2010 TJ

2010 TJ
2010 TJの想像そうぞう図ず
仮かり符号ふごう・別名べつめい	2010 TJ
分類ぶんるい	太陽系たいようけい外縁がいえん天体てんたい（TNO） 散乱さんらん円盤えんばん天体てんたい（SDO）
発見はっけん
発見はっけん日び	2010年ねん10月がつ2日にち
発見はっけん者しゃ	デイヴィッド・ラビノウィッツ Megan Schwamb Suzanne W. Tourtellotte
発見はっけん場所ばしょ	ラ・シヤ天文台てんもんだい
軌道きどう要素ようそと性質せいしつ 元もと期き:2017年ねん9月がつ4日にち（JD 2458000.5）
軌道きどうの種類しゅるい	楕円だえん軌道きどう
軌道きどう長ちょう半径はんけい (a)	62.382 au
近日きんじつ点てん距離きょり (q)	39.894 au
遠日点えんじつてん距離きょり (Q)	84.870 au
離はなれ心しん率りつ (e)	0.3605
公転こうてん周期しゅうき (P)	492.72 年とし（179,965 日ひ）
軌道きどう傾斜けいしゃ角かく (i)	38.931°
近きん点てん引数ひきすう (ωおめが)	273.70°
昇のぼり交点こうてん黄き経けい (Ωおめが)	91.226°
平均へいきん近きん点てん角かく (M)	12.366°
物理ぶつり的てき性質せいしつ
平均へいきん直径ちょっけい	443 km (推定すいてい) 471 km (推定すいてい)
絶対ぜったい等級とうきゅう (H)	5.0 · 5.3
アルベド（反射はんしゃ能のう）	0.07 (想定そうてい) 0.09 (想定そうてい)
■Template （■ノート ■解説かいせつ） ■Project

2010 TJとは、太陽系たいようけいの最もっとも外側そとがわの領域りょういきに存在そんざいする散乱さんらん円盤えんばん天体てんたいに分類ぶんるいされる太陽系たいようけい外縁がいえん天体てんたいであり、直径ちょっけいは約やく460kmである。2010年ねん10月がつ2日にち、チリ北部ほくぶにあるヨーロッパ南天なんてん天文台てんもんだい（ESO）のラ・シヤ天文台てんもんだいでアメリカの天文学てんもんがく者しゃデイヴィッド・ラビノウィッツ、Megan Schwamb、Suzanne W. Tourtellotteによって最初さいしょに観測かんそくされた。この小惑星しょうわくせいには小惑星しょうわくせい番号ばんごうも正式せいしきな名前なまえもつけられていない。

軌道きどうと分類ぶんるい

2010 TJは、マイケル・ブラウンの分類ぶんるいに基もとづくと、おそらく準じゅん惑星わくせいであるとされている。これは典型てんけい的てきな散乱さんらん円盤えんばん天体てんたいで、傾かたむいた楕円だえん軌道きどうを持もっている。2010 TJは、492年ねん9か月げつの公転こうてん周期しゅうきで、39.9~84.9天文てんもん単位たんい離はなれた距離きょりで太陽たいようの周囲しゅういを公転こうてんしている（179965日にち、軌道きどう長ちょう半径はんけいは62.4天文てんもん単位たんい）。軌道きどうは0.36の離はなれ心しん率りつを持もち、黄道こうどうに対たいして39°傾かたむいている。観測かんそく弧こは、2010年ねん10月がつのラ・シヤ天文台てんもんだいでの最初さいしょの観測かんそくから始はじまっている。

物理ぶつり的てき特性とくせい

2010 TJの色いろや分類ぶんるい学がく的てきタイプはまだ決定けっていされていない。

2018年ねん現在げんざい、測光そっこう観測かんそくから2010 TJの自転じてん光度こうど曲線きょくせんは得えられていない。自転じてん周期しゅうき、形状けいじょう、極きょくは不明ふめいのままである。

Johnston's Archiveとマイケル・ブラウンによると、2010 TJの直径ちょっけいは443kmと471kmであり、その表面ひょうめんのアルベドはそれぞれ0.09と0.07と想定そうていされている。

外部がいぶリンク

• Asteroid Lightcurve Database (LCDB), query form (info Archived 16 December 2017 at the Wayback Machine.)
• 2010 TJ - JPL Small-Body Database
  • 接近せっきんアプローチ · 発見はっけん · 天体てんたい暦れき · 軌道きどう図ず · 軌道きどう要素ようそ · 物理ぶつりパラメータ