退はいたいが決定けっていするが、4月がつ21日にちの城南じょうなん一いち和わ戦せんではこの大会たいかいで準じゅん優勝ゆうしょうを遂とげる相手あいてに決勝けっしょうゴールを挙あげ勝利しょうりに貢献こうけんするなど 攻守こうしゅに渡わたりチームを支ささえた。その一方いっぽうでリーグ戦せんでは、この年としにベテランの中西なかにし永ひさし輔が移籍いせき加入かにゅうした事こともあり出場しゅつじょう試合しあい数すうこそ前年ぜんねんを下回したまわったものの、1stステージで先発せんぱつ起用きようされた全ぜん3試合しあいでは相手あいて攻撃こうげき陣じんを無む失点しってんに抑おさえ勝利しょうりに貢献こうけんする など起用きように応こたえる働はたらきを見みせ、チームは前年ぜんねんに続つづきこのステージでも優勝ゆうしょうを果はたした。続つづく2ndステージでは序盤じょばんこそ試合しあい出場しゅつじょうはなかったが、勝かち切きれない試合しあいが続つづき順位じゅんいを落おとすと先発せんぱつに起用きようされるようになり最終さいしゅう節ぶしまでチームを支ささえた。最終さいしゅう的てきに2ndステージを6位いで終おえた為ため、このステージで優勝ゆうしょうした古巣ふるす浦和うらわとチャンピオンシップを戦たたかう事ことが決定けっていすると、河合かわいはこの重要じゅうような2試合しあいでフル出場しゅつじょうし中澤なかざわ佑二ゆうじ、松田まつだ直樹なおきと共ともに3バックの一角いっかくを担にない攻守こうしゅに渡わたり欠かかせない働はたらきを見みせる。12月5日にちの第だい1戦せんでは後半こうはん21分ふんに奥おく大介だいすけの右みぎからのコーナーキックをヘディングシュートで決きめ、このゴールがチームを勝利しょうりに導みちびく値ね千金せんきんの決勝けっしょう点てんとなり、同時どうじに古巣ふるす浦和うらわに初はじめて挙あげた恩返おんがえしゴールとなった。守備しゅびでも浦和うらわの攻撃こうげき陣じんを無む失点しってんに抑おさえ、続つづく12月11日にちの第だい2戦せんでも、浦和うらわに同点どうてんに追おいつかれるも以降いこうは延長えんちょう戦せんに入はいっても追加ついか点てんを許ゆるさずPK戦せんの末すえに勝利しょうりを収おさめる。起用きように応こたえる活躍かつやくでチームを2年ねん連続れんぞく年間ねんかん優勝ゆうしょうに導みちびく原動力げんどうりょくとなった。

2005年ねんに入はいると前年ぜんねん終盤しゅうばんの活躍かつやくと、多おおくの選手せんしゅが代表だいひょう招集しょうしゅうや負傷ふしょうで離脱りだつしていた事こともあり2月がつのA3チャンピオンズカップに主力しゅりょくメンバーとして栗原くりはら勇蔵ゆうぞう、中西なかにし永ひさし輔と共ともに3バックに起用きようされ2試合しあいで1失点しってんに抑おさえる活躍かつやくを見みせていたが、発熱はつねつにより最終さいしゅう戦せんを欠場けつじょうすると チームは敗戦はいせんしこの大会たいかいを3位いで終おえた。リーグ戦せんではチームが開幕かいまく戦せんからの2試合しあいで3失点しってんを喫きっすると、続つづく4月がつ2日にちのJ1第だい3節せつ新潟にいがた戦せんでスタメン起用きようされ、1失点しってんを喫きっするものの1ゴール1アシストの活躍かつやくで勝利しょうりに貢献こうけんする。河合かわいにとってはこの得点とくてんがJリーグ初はつゴールとなった。この活躍かつやくもあって以降いこうも3バックの一角いっかくを担にない多おおくの試合しあいで先発せんぱつ起用きようされた。リーグ戦せんと並行へいこうしてACLの予選よせんにも主力しゅりょくとして3試合しあいに起用きようされチームの守備しゅびを支ささえ奮闘ふんとうするも、5月11日にちの山東さんとう魯能では退席たいせき処分しょぶんに見舞みまわれるなどの不運ふうんもあり チームは2年ねん連続れんぞくで予選よせん敗退はいたいが決定けっていした。一方いっぽうで、チームは過密かみつ日程にっていの影響えいきょうもあってリーグ戦せんの序盤じょばんから勝かてない試合しあいが続つづき苦戦くせんを強しいられると、7月がつからはボランチで起用きようされる試合しあいも見みられ、終盤しゅうばんには4連勝れんしょうを果はたすも最終さいしゅう的てきに9位いでシーズンを終おえる事こととなった。

2006年ねんはリーグ戦せんの序盤じょばんこそサブメンバーに留とどまったが、3月18日にちJ1第だい3節せつC大阪おおさか戦せんの後半こうはん30分ふんにマグロンと替かわり途中とちゅう出場しゅつじょうを果はたし、限かぎられた出場しゅつじょう時間じかんの中なかで得点とくてんの起点きてんとなる活躍かつやくを見みせ勝利しょうりに貢献こうけんすると、4月がつ以降いこうは主力しゅりょくとして出場しゅつじょうした試合しあいでは全すべてスタメンで起用きようされ、ボランチでプレーする機会きかいも多おおくなりマグロン、那須なす大だい亮あきら、上野うえの良治よしはるらとダブルボランチを組くんだ。その一方いっぽうでチームは前年ぜんねん同様どうように勝かち切きれない試合しあいが続つづきリーグ戦せんでは下位かいに低迷ていめいし、8月がつ23日にちのJ1第だい19節せつ大宮おおみや戦せんで敗戦はいせんしたのを受うけ監督かんとくの岡田おかだが辞任じにん。後任こうにんには水沼みずぬま貴史たかしが指揮しきを執とる事ことになるが、同どう監督かんとくからは累積るいせき警告けいこくによる出場しゅつじょう停止ていしで欠場けつじょうを余儀よぎなくされた試合しあいを除のぞく全ぜん試合しあいに主おもにボランチとしてスタメンで起用きようされると、9月9日にちのJ1第だい22節せつ川崎かわさき戦せんでシーズン初はつゴールを挙あげるなど 守備しゅびだけに留とまらず攻撃こうげきの起点きてんとしても奮闘ふんとうするが、チームの成績せいせきは一時いちじ的てきに持もち直なおすも低迷ていめいからの脱却だっきゃくまでには至いたらず最終さいしゅう的てきに前年ぜんねんと同おなじ9位いでシーズンを終おえた。また、同年どうねん開催かいさいのヤマザキナビスコカップにも予選よせんリーグから主力しゅりょくとして起用きようされベスト4入いりに貢献こうけん、天皇杯てんのうはいでも横浜よこはまFMが登場とうじょうした4回戦かいせん以降いこうの全ぜん試合しあいに主力しゅりょくとして起用きようされベスト8入いりに貢献こうけんした。

2007年ねん、前年ぜんねんをもって水沼みずぬまが監督かんとくを退任たいにんし新あたらしく早野はやの宏史ひろしが就任しゅうにんすると、早野はやのは攻撃こうげき的てきなフォーメーションに河合かわいをボランチの軸じくに据すえる布陣ふじんを採用さいよう。ワンボランチで起用きようされる試合しあいも多おおく見みられ、攻守こうしゅの要ようとしてリーグ戦せんの全ぜん34試合しあいのうち累積るいせき警告けいこくによる出場しゅつじょう停止ていしで欠場けつじょうした1試合しあいを除のぞく33試合しあいでスタメン起用きようされた。3月3日にちのJ1開幕かいまく戦せんとなった甲府こうふ戦せんでボランチとして先発せんぱつに起用きようされると90分間ふんかん戦たたかい抜ぬき勝利しょうりに貢献こうけん。河合かわいにとってはこれがプロ11年ねん目めにして初はつの開幕かいまくスタメンフル出場しゅつじょうとなった。このシーズンは攻撃こうげきの起点きてんとしても欠かかせない活躍かつやくを見みせており 河合かわい自身じしんも多おおくの得点とくてんを決きめた。4月がつ22日にちJ1第だい7節せつ大分おおいた戦せんでシーズン初はつゴールを挙あげると、リーグ戦せんの後半こうはんの6月30日にちJ1第だい18節せつ大分おおいた戦せんでもゴールを挙あげ、終盤しゅうばんの11月24日にちJ1第だい33節せつ新潟にいがた戦せんでは決勝けっしょう点てんとなるゴールを挙あげ勝利しょうりに貢献こうけん。河合かわいにとってはこの試合しあいでJ1リーグ戦せん通算つうさん100試合しあい出場しゅつじょうを達成たっせいしており、自みずからのゴールでメモリアルに花はなを添そえる形かたちとなった。これらの活躍かつやくもあり最終さいしゅう的てきにチームは前年ぜんねんを上回うわまわる7位いでシーズンを終おえ、同年どうねんのヤマザキナビスコカップの予選よせんでは河合かわいを温存おんぞんした試合しあいも見みられたが、出場しゅつじょうした試合しあいではボランチとして欠かかせない働はたらきを見みせ、予選よせんグループを1位い通過つうか。決勝けっしょうトーナメントにも主力しゅりょくとして起用きようされ前年ぜんねんに続つづくベスト4入いりに貢献こうけんした。また、天皇杯てんのうはいでも主力しゅりょくとして起用きようされ5回戦かいせん進出しんしゅつを果はたした。

2008年ねんからは前年ぜんねんをもって退団たいだんした上野うえの良治よしはるが長ながきに渡わたり背負せおっていた背番号せばんごう6を継承けいしょうし、また、横浜よこはまFMのキャプテンを中澤なかざわ佑二ゆうじより引ひき継ついだ。この年としから新しん監督かんとくに就任しゅうにんした桑原くわばら隆たかしからも主力しゅりょくボランチとして活躍かつやくが期待きたいされたが、開幕かいまく前まえのキャンプで左ひだりひざの怪我けがを負おい離脱りだつするとリーグ戦せん前半ぜんはんの多おおくの試合しあいを欠場けつじょうする事こととなった。5月17日にちJ1第だい13節せつ京都きょうと戦せんの後半こうはん23分ふんに松田まつだ直樹なおきに替かわり途中とちゅう出場しゅつじょうで公式こうしき戦せん復帰ふっきを果はたし、以降いこうは最終さいしゅう節ぶしまで出場しゅつじょう停止ていしで欠場けつじょうした試合しあいを除のぞく全ぜん試合しあいにスタメンで起用きようされた。一方いっぽう、リーグ戦せんでチームは5月から7月がつまで1勝しょうも出来できず降格こうかく圏けんに低迷ていめいする事態じたいに陥おちいってしまい、この間あいだに監督かんとくが木村きむら浩ひろし吉きちに交替こうたいすると河合かわいはセンターバックとして起用きようされる試合しあいも見みられたが、8月がつからボランチとして起用きようされるようになるとチームの調子ちょうしも上向うわむき、リーグ戦せんの終盤しゅうばんには河合かわい自身じしんも得点とくてんを重かさねた。11月8日にちJ1第だい31節せつ京都きょうと戦せんでシーズン初はつゴールを挙あげると、12月6日にちのJ1最終さいしゅう節ぶし浦和うらわ戦せんでは後半こうはん1分ふんにミドルシュートを決きめたのを皮切かわきりに続つづく同どう35分ふんにも得点とくてんを挙あげ勝利しょうりに貢献こうけん。河合かわいにとってこれがプロ入いり後ご初はつの1試合しあい2ゴールとなった。また、同年どうねん開催かいさいのヤマザキナビスコカップではシーズン中盤ちゅうばんの不振ふしんもあってベスト8に留とどまったが、天皇杯てんのうはいにも主力しゅりょくとして起用きようされベスト4入いりに貢献こうけんした。

2009年ねん、前年ぜんねんに続つづきこの年としもキャプテンを務つとめ、主力しゅりょくボランチとして活躍かつやくを期待きたいされたが、リーグ戦せんの開幕かいまく直前ちょくぜんに右みぎ内側うちがわ側がわ副ふく靭帯じんたい損傷そんしょうの大たいけがを負おい長期ちょうき離脱りだつを余儀よぎなくされた。この負傷ふしょうの影響えいきょうは大おおきく、監督かんとくの木村きむらがコンディション重視じゅうしの起用きよう方針ほうしんを取とっていた事ことと 選手せんしゅに複数ふくすうポジションの収得しゅうとくを求もとめた事ことから、河合かわいが不在ふざいの間あいだに同どうポジションでは松田まつだ直樹なおきをはじめ、山瀬やませ功いさお治ち、小椋おぐら祥平しょうへい、兵藤ひょうどう慎まき剛つよし、天野あまの貴史たかし、プロ3年ねん目めの長谷川はせがわアーリアジャスールら多おおくの選手せんしゅが起用きようされ、コンディションを取とり戻もどし公式こうしき戦せんの復帰ふっきを果はたすまでには実じつに半年はんとしを要ようする事ことになった。8月がつ16日にちのJ1第だい21節せつF東京とうきょう戦せんでベンチ入いりすると、続つづく8月がつ19日にちのJ1第だい22節せつ大宮おおみや戦せんでスタメンに起用きようされシーズン初はつ出場しゅつじょうを果はたし、以降いこうはスタメンに定着ていちゃくし最終さいしゅう節ぶしまでリーグ戦せんを戦そよい抜ぬいた。決勝けっしょう戦せん進出しんしゅつがかかる重要じゅうような試合しあいとなったヤマザキナビスコカップ川崎かわさき戦せんでは9月2日にちの第だい1戦せんと9月6日にちの第だい2戦せんの共ともに先発せんぱつで起用きようされ攻守こうしゅを支ささえたものの敗退はいたい。天皇杯てんのうはいにも横浜よこはまFMが登場とうじょうした2回戦かいせん以降いこう全ぜん試合しあいに先発せんぱつ起用きようされたが、4回戦かいせんでまたもや川崎かわさきと対戦たいせんし敗退はいたいを喫きっする事こととなった。

2010年ねん、木村きむら和司かずしが新しん監督かんとくに就任しゅうにんするとこれまでと一転いってんして出場しゅつじょう機会きかいが激減げきげんし河合かわいにとっては苦くるしいシーズンとなる。2年ねん務つとめたキャプテンを栗原くりはら勇蔵ゆうぞうと兵藤ひょうどう慎まき剛つよしに引ひき継つぎ、リーグ戦せんが始はじまると木村きむらは前年ぜんねんに河合かわいの穴あなを埋うめる活躍かつやくを見みせていた小椋おぐら祥平しょうへいをボランチの軸じくに起用きよう。また、小椋おぐらとのダブルボランチには松田まつだ直樹なおき、波戸はと康広やすひろ、金井かない貢みつぐ史しに加くわえ、攻撃こうげき的てきな狩野かの健太けんた、兵藤ひょうどう慎まき剛つよし、中村なかむら俊輔しゅんすけ、清水しみず範久のりひさらが起用きようされ、リーグ戦せんの後半こうはんまで河合かわいにはほとんど出場しゅつじょう機会きかいを与あたえられず控ひかえメンバーに留とどまった。一方いっぽうで、ヤマザキナビスコカップでは出場しゅつじょう機会きかいが与あたえられたが結果けっかには結むすび付つかず、勝かてない試合しあいが続つづき予選よせんリーグの敗退はいたいが決定けってい。横浜よこはまFMにとっては8年ねん連続れんぞく決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつを逃のがす事こととなった。8月がつに入はいるとリーグ戦せんでも徐々じょじょに出場しゅつじょう機会きかいが増ふえ、8月がつ21日にちのJ1第だい20節せつ京都きょうと戦せんでは後半こうはん28分ふんに松田まつだに替かわり途中とちゅう出場しゅつじょうし右みぎサイドで起用きようされると試合しあい終了しゅうりょう間際まぎわに決勝けっしょう点てんとなるゴールを挙あげチームを勝利しょうりに導みちびき、限かぎられた出場しゅつじょう時間じかんの中なかで決定的けっていてきな働はたらきを見みせると9月からは最終さいしゅう節ぶしまでコンスタントにスタメンで起用きようされ続つづけていたが、11月30日にちには河合かわいと共ともに、松田まつだ、山瀬やませ、清水しみずら長年ながねんに渡わたり横浜よこはまFMを支ささえてきた功労こうろう者しゃとの契約けいやく非ひ更新こうしんの旨むねがクラブから発表はっぴょうされ、シーズン終了しゅうりょう後ごには幾いくつかのJクラブから誘さそいを受うける中なかで、河合かわいはJ2のコンサドーレ札幌さっぽろのオファーを受諾じゅだく。12月28日にちにコンサドーレ札幌さっぽろへ移籍いせきする事ことが横浜よこはまFM、札幌さっぽろの双方そうほうのクラブから発表はっぴょうされた。

コンサドーレ札幌さっぽろ

2011年ねん、背番号せばんごうは前年ぜんねんに石川いしかわ直樹なおきが背負せおっていた4を与あたえられ、ミッドフィールダーとして登録とうろくされた。この年としの札幌さっぽろは前年ぜんねんにこの石川いしかわ以外いがいにも守備しゅび陣じんを中心ちゅうしんに多おおくの主力しゅりょく選手せんしゅがチームを去さり再編さいへんを余儀よぎなくされていた事こともあって、クラブから河合かわいはチームの中心ちゅうしん選手せんしゅとして期待きたいされ、監督かんとくの石崎いしざき信弘のぶひろからの指名しめいにより 札幌さっぽろ加入かにゅう初年度しょねんどながらキャプテンを任まかされる事ことになった。リーグ戦せんでは、最終さいしゅうラインの要ようとして期待きたいされたチアゴが調整ちょうせい不足ふそくの為ために起用きよう出来できず、河合かわいと同おなじくこの年としに移籍いせき加入かにゅうした若手わかての山下やました達也たつやと共ともに開幕かいまく戦せんから不動ふどうのセンターバックとして守備しゅびを支ささえ続つづけ、一時いちじはチームの失点しってん数すうもリーグ最少さいしょうを記録きろくする。その一方いっぽうでリーグ戦せん開幕かいまく当初とうしょから深刻しんこくな得点とくてん力不足ちからぶそくにも陥おちいっており 序盤じょばんは下位かいに低迷ていめいした。6月がつに入はいると主力しゅりょくボランチとして起用きようされていた芳賀はが博信ひろのぶが度重たびかさなる負傷ふしょうによる戦線せんせん離脱りだつを繰くり返かえし、8月がつからは高卒こうそつ新人しんじんの櫛引くしびき一紀かずのりがセンターバックとして成長せいちょうを見みせスタメンに定着ていちゃくするようになると、河合かわいはボランチにポジションを移うつし芳賀はが不在ふざいの穴あなを埋うめるだけに留とまらず、宮澤みやざわ裕樹ゆうき、高木たかぎ純じゅん平たいららとダブルボランチを組くみ攻撃こうげきの起点きてんとしても活躍かつやくする。また、河合かわい自身じしんも10月30日にちのJ2第だい33節せつ熊本くまもと戦せんでは前半ぜんはん13分ふんに先制せんせい点てんとなる豪快ごうかいなミドルシュートを決きめ勝利しょうりに貢献こうけん。これが河合かわいのJ2初はつゴールであった。これらの活躍かつやくもあってチームは好調こうちょうを維持いじし続つづけ、リーグ戦せんの後半こうはんから一気いっきに成績せいせきも上昇じょうしょうし一いち時じは首位しゅいに浮上ふじょうした。終盤しゅうばんには連敗れんぱいを喫きっするものの12月3日にちのJ2最終さいしゅう節ぶしF東京とうきょう戦せんで勝利しょうりを収おさめた事ことで3位いが決定けっていしJ1昇格しょうかくを果はたす。最終さいしゅう的てきにこのシーズンはリーグ戦せんの全ぜん38試合しあいのうち累積るいせき警告けいこくにより出場しゅつじょう停止ていしとなった1試合しあいを除のぞく全ぜん試合しあいにスタメンで起用きようされ、出場しゅつじょう時間じかんもチームトップの山下やました達也たつやに次つぐ3,326分ふんに到達とうたつするなど、チームの中心ちゅうしん選手せんしゅとして札幌さっぽろのJ1昇格しょうかくには欠かかせない大だい活躍かつやくのシーズンとなった。

2012年ねんは前年ぜんねんに続つづきこの年としも札幌さっぽろのキャプテンを務つとめ、チームの中心ちゅうしん選手せんしゅとして攻守こうしゅを支ささえ続つづけるも一向いっこうにチームの勝利しょうりには結むすびつかず、Jリーグ史上しじょう最速さいそく降格こうかく記録きろくを更新こうしんするなど非常ひじょうに厳きびしいシーズンとなる。リーグ戦せんが開幕かいまくすると、センターバックでは山下やました達也たつやが退団たいだんするも、オーストラリア代表だいひょうのノースの加入かにゅうと、前年ぜんねん終盤しゅうばんに成長せいちょうを見みせた櫛引くしびき一紀かずのり、高卒こうそつ新人しんじんの奈良なら竜りゅう樹じゅの存在そんざいもあって、河合かわいはほとんどの試合しあいを、宮澤みやざわ裕樹ゆうき、この年としに移籍いせき加入かにゅうした山本やまもと真希まき、高卒こうそつ新人しんじんの前ぜん貴之たかゆきらとダブルボランチを組くんで戦たたかった。開幕かいまく戦せんからスタメン起用きようされ続つづけていた一方いっぽうでチームは勝かてず序盤じょばんから最下位さいかいに沈しずみ、リーグ戦せんで初はつ勝利しょうりを挙あげられたのは5月3日にちのJ1第だい9節せつC大阪おおさか戦せんであり、河合かわいはこの試合しあいで攻守こうしゅを支ささえC大阪おおさかの攻撃こうげき陣じんを無む失点しってんに抑おさえ勝利しょうりに貢献こうけんした。8年間ねんかん在籍ざいせきした古巣ふるすとの対戦たいせんとなった5月6日にちのJ1第だい10節せつ横浜よこはまFM戦せんにもボランチとして先発せんぱつで起用きようされるが敗戦はいせん。7月がつ7日にちJ1第だい17節せつ新潟にいがた戦せんで負傷ふしょう退場たいじょうを喫きっしてしまい長期ちょうき離脱りだつを余儀よぎなくされるも、戦列せんれつ復帰ふっき後ごも主力しゅりょく選手せんしゅとして起用きようされ続つづけ、9月29日にちのJ1第だい27節せつ川崎かわさき戦せんで敗戦はいせんしJ2降格こうかくが決定けっていしてしまうと、続つづく10月6日にちJ1第だい28節せつ浦和うらわ戦せんでは、強力きょうりょくな浦和うらわの攻撃こうげきを防ふせいだのみならず攻撃こうげきでも古田ふるた寛幸ひろゆきの先制せんせい点てんの起点きてんとなるパスなどで貢献こうけんし、2002年ねんまで在籍ざいせきした古巣ふるすを相手あいてに勝利しょうりを収おさめた。シーズンオフにはJ2降格こうかくによる緊縮きんしゅく財政ざいせいに伴ともない多おおくの主力しゅりょく選手せんしゅが退団たいだんするが、河合かわいは「移籍いせきをすることは少すこしも考かんがえなかった」として札幌さっぽろ残留ざんりゅうを明言めいげん。12月28日にちには契約けいやく更新こうしんの旨むねがクラブから正式せいしきに発表はっぴょうされ、翌よくシーズンも引ひき続つづき札幌さっぽろで戦たたかう事ことが決きまった。

2013年ねん、前年ぜんねんをもって石崎いしざき信弘のぶひろが監督かんとくを退任たいにんし新あらたに財前ざいぜん恵一けいいちが就任しゅうにんするが、この年としもキャプテンを任まかされる事ことが決きまり、1歳さい上じょうの砂川すなかわ誠まことと共ともに年長ねんちょう者しゃとして大幅おおはばに若返わかがえったチームを牽引けんいんしながらJ1昇格しょうかくを目指めざす事ことになった。リーグ戦せんでは、宮澤みやざわ裕樹ゆうき、この年としに札幌さっぽろに復帰ふっきした上里うえさと一いち将しょう、高卒こうそつ新人しんじんの深井ふかい一希かずき、堀米ほりごめ悠ゆう斗とらとボランチのポジションを争あらそいながら開幕かいまく戦せんから先発せんぱつ出場しゅつじょうし以降いこうも全ぜん試合しあいにスタメン起用きようされていたが、若手わかて中心ちゅうしんの布陣ふじんという事こともあり序盤じょばんは勝かてない時期じきが続つづき下位かいに低迷ていめいした。また、河合かわい自身じしんも4月がつ14日にちJ2第だい8節せつ徳島とくしま戦せんで負傷ふしょう退場たいじょうし長期ちょうき離脱りだつを余儀よぎなくされると、この負傷ふしょうの影響えいきょうが長引ながびきリーグ戦せん終盤しゅうばんまでの多おおくの試合しあいを欠場けつじょうする事こととなった。河合かわいが不在ふざいの間あいだに戦術せんじゅつがチームに徐々じょじょに浸透しんとうしていったのと三上みかみ陽よう輔、荒野あらの拓馬たくまら若手わかて選手せんしゅが成長せいちょうを見みせた事こともあって勝かち星ぼしを積つみ重かさね、プレーオフ進出しんしゅつを射程しゃてい圏内けんないに捉とらえられるまで順位じゅんいを上あげていくと、10月には河合かわいもコンディションを取戻とりもどしスタメンに復帰ふっきする。以降いこうは最終さいしゅう節ぶしまで全ぜん試合しあいで起用きようされ11月以降いこうの全ぜん試合しあいを無む失点しってんに抑おさえ続つづけ、終盤しゅうばんにはチームとしてこのシーズン初はじめての3連勝れんしょうを収おさめるなど攻守こうしゅを支ささえたが、11月24日にちJ2最終さいしゅう節ぶし北九州きたきゅうしゅう戦せんでスコアレスドローに終おわり、チームは後こう一いち歩ほのところでプレーオフ進出しんしゅつを逃のがした。この年としは多おおくの試合しあいを欠場けつじょうするもシーズン中ちゅうの9月にはクラブから契約けいやく延長えんちょうのオファーを受うけた事ことが報道ほうどうによって明あきらかになっており、シーズンオフの12月30日にちは正式せいしきにクラブから契約けいやく更新こうしんした事ことが発表はっぴょうされた。

2017年ねん11月18日にちに行おこなわれた第だい32節せつの清水しみずエスパルス戦せんで、左足ひだりあし腓骨ひこつ骨折こっせつ、左足ひだりあし三さん角かく靱帯じんたいの損傷そんしょうを負おい、長期ちょうき離脱りだつを余儀よぎなくされた。

2018年ねんシーズンは、40歳さいとなったが昨季さくきの怪我けがから6月がつには実戦じっせん復帰ふっきするもなかなか試合しあいには絡からめず、浦和うらわ在籍ざいせき時じの2002年ねんシーズン以来いらいの公式こうしき戦せん無む出場しゅつじょうでシーズンを終おえた。12月2日にちに契約けいやく満了まんりょうにより8年間ねんかん在籍ざいせきした札幌さっぽろを退団たいだんする事ことが発表はっぴょうされた。

2019年ねん1月がつ、現役げんえき引退いんたいと北海道ほっかいどうコンサドーレ札幌さっぽろのフロントスタッフに就任しゅうにんすると発表はっぴょうされた。

引退いんたい後ご

引退いんたい後ごは前述ぜんじゅつの通とおりコンサドーレのフロント入いりし、「コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン（CRC）」の役職やくしょく名めいで、クラブの広報こうほうやホームタウンとの連携れんけいなどを担になう仕事しごとに就ついた。

2022年ねん2月がつ、⼀般社団しゃだん法ほう⼈コンサドーレ北海道ほっかいどうスポーツクラブのスポーツダイレクターに就任しゅうにん。男子だんしサッカー以外いがいに女子じょしサッカーの「北海道ほっかいどうリラ・コンサドーレ」や、バドミントン及およびカーリングチームを統括とうかつすることになった。なおCRCは引ひき続つづき兼任けんにんする。

人物じんぶつ

靴くつのサイズは30.5cmで、高校こうこう時代じだいにはその足あしの大おおきさから「鬼おに足あし」と呼よばれていた。

好すきなサッカー選手せんしゅはパトリック・ヴィエラ。子供こどもの頃ころはフランク・ライカールトに憧あこがれていた。横浜よこはまFM時代じだいのチームメイトである清水しみず範久のりひさ、大島おおしま秀夫ひでお、天野あまの貴史たかしを仲なかの良よい選手せんしゅに挙あげており、このうち大島おおしまとは札幌さっぽろでもチームメイトになった。一方いっぽうで河合かわいと同おなじくハードな守備しゅびを売うりとし、河合かわいからボランチのポジションを奪うばった小椋おぐら祥平しょうへいの事ことはライバルとしている。

河合かわいが所属しょぞくした横浜よこはまM、札幌さっぽろでキャプテンを務つとめており、かつて若手わかて時代じだいに先輩せんぱいからしてもらって嬉うれしかった事ことに自みずから先輩せんぱいとして率先そっせんして取とり組くみ、若手わかて選手せんしゅにも積極せっきょく的てきに声こえを掛かけるという。ピッチ外がいでも積極せっきょく的てきに交流こうりゅうを図はかるなど面倒めんどう見みが良よいとされ この事ことからも河合かわいを慕したう選手せんしゅは多おおい。兵藤ひょうどう慎まき剛つよしは横浜よこはまFMで最もっとも影響えいきょう力りょくのあった人物じんぶつに松田まつだ直樹なおきと共ともに河合かわいを挙あげており、「試合しあい中ちゅうでも軽かるいプレーを見みせると、すかさず激はげしい激げきが飛とんで来きてピリッと身みが引ひき締しまる」と語かたっている。長谷川はせがわアーリアジャスールは鶴ヶ島つるがしま中学校ちゅうがっこうの後輩こうはいに当あたり、長谷川はせがわが横浜よこはまFMユース在籍ざいせき時じのトップチームの練習れんしゅうに参加さんかした際さいに最初さいしょに声こえを掛かけてくれたのが河合かわいだったとしている。乾いぬい貴士たかしは横浜よこはまFMに在籍ざいせきした新人しんじん時代じだい、才能さいのうを評価ひょうかされながら出場しゅつじょう機会きかいに恵めぐまれず苦くるしんでいた時期じきに河合かわいらベテランの助言じょげんを受うけており、これがC大阪おおさかへの移籍いせきの決きめ手てになったとしており、後のちに乾いぬいはC大阪おおさかでの活躍かつやくが評価ひょうかされ海外かいがい移籍いせきを果はたし日本にっぽん代表だいひょうに登のぼり詰つめた。2011年ねんより加入かにゅうが決きまった札幌さっぽろでは、チーム合流ごうりゅう後ごすぐに積極せっきょく的てきにチームメイトとコミュニケーションを取とり、自みずからがフォロー役やくを買かって出でて選手せんしゅ間あいだで年齢ねんれい関係かんけいなく何なにでも言いい合あえる環境かんきょう作づくりに尽力じんりょくした。当時とうじの河合かわいをチームメイトの内村うちむら圭けい宏ひろしは「本当ほんとうに頼たのもしい人ひとが来きてくれたと思おもいましたね」と後のちに述懐じゅっかいしており、中山なかやま雅史まさしは「札幌さっぽろで一緒いっしょにやってみたら、すごくチーム全体ぜんたいのことを考かんがえるヤツなんだなって感心かんしんした」と語かたっている。また、堀米ほりごめ悠ゆう斗とは高卒こうそつルーキーながら札幌さっぽろの副ふくキャプテンを務つとめており、この異例いれいの抜擢ばってきには河合かわいの意向いこうがあったとされている。

私生活しせいかつでは浦和うらわを契約けいやく満了まんりょうとなった2002年ねんオフに現げん夫人ふじんと結婚けっこん。2006年ねん8月がつ16日にちに長男ちょうなんが誕生たんじょうしている。また、ボランティア活動かつどうにも積極せっきょく的てきに取とり組くんでおり、NPOスポーツオフィス・ワンの活動かつどうにも参加さんかしている。

所属しょぞくクラブ

ユース経歴けいれき

• FC鶴ヶ島つるがしま （鶴ヶ島つるがしま第だい一いち小学校しょうがっこう）
• 鶴ヶ島つるがしま中学校ちゅうがっこう
• 西武せいぶ台だい高等こうとう学校がっこう

プロ経歴けいれき

• 1997年ねん - 2002年ねん 浦和うらわレッドダイヤモンズ
• 2003年ねん - 2010年ねん 横浜よこはまF・マリノス
• 2011年ねん - 2018年ねん コンサドーレ札幌さっぽろ

個人こじん成績せいせき

国内こくない大会たいかい個人こじん成績せいせき
年度ねんど	クラブ	背番号せばんごう	リーグ	リーグ戦せん		リーグ杯はい		オープン杯はい		期間きかん通算つうさん
				出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん	出場しゅつじょう	得点とくてん
日本にっぽん				リーグ戦せん		リーグ杯はい		天皇杯てんのうはい		期間きかん通算つうさん
1997	浦和うらわ	33	J	0	0	0	0	0	0	0	0
1998				0	0	0	0	0	0	0	0
1999		26	J1	0	0	0	0	0	0	0	0
2000			J2	13	0	0	0	2	0	15	0
2001		17	J1	1	0	0	0	0	0	1	0
2002				0	0	0	0	0	0	0	0
2003	横浜よこはまFM	35		11	0	3	0	3	1	17	1
2004				9	0	3	0	1	0	13	0
2005				22	1	2	0	0	0	24	1
2006				25	1	9	0	3	0	37	1
2007				33	3	7	0	2	0	42	3
2008		6		20	3	5	0	3	0	28	3
2009				11	0	2	0	3	0	16	0
2010				14	1	3	0	1	0	18	1
2011	札幌さっぽろ	4	J2	37	1	-		0	0	37	1
2012			J1	25	0	1	0	1	0	27	0
2013			J2	21	0	-		1	0	22	0
2014				31	1	-		1	0	32	1
2015				30	0	-		1	0	31	0
2016				15	0	-		2	0	17	0
2017			J1	20	0	5	0	0	0	25	0
2018				0	0	0	0	0	0	0	0
通算つうさん	日本にっぽん		J1	191	9	40	0	17	1	248	10
	日本にっぽん		J2	147	2	0	0	7	0	154	2
総そう通算つうさん				338	11	40	0	24	1	402	12

その他たの公式こうしき戦せん

• 2004年ねん
  • Jリーグチャンピオンシップ 2試合しあい1得点とくてん

国際こくさい大会たいかい個人こじん成績せいせき
年度ねんど	クラブ	背番号せばんごう	出場しゅつじょう	得点とくてん
AFC			ACL
2004	横浜よこはまFM	35	3	1
2005		20	3	0
通算つうさん	AFC		6	1

その他たの国際こくさい公式こうしき戦せん

• 2005年ねん
  • A3チャンピオンズカップ 2試合しあい0得点とくてん
• 2000年ねん5月22日にち - プロ初はつ出場しゅつじょう (Jリーグ) - 大宮おおみやアルディージャ戦たたかえ (大宮おおみやサッカー場じょう)
• 2003年ねん12月14日にち - プロ初はつ得点とくてん (天皇杯てんのうはい) - 市立しりつ船橋ふなばし高校こうこう戦たたかえ (三さんッ沢さわ球技きゅうぎ場じょう)

獲得かくとくタイトル

横浜よこはまF・マリノス

• Jリーグ ディビジョン1 - （2003年ねん、2004年ねん）

北海道ほっかいどうコンサドーレ札幌さっぽろ

• J2リーグ（2016年ねん）

脚注きゃくちゅう

注釈ちゅうしゃく

出典しゅってん

関連かんれん項目こうもく

• 浦和うらわレッドダイヤモンズの選手せんしゅ一覧いちらん
• 横浜よこはまF・マリノスの選手せんしゅ一覧いちらん
• 北海道ほっかいどうコンサドーレ札幌さっぽろの選手せんしゅ一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 河合かわい竜二りゅうじ - Soccerway.com (英語えいご)
• 河合かわい竜二りゅうじ - FootballDatabase.eu (英語えいご)
• 河合かわい竜二りゅうじ - WorldFootball.net (英語えいご)
• 河合かわい竜二りゅうじ - Transfermarkt.comによる選手せんしゅデータ (英語えいご)
• 河合かわい竜二りゅうじ - J.League Data Siteによる選手せんしゅデータ
• 河合かわい竜二りゅうじ - 北海道ほっかいどうコンサドーレ札幌さっぽろオフィシャルサイト
• 中高生ちゅうこうせい部活ぶかつマガジン (第だい参さん話ばなし・河合かわい竜二りゅうじ)
• Ryuji Kawai (@ryuji.kawai444) - Instagram
• 北海道ほっかいどうコンサドーレ札幌さっぽろC.R.C 河合かわい竜二りゅうじ (@c.r.c_ryuji_kawai) - Instagram