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Maya

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Maya
開発元かいはつもと オートデスク
最新さいしんばん
2024 / 2023ねん3がつ (1ねんまえ) (2023-03)[1]
対応たいおうOS macOS, Windows, Linux
種別しゅべつ 3DCGソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式こうしきサイト Maya
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Maya(マヤ)は、オートデスクしゃによるハイエンド3次元じげんコンピュータグラフィックスアニメーションソフトウェアである。対応たいおうOSは、バージョン2019てんWindows 7/10、macOSLinuxとなっている[2]

概要がいよう

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もとエイリアス・システムズしゃ製品せいひんだったが、2005ねん10がつ、ライバルソフト「3ds Max」のオートデスクしゃ買収ばいしゅうされ、開発元かいはつもとうつっている。

ハリウッドをはじめとする映像えいぞう現場げんば使つかわれているプロ仕様しようハイエンドソフトであり、映画えいがアニメ制作せいさく会社かいしゃテレビ番組ばんぐみゲームCM制作せいさく使用しようされている。範囲はんい=シェアでえば、VFX圧倒的あっとうてきであり、建築けんちくヴィジュアライゼーションでは3ds Maxがおおく、ゲームでは3ds MaxとMayaは50:50だとAutodeskからはわれている。また、日本にっぽんかぎってなら50%以上いじょうのトップのシェアをっており、のこりを3ds MaxSoftimageっている状況じょうきょうである[3]

PowerAnimator(パワーアニメーター)の後継こうけい、ゲーム開発かいはつ、キャラクターアニメーションをつよ意識いしきした製品せいひんである。また、いくつかの機械きかいけいCADきゃどのデータ形式けいしきにも対応たいおうしており、実際じっさい自動車じどうしゃメーカーなどの製造せいぞうぎょうではデザインてき要素ようそつよ部品ぶひん設計せっけい使用しようしている。

2016ねん1がつまつをもって、永久えいきゅうライセンスの販売はんばい終了しゅうりょうし、定期ていきてきにライセンスりょう支払しはらうことで使用しようゆるされるサブスクリプションがたのライセンス制度せいど移行いこうする。オートデスクしゃ主要しゅようソフト(3ds Maxとう)もMayaと同様どうようにサブスクリプションがたとなる。また、3ds Maxとうとのバンドル製品せいひんも2016ねん7がつまつ永久えいきゅうライセンスの販売はんばい終了しゅうりょうする。

バージョン

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  • 2002ねん7がつ - Maya 4.5からmental ray for Mayaが無償むしょうダウンロードが開始かいしされる。
    • Fluid EffectsやSmooth Proxy、Ramp Shaderが追加ついかされた。
  • 2003ねん5がつ - Maya 5.0が発表はっぴょう。Paint Effectsの追加ついかや、ダイナミクスの計算けいさん速度そくどが90%向上こうじょうした。
  • 2004ねん5がつ - Maya 6.0が発表はっぴょう。Hair機能きのう搭載とうさいされた。
    • キャラクターとアニメーション制作せいさく大幅おおはば改善かいぜんや、Photoshopとの統合とうごうによりPSDファイルとの連携れんけい可能かのうとなった。
  • 2005ねん1がつ - Maya 6.5が発表はっぴょう。パフォーマンスの向上こうじょうによりファイルの入出力にゅうしゅつりょく画面がめん描画びょうが、モデリング、デフォメーション、Maya Artisanなどの生産せいさんせい向上こうじょう
    • mental rayが3.4へバージョンアップ、mental ray for MayaSatellite、シーンセグメンテーションにしんツールなどが追加ついかされた。
  • 2005ねん8がつ - Maya 7.0から、トゥーンレンダリング表現ひょうげんするためのMaya Vectorが標準ひょうじゅん装備そうびされ、つめたいかんじのするリアルな3DCGだけでなく、りのぬくもりがある3DCGも対応たいおうした。
    • レンダラーとしてはMaya 7.0からではあるが、それ以前いぜんのバージョンでも、ランプシェーダーによってトゥーン表現ひょうげん可能かのうである。
    • MotionBuilderで採用さいようされているFullBodyIKが搭載とうさいされた。
  • 2006ねん8がつ - Maya 8.0から、はじめて64bitシステムに対応たいおうした。
    • mental rayによる、法線ほうせんマップのレンダリングに対応たいおうした。
  • 2007ねん1がつ17にち - バージョン8.5より、Nucleus テクノロジーが採用さいようされ、クロスシミュレーションをおこなあらたなシステムであるnClothがUnlimited搭載とうさいされ、従来じゅうらいのClassic Clothからえられた。
    • インターフェイスが日本語にほんごにも対応たいおうした。
  • 2008ねん10がつ - 2009で10周年しゅうねんむかえるアニバーサリーエディションとして発表はっぴょうされる。
    • Maya 2008 Extensionで搭載とうさいされたMaya Muscleと、UnlimitedにのみあらたにnParticlesが搭載とうさいされる。
  • 2009ねん8がつ - CompleteがUnlimitedに統合とうごうされ、Maya Composite、Autodesk MatchMover、を搭載とうさい、MayaでもAutodesk Backburnerが使用しよう可能かのうとなる。
  • 2010ねん4がつ7にち - 2011よりノキアしゃのアプリケーション開発かいはつフレームワーク「Qt」をベースにインターフェイスを改良かいりょう
    • あらたなスキニングシステムであるデュアルクォータニオンや、インタラクティブスキンバインドが追加ついかされた。

脚注きゃくちゅう

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関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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