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LightWave

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
LightWave
開発元かいはつもと LightWave Digital
最新さいしんばん
2024 / 2024ねん7がつ26にち (7にちまえ) (2024-07-26)
対応たいおうOS Windows, macOS
種別しゅべつ 3DCGソフトウェア
ライセンス プロプライエタリ
公式こうしきサイト LightWave Digital (英語えいご)
LightWave 2020 - 株式会社かぶしきがいしゃディストーム (日本語にほんご)
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LightWave(ライトウェーブ)は、えいLightWave Digitalしゃ開発かいはつおよ販売はんばいおこな3DCGソフトウェア略称りゃくしょうLW日本にっぽんにおいてもCMアニメゲーム制作せいさく使用しようされており (#著名ちょめい人物じんぶつ団体だんたい参照さんしょう)、2017ねん現在げんざいもシェアをっている[1]比較的ひかくてき安価あんかなため、趣味しゅみ使用しようする個人こじんユーザー[ちゅう 1]おおい。日本にっぽんではディストーム販売はんばいしている。2023ねん4がつ3にちしんチームによる開発かいはつ表明ひょうめいされた[2]

インタフェース

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LightWaveはモデリングからアニメーションまで制作せいさくできる統合とうごうがた3DCGソフトである。歴史れきしてき経緯けいいにより[3]LightWaveはモデリングや材質ざいしつ・テクスチャの設定せっていなどをおこなう「モデラー」と、モデリングしたデータを配置はいちしたり必要ひつようおうじてアニメーションを設定せっていしたうえでレンダリングおこなう「レイアウト」という2つのソフトで構成こうせいされている。

長年ながねんわたりモデラーとレイアウトの統合とうごう計画けいかくされているものの(#モデラーとレイアウトの統合とうごう計画けいかく参照さんしょう)、2021ねん現在げんざいいまかれたままとなっている。しかしながら、バージョン6からはモデラーとレイアウトを自動じどう仲介ちゅうかいするHUB機能きのう搭載とうさいされ、バージョン10からはデータの同期どうきをとるための内部ないぶ通信つうしん機能きのう実装じっそうされ、モデラーとレイアウトの連携れんけいすすんでおり、既定きていではたとえHUBをOFFにしていてもディスク保存ほぞんによってモデラーとレイアウトあいだでデータが同期どうきされるようになっている[4]

インタフェースの特徴とくちょうとしては各種かくしゅ機能きのうにアクセスするためのボタンがすべ文字もじ表現ひょうげんされており、ビューの平行へいこう移動いどう回転かいてん拡大かくだい縮小しゅくしょうおこなうツールボタンなどの例外れいがいのぞき、基本きほんてきにアイコンはもちいられていない。ボタンの配置はいちとキーボードショートカット、メニューのいろはユーザーが自由じゆうにカスタマイズすることが可能かのうで、使用しようしゃによって様変さまがわりする。座標ざひょうけいはXが左右さゆう、Yが上下じょうげ、Zが奥行おくゆきをしめす。また、右手みぎて座標ざひょうけいではなく左手ひだりて座標ざひょうけい採用さいようされている。回転かいてんけい長年ながねんにわたりオイラーかくのHPB方式ほうしき垂直すいちょくじく回転かいてん水平すいへいじく回転かいてん奥行おくゆじく回転かいてん[ちゅう 2]のみとなっており、ずっとジンバルロック問題もんだい[ちゅう 3]かかえていたものの、LightWave 2020で回転かいてん順序じゅんじょ変更へんこう可能かのうとなり[5]ジンバルロック問題もんだい緩和かんわされている。

ハードウェアではマウスのほかにタブレット、3Dマウスにも対応たいおうし、バージョン11からはPlayStation Moveにも対応たいおうしているが、グローブインターフェイス、ヘッドマウントディスプレイひとしには対応たいおうしていない。

いまもって3DCGソフトにはPhotoshopのようなデファクトスタンダード存在そんざいしないが、LightWave 5.5がころいまにもまして混沌こんとんとしており、大抵たいていのソフトが「難解なんかい」「直感ちょっかんてき」とひょうされる状態じょうたいにあって「粘土ねんどをこねるように直感ちょっかんてきにモデリングできる」とひょうされたどうソフトが、の3DCGソフトのインタフェースにあたえた影響えいきょうおおきい。

歴史れきし

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もともとはAmigaようVideo Toasterという動画どうが編集へんしゅうようのハードウエアにバンドルされていた3D CG処理しょりソフトで、スチュアート・ファーガソンがモデラーを、アレン・ヘイスティングスがレイアウトを担当たんとうするかたち開発かいはつされた。バージョン4まではAmigaプラットフォームにのみ提供ていきょうされていたが、コモドールしゃ倒産とうさんともないバージョン5ではWindows 95 / 98Windows NTx86はんおよびDEC Alphaはん)、MacintoshSGI IRIXSparcStationなど多様たようなプラットフォームに提供ていきょう。しかしそのはSGI IRIXばんもバージョン6.5を最後さいご開発かいはつられ、バージョン7以降いこうはWindowsとMacintoshの2プラットフォームにのみ提供ていきょうされている。

プレイステーション市販しはん開発かいはつキット「ネットやろうぜ!」にはバージョン4.0が付属ふぞくしていた。SonyVAIOにLightWave 3D express for VAIOとしてバンドルされていたこともある。

開発かいはつ終了しゅうりょう再開さいかい

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販売はんばいやサポートは継続けいぞくされているものの、LightWaveのメジャーアップデートは2020で開発かいはつ終了しゅうりょう。しかし、Vizrt GroupがLightWaveをLightWave Digitalに売却ばいきゃく開発かいはつ再開さいかいされることになる。取引とりひきは2023ねん4がつ27にち終了しゅうりょうし、Andrew Bishopとその専門せんもんチームであるLightWave Digitalにわたされた。所有しょゆうけん移転いてんともない、既存きそんのライセンス保持ほじしゃ変化へんかはなく、技術ぎじゅつサポートも継続けいぞく現在げんざい再販さいはん業者ぎょうしゃ継承けいしょうされる。しんバージョンのLightWave 2023は2023ねんだい四半期しはんきにリリース予定よてい

バージョンごとのおも追加ついか機能きのう

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バージョン6(1999ねん
ボーンウェイト、UVマップ、モーフマップ頂点ちょうてんカラー、メタボール、スケルゴン[ちゅう 4]、スケマティックビュー、アニメーションチャンネルの独立どくりつ[ちゅう 5]複数ふくすうアイテム同時どうじアニメーション制御せいぎょラジオシティレンダリング、サブパッチのレンダリング
バージョン7(2001ねん
対称たいしょう編集へんしゅうモード、サスカッチライト[ちゅう 6]かげいろ変更へんこう中心ちゅうしんてん回転かいてん機能きのう[ちゅう 7]、モーションパスの直接ちょくせつ編集へんしゅう、スプレッドシート[ちゅう 8]、モーションミキサー[ちゅう 9]操作そうさ座標ざひょうけい[ちゅう 10]、パーティクルFX
バージョン8(2004ねん
テクスチャワイヤー表示ひょうじ複数ふくすうカメラをえてのレンダリング、IKブースター[ちゅう 11]OpenGL表示ひょうじ強化きょうか[ちゅう 12][6]、ドープトラック[ちゅう 13]、クロスシミュレーター、ソフトボディシミュレーター、剛体ごうたい力学りきがく演算えんざん
バージョン9(2006ねん
エッジ編集へんしゅう機能きのう、キャットマル・クラーク サブディビジョン[ちゅう 14]、ノード方式ほうしきのマテリアル設定せってい機能きのう(ノードエディタ)、平行へいこうカメラ、UV投影とうえいカメラ、ファー編集へんしゅう(FiberFX)、IK/FKブレンディング、位置いちとスケールのIKコントロール、ジョイントボーン、ファイルのドラッグ&ドロップ対応たいおう[1][2]
バージョン10(2010ねん
ビューポートプレビューレンダリング (VPR)、3Dマウスである3Dconnexion製品せいひんラインナップのサポート、AutodeskしゃジオメトリキャッシュようMDDのサポート
バージョン11(2012ねん
インスタンス[ちゅう 15]、フロッキング(群集ぐんしゅうシステム)、フラクチャー(粉砕ふんさい)、Bullet剛体ごうたいやわらたい物理ぶつり演算えんざん仮想かそうスタジオツール、GoZサポート[ちゅう 16]、レンダーバッファの拡張かくちょう、VPRの拡張かくちょう(セルエッジ対応たいおうとう)、Pythonスクリプト、FiberFXの拡張かくちょう(ソリッド・ボリュームモード追加ついかとう)、ソフトウェアライセンス[ちゅう 17]、Adobe After Effectsのサポート、Genoma[ちゅう 18]ローリングシャッター現象げんしょう輪郭りんかくせんのノード編集へんしゅう、UVアンラップ、「メッシュの配置はいち」ツール[ちゅう 19]
バージョン11.6(2013ねん
カラー3Dプリント対応たいおう、レイキャストノード、スプラインコントロール、CgFXシェーダー、しんカラーピッカー[3]
バージョン2015(2014ねんまつ
Bullet物理ぶつりシミュレーションに以下いかのコンストレイントを追加ついか(ポイント、ヒンジ、スライダ、コーンツイスト、スプリング、6じく自由じゆう)、重点じゅうてんサンプリング機能きのう、パースペクティブとのマッチング、GENOMA2、交差こうさエッジとパッチ境界きょうかいのレンダリング、エッジバッファ出力しゅつりょく、ダイナミックペアレント[4]
バージョン2018(2018ねん
統合とうごうメッシュシステム実装じっそう、OpenGLビューポート表示ひょうじ強化きょうか高速こうそく、レンダラー刷新さっしん、サーフェス設定せってい刷新さっしん、ノイズリダクションフィルター、PBRシェーダー、しんセルシェーダー&エッジレンダリング&サブリメイションセルシェーダー、ノードモディファイヤスタック、物理ぶつりベースのヴォリューメトリックエンジン、うとボクセルライブラリのOpenVDB英語えいごばん対応たいおう改善かいぜんされたFiberFXインテグレーション、UDIM対応たいおう、IESライトの改善かいぜん、VRカメラ、モデラーのレイアウトビューオプション、仮想かそうプリミティブパラメトリックシェイプ、パフォーマンスの最適さいてき
バージョン2019(2019ねん
Unreal Engineとのリアルタイムブリッジ追加ついか、FBXインポータ/エクスポータの改善かいぜん、レイアウトがわでCorrective Morph対応たいおうのスカルプト/ウェイトペイント/頂点ちょうてんペイントをおこなうMetamorphicプラグインの統合とうごう[7]、OpenVDBボリュームの作成さくせい編集へんしゅう対応たいおう、スムージンググループ対応たいおう、ラウンドエッジシェーダー追加ついか、NVIDIA GPUけのOptiXデノイザー追加ついか制限せいげんUndo対応たいおうこう解像度かいぞうどディスプレイ対応たいおう強化きょうか[8]
バージョン2020(2020ねん
回転かいてん順序じゅんじょ変化へんか、レンダリングアルゴリズムの改善かいぜん、ランダムウォーク表面ひょうめん散乱さんらん対応たいおう物理ぶつりてきヘアシェーダー対応たいおう、Partioライブラリの統合とうごうによる様々さまざまなパーティクル形式けいしきへの対応たいおう[5]
バージョン2023(2023ねん
プロシージャルジオメトリーノード、ガスじょう流体りゅうたい(TurbulenceFD統合とうごう)、インスタンスペイント、レイアウトがわのテキストツール、LightWave Pro ツール (OD Tool Set統合とうごう)、Unreal Engineブリッジ、ショットスカルプトツール(クロノスカルプト統合とうごう[9]

バージョン2024(2024ねん

LW Rhiggit(LWリギット):リギングシステム、Weight Brush(ウェイトブラシ)、Tendril(テンドリル):ハイパーペイントとブランチ、Flow(フロー):流体りゅうたいシミュレーション、Open VDBの更新こうしん、ポイントスライド(Point Slide)、エッジスライド(Edge Slide)ツール、 ホールドエッジ(Hold Edge)、Frames(フレーム)機能きのう:ノード編集へんしゅうない便利べんりなポストイット、Octane Photon ShaderとFog Toolのサポート、LightWave ネイティブレンダリングエンジンの改良かいりょう、プリファレンス(設定せってい)パネルの改良かいりょう

モデラーとレイアウトの統合とうごう計画けいかく

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LightWaveは前述ぜんじゅつとおりモデラーとレイアウトにかれているため、過去かこなん両者りょうしゃ統合とうごう計画けいかくされている。

2001ねんにはNewTek 3D開発かいはつふく部長ぶちょうであったBrad Peeblerと一部いちぶ社員しゃいんがLightWaveのなおしをのぞみ、NewTek上層じょうそう経営けいえいじん反対はんたいって独立どくりつ、Luxologyを[10]2004ねんmodoをリリースした。

一方いっぽうNewtekは2005ねんElectric Image Animation System英語えいごばん (EIAS)の創設そうせつしゃであるJay RothとMark Grangerをやとえれ、Jay RothをNewTekの3D部門ぶもんのトップとし[11][12]、2009ねん次世代じせだいLightWaveとなる「LightWave CORE」を発表はっぴょうした[13]ものの、その、2010ねん5がつにはRob PowersをやとえれてあらたなLightWave開発かいはつ責任せきにんしゃとし[14]、2011ねんリリースのLightWave 10では開発かいはつされたLightWave COREの技術ぎじゅつ既存きそんのモデラーソフトおよびレイアウトソフトにまれるのみとなった[14][15]

それでもRob Powersは最終さいしゅうてきにモデラーとレイアウトを統合とうごうすると表明ひょうめいしており[16]、2012ねん発足ほっそくしたLightWave 3D Groupでもトップとして就任しゅうにんしたRob Powers[17]は、ふるいアーキテクチャをのこしたままあたらしいアーキテクチャを開発かいはつするという「BorgQueen」の開発かいはつ哲学てつがくもちいたLightWaveの内部ないぶコードのえをすす[18][19]、「LightWave Next」として開発かいはつされ2018ねんにリリースされたLightWave 2018ではモデラーソフトとレイアウトソフトの両方りょうほう同一どういつ統合とうごうメッシュシステムが搭載とうさいされた[20]。これによってレイアウトがわでも編集へんしゅう可能かのうなジオメトリがあつかえるようになり[19]いでLightWave 2019ではレイアウトがわでスカルプトやウェイトペイントをおこなうMetamorphicが搭載とうさいされるようになった[7]ものの、2021ねん現在げんざいいまだモデラーとレイアウトはかれたままとなっている。

3DCGソフトとの比較ひかく

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LightWave 2018でレンダラーがなおされ物理ぶつりベースのレンダリングシステムが搭載とうさいされた[21]もののGPUレンダリング対応たいおうとなっており、GPUレンダリングにはOtoyせいのOctaneRenderが必要ひつようとなる。写実しゃじつてきレンダリングでは交差こうさエッジに対応たいおうしたエッジレンダリングをそなえているほか、トゥーンレンダリングのCel Integratorをっている。

3Dペイントに対応たいおうしておらず、3DペイントにはSubstance Painterなどの外部がいぶの3Dペイントソフトが必要ひつようとなる。

また、ケージ変形へんけい、スカルプトを標準ひょうじゅんそなえておらず、それらには3rd Powersせいのプラグインが必要ひつようとなる。本体ほんたいにそれらのプラグインをどうこりしたLightWave + 3rd Powers Full Plugin Suiteが販売はんばいされている[22]

群集ぐんしゅうシミュレーションでは、Ver11.0にてフロッキング(群集ぐんしゅう)シミュレーターが実装じっそうされ、動物どうぶつさかな昆虫こんちゅうなどのれ、さらには飛行機ひこうき宇宙船うちゅうせん集団しゅうだんといった、通常つうじょう複雑ふくざつかつ膨大ぼうだいなデータりょう必要ひつようとするシーンを簡単かんたん作成さくせいすることができるようになった。Ver11.5からは簡単かんたんなAIが実装じっそうされた。

3DCGソフトにくらよわてん存在そんざいするが、プロの使用しようにもえる3DCGソフトのなかでは随一ずいいちのコストパフォーマンスをほこっている。

プラグイン

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当初とうしょから先進せんしんてきプラグインアーキテクチャ採用さいようしており、ソフトウェア本体ほんたいたんなるプラグインサーバにぎず、基本きほんてきなコア機能きのうもプラグイン機構きこうつうじて実装じっそうされている。

また、その仕様しようもオープンにされていたため、大量たいりょうサードパーティーせい個人こじんせいプラグインが製作せいさくされた。プラグイン・アーキテクチャの利点りてんのひとつはそのフットワークのかるさであり、3DCGの先進せんしんのトピックが、高額こうがくなハイエンドソフトウェアをいていちはやくLightWaveじょう実現じつげんされることさえあった。そして標準ひょうじゅん機能きのう不便ふべんさを、開発元かいはつもと対応たいおうたずに私製しせいプラグインでおぎなうこともさかんにおこなわれ、その成果せいかはたびたびひろ公開こうかいされていた。

また、一般いっぱんのCコンパイラとう構築こうちくするプラグインのほかにも、インタプリタとして3DCGソフトウェアで標準ひょうじゅんてき使つかわれているPythonスクリプトをそなえている。

なお、独自どくじのスクリプト言語げんごであるLScriptも搭載とうさいされているが、LightWave 2020で推奨すいしょうとなった[23]。LScriptは元々もともとPOV-Rayレンダラーのアニメーションのために開発かいはつされたものの統合とうごうされず[23]、LightWaveがPCに移植いしょくされるさいAmigaOS標準ひょうじゅんスクリプト言語げんごわりとして転用てんようされ、その長年ながねん搭載とうさいされつづけてきた[23]

代表だいひょうてきなプラグイン

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  • YSプラグイン - キャラクターアニメーション支援しえんのためのYS:CharacterKitをふくむ。サンライズプラグインの実質じっしつてき後継こうけい
  • LWCAD - モデリングプラグイン。

過去かこのプラグイン

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  • Particle Storm - Dynamic Realitiesせいのパーティクルプラグイン。LightWave 5.5にLiteばん搭載とうさいされていた[24][25]。なお、LightWave 6.5以降いこう独自どくじのParticle Fx機能きのう搭載とうさいされている[26]
  • QemLOSS2 - ポリゴン削減さくげんプラグイン。Reduce Polys+としてLightWaveに標準ひょうじゅん搭載とうさいされるようになった。
  • Motion Designer - 軟体力学りきがくシミュレーションプラグイン。Newtekが買収ばいしゅうし、LightWave 6以降いこう標準ひょうじゅん搭載とうさいされるようになった[27]
  • BESM shader - Eric Soulvieせいのセルシェーダープラグイン。LightWave 7以降いこう標準ひょうじゅん搭載とうさいされるようになった[28]。LightWave 2018でCel Integratorにえられた[29]
  • FX Break - 剛体ごうたい力学りきがくシミュレーションプラグイン[30]開発かいはつしゃがNewtekにくわわり、Hard FXとしてLightWave [8]以降いこう標準ひょうじゅん搭載とうさいされるようになった。
  • FX Motiondrive & FX Distortion - クロス/軟体力学りきがくシミュレーションプラグイン。開発かいはつしゃがNewtekにくわわり、Cloth FXおよびSoft FXとしてLightWave [8]以降いこう標準ひょうじゅん搭載とうさいされるようになった。
  • FiberFactory - かみ/もうプラグイン。Newtekが買収ばいしゅうし、FiberFXとしてLightWave 9.5以降いこう搭載とうさいされるようになった[31]
  • Sasquatch - かみ/もうプラグイン。かつてFiberFactoryと競合きょうごうしていた。
  • FPrime英語えいごばん - かつてLightWaveにはVIPERというマテリアル調整ちょうせいけの簡易かんいリアルタイムプレビューレンダラーしかいていなかった。Worley LaboratoriesのFPrimeは、VIPERとことなりラジオシティなどのこう品質ひんしつのレンダリングが可能かのうであり、マテリアルおよびライティングの調整ちょうせい威力いりょく発揮はっきした。なお、LightWaveバージョン10以降いこう類似るいじ機能きのうがVPRとしてLightWave本体ほんたい搭載とうさいされている。
  • AutomatonZ - 3ds MaxにおけるCharacter Studioのようなキャラクターアニメーション支援しえんプラグイン。AutomatonToolsの後継こうけい
  • unReal Xtreme - 伝統でんとうてきアニメのような質感しつかんせる、セルシェードレンダリングのためのプラグイン。
  • Maestro - キャラクターアニメーション支援しえんプラグイン。
  • IFW Textures/IFW Nodal - プロシージャルテクスチャシェーダーしゅう[32]
  • Liquid Pack - 流体りゅうたいシミュレーションプラグインしゅう。なお、LightWaveバージョン2019以降いこうはOpenVDBベースの流体りゅうたいシミュレーション機能きのうがLightWave本体ほんたい搭載とうさいされた[33]ほか、2024以降いこう小規模しょうきぼ流体りゅうたいシミュレーション機能きのうのFlowも搭載とうさいされた[34]
  • Deep Rising FX - 流体りゅうたいシミュレーションプラグイン。開発かいはつ終了しゅうりょう[35]。LightWave本体ほんたい事情じじょう同上どうじょう
  • RHiggit - リギングおよびアニメーションのためのツールしゅう。LightWave 2024以降いこう搭載とうさいされるようになった[34]
  • OD Tool Set - Origami Digital開発かいはつ雑多ざったなツールしゅう。Substance Painterと連携れんけいするための「LW to Substance Painter」および「PBR Importer」がふくまれていた[36]開発かいはつ終了しゅうりょう[37]。LightWave Pro ToolsとしてLightWave 2023以降いこう搭載とうさいされるようになった[9]
  • TurbulenceFD - ボクセルベースのガスじょう流体りゅうたい力学りきがくもとづいたほのおけむり作成さくせいするためのプラグイン。LightWave Digitalが買収ばいしゅうしてLightWave 2023以降いこう搭載とうさいされるようになった[9]
  • OctaneRender for LightWave - GPUレンダラー。開発かいはつ終了しゅうりょうした[38]のち、LightWave 2023以降いこう内蔵ないぞうされるようになった[39]
  • DP Kit - LightWaveようのノードしゅう

関連かんれんソフトウェア

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  • NevronMotion - NewTekせいのLightWaveけモーションキャプチャソフトウェア。開発かいはつ停止ていしちゅう
  • ChronoSculpt - NewTekせいのLightWaveけショットスカルプトソフトウェア。開発かいはつ停止ていしちゅう

LightWave著名ちょめいユーザー

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関連かんれん項目こうもく

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  • 3次元じげんコンピュータグラフィックス
  • modo (LightWaveの初期しょき開発かいはつスタッフ、LW3Dレイアウト開発かいはつしゃアレン・ヘイスティングとLW3Dモデラー開発かいはつしゃスチュワート・ファーガソン中心ちゅうしん開発かいはつされているソフト)

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ LightWaveのユーザーをぞくライトウェーバー(LightWaver)とぶ。ただし、現在げんざい[いつ?]では完全かんぜん死語しごである[よう出典しゅってん]
  2. ^ HPBは回転かいてんじくしめ言葉ことばで、Hはヘディング、Pはピッチ、Bはバンクをしめし、それぞれ、垂直すいちょくじく回転かいてん水平すいへいじく回転かいてん奥行おくゆじく回転かいてんしめす。おも航空機こうくうき用語ようごとしてよくもちいられるヨー・ピッチ・ロールとほぼ同義どうぎである。
  3. ^ BはPの、PはHの子供こどもという親子おやこ関係かんけいにある。その都合つごうたとえばPが90回転かいてんするとHとBの回転かいてんじく同一どういつとなり、ひと回転かいてんじく消失しょうしつし、自由じゆう回転かいてん不能ふのうになる。
  4. ^ モデラーじょうでのボーン作成さくせい機能きのう
  5. ^ 移動いどう回転かいてん拡大かくだい縮小しゅくしょうのXYZ、HPBのキーフレーム分離ぶんり
  6. ^ ファーレンダリングプラグインであるサスカッチの機能きのう限定げんていばん
  7. ^ ボーン座標ざひょうけいを0°にリセットし、ジンバルロックを回避かいひするための機能きのう
  8. ^ キーフレームをトラックじょう操作そうさする機能きのう
  9. ^ 複数ふくすうモーションのわせやならえをおこな機能きのう
  10. ^ しん座標ざひょう、ローカル座標ざひょう、ワールド座標ざひょうえて操作そうさおこなう。アニメーション補完ほかんおや座標ざひょうのみ。
  11. ^ FKをIKのように操作そうさする機能きのう
  12. ^ モデラーやレイアウトじょうのプレビューで透過とうか表示ひょうじや、GLSL表示ひょうじがサポートされた。OpenGL 2.0対応たいおうのグラフィックスカードでピクセル単位たんいライティングなどが可能かのうとなる。
  13. ^ タイムスライダーじょうでキーフレーム編集へんしゅう
  14. ^ 5角形かくがた以上いじょうのポリゴンとエッジ対応たいおうのサブパッチ。
  15. ^ オブジェクトの高速こうそくなクローン体制たいせい機能きのう
  16. ^ GoZはPixologicしゃによって開発かいはつされた、LightWaveとZBrushあいだでデータを円滑えんかつにやりりするための機能きのう。LightWaveで作成さくせいされたモデルデータをZBrushへおくり、ZBrushがわでスカルプティングやテクスチャ処理しょりおこない、テクスチャとノーマルマップの設定せっていほどこしたまま、そのデータを自動的じどうてきにLightWaveへとおくかえしたのち、LightWaveでレンダリングする、といった一連いちれんのフローを可能かのうにしてくれる。
  17. ^ ドングルアクティベート
  18. ^ モデラーにて、様々さまざまなリギングのプリセットがどうこりされた、システムとのたか互換ごかんせいほこあたらしいリグシステム
  19. ^ 「メッシュの配置はいち」ツールは、背景はいけいレイヤーにあるオブジェクトを、前景ぜんけいレイヤーのメッシュへとスナッピングをきかせながらインタラクティブに追加ついかする。この「メッシュ配置はいち」ツールを利用りようすることで、動物どうぶつにトゲをくわえる、ロボットのうでにボルトを配置はいちする、などといったメッシュサーフェイスじょうのオブジェクトを正確せいかく追加ついかすることが可能かのうになる。

出典しゅってん

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  1. ^ 2017ねんまえ業界ぎょうかい標準ひょうじゅんのスペックを見定みさだめるCGプロダクション制作せいさく環境かんきょう一斉いっせい調査ちょうさ CGWorld 2017ねん1がつ10日とおか
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  15. ^ LightWave 10 FAQ ディストーム
  16. ^ Rob Powers on LightWave’s new three-year roadmap CG Channel 2011ねん6がつ23にち
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外部がいぶリンク

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