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ケレス (じゅん惑星わくせい)

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ケレス ⚳
(セレス)
Ceres
ドーンが2015年5月に撮影したケレスの自然色画像[注 1]
ドーン2015ねん5月に撮影さつえいしたケレスの自然しぜんしょく画像がぞう[ちゅう 1]
かけの等級とうきゅう (mv) 6.64[1] - 9.34[2]
直径ちょっけい 0.854" - 0.339"
分類ぶんるい じゅん惑星わくせい
発見はっけん
発見はっけん 1801ねん1がつ1にち[3][4]
発見はっけんしゃ ジュゼッペ・ピアッツィ[3][4]
発見はっけん場所ばしょ イタリアの旗 イタリア
パレルモ天文台てんもんだい[4]
軌道きどう要素ようそ性質せいしつ
もと:2019ねん4がつ27にち (TDB 2,458,600.5)[4]
軌道きどう種類しゅるい 太陽たいよう周回しゅうかい軌道きどう
軌道きどうちょう半径はんけい (a) 2.769 au[4]
近日きんじつてん距離きょり (q) 2.559 au[4]
遠日点えんじつてん距離きょり (Q) 2.980 au[4]
はなれしんりつ (e) 0.076[4]
公転こうてん周期しゅうき (P) 4.61 とし[4]
(1683.146 [4]
軌道きどう傾斜けいしゃかく (i) 10.594°[4]黄道こうどうめんたいして)
9.20°[5]不変ふへんめんたいして)
近日きんじつてん引数ひきすう (ωおめが) 73.600°[4]
のぼり交点こうてんけい (Ωおめが) 80.306°[4]
平均へいきんきんてんかく (M) 77.372°[4]
固有こゆう軌道きどう要素ようそ[6]
固有こゆう軌道きどうちょう半径はんけい 2.7671 au
固有こゆうはなれしんりつ 0.116198
固有こゆう軌道きどう傾斜けいしゃかく ~9.65994°
固有こゆう公転こうてん周期しゅうき 4.604 とし
(1,680.45
近日きんじつてんとし 54.0703 びょう/とし
のぼり交点こうてんけいとし -59.17 びょう/とし
物理ぶつりてき性質せいしつ
さんじくみち (965.2 x 961.2 x 891.2) ± 2.0 km[7]
半径はんけい 473 km[7]
表面積ひょうめんせき 2.77×106 km2[8]
体積たいせき 4.21×108 km3[8]
質量しつりょう (9.393 ± 0.005)×1020 kg[7]
地球ちきゅうとの相対そうたい質量しつりょう 0.00015
つきとの相対そうたい質量しつりょう 0.0128
平均へいきん密度みつど 2.161 ± 0.009 g/cm3[9]
表面ひょうめん重力じゅうりょく 0.28 m/s2[8]
(0.029 g
脱出だっしゅつ速度そくど 0.51 km/s[8]
自転じてん速度そくど 92.61 m/s[8]
自転じてん周期しゅうき 0.3781
(9.074170 ± 0.00002 あいだ[10]
スペクトル分類ぶんるい C[11]
絶対ぜったい等級とうきゅう (H) 3.34[4]
光度こうど係数けいすう (G) 0.12[12]
アルベド反射はんしゃのう 0.090 ± 0.0033[13]
赤道あかみち傾斜けいしゃかく [14]
表面ひょうめん温度おんど
最低さいてい 平均へいきん 最高さいこう
168 K[16] 235 K[15]
いろ指数しすう (B-V) 0.713[4]
いろ指数しすう (U-B) 0.426[4]
Template (ノート 解説かいせつ■Project

ケレス[17][18][19] またはセレス[20][21]英語えいご: Ceres [ˈsɪərz];[22] シンボル: ⚳[23]は、火星かせい木星もくせいあいだ小惑星しょうわくせいたい(メインベルト)に位置いちするじゅん惑星わくせい直径ちょっけいは945 km[7]と、メインベルト最大さいだい天体てんたいである。海王星かいおうせい軌道きどう内側うちがわにある(海王星かいおうせいより軌道きどうちょう半径はんけいちいさい)唯一ゆいいつじゅん惑星わくせいでもある。既知きち太陽系たいようけい天体てんたいなかで33番目ばんめおおきい[24]

概要がいよう

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こおり岩石がんせき構成こうせいされており、小惑星しょうわくせいたいぜん質量しつりょうやく3ぶんの1をめていると推定すいていされている[25]。ケレスは小惑星しょうわくせいたいなか自身じしん重力じゅうりょく形状けいじょうまるくなっていることがられている唯一ゆいいつ天体てんたいである(ただし、ベスタがそうである可能かのうせい除外じょがいするための詳細しょうさい観測かんそく必要ひつようであった)。地球ちきゅうからたケレスの等級とうきゅうは6.7等級とうきゅうから9.3等級とうきゅう範囲はんいで、15ヶ月かげつから16ヶ月かげつごとにこすたび会合かいごう周期しゅうき)に等級とうきゅうのピークをむかえるが[26]きわめてそらくら地域ちいき以外いがいではもっと等級とうきゅうあかるい時期じきであっても肉眼にくがん観望かんぼうするにはくらい。

ケレスは最初さいしょ発見はっけんされた小惑星しょうわくせいで、1801ねん1がつ1にちパレルモ天文台てんもんだい観測かんそくおこなったジュゼッペ・ピアッツィによって発見はっけんされた[27]元々もともと惑星わくせいであるとかんがえられていたが、そのおおくのおなじような軌道きどう天体てんたい発見はっけんされるようになり、1850年代ねんだいには小惑星しょうわくせいとしてさい分類ぶんるいされた。

ケレスの内部ないぶは、岩石がんせきおおかくと、こおりマントル分化ぶんかしているとされており、こおりそうしたには液体えきたいみずからうみのこっているかもしれない[28][29]表面ひょうめんみずこおり炭酸たんさんしお粘土ねんどとのようなみず鉱物こうぶつ混合こんごうぶつである。2014ねん1がつには、ケレスの表面ひょうめんのいくつかの地点ちてんから水蒸気すいじょうき放出ほうしゅつされていることが検出けんしゅつされている[30]小惑星しょうわくせいたいにあるおおきな天体てんたいは、彗星すいせい特徴とくちょうである蒸気じょうき放出ほうしゅつしないため、これは予想よそうがいのことであった。

アメリカ航空こうくう宇宙うちゅうきょく(NASA)の宇宙うちゅう探査たんさドーンDawn)が2015ねん3がつ6にちにケレスを周回しゅうかいする軌道きどう投入とうにゅうされた[31][32][33]。2015ねん2がつ19にち撮影さつえいされたケレスの画像がぞうから、クレーター内部ないぶあかるい2つのことなる光点こうてんこうアルベド地形ちけいとも、以前いぜんハッブル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょう確認かくにんしていた光点こうてんとはことなる[34])が観測かんそくされ、こおり火山かざん[35][36][37] もしくはガス噴出ふんしゅつ[38]存在そんざいしている可能かのうせいみちびされた。しかし2015ねん3がつ3にち、NASAの広報こうほう担当たんとうしゃてるてんこおりしおふく反射はんしゃりつたか物質ぶっしつからるが、こおり火山かざん活動かつどうではないとべた[39]。しかし、2016ねん9がつ2にちにドーンのミッションチームの科学かがくしゃたちはサイエンス掲載けいさいした論文ろんぶんで、アフナさんばれる巨大きょだいこおり火山かざんがこれらの不思議ふしぎ地形ちけい存在そんざいしめもっと有力ゆうりょく証拠しょうこであると発表はっぴょうした[40][41]。2015ねん5がつ11にち、NASAはよりこう解像度かいぞうどのケレスの画像がぞう公開こうかいした。この画像がぞうより、1つか2つにえていた光点こうてん実際じっさいにはいくつもの光点こうてんであったことがしめされている[42]。2015ねん12月9にち、ドイツの科学かがくしゃたちはケレスの光点こうてん一種いっしゅ塩類えんるい具体ぐたいてきには硫酸りゅうさんマグネシウムろくみず和物あえもの(MgSO4·H2O)をふく一種いっしゅ塩水えんすい関係かんけいしていると報告ほうこくべつ研究けんきゅうしゃはケレスの表面ひょうめんアンモニア粘土ねんどがあると報告ほうこくした[43]。2016ねん6がつには、これらのあかるい領域りょういき近赤外線きんせきがいせんスペクトル大量たいりょう炭酸たんさんナトリウム(Na2CO3)の存在そんざいしめすものと一致いっちすることが判明はんめいし、これは最近さいきんしょうじた地質ちしつがくてき活動かつどう光点こうてん形成けいせい関与かんよしていたことを意味いみしている[44][45][46]。2018ねん7がつ、NASAはケレスにられる物理ぶつりてき特徴とくちょう地球ちきゅうじょうのそれにている地形ちけいとの比較ひかくデータを発表はっぴょうした[47]。2018ねん6がつから10がつにかけて、ドーンはケレスにもっと高度こうどひくとき高度こうど35 km、もっとたかとき高度こうど4,000 kmのところを飛行ひこうしてケレスを周回しゅうかい[48][49]燃料ねんりょうれになったのち同年どうねん11がつ1にちにドーンは運用うんよう終了しゅうりょうした。

2015ねん10がつに、NASAはドーンによって作成さくせいされたケレスの自然しぜんしょく画像がぞう公開こうかいした[50]。2017ねん2がつには、エルヌテト(Ernutet)クレーターのなかから有機物ゆうきぶつソリン)が検出けんしゅつされている[51][52]

歴史れきし

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発見はっけん

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ピアッツィの著書ちょしょDella scoperta del nuovo pianeta Cerere Ferdinandea」でケレスの発見はっけんについて概説がいせつされており、このあたらしい「惑星わくせい」をりょうシチリア王国おうこくフェルディナンド1せいささげている。

1772ねんドイツ天文学てんもんがくしゃヨハン・ボーデ火星かせい木星もくせい軌道きどうあいだ未知みち惑星わくせい存在そんざいしている可能かのうせいはじめて示唆しさした[53]。また1596ねんには、すでにヨハネス・ケプラー火星かせい木星もくせい軌道きどうあいだ隙間すきまがあることにづいていた[53]。ボーデはケプラーのかんがえを、1766ねんはじめて提案ていあんされ現在げんざい科学かがくてき根拠こんきょ見出みいだされていないティティウス・ボーデの法則ほうそく基礎きそづけていた。ボーデはこの法則ほうそくもとに、既知きち惑星わくせい軌道きどうちょう半径はんけい間隔かんかくには規則きそくせいがあることを観測かんそくしていたが、火星かせい木星もくせいあいだおおきな間隔かんかくがあるという不完全ふかんぜん要素ようそがあった[53][54]。このことから、火星かせい木星もくせいあいだ太陽たいようからの距離きょり2.8 au位置いち惑星わくせい存在そんざいしていることが予測よそくされていた[54]。1781ねん天文学てんもんがくしゃウィリアム・ハーシェルが、土星どせいつぎ惑星わくせい存在そんざいすると予測よそくされた位置いちちかくで天王星てんのうせい発見はっけんしたことにより、ティティウス・ボーデの法則ほうそくはより信頼しんらいせいすことになり[53]、そして1800ねんには科学かがく雑誌ざっしMonatliche Correspondenz」の編集へんしゅうちょうであるフランツ・フォン・ツァハひきいるチームは、経験けいけんゆたかな24にん天文学てんもんがくしゃ(ツァハはかれらを「てん警察けいさつ」というの「celestial police」とんだ)たちに、存在そんざい予想よそうされる惑星わくせい系統けいとうてき探索たんさくはじめるように依頼いらいした[53][54]かれらがケレスを発見はっけんすることはなかったが、のちかれらは小惑星しょうわくせいたいにあるいくつかの大型おおがた小惑星しょうわくせい発見はっけんしている[54]

探索たんさくおこな天文学てんもんがくしゃ1人ひとりとして、シチリアとうパレルモ学会がっかいのカトリック司祭しさいであったジュゼッペ・ピアッツィえらばれた。しかし、ピアッツィはツァハらのグループからの招待しょうたいけるまえの1801ねん1がつ1にちにケレスを発見はっけんした[55][56]かれは「ラカーユ黄道こうどうおび恒星こうせいカタログの87番目ばんめ恒星こうせい」を探索たんさくしていたが、さき発見はっけんしたのは「べつのもの」であった[53]。ピアッツィは天球てんきゅうじょううごいていく恒星こうせいのような天体てんたい発見はっけんしたが、最初さいしょはその天体てんたい彗星すいせいであるとかんがえていた[57]。ピアッツィは病気びょうきにより観測かんそく中断ちゅうだんする同年どうねん2がつ11にちまでに、ケレスを24かい観測かんそくしている。かれ同年どうねん1がつ24にち同僚どうりょうである2人ふたり天文学てんもんがくしゃミラノにいたBarnaba Orianiとベルリンにいたヨハン・ボーデに手紙てがみでその発見はっけん報告ほうこくした[58]かれはその天体てんたい彗星すいせいとして報告ほうこくしたが、「そのうごきは非常ひじょうおそく、かなり均一きんいつであるので、なん彗星すいせいよりも立派りっぱ天体てんたいであるという可能かのうせいかんがえた」ともべている[53]。そして4がつに、ピアッツィはOriani、ボーデ、そしてパリにいたジェローム・ラランドかれ完璧かんぺき観測かんそく結果けっかおくり、その情報じょうほうMonatliche Correspondenzの1801ねん9がつごう掲載けいさいされた[57]

このときまでに、ケレスのかけじょう位置いちおお変化へんかしており(だい部分ぶぶん地球ちきゅう公転こうてん運動うんどうによる)、そして天文学てんもんがくしゃがピアッツィの観測かんそく結果けっか確認かくにんするにはまぶしい太陽たいよう非常ひじょうちかくまで移動いどうしていた。年末ねんまつにかけて、ケレスはふたた観測かんそくされるようになったはずだが、それほどのなが時間じかん経過けいかしてもケレスの正確せいかく位置いち予測よそくするのは困難こんなんであった。ケレスをさい発見はっけんするために、当時とうじ24さいだったカール・フリードリヒ・ガウス軌道きどう測定そくていのための効果こうかてき方法ほうほう(Gauss's methodとばれる)を開発かいはつした[57]。わずかすう週間しゅうかんかれはケレスの軌道きどう予測よそくし、その結果けっかをツァハにおくった、そして1801ねん12月31にちに、ツァハとヴィルヘルム・オルバース予測よそくされた位置いちちかくでケレスをさい発見はっけんすることに成功せいこうした[57]

初期しょき観測かんそくではケレスのサイズを大雑把おおざっぱ計算けいさんすることしかできなかった。1802ねんにウィリアム・ハーシェルは、ケレスの直径ちょっけいを260 kmと過小かしょう評価ひょうかしていたが、一方いっぽうで1811ねんヨハン・シュレーターはケレスの直径ちょっけいを2,613 kmと過大かだい評価ひょうかしていた[59][60]

名称めいしょう

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ピアッツィは元々もともとこの発見はっけんのために、女神めがみケレースローマ神話しんわ登場とうじょうする農業のうぎょう女神めがみ)とシチリア王国おうこく国王こくおうフェルディナンド1せいちなんだCerere Ferdinandeaという名称めいしょう提案ていあんしていた[53][57]。しかし、名称めいしょうFerdinandea国々くにぐににはれられず省略しょうりゃくされた。ドイツでは、ケレスはHeraばれていた[61]ギリシャでは、ケレスはローマめいCerēs同一どういつされるギリシャのかみちなんでDemeter(Δήμητρα)とばれている[ちゅう 2]英語えいごでは、その名称めいしょう小惑星しょうわくせい番号ばんごう1108ばんDemeterもちいられている。

英語えいごでのケレスの形容詞けいようしかたちCererianもしくはCerereanであり[63]、これらはラテンけいCereris由来ゆらいしているが[64]、その形容詞けいようしがたであるCeresian時折ときおり女神めがみたいしてもちいられ、その短縮形たんしゅくけいであるCerean同様どうようである。

ケレスのふる惑星わくせい記号きごう(⚳ もしくは )はかまあらわしたもので[65]、これは金星かなぼし惑星わくせい記号きごう(♀)とているが、えん部分ぶぶんつながっていない。このような変種へんしゅ)がもちいられることもあるが、これはケレスの頭文字かしらもじである「C」の反映はんえいしている。これらの記号きごう現在げんざいでは小惑星しょうわくせい番号ばんごうまるかこったもの(①)にえられている[57][66]

1803ねん発見はっけんされた希土類きどるい元素げんそセリウムはケレスにちなんで命名めいめいされている[67][ちゅう 3]おなねん発見はっけんされたべつ元素げんそもケレスにちなんで命名めいめいされたが、セリウムが命名めいめいされたことにより、その発見はっけんしゃはその元素げんそ小惑星しょうわくせい番号ばんごう2ばんパラスちなんでパラジウム命名めいめいした[69]

分類ぶんるい

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ケレスの分類ぶんるいは2かい以上いじょう変更へんこうされており、いくつかの意見いけん相違そういがみられる。ヨハン・ボーデは、ケレスが火星かせい木星もくせいあいだ存在そんざいすることがしめされていた、太陽たいようから4おく1,900まん kmの距離きょりにある「行方ゆくえ不明ふめい惑星わくせい」であるとしんじていた[53]。ケレスには惑星わくせいとしての記号きごうあたえられ、発見はっけんやくはん世紀せいきわたって天文学てんもんがく書籍しょせき一覧いちらんひょうにはパラスベスタジュノーとも惑星わくせいとして掲載けいさいされていた[53][57][70]

最初さいしょ発見はっけんされた10小惑星しょうわくせいつきおおきさの比較ひかくもっとひだりにあるのがケレス(1)。

その天体てんたいがケレスのちかくで発見はっけんされるようになったので、ケレスは太陽系たいようけいにおけるあらたな分類ぶんるい天体てんたいなか最初さいしょ発見はっけんされた天体てんたいであることが判明はんめいした。1802ねん小惑星しょうわくせい番号ばんごう2ばんのパラスが発見はっけんされたさい、ウィリアム・ハーシェルはこれらの天体てんたいしめす「Asteroid小惑星しょうわくせい)」という用語ようご発案はつあん[70]、また「たとえ非常ひじょう性能せいのう望遠鏡ぼうえんきょうであっても、それらがそうと区別くべつされることがほとんどいほどちいさな恒星こうせいている」ときしている[71]はじめて発見はっけんされたそのような天体てんたいとして、ケレスは現代げんだいでは小惑星しょうわくせい番号ばんごう1ばん付与ふよされている。1860年代ねんだいまでには、ケレスのような小惑星しょうわくせい主要しゅよう惑星わくせいとのあいだ根本こんぽんてきちがいがあることはひろれられていたが、「惑星わくせい」の正式せいしき定義ていぎ定式ていしきされることはなかった[70]

ケレス(左下ひだりした)とつき地球ちきゅうおおきさの比較ひかく
ベスタとエロスとのおおきさの比較ひかく

2006ねんに、冥王星めいおうせい惑星わくせいとされる天体てんたいをめぐる議論ぎろんにより、ケレスが惑星わくせいとしてさい分類ぶんるいされることが検討けんとうされた[72][73]もと惑星わくせい定義ていぎかんする国際こくさい天文学てんもんがく連合れんごう(IAU)の提案ていあんでは、惑星わくせいを (a) 自身じしん重力じゅうりょく静水せいすいあつ平衡へいこう(ほぼ球形きゅうけい)をたす形状けいじょうになるほどの十分じゅうぶん質量しつりょうち、(b) 恒星こうせいまわりを公転こうてんしている恒星こうせいでも衛星えいせいでもない天体てんたい として定義ていぎしていた[74]かりにこの決議けつぎ採択さいたくされていれば、ケレスは太陽たいようから5番目ばんめ惑星わくせいとなっていただろう[75]。しかしその決議けつぎ採択さいたくされず、2006ねん8がつ24にち修正しゅうせいされた定義ていぎあん採択さいたくされ、その定義ていぎあんでは (c) 軌道きどうちかくから天体てんたい排除はいじょしている天体てんたい という定義ていぎ追加ついかされた。この定義ていぎ沿うと、ケレスは小惑星しょうわくせいたいないほかすうせん天体てんたい軌道きどう共有きょうゆうしており、さらに小惑星しょうわくせいたいぜん質量しつりょうの3ぶんの1しかめていない[25]ためこの定義ていぎにあてはまらないとされ、惑星わくせいではないとされた。ケレスのように、最初さいしょ提案ていあんされた定義ていぎあんでは惑星わくせいとなる条件じょうけんたすが、最終さいしゅうてき定義ていぎあんでは惑星わくせいとなる条件じょうけんたさなかった天体てんたいじゅん惑星わくせい分類ぶんるいされた。

ケレスは小惑星しょうわくせいたい最大さいだい天体てんたいであるが[11]現在げんざいではじゅん惑星わくせいさい分類ぶんるいされているため、小惑星しょうわくせいとしてみなされていない。たとえばSpace.com英語えいごばんのニュース記事きじでは、「最大さいだい小惑星しょうわくせいであるパラスと、かつて小惑星しょうわくせい分類ぶんるいされていたじゅん惑星わくせいケレス」とべられている[76]一方いっぽうで、国際こくさい天文学てんもんがく連合れんごう質疑しつぎ応答おうとう投稿とうこうでは、「ケレスはもっとおおきな小惑星しょうわくせい」としている[77]小惑星しょうわくせいセンターは、そのような天体てんたい小惑星しょうわくせいじゅん惑星わくせいというじゅうあつかいをけているかもしれないと指摘してきしている[78]。ケレスをじゅん惑星わくせい分類ぶんるいした2006ねん決議けつぎでは、ケレスが小惑星しょうわくせいであるかかはまった議論ぎろんされていなかった。実際じっさい国際こくさい天文学てんもんがく連合れんごうは「小惑星しょうわくせい」がなになのかを定義ていぎしたことはなく、2006ねんまでは「Asteroid(小惑星しょうわくせい)」、2006ねんからは「small Solar System body(太陽系たいようけいしょう天体てんたい)」という言葉ことばもちいている。2011ねんにLengは「IAUはケレスの位置付いちづけをあらたにし、じゅん惑星わくせい分類ぶんるいした。その定義ていぎによれば、エリスハウメアマケマケ冥王星めいおうせい、そして最大さいだい小惑星しょうわくせいであるケレスはすべじゅん惑星わくせいである。」と著書ちょしょしるしている[79]。NASAは様々さまざま学術がくじゅつしょおなじように、ケレスを小惑星しょうわくせい呼称こしょうつづけている[80][81][82]

軌道きどう

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ケレスの接触せっしょく瞬間しゅんかん軌道きどう要素ようそ固有こゆう長期ちょうき平均へいきん軌道きどう要素ようそ比較ひかく
軌道きどうタイプ a
au
e i 周期しゅうき
固有こゆう軌道きどう要素ようそ[6] 2.7671 0.116198 9.65994 1,681.45
接触せっしょく軌道きどう要素ようそ[4]
もと 2019ねん4がつ27にち
2.7692 0.076009 10.59407 1,683.15
差分さぶん 0.0021 0.040189 0.93413 1.70
ケレスの軌道きどう
2007ねん9がつ27にちから2018ねん10がつ5にちまでのドーンの軌跡きせきえがいたアニメーション
       ドーン  ·       地球ちきゅう ·       火星かせい ·       ベスタ  ·       ケレス

ケレスは火星かせい木星もくせいあいだにある小惑星しょうわくせいたいなか公転こうてんしており、その公転こうてん周期しゅうきは4.6地球ちきゅうねんである[4]軌道きどうすこかたむいており(軌道きどう傾斜けいしゃかくは10.6°、これにたいして水星すいせいは7°、冥王星めいおうせいは17°である)、やや楕円だえんがた軌道きどうえがいている(はなれしんりつ0.08、これにたいして火星かせいは0.09)[4]

みぎにあるはケレスの軌道きどうあお)といくつかの惑星わくせい軌道きどうしろとグレー)をしめしている。青色あおいろ部分ぶぶん黄道こうどうめんよりもしたにある軌道きどうで、中心ちゅうしんのオレンジしょくの+が太陽たいよう位置いちあらわしている。画像がぞう左上ひだりうえは、火星かせい木星もくせいあいだにあるケレスの位置いちしめ極座標きょくざひょうで、画像がぞうみぎじょうはケレスと火星かせい近日きんじつてん(q)と遠日点えんじつてん(Q)の位置いちしめ拡大かくだいである。火星かせい近日きんじつてんは、パラスやヒギエアふくほか小惑星しょうわくせい同様どうように、ケレスおよびいくつかのおも小惑星しょうわくせいとは反対はんたいがわ位置いちしている。画像がぞう下部かぶは、火星かせい木星もくせい軌道きどうたいするケレスの軌道きどう傾斜けいしゃしめした側面そくめんとなっている。

ケレスはかつて小惑星しょうわくせいぞくのメンバーであるとされていた[83]。このぞく小惑星しょうわくせいは、類似るいじした固有こゆう軌道きどう要素ようそっており、これは過去かこ小惑星しょうわくせい衝突しょうとつによる共通きょうつう起源きげんしめしている可能かのうせいがある。しかし、ケレスはそのぞく分類ぶんるいされる小惑星しょうわくせいとはスペクトル特性とくせいことなることがのち判明はんめいし、このぞく現在げんざい、これにぞくするなかつぎ小惑星しょうわくせい番号ばんごうちいさな小惑星しょうわくせいゲフィオン小惑星しょうわくせい番号ばんごう 1272ばん)にちなみ、ゲフィオンぞくばれている[83]現在げんざいではケレスはたんにゲフィオンぞくえが軌道きどうなか位置いちし、偶然ぐうぜんにもおなじような軌道きどう要素ようそっているが、共通きょうつう起源きげんっていないとされている[84]

軌道きどう共鳴きょうめい

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ケレスとパラスは、公転こうてん周期しゅうきが 1 : 1 の軌道きどう共鳴きょうめいちか関係かんけいにあることがしめされている(それぞれの固有こゆう公転こうてん周期しゅうきは0.2%ことなる)[85]。しかし、両者りょうしゃあいだ本当ほんとう軌道きどう共鳴きょうめいきていることはないとされている。双方そうほう天体てんたいあいだ間隔かんかくおおきさにたいして質量しつりょうちいさいがため、小惑星しょうわくせいあいだ軌道きどう共鳴きょうめいこることは非常ひじょうまれである[86]。しかし、ケレスは小惑星しょうわくせい最大さいだい200まん年間ねんかんわたって、一時いちじてきに 1 : 1 の軌道きどう共鳴きょうめい状態じょうたい一時いちじてきトロヤぐん)にすることができる。そのような天体てんたいやく50ほどられている[87]

ケレスから惑星わくせい太陽たいようめん通過つうか

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ケレスからは、水星すいせい金星かなぼし地球ちきゅう、そして火星かせいによる太陽たいようめん通過つうかられる。もっと一般いっぱんてき通過つうか水星すいせいによるもので、通常つうじょうすうねんごとに発生はっせいし、最近さいきんでは2006ねんと2010ねん発生はっせいしている。前回ぜんかい発生はっせいした金星きんぼし太陽たいようめん通過つうかは1953ねんで、つぎは2051ねんこる。地球ちきゅう太陽たいようめん通過つうかは1814ねんと2081ねん火星かせい太陽たいようめん通過つうかは767ねんと2684ねんこる[88]

自転じてん赤道せきどう傾斜けいしゃ

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ケレスの自転じてん周期しゅうき(ケレスの太陽たいよう)は9あいだ4ふん赤道あかみち傾斜けいしゃかくは4°で、これはつき水星すいせい同様どうように、ケレスの極地きょくちコールドトラップとして機能きのうし、時間じかん経過けいかともみずこおり蓄積ちくせきされると予想よそうされている永久えいきゅうかげつクレーターが存在そんざい出来できるのに十分じゅうぶんなほどひく傾斜けいしゃである[89]表面ひょうめんから放出ほうしゅつされた水分すいぶんやく0.14%がトラップにくと予想よそうされている[90]

物理ぶつりてき特徴とくちょう

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ドーンによる探査たんさで、ケレスの質量しつりょうは9.39×1020 kgと測定そくていされている[91]。この質量しつりょうは、小惑星しょうわくせいたい推定すいていぜん質量しつりょうである3.0 ± 0.2×1021 kgのやく3ぶんの1をめており[92]つき質量しつりょうやく1.3%に相当そうとうする。ケレスはほぼ球形きゅうけい形状けいじょう維持いじするのに十分じゅうぶんおおきさで[93]、ベスタとテティスあいだおおきさをつ。表面積ひょうめんせきインドアルゼンチンわせた面積めんせきとほぼおなじである[ちゅう 4]。2018ねん7がつ、NASAはケレスにられる物理ぶつりてき特徴とくちょう地球ちきゅうじょう存在そんざいする同様どうようのものと比較ひかくした記事きじ公開こうかいした[47]

表面ひょうめん

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ケレスにられる顕著けんちょ地質ちしつてき特徴とくちょう

ケレスの表面ひょうめん組成そせいCがた小惑星しょうわくせいとほぼ一致いっちしているが[11]、いくつかことなるてんもある。ケレスの赤外線せきがいせんスペクトルのいたる部分ぶぶんには、みずした物質ぶっしつ存在そんざいしていることをしめ兆候ちょうこうられ、これは内部ないぶ大量たいりょうみず存在そんざいしていることをしめしている。存在そんざいしうる表面ひょうめん成分せいぶんとして、てつ豊富ほうふ粘土ねんど鉱物こうぶつクロンステダイト)およびすみ素質そしつコンドライト隕石いんせき一般いっぱんてき存在そんざいする炭酸たんさんしおドロマイトひし鉄鉱てっこう)がげられる[11]炭酸たんさんしお粘土ねんど鉱物こうぶつ存在そんざいしめ兆候ちょうこうのCがた小惑星しょうわくせいのスペクトルではられない[11]。そのため、ケレスは時折ときおりGがた小惑星しょうわくせいとして分類ぶんるいされることがある[94]

ケレスの表面ひょうめん比較的ひかくてきあたたかく、1991ねん5がつ5にち太陽たいよう直下ちょっかてんでの温度おんどは235 K(-38 、-36 )と測定そくていされた[15]。この温度おんどではこおり不安定ふあんていになる。表面ひょうめんこおり昇華しょうかによってのこされた物質ぶっしつが、木星もくせい以前いぜん惑星わくせい公転こうてんするこおりでできた衛星えいせいよりもケレスの表面ひょうめんくらくさせているかもしれない。

ハッブル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうもちいた研究けんきゅうにより、グラファイト硫黄いおう二酸化にさんか硫黄いおうがケレスの表面ひょうめん存在そんざいすることがあきらかになっている。前者ぜんしゃはケレスのふる表面ひょうめん宇宙うちゅう風化ふうか影響えいきょうけて生成せいせいされたとされている。後者こうしゃの2つはケレスの条件下じょうけんかでは揮発きはつせいで、すぐに放出ほうしゅつされるかコールドトラップにくと予想よそうされているので、これらは地質ちしつてき活動かつどう最近さいきんともなった地域ちいき関連かんれんしているとされている[95]

ドーンによる探査たんさ以前いぜん観測かんそく

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2004ねんにハッブル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうが2あいだ20ふんごとに撮影さつえいしたケレスの画像がぞう

ドーンによる探査たんさ以前いぜんは、ケレスの明白めいはく表面ひょうめん特徴とくちょうはわずかしか検出けんしゅつされていなかった。1995ねんにハッブル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょう撮影さつえいしたこう解像度かいぞうど紫外線しがいせん画像がぞうで、表面ひょうめんくら地形ちけいがあることがしめされた。この地形ちけいはケレスの発見はっけんしゃちなんで「ピアッツィ(Piazzi)」とばれ[94]クレーターであるとかんがえられた。補償ほしょう光学こうがくもちいてケック天文台てんもんだいによって撮影さつえいされた、よりこう解像度かいぞうど近赤外線きんせきがいせんぜんたま画像がぞうから、ケレスの自転じてんとも移動いどうするいくつかのあかるい地形ちけいくら地形ちけいしめされた[96][97]。そのうちの2つのくら地形ちけい形状けいじょう円形えんけいであったのでクレーターであると推測すいそくされ、そのうち1つは中央ちゅうおうあかるい地形ちけいつことが観測かんそくされた。一方いっぽうで、もう片方かたがたはピアッツィであると認識にんしきされた[96][97]。2003ねんと2004ねんにハッブル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょう撮影さつえいしたケレスの可視かし光線こうせんぜんたま画像がぞうでは、識別しきべつ可能かのう地形ちけいが11個いっこしめされたが、それらの性質せいしつについては確定かくていであった[13][98]。これらの地形ちけいのうちの1つは以前いぜんから観測かんそくされていたピアッツィに該当がいとうするとされている[13]

こうしたなかでの最後さいご観測かんそくでは、ケレスのきた極点きょくてんりゅうの、あかけい 19h 24m(291°)、あかぬき+59°の方向ほうこういており、この結果けっかから赤道せきどう傾斜けいしゃかくは3°であるとされた[13][93]。その、ドーンによる探査たんさ実際じっさいにはきた極点きょくてんあかけい 19h 25m 40.3s(291.418°)、あかぬき+66° 45′ 50″(りゅうδでるたほしからやく1.5°)の方向ほうこういていることが確定かくていし、その結果けっか赤道あかみち傾斜けいしゃかくは4°であると判明はんめいした[7]

2014ねん1がつには、ハーシェル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょう観測かんそくにより2箇所かしょからの水蒸気すいじょうき噴出ふんしゅつ確認かくにんされた。りょうは1びょうあたり6 kgであると推定すいていされている。小惑星しょうわくせいたい彗星すいせいとして活動かつどうするメインベルト彗星すいせい存在そんざい確認かくにんされていたが、水蒸気すいじょうき観測かんそくしたのは今回こんかいはじめてとなる。論文ろんぶん1がつ23にちネイチャー掲載けいさいされた[99][100]

ドーンによる探査たんさ

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ドーンによる観測かんそく北半球きたはんきゅう確認かくにんされた、表面ひょうめんこおり蓄積ちくせきすることができる永久えいきゅうかげ存在そんざいする地域ちいき

ドーンは、ケレスの表面ひょうめんクレーターおおわれていることをあきらかにした。しかし、ケレスには予想よそうされていたよりも大型おおがたのクレーターは存在そんざいしておらず、これはおそらく過去かこ地質ちしつがくてきプロセスによるものとされている[101][102]予想よそうがいにもケレスのクレーターのおおくには、こおり火山かざんプロセスの影響えいきょう中央ちゅうおうくぼみ(central pit)があり、またおおくは中央ちゅうおうおかっている[103]。ケレスにある有名ゆうめいやまとして、アフナさん(Ahuna Mons)がある。この地形ちけいこおり火山かざんのようにえ、クレーターがほとんどいことから、最長さいちょうでもすうおくねん以内いない形成けいせいされたことが示唆しさされている[104][105]のコンピューターシミュレーションでは、元々もともとケレスに存在そんざいしていたが、粘性ねんせい低下ていかによって認識にんしきできなくなったほかこおり火山かざん存在そんざいする可能かのうせいしめされている[106]。ドーンはケレスにあるいくつかの「光点こうてん」を観測かんそくしており、そのうちもっとあかるい光点こうてん(スポット5)は、オッカトル(Occator)とばれる直径ちょっけい80 kmのクレーターの中心ちゅうしん存在そんざいしている[107]。2015ねん5がつ4にち撮影さつえいされたケレスの画像がぞうから、2番目ばんめあかるい光点こうてん実際じっさいには、散在さんざいしている10ものあかるい領域りょういきからることがあきらかになった。これらのあかるい地形ちけいアルベド反射はんしゃりつ)がやく40%にもなっており[108]、これは表面ひょうめんにあるこおりしおといった太陽光たいようこう反射はんしゃする物質ぶっしつによるものとされている[109][110]もっともよくられている光点こうてん「スポット5」の上空じょうくうには定期ていきてきに「もや」があらわれる。これは、あるしゅのガス放出ほうしゅつまたは昇華しょうかするこおり光点こうてん形成けいせいしたという仮説かせつ支持しじするものとされている[110][111]。2016ねん3がつ、ドーンはオクソ(Oxo)クレーターで水分すいぶん存在そんざいするという明確めいかく証拠しょうこ発見はっけんした[112][113]

2015ねん12月9にち、NASAの科学かがくしゃたちはケレスの光点こうてんしお種類しゅるいとく硫酸りゅうさんマグネシウムろくみず和物あえもの(MgSO4·H2O)をふく塩水えんすい形態けいたい関係かんけいしていると報告ほうこくした。また、その光点こうてんはアンモニアが豊富ほうふ粘土ねんど関連かんれんしていることもあきらかになった[43]。これらの光点こうてん近赤外線きんせきがいせんスペクトルが大量たいりょう炭酸たんさんナトリウム(Na2CO3)、少量しょうりょう塩化えんかアンモニウム(NH4Cl)もしくは炭酸たんさん水素すいそアンモニウム(NH4HCO3)の存在そんざいしめすものと一致いっちすることが2017ねん報告ほうこくされている[114][115]。これらの物質ぶっしつは、最近さいきん内部ないぶから表面ひょうめん到達とうたつした塩水えんすい結晶けっしょう由来ゆらいしていることが示唆しさされている[44][45][46][116]

2020ねん欧米おうべい科学かがくしゃチームがおこなった研究けんきゅう発表はっぴょうではケレスの観測かんそくおこなったドーンによる重力じゅうりょく測定そくていのデータから、直径ちょっけいやく92kmの「オッカトル・クレーター(えい:Occator Crater)」の地下ちかおよそ40kmのふかさにいま約数やくすうひゃく~1000kmのはばわたって塩水えんすい存在そんざいしていることを断定だんていした。 また、べつ研究けんきゅうチームでは、これまで地球ちきゅう以外いがい観測かんそくされたれいがなかったハイドロハライト存在そんざいすることを発見はっけんした[117] [118]

炭素たんそ

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有機ゆうき化合かごうぶつソリン)がエルヌテト(Ernutet)とばれるクレーターで検出けんしゅつされており[51][52]、またケレスのだい部分ぶぶん非常ひじょう炭素たんそんでいて[119]表面ひょうめん付近ふきんぜん質量しつりょうやく20%をめている[120][121]炭素たんそ含有がんゆうりょう地球ちきゅうじょう分析ぶんせきされているすみ素質そしつコンドライト隕石いんせきよりも5ばい以上いじょうおお[121]表面ひょうめん炭素たんそは、岩石がんせきみず相互そうご作用さようでできた粘土ねんどのような生成せいせいぶつ混合こんごうされている証拠しょうこだとされている[120][121]。この化学かがく組成そせいは、ケレスが木星もくせい軌道きどうよりも外側そとがわで、そして有機ゆうき化学かがく有利ゆうり条件じょうけんをもたらすみず存在そんざいする状況じょうきょうでケレスが炭素たんそ物質ぶっしつ降着こうちゃくによって形成けいせいされた可能かのうせいしめしている[120][121]。ケレスにこうした物質ぶっしつられるのは、生命せいめいにとって基本きほんてき成分せいぶん宇宙うちゅう全体ぜんたい存在そんざいしているという証拠しょうこになる[119]

ケレスの光点こうてん地図ちず
2017ねん12月時点じてん
2015ねん12月時点じてん
可視かし光線こうせんおよび赤外線せきがいせんでのケレスの光点こうてん(2015ねん4がつ撮影さつえい
スポット1上段じょうだん周囲しゅういより温度おんどひくい)
スポット5下段げだん周囲しゅうい温度おんど似通にかよっている)
オッカトルクレーターにあるスポット5。ドーンが高度こうど385 kmから撮影さつえい
アフナさんもっときゅう勾配こうばいのところで推定すいてい5 kmのたかさを[122]。ドーンが2015ねん12月に高度こうど385 kmから撮影さつえい

内部ないぶ構造こうぞう

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ケレスの内部ないぶ構造こうぞう(2018ねん8がつ時点じてん
ケレスの重力じゅうりょく分布ぶんぷあか重力じゅうりょくつよく、あおよわいことをしめす)

ケレスは、岩石がんせきしつかくこおりのようなマントル地殻ちかく構成こうせいされているとかんがえられている。ドーンによる形状けいじょうおよび重力じゅうりょく観測かんそくから、ケレスはへん微分びぶん[9][123]アイソスタシー補償ほしょうともな静水せいすいあつ平衡へいこう状態じょうたいにあり、平均へいきん慣性かんせいモーメントは0.37とされた(このカリストの0.36とている)[124]。ケレスの質量しつりょうのうち最大さいだいで25%をみずめている可能かのうせいがあり、その場合ばあい、ケレスには地球ちきゅうよりも多量たりょうみずふくまれていることになる[125]

鉱物こうぶつ組成そせいについてはふかさ100 kmまでにたいしてのみ間接かんせつてきもとめること可能かのうで、あつさ40 kmの表層ひょうそうみずしおみず鉱物こうぶつ混合こんごうぶつになっている。そのしたには、少量しょうりょう塩水えんすいふくんでいる可能かのうせいのあるそうがあり、すくなくとも鉱物こうぶつ組成そせい探知たんちできる限界げんかいであるふかさ100 kmよりもふかくにまでおよんでいる。そのさらにした粘土ねんどのようなみずしたいわふくまれるマントルになっているとかんがえられている。ケレスの内部ないぶもっとふかいところには液体えきたいふくまれているのか、あるいは金属きんぞく豊富ほうふふくんでいるかく存在そんざいしているかを判断はんだんするのは現時点げんじてんでは不可能ふかのうである[126]。モデリングでは、ケレスは岩石がんせき部分ぶぶん部分ぶぶんてき分化ぶんかにより、金属きんぞくからちいさなかくてることがしめされている[127][128]

ケレスの扁平へんぺいりつは、内部ないぶ岩石がんせきかくこおりマントルとに分化ぶんかしている場合ばあい一致いっちしており[93]、このあつさ100 kmのマントル(ケレスのぜん質量しつりょうの23~28 %、ぜん体積たいせきの50%[129])には最大さいだいで、地球ちきゅう存在そんざいする淡水たんすい総量そうりょうよりもおおい2おく km3みずふくまれているとされている[130]。この結果けっかは、2002ねんにケック望遠鏡ぼうえんきょうおこなわれた観測かんそく進化しんかろんてきモデリングによって支持しじされている[28][96]。その表面ひょうめん歴史れきし特性とくせい形成けいせいにかなり凝固ぎょうこてんひく成分せいぶん吸収きゅうしゅうできるほど日射にっしゃりょうよわかった太陽たいようからの距離きょりなど)から、ケレスの内部ないぶ揮発きはつせい物質ぶっしつふくまれている可能かのうせい指摘してきされており[96]、また、液体えきたいみずそうこおりそうした現在げんざいまでのこっている可能かのうせい示唆しさされている[28][29]。ある研究けんきゅうでは、かく外層がいそう密度みつどはそれぞれ2.46~2.90 g/cm3と1.68~1.95 g/cm3外層がいそうあつさはやく70~190 kmと推定すいていされている。かくからは部分ぶぶんてき脱水だっすいこおり放出ほうしゅつ)がきていると予想よそうされており、みずこおり比較ひかくして外層がいそう密度みつどおおきいのは、ケイ酸けいさんしおしおふくまれているのを反映はんえいしている[124]。つまり、かく、マントルそして地殻ちかくすべこおりもしくは岩石がんせき構成こうせいされているが、その含有がんゆう比率ひりつことなるということになる。

べつ研究けんきゅうでは[131]、ケレスがコンドルール構成こうせいされているかくそしてこおりとミクロサイズの固体こたい微粒子びりゅうし混合こんごうしているこおりでできたマントルの2そうから天体てんたいとしてモデルされている。表面ひょうめんでのこおり昇華しょうかあつさ20 mのみず粒子りゅうし堆積たいせきぶつのこすとされている。データと一致いっちするとかんがえられる内部ないぶ構成こうせい予想よそう範囲はんいおおきく、75%がコンドル―ルでのこる25%が微粒子びりゅうしからできている直径ちょっけいが380 kmのかくと、75%のこおりと25%の微粒子びりゅうしふくむマントルからるとするかくもっとおおきくなる場合ばあいや、ほぼ完全かんぜん微粒子びりゅうしでできている直径ちょっけいが85 kmのかくと、30%のこおりと70%の微粒子びりゅうしのマントルでできているとするかくもっとちいさくなる場合ばあいまで様々さまざまなものがある。かくおおきい場合ばあいでは、塩水えんすい存在そんざい出来できるほどあたたかくなっているはずだとされている。かくちいさければ、110 kmよりふか領域りょういきのマントルは液体えきたいのままになっているとされている。後者こうしゃ場合ばあいふくまれている液体えきたいの2%が凍結とうけつしていれば液体えきたい表面ひょうめんすのに十分じゅうぶんなほど圧縮あっしゅくすることができ、こおり火山かざん形成けいせいさせるであろうとかんがえられている。これは、ケレスで平均へいきんで5,000まんねんごとに1つのこおり火山かざんしょうじたかもしれないという推測すいそく比較ひかくになるかもしれない[132]

大気たいき

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ケレスでは表面ひょうめんみずこおりからガスじょう水蒸気すいじょうき放出ほうしゅつされている兆候ちょうこうられる[133][134][135]

表面ひょうめんにあるみずこおりは、太陽たいようから5 au未満みまん領域りょういきでは不安定ふあんていであり[136]太陽たいようからの放射ほうしゃ直接ちょくせつさらされると昇華しょうかしてしまうと予想よそうされている。こおりはケレスの深層しんそうから表面ひょうめん移動いどうすることができるが、非常ひじょう短時間たんじかん放出ほうしゅつされてしまう。そのため、結果けっかとしてみず蒸発じょうはつ検出けんしゅつすることは困難こんなんである。ケレスのきょく地域ちいきからのみず放出ほうしゅつは1990年代ねんだい初頭しょとう観測かんそくされていた可能かのうせいがあるが、明確めいかく実証じっしょうはされていない。あたらしいクレーターの周囲しゅういもしくは地下ちかそうからの亀裂きれつから放出ほうしゅつされるみず検出けんしゅつすることは可能かのうかもしれない[96]国際こくさい紫外線しがいせん天文てんもん衛星えいせいによる紫外線しがいせん観測かんそくでは、ケレスの北極ほっきょく付近ふきんから統計とうけいてき有意ゆういりょうの、紫外線しがいせん日射にっしゃによってきる水蒸気すいじょうき解離かいり副産物ふくさんぶつである水酸化物すいさんかぶつイオンが検出けんしゅつされている[133]

2014ねん初頭しょとうに、ハーシェル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうのデータから、ケレスのなか緯度いどにいくつかの局所きょくしょてき直径ちょっけい60 km以下いか)な水蒸気すいじょうきげんがあり、それぞれ1びょうあたり1026(3 kg)の水分すいぶん放出ほうしゅつしていることが判明はんめいした[137][138][ちゅう 5]。ピアッツィ(北緯ほくい21°、経度けいど123°)と「RegionA」(北緯ほくい23°、経度けいど231°)とばれる2つの潜在せんざいてき水蒸気すいじょうきげんが、2002ねんのケック天文台てんもんだいによる近赤外線きんせきがいせん観測かんそくによってくらくなっている領域りょういき(RegionAの中央ちゅうおうにはあかるい領域りょういきもある)として可視かしされている。かんが蒸気じょうき放出ほうしゅつのメカニズムとして、表面積ひょうめんせきやく0.6 km3露呈ろていしている表面ひょうめんこおり昇華しょうか内部ないぶからの放射ほうしゃせい崩壊ほうかいによるねつ起因きいんするこおり火山かざん噴火ふんか[137]上層じょうそうにあるこおりそう成長せいちょうによる地下ちかうみ加圧かあつげられる[29]。ケレスが軌道きどうじょうにおいて太陽たいようからはなれた部分ぶぶんにいるとき、表面ひょうめんこおり昇華しょうかだとその放出ほうしゅつりょう減少げんしょうするが、内部ないぶからはっせられたねつだとその放出ほうしゅつりつはケレスの軌道きどうじょう位置いち変化へんかすることはない。かぎられている利用りよう可能かのうなデータでは、彗星すいせいのようにこおり昇華しょうか起因きいんするというメカニズムのほうにより一貫いっかんせいしめしていた[137]。しかしそののドーンによる調査ちょうさで、活動かつどうちゅう地質ちしつてき活動かつどうすくなくともそれらの一部いちぶ起因きいんしていることがつよ示唆しさされた[141][142]

ドーンのガンマ線がんません中性子ちゅうせいし分光ぶんこうけい(GRaND)をもちいた研究けんきゅうで、ケレスが太陽たいようふうからの電子でんし規則きそくてき加速かそくさせていることがあきらかになった。この現象げんしょうこしている原因げんいんとしてはいくつかの可能かのうせいかんがえられるが、もっとれられているのはこれらの電子でんし太陽たいようふう水蒸気すいじょうきからよわそとけんとの衝突しょうとつによって加速かそくされているというせつである[143]

2017ねん、ドーンはケレスが太陽たいよう活動かつどう関連かんれんしているとおもわれる一時いちじてき大気たいきっていること確認かくにんした。太陽たいようからのこうエネルギーの粒子りゅうしがケレスの露出ろしゅつしたこおり衝突しょうとつしたさいに、そのこおり昇華しょうかすることにより形成けいせいされるとされている[144]

起源きげん進化しんか

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ケレスはやく45おく7000まんねんまえ小惑星しょうわくせいたい形成けいせいされた原始げんし惑星わくせいのこりであるかもしれない[28]うち太陽系たいようけい原始げんし惑星わくせいつきから火星かせい規模きぼおおきさ)は原始げんし惑星わくせい衝突しょうとつして地球ちきゅうがた惑星わくせい形成けいせいしたか、もしくは木星もくせいによって太陽系たいようけいがいほうされたとされているが[145]、ケレスは比較的ひかくてき無傷むきずだとされている[28]べつ理論りろんでは、ケレスはカイパーベルト形成けいせいされ、のち小惑星しょうわくせいたい移動いどうしたことがしめされている[146]。オッカトルクレーターでアンモニアのしお発見はっけんされたことは、ケレスがそと太陽系たいようけい起源きげんをもつことを支持しじするものとされている[147]

ケレスの地質ちしつがくてき変化へんかは、その形成けいせいちゅうおよび形成けいせいしょうじた、ほろ惑星わくせい降着こうちゃく様々さまざま放射ほうしゃせい同位どういたい崩壊ほうかい寿命じゅみょうみじかアルミニウム26のような死滅しめつ放射ほうしゃせい核種かくしゅなどもおそらくふくむ)といった熱源ねつげん依存いぞんしていた。これらの熱源ねつげんはケレスが形成けいせいされたのちすぐに内部ないぶ岩石がんせきおおかくこおったマントルに分化ぶんかするには十分じゅうぶんであったとかんがえられている[13][28][128]。このプロセスでは、こおり火山かざん活動かつどうテクトニクスによる表面ひょうめんさい浮上ふじょうこし、ふる地質ちしつがくてき地形ちけい消滅しょうめつさせた可能かのうせいがある[28]。ケレスの比較的ひかくてきたか表面ひょうめん温度おんどは、その表面ひょうめんしょうじるこおり徐々じょじょ昇華しょうかし、粘土ねんど鉱物こうぶつ炭酸たんさんしおなどの様々さまざまみず和物あえもののこすことを意味いみしている[11]

現在げんざい、ケレスの表面ひょうめん地質ちしつ学的がくてきには活動かつどうしておらず、表面ひょうめんおも天体てんたい衝突しょうとつによるクレーターでおおわれている[13]以前いぜんはケレスのサイズがちいさいため、初期しょきうち地質ちしつがくてき活動かつどうこらなくなったんだ天体てんたいであるとされていたが[28][148]、ドーンによる探査たんさではベスタと対照たいしょうてきに、内部ないぶプロセスがかなりケレスの表面ひょうめん形作かたちづくつづけていたことがあきらかになっている[149]地殻ちかくうちには大量たいりょうみずこおり存在そんざいしており、最近さいきんきたとられる地質ちしつがくてき表面ひょうめん変遷へんせん証拠しょうこから、ケレスの内部ないぶには液体えきたいみずそう存在そんざいしている可能かのうせいがある[28][148]。この仮想かそうじょうそうは「うみ」とばれている[11]かりにそのような液体えきたいみずそうがある場合ばあいエウロパ存在そんざい理論りろんされているうみおなじように、岩石がんせきしつかくこおりのマントルの中間ちゅうかん存在そんざいしていると仮定かていされている[28]溶質ようしつたとえばしお)、アンモニア、硫酸りゅうさん、そのこお化合かごうぶつみずけている場合ばあいうみ存在そんざいしている可能かのうせいはよりたかくなる[28]

潜在せんざいてき居住きょじゅうせい

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ケレスが火星かせい、エウロパ、エンケラドゥスタイタンのような地球ちきゅうがい生命せいめいたいにとっての潜在せんざいてき居住きょじゅうである天体てんたいとして活発かっぱつ議論ぎろんわされているわけではないが、ケレスのこおりのマントルはかつてみずおお地下ちかうみであったという証拠しょうこげられており、それがかつてそこに生命せいめいたい存在そんざいしていたという憶測おくそくしめされている[150][151][152][153]有機ゆうき化合かごうぶつ遠隔えんかく検出けんしゅつおよび表面ひょうめんちかくの質量しつりょうの20%をめている炭素たんそふくみず存在そんざいは、有機ゆうき化学かがく有利ゆうり環境かんきょうをもたらす可能かのうせいがある[120][121]

観測かんそく探査たんさ

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ケレスのへんこう地図ちず[154]

近日きんじつてんちかくでこすとき、ケレスの等級とうきゅうは6.7等級とうきゅうたっすることがある[1]。このあかるさは一般いっぱんてき肉眼にくがん観望かんぼうするにはくらいとみなされているが、理想りそうてき観測かんそく条件下じょうけんかでは、視力しりょく20/20程度ていどつよ視力しりょくがあれば観望かんぼうすることができるかもしれない。同等どうとうあかるさにたっする唯一ゆいいつ小惑星しょうわくせいはベスタで、まれ近日きんじつてんで衝をこす場合ばあいふくめば、パラスとイリスふくまれる[155]ごうになるときでは、ケレスの等級とうきゅうは9.3等級とうきゅうでこれは10×50双眼鏡そうがんきょう観測かんそくすることができるもっとくらあかるさである。

ケレスの観測かんそくにおいて特記とっきすべきてんとして以下いかのものある。

  • 1984ねん11月13にち: アメリカフロリダしゅうメキシコカリブ海かりぶかい全域ぜんいきでケレスによる恒星こうせい掩蔽えんぺい発生はっせいした[156]
  • 1995ねん6がつ25にち: ハッブル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうによって解像度かいぞうど50 kmの紫外線しがいせん画像がぞう撮影さつえいされた[94]
  • 2002ねん: ケック望遠鏡ぼうえんきょうによって補償ほしょう光学こうがくもちいた解像度かいぞうど30 kmの赤外線せきがいせん画像がぞう撮影さつえいされた[97]
  • 2003ねん~2004ねん: ハッブル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうによって解像度かいぞうど30 kmの可視かし光線こうせん画像がぞう撮影さつえいされた(ドーン探査たんさまえでは最高さいこう品質ひんしつ画像がぞう[13][98]
  • 2012ねん12月22にち: 日本にっぽんロシア中国ちゅうごく一部いちぶでケレスによる恒星こうせいTYC 1865-00446-1の掩蔽えんぺい観測かんそくされた[157]。このときのケレスの等級とうきゅうは6.9等級とうきゅう恒星こうせい等級とうきゅうは12.2等級とうきゅうだった[157]
  • 2014ねん: ハーシェル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょうによる観測かんそくで、ケレスが水蒸気すいじょうきふく大気たいきことあきらかになった[158]
  • 2015ねん: NASAの探査たんさドーンがケレスに接近せっきん周回しゅうかいして詳細しょうさい画像がぞう科学かがくデータを地球ちきゅう送信そうしんした。

探査たんさ

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ベスタからケレスへかうドーンの想像そうぞう

1981ねん小惑星しょうわくせい探査たんさかんする提案ていあん欧州おうしゅう宇宙うちゅう機関きかん(ESA)に提出ていしゅつされた。この探査たんさAsteroidal Gravity Optical and Radar Analysis(AGORA)と命名めいめいされ、1990ねんから1994ねんあいだげておおきな小惑星しょうわくせいを2かいフライバイ接近せっきん飛行ひこう)する予定よていだった。このミッションではベスタがこのましい探査たんさ対象たいしょうとされた。AGORAは火星かせい通過つうかするさいスイングバイ、もしくは小型こがたイオンエンジン小惑星しょうわくせいたい到達とうたつする。しかし、この提案ていあんげられた。その、NASAとESAの合同ごうどう小惑星しょうわくせい探査たんさミッションとしてMultiple Asteroid Orbiter with Solar Electric Propulsion(MAOSEP)が提案ていあんされ、そのうちの1つにはベスタの周回しゅうかい軌道きどう投入とうにゅうするミッションプロフィールがふくまれていた。小惑星しょうわくせいたい探査たんさミッションがフランスドイツイタリア、そしてアメリカによって1980年代ねんだい提案ていあんされたが、いずれも承認しょうにんはされなかった[159]ソビエト連邦れんぽう主導しゅどうThe multiaimed Soviet missionだい2計画けいかくだい2目標もくひょうとして、ケレスへのフライバイおよび衝突しょうとつペネトレーターによる探査たんさ欧州おうしゅう諸国しょこくとの協力きょうりょくで1991ねんから1994ねんにかけて開発かいはつおこなわれたが、ソビエト連邦れんぽう解体かいたいにより中止ちゅうしされた。

はじめて火星かせいから小惑星しょうわくせい(ケレスとベスタ)を撮影さつえいした画像がぞう。2014ねん4がつ20日はつか探査たんさしゃキュリオシティ撮影さつえい

1990年代ねんだい初頭しょとう、NASAは一連いちれんていコスト科学かがくてきミッションであることを意図いとしたディスカバリー計画けいかく開始かいしした。1996ねん計画けいかく研究けんきゅうチームは、イオンエンジン搭載とうさいした探査たんさ使つかって小惑星しょうわくせいたい探査たんさすることをさい優先ゆうせん課題かだいとして推薦すいせんした。すう年間ねんかんわたってこの計画けいかくのための資金しきんについて問題もんだいのこっていたが、2004ねんまでにドーン(Dawn)計画けいかくがそのデザインレビュー審査しんさ合格ごうかくした[160]

そしてドーンは、2007ねん9がつ27にちにベスタとケレスをはじめて探査たんさする探査たんさミッションとしてげられた。2011ねん5がつ3にち、ドーンは最初さいしょ対象たいしょう画像がぞうをベスタから120まん kmはなれた位置いち撮影さつえいした[161]。13ヶ月かげつあいだわたってベスタを周回しゅうかいつづけたのち、イオンエンジンをもちいて、ニュー・ホライズンズ冥王星めいおうせいをフライバイするやく4ヶ月かげつまえの2015ねん3がつ6にちにケレスから61,000 kmはなれた位置いち[162] でケレスの重力じゅうりょく捕獲ほかくされ周回しゅうかい軌道きどう投入とうにゅうされた[163][164]

ドーンのミッションでは、連続れんぞくしてよりてい高度こうど一連いちれん円軌道えんきどうからケレスを研究けんきゅうすることが要求ようきゅうされた。2015ねん4がつ23にちにドーンは高度こうど13,500 kmのケレス周辺しゅうへん最初さいしょ観測かんそく軌道きどうRC3)に投入とうにゅうされたが、軌道きどう1しゅうぶんやく15日間にちかん)しか滞在たいざいしなかった[33][165]。それにつづいて、3週間しゅうかんわたって2つ観測かんそく軌道きどうSurvey orbit)に移動いどうしたさい高度こうど4,400 kmにまで下降かこう[166]つづいて2ヶ月かげつあいだ高度こうど1,470 kmの軌道きどうHAMOHigh altitude mapping orbit)を飛行ひこう[167]、そのすくなくとも3ヶ月かげつあいだわたって高度こうど375 kmの最終さいしゅう軌道きどうLAMOLow altitude mapping orbit)を飛行ひこうする予定よていだった[168]探査たんさ搭載とうさいされた機器ききにはフレーミングカメラ、可視かしあかがいマッピング分光ぶんこうけいがあり、これらの機器ききはケレスの形状けいじょう元素げんそ組成そせいについて調査ちょうさした[169]。2015ねん1がつ13にち、ドーンはハッブル宇宙うちゅう望遠鏡ぼうえんきょう同等どうとう解像度かいぞうどはじめてケレスの画像がぞう撮影さつえいし、以前いぜんからられていたのとほぼおな領域りょういきにクレーターやこうアルベド地形ちけいがあることをあきらかにした。1月25にち、2がつ4にち、12にち、19にち、25にち、3月1にち、4がつ10日とおか、15にちによりたか解像度かいぞうどでのイメージングセッションがおこなわれた[170]

元々もともと予定よていされていたドーンのケレスへの周回しゅうかい軌道きどう投入とうにゅうは、到着とうちゃく直前ちょくぜん探査たんさ宇宙うちゅうせんびたことにより不可能ふかのうになり、ケレスのまわりでよりなが軌道きどうえがいて周回しゅうかい軌道きどう投入とうにゅうされることになった[171]

中国ちゅうごく国家こっかこうてんきょくは2020年代ねんだいあいだにケレスからのサンプルリターンおこなうことを構想こうそうしている[172]

地図ちず

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ケレスの地図ちずあか赤外線せきがいせんあかるくえる地域ちいきみどりこうアルベド地形ちけいあお紫外線しがいせんあかるくえる地域ちいき、2015ねん9がつ時点じてん
ケレスの地図ちず中心ちゅうしん経度けいど180°、カラー画像がぞう、2015ねん3がつ時点じてん
ケレスの地図ちずメルカトル図法ずほう、カラー画像がぞう、HAMO軌道きどうから撮影さつえい、2016ねん3がつ時点じてん
ケレスの地図ちず楕円だえんがた、カラー画像がぞう、HAMO軌道きどうから撮影さつえい、2016ねん3がつ時点じてん
公式こうしき名称めいしょう表記ひょうきしたケレスの白黒しろくろ地図ちず中心ちゅうしん経度けいど180°(2017ねん9がつ時点じてん
ケレスの地形ちけい(2016ねん9がつ時点じてん
もっとたか標高ひょうこう15 km時点じてん白色はくしょく)からもっと低地ていちのクレーターのそこ藍色あいいろ)までのいろきでしめしている[173]
東経とうけい60°と東経とうけい240°を中心ちゅうしんとしたケレスの半球はんきゅう地形ちけい(2015ねん7がつ時点じてん
セレスの極地きょくち北極ほっきょくひだり南極なんきょくみぎ(2015ねん11月時点じてん
ケレスのサーベイマップ(2015ねん6がつ時点じてん
ぜんたま
ケルワン・セクション(Kerwan section)
PDFばん
アサリ-ザデニ・セクション(Asari-Zadeni section)
PDFばん
オッカトル・セクション(Occator section)
PDFばん

地質ちしつはば

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したかかげたケレスの表面ひょうめんは15の地質ちしつはば分割ぶんかつされている。それぞれのはば名称めいしょうは、2015ねん7がつ国際こくさい天文学てんもんがく連合れんごうがそのはばない最初さいしょ命名めいめいしたクレーターの名称めいしょうちなんでいる[174][175]地図ちず画像がぞうはドーンによって撮影さつえいされたものである。

Ceres Quad Map
北緯ほくい90 東経とうけい180 / 北緯ほくい90 東経とうけい180 / 90; 180
北極圏ほっきょくけん
アサリ(Asari)
Ac-H-1
コニラヤ(Coniraya)
Ac-H-2
ダントゥ(Dantu)
Ac-H-3
エジヌ(Ezinu)
Ac-H-4
フェジョコー(Fejokoo)
Ac-H-5
ハウラニ(Haulani)
Ac-H-6
ケルワン(Kerwan)
Ac-H-7
ナウィシュ(Nawish)
Ac-H-8
オッカトル(Occator)
Ac-H-9
ロンゴ(Rongo)
Ac-H-10
シンタナ(Sintana)
Ac-H-11
トハル(Toharu)
Ac-H-12
ウルヴァラ(Urvara)
Ac-H-13
ヤロデ(Yalode)
Ac-H-14
ザデニ(Zadeni)
Ac-H-15
南極なんきょくけん
Ceres Quad Map
2015ねん2がつ時点じてんのケレスの地形ちけいくら領域りょういき標高ひょうこうひくく、あかるい領域りょういき標高ひょうこうたかいことをしめしている。

画像がぞう

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ケレスのこう解像度かいぞうど画像がぞう(2017ねん9がつ20日はつか撮影さつえい
高度こうど40,000 kmから撮影さつえいした半月はんつきじょうのケレス(2015ねん2がつ25にち撮影さつえい
ドーンによるケレスの集成しゅうせい写真しゃしん(2015ねん2がつ19にち画像がぞう
ドーンが高度47,000 kmから撮影したケレス(2015年2月19日撮影)。この距離では、ケレスの見かけ上の大きさは地球から見た満月とほぼ同じ大きさである。左の画像下部にある大きな衝突盆地は比較的若い地形のように見える[176]。 高度84,000 kmから撮影したケレス(2015年2月12日撮影)。この高度ではケレスは満月の半分の大きさに見える。
ドーンが高度こうど47,000 kmから撮影さつえいしたケレス(2015ねん2がつ19にち撮影さつえい)。この距離きょりでは、ケレスのかけじょうおおきさは地球ちきゅうから満月まんげつとほぼおなおおきさである。ひだり画像がぞう下部かぶにあるおおきな衝突しょうとつ盆地ぼんち比較的ひかくてきわか地形ちけいのようにえる[176]
高度こうど84,000 kmから撮影さつえいしたケレス(2015ねん2がつ12にち撮影さつえい)。この高度こうどではケレスは満月まんげつ半分はんぶんおおきさにえる。
2015ねん2がつ1にちから2018ねん10がつ6にちまでのケレス周辺しゅうへんにおけるドーンの軌跡きせきえがいたアニメーション
       ドーン ·       ケレス
マッピング軌道きどう解像度かいぞうど[177]ウィキメディア・コモンズにあるドーンによるケレスの画像がぞう
軌道きどう 番号ばんごう 周回しゅうかい期間きかん[178] 高度こうど(km) 軌道きどう周期しゅうき 解像度かいぞうど(km/px) ハッブルの解像度かいぞうど
との
出典しゅってん
RC3 1 2015ねん4がつ23にち - 2015ねん5がつ9にち 13,500 km 15にち 1.3 24ばい
Survey 2 2015ねん6がつ6にち - 2015ねん6がつ30にち 4,400 km 3.1にち 0.41 73ばい
HAMO 3 2015ねん8がつ17にち - 2015ねん10がつ23にち 1,450 km 19あいだ 0.14 217ばい
LAMO/XMO1 4 2015ねん12月16にち - 2016ねん9がつ2にち 375 km 5.5あいだ 0.035 850ばい
XMO2 5 2016ねん10がつ5にち - 2016ねん11月4にち 1,480 km 19あいだ 0.14 217ばい [179][180][181]
XMO3 6 2016ねん12月5にち - 2018ねん2がつ22にち 7,520 - 9,350 km} ~8にち 0.9(推定すいてい 34ばい推定すいてい [179]
XMO4 7 2017ねん4がつ22にち - 2017ねん6がつ22にち 13,830 - 52,800 km ~29にち [182]
XMO5 8 2017ねん6がつ30にち - 2018ねん4がつ16にち 4,400 - 39,100 km 30にち [182][183][184]
XMO6 9 2018ねん5がつ14にち - 2018ねん5がつ31にち 440 - 4,700 km 37あいだ [185]
XMO7(Final) 10 2018ねん6がつ6にち - 現在げんざい 35 - 4,000 km 27.2あいだ [48][49][186][187]

自然しぜんしょく画像がぞう

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アニメーション

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ケレスの上空じょうくう飛行ひこうアニメーション
表面ひょうめん特徴とくちょう誇張こちょうした動画どうが
シミュレーション、動画どうが時間じかん1ふん15びょう、2015ねん6がつ8にち)[188]
オッカトルクレーターを焦点しょうてんとしている動画どうが
擬似ぎじカラー、動画どうが時間じかん1ふん12びょう、2015ねん12月9にち
ケレスの上空じょうくう飛行ひこう動画どうが
カラー、動画どうが時間じかん3ふん43びょう、2016ねん1がつ29にち
オッカトルクレーターの上空じょうくう飛行ひこう動画どうが(アニメーション、動画どうが時間じかん2ふん20びょう、2016ねん12月15にち

作品さくひん

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脚注きゃくちゅう

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注釈ちゅうしゃく

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  1. ^ この画像がぞうは、ケレスの表面ひょうめん上空じょうくう13,642 kmの軌道きどう(Rotation Characterization 3 orbit)から撮影さつえいされた。中央ちゅうおう中央ちゅうおうみぎにあるのは、それぞれオクソ(Oxo)クレーターとハウラニ(Haulani)クレーターの中心ちゅうしんにある光点こうてんである。アフナさん(Ahuna Mons)が画像がぞう下部かぶ右側みぎがわにぶ丘陵きゅうりょうとしてえる。
  2. ^ その言語げんごでの名称めいしょうは1つをのぞいてCeresもしくはCerereの変種へんしゅ使用しようしている。ロシアは「Tserera」、ペルシアは「Seres」、日本語にほんごは「ケレス(Keresu)」などとなっている。なお、英語えいごみをした場合ばあいシリーズといった表記ひょうきとなる[62]フランス語ふらんすごやスペインみのセレス名称めいしょう表記ひょうきされることもおおい。唯一ゆいいつ例外れいがい中国ちゅうごくで、中国ちゅうごくでは「こくかみぼしgǔshénxīng)」とばれる。
  3. ^ 1807ねんにKlaprothが、より語源ごげん沿った「Cererium」という名称めいしょう変更へんこうしようとしたが、定着ていちゃくしなかった[68]
  4. ^ オーストラリアやく40%、アメリカもしくはカナダやく3ぶんの1、日本にっぽんやく7ばいイギリスやく12ばい相当そうとう
  5. ^ この放出ほうしゅつりつは、エンケラドゥス(ケレスよりちいさい)とヨーロッパ大陸たいりく全体ぜんたい(ケレスよりおおきい)の潮汐ちょうせき駆動くどうプルームからの放出ほうしゅつりつくらべるとちいさく、それぞれの放出ほうしゅつりつは200 kg/s[139] と7,000 kg/s[140] である。

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