深山ふかやま信号しんごう場じょう

深山ふかやま信号しんごう場じょう
みやま Miyama
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所在地しょざいち	福井ふくい県けん敦賀つるが市し 北緯ほくい35度ど39分ふん18秒びょう 東経とうけい136度ど5分ふん52秒びょう
所属しょぞく事業じぎょう者しゃ	日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう（国鉄こくてつ）
所属しょぞく路線ろせん	北陸本線ほくりくほんせん
キロ程ほど	48.2 km（米原まいばら起点きてん）
電報でんぽう略号りゃくごう	フマ
駅えき構造こうぞう	地上ちじょう駅えき
開業かいぎょう年月日ねんがっぴ	1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）10月1日にち
廃止はいし年月日ねんがっぴ	1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）6月がつ10日とおか

深山ふかやま信号しんごう場じょう（みやましんごうじょう）は、かつて福井ふくい県けん敦賀つるが市しに存在そんざいした日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう（国鉄こくてつ）北陸本線ほくりくほんせん旧きゅう線せんの信号しんごう場じょうである。

概要がいよう

第だい二に次じ大戦たいせん末期まっき、戦局せんきょくが深刻しんこくさを増まし内地ないちにおける物資ぶっし輸送ゆそうも逼迫ひっぱくする中なか、国鉄こくてつ三国線みくにせんなどの枝葉えだは線せん、観光かんこう路線ろせんなどは不要ふよう不急ふきゅう線せんとして休止きゅうしされる一方いっぽう、本線ほんせん上じょうでは線路せんろ容量ようりょうの増大ぞうだいを図はかるため、作見さくみ、深山みやまなどの信号しんごう場じょうが新設しんせつされていった。

歴史れきし

• 1896年ねん（明治めいじ29年ねん）7月がつ15日にち：国有こくゆう鉄道てつどう 敦賀つるが - 福井ふくい間あいだ開通かいつう。
• 1944年ねん（昭和しょうわ19年ねん）10月11日にち：敦賀つるが - 新保しんぼ間あいだに深山ふかやま信号しんごう場じょう開設かいせつ。
• 1962年ねん（昭和しょうわ37年ねん）
  • 6月9日にち：北陸ほくりくトンネル正式せいしき開通かいつうに先立さきだち、線路せんろ付つけ替かえのため朝あさラッシュをもって業務ぎょうむ終了しゅうりょう。
  • 6月がつ10日とおか：廃止はいし。

構造こうぞう

北陸ほくりくトンネルの手前てまえにあった新旧しんきゅう分岐ぶんき点てんの少すこし北側きたがわより木きの芽め川かわにかかる橋梁きょうりょうの手前てまえまでの区間くかんに設置せっちされていた。

• 誤解ごかいされがちだが、深山ふかやま信号しんごう場じょうはあくまで旧きゅう線せん内ないの信号しんごう場じょうであって、新旧しんきゅう分岐ぶんき点てんではない。

単線たんせん区間くかんにおける、列車れっしゃ行いき違ちがい形がたの信号しんごう場じょうである。

北陸ほくりくトンネル落成らくせい直前ちょくぜんには敦賀つるが - 深山ふかやま間あいだは在来ざいらい線せんに腹はら付づけの形かたちで実質じっしつ、複線ふくせん化かの整備せいびはなされていたが、新しん線せん開通かいつう以前いぜんに上のぼり線せんが実際じっさいに供用きょうようされたかどうかは資料しりょうに乏とぼしく不明ふめい。

跡地あとち

二に車線しゃせんの道路どうろに転用てんよう。跡地あとちに痕跡こんせきはほとんど見受みうけられない。

隣となりの駅えき

日本にっぽん国有こくゆう鉄道てつどう

北陸本線ほくりくほんせん

敦賀つるが駅えき - 深山ふかやま信号しんごう場じょう - 新保にいぼ駅えき

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの信号しんごう場じょう一覧いちらん

外部がいぶリンク

• 1975年ねん頃ごろの空そら撮つまみ写真しゃしん (CCB7524-C20-13) - 地図ちず・空中くうちゅう写真しゃしん閲覧えつらんサービス（国土こくど地理ちり院いん）
  • 北陸ほくりくトンネルから別わかれ、木きの芽め川かわ橋梁きょうりょうまでの緩ゆるやかなカーブのやや広ひろめの道路どうろが跡地あとち。